JP2016118167A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる内燃機関の燃料供給装置を提供すること。【解決手段】内燃機関の燃料供給装置に、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20と、燃料吸入経路9とを接続する第1接続経路を設ける。また、内燃機関の燃料供給装置に、上記第1接続経路を通過する燃料の流れのうちで上記経路20から燃料吸入経路9への燃料の流れのみを可能とする逆止弁40を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃料供給装置に関する。
従来、内燃機関の燃料供給装置としては、特開2010−156228号公報に記載されているものがある。この内燃機関の燃料供給装置は、燃料タンクと、低圧ポンプと、高圧ポンプと、コモンレールと、複数のインジェクタと、低圧通路と、高圧通路とを備える。上記低圧通路は、低圧ポンプと、高圧ポンプとを接続する一方、高圧通路は、高圧ポンプと、コモンレールとを接続している。
上記低圧ポンプは、燃料タンク内に取り付けられている。上記低圧ポンプは、燃料タンクから燃料を汲み上げる役割を果たしている。上記低圧ポンプが汲み上げた燃料は、低圧通路内を低圧ポンプ側から高圧ポンプ側に流動するようになっている。上記高圧ポンプは、低圧通路から流動してきた燃料の圧力を高圧化した後、高圧通路に吐出するようになっている。上記コモンレールは、高圧化された燃料を高圧通路を介して受けるようになっている。上記各インジェクタは、コモンレールから供給された高圧の燃料を、燃焼室に噴射するようになっている。
特開2010−156228号公報
上記発明者は、図10に燃料の大まかな流れを示す参考例の内燃機関の燃料供給装置において、次に示す課題が生じることを見出した。以下、図10を用いて参考例の燃料供給装置における燃料の流れを説明した後、その燃料供給装置の課題について説明する。尚、図10に示す参考例の燃料供給装置は、本願の課題を説明するために用意されたものであり、本願発明の従来例ではない。図10に示す参考例の燃料供給装置は、本願発明の特許性を否定するのに使用できないものである。
図10に示すように、参考例の燃料供給装置は、燃料タンク601と、プレフィルタ602と、電磁フィードポンプ603と、メインフィルタ604と、サプライポンプ605と、コモンレール606と、複数のインジェクタ607と、図10に実線矢印で示す燃料吸入経路608と、図10に点線矢印で示す燃料高圧経路609と、図10に一点鎖線矢印で示す燃料リターン経路610とを備える。
図10に示すように、燃料は、燃料吸入経路608を通過することにより、燃料タンク601から、プレフィルタ602、電磁フィードポンプ603、メインフィルタ604を通過して、サプライポンプ605に送られるようになっている。
上記サプライポンプ605は、燃料吸入経路608によって送られた燃料を昇圧するようになっている。高圧に昇圧された燃料は、燃料高圧経路609を通過することにより、サプライポンプ605から、コモンレール606、各インジェクタ607を通過して、各インジェクタ607から図示しない燃焼室に噴射されるようになっている。
また、上記サプライポンプ605、コモンレール606および各インジェクタ607の夫々から、燃料の一部を、燃料リターン経路610を介して燃料タンク601に戻している。図10に示すように、サプライポンプ605からの戻り燃料を案内する経路620と、コモンレール606からの戻り燃料を案内する経路621と、複数のインジェクタ607からの戻り燃料を案内する経路622とは、メインフィルタ604の上部で統合されて一の経路624となっている。
上記一の経路624の統合側とは反対側の端部は、燃料タンク601に接続されている。図11は、図10に示す構造を簡略化した概略構成図である。図11に示すように、メインフィルタ604を通過した燃料の一部は、エア抜き用のオリフィス615を通過して燃料リターン経路610に到達するようになっている。上記メインフィルタ604を通過した燃料の一部を、エア抜き用のオリフィス615を介して燃料リターン経路610に導く経路623は、燃料リターン経路610の一部を構成している。上記経路620と、経路621と、経路622と、経路623と、経路624とで、燃料リターン経路610を構成している。
図12は、参考例の燃料供給装置の課題を説明するための図である。
本願発明者は、サプライポンプ605から燃料タンク601に向かう燃料の戻り経路620が存在する場合、その戻り経路620で、燃料の圧力の脈動ピーク値(この明細書では、ピーク値を最も高い値として定義する)が、想定の脈動ピーク値よりも大きくなる可能性があることを見出した。尚、本願発明者は、この現象は、サプライポンプから戻り経路620に吐出された燃料が、戻り経路620の細さや長さに起因して、戻り経路620内を円滑に流動せず、一部の燃料が戻り経路620内を反射(逆流)する等して発生するのではと考えている。また、他の要因としては、戻り経路620が、他の戻り経路621,622と統合していることにより、燃料の一部が反射し易くなっているのではと、考えている。
