JP2016105372A - 車輌用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体発光素子の点灯時における半導体発光素子に対する熱の影響を低減し、半導体発光素子の良好な点灯状態を確保する。
【解決手段】 一方の面に第1の半導体発光素子23と点灯制御部品24が搭載され他方の面に第2の半導体発光素子25が搭載された基板13と、基板を保持する保持部材10とを備え、第1の半導体発光素子と第2の半導体発光素子が基板の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載され、点灯制御部品が保持部材の存在する位置とは異なる位置に配置された。これにより半導体発光素子の点灯時における半導体発光素子に対する熱の影響が低減され、半導体発光素子の良好な点灯状態を確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源として半導体発光素子が用いられ半導体発光素子が基板に搭載された車輌用灯具についての技術分野に関する。
特開2010−278029号公報
車輌用前照灯等の車輌用灯具には、光源として発光ダイオード等の半導体発光素子が用いられたものがある(例えば、特許文献1参照)。半導体発光素子は基板に搭載され、基板には半導体発光素子を制御する点灯制御部品として、例えば、抵抗部品等の各種の部品も搭載される。
このような半導体発光素子が光源として用いられた車輌用灯具にあっては、半導体発光素子の耐熱性が低いため、半導体発光素子の点灯時に半導体発光素子や点灯制御部品等において発生する熱が半導体発光素子に与える影響を低減し、半導体発光素子の良好な点灯状態を確保する必要がある。
例えば、半導体発光素子が複数設けられている場合の各半導体発光素子の位置関係や半導体発光素子や点灯制御部品と他の部材との位置関係等によっては半導体発光素子に対する熱の影響が大きくなり、半導体発光素子の良好な点灯状態を確保することができなくなるおそれがある。
そこで、本発明車輌用灯具は、上記した問題点を克服し、半導体発光素子の点灯時における半導体発光素子に対する熱の影響を低減し、半導体発光素子の良好な点灯状態を確保することを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用灯具は、一方の面に第1の半導体発光素子と点灯制御部品が搭載され他方の面に第2の半導体発光素子が搭載された基板と、前記基板を保持する保持部材とを備え、前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子が前記基板の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載され、前記点灯制御部品が前記第1の半導体発光素子の出射領域と異なる領域に配置されたものである。
これにより、第1の半導体発光素子と第2の半導体発光素子において相互の熱の影響が低減されると共に点灯制御部品と第1の半導体発光素子において相互の熱の影響が低減される。
第2に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記第1の半導体発光素子から出射された光を反射する第1のリフレクターを備え、前記第1のリフレクターが前記保持部材として用いられ、前記点灯制御部品が前記第1のリフレクターの存在する位置とは異なる位置に配置されることが望ましい。
これにより、点灯制御部品からの放熱が第1のリフレクターによって妨げられない。
第3に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記保持部材に開口部が形成され、前記基板には前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子の周囲にそれぞれスルーホールが形成され、前記開口部が前記第1の半導体発光素子若しくは前記第2の半導体発光素子の光軸上に位置され又は前記スルーホールの軸上に位置されることが望ましい。
これにより、第1の半導体発光素子、第2の半導体発光素子及び基板において発生した熱が開口部から放出され易く、第1の半導体発光素子又は第2の半導体発光素子の駆動時における放熱性の向上を図ることができる。
第4に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記基板が上下方向を向く向きで配置され、前記第1の半導体発光素子がロービーム用の光源として前記基板の上面に搭載され、前記第2の半導体発光素子がハイビーム用の光源として前記基板の下面に搭載され、前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子が左右方向において異なる位置に配置されることが望ましい。
これにより、第1の半導体発光素子と第2の半導体発光素子の一方に発生する熱が他方に伝達され難い。
第5に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子の少なくとも一方から出射される光の一部を遮蔽するシェードが設けられ、前記シェードに弾性変形可能な係合用突部が設けられ、前記基板に係合部が形成され、前記係合用突部が前記係合部に対して摺動されて弾性変形された後に弾性復帰されることにより前記係合用突部が前記係合部に係合されて前記シェードが前記基板に取り付けられることが望ましい。
