JP2016102986A - カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 封止部材の取り外しを速やかに行う。
【解決手段】 カートリッジBは、現像剤担持体32と、収容室19を備えて現像剤担持体32を支持する現像ユニット20と、現像剤が収容室19の外部に出ないように、収容室19の開口部29aを封止する封止部材45と、封止部材45を開口部29aから除去する開封部材43と、開封部材43および現像剤担持体32を駆動するための駆動力を受ける第1の駆動力受け部21と、を有する。第1の駆動力受け部21は、傾斜姿勢と駆動姿勢と、を取り、傾斜姿勢および駆動姿勢のいずれを取る場合でも、駆動力を現像ユニット20に伝達可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カートリッジおよびこれを用いた画像形成装置に関するものである。
ここでカートリッジとは、画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
例えば、電子写真感光体ドラムと、前記プロセス手段としての、現像手段、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したものが挙げられる。また、画像形成装置とは記録媒体に画像を形成するものである。画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」ともいう。)では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、感光体ドラムを一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体ドラムを選択的に露光することによって、感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。次いで、感光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として現像する。そして、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
こうしたプロセスカートリッジにおいては、トナー収容部と現像室を連通するトナー供給開口をトナーシール部材を用いて封止し、トナーシール部材を回転部材により開封する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、前記回転部材や、現像ローラ等の回転体を駆動するための駆動力を画像形成装置本体から受けるためのカップリングが設けられている構成も知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2014−071126号公報 特開2013−214116号公報
本発明は、上述した従来の構成を発展させたものである。その目的は現像剤を収容する収容室の開口部を封止する封止部材を、カートリッジを使用する際に速やかに取り外すことである。
上記目的を達成するため、本発明に係る代表的な構成は、
画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
現像剤を担持する現像剤担持体と、
現像剤を収容するための収容室を備え、前記現像剤担持体を支持する現像ユニットと、
現像剤が収容室の外部に出ないように、前記収容室の開口部を封止する封止部材と、
前記封止部材を前記開口部から除去する開封部材と、
前記開封部材を駆動するための駆動力を受ける第1の駆動力受け部と、
を有し、
前記第1の駆動力受け部は、前記第1の駆動力受け部の軸線が前記現像剤担持体の軸線に対して傾斜する傾斜姿勢と、前記傾斜姿勢よりも前記第1の駆動力受け部の軸線と前記現像剤担持体の軸線のなす角を小さくする駆動姿勢と、を取り得るものであって、
前記第1の駆動力受け部は、前記傾斜姿勢を取る状態で前記開封部材に駆動力を伝達可能であることを特徴とする。
本出願に係る発明によれば、封止部材の取り外しを速やかに行うことができる。
第1の実施例のプロセスカートリッジの側面図 第1の実施例の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの断面図 第1の実施例のプロセスカートリッジの断面図 第1の実施例の画像形成装置本体の開閉扉を開いた状態の斜視図 第1の実施例の画像形成装置本体の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態の斜視図 第1の実施例に係る画像形成装置本体からプロセスカートリッジ取り出した状態の斜視図 第1の実施例のプロセスカートリッジの駆動側の位置決め部の斜視図 第1の実施例のプロセスカートリッジの非駆動側の位置決め部の斜視図 第1の実施例のプロセスカートリッジのクリーニングユニットの断面図 第1の実施例のプロセスカートリッジの分解図 第1の実施例のプロセスカートリッジの分解図 第1の実施例のプロセスカートリッジの分解図 第1の実施例のプロセスカートリッジの分解図 第1の実施例の装置本体とプロセスカートリッジのカップリング部分の上面図 第2の実施例のプロセスカートリッジの側面図 第2の実施例の離間部材の動作を示す模式図 カップリング部分の上面図
