JPH11280603A - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents
高圧燃料供給ポンプInfo
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- JPH11280603A JPH11280603A JP10098117A JP9811798A JPH11280603A JP H11280603 A JPH11280603 A JP H11280603A JP 10098117 A JP10098117 A JP 10098117A JP 9811798 A JP9811798 A JP 9811798A JP H11280603 A JPH11280603 A JP H11280603A
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- fuel
- low
- supply pump
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プランジャ室と低圧通路とを連通するポート
を開閉する外開き式の電磁弁が配設された高圧燃料供給
ポンプにおいて、プランジャ室から低圧配管への逆流を
防止して吸入効率の上昇を図ることを課題とする。 【解決手段】 プランジャ室19と低圧通路31とを連通す
るポート47を開閉する外開き式の電磁弁15が配設されて
いる。低圧燃料供給ポンプ３から低圧配管51、低圧通路
31を通ってプランジャ室19へのみ低圧燃料を送るための
逆流防止弁45が、低圧配管51又は低圧通路31に配設され
ている。
を開閉する外開き式の電磁弁が配設された高圧燃料供給
ポンプにおいて、プランジャ室から低圧配管への逆流を
防止して吸入効率の上昇を図ることを課題とする。 【解決手段】 プランジャ室19と低圧通路31とを連通す
るポート47を開閉する外開き式の電磁弁15が配設されて
いる。低圧燃料供給ポンプ３から低圧配管51、低圧通路
31を通ってプランジャ室19へのみ低圧燃料を送るための
逆流防止弁45が、低圧配管51又は低圧通路31に配設され
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンやガソリンエンジンの内燃機関のコモンレール内に燃
料を加圧して供給するための高圧燃料供給ポンプに関す
る。
ンやガソリンエンジンの内燃機関のコモンレール内に燃
料を加圧して供給するための高圧燃料供給ポンプに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図３〜図５は第１従来技術（カウンタフ
ロー式）を示す。高圧燃料供給ポンプ10のポンプハウジ
ング11の下端部にカム室12が配設され、ポンプハウジン
グ11の上方部にシリンダ13が装着され、シリンダ13の上
端部に電磁弁15が連結されている。ポンプハウジング11
の上端部内面とシリンダ13との間に燃料溜22が形成さ
れ、ポンプハウジング11の上端部に形成された導入管1
4、低圧燃料配管２を介して、燃料溜22が低圧燃料供給
ポンプ３に連通されている。カム室12にはディーゼルエ
ンジンの回転速度の１／２の速度で回転するカム軸16が
挿通されており、カム軸16には略楕円形状のカム17が固
定されている。シリンダ13の摺動孔13ａにプランジャ18
が往復動自在に嵌合され、プランジャ18と摺動孔13ａと
プランジャ上死点側（図３，図４では上側）の端部によ
りプランジャ室19が構成されている。
ロー式）を示す。高圧燃料供給ポンプ10のポンプハウジ
ング11の下端部にカム室12が配設され、ポンプハウジン
グ11の上方部にシリンダ13が装着され、シリンダ13の上
端部に電磁弁15が連結されている。ポンプハウジング11
の上端部内面とシリンダ13との間に燃料溜22が形成さ
れ、ポンプハウジング11の上端部に形成された導入管1
4、低圧燃料配管２を介して、燃料溜22が低圧燃料供給
ポンプ３に連通されている。カム室12にはディーゼルエ
ンジンの回転速度の１／２の速度で回転するカム軸16が
挿通されており、カム軸16には略楕円形状のカム17が固
定されている。シリンダ13の摺動孔13ａにプランジャ18
が往復動自在に嵌合され、プランジャ18と摺動孔13ａと
プランジャ上死点側（図３，図４では上側）の端部によ
りプランジャ室19が構成されている。
【０００３】シリンダ13側部の装着孔に高圧用の逆止弁
23が装着され、逆止弁23は燃料吐出通路21を介してプラ
ンジャ室19に連通されている。逆止弁23の弁体24はリタ
ーンスプリング25により閉方向に付勢され、逆止弁23は
吐出口26及び高圧燃料通路５を介してコモンレール６に
連通されている。プランジャ室19の圧力により弁体24を
開けようとする力が、コモンレール6 内の燃料圧力によ
り弁体24を閉じようとする力とリターンスプリング25の
付勢力との合力より大きいとき、逆止弁23が開かれる。
