JP2018040313A - 燃料噴射装置 - Google Patents

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泰雄 岡本
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【課題】エンジンが低回転のうちから排気管内への燃料噴射を可能とすること。【解決手段】燃料噴射装置1は、燃料タンク11の燃料Fをエンジンで駆動される低圧ポンプ12により高圧ポンプ21に供給する低圧流路上に設けられ、低圧ポンプ12から供給された低圧燃料の圧力を制御する逆止弁18aと、低圧流路上の燃料フィルタ13内に設けられ、エア抜き弁部50a及び高圧リリーフ弁部50bを有する二段逆止弁50と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料噴射装置に関する。
従来、燃料噴射装置として、排気管用燃料噴射弁及び気筒用燃料噴射弁を備えたものが知られている(特許文献1)。特許文献1に記載のものは、エンジンで駆動される低圧ポンプから吐出された低圧燃料が排気管用燃料噴射弁により排気管内に噴射される。また、排気管用燃料噴射弁よりも下流において高圧ポンプにより高圧とされた高圧燃料が気筒用燃料噴射弁により気筒内に噴射される。
特開2015−086812号公報
特許文献1に記載のものは、低圧ポンプの下流にリリーフバルブを設け、低圧ポンプを通過した後の燃料の一部を、このリリーフバルブを経由して低圧ポンプより上流側に戻すようにしている。また、低圧ポンプよりも下流に設置された燃料フィルタにエア抜きバルブを設け、燃料フィルタから漏れた燃料を燃料タンクに戻すようにしている。
エア抜きバルブは、燃料に不可避的に混入するエアを抜くためのバルブであり、極めて低い圧力で開弁するように構成されている。そのため、エア抜きバルブは、一般に、低圧燃料の圧力を調節する機能を有していない。
リリーフバルブは、低圧燃料の圧力が異常上昇するのを防止するために設けられている。エンジン回転の増加に伴って低圧ポンプの吐出量及び吐出圧が上昇し、低圧ポンプの下流側の流路を流れる低圧燃料の圧力が所定圧に達すると、リリーフバルブが開弁する。
リリーフバルブが開弁すると、燃料は低圧ポンプより上流側に戻され、再び低圧ポンプから吐出されて低圧ポンプの下流側の流路に供給される。なお、実際には、リリーフバルブが開弁しても、低圧ポンプの下流側の流路における低圧燃料の圧力は一定にはならず、低圧燃料の圧力は、エンジン回転数の増加とともに上昇する。
図1は、従来の燃料噴射装置におけるエンジン回転数と低圧燃料の圧力との関係を模式的に示したものである。図1に示すように、リリーフバルブが開弁した後におけるエンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇の割合ΔP2は、リリーフバルブが閉弁した状態におけるエンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇の割合ΔP1より小さい。
ところで、排気管用燃料噴射弁による排気管内への燃料噴射は、DPF再生等のために行われるものであり、必要とされる最低噴射量が決まっている。また、排気管用燃料噴射弁から排気管内に噴射される燃料の噴射量は、低圧燃料の圧力に依存する。図1では、必要とされる最低噴射量に対応する低圧燃料の圧力の下限をPlowで示している。
ここで、エンジンが比較的低回転の状態から、排気管用燃料噴射弁による排気管内への燃料噴射を行うため、低圧燃料の圧力がPlowに達するまでリリーフバルブが開弁しないようにリリーフ圧をPr1に設定することを考える。この場合、エンジン回転数と低圧燃料の圧力の関係は、図1のA(実線)の関係となる。
リリーフ圧をPlowよりも高いPr1に設定すると、低圧燃料の圧力は、エンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇の割合が大きい状態でPlowに達するため、エンジンが比較的低回転の状態から排気管内への燃料噴射が可能となる。なお、低圧燃料の圧力がPlowに達するときのエンジン回転数をN1とする。
エンジンの回転数が上昇し、N2に達すると、低圧燃料の圧力がPr1となり、リリーフバルブが開弁する。リリーフバルブが開弁すると、エンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇の割合はΔP1からΔP2に変化し、緩やかになるが、その後もエンジン回転数の増加に伴って低圧燃料の圧力は上昇し続ける。そして、エンジンの回転数がN3に達すると、低圧燃料の圧力が燃料フィルタ、排気管用燃料噴射弁等の強度限界に相当する許容上限圧力PMAXを超えてしまう。
そのため、実際には、リリーフバルブのリリーフ圧を高めに設定することはできず、一般的に、リリーフ圧はPlowよりも低いPr2とされる。