<実施例1>
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、電子写真感光体ドラムの回転軸線方向を以下長手方向と呼ぶ。また、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが駆動力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
図2および図3を用いて全体構成および画像形成プロセスについて説明する。
図2は、本発明の一実施の形態である電子写真画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。
図3は、カートリッジBの断面図である。ここで、装置本体Aとは、電子写真画像形成装置からカートリッジBを除いた部分である。
<電子写真画像形成装置全体構成>
図2に示す電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの電子写真感光体ドラム62に潜像を形成するための露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収納したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。プリントスタート信号に基づいて、電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBのクリーニング枠体71に設けられたレーザ開口71hを通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像ユニット20において、現像剤収容部としてのトナー室29内のトナーTは、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50の回転によって撹拌、搬送され、現像室28に送り出される。
現像室28の内部には現像ローラ32が設けられている。トナーTは、現像ローラ32の内部に配置されたマグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32の表面に担持される。トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面上での層厚が規制される。
そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ転移され、トナー像として可視像化される。
ドラム62は、その表面にトナー像(現像剤像)を担持する像担持体である。また現像ローラ32は潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体である。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から送り出される。そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ搬送される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット(像担持体ユニット)60の廃トナー室71bに貯蔵される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、転写ローラ7、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
<カートリッジ着脱>
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図4、図5、図6を用いて説明する。
図4は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開いた装置本体Aの斜視図である。図5は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開きカートリッジトレイ18を引き出した状態の装置本体AとカートリッジBの斜視図である。カートリッジトレイ18は、カートリッジBを装着した状態で装置本体Aに対して移動可能なカートリッジ支持部材である。図6は、開閉扉13を開きトレイ18を引き出した状態で、カートリッジBを取り出した状態の斜視図である。
装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられており、この開閉扉13を開くとカートリッジ挿入口17が設けられている。カートリッジ挿入口17内にはカートリッジBを装置本体Aに装着するためのトレイ18が備えられており、トレイ18を所定の位置まで引き出すと、カートリッジBがトレイ18に対して着脱方向Eに沿って着脱可能となる。つまり図6はトレイ18が装置本体Aの外部にあってカートリッジBをトレイ18に対して着脱させる外部位置(着脱位置)である。