プランジャ18の下部に弁座27が連結され、弁座27はプラ
ンジャスプリング28によりタペット29に押し付けられて
いる。タペット29の下側にはカムローラ30が回転自在に
配設されており、カムローラ30はプランジャスプリング
28の付勢力によりカム17に圧接されている。カム軸16が
回転すると、カム17の輪郭17ａに沿ってカムローラ30・
弁座27が往復動し、プランジャ18が往復運動する。カム
17の所定回転角に対するプランジャ18の往復動の変位及
び速度は、カム17の輪郭17ａにより決まる。
23が装着され、逆止弁23は燃料吐出通路21を介してプラ
ンジャ室19に連通されている。逆止弁23の弁体24はリタ
ーンスプリング25により閉方向に付勢され、逆止弁23は
吐出口26及び高圧燃料通路５を介してコモンレール６に
連通されている。プランジャ室19の圧力により弁体24を
開けようとする力が、コモンレール6 内の燃料圧力によ
り弁体24を閉じようとする力とリターンスプリング25の
付勢力との合力より大きいとき、逆止弁23が開かれる。
プランジャ18の下部に弁座27が連結され、弁座27はプラ
ンジャスプリング28によりタペット29に押し付けられて
いる。タペット29の下側にはカムローラ30が回転自在に
配設されており、カムローラ30はプランジャスプリング
28の付勢力によりカム17に圧接されている。カム軸16が
回転すると、カム17の輪郭17ａに沿ってカムローラ30・
弁座27が往復動し、プランジャ18が往復運動する。カム
17の所定回転角に対するプランジャ18の往復動の変位及
び速度は、カム17の輪郭17ａにより決まる。
【０００４】図４及び図３に示すように、電磁弁15のソ
レノイド34の下側にアーマチュア36が上下動可能に配置
され、アーマチュア36はリターンスプリング35により下
方へ付勢され、ソレノイド34の磁力によって上方へ吸引
されるように配置されている。アーマチュア36の下側に
は弁棒を介して弁体38が連結され、弁棒はプランジャ室
19の上端のポート47に挿通され、弁体38はシート部（弁
座）37との対向位置に配設されている。燃料溜22は通路
40、ギャラリ39及び低圧通路31を介してポート47に連通
されている。プランジャ18の上昇工程において、電磁弁
15のソレノイド34が所定時期に励磁されると、弁体38が
シート部37に着座して電磁弁15が閉じ、プランジャ18の
加圧が開始され、所定量の燃料が逆止弁23を通って吐出
される。
レノイド34の下側にアーマチュア36が上下動可能に配置
され、アーマチュア36はリターンスプリング35により下
方へ付勢され、ソレノイド34の磁力によって上方へ吸引
されるように配置されている。アーマチュア36の下側に
は弁棒を介して弁体38が連結され、弁棒はプランジャ室
19の上端のポート47に挿通され、弁体38はシート部（弁
座）37との対向位置に配設されている。燃料溜22は通路
40、ギャラリ39及び低圧通路31を介してポート47に連通
されている。プランジャ18の上昇工程において、電磁弁
15のソレノイド34が所定時期に励磁されると、弁体38が
シート部37に着座して電磁弁15が閉じ、プランジャ18の
加圧が開始され、所定量の燃料が逆止弁23を通って吐出
される。
【０００５】図５に示すように、燃料タンク４の燃料
は、低圧燃料供給ポンプ３及び高圧燃料供給ポンプ10に
より加圧されてコモンレール６に送られ、コモンレール
６からディーゼルエンジン１のシリンダ８ａ〜８ｆに対
応するインジェクタ７ａ〜７ｆに供給される。制御部９
は、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ及び入出力部から構成さ
れ、エンジン１及びコモンレール６の燃圧センサ６ａか
ら必要なデータを入力し、高圧燃料供給ポンプ10のソレ
ノイド34及びインジェクタ７ａ〜７ｆに開閉弁信号を出
力する。
は、低圧燃料供給ポンプ３及び高圧燃料供給ポンプ10に
より加圧されてコモンレール６に送られ、コモンレール
６からディーゼルエンジン１のシリンダ８ａ〜８ｆに対
応するインジェクタ７ａ〜７ｆに供給される。制御部９
は、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ及び入出力部から構成さ
れ、エンジン１及びコモンレール６の燃圧センサ６ａか
ら必要なデータを入力し、高圧燃料供給ポンプ10のソレ
ノイド34及びインジェクタ７ａ〜７ｆに開閉弁信号を出
力する。
【０００６】プランジャ18の下降時には、電磁弁15のソ
レノイド34は無通電状態であり、リターンスプリング35
の付勢力により電磁弁15は開かれ（弁体38はシート部37
から離れ）ている。低圧燃料供給ポンプ３からの低圧燃
料は、導入管14、燃料溜22、低圧通路31、ポート47を通
ってプランジャ室19に流入される。また、プランジャ18
の上昇初期には電磁弁15は開いたままであり、プランジ
