JP2016118036A - 水栓装置およびそれを備える浴室ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】意図せず調節操作部が操作されるのを抑止しうる水栓装置およびそれを備える浴室ユニットを提供する。【解決手段】水栓装置18は、水栓本体と、水栓本体を操作する操作装置30と、を備える。操作装置30は、操作装置本体と、水栓本体から吐出される水の流量を調節するための第1流量調節操作部58および第2流量調節操作部66と、水栓本体から吐出される水の温度を調節するための温度調節操作部50と、を含む。各流量調節操作部および筐体70は、各流量調節操作部が筐体70の前端部よりも前方に突出しないよう構成される。【選択図】図4

Description

本発明は、水栓装置およびそれを備える浴室ユニットに関する。
吐出される水の温度や流量を調節できる水栓装置が知られている。従来では、例えば特許文献1に記載されるような水栓装置が知られている。
特開2013−064261号公報
特許文献1に記載されるような水栓装置では、吐出される水の温度や流量を調節する操作を受ける調節操作部が突出しており、ユーザの手に触れやすい位置に設けられている。そのため、不意な動作で意図せず調節操作部が操作されて温度や流量が変化し、ユーザが不快な思いをする場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、意図せず調節操作部が操作されるのを抑止しうる水栓装置およびそれを備える浴室ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の水栓装置は、水栓本体と、水栓本体を操作する操作装置と、を備える。操作装置は、操作装置本体と、水栓本体から吐出される水の温度または流量を調節するための調節操作部と、を含む。調節操作部は操作装置本体の前面側に設けられ、調節操作部および操作装置本体は、調節操作部が操作装置本体の前端部よりも前方に突出しないよう構成される。
この態様によると、調節操作部は奥まった位置に配置されるため、不意の動作により、意図せず調節操作部が操作されるのを抑止できる。
調節操作部および操作装置本体は、調節操作部が操作装置本体の下端部よりも下方に突出しないよう構成されてもよい。この場合、調節操作部はより奥まった位置に配置されるため、不意の動作により、意図せず調節操作部が操作されるのをより抑止できる。
調節操作部は、操作装置本体の外面のうち、隣接する2つの外面の接続部分に配置されてもよい。この場合、前面からの視認性を確保しつつ、下から手を差入れて操作しやすくなる。
本発明の別の態様もまた、水栓装置である。この装置は、水栓本体と、水栓本体を操作する操作装置と、を備える。操作装置は、操作装置本体と、水栓本体から吐出される水の温度または流量を調節するための調節操作部と、を含む。調節操作部は、操作装置本体に設けられる凹部に全体が収容される。
この態様によると、調節操作部は奥まった位置に配置されるため、不意の動作により、意図せず調節操作部が操作されるのを抑止できる。
凹部は、操作装置本体の外面のうちの隣接する2つの外面の接続部分に設けられてもよい。この場合、調節操作部は角部に配置されることになる。そのため、調節操作部を操作しやすい。
操作装置は、水栓本体の吐出状態を切り替えるための吐出操作部をさらに含んでもよい。調節操作部は、吐出操作部の下方に配置されてもよい。この場合、調節操作部が、その吐出操作部に対応する操作部であることが容易に把握できる。
調節操作部は、スライド式またはレバー式であってもよい。この場合、例えば回転式の操作部と比べ、水や石鹸がついた手でも滑りにくく、操作しやすい。
本発明のさらに別の態様は、浴室ユニットである。この浴室ユニットには、上述のいずれかの水栓装置が壁に設置される。この場合、水栓装置を誤操作しにくい、快適な浴室ユニットを提供できる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、意図せず調節操作部が操作されるのを抑止しうる水栓装置およびそれを備える浴室ユニットを提供できる。
