JP2016111357A5 - - Google Patents

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p型単結晶シリコン基板1の受光面1A側には、基板内に光を閉じ込めるためのテクスチャー構造を構成する微小凹凸1Tが5μm程度の深さで形成されている。p型単結晶シリコン基板1の受光面1Aの表層部、すなわち微小凹凸1Tの表層部には、n型拡散層2が形成されてpn接合部を形成している。すなわち、微小凹凸1Tの表層部には、n型の不純物の拡散によりシート抵抗が90Ω/□となる低濃度のn型拡散層が形成され、第1領域2Tを構成している。また、p型単結晶シリコン基板1の受光面1A側においてはグリッド電極7Gの直下はグリッド電極7Gの電気的な接触抵抗を下げるために低抵抗のn型拡散層が形成され、第2領域2Dを構成していてもよい。高抵抗のn型拡散層である第1領域2T上をはじめグリッド電極7Gおよびバス電極7B上を除く太陽電池10の受光面1A表面には、パッシベーション膜としての酸化シリコン膜5と、入射する光の反射を低減して光利用率を向上するための反射防止膜としての窒化シリコン膜6とが形成されている。
次に、p型単結晶シリコン基板1の受光面1A側に窒化シリコン膜6を成膜する。窒化シリコン膜6の成膜には、常圧化学気相成長(APCVD:Atmospheric Pressure Chemical Vapor Deposition)法を用いる。成膜で用いられるガスは、SiH4、N3、NH3、O2である。成膜温度は300℃以上である。窒化シリコン膜6の膜厚は10nmから200nm程度である。窒化シリコン膜6は、受光面1Aにおいては、高いパッシベーション効果に加えて、反射防止膜として利用できる。
この場合、高濃度の不純物領域はグリッド電極7Gに近い側の領域に形成されている。これはグリッド電極7Gに近い部分であればあるほど、グリッド電極7Gに集電される光生成によるキャリアが増えることから、抵抗値Rを小さくすることで、抵抗損失W oss=RIを小さくすることができるためである。式中、Rは抵抗値、Iは電流値である。
前記実施の形態1から3では、第2導電型の不純物領域が、集電部であるバス電極7Bを囲む第1領域2Tで、集電部であるバス電極7Bから離間した、第2領域2Dよりも不純物濃度が低くなるようにし、第1の集電電極形成面のシート抵抗がくなるようにすることで、セル上のすべての点において寄生抵抗成分による電圧降下が等しくなるようにしている。このほか、第2導電型の不純物領域のシート抵抗に分布をもたせるだけでなく、半導体基板そのものの不純物濃度に分布をもたせ、シート抵抗が分布をもつようにしてもよい。あるいは透光性導電膜のシート抵抗に分布をもたせるようにしてもよい。半導体基板そのものの不純物濃度に分布をもたせ、第1の集電電極形成面のシート抵抗が分布をもつようにした場合においても、半導体基板の第1領域は、光によって生成されたキャリアがグリッド電極7Gを通る距離が短く、グリッド電極7Gによる電圧降下が小さいため、シート抵抗が高くても良い。これに対して半導体基板の第2領域では、グリッド電極7Gに集められたキャリアがグリッド電極7Gを通る距離が長く、グリッド電極7Gによる電圧降下が大きいため、シート抵抗が小さくなるようにし、電圧降下を抑制する。全体の出力特性はこの2つの領域における電流電圧特性の重ね合わせになるため、理想的にはセル上のすべての点において寄生抵抗成分による電圧降下が等しくなるように調整するのが好ましい。このためには当該場所において生成された電荷がグリッド電極7Gを通る距離が長い場所ほど当該場所における半導体基板のシート抵抗が低くなるように形成された、多段階の不純物領域であることが好ましい。透光性導電膜のシート抵抗に分布をもたせる場合については実施の形態4において、半導体基板に濃度分布をもたせる場合については実施の形態6および7において、後述する。
実施の形態4.