ャ室19の燃料の一部はポート47、低圧通路31、ギャラリ
39を経て燃料溜22に戻される。ソレノイド34に通電する
と、リターンスプリング35の付勢力よりも大きい吸引力
がアーマチュア36に作用し、電磁弁15は閉じ（弁体38は
シート部37に接触し）、プランジャ室19の燃料圧力が上
昇し、燃料がコモンレール６に圧送される。そして、プ
ランジャ18が上昇時であって、ソレノイド34が励磁され
ず電磁弁15が開いているとき、プランジャ室19内の燃料
はポート47、低圧通路31、ギャラリ39、通路40、燃料溜
22、導入管14、低圧燃料配管２を通ってリターンする。
慣性により、この流れはプランジャ18が上死点に達した
ときも瞬間的に継続している。
レノイド34は無通電状態であり、リターンスプリング35
の付勢力により電磁弁15は開かれ（弁体38はシート部37
から離れ）ている。低圧燃料供給ポンプ３からの低圧燃
料は、導入管14、燃料溜22、低圧通路31、ポート47を通
ってプランジャ室19に流入される。また、プランジャ18
の上昇初期には電磁弁15は開いたままであり、プランジ
ャ室19の燃料の一部はポート47、低圧通路31、ギャラリ
39を経て燃料溜22に戻される。ソレノイド34に通電する
と、リターンスプリング35の付勢力よりも大きい吸引力
がアーマチュア36に作用し、電磁弁15は閉じ（弁体38は
シート部37に接触し）、プランジャ室19の燃料圧力が上
昇し、燃料がコモンレール６に圧送される。そして、プ
ランジャ18が上昇時であって、ソレノイド34が励磁され
ず電磁弁15が開いているとき、プランジャ室19内の燃料
はポート47、低圧通路31、ギャラリ39、通路40、燃料溜
22、導入管14、低圧燃料配管２を通ってリターンする。
慣性により、この流れはプランジャ18が上死点に達した
ときも瞬間的に継続している。
【０００７】図６〜図８は第２従来技術（クロスフロー
式）を示す。第２従来例において、第１従来例と略同様
の高圧燃料供給ポンプ10が用いられており、第１従来例
の高圧燃料供給ポンプ10では図４に示すように低圧通路
31がポート47に連通されているだけなのに対して、第２
従来例の高圧燃料供給ポンプ10では図７に示すように低
圧通路31がポート47に連通され、かつリターン出口通路
52にも連通されている。第２従来技術の説明において、
第１従来例と同一の部分には第１従来例と同一の符号を
付し、高圧燃料供給ポンプ10の第１従来例との共通部分
の図示説明は省略する。
式）を示す。第２従来例において、第１従来例と略同様
の高圧燃料供給ポンプ10が用いられており、第１従来例
の高圧燃料供給ポンプ10では図４に示すように低圧通路
31がポート47に連通されているだけなのに対して、第２
従来例の高圧燃料供給ポンプ10では図７に示すように低
圧通路31がポート47に連通され、かつリターン出口通路
52にも連通されている。第２従来技術の説明において、
第１従来例と同一の部分には第１従来例と同一の符号を
付し、高圧燃料供給ポンプ10の第１従来例との共通部分
の図示説明は省略する。
【０００８】燃料タンク４には低圧燃料供給ポンプ３が
配置され、低圧燃料供給ポンプ３の吐出口は低圧燃料配
管２を介してフィルタ50（樹脂製ケースに収納）の入口
側に連通され、フィルタ50の出口側は低圧配管51を介し
て高圧燃料供給ポンプ10の低圧通路31に連通されてい
る。低圧通路31はシリンダ13の上端部に形成され、弁体
38の入口側の弁棒が挿通された連通路57（中央孔）及び
ポート47に連通されている。連通路57はリターン出口通
路52、プレッシャレギュレータ53、リターン燃料通路54
を介して燃料タンク４に連通されている。プランジャ室
19は燃料吐出通路21、高圧用の逆止弁23、高圧燃料通路
５を介してコモンレール６に連通され、コモンレール６
はインジェクタ７ａ〜７ｄに連通されるとともに、リリ
ーフバルブ55を介してリターン燃料通路54に連通されて
いる。第２従来例のその他の構成は第１従来例と同じで
ある。
配置され、低圧燃料供給ポンプ３の吐出口は低圧燃料配
管２を介してフィルタ50（樹脂製ケースに収納）の入口
側に連通され、フィルタ50の出口側は低圧配管51を介し
て高圧燃料供給ポンプ10の低圧通路31に連通されてい
る。低圧通路31はシリンダ13の上端部に形成され、弁体
38の入口側の弁棒が挿通された連通路57（中央孔）及び
ポート47に連通されている。連通路57はリターン出口通
路52、プレッシャレギュレータ53、リターン燃料通路54
を介して燃料タンク４に連通されている。プランジャ室
19は燃料吐出通路21、高圧用の逆止弁23、高圧燃料通路
５を介してコモンレール６に連通され、コモンレール６
はインジェクタ７ａ〜７ｄに連通されるとともに、リリ
ーフバルブ55を介してリターン燃料通路54に連通されて
いる。第２従来例のその他の構成は第１従来例と同じで
ある。
【０００９】第２従来例の機能について説明する。図８