実施の形態に係る浴室ユニットを示す斜視図である。 図1の水栓装置の構成を示すブロック図である。 図1の水栓装置を示す斜視図である。 図1の水栓装置を示す正面図である。 図1の水栓装置を示す側面図である。 実施の形態の変形例に係る水栓装置を示す斜視図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態に係る浴室ユニット10を示す斜視図である。浴室ユニット10は、浴槽12と、洗い場14と、壁16と、カウンター17と、水栓装置18と、鏡19と、シャワーフック20と、スライドバー21と、シャワーヘッド22と、シャワーホース24と、カラン(図1では不図示)と、2つの収納棚25と、を備える。
浴槽12は、防水パン(不図示)上に設置される。洗い場14は、浴槽12に隣接して設けられる。壁16は、浴槽12および洗い場14を取り囲む。壁16は、洗い場14を隔てて浴槽12と対向する第1壁16aと、浴槽12および洗い場14を挟んで第1壁16aと対向する第2壁16bと、第1壁16aの一端側と第2壁16bの一端側とに接続される第3壁16cと、第3壁16cと対向する、浴室ドアが設けられる第4壁(不図示)と、を含む。
カウンター17は、第3壁16cの洗い場14側に固定される。カウンター17は、シャンプーボトル、ボディソープボトル、その他の小物などを置くための物置台として機能する。鏡19は、縦長に形成され、カウンター17の上方で第3壁16cに固定される。2つの収納棚25は、ユーザが立ったときに必要な小物を取り出せる高さで第3壁16cに固定される。
水栓装置18は、カウンター17と鏡19との間において第3壁16cに固定される。水栓装置18には、一端側にシャワーヘッド22が設けられたシャワーホース24とカランとが接続され、これらに水(温水または冷水)を吐出する。シャワーフック20は、浴槽12と水栓装置18との間において第3壁16cに固定される。実施の形態では、シャワーフック20は、スライドバー21を介して第3壁16cに固定される。シャワーフック20にはシャワーヘッド22が掛止される。
図2は、水栓装置18の構成を示すブロック図である。水栓装置18は、水栓本体28と、水栓本体28を操作する操作装置30と、を含む。水栓本体28は、給水流路32と、給湯流路34と、湯水混合部36と、第1吐出流路38と、第1流量調節部40と、第1吐出口42と、第2吐出流路44と、第2流量調節部46と、第2吐出口48と、を備える。
給水流路32は、上水道(不図示)に接続され、水(冷水)を湯水混合部36に供給する。給湯流路34は、給湯器(不図示)に接続され、給湯器で温められた水(湯水)を湯水混合部36に供給する。湯水混合部36は、給水流路32と給湯流路34に接続される。湯水混合部36は、給水流路32から供給される水(冷水)と給湯流路34から供給される水(湯水)とを、操作装置30によって設定された比率で混合する。
第1吐出流路38は、一端が湯水混合部36に接続され、他端(第1吐出口42側)がカラン26に接続される。第1流量調節部40は、第1吐出流路38上に設けられ、例えばパイロット弁を含んで構成される。第1流量調節部40は、操作装置30に操作されて、第1吐出流路38を開閉する。また第1流量調節部40は、第1吐出流路38を流れる水の流量を、操作装置30によって設定された流量に調節する。第1吐出流路38が開くと、湯水混合部36で混合された水であって設定された流量の水が第1吐出流路38を流れ、第1吐出口42から吐出する。第1吐出口42から吐出した水は、カラン26から吐出する。第1吐出流路38が閉じると、第1吐出流路38を水が流れなくなり、第1吐出口42からの水の吐出が止まる。
第2吐出流路44は、一端が湯水混合部36に接続され、他端(第2吐出口48側)がシャワーホース24に接続される。第2流量調節部46は第2吐出流路44上に設けられ、例えばパイロット弁を含んで構成される。第2流量調節部46は、操作装置30に操作されて、第2吐出流路44を開閉する。また第2流量調節部46は、第2吐出流路44を流れる水の流量を、操作装置30によって設定された流量になるよう調節する。第2吐出流路44が開くと、湯水混合部36で混合された水であって設定された流量の水が第2吐出流路44を流れ、第2吐出口48から吐出する。第2吐出口48から吐出した水は、シャワーホース24を流れ、シャワーヘッド22から吐出する。第2吐出流路44が閉じると、第2吐出流路44を水が流れなくなり、第2吐出口48からの水の吐出が止まる。
