JP3205751U - 住宅用貯水システム - Google Patents
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Abstract
【課題】災害時等に用いる飲料水を新鮮な状態で貯水タンクに貯留でき、貯水タンクを簡単に必要な場所に持ち出すことができ、貯水タンクの増設も簡単にできる住宅用貯水システムを提供する。【解決手段】住宅に引き込まれる水道配管における止水栓側の水道配管4と下流側の水道配管5との間に配置される住宅用貯水システム1は、連通管17を介して直列に接続された貯水タンク6、7を有している。貯水タンク6、7を介して流れる水道水は、導水管12によって底面11bの側に流れ込み、上面11cから排出され、貯留水が常に流入水と置換され、新鮮な状態に保持される。貯水タンク6、7は管継ぎ手14、18、20、21によって切り離して持ち出すことができる。同一構造の貯水タンク6、7を連通管17によって必要数、繋ぐことで貯水量を簡単に増やすことができる。【選択図】図1
Description
本考案は、災害時の断水等の際に緊急用飲料等として用いることができるように所定量の水道水を常時貯留する住宅用貯水システムに関する。
住宅等においては、災害時の断水などにおいて緊急用飲料等として用いるために水道水をタンクに貯留している。特許文献1には、非常時の緊急用飲料水として常に新鮮な水道水を貯留可能な水自動貯留装置が提案されている。特許文献2には、複数のタンクを縦列に接続可能な非常用水タンクが提案されている。
従来における非常時の緊急用飲料水を貯留するタンクにおいては、タンク内に水が滞留して定期的に清掃して交換する必要があり不便である。特許文献1において提案されている水自動貯留装置では、常時、水道水を、タンクを経由して流すことによりタンク内の貯留水を新鮮な状態にしている。しかしながら、タンク内の水には淀みができ、タンク内のすべての部分において水を新鮮な状態に維持することができないおそれがある。
本考案の課題は、災害時等に用いる飲料水を新鮮な状態で貯水タンクに貯留でき、貯水タンクを簡単に持ち出すことができ、また、貯水タンクの増設も簡単にできる住宅用貯水システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本考案による住宅用貯水システムは、
少なくとも1台の貯水タンクを有しており、
前記貯水タンクは、
所定量の水道水を貯留可能なタンク本体と、
前記タンク本体の上端部に開口している給水口と、
前記給水口から前記タンク本体の内部を下方に延びて当該タンク本体の底面の近傍位置に下端開口が開口している導水管と、
前記給水口に配置した逆止弁と、
前記タンク本体の前記上端部における前記給水口とは異なる位置に開口している出水口と
を備えており、
前記給水口は、住宅に引き込まれている水道配管経路の上流側部位に着脱可能に接続されており、
前記出水口は、前記水道配管経路における前記上流側部位よりも下流側の部位に着脱可能に接続されていることを特徴としている。
少なくとも1台の貯水タンクを有しており、
前記貯水タンクは、
所定量の水道水を貯留可能なタンク本体と、
前記タンク本体の上端部に開口している給水口と、
前記給水口から前記タンク本体の内部を下方に延びて当該タンク本体の底面の近傍位置に下端開口が開口している導水管と、
前記給水口に配置した逆止弁と、
前記タンク本体の前記上端部における前記給水口とは異なる位置に開口している出水口と
を備えており、
前記給水口は、住宅に引き込まれている水道配管経路の上流側部位に着脱可能に接続されており、
前記出水口は、前記水道配管経路における前記上流側部位よりも下流側の部位に着脱可能に接続されていることを特徴としている。
水道水は、給水口から逆止弁を介してタンク本体内に流れ込み、タンク本体内に貯留される。また、給水口からタンク本体内に流れ込む水道水は、導水管によってタンク本体内の底面の近傍位置まで導かれ、ここからタンク本体内に流れ込む。タンク本体内において
、その底面から上端の出水口に向かう上昇水流が発生する。したがって、タンク本体内の底部分に水が滞留することがなく、タンク本体内の水が常に新たに流入する水道水と置き換えられるので、新鮮な状態に保たれる。
、その底面から上端の出水口に向かう上昇水流が発生する。したがって、タンク本体内の底部分に水が滞留することがなく、タンク本体内の水が常に新たに流入する水道水と置き換えられるので、新鮮な状態に保たれる。
また、給水口には逆止弁が配置されている。災害時等において止水栓側の水道配管が破裂等して断水状態になり、水圧が低下した場合であっても、タンク本体内から給水口を通って貯留水道水が逆流して排出されてしまうことを防止できる。