(a) のプランジャ18が上死点のとき、プランジャ18の上
昇工程が終了して下降工程に移り、プランジャ18は瞬間
的に停止する。プランジャ上死点の直前にソレノイド34
が励磁されていないときは、電磁弁15が開いてプランジ
ャ室19の燃料がポート47、低圧通路31、フィルタ50を通
って燃料タンク４にリターンしており、慣性によりプラ
ンジャ上死点のとき、その流れが瞬間的に継続してい
る。また、プランジャ上死点の直前にソレノイド34が励
磁されているときは、電磁弁15が閉じてプランジャ室19
の燃料が高圧用の逆止弁23、高圧燃料通路５を通ってコ
モンレール６に供給されており、慣性によりプランジャ
上死点のとき、その流れが瞬間的に継続している。な
お、図７，図８の点線はリターン燃料を表す。
(a) のプランジャ18が上死点のとき、プランジャ18の上
昇工程が終了して下降工程に移り、プランジャ18は瞬間
的に停止する。プランジャ上死点の直前にソレノイド34
が励磁されていないときは、電磁弁15が開いてプランジ
ャ室19の燃料がポート47、低圧通路31、フィルタ50を通
って燃料タンク４にリターンしており、慣性によりプラ
ンジャ上死点のとき、その流れが瞬間的に継続してい
る。また、プランジャ上死点の直前にソレノイド34が励
磁されているときは、電磁弁15が閉じてプランジャ室19
の燃料が高圧用の逆止弁23、高圧燃料通路５を通ってコ
モンレール６に供給されており、慣性によりプランジャ
上死点のとき、その流れが瞬間的に継続している。な
お、図７，図８の点線はリターン燃料を表す。
【００１０】図８(b) のプランジャ18が下降（低圧燃料
吸入）工程のとき、ソレノイド34は励磁されないので電
磁弁15は開き、プランジャ室19の圧力は低下し、逆止弁
23及びプレッシャレギュレータ53は閉じている。従っ
て、燃料タンク４内の燃料が低圧燃料供給ポンプ３によ
って吐出され、低圧通路31、ポート47を通ってプランジ
ャ室19に流入する。図８(c) のプランジャ18が下死点の
とき、プランジャ18の下降工程が終了して上昇工程に移
り、プランジャ18は瞬間的に停止するが、慣性により低
圧燃料のプランジャ室19への流入が瞬間的に継続する。
また、プランジャ18の下降が停止するので、行き場を失
った燃料がプレッシャレギュレータ53を開いてリターン
燃料通路54に流れる。
吸入）工程のとき、ソレノイド34は励磁されないので電
磁弁15は開き、プランジャ室19の圧力は低下し、逆止弁
23及びプレッシャレギュレータ53は閉じている。従っ
て、燃料タンク４内の燃料が低圧燃料供給ポンプ３によ
って吐出され、低圧通路31、ポート47を通ってプランジ
ャ室19に流入する。図８(c) のプランジャ18が下死点の
とき、プランジャ18の下降工程が終了して上昇工程に移
り、プランジャ18は瞬間的に停止するが、慣性により低
圧燃料のプランジャ室19への流入が瞬間的に継続する。
また、プランジャ18の下降が停止するので、行き場を失
った燃料がプレッシャレギュレータ53を開いてリターン
燃料通路54に流れる。
【００１１】図８(d) のプランジャ18が上昇工程で、ソ
レノイド34が励磁されず電磁弁15が開いているとき、プ
ランジャ室19の燃料はポート47、低圧通路31を通ってリ
ターン燃料となる。また、高圧用の逆止弁23は閉じ、プ
レッシャレギュレータ53は開き、プランジャ室19の燃料
はプレッシャレギュレータ53、リターン燃料通路54を通
って燃料タンク４にもリターンする。図８(e) のプラン
ジャ18が上昇工程で、ソレノイド34が励磁され電磁弁15
が閉じているとき、プランジャ室19内の燃料は加圧され
高圧用の逆止弁23を開いて高圧燃料通路５を通りコモン
レール６に供給される。
レノイド34が励磁されず電磁弁15が開いているとき、プ
ランジャ室19の燃料はポート47、低圧通路31を通ってリ
ターン燃料となる。また、高圧用の逆止弁23は閉じ、プ
レッシャレギュレータ53は開き、プランジャ室19の燃料
はプレッシャレギュレータ53、リターン燃料通路54を通
って燃料タンク４にもリターンする。図８(e) のプラン
ジャ18が上昇工程で、ソレノイド34が励磁され電磁弁15
が閉じているとき、プランジャ室19内の燃料は加圧され
高圧用の逆止弁23を開いて高圧燃料通路５を通りコモン
レール６に供給される。
【００１２】２つの従来例では、プランジャ18の上昇時
であって、ソレノイド34が励磁されず電磁弁が15開いて
いるとき、プランジャ室19内の燃料は電磁弁15の弁体38
とシート部37との間隙、ポート47、低圧通路31、低圧配
管51，２を通ってリターンする。そして、慣性により、
この流れはプランジャ18が上死点に達したときも瞬間的
に継続している。このように電磁弁15から低圧配管51，
２にリターンされたリターン燃料は、低圧燃料の流れ方
向に対して逆流し、圧力脈動波となる。この圧力脈動波
の影響は高圧燃料供給ポンプ10の回転数が高く、排出さ