一方、上記サプライポンプ605からの戻り経路620には、燃料高圧経路609を流動する燃料よりも低い圧力の燃料が流動する。このことから、サプライポンプ605からの戻り経路620のオイルシールの性能を、燃料高圧経路609のオイルシールの性能よりも低く設定していることが多い。したがって、上記想定外の圧力の脈動ピークが発生した場合、燃料が戻り経路620のオイルシール等から漏れる可能性がないとは言えない。
そこで、本発明の課題は、燃料ポンプ(サプライポンプ)から燃料タンクに燃料の一部を戻すポンプ燃料リターン経路において、ポンプ燃料リターン経路におけるコモンレール燃料リターン経路との接続箇所と、燃料タンクとの間に位置する接続前経路部分の圧力の脈動のピーク値を低減できて、上記接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる内燃機関の燃料供給装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の内燃機関の燃料供給装置は、
燃料タンクと、
上記燃料タンクから燃料吸入経路を介して供給された燃料を昇圧するための燃料ポンプと、
上記燃料ポンプで昇圧された燃料が供給されるコモンレールと、
上記燃料ポンプから上記燃料タンクに上記燃料の一部を戻すポンプ燃料リターン経路と、
上記コモンレールと、上記ポンプ燃料リターン経路とを連通するコモンレール燃料リターン経路と、
上記ポンプ燃料リターン経路において、上記ポンプ燃料リターン経路における上記コモンレール燃料リターン経路との接続箇所と、上記燃料タンクとの間に位置する接続前経路部分の上記燃料の圧力を減衰可能な圧力減衰機構と
を備えることを特徴としている。
尚、上記圧力減衰機構は、内燃機関の稼働時に常時、燃料の圧力を減衰しなくても良い。例えば、上記圧力減衰機構は、上記接続前経路部分を流れる燃料が生成可能な圧力の範囲のうちの一部の高圧領域のみで圧力を減衰しても良い。上記圧力減衰機構は、接続前経路部分を流れる燃料が生成可能な圧力の範囲の一部の低圧領域で圧力を減衰しなくても良い。上記圧力減衰機構の減衰機能は、接続前経路部分の圧力が、所定または予め定められた値以上の圧力に到達しない場合に全く働かなくても良く、上記圧力減衰機構を、安全装置として機能させても良い。
本発明によれば、ポンプ燃料リターン経路の接続前経路部分に発生する脈動の圧力のピーク値(最も高い値)を圧力減衰機構で低減できる。したがって、上記接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、一実施形態では、
上記圧力減衰機構は、
上記接続前経路部分と、上記燃料吸入経路とを接続する第1接続経路と、
上記第1接続経路を通過する上記燃料の流れのうちで上記接続前経路部分から上記燃料吸入経路への上記燃料の流動のみを可能とする逆止弁と
を含む。
上記実施形態によれば、接続前経路部分の圧力が所定以上の圧力となった場合に逆止弁を開くことができて、その場合に接続前経路部分内の一部の燃料を燃料吸入経路へ流動させることができる。したがって、接続前経路部分の圧力が想定以上(予め定められた以上)の圧力となった場合に、その想定以上の圧力を迅速かつ確実に想定内の圧力まで低減できる。したがって、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記実施形態によれば、圧力減衰機構が逆止弁を含むので、接続前経路部分内の圧力が、持続的に所定以上の圧力となることを確実に防止できて、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を確実に排除できる。
また、一実施形態では、
上記圧力減衰機構は、
上記接続前経路部分に連通するボール収容室と、
上記ボール収容室に配置されたエア入りボールと
を含む。
上記実施形態によれば、接続前経路部分の圧力が所定以上の圧力となった場合に燃料にエア入りボールを圧縮させる仕事をさせることができる。したがって、その場合に、接続前経路部分内の燃料のエネルギーを減少させることができて、その結果、接続前経路部分内の燃料の圧力を低減できる。したがって、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記実施形態によれば、圧力減衰機構を、接続前経路部分にボール収容室を連通させて、そのボール収容室にエア入りボールを収容するだけで構築できて、圧力減衰機構を、簡易に構築できる。したがって、安価に接続前経路部分内のピーク圧力を低減できる。
