JP2016117404A - 開閉ルーフ車の車体構造 - Google Patents

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【課題】サイドウインドとデッキカバーとの間を車両側面に沿って空気を滑らかに流すことができ、外観見栄えを確保すること。【解決手段】ルーフ21、ピラー50、サイドウインド111およびバックウインドの少なくとも一部を車体内に格納する格納区画15と、該格納区画15を開閉可能に覆うデッキカバー71と、ルーフ21の開閉状態に関わらず、サイドウインド111閉時に該サイドウインド111後辺と当接するシール部材60とを有する車両において、デッキカバー71には別体のガーニッシュ91が設けられ、該ガーニッシュ91はサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するよう形成した。【選択図】図4

Description

この発明は、ルーフ、ピラー、サイドウインドおよびバックウインドの少なくとも一部を車体内に格納する格納区画と、該格納区画を開閉可能に覆うデッキカバーと、ルーフの開閉状態に関わらず、上記サイドウインド閉時に該サイドウインド後辺に当接するシール部材とを有する開閉ルーフ車の車体構造に関する。
車両の一形態として、車室の屋根が開放可能な開閉ルーフ車(オープンカー)がある。このような開閉ルーフ車は、電動等により、車室部分上部等を覆うルーフ閉鎖状態と、車室部分上部を画成するルーフ部を折り畳んで車室部分後部等に格納したルーフ開放状態にすることが可能となっている。
このような開閉ルーフ車の中には、特許文献1に例示されるオープンカーのように、例えば、ルーフ開放状態とし、且つサイドウインド閉鎖状とした時、サイドドアのドアガラスの後方に、該ドアガラスの後端縦辺と当接する部材が配置された構造のものが存在する。
特許文献1に開示のオープンカーは、車室の上方と後方を覆う折り畳み可能なルーフ部と、該折り畳んだルーフ部を車室の後方で格納する格納スペース、及び該格納スペースを閉じるデッキカバーとしてのリッド(25)を備えている。
さらに、上記ルーフ部は、前後方向に2分割して折り畳み可能に形成したフロントルーフ部(6)と、車室後方に配置され、透明なリヤガラスを備えたリヤルーフ部(28)とで構成し、フロントルーフ部(6)の後方下端部は、下方に突出した下端突出部(10)を備えている。一方、車両本体のドアガラス後方には、ベルトライン(車両本体上端部)よりも上方へ突出する立設部(9)が固定されている。
そして、フロントルーフ部(6)の下端突出部(10)の下端部と、立設部(9)の上端部とは、車幅方向に延びる回動軸(8)回りに回転可能に枢支連結されている。
上述した構造のオープンカーにおいて、ルーフ部を閉鎖状態から開放状態に変更する際には、リッド(25)を開いた状態とし、適宜、フロントルーフ部(6)を折り畳むなどして格納スペースに格納する。その際、フロントルーフ部(6)は立設部(9)に対して回動軸(8)回りに回転し、後方へ反転した姿勢で格納されるが、立設部(9)は車両本体に固定されているため、ルーフ部を閉鎖状態としたときは勿論、開放状態とした後においても、ベルトライン(車両本体上端部)よりも上方へ突出した形態を保つことになる(特許文献1中の図6参照)。
このような立設部(9)のように、従来技術のオープンカーでは、ルーフ開放状態とし、且つサイドドアのドアガラスが閉鎖した状態であっても、サイドドアのドアガラス後方に、該ドアガラスと当接する部材があるため、ドアガラスの後辺をシールする必要がある。そして、ドアガラスの後辺をシールした場合、ドアガラス後辺にデッキカバーが隣接するため、シール部材がドアガラスの後辺とデッキカバーとの間に介在することになる。
しかしながらドアガラスとデッキカバーとの間で露出するシール部材により車体外表面に段差が生じ、空気の流れが悪化するとともに、外観見栄えも確保できないという課題が生じていた。
国際公開第2005/061253号
そこでこの発明は、サイドウインドとデッキカバーとの間を車両側面に沿って空気を滑らかに流すことができ、外観見栄えを確保することができる開閉ルーフ車の車体構造の提供を目的とする。
この発明は、ルーフ、ピラー、サイドウインドおよびバックウインドの少なくとも一部を車体内に格納する格納区画と、該格納区画を開閉可能に覆うデッキカバーと、ルーフの開閉状態に関わらず、上記サイドウインド閉時に該サイドウインド後辺に当接するシール部材とを有する車両において、上記デッキカバーには別体のガーニッシュが設けられ、該ガーニッシュは上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接するよう形成された開閉ルーフ車の車体構造であることを特徴とする。
上記構成によれば、上記デッキカバーには別体のガーニッシュが設けられ、該ガーニッシュは上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接するよう形成されたものであるため、サイドウインドとデッキカバーとの間に、例えば、上記デッキカバーの前端や、サイドウインドの後辺をシールするシール部材などによって段差が生じても、ガーニッシュにより、段差の少なくとも一部が車幅方向外側へ露出することを防ぐことができる。