れるリターン燃料が多くなるほど著しくなる。６０００
ｒｐｍ以上の高速回転域になると、プランジャ18の上昇
工程時にプランジャ室19からリターンされた燃料が、低
圧配管51，２に逆流し、次のプランジャ18の下降工程時
（高圧燃料供給ポンプの吸入工程時）に燃圧が一時的に
負圧となり、低圧燃料の吸入が遅れ吸入効率の低下を招
く。また、この圧力脈動波により低圧配管51に配設され
たフィルタ50のフィルタエレメントが振動し、フィルタ
50の耐久性が低下する。
であって、ソレノイド34が励磁されず電磁弁が15開いて
いるとき、プランジャ室19内の燃料は電磁弁15の弁体38
とシート部37との間隙、ポート47、低圧通路31、低圧配
管51，２を通ってリターンする。そして、慣性により、
この流れはプランジャ18が上死点に達したときも瞬間的
に継続している。このように電磁弁15から低圧配管51，
２にリターンされたリターン燃料は、低圧燃料の流れ方
向に対して逆流し、圧力脈動波となる。この圧力脈動波
の影響は高圧燃料供給ポンプ10の回転数が高く、排出さ
れるリターン燃料が多くなるほど著しくなる。６０００
ｒｐｍ以上の高速回転域になると、プランジャ18の上昇
工程時にプランジャ室19からリターンされた燃料が、低
圧配管51，２に逆流し、次のプランジャ18の下降工程時
（高圧燃料供給ポンプの吸入工程時）に燃圧が一時的に
負圧となり、低圧燃料の吸入が遅れ吸入効率の低下を招
く。また、この圧力脈動波により低圧配管51に配設され
たフィルタ50のフィルタエレメントが振動し、フィルタ
50の耐久性が低下する。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プランジャ
室のプランジャ上死点側の端部にポートが形成され、こ
のポートを開閉する外開き式の電磁弁が配設され、低圧
燃料が低圧配管、低圧通路、電磁弁を通ってプランジャ
室に導入される構造の高圧燃料供給ポンプにおいて、プ
ランジャ室から低圧配管への逆流を防止して吸入効率の
上昇を図ることを第１の課題とし、低圧配管中のフィル
タの耐久性を向上させることを第２の課題とする。
室のプランジャ上死点側の端部にポートが形成され、こ
のポートを開閉する外開き式の電磁弁が配設され、低圧
燃料が低圧配管、低圧通路、電磁弁を通ってプランジャ
室に導入される構造の高圧燃料供給ポンプにおいて、プ
ランジャ室から低圧配管への逆流を防止して吸入効率の
上昇を図ることを第１の課題とし、低圧配管中のフィル
タの耐久性を向上させることを第２の課題とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダ13の
摺動孔13ａにプランジャ18が往復動自在に嵌合され、シ
リンダ13の摺動孔13ａとプランジャ18の端面とによりプ
ランジャ室19が形成され、プランジャ室19のプランジャ
上死点側の端部にポート47が形成され、このポート47を
開閉する外開き式の電磁弁15が配設され、低圧燃料を導
入するための低圧通路31が前記ポート47に連通され、高
圧用の逆止弁23を通してコモンレール６へ高圧燃料を供
給するための燃料吐出通路21がプランジャ室19に連通さ
れ、プランジャ18による燃料の加圧、電磁弁15の閉弁、
逆止弁23の開弁のときに高圧燃料がコモンレール６に吐
出される高圧燃料供給ポンプ10において、低圧燃料供給
ポンプ３から低圧配管51、低圧通路31を通ってプランジ
ャ室19へのみ低圧燃料を送るための逆流防止弁45が、低
圧配管51又は低圧通路31に配設されたことを第１の構成
とする。本発明は、第１の構成において、低圧通路31に
リターン出口通路52が連通され、リターン出口通路52が
プレッシャレギュレータ53を介してリターン燃料通路54
に連通され、リターン燃料通路54が燃料タンク４に連通
され、プレッシャレギュレータ53の開弁圧力を逆流防止
弁45の開弁圧力よりも高くし、かつ高圧用の逆止弁23の
開弁圧力（コモンレール内の背圧）をプレッシャレギュ
レータ53の開弁圧力よりも高くしたことを第２の構成と
する。本発明は、第１又は第２の構成において、低圧燃
料供給ポンプ３と逆流防止弁45との間にフィルタ50が配
設されたことを第３の構成とする。
摺動孔13ａにプランジャ18が往復動自在に嵌合され、シ
リンダ13の摺動孔13ａとプランジャ18の端面とによりプ
ランジャ室19が形成され、プランジャ室19のプランジャ
上死点側の端部にポート47が形成され、このポート47を
開閉する外開き式の電磁弁15が配設され、低圧燃料を導
入するための低圧通路31が前記ポート47に連通され、高
圧用の逆止弁23を通してコモンレール６へ高圧燃料を供
給するための燃料吐出通路21がプランジャ室19に連通さ
れ、プランジャ18による燃料の加圧、電磁弁15の閉弁、
逆止弁23の開弁のときに高圧燃料がコモンレール６に吐
出される高圧燃料供給ポンプ10において、低圧燃料供給
ポンプ３から低圧配管51、低圧通路31を通ってプランジ
