JP2017037899A - 太陽電池セル - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池セルのp、n電極の界面で再結合を防いで変換効率を向上させる。
【解決手段】第1導電型の基板10と、基板10の受光面10aと反対側に形成された第1導電型拡散領域12と、第2導電型拡散領域11と、基板10の受光面10aと反対側の面を覆うi型非晶質層13と、i型非晶質層13上の第1導電型拡散領域12上に対応する位置に設けられた第1導電型の非晶質層15と、i型非晶質層13上の第2導電型拡散領域11上に対応する位置に設けられた第2導電型の非晶質層14と、第1導電型の非晶質層15上に設けられた第1の電極17と、第2導電型の非晶質層14上に設けられた第2の電極16を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池セルに関する。
太陽光エネルギを電気エネルギに直接変換する太陽電池は、近年特に、地球環境問題の観点から、次世代のエネルギ源としての期待が急激に高まっている。現在、最も多く製造および販売されている太陽電池は、太陽光が入射する側の面である受光面と受光面の反対側である裏面とにそれぞれ電極が形成された構造のものである。
しかしながら、受光面に電極を形成した場合には、電極における太陽光の反射および吸収があることから、電極の面積分だけ入射する太陽光の量が減少する。そのため、裏面のみに電極を形成した太陽電池の開発が進められている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1では、光電変換素子としての太陽電池の裏面において、p型半導体層上にp型電極が形成され、n型半導体層上にn型電極が形成されている。
特開2012−182408号公報
このような従来のIBC(Interdigitated Back Contact)構造の太陽電池セルでは、p、n拡散領域と電極の界面で再結合が多く、また、p、n拡散領域上に形成した酸化膜ではパッシベーション効果が不十分であり、開放電圧を低下させる原因となっていた。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、電極の界面での再結合を防いで変換効率を向上させることのできる太陽電池セルを得ることを目的とする。
本発明の太陽電池セルは、第1導電型の基板と、基板の受光面と反対側に形成された第1導電型拡散領域と、前記基板の受光面と反対側に形成された第2導電型拡散領域と、基板の第1導電型拡散領域上および前記第2導電型拡散領域上に設けられ、基板の受光面と反対側の面を覆うi型非晶質層と、i型非晶質層上の第1導電型拡散領域上に対応する位置に設けられた第1導電型の非晶質層と、i型非晶質層上の第2導電型拡散領域上に対応する位置に設けられた第2導電型の非晶質層と、第1導電型の非晶質層上に設けられた第1の電極と、第2導電型の非晶質層上に設けられた第2の電極を有する太陽電池セル。
本発明の太陽電池セルは、i型非晶質層は、1nm以上10nm以下の厚みであるものを含む。
本発明の太陽電池セルは、i型非晶質層は、前記基板の受光面とは反対側の面全面に形成されたものを含む。
本発明の太陽電池セルは、第1導電型の拡散領域は、第2導電型の拡散領域を包囲するように形成されたものを含む。
本発明の太陽電池セルは、第1の電極は前記第1導電型の非晶質層の端部から30μm以上離れて形成されるとともに、第2の電極は第2導電型の非晶質層の端部から30μm以上離れて形成されたものを含む。
本発明によれば、発電効率の高い太陽電池セルを提供することができる。
本実施の形態に係る太陽電池セルを示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルを示す模式的平面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。 本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る説明をする。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについて詳細な説明は繰り返さない。
なお、本明細書において「i型」とは、完全な真性の状態だけでなく、十分に低濃度(n型不純物濃度が1×1017個/cm3未満、かつp型不純物濃度が1×1017個/cm3未満)であればn型またはp型の不純物が混入された状態のものも含む意味である。また、本明細書において「n型」はn型不純物濃度が1×1017個/cm3以上の状態を意味し、「p型」はp型不純物濃度が1×1017個/cm3以上の状態を意味する。n型不純物濃度およびp型不純物濃度は、たとえば二次イオン質量分析法によって測定することができる。
