JP2016107759A - スライドドアモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
従来、これらの装置はスライドドアに個々に取り付けられている。これらの取付作業は手間を要することから、スライドドアの生産効率の向上が課題となっている。
この構成によれば、ガイドプーリが金属製のブラケットに固定されるため、組立時に生じるガイドプーリの位置ずれまたはベースの経時変化によるガイドプーリの位置ずれが小さくなる。
上記構成によれば、ケーブルをドア移動装置から車両本体まで直線的に延長することができる。これによりドア移動用ドラムによるケーブルの巻取りが円滑になる。
図1は、車両1を俯瞰した平面図である。図1では、ステアリングホイール1aの配置側が車両1の前側を示す。なお、以降の説明では、スライドドア10が車両本体2に取り付けられた状態で車両1の上下方向と一致する方向をスライドドアモジュール30の「上下方向DZ」と規定する。車両1の前後方向と一致する方向をスライドドアモジュール30の「前後方向DY(車両前後方向)」と規定する。車両1の車幅方向と一致する方向をスライドドアモジュール30の「車幅方向DX」と規定する。
アッパーガイドレール5aは、ガイドローラを介してスライドドア10の上部を支持する。ロアガイドレール5bは、ガイドローラを介してスライドドア10の下部を支持する。センターガイドレール5cは、ローラユニット6を介してスライドドア10の中央部を支持する。
スライドドア10は、アウターパネル11と、インナーパネル12と、インナーパネル12に取り付けられるスライドドアモジュール30と、窓ガラス4とを備えている。インナーパネル12の内側(車内側)には内装パネルが取り付けられる。
第2ロック装置14は、車両本体2の乗降口3の後縁部に設けられたストライカ16b(図1参照)に係合する。
スライドドア10は、全閉位置に位置するとき、第1〜第3ロック装置13〜15に拘束される。また、スライドドア10は、全開位置に位置するとき、第3ロック装置15に拘束される。スライドドア10は第1及び第2ロック装置13,14または第3ロック装置15により拘束されることによりその移動が制限される。
スライドドアモジュール30は、樹脂製のベース31と、窓ガラス4を昇降させる窓ガラス昇降装置40と、スライドドア10を移動させるドア移動装置50と、第1〜第3ロック装置13〜15を操作するドア開閉装置60とを備える。窓ガラス昇降装置40、ドア移動装置50、及びドア開閉装置60は、ベース31に取り付けられている。
第2ケーブル42は、キャリア46に対して第1ケーブル41とは反対方向に延びるように張られる。第2ケーブル42の一端はキャリア46に、他端はドラム43に接続される。
第3ケーブル51及び第4ケーブル52は、後述の凹部35の貫通孔35fを挿通し、ローラユニット6を介してセンターガイドレール5cに沿うように敷設されている。
ベース31は樹脂で成形される。例えば、ベース31は、発泡樹脂により形成される。発泡樹脂によれば、発泡しない樹脂に比べて、ベース31の厚みを増すことができ、これによりベース31の強度及び剛性が高まる。
凹部35は、下方に向かって浅くなるように傾斜する底壁35aと、底壁35aを囲む周壁35bとを備える。周壁35bは、少なくとも上側壁35rと、前側壁35sと、後側壁35tと、下側壁35uとを有する。上側壁35r、前側壁35s、後側壁35t及び下側壁35uは、ベース31の内面に対して実質的に垂直(成形型からベース31を抜くことが可能な角度であって垂直に近い角度。)に延びる。また、上側壁35rと後側壁35tとの間の角度は略90度に構成されている。前側壁35sは、窓ガラス昇降装置40のドラム43の配置部分と重ならない程度にドラム43側に寄っている。すなわち、ドラム43と凹部35とは平面視(視線が車幅方向DXに沿う視点)で隣り合う(図3参照)。
後側壁35tには、ドア移動装置50の第3及び第4ケーブル51,52が挿通する貫通孔35fが設けられている。ドア移動装置50のドラム54は、凹部35内における上側に配置されている。また、ドア移動用モータ56は、凹部35内における下側に配置される(図6参照)。
図6に示されるように、ドア移動用モータ56と減速機57とは、第1ケース58aに収容されて、1つのモータユニット53aを構成する。モータユニット53aは、凹部35に収容される。モータユニット53aの出力部53xは、ブラケット36によりベース31側に押さえ付けられる。
(1)本実施形態では、スライドドアモジュール30は、樹脂製のベース31と、窓ガラス昇降装置40と、ドア移動装置50とを備える。ベース31は車幅方向DXの外側に窪む凹部35を有する。ドア移動装置50の駆動機構53はこの凹部35に収容される。窓ガラス昇降装置40はベース31に取り付けられる。
ガイドプーリ55が樹脂製のベース31に固定される場合、組立時におけるガイドプーリ55の位置ずれに起因してまたは温度または湿度変化による樹脂膨張に起因して、ドラム54とガイドプーリ55との間の離間距離が変化するおそれがある。このようなことから、ガイドプーリ55が樹脂製のベース31に固定されると、ケーブル51,52の移動の円滑性が損なわれるおそれがある。
ドア移動装置50は凹部35に収容されているため、このような貫通孔35fがなければケーブル51,52を屈曲させてドア移動装置50から車両本体2まで延長する必要がある。この点、上記構成によれば、ケーブル51,52をドア移動装置50から車両本体2まで直線的に延長することができる。これによりドラム54によるケーブル51,52の巻取りが円滑になる。
・上記実施形態において、スライドドアモジュール30のベース31には、上記に示した装置とは別の装置が取り付けられ得る。例えば、ベース31に取り付けられる各装置に電力を供給するための給電装置、音響用のスピーカユニットが取り付けられ得る。
Claims (5)
- スライドドアのインナーパネルに取り付けられる樹脂製のベースと、窓ガラスを昇降する窓ガラス昇降装置と、前記スライドドアを移動させるドア移動装置とを備え、
前記ベースは車幅方向の外側に窪む凹部を有し、前記窓ガラス昇降装置は前記ベースに取り付けられて、前記ドア移動装置の駆動機構は前記凹部に収容される
スライドドアモジュール。 - 前記ドア移動装置は、2本のケーブルと、ドア移動用モータと、前記ドア移動用モータにより回転して前記ケーブルを巻くドア移動用ドラムと、前記ケーブルを前記ドア移動用ドラムに案内するガイドプーリとを備え、
前記ドア移動装置は、前記スライドドアモジュールが前記インナーパネルに取り付けられたときに前記ドア移動用ドラムの少なくとも一部が前記スライドドアモジュールの支持するセンターガイドレールの延長上に位置し、かつ前記ドア移動装置が車両前後方向における前記センターガイドレール側に位置する
請求項1に記載のスライドドアモジュール。 - 前記ドア移動用ドラムと前記ガイドプーリとは、車両前後方向に並べられて、前記ケーブルのうちの一方が前記ガイドプーリを介さずに前記ドア移動用ドラムに巻かれ、前記ケーブルのうちの他方が前記ガイドプーリを介さずに前記ドア移動用ドラムに巻かれる
請求項2に記載のスライドドアモジュール。 - 前記ガイドプーリは金属製のブラケットに固定される
請求項2または請求項3に記載のスライドドアモジュール。 - 前記凹部の後側壁には、前記ドア移動装置のケーブルを挿通させる貫通孔が設けられている
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のスライドドアモジュール。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018103887A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | アイシン精機株式会社 | 車両用スライドドアモジュール |
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2014
- 2014-12-04 JP JP2014246012A patent/JP6435823B2/ja active Active
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