また、一実施形態では、
上記圧力減衰機構は、
上記接続前経路の第1箇所と、上記接続前経路の第2箇所とを接続するバイパス経路と、
上記燃料が上記バイパス経路内を上記燃料ポンプ側から上記燃料タンク側のみに流動することを可能とするボール弁とを含む。
上記実施形態によれば、接続前経路部分の圧力が所定以上の圧力となった場合にボール弁を開くことができて、その場合に接続前経路部分内の一部の燃料をバイパス経路へ流動させることができる。したがって、接続前経路部分の圧力が想定以上(予め定められた以上)の圧力になった場合に、その想定以上の圧力を迅速かつ確実に想定内の圧力まで低減できる。したがって、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記実施形態によれば、圧力減衰機構がボール弁を含むので、接続前経路部分内の圧力が、持続的に所定以上の圧力となることを確実に防止できて、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を確実に排除できる。
また、一実施形態では、
上記圧力減衰機構は、上記接続前経路内に配置された羽根車を含む。
上記実施形態によれば、上記接続前経路内に配置された羽根車で、接続前経路内での燃料の圧力の反射波(逆流波)と、接続前経路内を順方向に進んでいる燃料の圧力の波とを互いに弱めることができる。したがって、接続前経路内の脈動を抑制でき、その結果、接続前経路内のピーク圧も低減できる。
また、一実施形態では、
上記圧力減衰機構は、
上記接続前経路部分と、上記燃料タンクとを接続する第2接続経路と、
上記第2接続経路を通過する上記燃料の流れのうちで上記接続前経路から上記燃料タンクへの上記燃料の流れのみを可能とするボール弁と
を含む。
上記実施形態によれば、接続前経路部分の圧力が所定以上の圧力となった場合にボール弁を開くことができて、その場合に接続前経路部分内の一部の燃料を第2接続経路へ流動させることができる。したがって、接続前経路部分の圧力が想定以上(予め定められた以上)の圧力となった場合に、その想定以上の圧力を迅速かつ確実に想定内の圧力まで低減できる。したがって、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記実施形態によれば、圧力減衰機構がボール弁を含むので、接続前経路部分内の圧力が、持続的に所定以上の圧力となることを確実に防止できて、接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を確実に排除できる。
本発明の内燃機関の燃料供給装置によれば、燃料ポンプ(サプライポンプ)から燃料タンクに燃料の一部を戻すポンプ燃料リターン経路において、ポンプ燃料リターン経路におけるコモンレール燃料リターン経路との接続箇所と、燃料タンクとの間に位置する接続前経路部分の圧力の脈動のピーク値を低減できて、上記接続前経路部分からの燃料漏れの可能性を低減できる。
本発明の第1実施形態の内燃機関の燃料供給装置を示す模式図である。 上記第1実施形態の燃料供給装置を、図1とは異なる態様で表す模式図である。 上記第1実施形態の燃料供給装置のピーク圧力減衰構造の詳細な構造を示す模式図である。 本発明の第2実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図2に対応する模式図である。 上記第2実施形態の燃料供給装置のピーク圧力減衰構造を詳細に示す模式図である。 本発明の第3実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図5に対応する図である。 本発明の第4実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図5に対応する図である。 本発明の第5実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図4に対応する図である。 上記第5実施形態の燃料供給装置のピーク圧力減衰構造を詳細に示す模式図である。 参考例の内燃機関の燃料供給装置を示す模式図である。 図10に示す構造を簡略化した概略構成図である。 参考例の燃料供給装置の課題を説明するための図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の内燃機関の燃料供給装置を示す模式図である。
図1に示すように、この燃料供給装置は、燃料タンク1と、プレフィルタ2と、フィードポンプ3と、メインフィルタ4と、燃料ポンプとしてのサプライポンプ5と、コモンレール6と、複数のインジェクタ7と、燃料クーラ8とを備える。また、この燃料供給装置は、図1に実線の矢印で示す燃料吸入経路9と、図1に点線で示す燃料高圧経路10と、図1に一点鎖線で示す燃料リターン経路11とを備える。