そして、カートリッジBはトレイ18に載せられた状態で図5の矢印C方向にガイドレール(不図示)に沿って装置本体A内に装着される。これが図4、図2に示す状態である。図4、図2は、トレイ18が装置本体Aの内部にあって、カートリッジBを画像形成可能な位置に配置させる内部位置(画像形成位置)にある状態である。
<カートリッジ支持>
次に、装置本体AのカートリッジBの支持構成について、図4、図7、図8を用いて説明する。
図4に示すように、装置本体AにはカートリッジBを支持するための駆動側板15と非駆動側板16が設けられている。また、図7、図8に示すように、駆動側板15には駆動側第1支持部15a、駆動側第2支持部15b及びカートリッジBの回転支持部15cが設けられる。非駆動側板16には非駆動側第1支持部16a、非駆動側第2支持部16b及び回転支持部16cが設けられている。
一方、カートリッジBの被支持部として、ドラム軸受73の被支持部73b、被支持部73d、クリーニング枠体71の駆動側ボス71a、非駆動側突部71fと非駆動側ボス71gがそれぞれ設けられている。そして、被支持部73bが駆動側第1支持部15a、被支持部73dが駆動側第2支持部15bにより支持され、駆動側ボス71aが回転支持部15cにより支持される。また、非駆動側突部71fが非駆動側第1支持部16aと非駆動側第2支持部16bにより支持され、非駆動側ボス71gが回転支持部16cにより支持されることで、カートリッジBは装置本体A内で位置決めされる。
<カートリッジ全体の構成>
次にカートリッジBの全体構成について図3、図9、図10、図11、図12、図13を用いて説明する。図3はカートリッジBの断面図、図9はクリーニングユニットの断面図、図10、図11、図12、図13は、カートリッジBの構成を説明する斜視図である。図11及び図13は、図10及び図12の破線部を下方から見た図である。なお、本実施例においては各部品を結合する際のビスに関しては省略して説明する。
カートリッジBは、クリーニングユニット60と、現像ユニット20を有する。なお、一般には、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、これに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、を一体的にカートリッジ化したものである。プロセスカートリッジは、電子写真画像形成装置の本体に対して着脱可能である。
図3に示すように、クリーニングユニット60は、ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニング部材77と、これらを支持するクリーニング枠体71と、クリーニング枠体71に溶着等で固定された蓋部材72を有する。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66、クリーニング部材77は、それぞれドラム62の外周面に接触して配置される。
クリーニング部材77は、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状の弾性部材であるゴムブレード77aと、ゴムブレードを支持する支持部材77bと、を有する。ゴムブレード77aは、ドラム62の回転方向に対してカウンター方向にドラム62に当接している。即ち、ゴムブレード77aは、その先端部がドラム62の回転方向の上流側を向くようにドラム62に当接している。
図9(a)は、クリーニングユニット60を図9(b)の切断線G−Gで切断した断面図である。図3、図9に示すように、クリーニング部材77によってドラム62の表面から除去された廃トナーは、廃トナー搬送部材としての第1スクリュー86、第2スクリュー87、第3スクリュー88によって搬送される。これにより廃トナーはクリーニング枠体71と蓋部材72によって形成された廃トナー室71bに溜められる。また、第1スクリュー86は(不図示の)ギアによって、図13中に示すカップリング21から駆動を伝達されて回転する。そして、第2スクリュー87は第1スクリュー86から、第3スクリュー88は第2スクリュー87からそれぞれ駆動力を受けて回転する。第1スクリュー86はドラム62の近傍に、第2スクリュー87はクリーニング枠体71の長手方向端部に、第3スクリュー88は廃トナー室71bに、それぞれ配置されている。ここで、第1スクリュー86、第3スクリュー88の回転軸線はドラム62の回転軸線と平行であり第2スクリュー87の回転軸線はドラム62の回転軸線と直交している。
また、クリーニング枠体71から廃トナーが漏れることを防止するためのドラム当接シート65が、ドラム62に当接するようにクリーニング枠体71の縁部に設けられている。
ドラム62は、駆動源である本体駆動モータ(不図示)から駆動力を受けることにより、画像形成動作に応じて、図中矢印R方向に回転駆動される。
帯電ローラ66は、クリーニング枠体71の長手方向(ドラム62の回転軸線方向と略平行)の両端部において、帯電ローラ軸受67を介し、クリーニングユニット60に回転可能に取り付けられている。帯電ローラ66は、帯電ローラ軸受67が付勢部材68によりドラム62に向けて加圧されることでドラム62に圧接されている。帯電ローラ66は、ドラム62の回転に従動回転する。