これにより、シェードを基板に取り付けるための専用の部材を必要としない。
第6に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、少なくとも一方に開口を有するランプハウジングと前記開口を覆うカバーとによって構成された灯具外筐が設けられ、前記第1の半導体発光素子の光軸と前記第2の半導体発光素子の光軸を調整する光軸調整機構が前記保持部材と前記ランプハウジングの間で連結されることが望ましい。
これにより、光軸調整機構を連結するための部材が保持部材以外に必要としない。
第7に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記第2の半導体発光素子から出射される光を反射する第2のリフレクターが設けられ、前記第2のリフレクターが前記保持部材及び/又は前記基板に固定されることが望ましい。
これにより、第2のリフレクターを固定するための専用の部材を必要としない。
第8に、別の本発明に係る車輌用灯具は、半導体発光素子が搭載された基板と、前記基板を保持する保持部材とを備え、前記保持部材に前記半導体発光素子の点灯時に発生する熱を放出する開口部が形成された平面部と曲面状に形成された曲面部とが設けられるものである。
これにより、半導体発光素子の点灯時に発生する熱が平面部に形成された開口部から放出されて半導体発光素子に対する熱の影響が低減される。
第9に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記基板に点灯制御部品が搭載され、前記開口部に前記点灯制御部品が位置されることが望ましい。
これにより、点灯制御部品において発生した熱の放出が保持部材によって妨げられない。
第10に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記平面部が前記基板に対向して位置され、前記曲面部が前記基板の一部を覆う凹状に形成され、前記曲面部の前端が前記平面部の後端より前側に位置されることが望ましい。
これにより、半導体発光素子が搭載された領域と点灯制御部品が搭載された領域とが離隔して位置される。
第11に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記半導体発光素子が第1の半導体発光素子と第2の半導体発光素子を含んで複数設けられ、前記第1の半導体発光素子が前記基板の一方の面に搭載され、前記第2の半導体発光素子が前記基板の他方の面に搭載され、前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子が前記基板の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載されることが望ましい。
これにより、第1の半導体発光素子と第2の半導体発光素子の一方に発生する熱が他方に伝達され難い。
第12に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記基板に点灯制御部品が搭載され、前記点灯制御部品が前記基板における前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子のうち搭載数の少ない面に搭載されることが望ましい。
これにより、基板の同一の面に搭載された半導体発光素子と点灯制御部品の相互の熱の影響が小さい。
第13に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記保持部材に開口部が形成され、前記基板には前記半導体発光素子の周囲にスルーホールが形成され、前記開口部が前記半導体発光素子の光軸上又は前記スルーホールの軸上に位置されることが望ましい。
これにより、半導体発光素子及び基板において発生した熱が開口部から放出され易い。
第14に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記曲面部が前記半導体発光素子から出射される光を制御する光制御部として設けられることが望ましい。
これにより、光制御部の構造が簡素化される。
第15に、また別の本発明に係る車輌用灯具は、点灯制御部品と複数の半導体発光素子とが搭載された基板を備え、前記点灯制御部品が前記複数の半導体発光素子の間に位置されたものである。
これにより、点灯制御部品において発生する熱の半導体発光素子に対する影響が低減される。
第16に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、少なくとも二つの前記半導体発光素子が左右方向において離隔して位置され、前記点灯制御部品が前記複数の半導体発光素子の後方に位置されることが望ましい。
これにより、少なくとも二つの半導体発光素子と点灯制御部品において発生した熱の影響が相互に低減される。
第17に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記半導体発光素子から出射される光の一部を遮蔽するシェードが設けられ、前記シェードに弾性変形可能な係合用突部が設けられ、前記基板に係合部が形成され、前記係合用突部が前記係合部に対して摺動されて弾性変形された後に弾性復帰されることにより前記係合用突部が前記係合部に係合されて前記シェードが前記基板に取り付けられることが望ましい。