操作装置30は、温度調節操作部50と、温度調節操作伝達部52と、第1吐出操作部54と、第1吐出操作伝達部56と、第1流量調節操作部58と、第1流量調節操作伝達部60と、第2吐出操作部62と、第2吐出操作伝達部64と、第2流量調節操作部66と、第2流量調節操作伝達部68と、を備える。
温度調節操作部50は、ユーザから温度調節の操作を受ける。温度調節操作伝達部52は、温度調節操作部50が受けた操作を機械的に湯水混合部36に伝達する。湯水混合部36は、この操作を受けて動作し、混合される冷水と湯水の比率を変更する。
第1吐出操作部54は、ユーザから、第1吐出口42(ひいてはカラン26)からの吐出開始または吐出終了の操作を受ける。第1吐出操作伝達部56は、第1吐出操作部54が受けた操作を機械的に第1流量調節部40に伝達する。第1流量調節部40は、この操作を受けて動作し、第1吐出流路38を開閉する。
第2吐出操作部62は、ユーザから、第2吐出口48(ひいてはシャワーヘッド22)からの吐出開始または吐出終了の操作を受ける。第2吐出操作伝達部64は、第2吐出操作部62が受けた操作を機械的に第2流量調節部46に伝達する。第2流量調節部46は、この操作を受けて動作し、第2吐出流路44を開閉する。
第1流量調節操作部58は、ユーザから、第1吐出口42(ひいてはカラン26)から吐出されるべき水の流量調節の操作を受ける。第1流量調節操作伝達部60は、第1流量調節操作部58が受けた操作を機械的に第1流量調節部40に伝達する。第1流量調節部40は、この操作を受けて動作し、第1吐出口42から吐出される水の流量が調節される。
第2流量調節操作部66は、ユーザから、第2吐出口48(ひいてはシャワーヘッド22)から吐出されるべき水の流量調節の操作を受ける。第2流量調節操作伝達部68は、その操作を機械的に第2流量調節部46に伝達する。第2流量調節部46は、この操作を受けて動作し、第2吐出口48から吐出される水の流量が調節される。
図3〜5はそれぞれ、水栓装置18を示す斜視図、正面図、側面図である。図5では、温度調節操作部50が設けられる側の側面を示している。
操作装置30は、筐体70をさらに含む。水栓本体28は、実施の形態では、この筐体70内に収容される。筐体70は、前方下側が前方上側よりも後方に引っ込んだ箱状に形成される。前方下側が後ろに引っ込むことによって形成されたスペースには、後述するように、第1流量調節操作部58および第2流量調節操作部66が収容される。
具体的には、操作装置30は、上面70aと、前面70bと、側面70c、70dと、背面70eと、下面70fと、接続面70gとを有する。上面70aは平坦に形成され、カウンター17と同様に、小物などを置くための物置台として機能する。
接続面70gは、前面70bと下面70fとに接続する。接続面70gは、接続前面70hと、接続下面70iと、を含む。接続前面70hは、前面70bよりも下方かつ後方に設けられ、下面70fと接続下面70iとに接続される。接続下面70iは、下面70fよりも上方かつ前方に設けられ、前面70bと接続前面70hとに接続される。この接続面70gによって、筐体70の前面70bと下面70fとの接続部分には、側面視で略逆L字状の凹部78が形成される。凹部78は、側面70cから側面70dまで延在する。
第1吐出操作部54は、筐体70の前面70bに設けられる。第1吐出操作部54は、実施の形態では、押しボタン式の操作部である。そのため、水や石鹸がついた手でも操作しやすい。ユーザによって第1吐出操作部54が押されると、その操作が第1吐出操作伝達部56を介して第1流量調節部40に伝達され、第1吐出流路38が開いて第1吐出口42から水が吐出される。ユーザによって再度第1吐出操作部54が押されると、その操作が第1吐出操作伝達部56を介して第1流量調節部40に伝達され、第1吐出流路38が閉じて第1吐出口42からの水の吐出が止まる。第2吐出操作部62は、筐体70の前面70bに、第1吐出操作部54に隣接して設けられる。第2吐出操作部62は、第1吐出操作部54と同様に構成される。