リリーフ圧がPr2であると、エンジン回転数と低圧燃料の圧力の関係は、図1のB(一点鎖線)の関係となる。この場合、エンジン回転数がN1より低いN4の時点でリリーフバルブが開弁し、エンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇の割合が緩やかになる。
そのため、低圧燃料の圧力がPlowに達するためには、エンジンの回転数がN1より高いN5にまで増加することを要する。
このように、特許文献1に記載のものでは、リリーフバルブのリリーフ圧を低めに設定せざるを得ず、その結果、エンジンが高回転にならないと排気管内への燃料噴射を行うことができない。また、エンジン始動から低圧燃料の圧力が排気管内への燃料噴射が可能となる圧力に上昇するまでに時間がかかるという課題も有している。
本発明の目的は、エンジンが低回転のうちから排気管内への燃料噴射を可能とすることである。
本発明に係る燃料噴射装置は、燃料タンクの燃料をエンジンで駆動される低圧ポンプにより高圧ポンプに供給する低圧燃料供給経路上に設けられ、低圧ポンプから供給された低圧燃料の圧力を制御する第1の圧力制御弁と、前記低圧燃料供給経路上の燃料フィルタ内に設けられたエア抜き弁と、前記低圧燃料供給経路上に設けられ、前記低圧燃料の圧力を前記第1の圧力制御弁が制御する圧力より高い圧力に制御する第2の圧力制御弁と、を備える。
本発明によれば、エンジンが低回転のうちから排気管内へ燃料を噴射することができる。
従来の燃料噴射装置におけるエンジン回転数と低圧燃料の圧力との関係を示す図 燃料噴射装置を示す図 二段逆止弁の閉弁状態を示す断面図 二段逆止弁のエア抜き状態を示す断面図 二段逆止弁の開弁状態を示す断面図 エンジン回転数と低圧燃料の圧力との関係を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は一例であり、本発明はこの実施の形態により限定されるものではない。
まず、図2を参照して、本実施の形態における燃料噴射装置について説明する。図2に示すように、燃料噴射装置1は、燃料供給部10と、燃料加圧部20とを備えている。
燃料供給部10は、燃料タンク11に貯留した燃料Fを、エンジンにより駆動される低圧ポンプ12により、第1低圧流路L1、燃料フィルタ13、第2低圧流路L2を経由して、高圧ポンプ21に供給する部位である。なお、以下の説明では、燃料供給部10における低圧の燃料を「低圧燃料」という。
低圧ポンプ12から高圧ポンプ21に供給される燃料Fの圧力は比較的低く、例えば1MPa程度である。燃料タンク11と低圧ポンプ12の間には、燃料フィルタ13の交換、ガス欠によるエンスト等で、燃料配管にエアが混入し、燃料吸い上げが困難となった場合に使用するプライミングポンプ14が設けられている。
燃料フィルタ13と高圧ポンプ21の間の第2低圧流路L2には、高圧ポンプ21へ流入する燃料Fの流量を制御するサクションバルブ15が設けられている。また、低圧ポンプ12を通過する燃料Fの流量を制御すべく、プライミングポンプ14と低圧ポンプ12の間から、燃料Fの一部を低圧ポンプ12を迂回して燃料フィルタ13に供給する流路16が設けられている。なお、流路16には、逆止弁が設けられている。
また、高圧ポンプ21へ供給する燃料Fの流量を制御すべく、サクションバルブ15に流入する直前の燃料Fの一部を低圧ポンプ12の上流側に戻す流路17が設けられている。なお、流路17には、逆止弁が設けられている。
また、第1低圧流路L1には、低圧ポンプ12を通過した燃料Fの一部を、逆止弁18aを経由して低圧ポンプ12の上流側に戻す流路18が設けられている。逆止弁18aは、第1低圧流路L1の圧力の異常上昇を防止するために設けられるリリーフバルブである。また、流路18は、流路17と合流している。
燃料フィルタ13には、二段逆止弁50(詳細は後述する。)を経由してエアとともに排出された燃料Fを燃料タンク11に戻す流路19が設けられている。
燃料加圧部20は、コモンレール式であり、低圧ポンプ12から供給された燃料Fを高圧ポンプ21で加圧し、燃料Fを蓄圧するコモンレール22を経由して、気筒内に設けた燃料噴射弁23に供給する部位である。燃料噴射弁23は、各気筒にそれぞれ設けられる。
高圧ポンプ21で加圧され、コモンレール22に蓄圧される燃料Fの圧力は比較的高く、例えば200MPa程度である。コモンレール22には、コモンレール22に蓄圧した燃料Fの一部を燃料タンク11に戻す流路24が設けられている。
流路24は、燃料噴射弁23からの噴射に使用されなかった燃料Fを燃料タンク11に戻す流路25と合流して、燃料タンク11に接続する流路26に接続されている。流路26には、下流にて、上述の流路19も合流している。
燃料供給部10における、燃料フィルタ13とサクションバルブ15の間の第2低圧流路L2には、エンジンの排気管に燃料Fを噴射する排気管用燃料噴射弁4が設けられている。なお、排気管における排気管用燃料噴射弁4よりも下流には、DOC、DPF、尿素SCR、LNT等から構成される排ガス後処理装置が設けられている。