これにより、シェードを基板に取り付けるための専用の部材を必要としない。
本発明によれば、半導体発光素子の点灯時において発生する熱の半導体発光素子に対する影響が低減され、半導体発光素子の良好な点灯状態を確保することができる。
図2乃至図8と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用灯具をカバーを省略した状態で示す概略正面図である。 灯具外筐を断面にして車輌用灯具を示す概略側面図である。 灯具外筐を断面にして車輌用灯具を示す概略平面図である。 ランプユニットの概略分解斜視図である。 シェードと基板の一部とを示す拡大分解斜視図である。 シェードが基板に取り付けられた状態を示す拡大斜視図である。 車輌用灯具の概略断面図である。 車輌用灯具の別の例をカバーを省略した状態で示す概略正面図である。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
車輌用灯具1は、例えば、車輌用前照灯である。車輌用灯具1は、図1乃至図3に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバー3とを備えている。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
ランプハウジング2は略前後方向を向く後面部6と後面部6の外周部から略前方に突出された周面部7とを有している。ランプハウジング2には後面部6の上端寄りの位置から前方に突出された支持軸8、8が左右に離隔して設けられている。後面部6には下端寄りの位置に支持孔6aが形成されている。
灯室5にはランプユニット9が配置されている。ランプユニット9は第1のリフレクター10とエクステンション11と第2のリフレクター12と基板13を有している(図1乃至図4参照)。
第1のリフレクター10は基板13を保持する保持部材としても機能し、上下方向を向く平面部14と平面部14に連続された曲面部15、15と曲面部15、15からそれぞれ突出された第1の連結用突部16、16と平面部14から突出された第2の連結用突部17とを有している。
平面部14の左右方向における中央部には上下に貫通された第1の開口部14aが形成されている。平面部14の左右両端部を除く部分には第2の開口部14bが形成され、第2の開口部14bは上下に貫通され後方に開口された切欠状に形成されている。
曲面部15、15は左右に連続して設けられ、内面がそれぞれ反射面15a、15aとして形成されている。曲面部15は前方及び下方に開口された凹状に形成され、反射面15aが略放物面状に形成されている。曲面部15、15は後述する第1の半導体発光素子から出射される光を制御する光制御部として機能する。曲面部15、15の前端は平面部14の後端より前側に位置されている。
このように曲面部15、15は第1の半導体発光素子から出射される光を制御する光制御部として設けられているため、第1のリフレクター10の構造の簡素化を図った上で曲面部15、15の機能性を確保することができる。
第1の連結用突部16、16はそれぞれ曲面部15、15の上端部で左右方向における外側の端部から突出されている。
第2の連結用突部17は平面部14の左右方向における一端部から下方に突出されている。
エクステンション11は第1のリフレクター10に取り付けられている。エクステンション11は上下方向を向き左右に延びる略平板状に形成された基面部18と基面部18の左右両端寄りの位置からそれぞれ下方に突出された結合用突部19、19とを有している。
基面部18は略くの字状に形成された遮蔽面部18aと遮蔽面部18aの左右方向における中央部から後方に突出された結合面部18bとを有し、遮蔽面部18aと結合面部18bが段差部18cを介して連続され、遮蔽面部18aが段差部18cによって結合面部18bより稍上側に位置されている。基面部18には結合面部18bから下方に突出されたシェード部18dが一体に設けられている。シェード部18dがエクステンション11の一部として一体に設けられることにより、車輌用灯具1における部品点数の削減を図ることができる。
第2のリフレクター12は上下方向を向くベース面部20とベース面部20に連続された反射部21と反射部21からそれぞれ突出された取付用突部22、22とを有している。反射部21は内面が反射面21aとして形成されている。反射部21は前方及び上方に開口された凹状に形成され、反射面21aが略放物面状に形成されている。取付用突部22、22はそれぞれ反射部21から左右に突出されている。
基板13は上下方向を向き、例えば、上下両面に所要の各部品が実装される両面基板とされている。基板13の前縁は左右方向における中央部が最も前側に位置され左右方向における中央部から左右に行くに従って後方に変位するように傾斜されている。
基板13の上面には第1の半導体発光素子23、23が左右に離隔して搭載されている。第1の半導体発光素子23、23は発光ダイオードであり、例えば、ロービーム用の光源である。
基板13には第1の半導体発光素子23、23の直ぐ前側にそれぞれ係合部として機能する係合孔13a、13aが形成されている。