また、本明細書において「非晶質シリコン」には、シリコン原子の未結合手が水素で終端されていない非晶質シリコンだけでなく、水素化非晶質シリコンなどのシリコン原子の未結合手が水素で終端されたものも含まれるものとする。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る太陽電池セルを示す模式的断面図であり、また受光面側の反射防止膜やパッシベーション構造は省略している。半導体基板であるn型単結晶シリコンウェハ10の受光面とは反対側の面10bに第1導電型であるホウ素(B)などのp型のドーパントが拡散されたp型拡散領域11と、第2導電型であるリン(P)などのn型ドーパントが拡散されたn型拡散領域12が選択的に形成されている。
n型単結晶シリコンウェハ10の受光面とは反対側の面10b上全面に、i型非晶質層である、i型アモルファスシリコン層13が積層されているi型アモルファスシリコン層13は、1nm以上10nm以下、望ましくは2nm程度の厚さであり、パッシベーション膜として機能する。
i型アモルファスシリコン層13が1nm以上10nm以下の場合において、パッシベーション機能とキャリアの移動効率がともに良好で、太陽電池セルの発電効率が高く、特に2nm程度の膜厚において発電効率が高い。
i型アモルファスシリコン層13上において、面10b側から見て、p型拡散領域11に対応する位置にp型ドーパントを含むp型非晶質層であるp型アモルファスシリコン層14が形成されている。また、面10b側から見て、i型アモルファスシリコン層13上において、n型拡散領域12に対応する位置にn型ドーパントを含むn型非晶質層であるn型アモルファスシリコン層15が形成されている。
p型アモルファスシリコン層14とn型アモルファスシリコン層15は、隣り合う位置にあるが、p型アモルファスシリコン層14と、n型アモルファスシリコン層15が互いの端部で重なり合っても良い。また、p型アモルファスシリコン層14とn型アモルファスシリコン層15の端部が離れていても良い。p型アモルファスシリコン層14およびn型アモルファスシリコン層15の厚さは10nm以上30nm以下、望ましくは20nm程度が好ましい。そして、p型アモルファスシリコン層14上に第1の電極であるp電極16が形成され、n型アモルファスシリコン層15上に第2の電極であるn電極17が形成されている。
尚、図示しないが、n型単結晶シリコンウェハ10の受光面である面10aには反射防止膜等が形成されている。
図2は、本実施の形態に係る太陽電池セルを示す模式的平面図であり、太陽電池セルを受光面と反対側の裏面から見た図である。理解を容易にするために、拡散領域、n電極およびp電極の数は少なくしてある。太陽電池セル1に使用されるn型単結晶シリコンウェハ10は、157mm×157mmのほぼ正方形状である。点線に示される矩形の内側がi型アモルファスシリコン層13上に形成されたn型アモルファスシリコン層15である。また、点線に示される矩形の外側が、i型アモルファスシリコン層13上に形成されたp型アモルファスシリコン層14である。p型アモルファスシリコン層14上にp電極16が配置されている。また、n型アモルファスシリコン層15上にn電極17が配置されている。
細長い矩形のp電極16およびn電極17が交互に太陽電池セル1の裏面に配置されている。p電極16およびn電極17の幅は155mm程度であり、電極の間隔は0.2mm程度である。このような太陽電池セル1は、シート上に配線パターンが形成された配線シート上に縦横に並べられ、隣接するセルと電気的に接続されて太陽電池モジュールを形成することができる。
p電極16は、点線で示されるp型アモルファスシリコン層14とn型アモルファスシリコン層15の境界であるp型アモルファスシリコン層14の端部から30μm以上、望ましくは100μm以上離れた位置に形成されている。また、n電極17は、点線で示されるp型アモルファスシリコン層14とn型アモルファスシリコン層15の境界であるn型アモルファスシリコン層15の端部から30μm以上、望ましくは100μm以上離れた位置に形成されている。
太陽電池セル1の厚み方向に関し、p型アモルファスシリコン層14およびn型アモルファスシリコン層15と、p型拡散領域11およびn型拡散領域12との間には薄いi型アモルファスシリコン層13しかないため、p電極16とn電極17の電極間隔が近ければp、n間で電気的なリークが発生する。これを防止するためには、p電極16とn電極17の電極間隔を30μm以上、望ましくは、100μm以上は電極間隔を取る必要がある。
アモルファスシリコン薄膜でpn接合を形成する裏面接合型のヘテロ接合セルでは、電極間隔を拡げるとp型アモルファスシリコン層およびn型アモルファスシリコン層が高抵抗であるため、電極の無い部分では集電できずに特性が低下するが、本実施例の場合にはp型拡散領域11およびn型拡散領域12の抵抗が小さいため、拡散領域を通じて電流が流れるので、電極間隔が大きくなったことによる集電効率の低下は軽微である。
受光面である10aから光が入射すると、生じたキャリアのうち、正孔はp型拡散領域11に集まり、電子はn型拡散領域12に集まる。キャリアはp型拡散領域11とp型アモルファスシリコン層14間の電界、あるいはn型拡散領域12とn型アモルファスシリコン層15間の電界により、i型アモルファスシリコン層13を移動する。