ャ室19へのみ低圧燃料を送るための逆流防止弁45が、低
圧配管51又は低圧通路31に配設されたことを第１の構成
とする。本発明は、第１の構成において、低圧通路31に
リターン出口通路52が連通され、リターン出口通路52が
プレッシャレギュレータ53を介してリターン燃料通路54
に連通され、リターン燃料通路54が燃料タンク４に連通
され、プレッシャレギュレータ53の開弁圧力を逆流防止
弁45の開弁圧力よりも高くし、かつ高圧用の逆止弁23の
開弁圧力（コモンレール内の背圧）をプレッシャレギュ
レータ53の開弁圧力よりも高くしたことを第２の構成と
する。本発明は、第１又は第２の構成において、低圧燃
料供給ポンプ３と逆流防止弁45との間にフィルタ50が配
設されたことを第３の構成とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の高圧燃料供給ポン
プの実施の形態を中心とする燃料制御装置の構成図であ
り、図２は本発明の高圧燃料供給ポンプの実施の形態の
要部Ａの説明図である。本発明の高圧燃料供給ポンプの
実施の形態の要部Ａ以外の部分は図３と同様である。図
１，図２の説明において、図６，図７の従来例に対応す
る部分には図６，図７と同一の符号を付し、その説明は
省略する。
プの実施の形態を中心とする燃料制御装置の構成図であ
り、図２は本発明の高圧燃料供給ポンプの実施の形態の
要部Ａの説明図である。本発明の高圧燃料供給ポンプの
実施の形態の要部Ａ以外の部分は図３と同様である。図
１，図２の説明において、図６，図７の従来例に対応す
る部分には図６，図７と同一の符号を付し、その説明は
省略する。
【００１６】本発明の実施の形態は、図１, 図２に示す
ように、低圧燃料供給ポンプ３から高圧燃料供給ポンプ
10の低圧通路31に至る通路・管路に逆流防止弁45を配設
した点に特徴があり、その他の点は第２従来例と同様で
ある。そして、逆流防止弁45を配設する箇所は、低圧通
路31の中、低圧通路31と低圧配管51との間、又は低圧配
管51の中である。しかし、ポート47・弁体38近くの低圧
通路31に逆流防止弁45を配設し、ポート47と逆流防止弁
45とプレッシャレギュレータ53とを連通する連通路57の
スペース（体積）は小さい方がよい。また、プレッシャ
レギュレータ53の開弁圧力（例えば３Kg／cm2 ）は逆流
防止弁45の開弁圧力（コモンレール内の背圧。例えば
０．５Kg／cm2 ）よりも高くし、連通路57に所定の圧力
が維持されるようにするのがよい。なお、高圧用の逆止
弁23の開弁圧力はプレッシャレギュレータ53の開弁圧力
よりも高くする。高圧用の逆止弁23のスプリング力はプ
レッシャレギュレータ53のスプリング力より小さく設定
されている。
ように、低圧燃料供給ポンプ３から高圧燃料供給ポンプ
10の低圧通路31に至る通路・管路に逆流防止弁45を配設
した点に特徴があり、その他の点は第２従来例と同様で
ある。そして、逆流防止弁45を配設する箇所は、低圧通
路31の中、低圧通路31と低圧配管51との間、又は低圧配
管51の中である。しかし、ポート47・弁体38近くの低圧
通路31に逆流防止弁45を配設し、ポート47と逆流防止弁
45とプレッシャレギュレータ53とを連通する連通路57の
スペース（体積）は小さい方がよい。また、プレッシャ
レギュレータ53の開弁圧力（例えば３Kg／cm2 ）は逆流
防止弁45の開弁圧力（コモンレール内の背圧。例えば
０．５Kg／cm2 ）よりも高くし、連通路57に所定の圧力
が維持されるようにするのがよい。なお、高圧用の逆止
弁23の開弁圧力はプレッシャレギュレータ53の開弁圧力
よりも高くする。高圧用の逆止弁23のスプリング力はプ
レッシャレギュレータ53のスプリング力より小さく設定
されている。
【００１７】プランジャ18が上昇し、ソレノイド34が励
磁されないとき、電磁弁15が開き、プランジャ室19の燃
料は弁体38とシート部37との間隙を通るリターン燃料と
なる。しかし、低圧通路31に逆流防止弁45が配設されて
いると、リターン燃料は低圧通路31に流入できないの
で、リターン燃料の全量がリターン出口通路52からプレ
ッシャレギュレータ53を通過し、リターン燃料通路54を
通って燃料タンク４に戻る。このとき、プレッシャレギ
ュレータ53の開弁圧力は逆流防止弁45の開弁圧力（コモ
ンレール内の背圧）よりも高いため、連通路57には所定
の正圧が維持されている。また、このとき高圧用の逆止
弁23の開弁圧力はプレッシャレギュレータ53の開弁圧力
よりも高いため、高圧用の逆止弁23は閉じ、コモンレー
ル６に燃料が供給されることはない。
磁されないとき、電磁弁15が開き、プランジャ室19の燃
料は弁体38とシート部37との間隙を通るリターン燃料と
なる。しかし、低圧通路31に逆流防止弁45が配設されて
いると、リターン燃料は低圧通路31に流入できないの
で、リターン燃料の全量がリターン出口通路52からプレ