図8(a)および(b)は、実施の形態4にかかる太陽電池を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。実施の形態1から3で説明した太陽電池は拡散型太陽電池であるが、本実施の形態に係る太陽電池は、ヘテロ接合型の太陽電池である。本実施の形態では、pn接合を構成する導電型層の不純物濃度を変えるのではなく、導電型層上に形成される透光性導電膜のシート抵抗に面内分布を持たせたことを特徴とする。本実施の形態では、第1導電型の半導体基板であるn型単結晶シリコン基板1nとpn接合を形成する第2導電型の不純物領域であるp型非晶質シリコン層2p上に形成される透光性導電膜14のシート抵抗に分布を持たせたことを特徴とする。また、n型単結晶シリコン基板1nとp型非晶質シリコン層2pとの間には、非晶質シリコンi層2iが形成される。透光性導電膜14のうち、バス電極7B下を含む第1の透光性導電領域を構成する第1の透光性導電膜14Tが、バス電極7Bから離間した、n型単結晶シリコン基板1nの周縁部を含む第2の透光性導電領域を構成する第2の透光性導電膜14Dよりもシート抵抗が高くなっている。層構成については後述するが、透光性導電膜14のシート抵抗に分布を持たせた点以外は通例のヘテロ接合型太陽電池である。
本実施の形態の太陽電池10では、n型単結晶シリコン基板1nの受光面1A側、裏面1B側、それぞれに、透光性導電膜14,15を備える。
図11は、実施の形態5の太陽電池モジュールの変形例に用いられるバス電極を持たない太陽電池のストリングを模式的に示す図である。この例では第1〜第3の太陽電池セル10a〜10cは図11に示すように、タブ線20によって、シャドウロスを生じる遮光領域が少なく、かつセル間領域も小さく、高密度に接続されたストリングSを構成する。タブ線20は太陽電池セルの裏面から伸びて、第1の太陽電池セル10aと第2の太陽電池セル10bのコーナー部分をとおり、タブ線20とタブ線コンタクト用電極17とがはんだにより接着される。この太陽電池モジュールは、太陽電池セルのコーナー部分の2箇所にタブ線コンタクト用電極17を設け、そこから放射状にグリッド電極7Gを形成したことを特徴とするものである。グリッド電極7Gは長くなるため、抵抗率の低い銅めっきなどによって形成されることが望ましい。
この例では、高濃度の不純物領域はタブ線コンタクト用電極17から遠い領域に形成されている。これはタブ線コンタクト用電極17から遠い部分では抵抗損失が大きくなるため、高濃度領域とし、グリッド電極7Gに集電される光生成によるキャリア濃度を高くし、抵抗値Rを小さくすることで、抵抗損失W oss=RIを小さくすることができるためである。式中、Rは抵抗値、Iは電流値である。
実施の形態6.
図12は、実施の形態6にかかる太陽電池を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は、第1導電型の半導体基板としてのp型単結晶シリコン基板1Sの比抵抗を示す図である。本実施の形態に係る太陽電池では実施の形態1の太陽電池と異なり、p型単結晶シリコン基板1S上に設けたn型拡散層の不純物濃度は均一としている。この太陽電池のセル構成は、n型拡散層である第1および第2領域2T,2Dの平面配置および受光面側の電極配置以外の部分は実施の形態1と同様である。本実施の形態に係る太陽電池では、バス電極7Bをp型単結晶シリコン基板1の1辺に沿って配し、バス電極7Bからグリッド電極7Gが他辺に向かって伸びるようにしている。そしてバス電極7Bから遠ざかる位置であるほど、p型単結晶シリコン基板1Sの不純物濃度が高くなるように不純物濃度を分布させていることを特徴とする。p型単結晶シリコン基板1のかかる不純物面内分布上にバス電極7Bを選択的に配置することにより、出力特性をさらに向上させることができる。
また第1領域2Tのシート抵抗が90Ω/□で第2領域2のシート抵抗が70Ω/□の場合の変換効率は20.15%であって、このことから第1領域2Tと第2領域2Dのシート抵抗値の差分はある程度大きい場合において効果的な出力特性が得られることがわかった。
<実施例2>
表2は、実施の形態2にもとづいて作製された太陽電池の太陽電池特性の測定結果を実施例2として示す表である。実施例2では実施の形態2にもとづいて太陽電池10を作製した。
<実施例3>
表3は実施の形態3にもとづいて作製された太陽電池の太陽電池特性の測定結果を実施例3として示す表である。実施例3では実施の形態3にもとづいて、図7(a)および(b)に示したように、バス電極7Bおよびグリッド電極7G直下を高濃度領域である第2領域2Dとしたものである。他の部分については実施の形態1と同様に形成した。
また第1領域2Tのシート抵抗を90Ω/□で第2領域2のシート抵抗を70Ω/□とした。この場合の変換効率は20.37%であった。表1との比較によっても、実施例3の場合短絡電流値は若干小さくなっているが曲線因子が向上し、実施例1に比べて変換効率が向上している。