図1に示すように、燃料タンク1に収容されている燃料を、燃料吸入経路9を通過させて、プレフィルタ2、フィードポンプ3およびメインフィルタ4を経由させて、サプライポンプ5に到達させるようになっている。
上記プレフィルタ2は、水と油の比重の違いを用いて、主に、水と油とを分離して、油を抽出する役割を果たしている。上記フィードポンプ603は、プレフィルタ2側の燃料を、メインフィルタ4側に押し出す推進力を生成している。また、上記メインフィルタ4は、プレフィルタ2によって主に水が除去された燃料を濾過して、その燃料から異物を取り除いている。上記プレフィルタ2およびメインフィルタ4は、清浄な燃料を作り出す役割を担っている。
上記サプライポンプ5は、サプライポンプ5に到達した燃料を昇圧した後、その昇圧した燃料を燃料高圧経路10に吐出するようになっている。上記サプライポンプ5から吐出された燃料は、燃料高圧経路10を通過して、コモンレール6および各インジェクタ7を経由するようになっている。上記コモンレール6は、サプライポンプ5で昇圧された高圧の燃料を蓄え、適量の高圧燃料を各インジェクタ7に均一に付与するために設けられている。また、上記各インジェクタ7は、燃料を燃焼室に噴射するようになっている。
上記燃料リターン経路11は、燃料の一部を各種機器4,5,6,7から燃料タンク1の方へ流動させるために設けられている。上記燃料リターン経路11は、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20と、コモンレール6からの戻り燃料を案内する経路21と、複数のインジェクタ7からの戻り燃料を案内する経路22と、燃料タンク接続経路24とを有する。
図1に示すように、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20と、コモンレール6からの戻り燃料を案内する経路21と、複数のインジェクタ607からの戻り燃料を案内する経路22とは、メインフィルタ4の上部で一の燃料タンク接続経路24に統合されている。また、上記メインフィルタ4を通過した燃料の一部が、メインフィルタ4の上部に配置されたエア抜き用のオリフィス15を通過して燃料リターン経路11に到達するようになっている。上記メインフィルタ4を通過した燃料の一部を、エア抜き用のオリフィス15を介して燃料リターン経路11に導く経路23は、燃料リターン経路11の一部を構成している。このメインフィルタ4の上部の経路の統合構造およびオリフィス15の配置は、図10で説明した構造と同一である。
上記経路20と、経路21と、経路22と、経路23と、タンク接続経路24とで、燃料リターン経路11を構成している。上記サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20は、接続前経路部分を構成し、その経路20およびタンク接続経路23も、ポンプ燃料リターン経路を構成している。また、上記コモンレール6からの戻り燃料を案内する経路21は、コモンレール燃料リターン経路を構成している。
上記燃料クーラ8は、タンク接続経路23を流動する燃料を冷却している。上記燃料クーラ8は、コモンレール6で加圧されて高温となった燃料が、そのまま燃料タンク1に到達するのを防止し、燃料タンク1の温度を適正な温度とするために設けられている。
図1に示すように、この燃料供給装置は、逆止弁40を備える。図1に示すように、この逆止弁40は、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20の圧力が所定以上の圧力となった場合のみに開いて、上記経路20内の燃料の一部を、燃料吸入経路9に放出するために設けられている。このようにして、上記経路20内の圧力が持続して所定以上の圧力とならないようにしている。
図2は、上記燃料供給装置を、図1とは異なる態様で表す模式図である。尚、図2においては、図1に示した一部の構成2,3,8の図示を省略している。
図2に示すように、この燃料供給装置は、圧力減衰機構を構成するピーク圧力減衰構造60を備える。図2に示すように、上記ピーク圧力減衰構造60は、経路20と、燃料吸入経路9とに重なっている。このピーク圧力減衰構造60は、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20の圧力の脈動のピーク圧が、所定の圧力a[kpa]以上となった場合に動作するようになっている。このaの値としては、例えば、150以上250以下の値を採用でき、その内でも特に200を好適に採用できる。しかしながら、上記aの値は、燃料供給装置の仕様に基づいて如何なる値にも変えられることができる。
図3は、上記ピーク圧力減衰構造60の詳細な構造を示す模式図である。