図3に示すように、現像ユニット20は、現像ローラ32と、現像ローラ32を支持する現像容器23と、現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ34が設けられている。また現像ユニット20において、現像ローラ32上のトナー層を規制するための現像ブレード42が配置されている。図10、図12に示すように、現像ローラ32には間隔保持部材38が現像ローラ32の両端部に取り付けられており、間隔保持部材38とドラム62が当接することで、現像ローラ32はドラム62と微少隙間をもって保持される。また、図3に示すように、現像ユニット20からトナーが漏れることを防止するための現像ローラ当接シート33が、現像ローラ32に当接するように底部材22の縁部に設けられている。更に、現像容器23と底部材22によってトナー室(現像剤を収容する収容室)29が形成される。このトナー室29には、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50が設けられている。第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50は、トナー室29に収容されたトナーを撹拌すると共に、現像室28へトナーを搬送する。
トナー室29と現像室28の間には開口部29a(破線で示す部位)が設けられており、この開口部29aはカートリッジBが使用されるまではシール部材(封止部材)45によって封止されている。トナー室29に収容されたトナーがトナー室の外部(すなわち現像室28の内部)に移動しないようになっている。
シール部材45はポリエチレンなどの材料からなるシート状の部材で、一端側が開口部29aの周囲において現像容器23に溶着されており、他端側は第1搬送部材43に固定されている。
そして、カートリッジBが最初に使用されるときに第1搬送部材43が回転すると、シート部材45は現像容器23との溶着部分が剥がされながら第1搬送部材43に巻き取られ、開口部29aが開放される。
第1搬送部材43は、現像剤(トナー)を搬送する部材であると同時に、シール部材45を開口部29aから除去することで開口部29aを開封する開封部材である。
図10、図12に示すように、カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成される。
クリーニングユニット60には、クリーニング枠体71、蓋部材72、ドラム62、ドラム62を回転支持するためのドラム軸受73及びドラム軸78が設けられている。図13に示すように、駆動側においては、ドラム62は、駆動側に設けられた駆動側ドラムフランジ63がドラム軸受73の穴部73aにより回転可能に支持される。一方、図11に示すように、非駆動側は、クリーニング枠体71に設けられた穴部71cに圧入されたドラム軸78が、非駆動側ドラムフランジ64の穴部(不図示)を回転可能に支持する構成となっている。
図3、図10、図12に示すように、一方、現像ユニット20は、底部材22、現像容器23、駆動側現像サイド部材26、現像ブレード42、現像ローラ32等からなる。また現像ローラ32は、両端に設けられた軸受部材27、37により回転可能に現像容器23に取り付けられている。
そして、図11、図13に示すように、クリーニングユニット60と現像ユニット20を結合ピン69で互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。
具体的には、現像ユニット20の長手方向両端部には、現像容器23に現像第1支持穴23a、現像第2支持穴23bが設けられている。また、クリーニングユニット60の長手方向両端部には、クリーニング枠体71に第1吊り穴71i、第2吊り穴71jが設けられている。第1吊り穴71i、第2吊り穴71jに圧入固定された結合ピン69と現像第1支持穴23a、現像第2支持穴23bが嵌合することにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20は互いに回動可能に連結される。
また、駆動側付勢部材46Rの第1穴部46Raはドラム軸受73のボス73cに掛けられ、第2穴部46Rbが駆動側現像サイド部材26のボス26aに掛けられている。
また非駆動側付勢部材46Fの第1穴部46Faはクリーニング枠体71のボス71kに掛けられ、第2穴部46Fbが軸受部材37のボス37aに掛けられている。
本実施例においては駆動側付勢部材46R、非駆動側付勢部材46Fは引っ張りバネで形成されている。このバネの付勢力により現像ユニット20をクリーニングユニット60に付勢させることで現像ローラ32をドラム62の方向へ確実に押し付けるよう構成する。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38によって、現像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって保持される。