よって、サイドウインドとデッキカバーとの間を車両側面に沿って空気を滑らかに流すことができ、外観見栄えを確保することができる。
この発明の一実施態様として、上記ガーニッシュには、上記シール部材を直接押圧する押圧部が形成されたものである。
上記押圧部により上記シール部材を押圧することで、上記ガーニッシュと上記シール部材との密着性が高まり、これらの間のシール性を向上させることができる。
またこの発明の一実施態様として、上記シール部材には、上記デッキカバーとの間をシールする部分が複数形成されたものである。
上記構成によれば、上述したように、上記デッキカバーには別体のガーニッシュが設けられ、該ガーニッシュは上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接するよう形成しているため、上記シール部材に形成した複数のシールする部分を上記デッキカバーに対してしっかりと密着させることができる。
従って、上記デッキカバーとの間のシール性をより一層向上させることができるとともに、上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接するよう形成したガーニッシュにより、上記シール部材に形成した複数のシールする部分が車両外側に露出することがなく外観見栄えを確保することができる。
またこの発明の一実施態様として、上記ガーニッシュと上記サイドウインドは略平滑になるよう配されたものである。
上記構成によれば、上記ガーニッシュと上記サイドウインドは略平滑になるよう配されているため、上記ガーニッシュと上記サイドウインドとの間が段差状になることがなく、車両側方において上記ガーニッシュと上記サイドウインドの間を車両前後方向に流れる空気の乱れをより一層抑えることができるとともに、外観見栄えをより一層向上させることができる。
またこの発明の一実施態様として、上記デッキカバーは、上記格納区画を覆う定位置に対して後方上方へ移動可能に構成したものである。
上述したように、上記ガーニッシュを上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接するよう形成しているため、サイドウインドとデッキカバーとの間を車両前後方向に空気を滑らかに流すことができ、且つ外観見栄えを確保することができる。その一方で、上記ガーニッシュは、デッキカバーに設けているため、デッキカバーを、上記格納区画を覆う定位置に対して後方上方へ移動した際に、上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接する位置からデッキカバーとともに後方上方へと移動させることができる。
よって、デッキカバーを、上記格納区画を覆う定位置に対して後方上方へ移動させて、ルーフを上記格納区画に格納する際に、上記ガーニッシュが上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接する位置に残ることがなく、ルーフが上記ガーニッシュと干渉することがなく、ルーフを上記格納区画に格納し易く、ルーフ自体の設計自由度も高めることができる。
この発明によれば、サイドウインドとデッキカバーとの間を車両側面に沿って空気を滑らかに流すことができ、外観見栄えを確保することができる開閉ルーフ車の車体構造を提供できる。
本実施形態のルーフ開放状態のオープンカーの斜視図。 本実施形態のルーフ閉鎖状態のオープンカーの斜視図。 サイドウインドと開状態のデッキカバーとの間部分周辺の斜視図。 左斜め上方から視た車両左側面上方の斜視図。 図4中のA−A線斜視断面図。 デッキカバー前端とサイドウインド後端とBピラーの断面図。 ガーニッシュを車幅方向外側から視た斜視図。 ガーニッシュを車幅方向内側から視た斜視図。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向内方を示し、矢印OUTは車幅方向外方を示し、矢印Uは車両上方を示す。
図面は本実施形態のオープンカー10の車体構造を示し、図1は本実施形態のルーフ開放状態のオープンカー10を左斜め前方から視た斜視図を示し、図2は本実施形態のルーフ閉鎖状態のオープンカー10を左斜め前方から視た斜視図を示し、図3は車両左側から視たサイドウインド111と開状態のデッキカバー71との間部分周辺の斜視図を示し、図4は左斜め上方から視た車両左側面上方の斜視図を示し、図5は図4中のA−A線斜視断面図を示し、図6は車両左側におけるデッキカバー71前端とサイドウインド111後端とBピラー50の断面図を示し、図7は車両左側のガーニッシュ91を車幅方向外側から視た斜視図を示し、図8は車両左側のガーニッシュ91を車幅方向内側から視た斜視図を示す。なお、図5は、サイドウインド111を省略して図示している。