さらに、貯水タンクは、その給水口および出水口が水道配管から取り外し可能である。災害時等において緊急用飲料水として貯留水を用いる場合には、貯水タンクを水道配管から外して所定の場所に持ち出すことができるので、便利である。
ここで、貯水量を増やすためには、複数の貯水タンクを、水道配管に対して直列あるいは並列に接続すればよい。このために、本考案の住宅用貯水システムは、複数台の前記貯水タンクおよび1本あるいは複数本の連通管を有しており、前記連通管の一方の口は、止水栓側の水道配管に接続されている一方の前記貯水タンクの前記出水口に着脱可能な状態で接続され、前記連通管の他方の口は、下流側の水道配管に接続されている他方の前記貯水タンクの前記給水口に着脱可能に接続された構成とされる。
この場合においても、貯水タンクを水道配管および隣接する貯水タンクから切り離して所定の場所に持ち出すことができるので便利である。また、各貯水タンクでは、水道水が底側から流れ込み上端から排出されるので、貯留水を常に新しい状態に保持することができる。
さらに、連通管によって貯水タンクを直列に必要とされる個数だけ簡単に接続することができるので、貯留水の水量を増減する作業も簡単である。
本考案の住宅用貯水システムでは、貯水タンクを介して流れる水道水は、導水管によって底面の側に流れ込み上面から排出され、貯留水が常に新たな流入水と置換されるので、常に貯留水が新鮮な状態に保持される。また、貯水タンクは管継ぎ手によって切り離して持ち出すことが容易であり、便利である。さらに、同一構造の貯水タンクを連通管によって必要数、繋ぐことで貯水量を簡単に増やすことができる。
以下に、図1を参照して、本考案を適用した住宅用貯水システムの実施の形態を説明する。住宅用貯水システム1は、住宅に引き込まれている水道配管に接続して使用される。通常は、水道配管における止水栓2および量水器3を経由して延びている水道配管4と、住宅の風呂、トイレ、台所の蛇口の側に繋がる下流側の水道配管5との間に接続して使用される。
本例の住宅用貯水システム1は、2台の貯水タンク6、7を備えている。貯水タンク6は、一定量の水道水を貯留可能な直方体形状のタンク本体11を備えている。タンク本体11の内部には、その一方の側面11aに沿って上下方向に垂直に延びる導水管12が配置されている。
導水管12の上端部は、タンク本体11の上端近傍位置から側方にほぼ直角に折れ曲が
り、タンク本体11の側面11aの上端部を貫通して外部に突出している。外部に突出している導水管12の上端開口が給水口13である。この給水口13には逆止弁8が配置されている。また、給水口13は、管継ぎ手14によって、着脱可能な状態で、止水栓側の水道配管4に接続されている。タンク本体11内において、導水管12の下端開口は、タンク本体11の底面11bの近傍位置において下向きに開口している。
り、タンク本体11の側面11aの上端部を貫通して外部に突出している。外部に突出している導水管12の上端開口が給水口13である。この給水口13には逆止弁8が配置されている。また、給水口13は、管継ぎ手14によって、着脱可能な状態で、止水栓側の水道配管4に接続されている。タンク本体11内において、導水管12の下端開口は、タンク本体11の底面11bの近傍位置において下向きに開口している。
タンク本体11における上面11cには出水管15が取り付けられ、その先端が出水口16となっている。出水管15は、タンク本体11の上面11cにおける、給水口側の側の側面11aとは反対側の側面11d側の角から、上方に垂直に延びている。その上端の出水口16は上方に開口している。
この出水口16には連通管17の一方の連通口17aが、管継ぎ手18を介して着脱可能な状態で接続されている。連通管17の他方の連通口17bは、管継ぎ手20を介して着脱可能な状態で、下流側の貯水タンク7の側に接続されている。
下流側の貯水タンク7は、上流側の貯水タンク6と同一構造をしているので、図においては、対応する部位には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。貯水タンク7の導水管12の給水口13は、管継ぎ手20を介して着脱可能な状態で、連通管17の連通口17bに接続されている。貯水タンク7の出水口16は、下流側の水道配管5に管継ぎ手21を介して着脱可能な状態で接続されている。
通常の状態においては、水道水は、止水栓2、量水器3を経由して貯水タンク6に流れ込む。貯水タンク6が満水になると、貯水タンク6の底側に流れ込む水道水によって、貯水タンク6に貯留されている水道水が、上端側の出水口16から上方に押し出されて連通管17を介して下流側の貯水タンク7に流れ込み、この貯水タンク7に溜まる。貯水タンク7が満水になると、水道水は下流側の水道配管5に流れ込む。