<装置本体からカートリッジへの駆動伝達構成>
次に、装置本体AからカートリッジBへ駆動を入力する構成について図7、図14を用いて説明する。
図7に示すように、カートリッジBの側面には装置本体Aから駆動力を受けるためのドラムカップリング(第2の駆動力受け部)70と現像カップリング(第1の駆動力受け部)21が設けられている。
ここで、ドラムカップリング70はクリーニングユニット60に、現像カップリング21は現像ユニット20にそれぞれ設けられている。本実施例の構成では、ドラムカップリング70はドラム62に駆動を伝達し、現像カップリング70はカートリッジB内のギア列を介して現像ローラ32、第1〜第3搬送部材43、44、50、および、第1〜第3スクリュー86、87、88に駆動を伝達する。
ドラムカップリング70および現像カップリング21はいずれもカートリッジBに対して傾斜可能な構成となっている。そしてドラムカップリング70と現像カップリング21は、カートリッジBの着脱動作によってそれぞれ装置本体Aの第2駆動軸(第2の本体駆動部)14および第1駆動軸(第1の本体駆動部)19と係合・離脱する。
図14(a)に示すように、カートリッジBが装着されていないときは、ドラムカップリング70および現像カップリング21はねじりコイルばね24および74によって先端が挿入方向Cの下流側を向くように付勢されている。
つまりドラムカップリング70は着脱姿勢をとり、ドラムカップリング70の軸線(回転軸線)L2がドラム62の軸線L6に対して傾斜している。同様にカートリッジBが装着されていないときは、現像カップリング21も着脱姿勢をとり、現像カップリング21の軸線L1は現像ローラ32の軸線L5に対して傾斜している。着脱姿勢とは、カートリッジBが着脱される際のドラムカップリング70もしくは現像カップリング21の姿勢である。
そしてドラムカップリング70が傾斜可能な構成であることで、ドラムカップリング70の軸線L2とドラム62の軸線L6が成す角θbは可変である。同様に現像カップリング21が傾斜可能な構成であることで、現像カップリング21の軸線L1と、現像ローラ32の軸線L5が成す角θaは可変である。
この構成によって、図14(b)に示すように、カートリッジBが装置本体Aに装着されると、ドラムカップリング70および現像カップリング21はそれぞれ第2駆動軸14および第1駆動軸19と係合可能となる。
図14(b)に示すように、ドラムカップリング70が第2駆動軸19と係合するときでは、ドラムカップリング70の軸線L2はドラム21の軸線L6や第2駆動軸14の軸線L4に対してほぼ平行になっている。つまりドラムカップリング70は、第2駆動軸14と係合する際、その傾斜角度θbを変えて着脱姿勢から駆動姿勢に変化する。なおドラムカップリング70の駆動姿勢とは、ドラムカップリング70が、画像形成時にクリーニングユニット60に駆動力を伝えてドラム62を駆動(回転)させる際の姿勢である。
ドラムカップリング70は駆動姿勢をとるとき、着脱姿勢をとるときよりもドラムカップリング70の軸線L4とドラム21の軸線L6とが成す角度θb(傾斜角度)を小さくしている。本実施例ではドラムカップリング70は駆動姿勢をとるとき、上記の傾斜角度θbは略0度であり、ドラムカップリング70はほとんど傾いていない。軸線L2、L4、L6が略平行になる。
同様に図14(b)では現像カップリング21も駆動姿勢をとり、現像カップリング21の軸線は現像ローラ32の軸線L5や第1駆動軸19の軸線L3に対してほぼ平行になっている。つまり現像カップリング21も、第1駆動軸19と係合する際、その傾斜角度θaを変えて着脱姿勢から駆動姿勢に変化する。現像カップリング21の駆動姿勢とは現像カップリング21が、画像形成時に現像ユニットに駆動力を伝えて現像ローラ32を駆動(回転)させる際の姿勢である。
現像カップリング21は駆動姿勢をとるとき着脱姿勢をとるときよりも、現像カップリング21の軸線L1と現像ローラ32の軸線L5が成す角度(傾斜角度)θaを小さくする。本実施例では現像カップリング21が前記駆動位置を取るとき傾斜角度θaは略0度であり現像カップリング21はほとんど傾いていない。軸線L1、L3、L5が略平行になる。このようにドラムカップリング70と現像カップリング21が傾斜可能である。これによりカートリッジBを、第2駆動軸14の軸線L4や第1駆動軸15の軸線L3と交差する方向(ほぼ直交する方向:矢印C方向)に沿って装置本体へ装着できる。あるいは矢印Cとは反対方向に沿ってカートリッジBを装置本体から取り外しできる。
つまりカートリッジBを装置本体に装着する過程(図14(a)から図14(b)に変化する過程)で、ドラムカップリング70、現像カップリング21は着脱姿勢から駆動姿勢へと変化する。これによりドラムカップリング70、現像カップリング21はそれぞれ第2駆動軸14、第1駆動軸19と係合できる。
同様にカートリッジBを装置本体から取り外す過程(図14(b)から図14(a)に変化する過程)で、ドラムカップリング70や現像カップリング21は駆動姿勢から着脱姿勢へと変化する。これによりドラムカップリング70、現像カップリング21はそれぞれの駆動軸(14、19)との係合を解除できる。