図3に示すように、ピーク圧力減衰構造60は、第1接続経路70と、上記逆止弁40とを備える。上記第1接続経路70の一端部は、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20に接続し、第1接続経路70の他端部は、燃料吸入経路9に接続している。上記第1接続経路70は、上記経路20を、燃料吸入経路9に接続している。
上記逆止弁40は、ボール弁からなる。この逆止弁40は、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20の圧力が所定の圧力a[kpa]以上の圧力となった場合のみに開いて、上記経路20内の燃料の一部を、図3に矢印Aで示す方向に流動させて、燃料吸入経路9に放出するようになっている。上記逆止弁40は、戻り燃料を案内する経路20内の圧力が、所定の圧力a[kpa]より小さい圧力となっている場合には、閉じた状態になっている。この場合には、経路20内の燃料が、燃料吸入経路9内に流動できず、また、燃料吸入経路9内の燃料も、経路20内に流動できないようになっている。このようにして、上記経路20内の圧力が持続して所定の圧力a[kpa]以上の圧力とならないようにしている。
上記第1実施形態の燃料供給装置によれば、ピーク圧力減衰構造60でサプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20に発生する脈動の圧力のピーク値(最も高い値)を低減できる。したがって、上記経路20からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記第1実施形態の燃料供給装置によれば、ピーク圧力減衰構造60が逆止弁40を含むので、上記経路20内の圧力が、持続的に所定の圧力a[kpa]以上の圧力となることを確実に防止できて、上記経路20内の圧力が、持続的に予め定めた閾値以上の圧力になることを確実に防止できる。したがって、上記経路20からの燃料漏れの可能性を低減できる。
図4は、本発明の第2実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図2に対応する模式図である。尚、第2実施形態では、第1実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。また、第2実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果については説明を省略し、第1実施形態と異なる構成および作用効果のみ説明を行う。
図4に示すように、第2実施形態の燃料供給装置では、第1実施形態の燃料供給装置と異なり、圧力減衰機構を構成するピーク圧力減衰構造160が、燃料吸入経路9に間隔をおいて配置され、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20のみに接続されている。第2実施形態の燃料供給装置は、第1実施形態の燃料供給装置とこの点のみが異なる。
図5は、上記ピーク圧力減衰構造160を詳細に示す模式図である。
図5に示すように、上記ピーク圧力減衰構造160は、上記経路20に連通するボール収容室171と、エア入りボールの一例としてのエア入りシリコンボール172とを備える。上記エア入りシリコンボール172は、ボール収容室171に配置されている。
上記第2実施形態の燃料供給装置によれば、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20の圧力が所定以上の圧力となった場合に、燃料にエア入りシリコンボール172を圧縮させる仕事をさせることができる。したがって、その場合に、上記経路20内の燃料のエネルギーを減少させることができて、その結果、上記経路20内の圧力を低減できる。したがって、上記経路20からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記第2実施形態の燃料供給装置によれば、圧力減衰機構を、上記経路20にボール収容室171を連通させて、そのボール収容室171にエア入りシリコンボール172を収容するだけで構築できて、圧力減衰機構を、簡易に構築できる。したがって、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20内のピーク圧を安価に低減できる。
尚、上記第2実施形態の燃料供給装置では、エア入りボールの素材が、シリコンゴムであったが、この発明では、エア入りボールの素材は、シリコンゴム以外の弾性素材でも良く、例えば、ニトリルゴム、フッ素ゴム、エチレン・プロピレンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム等であっても良い。