温度調節操作部50は、筐体70の側面に設けられる。実施の形態では、温度調節操作部50は、筐体70の両側面70c、70dのうち、浴槽12およびシャワーフック20の両方から遠い側(すなわち第1壁16a側)の側面70cに設けられる(図1参照)。温度調節操作部50は、実施の形態では、軸部(不図示)周りに回転させる回転式の操作部である。温度調節操作部50を時計周りまたは反時計回りに回転させると、その操作が温度調節操作伝達部52を介して湯水混合部36に伝達され、混合される冷水と湯水の比率が変化し、湯水混合部36から第1吐出流路38(ひいてはシャワーヘッド22)あるいは第2吐出流路44(ひいてはカラン26)から吐出される水の温度が変化する。実施の形態では、温度調節操作部50を右に回転させると温度が下がり、左に回転させると温度が上がる。
第1流量調節操作部58は、第1吐出操作部54の下方に位置し、かつ、その全体が凹部78に収まるように、接続面70gに設けられる。具体的には、第1流量調節操作部58および筐体70は、第1流量調節操作部58が接続下面70iの前端部70j(前面70bの下端部70k)よりも前方に突出しないよう構成される。なお、第1流量調節操作部58および筐体70は、図5に示されるように、第1流量調節操作部58の全体が、接続下面70iの前端部70j(前面70bの下端部70k)よりも後方に位置するよう構成されてもよい。また、第1流量調節操作部58および筐体70は、第1流量調節操作部58が接続前面70hの下端部70l(下面70fの前端部70m)よりも下方に突出しないよう構成される。なお、第1流量調節操作部58および筐体70は、図5に示されるように、第1流量調節操作部58の全体が接続前面70hの下端部70l(下面70fの前端部70m)よりも上方に位置するよう構成されてもよい。
第1流量調節操作部58は、実施の形態では、直線的(図4では左右方向)にスライドさせて操作するスライド式の操作部である。そのため、例えば回転式の操作部と比べ、水や石鹸がついた手でも滑りにくく、操作しやすい。第1流量調節操作部58を凹部78に沿って右または左にスライドさせると、その操作が第1流量調節操作伝達部60を介して第1流量調節部40に伝達され、第1吐出流路38を流れる水の流量が変化する。実施の形態では、第1流量調節操作部58を右にスライドさせると流量が上がり、第1流量調節操作部58を左にスライドさせると流量が下がるよう構成される。
第2流量調節操作部66は、第2吐出操作部62の下方に位置し、かつ、その全体が凹部78に収まるように、接続面70gに設けられる。第2流量調節操作部66は、第1流量調節操作部58と同様に構成される。
以上説明した実施の形態に係る水栓装置18によると、第1流量調節操作部58および筐体70は、第1流量調節操作部58の全体が凹部78に収まるよう構成される。具体的には、第1流量調節操作部58および筐体70は、第1流量調節操作部58が接続下面70iの前端部70jよりも前方に突出しないよう、また第1流量調節操作部58が接続前面70hの下端部70lよりも下方に突出しないよう、構成される。すなわち、第1流量調節操作部58は、水栓装置18を使用するユーザに対して奥まった位置に設けられる。これにより、不意の動作によってユーザが第1流量調節操作部58に接触して意図せず第1流量調節操作部58が操作されるのを抑止できる。また、接触による怪我等を防止できる。また、水栓装置18全体がすっきりとした印象になる。特に、ユーザが立っているときには第1流量調節操作部58が見えなくなるため、よりすっきりした印象になる。第2流量調節操作部66にも同様のことが言える。
また、実施の形態に係る水栓装置18によると、筐体70の前面70bと下面70fとの接続部分に凹部78が形成され、この凹部に第1流量調節操作部58および第2流量調節操作部66が収まる。すなわち、凹部78は筐体70の角部に設けられ、第1流量調節操作部58および第2流量調節操作部66も角部に設けられる。これにより、不意の動作で各操作部が操作されるのを抑止しつつも、各操作部をいざ操作するときには操作しやすい水栓装置18を実現できる。