また、以下では、本実施例におけるオープンカー10の車体構造について車両左側の構造を中心に説明するが、車両右側の構造は左側のそれと左右対称に構成されている。
本実施形態のオープンカー10は、図1に示すように、乗員が着座するシート12(乗員用シート12)として運転席12a及び助手席12bが配置された車室1が画成された車体本体11を備え、該車体本体11には車室1の上方、及び後方を開放可能に覆う開閉ルーフ21(図2参照)を備えている。
図1、及び図2に示すように、車体本体11の後部にはトランクルーム13が形成されており、その開口(図示省略)はトランクリッド14によって開閉可能に閉塞されている。車室1とトランクルーム13との間には、開閉ルーフ21が格納される格納区画15が上方に開口して形成されている(図3参照)。なお、図1〜図4中の符号16は車両本体11後部の幅方向両側の車両外観面を形成するリヤフェンダ16であり、符号110はサイドドアであり、符号111はサイドドア110のドアガラス(以下「サイドウインド」という。)である。
格納区画15の上方には、デッキカバー71が配設され、このデッキカバー71は、開閉ルーフ21が閉鎖状態と開放状態において、図1、図2、及び図4に示すように、格納区画15を上方から閉塞する定位置に配置される一方で、開閉ルーフ21を閉鎖状態と開放状態との間で変更する際には、図3に示すように、格納区画15の後側上方に回動して格納区画15の上方を開口する開放位置に配置される。
開閉ルーフ21は、図2、及び図4に示すように、フロントヘッダ18から車室1の後方に連なって車室1の天井となるフロントルーフ22と車室1の後部側のリヤルーフ23(図1参照)とで構成し、それぞれ車両前後方向に配設している。
なお、上述のフロントヘッダ18は、車室1内に配設された乗員用シート12の前方にて車幅方向に延び、車室1前部のフロントウインドガラス17(フロントウインド部材)の上辺を支持する閉断面構造の強度部材である。
フロントルーフ22は、フロントルーフ本体部22Fと、該フロントルーフ本体部22Fの後方に配置されたフロントルーフ後部22Rとを備えるとともに(同図参照)、互いの対向部分を枢支連結して構成している。
これにより、開閉ルーフ21は、フロントルーフ本体部22Fとフロントルーフ後部22Rとリヤルーフ23とで3分割に折り畳み可能に構成している。
なお、この実施例では、フロントルーフ22およびリヤルーフ23は共にハードルーフ部材にて形成されている。
フロントルーフ22は、強度部材であるフロントヘッダ18に対して着脱自在に設けられている。
具体的には、図示しないがフロントルーフ22の前部には、開閉ルーフ21が閉鎖時に該フロントルーフ22をフロントヘッダ18に係止するためのフックを形成するとともに、フロントヘッダ18には、フックと係合する被係合部を形成し、それぞれ車幅方向の中央部分に備えている。
リヤルーフ23は、車室1の後方を覆うようにフロントルーフ22の後方位置に配置され、透明なガラス製のリヤウインド23Wを備えている(図1参照)。
本実施形態のオープンカー10は、上述した開閉ルーフ21を閉鎖したルーフ閉鎖状態(図2参照)と開閉ルーフ21を折り畳んで開放したルーフ開放状態(図1参照)とに選択的に変更可能な開閉ルーフ構造(図示省略)を備えている。
開閉ルーフ構造は、互いの対向部分を枢支結合した複数のリンクと、該複数のリンクを連動させて開閉ルーフ21を移動させる駆動ユニットとで構成している(図示省略)。
開閉ルーフ構造は、メインブラケット30(図3参照)を介して車両本体11の車両幅方向において左右一対設けられており、左右対称構造に形成されるとともに、駆動ユニットに備えた左右のモータは同期駆動するように構成されている。
具体的には、複数のリンクのうち先端側のリンクを開閉ルーフ21側に枢支結合し、基端側のリンクをリンクブラケットとしての上記メインブラケット30に枢支結合している。メインブラケット30は、車体本体11側の例えば、ピラーインナーパネル(図示省略)等の車体部品にボルト等によって固定している。
なお、駆動ユニットは、メインブラケット30に備え、モータと減速ギア、リンクギア等の駆動伝達機構とで構成し(図示省略)、モータの駆動力を、駆動伝達機構を介して基端側のリンクに伝達可能に構成している。
また、上述のデッキカバー71は、図1〜図4に示すように、閉鎖時には車室1とトランクルーム13との間の車両外面を構成するカバーであり、幅方向に延びて格納区画15を閉塞するプレート状のデッキカバーベース部72(図1、図2参照)と、該デッキカバーベース部72の車幅方向の両側において、デッキカバー71の主に前部側が上方に突出する突出部75と、該突出部75間に架設したデッキカバーヘッダ76とで一体に形成している。
デッキカバー71の底面には、例えば、スチール製により剛性を確保してデッキカバー71の芯材となる基材プレート74(芯材プレート)(図6参照)が配設されている。
なお、基材プレート74は、その車幅方向の両外側端部がデッキカバーアウターパネル73よりも僅かに車幅方向内側に至までデッキカバー71の底面に配設され、該基材プレート74の車幅方向外側の端部は、フランジ状に立ち上がった図6に示すような立ち上がり部74Tを形成している。