また、第2低圧流路L2には、排気管用燃料噴射弁4から噴射される燃料Fの圧力を検出する圧力センサ30が設けられている。さらに、燃料噴射装置1は、圧力センサ30によって検出された燃料Fの圧力が入力され、燃料噴射弁23及び排気管用燃料噴射弁4からの燃料Fの噴射を制御する制御装置40を備えている。
次に、本実施の形態における二段逆止弁50の構成について、図3〜図5を参照して詳細に説明する。図3は、二段逆止弁50の閉弁状態を模式的に示す断面図である。図4は、二段逆止弁50のうち、エア抜き弁部50aのみが開いたエア抜き状態を模式的に示す断面図である。図5は、高圧リリーフ弁部50bが開いた開弁状態を模式的に示す断面図である。
二段逆止弁50は、燃料フィルタ13の上部に設けられる。図3に示すように、二段逆止弁50は、ケース51、弁シート52、球53、第1コイルばね54、及び第2コイルばね55を主な構成要素として備える。
ケース51は、筒状部51aと、筒状部51aの上側を覆うように設けられた円板部51bとを備える。円板部51bには、周方向に間隔を空けて複数の孔51cが設けられている。孔51cは、エア抜き弁部50a及び高圧リリーフ弁部50bから排出された燃料Fが流通する流通路である。また、円板部51bには、第2コイルばね55を収容する第2筒状部51dが下側に向けて立設されている。
筒状部51aには、全周に亘って、内周側に向かって突出する突出部51eが設けられている。突出部51eは、弁シート52が着座する弁座を構成している。
突出部51eの内周端近傍には、上側へ向けて、複数の立設部51fが周方向に間隔をあけて立設されている。立設部51fは、弁シート52及び第1コイルばね54をガイドしている。また、立設部51f同士の間は、エア抜き弁部50a及び高圧リリーフ弁部50bから排出された燃料Fが流通する流通路である。
弁シート52は、円板状の部材であり、中心部に、球53が着座する孔部52aが設けられている。孔部52aの径は、球53の径よりも小さい。弁シート52は、上端が円板部51bに当接させられた第1コイルばね54によって下方に付勢されており、突出部51eとともに高圧リリーフ弁部50bを構成する。なお、高圧リリーフ弁部50bとしては、高流量かつ圧力オーバーライド特性が低いものを用いるのが好適である。
球53は、第2筒状部51dに収容された第2コイルばね55により下方に付勢されており、弁シート52とともにエア抜き弁部50aを構成する。
次に、二段逆止弁50の動作について説明する。エンジンが停止しており、低圧ポンプ12が燃料Fを吐出していない場合、エア抜き弁部50a及び高圧リリーフ弁部50bはともに閉弁状態を維持する(図3)。
エア抜き弁部50aは燃料F中に不可避的に混入するエアを排出するためのものであり、第2コイルばね55には弾性定数が極めて小さいものが用いられる。そのため、エンジンが始動し、低圧ポンプ12が燃料Fを吐出し始めると、球53は低圧燃料の圧力によって第2コイルばね55の付勢力に抗して弁シート52の孔部52aから離れる(図4)。
これにより、燃料Fに混入したエアは、少量の燃料Fと一緒に、弁シート52の孔部52aと球53との隙間から排出される。なお、このとき、弁シート52は突出部51eに着座したままである。
高圧リリーフ弁部50bは、逆止弁18a(図2参照。)が開弁するリリーフ圧よりも高圧で開弁するように構成されている。すなわち、エンジン回転数が増加し、低圧燃料の圧力が所定の圧力Pr18に達して逆止弁18aが開弁しても、高圧リリーフ弁部50bは開弁しない。
その後さらにエンジン回転数が増加し、低圧燃料の圧力が高圧リリーフ圧に達すると、高圧リリーフ弁部50bが開弁し、弁シート52と突出部51eとの隙間から燃料Fが排出される。
図6は、本実施の形態におけるエンジン回転数と低圧燃料の圧力との関係を示したものである。なお、図6では、従来技術との比較を容易にするため、図1と同様に、必要とされる最低噴射量に対応する低圧燃料の圧力の下限をPlowとし、その時のエンジン回転数をN1とする。また、逆止弁18aが開弁する圧力をPr1とし、その時のエンジン回転数をN2とする。さらに、許容上限圧力をPMAXとする。
また、逆止弁18aが閉弁状態でのエンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇割合をΔP1とする。また、逆止弁18aが開弁状態かつ高圧リリーフ弁部50bが閉弁状態でのエンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇割合をΔP2とする。さらに、逆止弁18a及び高圧リリーフ弁部50bが開弁状態でのエンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇割合をΔP3とする。