さらに、正孔は、p型アモルファスシリコン層14を経由してp電極16に移動し、電子は、n型アモルファスシリコン層15を経由してn電極17に移動する。キャリアが、太陽電池セル1の面方向に移動するときは、p型拡散領域11およびn型拡散領域12内を移動する。そのため、n電極またはp電極の面積が小さくても集電効率が著しく低下する恐れはない。
従来のIBC構造のバックコンタクトセルでは、p、n拡散領域と電極の界面で再結合が多く、また、パッシベーション効果が不十分であり、開放電圧を低下させる原因となっていた。しかしながら、本実施の形態においては、電極を直接p、n拡散領域と接触させるのではなく、アモルファスシリコンi/p層、アモルファスシリコンi/n層を介して電極を形成し、アモルファスシリコンのパッシベーション層を介して集電することにより界面再結合を減少させ、開放電圧を向上させることができる。
すなわち、i型アモルファスシリコン層13、p型アモルファスシリコン層14およびn型アモルファスシリコン層15がパッシベーション層として機能するため、n型単結晶シリコンウェハ10の面10b表面におけるキャリアの再結合を防いで発電効率を向上させることができる。
また、アモルファスシリコン薄膜でp、n接合を形成するヘテロ接合セルと比較してごみ等による膜のピンホール欠陥や膜厚分布のばらつきによる影響を受け難くなり、特性分布のばらつきの低減が期待できる。セル面積が大きい場合には特に有利である。
また、p型拡散領域11上のp電極16およびn型拡散領域12上のn電極17の大きさを小さくできるので、隣り合うp電極16とn電極17の距離を大きく設定できる。そのため、p電極16とn電極17間のリーク電流が少なくなり、p電極16とn電極17間の電極材料のマイグレーションを軽減することが可能である。
また、アモルファスシリコン薄膜でpn接合を形成する裏面接合型のヘテロ接合セルは、アモルファスシリコン膜の面方向のキャリアの移動速度が小さいため、裏面に電極をほぼ全面に配置する必要があり、短絡を防ぐために裏面電極上に絶縁膜を配置する必要があった。しかしながら、本実施形態においては、シリコンウェハのp型拡散領域およびn型拡散領域の面方向の抵抗が比較的小さいため、n電極、p電極を小さくすることができる。そのため、裏面電極上に絶縁膜を設けなくても配線シートやインターコネクタ等より隣接するセルとの電気的接続が容易に実現できるので、低コスト化を図ることができる。
(実施の形態2)
図3から図7は、本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。図3に示すように、太陽電池セル1に使用される半導体基板として、n型単結晶シリコンウェハ10を準備する。n型単結晶シリコンウェハ10の受光面側の面10aには凹凸加工や反射防止膜を形成されているが、ここでは図示しない。一方、n型単結晶シリコンウェハ10の受光面とは反対側の面10bには、p型拡散領域11およびn型拡散領域12が形成されている。
p型拡散領域11およびn型拡散領域12は、n型単結晶シリコンウェハ10の面10bから不純物をドーピングすることにより形成することができ、面10bからドーパントがドーピングされた領域が、p型拡散領域または、n型拡散領域となる。ドーピングの方法としては熱拡散法やイオン注入法などを用いることができる。
続いて、面10b表面を洗浄もしくはエッチング後、図4に示すように、i型アモルファスシリコン層13を1nm以上10nm以下、望ましくは2nm程度の厚さで面10bの全面に形成する。i型アモルファスシリコン層13の形成方法は特に限定されないがプラズマCVD(chemical vapor deposition)法を用いることができる。
次に、図5に示すように、面10b上にp型アモルファスシリコン層形成用のメタルマスク18をセットし、プラズマCVD法により、p型アモルファスシリコン層14を15nmから20nmほど成長させる。p型アモルファスシリコン層14は、p型拡散領域11に対応する位置に形成される。
続いて、図6に示すように、メタルマスク18を外した後、面10b上にn型アモルファスシリコン層形成用のメタルマスク19をセットし、プラズマCVD法により、n型アモルファスシリコン層15を15nmから20nmほど成長させる。n型アモルファスシリコン層15は、n型拡散領域12に対応する位置に形成される。
続いて、図7に示すように、メタルマスク19を外した後、p型アモルファスシリコン層およびn型アモルファスシリコン層上に電極形成用のメタルマスク20をセットし、p型アモルファスシリコン層およびn型アモルファスシリコン層上のほぼ中央にスパッタ法で電極を形成することにより、太陽電池セル1を形成することができる。
(実施の形態3)
図8から図12は、本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。まず、図4に示した実施の形態2と同様にして、n型単結晶シリコンウェハ10を準備し、受光面と反対側の裏面の拡散層上にi型アモルファスシリコン層13を形成する。
続いて、図8に示すように、p型アモルファスシリコン層24をi型アモルファスシリコン層13上に15nm〜20nm程度形成する。p型アモルファスシリコン層24の形成方法は特に限定されないがプラズマCVD法を用いることができる。
