JP2016107995A - レンジ用パウチ収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理に手間を掛けず、かつ、パウチ自体に蒸気抜き部を高い位置に持ち上げる機能がないパウチであっても、外装の紙箱に蒸気抜き部を持ち上げる構造を持たせることで、火傷を負い難い、電子レンジによって加熱調理可能なレンジ用パウチを内部に収納する紙箱を提供する。【解決手段】電子レンジによって加熱調理可能なレンジ用パウチ(4)を内部に収納する紙箱であって、紙箱の正側面板(131)に連結し、底面板側に伸びる帯状の枕板部(3)を有し、かつ、枕板部先端に差込み部(33)が連結し、底面板(12)の正側面板側端部から枕板部の長さに満たない位置に、差込み受け孔(121)を設けたことを特徴とするレンジ用パウチ収納箱(1)。【選択図】図4

Description

本発明は、レンジ用パウチを紙箱に入れたまま、電子レンジで高周波加熱により調理可能なレンジ用パウチ収納箱に関する。
調理済みレトルトカレーのように、加熱するだけで賞味することができる食品類は、簡単に食事をとる事ができる為、近年、独身者のみならず、高齢者や、料理に時間をかけられない人々にとって、簡便に食事を取ることができる手段になっている。
このような食品は、カレー、シチュー、酢豚、ミートボール煮、八宝菜など、内部に水分が入っていて、水分が高周波でエネルギー準位をあげる励起現象を起こし、振動や回転をすることによって、周囲の他の成分もそのエネルギーが伝わることで、加熱調理される。加熱された水の一部は、蒸気となって膨張し、包装容器であるパウチを内部から押し広げる力となり、内部圧力が上昇し、丸く膨んでくる。
もし、そのままパウチ内部の圧力が上昇し、内部の水分が沸騰するようなことになるとパウチは爆発し、高温になった内容物が飛び散るおそれがある。
そこで、このような事が起きないよう、パウチには、蒸気抜き機能を設けている。
さらに、加熱が終了し、取り出す時にパウチが高温になっている。
このようなことが起きないようにパウチを紙箱に入れてそのまま電子レンジで加熱できるようにすれば、より安全であり電子レンジ内へ置く場合にも、はっきり表記し易いなどのメリットもある。
特に、紙箱の断熱性により取り出す時に安全であるというメリットもある。
このような電子レンジによるレトルト食品の紙箱に入れたまま行う加熱について、例えば、特許文献1では電子レンジ用包装箱の天面に帯状の開封用ジッパーが設けられており、ジッパーから開封し、箱の上部側を裏面側に折り曲げることで枕にし、加熱時に内容物が蒸気抜き部に接しないようにしたものである。しかし、消費者がこのような煩雑な作業を行うのは煩わしい。
また、特許文献2では、電子レンジで加熱を行った時に天面に設けた開封部分が自動で開封する自動開封機能付き電子レンジ用箱入り包装袋が提案されている。
この電子レンジ用箱入り包装袋は単純に箱の向きを確認して電子レンジに入れ、加熱できるので手間なく調理可能である。
しかし、蒸気抜き部が開封部に向かって突出するようになっているので、加熱すると蒸気抜き部が自然と持ち上がる構造になっている為、蒸気抜き部に内容物が接するおそれがない。しかし、蒸気抜き部が側部にあるような構造のパウチを用いた場合には、加熱時に内容物が蒸気抜き部に接してしまうおそれがあり、パウチの構造が特許文献2で示すような特殊な構造のパウチに限られる問題があった。
特許第4186726号公報 特許第5062409号公報
そこで、調理に手間を掛けず、かつ、パウチ自体に蒸気抜き部を高い位置に持ち上げる機能がないパウチであっても、外装の紙箱に蒸気抜き部を持ち上げる構造を持たせることで、火傷を負い難い、電子レンジによって加熱調理可能なレンジ用パウチを内部に収納する紙箱を提供することが、本発明の課題である。
本発明は電子レンジによって加熱調理可能なレンジ用パウチを内部に収納する紙箱であって、底面板側に伸びる帯状の枕板部を有し、前記枕板部には差込み部が連結されており、底面板には差込み受け孔が設けられていることを特徴とするレンジ用パウチ収納箱である。
本発明のレンジ用パウチ収納箱は、単に枕板部の差込み部を底面板の差込み受け孔に挿入するだけで、レンジ用パウチの蒸気抜き部を上方に向けて傾けて固定する枕部を形成できる。その為、手間をかけずに、内容物がそのまま噴出すことが無いようにして、電子レンジで加熱調理が可能である。