基板13には第1の半導体発光素子23の周囲の位置にスルーホール13b、13b、・・・が形成されている。スルーホール13b、13b、・・・は基板13への両面実装に際し、基板13の上面に形成された図示しない回路パターン等と下面に形成された図示しない回路パターン等との電気的な接続を行うための導通孔である。従って、スルーホール13b、13b、・・・の周面にはそれぞれ金属メッキ等の導通部が形成されている。
基板13の上下両面にはそれぞれ各種の点灯制御部品が所定の位置に搭載されている。これらの点灯制御部品には、例えば、抵抗部品24、24、・・・が含まれており、抵抗部品24、24、・・・は基板13の上面における後方寄りの位置にマトリクス状に配置され第1の半導体発光素子23、23の間に搭載されている。従って、抵抗部品24、24、・・・は第1の半導体発光素子23、23の出射領域と異なる領域に配置されている。
基板13の下面には左右方向における中央部に第2の半導体発光素子25が搭載され、第2の半導体発光素子25は左右方向において第1の半導体発光素子23、23の間に位置されている。第2の半導体発光素子25は発光ダイオードであり、例えば、ハイビーム用の光源である。第2の半導体発光素子25は第1の半導体発光素子23、23より、例えば、前側に位置されている。
基板13には第2の半導体発光素子25の周囲の位置にスルーホール13c、13c、・・・が形成されている。スルーホール13c、13c、・・・はスルーホール13b、13bと同様の機能を有し、周面にそれぞれ金属メッキ等の導通部が形成されている。
基板13にはシェード26、26が取り付けられる(図5及び図6参照)。シェード26は後方及び下方に開口された凹状の遮光部27と遮光部27の左右両端部からそれぞれ下方に突出された被取付部28、28とが一体に形成されて成る。被取付部28、28の下端部には外方(側方)に突出された係合用突部29、29が設けられている。
係合用突部29、29には上方を向く係止面29a、29aと係止面29a、29aの上縁にそれぞれ連続され下方へ行くに従って互いに近付くように傾斜された摺動面29b、29bとを有している。
シェード26の基板13への取付は、係合用突部29、29が上方から係合孔13aに挿入されることにより、以下のようにして行われる。
係合用突部29、29が係合孔13aに挿入されると、先ず、摺動面29b、29bが係合孔13aの開口縁にそれぞれ摺動され、係合用突部29、29が互いに近付く方向へ弾性変形される。さらに、係合用突部29、29が係合孔13aに挿入されていくと、摺動面29b、29bの上縁がそれぞれ係合孔13aの下縁を乗り越え、係合用突部29、29が弾性復帰される。係合用突部29、29が弾性復帰されると、係止面29a、29aに係合孔13aの下側開口縁がそれぞれ係止され、シェード26の基板13に対する取付が完了する(図6参照)。
このようにシェード26は係合用突部29、29が弾性変形された後に弾性復帰されることにより基板13に取り付けられるため、シェード26の基板13に対する取付を容易かつ短時間で行うことができ、車輌用灯具1の製造コストの低減を図ることができる。
また、シェード26を基板13に取り付けるための専用の部材を必要としないため、部品点数の削減を図ることができる。
尚、上記のような弾性を利用したシェード26の基板13に対する取付構造は、基板13に取り付けられる可能性のある他の部材、例えば、小型の集光レンズ等の取付構造に適用することも可能である。
ランプユニット9は以下のように各部が結合されて構成される。
基板13は第1のリフレクター10に取り付けられて保持される。基板13はエクステンション11と第1のリフレクター10に挟持された状態で第1のリフレクター10にネジ止め等によって取り付けられ、例えば、エクステンション11の基面部18が基板13を介して第1のリフレクター10の平面部14にネジ止め等によって取り付けられる(図4及び図7参照)。従って、エクステンション11と基板13は第1のリフレクター10に共締めされる。
第2のリフレクター12は取付用突部22、22がそれぞれエクステンション11の結合用突部19、19にネジ止め等によって下方から取り付けられる(図4参照)。
また、基板13は第2のリフレクター12と第1のリフレクター10に挟持された状態でも第1のリフレクター10にネジ止め等によって取り付けられ、例えば、第2のリフレクター12のベース面部20が基板13を介して第1のリフレクター10の平面部14にネジ止め等によって取り付けられる(図4及び図7参照)。従って、第2のリフレクター12と基板13は第1のリフレクター10に共締めされる。
エクステンション11が第1のリフレクター10に保持されることにより、遮蔽面部18aによってランプユニット9の一部がレンズ3の外側から見え難くなり、車輌用灯具1のデザイン性の向上が図られる。
上記したように、車輌用灯具1にあっては、第1のリフレクター10が基板13を保持する保持部材として用いられ、第2のリフレクター12が第1のリフレクター10と基板13に取り付けられて固定されるため、基板13を保持するための専用の部材を必要とせず、ランプユニット9の構造の簡素化を確保した上で第1のリフレクター10と基板13と第2のリフレクター12の安定した結合状態を確保することができる。また、第2のリフレクター12を固定するための専用の部材を必要としないため、車輌用灯具1の部品点数の削減を図ることができる。
