JP2016113751A - 水道水貯留システム - Google Patents
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Abstract
Description
−水道水貯留システムの構成−
図1は、本実施形態に係る水道水貯留システム1を示す概略図であり、図2は、水道水貯留システム1の要部を模式的に示す図である。なお、図1および図2では、延長ホース20を図示省略している。この水道水貯留システム1は、水道管11を通じて戸建住宅(住居)2に供給される水道水を、震災等における断水時に備えて貯水するためのものである。より詳しくは、この水道水貯留システム1は、後述する三方切替弁7を切り替えることで、給水圧によって各種の水栓26,29,31,33から水道水が供給される通常モードと、空気圧によって非常時の取水栓(台所25の水栓26)から水道水を取水する取水モードと、を採ることが可能に構成されたものである。なお、図1では、床下の空間Sの高さを誇張して示している。
次に、水道水貯留システム1が通常時に採る通常モードについて説明する。なお、通常時とは、水道管11を通じて戸建住宅2に水道水が正常に供給されている状態を意味する。また、図4ではヘッダー14や逆止弁22や洗面所32の水栓33を、図4(a)では延長ホース20を図示省略している。
次に、水道水貯留システム1が震災等における断水時に採る取水モードについて説明する。断水時には、水道管11から第1供給管5や貯留槽3に水道水が供給されないため、そのままでは、台所25の水栓26やトイレ28の水栓29等に水道水が供給されることはない。このため、取水モードでは、居住者が、自転車タイヤ用の空気入れ19等を用いて貯留槽3内に貯まった水道水に空気圧を作用させることで、非常時の取水栓を兼ねる台所25の水栓26から水道水を取水することができるようにしている。
次に、上記のように構成された水道水貯留システム1を、震災等の断水時に実際に使用するための作業手順について説明する。
本実施形態は、貯留槽3が2つのパイプ状部材で構成されている点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点について説明する。なお、図6ではヘッダー14や逆止弁22や洗面所32の水栓33を、図5および図6(a)では延長ホース20を図示省略している。
このように構成された水道水貯留システム1では、図6(a)に示すように、上流側貯留槽13に貯まった水道水は給水圧によって下流側貫通孔13cから流出する。このとき、上流側から下流側に向かって上り勾配となるように上流側貯留槽13が配置されていることから、給水中に溶存空気が水道水から分離しても、分離した空気は上流側貯留槽13の下流側に集まり、給水中に速やかに下流側貫通孔13cから排出される。
空気入れ19を駆動して、図6(b)の破線矢印で示すように、空気圧入口16から第2供給管6に空気を圧入すると、圧入された空気は上流側主供給管4aを通って下流側貯留槽23に供給される。このようにして、下流側貯留槽23に空気を供給し続けることによって、下流側貯留槽23内の内圧が上がり、空気圧によって下流側貯留槽23内の水道水が上流側貫通孔23bから排出される。すると、水道水が連結管18を通って上流側貯留槽13に流入し、上流側貯留槽13の内圧が上がり、上流側貯留槽13内の水道水が第1供給管5に供給される。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神または主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
2 戸建住宅(住居)
3 貯留槽
4 主供給管
5 第1供給管
6 第2供給管
7 三方切替弁(切替弁)
10 逆止弁
12 給水管
13 上流側貯留槽
15 分岐管
16 空気圧入口
17 床下点検口
18 連結管
19 空気入れ(空気圧入手段)
20 延長ホース
21 バルブ接続口
23 下流側貯留槽
26 水栓(第1水栓器具)
29 水栓(第2水栓器具)
31 水栓(第2水栓器具)
33 水栓(第2水栓器具)
Claims (7)
- 住居に供給される水道水を貯水する水道水貯留システムであって、
上流側から下流側に向かって上り勾配となるように床下に配置される貯留槽と、
上記貯留槽に水道水を供給する給水管に設けられ、水道水の逆流を防止する逆止弁と、
上記貯留槽の上流端における下端部、または、当該下端部に接続された上記給水管における上記逆止弁の下流側に一方端が接続されるとともに、非常時の取水栓を兼ねる第1水栓器具の少なくとも1つに他方端が接続される第1供給管と、
上記貯留槽の下流端における上端部に一方端が接続されるとともに、分岐管を介して複数の第2水栓器具に他方端が接続される主供給管と、
上記主供給管における上記分岐管よりも上流側に設けられる切替弁と、
上記切替弁を介して上記主供給管と接続されるとともに、空気圧入手段が接続される空気圧入口を有する第2供給管と、を備え、
断水時に、上記切替弁が切り替えられることで、上記主供給管における当該切替弁よりも下流側への流体の流れが遮断されるとともに、上記空気圧入手段による空気圧によって上記貯留槽から上記第1水栓器具に水道水が供給されることを特徴とする水道水貯留システム。 - 上記請求項1に記載の水道水貯留システムにおいて、
上記貯留槽は、直線状で且つ呼び径が50mm以上の1つのパイプ状部材で構成されていることを特徴とする水道水貯留システム。 - 上記請求項1に記載の水道水貯留システムにおいて、
上記貯留槽は、直線状で且つ呼び径が50mm以上の複数のパイプ状部材で構成され、
上記複数のパイプ状部材が、当該パイプ状部材の呼び径以下の連結管によって直列に連結されていることを特徴とする水道水貯留システム。 - 上記請求項3に記載の水道水貯留システムにおいて、
相隣り合う上記パイプ状部材は、上流側のパイプ状部材の下流端における上端部と、下流側のパイプ状部材の上流端における下端部とが、上記連結管によって接続され、
上記主供給管は、最下流のパイプ状部材の下流端における上端部に接続され、
上記第1供給管は、最上流のパイプ状部材の上流端における下端部、または、当該下端部に接続された上記給水管における上記逆止弁の下流側に接続されていることを特徴とする水道水貯留システム。 - 上記請求項1〜4のいずれか1つに記載の水道水貯留システムにおいて、
上記貯留槽には、吸排気孔が形成されていないことを特徴とする水道水貯留システム。 - 上記請求項1〜5のいずれか1つに記載の水道水貯留システムにおいて、
上記第1水栓器具が設置される床には、床下点検口が設けられており、
上記主供給管は、上記床下点検口の近傍を通り、
上記切替弁は、床下における上記床下点検口から容易に操作可能な位置に設けられていることを特徴とする水道水貯留システム。 - 上記請求項1〜6のいずれか1つに記載の水道水貯留システムにおいて、
上記空気圧入口には、延長ホースが接続されており、
上記延長ホースの先端部には、自転車タイヤ用空気入れまたは自動車タイヤ用空気入れを接続可能なバルブ接続口が設けられていることを特徴とする水道水貯留システム。
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