なお各カップリング(70、21)が各駆動軸(14、19)と係合することで、各カップリング(70、21)は装置本体Aから駆動力を受けられる状態となる。画像形成時には、駆動姿勢をとるドラムカップリングを介して第2駆動軸からクリーニングユニット60に駆動力(回転力)が伝達される。これによりドラム62等が回転する。同様に画像形成時には、駆動姿勢をとる現像カップリングを介して第1駆動軸から現像ユニット20に駆動力(回転力)が伝達される。これにより現像ローラ32や第1搬送部材43等が回転する。
<間隔保持部材の離間>
次に、間隔保持部材38がドラム62から離間する構成について図1を用いて説明する。既に説明したように、現像ローラ32は両端部に取り付けられた間隔保持部材38がドラム62に当接することによって、ドラム62から所定の間隔をもって保持されている。しかしながら、この状態でカートリッジBに振動や衝撃(例えば物流によるもの)が加わると、間隔保持部材38やドラム62の当接部が変形・破損する可能性がある。この場合正常な画像品質が得られなくなったり、通常の動作ができなくなったりする恐れがある。
このため、本実施例のカートリッジBは、画像形成時以外は現像ローラ32をドラム62から離間し、間隔保持部材38がドラム62と接触しないようにしている。図1に示すように、現像ユニット20には当接部20aが設けられており、装置本体Aには支点59aを中心に回動するカム59が設けられている。そして、カートリッジBを装置本体Aに挿入すると、当接部20aとカム59が当接することによって現像ユニット20が現像第1支持穴23a(および現像第2支持穴23b)周りに矢印Fの方向に回動する。これにより、現像ローラ32に設けられた間隔保持部材38がドラム62から離間する(図1(b))。
これは現像ユニット20が離間位置に移動した状態である。離間位置とは、カートリッジBが使用されていない時(非画像形成時)に、カートリッジBが使用されている時(画像形成時)よりも現像ローラ32とドラム62の距離を広げるための位置である。
一方、画像形成動作をおこなうときは、カム59が回転することによって当接部20aから離間し、現像ユニット20は間隔保持部材38がドラム62と接触する位置に保持される(図1(a))。つまり現像ユニット20が図1(a)に示すように画像形成位置(現像位置)に移動した状態となる。画像形成位置とは、現像ユニット20が、現像ローラ32によってドラム62の潜像を現像するための位置(現像位置)である。現像ユニット20が画像形成位置にあるとき、現像ローラ32はドラム62の潜像に現像剤を供給してドラム62に現像剤像(トナー像)を形成する。
ここで現像ローラ32に設けられている間隔保持部材38がドラム62から離間している(現像ユニット20が離間位置にある)とき、図17に示すように現像カップリング21は第1駆動軸19と軸線がずれた状態である。つまり現像カップリング21は傾斜姿勢をとっていて、現像カップリング21の軸線が第1駆動軸19の軸線に対して傾いている。
現像カップリング21が傾斜姿勢(図17)を取るとき、駆動姿勢(図14(b))を取るときよりも、現像カップリング21の軸線L1と現像ローラ32の軸線L5の成す角θaは大きくなる。一方、現像カップリング21が傾斜姿勢(図17)をとるとき、着脱姿勢(図14(a))をとるときよりも、θaは小さくなる。
つまり傾斜姿勢(図17)とは、駆動姿勢(図14(b))と着脱姿勢(図14(a))の中間にある姿勢である。
本実施例の構成では現像カップリング21が傾斜姿勢(図17)を取っていても、現像カップリング21が第1駆動軸19と係合した状態が保たれている。この状態で、第1駆動軸19が回転すると現像カップリング21も回転可能である。また現像カップリング21が傾斜姿勢を取っていても現像カップリング21が回転した際には、現像ユニット20に駆動力(回転力)が伝達される構成である。
すなわち、現像ユニット20が離間位置にあり、現像カップリング21が傾斜姿勢(図17)を取るときでも、現像カップリング21は第1駆動軸19と係合する。そして現像カップリング21は第1駆動軸19からの駆動力(回転力)を現像ユニット20に伝達可能な構成となっている。
したがって、画像形成装置の動作を開始するときは、間隔保持部材38がドラム62から離間した状態のまま第1駆動軸19の駆動を開始することができる。即ち、カム59が回転して間隔保持部材38がドラム62と接触するのを待たずに現像カップリング21の駆動を開始することができる。
カム59を回転させるよりも先に第1駆動軸19を回転させてもよいし、あるいは、カム59を回転させている最中に、第1駆動軸19を回転させてもよい。
いずれにせよ、画像形成装置の動作開始後速やかに第1駆動軸19の駆動力を現像ユニット20に伝達して、これによりシール部材45を第1搬送部材43によって巻き取ることができる。本実施例では、カム59の回転開始タイミングより第1駆動軸19の回転開始タイミングを早くした。
シール部材45を巻き取るタイミングが早まれば、開口部29aが開封されて現像剤が現像ローラ32に供給されるタイミングも早まる。画像形成装置は、画像を形成する前に必要な初期動作(準備動作)に費やす時間を短くでき、素早く画像形成可能な状態になる。