尚、上記には、エクステンション11がランプユニット9の一部を遮蔽可能な専用の部材として設けられた例を示したが、例えば、エクステンション11は第1のリフレクター10又は第2のリフレクター12と一体に形成されていてもよい。
上記のようにランプユニット9が構成された状態においては、第2の半導体発光素子25の前方にエクステンション11のシェード部18dが位置され、第2の半導体発光素子25とその周囲に位置されたスルーホール13c、13c、・・・とが第1のリフレクター10の平面部14に形成された第1の開口部14aの真下に位置される。従って、第1の開口部14aは第2の半導体発光素子25の光軸上に位置されると共にスルーホール13c、13c、・・・の軸上に位置される。
尚、上記には、第2の半導体発光素子25の光軸上に第1の開口部14aが形成された例を示したが、第1の半導体発光素子23、23の光軸上に開口部を形成し、第1の半導体発光素子23、23の点灯時における放熱性を高めてもよい。
第1の半導体発光素子23、23とその周囲に位置されたスルーホール13b、13b、・・・の真下にはランプユニット9を構成する各部が位置されず、第1の半導体発光素子23、23とスルーホール13b、13b、・・・の真下は開放された状態にされる。
抵抗部品24、24、・・・は第1のリフレクター10の平面部14に形成された第2の開口部14bに位置される。従って、点灯制御部品24、24は第1のリフレクター10の存在する位置とは異なる位置に配置される。
ランプユニット9は光軸調整機構30によってランプハウジング2に支持され、灯具外筐4に対して上下方向へ傾動可能とされる(図2及び図3参照)。
光軸調整機構30はピボット軸31、31とエイミングスクリュー32を有している。
ピボット軸31、31は後端部が球状の傾動支点部31a、31aとして設けられている。ピボット軸31、31は前後両端部がそれぞれランプハウジング2の支持軸8、8とランプユニット9における第1のリフレクター10の第1の連結用突部16、16とに連結されている。ピボット軸31、31は傾動支点部31a、31aを支点としてランプハウジング2に対して上下方向へ傾動可能とされている。
エイミングスクリュー32は前後方向に延びる軸部33と軸部33の後端部に連続された操作部34とを有し、軸部33の前端側の部分が螺溝部33aとして形成されている。エイミングスクリュー32は螺溝部33aがナット35を介してランプユニット9における第1のリフレクター10の連結用突部17に連結されている。ナット35は連結用突部17に上下方向へ傾動可能な状態で連結され、ナット35には螺溝部33aが螺合されている。
エイミングスクリュー32は軸部33の後端寄りの部分がランプハウジング2の後面部6に形成された支持孔6aに支持され、ランプハウジング2に対して軸回り方向へ回転可能にされると共に軸方向へ移動不能とされている。エイミングスクリュー32は操作部34が後面部6の後方に位置されている。
上記したように、光軸調整機構30はピボット軸31、31がそれぞれ第1の連結用突部16、16に連結されると共にエイミングスクリュー32が第2の連結用突部17に連結され、各部材が何れも第1のリフレクター10に連結されている。
従って、光軸調整機構30を連結するための部材が第1のリフレクター10以外に必要ないため、車輌用灯具1の部品点数の削減を図ることができる。
ランプユニット9が光軸調整機構30によってランプハウジング2に支持された状態において、エイミングスクリュー32の操作部34が回転操作されると、螺溝部33aがナット35に対して送られてランプユニット9がピボット軸31、31の傾動支点部31a、31aを支点として灯具外筐4に対して上下方向へ傾動され、エイミング調整が行われる。このときナット35が第2の連結用突部17に対して相対的に上下方向へ傾動され、エイミング調整時におけるエイミングスクリュー32に対する負荷が低減される。
上記のように構成された車輌用灯具1において、第1の半導体発光素子23、23から光が出射されると、出射された光はそれぞれ第1のリフレクター10の反射面15a、15aで反射されカバー3を透過されて前方に照射される。このとき第1の半導体発光素子23、23から出射された光の一部はそれぞれシェード26、26によって遮蔽され、前方に照射された光によってロービームとしての所定の配光パターンが形成される。
また、第2の半導体発光素子25から光が出射されると、出射された光はそれぞれ第2のリフレクター12の反射面21aで反射されカバー3を透過されて前方に照射される。このとき第2の半導体発光素子25から出射された光の一部はそれぞれエクステンション11のシェード部18dによって遮蔽され、前方に照射された光によってハイビームとしての所定の配光パターンが形成される。
尚、第1の半導体発光素子23、23から出射される光と第2の半導体発光素子25から出射される光とをそれぞれ第1のリフレクター10と第2のリフレクター12で反射させ、これらの光をハイビームとして所定の配光パターンが形成されるように構成することも可能である。
第1の半導体発光素子23、23又は第2の半導体発光素子25から光が出射されるときには、第1の半導体発光素子23、23又は第2の半導体発光素子25、基板13及び基板13に搭載された抵抗部品24、24、・・・等の点灯制御部品から熱が発生する。