ッシャレギュレータ53を通過し、リターン燃料通路54を
通って燃料タンク４に戻る。このとき、プレッシャレギ
ュレータ53の開弁圧力は逆流防止弁45の開弁圧力（コモ
ンレール内の背圧）よりも高いため、連通路57には所定
の正圧が維持されている。また、このとき高圧用の逆止
弁23の開弁圧力はプレッシャレギュレータ53の開弁圧力
よりも高いため、高圧用の逆止弁23は閉じ、コモンレー
ル６に燃料が供給されることはない。
【００１８】プランジャ18が上昇し、ソレノイド34が励
磁されない工程の次に、プランジャ18が下降し、ソレノ
イド34が励磁されない吸入工程が続く。プランジャ18が
上昇し、ソレノイド34が励磁されない工程のときに連通
路57には所定の正圧が維持されていたので、吸入工程に
なり電磁弁15が開くと低圧燃料が直ちにプランジャ室19
に供給され、このときに燃料の供給が滞ることは生じな
い。本発明の実施の形態のその他の工程は第２従来例と
同様である。
磁されない工程の次に、プランジャ18が下降し、ソレノ
イド34が励磁されない吸入工程が続く。プランジャ18が
上昇し、ソレノイド34が励磁されない工程のときに連通
路57には所定の正圧が維持されていたので、吸入工程に
なり電磁弁15が開くと低圧燃料が直ちにプランジャ室19
に供給され、このときに燃料の供給が滞ることは生じな
い。本発明の実施の形態のその他の工程は第２従来例と
同様である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、プランジャ室のプランジャ上
死点側の端部にポートが形成され、このポートを開閉す
る外開き式の電磁弁が配設され、低圧燃料が低圧配管、
低圧通路、電磁弁を通ってプランジャ室に導入される構
造の高圧燃料供給ポンプにおいて、低圧燃料供給ポンプ
から低圧配管、低圧通路を通ってプランジャ室へのみ低
圧燃料を送るための逆流防止弁が、低圧配管又は低圧通
路に配設されたものである。従って、プランジャ室から
低圧配管への逆流が防止され、そのため従来例のごとき
低圧配管の燃圧が一時的に負圧となることがなく、従来
例のごとき吸入効率の低下がなく、吸入効率が向上す
る。請求項２のものでは、吸入効率の向上が一層確実と
なり、請求項３のものでは低圧配管中のフィルタの耐久
性が向上する。
死点側の端部にポートが形成され、このポートを開閉す
る外開き式の電磁弁が配設され、低圧燃料が低圧配管、
低圧通路、電磁弁を通ってプランジャ室に導入される構
造の高圧燃料供給ポンプにおいて、低圧燃料供給ポンプ
から低圧配管、低圧通路を通ってプランジャ室へのみ低
圧燃料を送るための逆流防止弁が、低圧配管又は低圧通
路に配設されたものである。従って、プランジャ室から
低圧配管への逆流が防止され、そのため従来例のごとき
低圧配管の燃圧が一時的に負圧となることがなく、従来
例のごとき吸入効率の低下がなく、吸入効率が向上す
る。請求項２のものでは、吸入効率の向上が一層確実と
なり、請求項３のものでは低圧配管中のフィルタの耐久
性が向上する。
【図１】本発明の高圧燃料供給ポンプの実施の形態を中
心とする燃料制御装置の構成図である。
心とする燃料制御装置の構成図である。
【図２】本発明の高圧燃料供給ポンプの要部Ａの説明図
である。
である。
【図３】第１従来例の高圧燃料供給ポンプの断面図であ
る。
る。
【図４】図３の要部Ａの説明図である。
【図５】第１従来例の高圧燃料供給ポンプを中心とする
燃料制御装置の構成図である。
燃料制御装置の構成図である。
【図６】第２従来例の高圧燃料供給ポンプを中心とする
燃料制御装置の構成図である。
燃料制御装置の構成図である。
【図７】第２従来例の高圧燃料供給ポンプの要部Ａの説
明図である。
明図である。
【図８】第２従来例の各工程の機能をあらわす説明図で
ある。
ある。
３ 低圧燃料ポンプ ６ コモンレール 13 シリンダ 13ａ シリンダ孔 15 電磁弁 18 プランジャ 19 プランジャ室 21 燃料吐出通路 23 逆止弁 31 低圧通路 45 逆流防止弁 47 ポート 50 フィルタ 51 低圧配管 52 リターン出口通路 53 プレッシャレギュレータ
Claims (3)
- 【請求項１】 シリンダの摺動孔にプランジャが往復動
自在に嵌合され、シリンダの摺動孔とプランジャの端面
とによりプランジャ室が形成され、プランジャ室のプラ
ンジャ上死点側の端部にポートが形成され、このポート
を開閉する外開き式の電磁弁が配設され、低圧燃料を導
入するための低圧通路が前記ポートに連通され、高圧用
の逆止弁を通してコモンレールへ高圧燃料を供給するた
めの燃料吐出通路がプランジャ室に連通され、プランジ
ャによる燃料の加圧、電磁弁の閉弁、逆止弁の開弁のと
きに高圧燃料がコモンレールに吐出される高圧燃料供給
ポンプにおいて、低圧燃料供給ポンプから低圧配管、低
圧通路を通ってプランジャ室へのみ低圧燃料を送るため
の逆流防止弁が、低圧配管又は低圧通路に配設されたこ