デッキカバーベース部72は、図1、図2に示すように、デッキカバー71が定位置において、トランクリッド14の上面と略フラットになる略平坦な上面を有する。
図1、及び図2に示すように、突出部75の後部は、車両前後方向において格納区画15よりもトランクルーム13に至る後方まで延設し、車両前後方向に長く形成している。突出部75は、その前端がデッキカバーヘッダ76と略同じ高さまで突出し、後端がトランクリッド14の上面と略同じ高さとなるまで前高後低状に緩やかに傾斜する突出形状で形成している(同図参照)。
デッキカバーヘッダ76は、幅方向に直線状に延びる閉断面構造で構成し、幅方向の両側の突出部75の前部上端の間に横架している(図1、図2参照)。
すなわち、デッキカバー71は、一対の突出部75とデッキカバーヘッダ76とで正面視門型に構成し、これらによって囲まれた車両前後方向に開口する空間に上述したリヤウインド23W(図1参照)が取り外し可能に配設される。
上記デッキカバー71の車幅方向の外側、すなわち一対の突出部75の車幅方向の外面には、図1〜図6に示すように、デッキカバー71の外観意匠面を構成する黒色のガーニッシュ91が、デッキカバーアウターパネル73とは別体で設けられ、該ガーニッシュ91は閉鎖状態のサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するよう配設されている(図2、図4、図6参照)。
ガーニッシュ91は、図5、及び図6に示すように、車幅方向の前部がBピラーの50の略全体を車幅方向の外側から覆うように形成し、車両前方のサイドウインド111と車幅方向において略平滑(略面一)になるように配されている。
図7、及び図8に示すように、ガーニッシュ91はパネル状のガーニッシュ本体部92と、ガーニッシュ本体部92の外枠として前端を除く外周縁に備えたガーニッシュ外枠部93とで一体に形成している。
なお、ガーニッシュ本体部92は、図3、図4、図5、及び図7に示すように、その前端からピラー相当の幅を有した車両後方に、上下方向に沿った直線状の段差部91aを形成し、該段差部91aよりも前側部分を、後側部分に対して車幅方向外側へ隆起して形成し、段差部91aは、この隆起部分がサイドウインド111の外面と車幅方向において略平滑になる隆起高さで形成している(図6参照)。なお、この隆起部分は、上下に延びるピラーを模した疑似ピラーとしての意匠を形成している。
ガーニッシュ外枠部93は、ガーニッシュ本体部92に対して車幅方向外側へ緩やかに立ち上がる鍔状に形成し、デッキカバー71の車幅方向の両外面に形成した後述するガーニッシュ凹状取付面部73A(図5参照)の外周縁の段差部分73A1に当接可能に形成している。
図5、及び図8に示すように、ガーニッシュ91の裏面には、該ガーニッシュ91をガーニッシュ凹状取付面部73Aに装着する装着手段としてのクリップ100を備えている。クリップ100は、ガーニッシュ91の裏面における所定の2箇所に、クリップ台座部101を介して車幅方向の内側に突出形状で備えている。
そして、上記デッキカバー71のガーニッシュ91の装着箇所、すなわち突出部75の車幅方向の外側には、デッキカバーアウターパネル73を車幅方向の外面から内側に凹状としたガーニッシュ凹状取付面部73Aをデッキカバーアウターパネル73の前端から後方へ形成している(図5、図6参照)。
ガーニッシュ凹状取付面部73Aには、該ガーニッシュ凹状取付面部73Aに配置したガーニッシュ91に備えたクリップ100に対応する箇所に、クリップ100を挿着するクリップ挿着孔73AHを形成している(図5参照)。
デッキカバー71の前端、詳しくは、上述したガーニッシュ91、基材プレート74の立ち上がり部74T、及びガーニッシュ凹状取付面部73Aの各前部はいずれもBピラー50の略全体を車幅方向外側から覆うように配置しているが、中でもガーニッシュ91の前端は、サイドウインド111の後辺111rに隣接するまでガーニッシュ凹状取付面部73Aの前端や基材プレート74の立ち上がり部74Tの前端よりも前方に延びている。
さらに、該ガーニッシュ91の前端には、車幅方向の内側へ延設し、ピラーウェザーストリップ60を直接押圧する押圧部91fが形成されている。
押圧部91fは、図5、及び図6に示すように、ガーニッシュ91の前端からピラー芯材51の配置箇所に至らない長さで車幅方向の内側へ延設する一方で、デッキカバーアウターパネル73、及び立ち上がり部74Tの配置箇所よりも車幅方向内側に延設し、ピラーウェザーストリップ60における後述するリップ状の前側デッキカバー弾接突状シール部61a2を直接押圧する。
また、本実施形態のオープンカー10は、上述したデッキカバー71を、格納区画15の上方開口を閉塞する定位置と、開閉ルーフを格納区画15に対して出し入れする際に定位置に対して後方上方に退避して格納区画15の上方を開口する開放位置との間で移動させるデッキカバー構造70を備えている。