本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、未加熱における収納状態と、可動部のロック部を係止して枕部を立てた状態とにおける底面側から見た斜視図である。 本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、未加熱において、枕部を立てた収納状態と、可動部のロック部を係止して枕部を立て、電子レンジ加熱して、開口部が開いた状態とにおける上面側から見た斜視図である。 本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、収納箱の展開図である。 本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、未加熱における収納状態と、可動部を押して枕部を立てた状態とにおける断面図である。 本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、電子レンジでの加熱状態における断面図と、電子レンジ加熱が終了してパウチを取り出す状態における斜視図である。 本発明のレンジ用パウチ収納箱に入れるレンジ用パウチの例である。 従来のレンジ用パウチ収納箱の例で、その収納箱の展開図である。 従来のレンジ用パウチ収納箱の例で、未加熱における収納状態と、箱の上部を開口して折り返して立てた状態とにおける断面図である。
以下、本発明のレンジ用パウチ収納箱の実施形態例について、図を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、図1−1は、未加熱における収納状態の底面側から見た斜視図である。
レンジ用パウチ収納箱1は、扁平の直方体形状で、底面板12の四辺にはそれぞれ垂直に立った側面板13が設けられている。
紙箱の側面板13のひとつの正側面板131に連結し、罫線30を介して、底面板12側に伸びる帯状の枕板部3を有している。
さらに、枕板部3先端に差込み部33が連結している。
その上、枕板部3の中央には枕罫線34があって、枕罫線34を境界として元枕板部31と先枕板部32を形成している。
枕板部3と底面板12は易剥離性接着部122を介して接着されている。易剥離性接着部122に用いられる接着剤としては、酢酸ビニル・アクリル共重合タイプのエマルジョン系接着剤、例えば、サイデン化学株式会社製サイビノール(登録商標)DBA164、スチレン・アクリル共重合体エマルジョン、例えば、サイデン化学株式会社製サイビノール(登録商標)K−1051、また、エチレン・酢酸ビニル共重合系接着剤や、低重合度水
溶性樹脂と高重合度アクリル樹脂を混合した擬似接着性樹脂なども用いる事ができる。さらに、易剥離性接着部122を再剥離しない通常の接着剤を塗工し、その周囲を半抜きにする方法でもかまわない。
図1−2は、枕板部3を立てた状態の底面側から見た斜視図である。
易剥離性接着部122を底面板12から剥がし、差込部を差し込み孔に差し込むことで枕板部3を立てることができる。
さらに、正側面板側端部から差し込み孔までの長さは正側面板側端部から枕板部3の端部までの長さよりも短い。これによって、差込部33を差し込み孔に差し込んだ時に枕板部は枕罫線で折れ、外側に突出した形状となる。
枕板部3に設けられた枕罫線34は複数本であっても構わない。
図2は本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例である。図2−1は枕板部3を立てた電子レンジで加熱する前の状態におけるレンジ用パウチ収納箱を上面側から見た斜視図である。
上面板11には開口脆弱線112が形成されており、開口してレンジ用パウチを取り出すことができるような大きな面積の開口部111を形成している。
図2−2は、電子レンジで加熱した状態における上面側から見た斜視図である。
レンジ用パウチは、内容物に含有する水分が高周波加熱により沸騰し、体積を増して膨らむ。膨らむとレンジ用パウチは球形に近くなろうとして、厚みが大きくなり収納箱1の高さを大きく越える。その為、開口部111の内側をレンジ用パウチが押して、開口脆弱線112を破断し、開口する。