とを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項２】 低圧通路にリターン出口通路が連通さ
れ、リターン出口通路がプレッシャレギュレータを介し
てリターン燃料通路に連通され、リターン燃料通路が燃
料タンクに連通され、プレッシャレギュレータの開弁圧
力を逆流防止弁の開弁圧力よりも高くし、かつ高圧用の
逆止弁の開弁圧力（コモンレール内の背圧）をプレッシ
ャレギュレータの開弁圧力よりも高くした請求項１記載
の高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項３】 低圧燃料供給ポンプと逆流防止弁との間
にフィルタが配設された請求項１又は２記載の高圧燃料
供給ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098117A JPH11280603A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 高圧燃料供給ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098117A JPH11280603A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 高圧燃料供給ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280603A true JPH11280603A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14211369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10098117A Pending JPH11280603A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 高圧燃料供給ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280603A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT511504A1 (de) * | 2011-05-18 | 2012-12-15 | Bosch Gmbh Robert | Hochdruckpumpenanordnung zum pumpen von brennkraftstoff aus einem tank in einen hochdruckbehälter |
| JP2015527532A (ja) * | 2012-09-06 | 2015-09-17 | デルファイ・インターナショナル・オペレーションズ・ルクセンブルク・エス・アー・エール・エル | ポンプユニット及びその作動方法 |
| JP2016118167A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | ヤンマー株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10098117A patent/JPH11280603A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT511504A1 (de) * | 2011-05-18 | 2012-12-15 | Bosch Gmbh Robert | Hochdruckpumpenanordnung zum pumpen von brennkraftstoff aus einem tank in einen hochdruckbehälter |
| AT511504B1 (de) * | 2011-05-18 | 2013-11-15 | Bosch Gmbh Robert | Hochdruckpumpenanordnung zum pumpen von brennkraftstoff aus einem tank in einen hochdruckbehälter |
| JP2015527532A (ja) * | 2012-09-06 | 2015-09-17 | デルファイ・インターナショナル・オペレーションズ・ルクセンブルク・エス・アー・エール・エル | ポンプユニット及びその作動方法 |
| US10451047B2 (en) | 2012-09-06 | 2019-10-22 | Delphi Technologies Ip Limited | Pump unit and method of operating the same |
| JP2016118167A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | ヤンマー株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050823 |