車輌用灯具1においては、第1のリフレクター10に形成された第1の開口部14aが第2の半導体発光素子25の光軸上に位置されると共にスルーホール13c、13c、・・・の軸上に位置されているため、第2の半導体発光素子25及び基板13において発生した熱が第1の開口部14aから放出され易く、第2の半導体発光素子25の駆動時における放熱性の向上を図ることができる。
また、第1の半導体発光素子23、23が基板13の上面に搭載され、第2の半導体発光素子25が基板13の下面に搭載され、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25が左右方向において異なる位置に配置されている。
従って、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の一方に発生する熱が他方に伝達され難く、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の相互の熱の影響が低減され第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の安定した点灯状態を確保することができる。
尚、上記には、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25が左右方向において異なる位置に配置された例を示したが、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25は左右方向に限らず基板13の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載されていればよく、例えば、前後方向において異なる位置に搭載されていてもよい。
さらに、基板13に搭載された抵抗部品24、24、・・・が第2の開口部14bに位置されているため、抵抗部品24、24、・・・において発生した熱の放出が第1のリフレクター10によって妨げられず、抵抗部品24、24、・・・における放熱性の向上を図ることができる。
さらにまた、抵抗部品24、24、・・・が基板13の上面に搭載されているため、抵抗部品24、24、・・・において発生した熱が上方に放出され易く、抵抗部品24、24、・・・の温度上昇を効果的に抑制することができる。
尚、基板13の下面には点灯制御部品としてダイオード部品が搭載されているが、ダイオード部品は抵抗部品24、24、・・・よりも発熱量が小さいため、発熱量の大きな抵抗部品24、24、・・・を基板13の上面に搭載することにより、基板13の両面を有効に利用した上で抵抗部品24、24、・・・の温度上昇を効率的に抑制することができる。
加えて、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25が左右方向において離隔して位置され、抵抗部品24、24、・・・が第1の半導体発光素子23、23及び第2の半導体発光素子25の後方に位置されている。
従って、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25と抵抗部品24、24、・・・において発生した熱の影響が相互に低減され、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の一層安定した点灯状態を確保することができる。
また、車輌用灯具1にあっては、第1のリフレクター10において、第1の半導体発光素子23、23から出射される光を反射する曲面部15、15と第1の開口部14a及び第2の開口部14bを有する平面部14とに関し、曲面部15、15の前端が平面部14の後端より前側に位置されている。
従って、第1の半導体発光素子23、23が搭載された領域と抵抗部品24、24、・・・が搭載された領域とが離隔して位置され、第1の半導体発光素子23、23と抵抗部品24、24、・・・の一方に発生する熱が他方に伝達され難く、第1の半導体発光素子23、23と抵抗部品24、24、・・・の相互の熱の影響が低減されて第1の半導体発光素子23、23の安定した点灯状態を確保することができる。
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、基板13の一方の面に第1の半導体発光素子23、23と抵抗部品24、24、・・・が搭載され基板13の他方の面に第2の半導体発光素子25が搭載され、基板13を保持する保持部材として機能する第1のリフレクター10が設けられ、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25が基板13の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載され、抵抗部品24、24、・・・が第1の半導体発光素子23、23の出射領域と異なる位置に配置されている。
従って、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の少なくとも一方の点灯時において発生する熱の第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25に対する影響が低減され、第1の半導体発光素子23、23及び第2の半導体発光素子25の良好な点灯状態を確保することができる。
また、抵抗部品24、24、・・・が第1のリフレクター10の存在する位置とは異なる位置に配置されているため、抵抗部品24、24、・・・からの放熱が第1のリフレクター10によって妨げられず、抵抗部品24、24、・・・からの熱の十分な放出量を確保することができる。