図6に示すように、低圧燃料の圧力がPr1未満では、逆止弁18aは閉弁状態を維持しており、エンジン回転数の増加に対する低圧燃料の圧力の上昇割合はΔP1である。したがって、比較的低いエンジン回転数N1で低圧燃料の圧力がPlowに達し、排気管噴射が可能となる。
その後、さらにエンジン回転数が増加し、N2に達すると、低圧燃料の圧力がPr1になることに伴い、逆止弁18aが開く。そして、それ以降、低圧燃料の圧力は、エンジン回転数の増加に伴い、ΔP1より小さいΔP2の割合で上昇する。
上述のとおり、本実施形態では、燃料フィルタ13に二段逆止弁50を設けている。そのため、エンジン回転数がさらに増加し、N6に達すると、低圧燃料の圧力がPr3になることに伴い、高圧リリーフ弁部50bが開く。
高圧リリーフ弁部50bが開弁すると、図6に示すように、エンジン回転数がさらに増加しても、低圧燃料の圧力はほとんど増加せず、エンジンが高回転になっても低圧燃料の圧力が許容上限圧力PMAXを上回ることはない。
以上説明したように、本実施の形態では、燃料フィルタ13に、エア抜き弁部50aと、逆止弁18aのリリーフ圧よりも高い圧力で開弁する高圧リリーフ弁部50bとからなる二段逆止弁50を設けた。
したがって、逆止弁18aのリリーフ圧を、必要な噴射量が確保できる圧力の下限であるPlowより高い値に設定しても、エンジン高回転域で低圧燃料の圧力が回路の許容上限圧力PMAXを上回ることがない。そのため、エンジンが低回転のうちから排気管内への燃料噴射を可能とすることが可能となる。
特に、本実施の形態では、高圧リリーフ弁部50bにおける弁部材である弁シート52を、エア抜き弁部50aにおける弁座部材としたので、二段逆止弁50の構造を極めて単純なものとすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
上記実施の形態では、高圧リリーフ弁部とエア抜き弁部とで二段逆止弁を構成したが、これに限定されない。高圧リリーフ弁部は、燃料フィルタ内のエア抜き弁部とは別の箇所に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、高圧リリーフ弁部をエア抜き弁部と直列に設けたが、これに限定されない。高圧リリーフ弁部は、エア抜き弁部と並列に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、高圧リリーフ弁部を燃料フィルタ内に設けたが、これに限定されない。高圧リリーフ弁部は、低圧ポンプと燃料フィルタの間の流路等、燃料フィルタとは別の箇所に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、高圧リリーフ弁部を逆止弁としたが、これに限定されない。高圧リリーフ弁部は、スプール弁でもよい。
本発明に係る燃料噴射装置は、DPF再生時の排気管への燃料噴射に好適に用いられる。
1 燃料噴射装置
4 排気管用燃料噴射弁
10 燃料供給部
11 燃料タンク
12 低圧ポンプ
13 燃料フィルタ
14 プライミングポンプ
15 サクションバルブ
16、17、18、19、24、25、26 流路
L1 第1低圧流路
L2 第2低圧流路
F 燃料
20 燃料加圧部
21 高圧ポンプ
22 コモンレール
23 燃料噴射弁
30 圧力センサ
40 制御装置
50 二段逆止弁
50a エア抜き弁部
50b 高圧リリーフ弁部
51 ケース
51a 筒状部
51b 円板部
51c 孔
51d 第2筒状部
51e 突出部
51f 立設部
52 弁シート
52a 孔部
53 球
54 第1コイルばね
55 第2コイルばね

Claims (4)

  1. 燃料タンクの燃料をエンジンで駆動される低圧ポンプにより高圧ポンプに供給する低圧燃料供給経路上に設けられ、低圧ポンプから供給された低圧燃料の圧力を制御する第1の圧力制御弁と、
    前記低圧燃料供給経路上の燃料フィルタ内に設けられたエア抜き弁と、
    前記低圧燃料供給経路上に設けられ、前記低圧燃料の圧力を前記第1の圧力制御弁が制御する圧力より高い圧力に制御する第2の圧力制御弁と、
    を備える燃料噴射装置。
  2. 前記第2の圧力制御弁は、前記燃料フィルタ内に設けられる、
    請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記エア抜き弁は、第1の弁体と、第1の弁座と、前記第1の弁体を前記第1の弁座に向けて付勢する第1の付勢部材とを有し、
    前記第2の圧力制御弁は、前記第1の弁座が設けられた第2の弁体と、第2の弁座と、前記第2の弁体を前記第2の弁座に向けて付勢する第2の付勢部材とを有する、
    請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記第2の圧力制御弁は、前記低圧ポンプと前記燃料フィルタの間に設けられる、
    請求項1に記載の燃料噴射装置。
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