本実施形態では、デッキカバー構造70は、モータ(図示省略)を駆動源とする電動式に構成され、図3に示すように、デッキカバー71を開閉変位させる四節リンク機構80と駆動ユニット85とは、デッキカバー71の車幅方向の両側に備えた突出部75の前部における下方に設けられている。
四節リンク機構80は、図3に示すように、駆動ユニット85からの駆動力を直接的に受けて動く原動リンク83と、原動リンク83に連動する従動リンク84とを備えている。
駆動ユニット85は、モータと、該モータの駆動力を原動リンク83に伝達するセクターギアやピニオンなどの駆動伝達部とで構成している。
また、本実施形態のオープンカー10は、図1、及び図2に示すように、車両前後方向におけるサイドウインド後辺111rから僅かに後側において、ルーフ閉鎖状態、或いはルーフ開放状態に関わらず、リヤフェンダ16の上端部よりも上方へ突出するようにBピラー50を車体本体11から立設し、このBピラー50についても、上述した開閉ルーフ21を開閉する図示省略する開閉ルーフ構造と同様に、車両幅方向において左右一対設けられているとともに、左右対称構造に形成されている。
このBピラー50は、その基部(下部)が、上述した開閉ルーフ構造(図示省略)に備えた基端側のリンクを車体本体11側に固定するリンクブラケットとしての上述したメインブラケット30に連結することにより車体本体11側に固定している。
詳しくは、図6に示すように、Bピラー50は、上述したメインブラケット30から上方へ延設した延設部34と、後述するピラー芯材51の内壁面52iとを車幅方向において対向配置した状態で互いにボルトB、及びナットNにより締結することでメインブラケット30に連結している。
なお、図6中において、メインブラケット30については延設部34のみを図示し、その他の部分は図示省略している。
Bピラー50は、図5、及び図6に示すように、アルミの押し出しにより閉断面構造で形成したピラー芯材51と、該ピラー芯材51に装着するピラーウェザーストリップ60とで構成している。
そして、ピラーウェザーストリップ60は、その下端部をピラー芯材51の上方から差し込んだ後、ピラー芯材51の下方へスライドさせることにより、ピラー芯材51の車両前後両面、及び車幅方向の外面に上下方向に亘って嵌装される(同図参照)。
ピラーウェザーストリップ60は、ピラーウェザーストリップ前側シール部60F(以下、「ピラー前側ストリップ部60F」という。)と、ピラーウェザーストリップ後側シール部60R(以下、「ピラー後側ストリップ部60R」という。)と、ピラーウェザーストリップ外側シール部60U(以下、「ピラー外側ストリップ部60U」という。)とで一体に形成している(同図参照)。
ピラー前側ストリップ部60Fは、ピラー芯材51の前面に装着し、ピラー芯材51と、閉鎖状態のサイドウインド111後部、及びデッキカバー71に備えたガーニッシュ91とのそれぞれの間のシール性を確保する。ピラー後側ストリップ部60Rは、ピラー芯材51の後面に装着し、ピラー芯材51とデッキカバー71との間のシール性を確保する。ピラー外側ストリップ部60Uは、ピラー芯材51の車幅方向の外面に装着し、ピラー前側ストリップ部60Fとピラー後側ストリップ部60Rとを連結するとともに、ピラー芯材51とデッキカバー71との間のシール性を確保する。
ところで、図6に示すように、デッキカバー71、サイドウインド111、及びピラー芯材51などの複数の車両部品の間は、車両外側に有する、デッキカバー71とサイドウインド111との前後方向の間部分から車両内側へと通じる隙間経路Sが構成される。
このため、上述したピラーウェザーストリップ60は、ガーニッシュ91を備えたデッキカバー71と、サイドウインド111とピラー芯材51との間をシールするウェザーストリップであり、上記隙間経路Sをシールするようにピラー芯材51に装着される。
ピラーウェザーストリップ60には、該ピラーウェザーストリップ60を装着するピラー芯材51と、サイドウインド111及びデッキカバー71のそれぞれとの間をシールする突状シール部61a(61a1,61a2,61a3,61a4)を上下方向(長手方向)に沿って複数形成している。突状シール部61aは、サイドウインド111やデッキカバー71に対して弾接するようにリップ状、或いは膨出状に突出して形成している(図5、及び図6参照)。なお、図6中において、仮想線で示したピラーウェザーストリップ60は弾性変形前のピラーウェザーストリップ60を示す。
詳述すると、図5、及び図6に示すように、ピラー前側ストリップ部60Fには、サイドウインド111の後部に弾接する膨出形状のドアガラス弾接突状シール部61a1と、デッキカバー71のガーニッシュ91に弾接するリップ状の前側デッキカバー弾接突状シール部61a2を備えている。
ピラー後側ストリップ部60Rには、デッキカバー71の例えば、基材プレート74の立ち上がり部74Tに弾接する膨出状の後側デッキカバー弾接突状シール部61a3を備えている(同図参照)。