図11に実施例5で用いた太陽電池モジュールのストリングの図を示す。タブ線とセルの接続部分は太陽電池セルのコーナー部分のみで限定的になっており、タブ線20が太陽電池セル10aから10cの受光面積を減らすことによる遮光損失は低減される。しかしながらこの場合はグリッド電極の長さが図1に示すような電極構造と比較して長くなってしまうため、タブ線コンタクト用電極17から離れた部分における面内の電圧降下が大きくなる。このため図11で示すようにタブ線コンタクト用電極17に近い部分を第1領域2Tとし、シート抵抗90Ω/□、コンタクト用電極部から遠い部分を第2領域2Dとし、シート抵抗を50Ω/□とした。比較例として第1領域と第2領域が共に90Ω/□の太陽電池モジュールも作製した。
<実施例6>
表6に実施の形態6にもとづいて作製された太陽電池の特性の測定結果を示している。実施例6では実施の形態6の図12(a)から(c)に示した例にもとづいて太陽電池セルを作製した。作製した太陽電池セルは、一般的に用いられる156mm×156mmのp型単結晶シリコン基板を縦と横に4等分にカットして39mm×39mmのサイズのシリコン基板に太陽電池セルを形成した。カットしたウェハの厚みは180μmとした。太陽電池セル受光面側の不純物拡散層であるn型拡散層2のシート抵抗値は70Ω/□とした。電極はシート抵抗の高い辺側にバス電極7Bを設け、バス電極7Bに接続するグリッド電極7Gを2mm間隔で設けた。比較例として、シート抵抗の低い辺側にバス電極7Bを設けた、実施例6と逆の関係で基板シート抵抗分布とバス電極7Bを形成した比較例の太陽電池セルも同時に作製した。
1 p型単結晶シリコン基板、1n n型単結晶シリコン基板、1T 微小凹凸、1E端部、2 n型拡散層、2T 第1領域、2D 第2領域、7 第1の集電電極、7B バス電極、7G グリッド電極、8 第2の集電電極、9 BSF層、10,10P,10S,10R,10N 太陽電池、14,15 透光性導電膜、14T 第1の透光性導電膜、14D 第2の透光性導電膜、17 タブ線コンタクト用電極、20 タブ線、30 外部取出しリード、31 封止樹脂、32 ガラス板、33 バックフィルム、100 太陽電池モジュール。

Claims (22)

  1. 第1および第2主面を有する第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の前記第1または第2主面に形成された第2導電型の不純物領域と、
    前記第1導電型の半導体基板または前記第2導電型の不純物領域上に形成された複数のグリッド電極と、前記グリッド電極を接続し外部接続する集電部とを含む第1の集電電極と、
    前記半導体基板の前記第1の集電電極と対向する面側に形成された第2の集電電極とを備え、
    前記集電部を囲む第1領域で、前記集電部から離間した第2領域よりも、前記第1の集電電極形成面のシート抵抗が高いことを特徴とする太陽電池。
  2. 前記第1の集電電極形成面において、前記第1導電型の半導体基板または前記第2導電型の不純物領域は、前記集電部を囲む第1領域で、前記集電部から離間した第2領域よりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記半導体基板の前記第1主面に形成された第2導電型の不純物領域と、
    前記第2導電型の不純物領域上に形成された複数のグリッド電極と、前記複数のグリッド電極を接続し外部接続する集電部とを含む第1の集電電極と、
    前記半導体基板の第2主面側に形成された第2の集電電極とを備え、
    前記第2導電型の不純物領域は、前記集電部を囲む第1領域で、前記集電部から離間した第2領域よりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
  4. 前記半導体基板の前記第1主面に形成された第2導電型の不純物領域と、
    前記第2導電型の不純物領域上に形成された複数のグリッド電極と、前記複数のグリッド電極を接続し外部接続する集電部とを含む第1の集電電極と、
    前記半導体基板の第2主面側に形成された第2の集電電極とを備え、
    前記第1導電型の半導体基板は、前記集電部を囲む第1領域で、前記集電部から離間した第2領域よりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
  5. 前記半導体基板の前記第1主面に形成された第2導電型の不純物領域と、
    前記半導体基板の前記第2主面上に形成された複数のグリッド電極と、前記複数のグリッド電極を接続し外部接続する集電部とを含む第1の集電電極と、
    前記第2導電型の不純物領域上に形成された第2の集電電極とを備え、
    前記第1導電型の半導体基板は、前記集電部を囲む第1領域で、前記集電部から離間した第2領域よりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
  6. 前記第2導電型の不純物領域は、第2導電型の拡散層であり、
    前記集電部は、
    前記第2導電型の拡散層上に形成され、前記複数のグリッド電極を接続するバス電極を備え、
    前記バス電極を囲む前記第1領域で、前記バス電極から離間した、前記半導体基板の周縁部を含む前記第2領域よりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項3に記載の太陽電池。
  7. 前記第2領域の不純物濃度は、前記複数のグリッド電極を接続するバス電極から遠ざかるにつれて段階的に高くなっていることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の太陽電池。