また、実施の形態に係る水栓装置18によると、第1流量調節操作部58は第1吐出操作部54の下方に、第2流量調節操作部66は第2吐出操作部62の下方にそれぞれ設けられる。そのため、ユーザは、各流量調節操作部がどの吐出操作部(ひいてはどの吐出口から吐出される水)に対応する操作部であるかを把握しやすい。なお、流量調節操作部は、頻繁に操作される吐出操作部の下方に設けられるものの、上述のように奥まった位置に配置されるため、吐出操作部を操作する際に意図せず流量調節操作部が操作される可能性は低い。
また、実施の形態に係る水栓装置18によると、第1流量調節操作部58および第2流量調節操作部66は、直線的にスライドさせるスライド式の操作部として構成される。そのため、水や石鹸がついた手でも操作しやすい。なお第1流量調節操作部58は、操作しやすい分、不意の動作で触れたときに動きやすい。しかしながら第1流量調節操作部58は、上述のように奥まった位置に配置されるため、不意の動作で意図せず操作される可能性は低い。
また、実施の形態に係る水栓装置18を備える浴室ユニット10によると、第1流量調節操作部58および第2流量調節操作部66は、水栓装置18を使用するユーザやシャワーホース24に対して奥まった位置に設けられる。これにより、ユーザがシャワーホース24が意図せず各流量調節操作部に接触して意図せず各流量調節操作部が操作されるのを抑止できる。
以上、実施の形態に係る水栓装置について説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(変形例1)
実施の形態では、第1流量調節操作部58がスライド式の操作部である場合について説明したが、これに限られない。第1流量調節操作部58は、操作部を直線的あるいは曲線的に移動させる操作部であってもよく、例えばレバー式の操作部であってもよい。
(変形例2)
実施の形態では、温度調節操作部50が回転式の操作部である場合について説明したが、これに限られない。温度調節操作部50は、第1流量調節操作部58や第2流量調節操作部66と同様に、スライド式の操作部やレバー式の操作部であってもよい。図6は、実施の形態の変形例に係る水栓装置を示す斜視図である。本変形例では、温度調節操作部50は、第1流量調節操作部58や第2流量調節操作部66と同様にスライド式の操作部であり、接続面70gに設けられてその全体が凹部78に収容される。この場合、温度調節操作部50は、第1流量調節操作部58や第2流量調節操作部66と同様に、水栓装置18を使用するユーザやシャワーホース24に対して奥まった位置に設けられる。
(変形例3)
実施の形態では、接続面70gおよび第1流量調節操作部58は、第1流量調節操作部58が接続下面70iの前端部70j(前面70bの下端部70k)よりも前方に突出しないよう構成される場合について説明したが、これに限られない。接続面70gおよび第1流量調節操作部58は、第1流量調節操作部58が、少なくとも前端部72(すなわち前面70bの前端部)よりも前方に突出しないよう、または、前端部72よりも後方に位置するよう構成されればよい。
また、実施の形態では、接続面70gおよび第1流量調節操作部58は、第1流量調節操作部58が接続前面70hの下端部70l(下面70fの前端部70m)よりも下方に突出しないよう構成される場合について説明したが、これに限られない。接続面70gおよび第1流量調節操作部58は、少なくとも下端部80(すなわち下面70fの下端部)よりも下方に突出しないよう、または下端部80よりも上方に位置するよう構成されればよい。
接続面70gと第2流量調節操作部66についても同様のことが言える。
(変形例4)
実施の形態では、凹部78が筐体70の前面70bと下面70fの接続部分に設けられる場合について説明したが、これに限られない。凹部78は、筐体70の前面70bと上面70aとの接続部分や、筐体70の上面70aと側面70cとの接続部分や、筐体70の上面70aと側面70dとの接続部分や、その他の隣接する2つの面の接続部分に設けられてもよい。また、凹部78は、接続部分以外、例えば側面70cまたは側面70dの中央部分に設けられてもよい。
(変形例5)
実施の形態では、筐体70が箱状すなわち略四角柱形状である場合について説明したが、これに限られない。筐体70は、略円柱形状(すなわち側面視が略円形状)、略楕円柱形状(すなわち側面視が略楕円形状)、略三角柱や略五角柱などの各種の略角柱形状(すなわち側面視が略多角形状)、その他の形状であってもよい。
(変形例6)