ピラー外側ストリップ部60Uには、デッキカバー71の例えば、基材プレート74やインナーパネルに弾接するリップ状の中間デッキカバー弾接突状シール部61a4を備えている。中間デッキカバー弾接突状シール部61a4は、隙間経路Sにおける前側デッキカバー弾接突状シール部61a2と後側デッキカバー弾接突状シール部61a3との間に位置する。
なお、ピラーウェザーストリップ60は、突状シール部61aとして、ドアガラス弾接突状シール部61a1、前側デッキカバー弾接突状シール部61a2、後側デッキカバー弾接突状シール部61a3、及び中間デッキカバー弾接突状シール部61a4の全てを備えた構成に限定せず、これらのうち少なくとも2つ備えた構成或いは、その他の箇所に、他の突状シール部61aを備えた構成であってもよい。
また、ピラーウェザーストリップ60には、ピラー芯材51と係合する係合許容部としてピラー前側ストリップ部60Fに前側係合許容部62fと、ピラー後側ストリップ部60Rに後側係合許容部62rとを上下方向に備えている。
また、上述したピラー芯材51は、図5、及び図6に示すように、前側係合許容部62fを係合可能な前側係合部55と、ピラーウェザーストリップ60の後側係合許容部62rを係合可能な後側係合部54とをBピラー50の上下方向(長手方向)全体に亘って一体に形成している。
ピラー芯材本体部52は、車幅方向外側と内側とのそれぞれに互いに対向して配置される外壁面52o及び内壁面52iと、車両前後方向において互いに対向して配置される前壁面52f、及び後壁面52rとで、上下方向に連通する閉断面空間52Aを有した中空状に形成している(図5、及び図6参照)。
前側係合部55は、ピラー芯材51の前壁面52fから車両前方へ突出して形成するとともに、後側係合部54は、ピラー芯材51の後壁面52rから車両後方へ突出して形成し、いずれも突出方向先端にピラーウェザーストリップ60を係合可能な係合爪を形成している。
上述したオープンカー10は、図2に示すように、ルーフ閉鎖状態のとき、車両を側面視すると、フロントヘッダ18の後方は、フロントルーフ22、デッキカバーヘッダ76、デッキカバー71の突出部75によって車室1から格納区画15にかけて連続する滑らかなボディラインを形成している。
一方、図1に示すように、ルーフ開放状態としたとき、フロントルーフ22、及びリヤルーフ23が格納区画15に格納され、車室1の上方、及び後方が開口し、車両本体11における車室1よりも上方には、幅方向に横架したデッキカバーヘッダ76と、車幅方向の両側から上方に突出するBピラー50、及び突出部75が残った状態となる。
そして、ルーフ閉鎖状態からルーフ開放状態とする際には、まず、デッキカバー71の四節リンク機構80が作動し、定位置にあるデッキカバー71を後方、且つ上方へ回動させて格納区画15の上方を開口する開放位置として、格納区画15を開放する(図3参照)。そして、図3に示すように、開閉ルーフ構造の駆動により、フロントルーフ22、及びリヤルーフ23が格納区画15に格納されるように動作する。その後、再度、デッキカバー71は、四節リンク機構80が作動し、格納区画15を閉じるように定位置まで回動する。
以上詳述したように本実施例のオープンカー10は、ルーフとしての開閉ルーフ21、ピラーとしてのBピラー50(センターピラー50)、サイドウインド111、及びバックウインドとしてのリヤウインド23Wの少なくとも一部を車体本体11内に格納する格納区画15と、該格納区画15を開閉可能に覆うデッキカバー71と、開閉ルーフ21の開閉状態に関わらず、サイドウインド111閉時に該サイドウインド後辺111rと当接するシール部材としてのピラーウェザーストリップ60とを有する車両において、デッキカバー71には別体のガーニッシュ91が設けられ、該ガーニッシュ91はサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するよう形成されたものである(図2〜図6参照)。
上記構成によれば、サイドウインド111とデッキカバー71との間を車両側面に沿って空気を滑らかに流すことができ、外観見栄えを確保することができる。
詳述すると、サイドウインド111とデッキカバー71との間に、ピラーウェザーストリップ60が介在するなどして段差を有する場合、車両側面の外観見栄えを確保できないばかりか、車両走行時に該段差に車両側面に沿って流れる空気が衝突し、渦流が生じ易くなる。そうすると、空気抵抗が増えることに加え、風騒音が発生し易くなる。
これに対して、本実施形態のオープンカー10は、デッキカバー71には別体のガーニッシュ91が設けられ、該ガーニッシュ91はサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するよう形成されたものであるため、デッキカバー71とサイドウインド111の間に、例えば、デッキカバー71の前端や、サイドウインド後辺111rをシールするピラーウェザーストリップ60などによって段差が生じても、この段差の少なくとも一部を車幅方向の外側から覆うようにガーニッシュ91を配置することができる。