続いて、図9に示すように、フォトリソグラフィ法を用いて、n型拡散領域12上のi型アモルファスシリコン層13およびp型アモルファスシリコン層24を除去してパターニングすることにより、p型拡散領域11に対応する部分にp型アモルファスシリコン層24を形成する。
続いて、図10に示すように、i型アモルファスシリコン層23を1nmから10nm、望ましくは2nmの厚さで積層後、さらに、n型アモルファスシリコン層25を15nm〜20nm程度積層する。i型アモルファスシリコン層13およびn型アモルファスシリコン層15の形成方法は特に限定されないがプラズマCVD法を用いることができる。
続いて、図11に示すように、フォトリソグラフィ法を用いてp型アモルファスシリコン層24上のi型アモルファスシリコン層23およびn型アモルファスシリコン層25を除去する。
続いて、p型アモルファスシリコン層24上にp電極26を作成するとともに、n型アモルファスシリコン層25上にn電極27を作成する。p電極26、n電極27は、アモルファスシリコン上にスパッタや蒸着などで金属膜を形成したのち、金属膜をフォトリソグラフィ法でパターニングして形成することにより、図12に示す太陽電池セル2を得る。
(実施の形態4)
図13から図16は、本実施の形態に係る太陽電池セルの製造方法を示す模式的断面図である。まず、図4に示した実施の形態2と同様にして、n型単結晶シリコンウェハ10を準備し、受光面と反対側の裏面の拡散層上にi型アモルファスシリコン層13を形成する。
次に、図13に示すように、プラズマCVD法により、i型アモルファスシリコン層13上の全面に、p型アモルファスシリコン層34を15nmから20nmほど成長させる。
続いて、図14に示すように、面10b上にメタルマスク21をセットし、p型アモルファスシリコン層34、i型アモルファスシリコン層13をプラズマエッチングで除去することにより、n型拡散領域12を露出させる。
続いて、図15に示すように、n型拡散領域12上にi型アモルファスシリコン層33およびn型アモルファスシリコン層35をプラズマCVD法により、形成する。i型アモルファスシリコン層33の厚さは1nm以上10nm以下、望ましくは2nmであり、n型アモルファスシリコン層35の厚さは15nmから20nmである。
続いて、メタルマスク21を外したあと、p型アモルファスシリコン層34およびn型アモルファスシリコン層35上に電極形成用のマスクをセットし、p型アモルファスシリコン層およびn型アモルファスシリコン層上のほぼ中央にスパッタ法でp電極36およびn電極37を形成することにより、図16に示す太陽電池セル3を形成することができる。
上述の各実施の形態において、第1導電型をn型とし、第2導電型をp型として説明したが、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型として実施することも可能である。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべては変更が含まれることが意図される。
1、2、3…太陽電池セル
10…n型単結晶シリコンウェハ
11…p型拡散領域
12…n型拡散領域
13、23、33…i型アモルファスシリコン層
14、24、34…p型アモルファスシリコン層
15、25、35…n型アモルファスシリコン層
16、26、36…p電極
17、27、37…n電極
18、19、20、21…メタルマスク

Claims (5)

  1. 第1導電型の基板と、
    前記基板の受光面と反対側に形成された第1導電型拡散領域と、
    前記基板の受光面と反対側に形成された第2導電型拡散領域と、
    前記基板の前記第1導電型拡散領域上および前記第2導電型拡散領域上に設けられ、前記基板の受光面と反対側の面を覆うi型非晶質層と、
    前記i型非晶質層上の前記第1導電型拡散領域上に対応する位置に設けられた第1導電型の非晶質層と、
    前記i型非晶質層上の前記第2導電型拡散領域上に対応する位置に設けられた第2導電型の非晶質層と、
    前記第1導電型の非晶質層上に設けられた第1の電極と、
    前記第2導電型の非晶質層上に設けられた第2の電極を有する太陽電池セル。
  2. 前記i型非晶質層は、1nm以上10nm以下の厚みである請求項1記載の太陽電池セル。
  3. 前記i型非晶質層は、前記基板の受光面とは反対側の面全面に形成された請求項1また2に記載の太陽電池セル。
  4. 前記第1導電型拡散領域は、前記第2導電型拡散領域を包囲するように形成された請求項1から請求項3のいずれかに記載の太陽電池セル。
  5. 前記第1の電極は前記第1導電型の非晶質層の端部から30μm以上離れて形成されるとともに、前記第2の電極は前記第2導電型の非晶質層の端部から30μm以上離れて形成された請求項1から請求項4のいずれかに記載の太陽電池セル。
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