実施の形態では、第1流量調節操作部58が受けた操作を第1流量調節操作伝達部60が第1流量調節部40に機械的に伝達する場合について説明したが、これに限られない。第1流量調節操作伝達部60は、第1流量調節操作部58が受けた操作を第1流量調節部40に電気的に伝達してもよい。この場合、第1流量調節部40は、電磁弁など、電気的駆動弁を含んで構成されてもよい。第2流量調節操作伝達部68、温度調節操作伝達部52、第1吐出操作伝達部56、第2吐出操作伝達部64も同様に、第2流量調節操作部66、温度調節操作部50、第1吐出操作部54、第2吐出操作部62が受けた操作を、電気的に伝達するよう構成されてもよい。
(変形例7)
実施の形態では、水栓本体28が操作装置30の筐体70内に収容される場合について説明したが、これに限られず、水栓本体28は操作装置30の筐体70外に設けられてもよい。また、水栓本体28と操作装置30が一体となっていてもよい。
(変形例8)
実施の形態では、水栓装置18が浴室ユニット10に配置される場合について説明したが、これに限られない。水栓装置18は、キッチン、洗面所、その他に設置されてもよい。
(変形例9)
実施の形態では、水栓装置18は、2つの吐出口を備える場合について説明したが、これに限られない。水栓装置18は、1つ、または、3つ以上の吐出口を備えてもよい。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。例えば請求項に記載の操作装置本体は、実施の形態に記載の各伝達部と筐体70との組み合わせにより実現されてもよい。
10 浴室ユニット、 12 浴槽、 18 水栓装置、 28 水栓本体、 30 操作装置、 50 温度調節操作部、 58 第1流量調節操作部、 66 第2流量調節操作部、 70 筐体、 70b 前面、 70f 下面、 70g 接続面、 70h 接続前面、 70i 接続下面、 72 前端部、 80 下端部。

Claims (8)

  1. 水栓本体と、
    前記水栓本体を操作する操作装置と、を備え、
    前記操作装置は、
    操作装置本体と、
    前記水栓本体から吐出される水の温度または流量を調節するための調節操作部と、を含み、
    前記調節操作部は前記操作装置本体の前面側に設けられ、
    前記調節操作部および前記操作装置本体は、前記調節操作部が前記操作装置本体の前端部よりも前方に突出しないよう構成されることを特徴とする水栓装置。
  2. 前記調節操作部および前記操作装置本体は、前記調節操作部が前記操作装置本体の下端部よりも下方に突出しないよう構成されることを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記調節操作部は、前記操作装置本体の外面のうち、隣接する2つの外面の接続部分に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の水栓装置。
  4. 水栓本体と、
    前記水栓本体を操作する操作装置と、を備え、
    前記操作装置は、
    操作装置本体と、
    前記水栓本体から吐出される水の温度または流量を調節するための調節操作部と、を含み、
    前記調節操作部は、前記操作装置本体に設けられる凹部に全体が収容されることを特徴とする水栓装置。
  5. 前記凹部は、前記操作装置本体の外面のうちの隣接する2つの外面の接続部分に設けられることを特徴とする請求項4に記載の水栓装置。
  6. 前記操作装置は、前記水栓本体の吐出状態を切り替えるための吐出操作部をさらに含み、
    前記調節操作部は、前記吐出操作部の下方に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の水栓装置。
  7. 前記調節操作部は、スライド式またはレバー式であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の水栓装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の水栓装置が壁に設置されることを特徴とする浴室ユニット。
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