図6は、本発明の第3実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図5に対応する図である。第3実施形態の燃料供給装置は、ピーク圧力減衰構造160が、図6に示すピーク圧力減衰構造260に変わった点のみが、第2実施形態の燃料供給装置と異なる。すなわち、図4において、ピーク圧力減衰構造160を、ピーク圧力減衰構造260に置き換えれば、第3実施形態の燃料供給装置を表す概略構成図を構築できる。尚、第3実施形態では、第1実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。また、第3実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果については説明を省略する。
第3実施形態の燃料供給装置は、第2実施形態の燃料供給装置と同様に、圧力減衰機構を構成するピーク圧力減衰構造260が、燃料吸入経路(図示せず)に間隔をおいて配置され、サプライポンプ(図示せず)からの戻り燃料を案内する経路20のみに接続されている。
図6に示すように、上記ピーク圧力減衰構造260は、バイパス経路271と、ボール弁272とを備える。上記バイパス経路271は、上記経路20の第1箇所280と、上記経路20の第2箇所281とを接続している。また、燃料は、燃料ポンプを構成するサプライポンプ(図示せず)側から燃料タンク(図示せず)側に矢印Bに示す方向に流動するようになっている。
上記ボール弁272は、上記経路20の圧力が所定の圧力以上の圧力となった場合のみに開いて、上記経路20内の燃料の一部を、バイパス経路271内に呼び込んで、バイパス経路271内を、図6に矢印Cで示す方向に流動させるようになっている。
上記経路20内の圧力が、上記所定の圧力よりも小さい場合には、ボール弁272は、閉じており、サプライポンプからの燃料は、バイパス経路271を通過できないようになっている。
上記第3実施形態の燃料供給装置によれば、サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路20の圧力が所定以上の圧力となった場合にボール弁272を開くことができて、その場合に上記経路20内の一部の燃料をバイパス経路271へ流動させることができる。したがって、上記経路20の圧力が想定以上(予め定められた以上)の圧力になった場合に、その想定以上の圧力を迅速かつ確実に想定内の圧力まで低減できる。したがって、上記経路20からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記第3実施形態の燃料供給装置によれば、ピーク圧力減衰構造260が、ボール弁272を含むので、経路20内の圧力が、持続的に所定の圧力以上の圧力となることを確実に防止できて、上記経路20内の圧力が、持続的に予め定めた閾値以上の圧力になることを確実に防止できる。したがって、上記経路20からの燃料漏れの可能性を低減できる。
図7は、本発明の第4実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図5に対応する図である。第4実施形態の燃料供給装置は、ピーク圧力減衰構造160が、図6に示すピーク圧力減衰構造360に変わった点のみが、第2実施形態の燃料供給装置と異なる。すなわち、図4において、ピーク圧力減衰構造160を、ピーク圧力減衰構造360に置き換えれば、第3実施形態の燃料供給装置を表す概略構成図を構築できる。尚、第4実施形態では、第1実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。また、第4実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果については説明を省略する。
第4実施形態の燃料供給装置は、第2実施形態の燃料供給装置と同様に、圧力減衰機構を構成するピーク圧力減衰構造360が、燃料吸入経路(図示せず)に間隔をおいて配置され、燃料ポンプとしてのサプライポンプ(図示せず)からの戻り燃料を案内する経路20のみに接続されている。
図7に示すように、第4実施形態では、サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路20が、室状の容積が大きい部分390を有する。また、上記ピーク圧力減衰構造360は、羽根車380を備え、その羽根車380は、羽根が自在に回動できるように上記容積が大きい部分390に取り付けられている。
図7に示すように、上記羽根車380は、複数の羽根381を有し、その複数の羽根381は、互いに異なる2以上の羽根を有している。上記複数の羽根381は、上記複数の羽根381は、上記経路20内をサプライポンプ側から燃料タンク側に進む燃料の圧力の順波に力を付与すると共に、上記経路20内を燃料タンク側からサプライポンプ側に進む燃料の圧力の反射波に力を付与するようになっている。上記複数の羽根381は、上記圧力の順波と、上記圧力の反射波とが、互いに弱めあう状態で重なるように、各圧力の波の状態を変更するようになっている。