よって、該ガーニッシュ91により段差が車幅方向外側へ露出することを防ぐことができ、サイドウインド111とデッキカバー71との間を車両前後方向に沿って空気を滑らかに流すことができ、空気抵抗を低減することができるとともに、風騒音を防ぐことができる。
特に、ガーニッシュ91を上述したように、サイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するように車両前方に延ばして形成することにより、車両外側からサイドウインド111とデッキカバー71との間を通じて車室1内に至までのピラーウェザーストリップ60を除いた車体部品間、詳しくは、サイドウインド111、デッキカバー71、及びピラー芯材51の間の隙間経路S(図5、図6参照)の車両前後方向の距離を確保することができるため、該隙間経路Sを複雑化、細分化でき、万が一、車両外側で風切音が発生しても、車室1に伝わり難くするなどシール性を高めることができる。
従って、風騒音の発生をより一層防ぐことができる。
しかも、隙間経路Sの車両前後方向の距離を確保しつつ、サイドウインド111とデッキカバー71との間の段差の少なくとも一部をガーニッシュ91により車幅方向外側から隠ぺいできるため、上述したように、車体部品間の隙間経路Sの車両前後方向の距離を長くしても車両側面の外観見栄えも確保することができる。
この発明の一実施態様として、ガーニッシュ91には、ピラーウェザーストリップ60を直接押圧する押圧部91fを形成することができる(図5、図6及び図8参照)。
上記構成によれば、押圧部91fによりピラーウェザーストリップ60を直接押圧することで、ガーニッシュ91とピラーウェザーストリップ60との密着性が高まり、これらの間のシール性を向上させることができる。
詳述すると、押圧部91fによりピラーウェザーストリップ60の特に、前側デッキカバー弾接突状シール部61a2を直接押圧することで、ガーニッシュ91とピラーウェザーストリップ60との密着性が高まり、これらの間のシール性を向上させることができる。
特に、押圧部91fにより前側デッキカバー弾接突状シール部61a2を車幅方向の内側に押圧することで、車両外側からサイドウインド111とデッキカバー71との間を通じて車室1内に至るまでの車体部品間の隙間経路Sのシール性をより一層高めることができる。
さらに、押圧部91fによりピラーウェザーストリップ60を車幅方向の内側に押圧することで、ピラーウェザーストリップ60がサイドウインド111とデッキカバー71との間から車両外側へ突出しないように保持することができるため、外観見栄えをより一層向上させることができる。
またこの発明の一実施態様として、ピラーウェザーストリップ60には、デッキカバー71との間をシールする部分としての突状シール部61aが複数形成されたものである(図5、及び図6参照)。
上記構成によれば、デッキカバー71との間のシール性をより一層向上させることができるとともに、ピラーウェザーストリップ60に形成した複数の突状シール部61aが車両外側に露出することがなく外観見栄えを確保することができる。
詳述すると、上述したように、デッキカバー71には別体のガーニッシュ91が設けられ、該ガーニッシュ91はサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するよう形成することで、車両外側からサイドウインド111とデッキカバー71との間を通じて車室1内に至までの車体部品間の隙間経路Sの距離を確保することができる。このため、ピラーウェザーストリップ60に、デッキカバー71との間をシールする部分としての突状シール部61aを複数形成しても、複数の突状シール部61a同士、詳しくはドアガラス弾接突状シール部61a1、前側デッキカバー弾接突状シール部61a2、後側デッキカバー弾接突状シール部61a3、及び中間デッキカバー弾接突状シール部61a4が互いに干渉してデッキカバー71とのとの密着性が低下することなく、これら突状シール部61aのそれぞれがデッキカバー71に対してしっかりと密着し、該デッキカバー71との間のシール性を高めることができる。
しかも、このようにピラーウェザーストリップ60に、突状シール部61aを複数形成しても上述したように、ガーニッシュ91はサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するように形成したため、段差形状となる複数の突状シール部61aが車両外側に露出することなく、外観見栄えを確保することができる。
またこの発明の一実施態様として、ガーニッシュ91とサイドウインド111は略平滑になるよう配されたものである(図6参照)。
上記構成によれば、ガーニッシュ91とサイドウインド111は略平滑になるよう配されたものであるため、ガーニッシュ91とサイドウインド111との間が段差状にならないため、車両側方においてガーニッシュ91とサイドウインド111の間を流れる空気の乱れをより一層抑えることができ、さらに、外観見栄えをより一層向上させることができる。
またこの発明の一実施態様として、デッキカバー71は、格納区画15を覆う定位置に対して後方上方へ移動可能に構成したものである(図3参照)。