また、第1のリフレクター10に、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の少なくとも一方の点灯時において発生する熱を放出する第1の開口部14aと第2の開口部14bが形成された平面部14と曲面状に形成された曲面部15、15とが設けられている。
従って、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の少なくとも一方の点灯時において発生する熱が平面部14に形成された第1の開口部14aと第2の開口部14bから放出され、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25に対する熱の影響が一層低減され、第1の半導体発光素子23、23及び第2の半導体発光素子25の一層良好な点灯状態を確保することができる。
さらに、第1の半導体発光素子23、23と抵抗部品24、24、・・・が搭載された基板13が設けられ、抵抗部品24、24、・・・が第1の半導体発光素子23、23間に位置されている。
従って、第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25の少なくとも一方の点灯時に抵抗部品24、24、・・・において発生する熱の第1の半導体発光素子23、23と第2の半導体発光素子25に対する影響がより一層低減され、第1の半導体発光素子23、23及び第2の半導体発光素子25のより一層良好な点灯状態を確保することができる。
尚、上記には、二つの第1の半導体発光素子23、23が基板13の上面に搭載され一つの第2の半導体発光素子25が基板13の下面に搭載された例を説明したが、一つの第1の半導体発光素子23が基板13の上面に搭載され二つの第2の半導体発光素子25、25が基板13の下面に搭載されていてもよい(図8参照)。
この場合には、例えば、上方に開口された凹状の曲面部15、15を有する第1のリフレクター10Aが基板13の下方に位置され、下方に開口された凹状の一つの反射部21を有する第2のリフレクター12Aが基板13の上方に位置され、抵抗部品24、24、・・・が基板13における半導体発光素子の搭載数が少ない面に搭載される。
従って、基板13の上面に搭載された第1の半導体発光素子23と抵抗部品24、24、・・・の相互の熱の影響が小さく、第1の半導体発光素子23の良好な点灯状態を確保することができる。
尚、上記には、少なくとも一つの第1の半導体発光素子23が少なくとも一つの第2の半導体発光素子25の上方に位置された例を示したが、逆に、少なくとも一つの第2の半導体発光素子25が少なくとも一つの第1の半導体発光素子23の上方に位置される構成にされていてもよい。
また、上記には、二つ以下の第1の半導体発光素子23と第2の半導体発光素子25が基板13に搭載された例を示したが、基板13に搭載される第1の半導体発光素子23と第2の半導体発光素子25の数の組み合わせは任意であり、例えば、基板13に複数の第1の半導体発光素子23と複数の第2の半導体発光素子25が搭載されていてもよい。
さらに、上記には、基板13が両面基板とされた例を示したが、基板13を一方の面に第1の半導体発光素子23等が搭載される片面基板として設けることも可能である。
1…車輌用灯具、2…ランプハウジング、3…カバー、10…第1のリフレクター(保持部材)、12…第2のリフレクター、13…基板、13a…係合孔(係合部)、13b…スルーホール、13c…スルーホール、14…平面部、14a…第1の開口部、14b…第2の開口部、15…曲面部、23…第1の半導体発光素子、24…抵抗部品(点灯制御部品)、25…第2の半導体発光素子、26…シェード、29…係合突部、30…光軸調整機構、10A…第1のリフレクター、12A…第2のリフレクター

Claims (17)

  1. 一方の面に第1の半導体発光素子と点灯制御部品が搭載され他方の面に第2の半導体発光素子が搭載された基板と、
    前記基板を保持する保持部材とを備え、
    前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子が前記基板の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載され、
    前記点灯制御部品が前記第1の半導体発光素子の出射領域と異なる領域に配置された
    車輌用灯具。
  2. 前記第1の半導体発光素子から出射された光を反射する第1のリフレクターを備え、
    前記第1のリフレクターが前記保持部材として用いられ、
    前記点灯制御部品が前記第1のリフレクターの存在する位置とは異なる位置に配置された
    請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 前記保持部材に開口部が形成され、
    前記基板には前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子の周囲にそれぞれスルーホールが形成され、
    前記開口部が前記第1の半導体発光素子若しくは前記第2の半導体発光素子の光軸上に位置され又は前記スルーホールの軸上に位置された