上記第4実施形態の燃料供給装置によれば、サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路20に配置された羽根車380で、上記経路20内での燃料の反射波(逆流波)と、上記経路20内を順方向に進んでいる燃料の波とを互いに弱めることができる。したがって、上記経路20内での圧力の脈動を抑制でき、その結果、上記経路20内のピーク圧も低減できる。
図8は、本発明の第5実施形態の内燃機関の燃料供給装置における図4に対応する図である。
第5実施形態の燃料供給装置は、ピーク圧力減衰構造160が、ピーク圧力減衰構造460に変わった点のみが、第2実施形態と異なる。尚、第5実施形態では、第1実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。また、第5実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果については説明を省略し、第1実施形態と異なる構成および作用効果のみ説明を行う。
図8に示すように、圧力減衰機構としてのピーク圧力減衰構造460は、減衰構造本体461と、タンク直通経路462とを備える。図8に示すように、減衰構造本体461は、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20に接続されている。また、タンク直通経路462は、減衰構造本体461と、燃料タンク1とを接続している。
図9は、ピーク圧力減衰構造460を詳細に示す模式図である。
上記減衰構造本体461は、ボール弁収容室480と、室接続経路481と、ボール弁482とを有し、室接続経路481は、ボール弁収容室480と、上記経路20とを接続している。
図9に示すように、上記ボール弁482は、ボール弁収容室480に収容されている。上記室接続経路481と、ボール弁収容室480と、タンク直通経路462とは、第2接続経路を構成している。上記ボール弁482は、上記第2接続経路を通過する燃料の流れのうちで上記経路20から燃料タンク1への燃料の流れのみを可能としている。上記ボール弁482は、上記経路20の圧力が所定の圧力以上となった場合のみに開いて、経路20内の燃料の一部を、第2接続経路の方に流動させるようになっている。
上記第5実施形態の燃料供給装置によれば、接続前経路部分としての上記経路20の圧力が所定以上の圧力となった場合にボール弁482を引くことができて、その場合に上記経路20内の一部の燃料を上記第2接続経路へ流動させることができる。したがって、上記経路20の圧力が想定以上(予め定められた以上)の圧力となった場合に、その想定以上の圧力を迅速かつ確実に想定内の圧力まで低減できる。したがって、上記経路20からの燃料漏れの可能性を低減できる。
また、上記第5実施形態によれば、圧力減衰機構がボール弁482を含むから、上記経路20内の圧力が、持続的に所定以上の圧力となることを確実に防止できて、上記経路20からの燃料漏れの可能性を確実に排除できる。
尚、上記第1〜5実施形態では、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20と、コモンレール6からの戻り燃料を案内する経路21と、複数のインジェクタ607からの戻り燃料を案内する経路22とを、メインフィルタ4の上部で一の燃料タンク接続経路24に統合した。しかしながら、この発明では、各部位からの戻り燃料を案内する経路を、メインフィルタの上部で統合しなくても良い。また、この発明では、各部位からの戻り燃料を案内する経路を、一箇所で一つの経路に統合しなくても良い。また、上記第1〜第5実施形態では、燃料供給装置が、燃料クーラ8を有したが、この発明では、燃料供給装置は、燃料クーラを有さなくても良い。
また、上記第1,3,5実施形態では、ボール弁40,272,482を用いて、サプライポンプ5からの戻り燃料を案内する経路20のピーク圧力を減圧したが、この発明では、例えば、ポペット式の弁、スイング式の弁、ウエハー式の弁、リフト式の弁、または、フート式の弁等、ボール式の弁以外の弁を用いて、サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路(接続前経路部分)のピーク圧力を減圧しても良い。
また、この発明では、機械式の弁でなくて、電磁弁を使用しても良い。詳しくは、この発明では、サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路(接続前経路部分)の燃料の圧力を測定するための圧力センサと、接続前経路部分の圧力を低減可能な電磁弁とを備え、上記圧力センサからの信号を受けたECU(エンジンコントロールユニット)が、接続前経路部分の圧力が所定以上の圧力であることを判断すると、上記電磁弁を開く信号を電磁弁に出力して、電磁弁を開くように制御しても良い。