各貯水タンク6、7では、流入する水道水によって、底面側から上面側に向かう貯留水の流れが形成される。したがって、常に新しく流れ込む水道水が貯留されるので、貯留水が新鮮な状態に保持される。非常時には、各管継ぎ手14、18、20、21の部分を切り離すと、各貯水タンク6、7を取り外して個別に持ち出して、貯留水を飲料水などとして用いることができる。
なお、貯水量を増やす場合には、貯水タンク6、7の間に、同一構造の貯水タンクを必要な個数、連通管17を用いて直列に接続すればよい。このような貯水タンクの増設を簡単に行うことができる。
1 住宅用貯水システム
2 止水栓
3 量水器
4 水道配管
5 下流側の水道配管
6、7 貯水タンク
8 逆止弁
11 タンク本体
11a 側面
11b 底面
11c 上面
11d 側面
12 導水管
13 給水口
14 管継ぎ手
15 出水管
16 出水口
17 連通管
17a、17b 連通口
18、20、21 管継ぎ手
2 止水栓
3 量水器
4 水道配管
5 下流側の水道配管
6、7 貯水タンク
8 逆止弁
11 タンク本体
11a 側面
11b 底面
11c 上面
11d 側面
12 導水管
13 給水口
14 管継ぎ手
15 出水管
16 出水口
17 連通管
17a、17b 連通口
18、20、21 管継ぎ手
Claims (2)
- 少なくとも1台の貯水タンクを有しており、
前記貯水タンクは、
所定量の水道水を貯留可能なタンク本体と、
前記タンク本体の上端部に開口している給水口と、
前記給水口から前記タンク本体の内部を下方に延びて当該タンク本体の底部近傍位置に下端開口が位置する導水管と、
前記給水口に配置した逆止弁と、
前記タンク本体の前記上端部における前記給水口とは異なる位置に開口している出水口と
を備えており、
前記給水口は、住宅に引き込まれている水道配管経路の上流側の部位に着脱可能に接続されており、
前記出水口は、前記水道配管経路における下流側の部位に着脱可能に接続されていることを特徴とする住宅用貯水システム。 - 請求項1において、
複数台の前記貯水タンクおよび1本あるいは複数本の連通管を有しており、
前記連通管の一方の口は、上流側の水道配管に接続されている一方の前記貯水タンクの前記出水口に着脱可能な状態で接続され、
前記連通管の他方の口は、下流側の水道配管に接続されている他方の前記貯水タンクの前記給水口に着脱可能に接続されている住宅用貯水システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002500U JP3205751U (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 住宅用貯水システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002500U JP3205751U (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 住宅用貯水システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3205751U true JP3205751U (ja) | 2016-08-12 |
Family
ID=56684931
Family Applications (1)
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JP2016002500U Expired - Fee Related JP3205751U (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 住宅用貯水システム |
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JP (1) | JP3205751U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021059900A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社アクアリザーブ | 断水時給水システム |
-
2016
- 2016-05-31 JP JP2016002500U patent/JP3205751U/ja not_active Expired - Fee Related
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