開口部111の大きさは上面板面積の3分の1以上、好ましくは2分の1以上で、3分の2以下が好ましい。開口部111面積が大きすぎると、収納箱全体が膨らんで、レンジ用パウチの力で開口脆弱線112が破断して自動開口しないおそれがある。また、3分の1未満で小さい場合、レンジ用パウチを収納箱から取り出し難い問題がある。
面積以外に、開口部111の最大幅を、レンジ用パウチ4の幅からシール部分を除いた幅近傍にまで広げておくことが好ましい。さらにレンジ用パウチの蒸気抜き部は開口部111とは反対側に位置するように収容されている。これにより、レンジ用パウチを取り出す時には蒸気抜き部とは反対側をつかむことができる為、取り出す時に安全である。
図3は、本発明のレンジ用パウチ収納箱1の一例における展開図である。
上面板11から右側面板134に連通して、開口脆弱線112が走り、開口部111が形成されている。右側面のりしろ1340にも脆弱線1341が設けられている。
正側面板131下端から罫線30を介して、帯状の枕板部3が連結し、さらに枕板部他端に差込み部33が連結している。
そして、枕板部3は正側面板131下端に繋がる罫線30に平行した罫線34があって元枕板部31と先枕板部32に分かれている。
底面板12の正側面のりしろ1310側端面から枕板部3の差込部側端部に満たない位置に差込み受け孔121が設けられている。差込み受け孔121は切り込みで作られ、そこに差込み部33が挿入される。抜け難くする為に差込み部33の厚みよりも狭い幅のスリットか、幅の無い単なる切り込みでもかまわない。差し込み部に係止片を設けて、差し込み孔に差し込んだ時にロックする構造にしても良い。
底面板には易剥離接着部が設けられており、枕板部3の内面が易接着されるようになっている。
ベタで塗工するのりしろ用の接着剤としては、酢酸ビニル・アクリル共重合タイプのエマルジョン系接着剤、例えば、サイデン化学株式会社製サイビノール(登録商標)DBA
155L,サイビノール(登録商標)DBA164、日英化工株式会社製ライフボンド(登録商標)AV−650Y4、ライフボンド(登録商標)AV−650Y6などが使用できる。
図4は本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、図4−1は未加熱における収納状態における断面図である。
レンジ用パウチ4の蒸気抜き部41側が枕板部3のある側になるようレンジ用パウチ収納箱1に収納されている。
レンジ用パウチ4は表裏が軟質のフィルムで周囲をシールされた袋状のパウチで高圧力、高温であっても、破損しにくい丈夫なフィルムで構成されている。
レンジ用パウチ4には蒸気抜き部41があり、内部圧力が一定以上に大きくなった場合、内部の蒸気を逃がすようになっている。
図6に本発明で使用するレンジ用パウチの例を示した。パウチの蒸気抜き部41は図6−1や図6−3で示すようなシール部が周囲の融着部よりも内側に突出してあって、そこが内部圧力により周囲よりも先に剥離して開口するものや、図6−2のように穴があり、その周囲の融着部が内部圧力で先に剥離するもの、図6−4のように切り口周囲に外周のシール部40より低い融着強度のフィルムを融着しているものなど、どのようなものでもかまわない。
図4−2は、電子レンジ加熱する直前における未加熱状態におけるレンジ用パウチ収納箱の断面図である。
差込み部33を差込み受け孔121に差し込み枕板部3を立てている。枕板部3を立てることによって、レンジ用パウチ4の上部が持ち上がり、内容物5の液面が蒸気抜き部に接しない位置まで下方に移動している。
これによって、内容物が沸騰しても内容物の汁などが直接外に噴出すことが無いようにしている。
図5は、本発明のレンジ用パウチ収納箱の一例で、図5−1は電子レンジで加熱している状態における断面図である。
内容物5が沸騰し、レンジ用パウチ4の内部では水蒸気などが発生している。レンジ用パウチ4は、内部圧力が上昇するので、レンジ用パウチ4は膨らみ、収納箱を押し広げ、開口脆弱線112が破断し、開口部111が開口する。
さらに、レンジ用パウチ4は一定の内部圧力が上昇すると、蒸気抜き部41が開口し、蒸気抜き部41から発生した蒸気が抜ける。レンジ用パウチ4の蒸気抜き部41から抜けた蒸気は、開口部111から逃げる。
図5−2は、電子レンジ加熱が終了し、沸騰が収まり、蒸気抜きが終了した後、開口部111を大きく開けて、レンジ用パウチ4を取り出している状態を示した断面図である。蒸気抜き部41は開口部から離れた向きになるようにレンジ用パウチが収納箱に入れてある。