また、この発明では、圧力減衰機構は、内燃機関の稼働時に常時、燃料の圧力を減衰しなくても良い。例えば、圧力減衰機構は、接続前経路部分を流れる燃料が生成可能な圧力の範囲のうちの一部の高圧領域のみで圧力を減衰しても良い。また、圧力減衰機構は、接続前経路部分を流れる燃料が生成可能な圧力の範囲の一部の低圧領域で圧力を減衰しなくても良い。また、圧力減衰機構の減衰機能は、接続前経路部分の圧力が、所定または予め定められた値以上の圧力に到達しない場合に全く働かなくても良く、圧力減衰機構を、安全装置として機能させても良い。
また、この発明では、圧力減衰機構が、上記第1〜5実施形態で説明した圧力減衰構造のうちの二以上の圧力減衰構造を有しても良い。このように、この発明では、上記実施形態および変形例で説明した全ての構成のうちの二以上の構成を組み合わせて新たな実施形態を構築しても良い。
1 燃料タンク
4 メインフィルタ
5 サプライポンプ
6 コモンレール
7 インジェクタ
9 燃料吸入経路
10 燃料高圧経路
11 燃料リターン経路
20 サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路(接続前経路部分)
21 コモンレールからの戻り燃料を案内する経路
22 複数のインジェクタからの戻り燃料を案内する経路
23 メインフィルタを通過した燃料の一部を、エア抜き用のオリフィスを介して燃料リターン経路に導く経路
24 タンク接続経路
40 逆止弁
60,160,260,360,460 ピーク圧力減衰構造
70 第1接続経路
171 ボール収容室
172 シリコンボール
271 バイパス経路
272,482 ボール弁
280 サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路の第1箇所
281 サプライポンプからの戻り燃料を案内する経路の第2箇所
380 羽根車
381 羽根車の羽根
461 ピーク圧力減衰構造の減衰構造本体
462 ピーク圧力減衰構造のタンク接続経路
480 ボール弁収容室
481 室接続経路

Claims (6)

  1. 燃料タンクと、
    上記燃料タンクから燃料吸入経路を介して供給された燃料を昇圧するための燃料ポンプと、
    上記燃料ポンプで昇圧された燃料が供給されるコモンレールと、
    上記燃料ポンプから上記燃料タンクに上記燃料の一部を戻すポンプ燃料リターン経路と、
    上記コモンレールと、上記ポンプ燃料リターン経路とを連通するコモンレール燃料リターン経路と、
    上記ポンプ燃料リターン経路において、上記ポンプ燃料リターン経路における上記コモンレール燃料リターン経路との接続箇所と、上記燃料タンクとの間に位置する接続前経路部分の上記燃料の圧力を減衰可能な圧力減衰機構と
    を備えることを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
    上記圧力減衰機構は、
    上記接続前経路部分と、上記燃料吸入経路とを接続する第1接続経路と、
    上記第1接続経路を通過する上記燃料の流れのうちで上記接続前経路部分から上記燃料吸入経路への上記燃料の流れのみを可能とする逆止弁と
    を含むことを特徴とするエンジン。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
    上記圧力減衰機構は、
    上記接続前経路部分に連通するボール収容室と、
    上記ボール収容室に配置されたエア入りボールと
    を含むことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の内燃機関の燃料供給装置において、
    上記圧力減衰機構は、
    上記接続前経路の第1箇所と、上記接続前経路の第2箇所とを接続するバイパス経路と、
    上記燃料が上記バイパス経路内を上記燃料ポンプ側から上記燃料タンク側のみに流動することを可能とするボール弁とを含むことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の内燃機関の燃料供給装置において、
    上記圧力減衰機構は、上記接続前経路内に配置された羽根車を含むことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の内燃機関の燃料供給装置において、
    上記圧力減衰機構は、
    上記接続前経路部分と、上記燃料タンクとを接続する第2接続経路と、
    上記第2接続経路を通過する上記燃料の流れのうちで上記接続前経路から上記燃料タンクへの上記燃料の流れのみを可能とするボール弁と
    を含むことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
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