そのためカートリッジBをはじめて使うときに初期の印刷時間、つまり最初の画像が形成されるまでにかかる時間(First Print Out Time)を短縮することができる。
最後に本実施例の構成をまとめると以下の通りある。
装置本体Aに着脱可能なカートリッジは、現像ローラ32と、現像ユニット20と、シール部材45と、第1搬送部材43と、現像カップリング21を有する。
現像ローラ32はトナー(現像剤)を担持する現像剤担持体である。現像ユニット20はトナーを収容するためのトナー室(収容室)29を備えており、かつ現像ローラ32を支持するものである。シール部材45は、トナーがトナー室29の外部に出ないように、トナー室29の開口部29aを封止する封止部材である。
第1搬送部材43は、シール部材45を開口部29aから除去する(取り外す)開封部材を兼ねる。
現像カップリング20は第1駆動軸(第1の本体駆動部)19と係合することで、第1搬送部材43および現像ローラ32を駆動するための駆動力を受ける第1の駆動力受け部である。
現像カップリング20は、現像カップリング20の軸線L1が現像ローラ32の軸線L5に対して傾斜する傾斜姿勢(図17)を取り得る。また現像カップリング20は、傾斜姿勢(図17)よりも現像カップリング20の軸線L1と現像ローラ32の軸線L5のなす角θaを小さくする駆動姿勢(図14(b))を取りうる。
現像カップリング20は、傾斜姿勢(図17)および駆動姿勢(図14(b))のいずれを取る場合でも、第1駆動軸19と係合可能であって、かつ、駆動力を伝達可能である。つまり現像カップリング20は傾斜位置を取る状態で第1搬送部材部材43に駆動力を伝達して、シール部材45を除去可能である。
より詳細にいうとカートリッジBは更に、ドラム62と、クリーニングユニット60を有する。ドラム62はその表面に潜像が形成され、かつ、トナー像を担持する像担持体である。クリーニングユニット60は、ドラム62を支持し、現像ユニット22と結合する像担持体ユニットである。
現像ユニット20はクリーニングユニット60に対して移動可能である。これにより現像ユニット20は、ドラム62に形成された潜像を現像ローラ32によって現像可能な現像位置(図1(a))を取りうる。さらに現像ユニット20は、現像位置をとるときよりも現像ローラ32をドラム62から離す離間位置(図1(b))も取り得る。
現像ユニット20が装置本体Aの内部で離間位置(図1(b))をとるとき、現像カップリング21は第1駆動軸19と係合しつつ傾斜姿勢をとる(図17)。現像ユニット20が装置本体内で現像位置をとるとき現像カップリング21は第1駆動軸19と係合しつつ駆動姿勢を取る(図14(a))。
なお、本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2の形態を図15、図16に基づいて説明する。
本実施例においては、前述した実施例と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
図15に示すように、本実施例のカートリッジは現像ローラ32に設けられた間隔保持部材38とドラム62を離間するための離間部材48がクリーニングユニット60に設けられている。本実施例の離間部材48は、クリーニングユニット60の駆動側端部と非駆動側端部にそれぞれ取り付けられるが、構成は同様であるため駆動側を例にとって説明する。
離間部材48は、被ガイド部48cと弾性変形部48dで形成される溝部がクリーニングユニット60にある取り付け部60aを挟みこむことで、クリーニングユニット60へ取り付けられる。
また、離間部材48は、間隔保持部材38とドラム62を離間する第1の位置(作用位置:図15(a))と、間隔保持部材38とドラム62が当接する第2の位置(非作用位置:図15(b))の間を移動可能になっている。離間部材48が第1の位置にあるとき、離間部材48の離間部48aがクリーニングユニット60の当接部60bおよび現像ユニット20の当接部20bとそれぞれ当接している。これにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20は、間隔保持部材38とドラム62が離間する位置に保持される。
つまり離間部材48の第1の位置(作用位置)とは、離間部材48を作用させて現像ユニット20を離間位置に保持させるため(現像ローラ32をドラム62から離すため)の位置である。
一方、離間部材48が第2の位置にあるときは、離間部48aはクリーニングユニット60の当接部60bおよび現像ユニット20の当接部20bから離れた位置にある。このため、クリーニングユニット60と現像ユニット20は、間隔保持部材38とドラム62が当接する位置に保持される。
つまり離間部材48の第2の位置(非作用位置)とは、離間部材48による離間状態を解除し、現像ユニット20が離間位置から画像形成位置に移動するのを許容する位置である。離間部材48が第2の位置にあるとき、現像ローラ32はドラム62に形成された潜像を現像可能な位置に配置される。