本発明に用いられるレンジ用パウチは、通常のレトルト用パウチと同じ構成のフィルムを使用できる。
例えば、外層から、ポリアミド/無水マレイン酸変性ポリエチレン/ポリアミド/ポリエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/無水マレイン酸変性ポリエチレン/ポリエチレン、ポリエチレン/ポリエチレンテレフタレート/アルミニウム箔/ポリエチレン/ポリアミド/ポリエチレン、
ポリプロピレン/アルミニウム箔/ポリエチレン/ポリアミド/ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート/アルミニウム箔/ポリエチレン、
などの構成が考えられる。
アルミニウム箔は香りを逃がさない役目を担い、厚みは12〜24μmにする。酸化珪素蒸着のポリエチレンフィルムなどで代用しても良い。また、ポリエチレンテレフタレートフィルムの厚みは8〜25μmとする。
これらのフィルムは、通常のドライラミネーション機、エクストルーダーラミネート機などを用いて貼り合わせるとこができる。
レンジ用パウチ収納箱に用いられる台紙は、内容物の重量によって異なるが、通常、コートボール紙、もしくはカード紙を使用し、紙の厚みである坪量は、270g/m2から350g/m2の範囲で使用可能である。また、紙の密度を0.6〜1.1g/cm3の範囲にする。
内面、外面のいずれか、または内面及び外面に、ポリエチレンなどでコートしたものでも良い。
本発明のレンジ用パウチ収納箱1は、一般的なカートニングマシンにセットすれば、容易に組立てが可能である。まず、スリーブを起こし、カレーなどの内容物が充填されたレンジ用パウチ4を装填し、側面板を折りこんで、適時ホットメルト接着剤を介在して、自動で組立てることができる。
以下に本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
レンジ用パウチは、外層として、酸化珪素を蒸着した厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム。
グラビア印刷で設けられたインキ層。
中間層として、厚み15μmのナイロンフィルム。
シーラント層として、60μmの無延伸ポリプロピレンフィルム。
それらを、ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネーション機によって貼り合せ、積層フィルムを作り、水120gを充填して、図6−1の形状にシールしてパウチを作成した。
レンジ用パウチ収納箱は、坪量が320g/m2のコートボール紙を使用した。
成形に用いるベタのりの材質は酢酸ビニル・アクリル共重合タイプのエマルジョン系接着剤である日英化工株式会社製ライフボンド(登録商標)AV−650Y4を使用した。
易剥離接着部に用いる接着剤はスチレン・アクリル共重合体エマルジョンであるサイデン化学株式会社製サイビノール(登録商標)K−1051を使用した。図3の展開図形状に抜いて、箱を組み立てて、レンジ用パウチを充填した。
<比較例1>
レンジ用パウチは水充填した実施例1と同じレンジ用パウチを使用した。
レンジ用パウチ収納箱は、実施例1と同じく、坪量が320g/m2のコートボール紙を使用し、成形に用いるベタのりは日英化工株式会社製ライフボンド(登録商標)AV−650Y4を使用した。
箱の形状は図7の展開図形状に抜いて、箱を組み立てて、レンジ用パウチを充填した。
そのレンジ用パウチを充填した断面図は図8−1のように蒸気抜き部41が開口部111側に来るようにする。
電子レンジで加熱する時には図8−2の断面図で示すように、開口部112脆弱線を破断、右側面板の脆弱線1331や左側面板の脆弱線1341まで破断させる。さらに、正側面板131を含む上部を底面板に設けた罫線で180度折り曲げて開口し、上部を下側に枕部とさせて、レンジ用パウチの蒸気抜き部を上側に傾けて、加熱した。
<比較例2>
レンジ用パウチは、水充填した実施例1と同じレンジ用パウチを使用した。
レンジ用パウチ収納箱は、実施例1と同じく、坪量が320g/m2のコートボール紙を使用し、成形に用いるベタのりは日英化工株式会社製ライフボンド(登録商標)AV−650Y4を使用した。