  8. 前記第2領域の不純物濃度は、前記複数のグリッド電極を接続するバス電極から遠ざかるにつれてなだらかに高くなっていることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の太陽電池。
  9. 前記第2領域は、前記グリッド電極を囲むことを特徴とする請求項6に記載の太陽電池。
  10. 前記第2領域と前記第1領域とのシート抵抗値の差が20Ω/□以上であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の太陽電池。
  11. 前記第1領域と前記第2領域との境界は、前記バス電極から遠ざかるに従って前記グリッド電極からの距離が増大することを特徴とする請求項7に記載の太陽電池。
  12. 前記複数のグリッド電極を接続するバス電極直下は、前記第1領域よりも高濃度の不純物領域で構成されたことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
  13. 前記バス電極直下は、前記第2領域と同じ濃度の不純物領域で構成されたことを特徴とする請求項12に記載の太陽電池。
  14. 前記第1導電型の半導体基板または前記第2導電型の不純物領域上に形成された透光性導電膜と、
    前記透光性導電膜上に形成された複数の前記グリッド電極と、前記グリッド電極を接続し外部接続する前記集電部とを含む前記第1の集電電極と、
    前記半導体基板の前記第2主面側に形成された前記第2の集電電極とを備え、
    前記透光性導電膜は、前記集電部を囲む第1の透光性導電領域を構成する第1の透光性導電膜と、前記集電部から離間した第2の透光性導電領域を構成する、前記第1の透光性導電膜よりも低抵抗の第2の透光性導電膜とを含むことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  15. 前記集電部は、
    前記第2導電型の不純物領域上に形成され、前記複数のグリッド電極を接続するバス電極を備え、
    前記バス電極を囲む前記第1の透光性導電領域を構成する前記第1の透光性導電膜は、前記バス電極から離間した、前記半導体基板の周縁部を含む前記第2の透光性導電領域よりもシート抵抗の低い透光性導電膜で構成されたことを特徴とする請求項14に記載の太陽電池。
  16. 前記第1および第2の透光性導電膜は、酸化錫であり、
    互いに錫濃度が異なることを特徴とする請求項15に記載の太陽電池。
  17. 前記第1の透光性導電領域と前記第2の透光性導電領域との境界は、前記バス電極から遠ざかるに従って前記グリッド電極からの距離が増大することを特徴とする請求項15に記載の太陽電池。
  18. 請求項1から17のいずれか1項に記載の太陽電池と、
    前記太陽電池の集電部に接続されるタブ線とを備えたことを特徴とする太陽電池モジュール。
  19. 第1および第2主面を有する第1導電型の半導体基板の前記第1主面に第2導電型の拡散層を形成し、pn接合を形成する工程と、
    前記半導体基板上にパッシベーション膜を形成する工程と、
    前記パッシベーション膜に開口領域を形成する工程と、
    前記パッシベーション膜の前記開口領域に対して前記パッシベーション膜をマスクとして、第2導電型不純物を拡散させ、前記第2導電型の拡散層からなる第1領域と高濃度の拡散層からなる第2領域とを形成する選択拡散工程と、
    前記第1領域にバス電極を形成するとともに、前記バス電極に接続され、一部が前記第2領域上となるグリッド電極を形成し、集電電極を形成する工程とを含むことを特徴とする太陽電池の製造方法。
  20. 第1および第2主面を有する第1導電型の半導体基板の前記第1主面に第2導電型の不純物領域を形成し、pn接合を形成する工程と、
    前記第2導電型の不純物領域上に透光性導電膜を形成する工程と、
    前記透光性導電膜上に複数のグリッド電極と、前記グリッド電極を接続し外部接続する集電部とを含む第1の集電電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の第2主面側に第2の集電電極を形成する工程とを備え、
    前記透光性導電膜を形成する工程は、前記集電部を囲む第1の透光性導電領域を構成する第1の透光性導電膜と、前記集電部から離間した第2の透光性導電領域を構成する、第1の透光性導電膜よりも低抵抗の第2の透光性導電膜とを形成する工程であることを特徴とする太陽電池の製造方法。
  21. 前記集電部は、
    前記第2導電型の不純物領域上に形成され、前記複数のグリッド電極を接続するバス電極を備え、
    前記バス電極下を含む前記第1の透光性導電領域を構成する第1の透光性導電膜は、前記バス電極から離間した、前記半導体基板の周縁部を含む前記第2の透光性導電領域よりもシート抵抗の低い透光性導電膜で構成されたことを特徴とする請求項20に記載の太陽電池の製造方法。
  22. 前記透光性導電膜を形成する工程は、
    スパッタリング法により、互いに錫濃度が異なる酸化錫からなる第1および第2の透光性導電膜を形成する工程であることを特徴とする請求項21に記載の太陽電池の製造方法。
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