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
  4. 前記基板が上下方向を向く向きで配置され、
    前記第1の半導体発光素子がロービーム用の光源として前記基板の上面に搭載され、
    前記第2の半導体発光素子がハイビーム用の光源として前記基板の下面に搭載され、
    前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子が左右方向において異なる位置に配置された
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用灯具。
  5. 前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子の少なくとも一方から出射される光の一部を遮蔽するシェードが設けられ、
    前記シェードに弾性変形可能な係合用突部が設けられ、
    前記基板に係合部が形成され、
    前記係合用突部が前記係合部に対して摺動されて弾性変形された後に弾性復帰されることにより前記係合用突部が前記係合部に係合されて前記シェードが前記基板に取り付けられる
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用灯具。
  6. 少なくとも一方に開口を有するランプハウジングと前記開口を覆うカバーとによって構成された灯具外筐が設けられ、
    前記第1の半導体発光素子の光軸と前記第2の半導体発光素子の光軸を調整する光軸調整機構が前記保持部材と前記ランプハウジングの間で連結された
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の車輌用灯具。
  7. 前記第2の半導体発光素子から出射される光を反射する第2のリフレクターが設けられ、
    前記第2のリフレクターが前記保持部材及び/又は前記基板に固定された
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の車輌用灯具。
  8. 半導体発光素子が搭載された基板と、
    前記基板を保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材に前記半導体発光素子の点灯時に発生する熱を放出する開口部が形成された平面部と曲面状に形成された曲面部とが設けられた
    車輌用灯具。
  9. 前記基板に点灯制御部品が搭載され、
    前記開口部に前記点灯制御部品が位置された
    請求項8に記載の車輌用灯具。
  10. 前記平面部が前記基板に対向して位置され、
    前記曲面部が前記基板の一部を覆う凹状に形成され、
    前記曲面部の前端が前記平面部の後端より前側に位置された
    請求項8又は請求項9に記載の車輌用灯具。
  11. 前記半導体発光素子が第1の半導体発光素子と第2の半導体発光素子を含んで複数設けられ、
    前記第1の半導体発光素子が前記基板の一方の面に搭載され、
    前記第2の半導体発光素子が前記基板の他方の面に搭載され、
    前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子が前記基板の厚み方向に直交する方向において異なる位置に搭載された
    請求項8、請求項9又は請求項10に記載の車輌用灯具。
  12. 前記基板に点灯制御部品が搭載され、
    前記点灯制御部品が前記基板における前記第1の半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子のうち搭載数の少ない面に搭載された
    請求項11に記載の車輌用灯具。
  13. 前記保持部材に開口部が形成され、
    前記基板には前記半導体発光素子の周囲にスルーホールが形成され、
    前記開口部が前記半導体発光素子の光軸上又は前記スルーホールの軸上に位置された
    請求項8、請求項9、請求項10、請求項11又は請求項12に記載の車輌用灯具。
  14. 前記曲面部が前記半導体発光素子から出射される光を制御する光制御部として設けられた
    請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12又は請求項13に記載の車輌用灯具。
  15. 点灯制御部品と複数の半導体発光素子とが搭載された基板を備え、
    前記点灯制御部品が前記複数の半導体発光素子の間に位置された
    車輌用灯具。
  16. 少なくとも二つの前記半導体発光素子が左右方向において離隔して位置され、
    前記点灯制御部品が前記複数の半導体発光素子の後方に位置された
    請求項15に記載の車輌用灯具。
  17. 前記半導体発光素子から出射される光の一部を遮蔽するシェードが設けられ、
    前記シェードに弾性変形可能な係合用突部が設けられ、
    前記基板に係合部が形成され、
    前記係合用突部が前記係合部に対して摺動されて弾性変形された後に弾性復帰されることにより前記係合用突部が前記係合部に係合されて前記シェードが前記基板に取り付けられる
    請求項15又は請求項16に記載の車輌用灯具。
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