箱の形状は、特許文献2に記載の形状とした。
<評価試験内容>
実施例と比較例について、下記の方法で試験し、比較評価した。
<簡便性>
一般主婦5人に3箱ずつ、計15箱を渡し、電子レンジに入れる準備作業に掛かる時間を測定し、3秒間以内に出来た箱が13箱以上を○、8箱以上12箱までを△、7箱以下を×とした。
<内容物の漏れの有無>
各々5箱ずつ、電子レンジの中に入れて、600ワットで100秒間加熱し、内容物が蒸気抜き部から漏れるかどうか確認した。
<総合>
簡便性と漏れの有無の評価結果から総合的に使用可能か判断した。
<評価結果>
実施例1は、簡便性は3秒間以内に出来た箱が14箱で○、漏れは無く、総合評価は○であった。
比較例1は、簡便性易は3秒間以内に出来た箱が8箱で△、漏れは無く、総合評価は△であった。
比較例2は、簡便性は「○」だが、内容物が大量に漏れてしまった為に、総合評価は×であった。
以上のように、本発明のレンジ用パウチ収納箱のように枕部を設けると、簡単で、早く、手間を書けずに電子レンジで内容物が漏れないレンジ用収納箱を準備できた。
本発明のレンジ用パウチ収納箱1は、以上の様なもので、単純に、枕板部3を底面板12から剥がし、先端の差込み部33を差込み受け部121に差し込んで枕板部3を底面板から飛び出すように立てる。
枕部を立てたレンジ用パウチ収納箱の底面板側を下にして電子レンジで加熱するだけで、道具も要らず、迅速に調理ができ、加熱によって内容物が噴出すなどの問題も無い。
また、加熱直後の熱いパウチは紙箱に入っているので、火傷もしないで、電子レンジから取り出せるなど、メリットは大きい。
1・・・・・・・・・レンジ用パウチ収納箱
11・・・・・・・・上面板
111・・・・・・・開口部
112・・・・・・・開口脆弱線
12・・・・・・・・底面板
121・・・・・・・差込み受け孔
122・・・・・・・易剥離接着部
123・・・・・・・収納差込み受け孔
13・・・・・・・・側面板
131・・・・・・・正側面板
1310・・・・・・正側面のりしろ
132・・・・・・・側面板
133・・・・・・・左側面板
134・・・・・・・右側面板
1340・・・・・・右側面のりしろ
3・・・・・・・・・枕板部
30・・・・・・・・罫線(正側面板と枕板部との繋ぎ)
31・・・・・・・・元枕板部
32・・・・・・・・先枕板部
33・・・・・・・・差し込み部
34・・・・・・・・枕罫線
4・・・・・・・・・レンジ用パウチ
40・・・・・・・・シール
41・・・・・・・・蒸気抜き部
5・・・・・・・・・内容物

Claims (6)

  1. 電子レンジによって加熱調理可能なレンジ用パウチを内部に収納する紙箱であって、
    底面板側に伸びる帯状の枕板部を有し、
    前記枕板部には差込み部が連結されており、
    底面板には差込み受け孔が設けられていることを特徴とするレンジ用パウチ収納箱。
  2. 前記枕板部は底面部の正側面板側端部から形成されており、
    前記枕板部の正側面板側端部から差込部側端部までの長さが正側面板側端部から差し込み孔までの長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のレンジ用パウチ収納箱。
  3. 前記枕板部は正側面板に連結していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンジ用パウチ収納箱。
  4. 前記枕板部に罫線が設けられており、差込部を差し込み孔に差し込んだ時に罫線が折り曲がることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレンジ用パウチ収納箱。
  5. 底面板と枕板部とを仮接着する易剥離接着部を設けたことを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載のレンジ用パウチ収納箱。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のレンジ用パウチ収納箱であって、蒸気抜き部が設けられた内容物入りレンジ用パウチを収納したことを特徴するレンジ用パウチ収納箱。
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