上記構成によれば、デッキカバー71を、格納区画15を覆う定位置に対して後方上方へ移動させて、開閉ルーフ21を格納区画15に格納する際に、開閉ルーフ21がガーニッシュ91と干渉することがなく開閉ルーフ21を格納区画15に格納し易く、開閉ルーフ21自体の設計自由度も高めることができる。
詳述すると、例えば、ガーニッシュ91を、サイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するようデッキカバー71側ではなく車両本体11側に設けた場合、デッキカバー71を、格納区画15を覆う定位置に対して後方上方へ移動させても、デッキカバー71がサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接する位置に残ることになるため、格納区画15の広い開口を確保することができないことになる。
そうすると、例えば、開閉ルーフ21や該開閉ルーフ21を可動させるリンク等が車両本体11側に残ったガーニッシュ91に干渉するおそれがあるため、開閉ルーフ21を格納区画15にスムーズに格納することができない。また、開閉ルーフ21が開閉する際の開閉ルーフ21の可動軌跡を考慮する必要があるため、開閉ルーフ21の設計自由度が制限されるおそれがあった。
これに対して、上記構成によれば、ガーニッシュ91をサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接するよう形成したため、サイドウインド111とデッキカバー71との間を車両側面に沿って空気を滑らかに流すことができ、外観見栄えを確保することができる一方で、上述したように、デッキカバー71にガーニッシュ91を設けたため、デッキカバー71を、格納区画15を覆う定位置に対して後方上方へ移動した時、ガーニッシュ91がサイドウインド111の少なくとも後辺111rと隣接する位置に残った状態とならずにデッキカバー71とともに車両後方へと移動させることができる。
よって、格納区画15の広い開口を確保することができ、開閉ルーフ21を格納区画15に格納し易く、開閉ルーフ21自体の設計自由度も高めることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の開閉ルーフ車は、実施例のオープンカー10に対応し、
以下、同様に、
ルーフは、開閉ルーフ21に対応し、
ピラーは、Bピラー50に対応し、
バックウインドは、リヤウインド23Wに対応し、
シール部材は、ピラーウェザーストリップ60に対応し、
上記デッキカバーとの間をシールする部分は、突状シール部61a(ドアガラス弾接突状シール部61a1、前側デッキカバー弾接突状シール部61a2、後側デッキカバー弾接突状シール部61a3、及び中間デッキカバー弾接突状シール部61a4)に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、例えば、ルーフ、ピラー、サイドウインドおよびバックウインドの少なくとも一部を車体内に格納する格納区画と、該格納区画を開閉可能に覆うデッキカバーと、ルーフの開閉状態に関わらず、上記サイドウインド閉時に該サイドウインド後辺と当接するシール部材とを有する開閉ルーフ車の車体構造について有用である。
10…オープンカー
15…格納区画
21…開閉ルーフ(ルーフ)
23W…リヤウインド(バックウインド)
50…Bピラー(ピラー)
60…ピラーウェザーストリップ(シール部材)
61a(61a1,61a2,61a3,61a4)…突状シール部(デッキカバーとの間をシールする部分)
71…デッキカバー
91…ガーニッシュ
91f…押圧部
111…サイドウインド
111r…サイドウインド後辺

Claims (5)

  1. ルーフ、ピラー、サイドウインドおよびバックウインドの少なくとも一部を車体内に格納する格納区画と、該格納区画を開閉可能に覆うデッキカバーと、ルーフの開閉状態に関わらず、上記サイドウインド閉時に該サイドウインド後辺に当接するシール部材とを有する車両において、
    上記デッキカバーには別体のガーニッシュが設けられ、該ガーニッシュは上記サイドウインドの少なくとも後辺と隣接するよう形成された
    開閉ルーフ車の車体構造。
  2. 上記ガーニッシュには、上記シール部材を直接押圧する押圧部が形成された
    請求項1に記載の開閉ルーフ車の車体構造。
  3. 上記シール部材には、上記デッキカバーとの間をシールする部分が複数形成された
    請求項1、又は2に記載の開閉ルーフ車の車体構造。
  4. 上記ガーニッシュと上記サイドウインドは略平滑になるよう配された
    請求項1乃至3のうちいずれかに記載の開閉ルーフ車の車体構造。
  5. 上記デッキカバーは、上記格納区画を覆う定位置に対して後方上方へ移動可能に構成した
    請求項1乃至4のうちいずれかに記載の開閉ルーフ車の車体構造。
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