図16は離間部材48を第1の位置から第2の位置に移動させる構成を説明する図である。図16(a)は離間部材48が第1の位置にある状態の図であり、図16(c)は離間部材48が第2の位置にある状態の図である。そして、図16(b)は離間部材48が第1の位置から第2の位置に移動する過程を説明する図である。
図に示すように、クリーニングユニット60には、前述した取り付け部60a、また、ドラム62の軸線を中心とした円弧形状のガイド部60cが設けられている。
離間部材48は、前述した被ガイド部48cと弾性変形部48dで形成される溝部が取り付け部60aを挟み込むとともに、被ガイド部48cがガイド部60cにガイドされることで、ドラム62の軸線を中心として回転可能に保持される。また、弾性変形部48dの先端に設けられた係止部48gが取り付け部60aに当接することで、離間部材48の逆方向(第2の位置から第1の位置に移動する方向)への回転を防止している。
離間部材48の第1の位置から第2の位置への移動は、駆動側ドラムフランジ63の係合部63aが離間部材48の被係合部48fを押すことによって行われる。すなわち、ドラム62の矢印Rの方向への回転にともない係合部63aが被係合部48fを押すことで、離間部材48はドラム62の軸線を中心として第1の位置(図16(a))から図16(b)に示す位置を経て第2の位置(図16(c))に回転移動する。ここで、図16(b)に示すように、離間部材48は、回転移動の過程において弾性変形部48dが変形しながら、凸部48eが取り付け部60aを乗り越える。そして、凸部48eが取り付け部60aを乗り越えることで、離間部材48の逆方向への回転が防止されるとともに、凸部48eがガイド部60cに当接することによって、離間部材48の姿勢(取り付け部60aを支点とする回転方向の姿勢)が規制される。これにより、離間部材48は、被係合部48fが係合部63aから離脱した位置に保持される。
本実施例のカートリッジは、ユーザーが使用する前は、離間部材48が第1の位置に取り付けられており、間隔保持部材38とドラム62が離間した状態になっている。このため、実施例1と同様に、現像カップリング21は第1駆動軸19と軸線がずれた状態になっている。
そして、画像形成装置の動作を開始するときは、装置本体Aの第2駆動軸14と第1駆動軸19は同時に回転し始め、ドラムカップリング70と現像カップリング21に駆動を伝達する。これにより、ドラムカップリング70がドラム62を回転させることによって離間部材48は第1の位置から第2の位置に移動する。また、現像カップリング21が駆動されることによってシール部材45の巻き取り動作が開始される。
シール部材45の巻き取りが終了する前に、離間部材48の離間部48aがクリーニングユニット60の当接部60bおよび現像ユニット20の当接部20bから離れ、間隔保持部材38とドラム62が当接するようになっている。
このような構成にすることによって、第1の実施例と同様に、画像形成装置の動作開始後速やかにシール部材45を巻き取ることができる。シール部材45を巻き取るタイミング(すなわち開口部29aが解放されるタイミング)が早まれば、実施例1と同様に現像ローラ32に現像剤が供給されるタイミングも早まる。その結果、画像形成装置が画像形成可能な状態になるタイミングも早めることができる。
さらに本実施例では、シール部材45の巻取りと、離間部材48の移動とを同時に実施している(開口部29aが開封される最中に離間部材48も移動している)。
そしてシール部材45の巻き取り終了時には、間隔保持部材38とドラム62がすでに当接している。つまりシール部材45が開口部29aから除去し終わるタイミングよりも、離間部材48が非作用位置に移動し終わるタイミング(現像ユニット20が現像位置に移動し終わるタイミング)が早くなるように構成されている。
この構成であれば、画像形成装置が画像形成可能な状態になるまでの時間がさらに短縮できる。本実施例では、シール部材45の巻取り終了後には、直ちに画像形成動作を開始することができる。
さらに、間隔保持部材38とドラム62の離間をクリーニングユニット60に設けた離間部材48によって行う構成としたため、装置本体Aにカム59などの作動部材を設ける必要がない。現像カップリング21を介して第1駆動軸19からカートリッジB(現像ユニット20)へ駆動力を入力するだけで現像ローラ32に設けられた間隔保持部材38とドラム62の離間を解除できる。したがって、装置本体の構成を簡単にすることができるので、画像形成装置の低コスト化や小型化に寄与することができる。
14 第2駆動軸(第2の本体駆動部)
19 第1駆動軸(第1の本体駆動部)
20 現像ユニット
21 現像カップリング(第1の駆動力受け部)
32 現像ローラ(現像剤担持体)
45 シール部材(封止部材)
60 クリーニングユニット(像担持体ユニット)
62 ドラム(像担持体)
70 ドラムカップリング(第2の駆動力受け部)
A 画像形成装置本体(装置本体)
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)

Claims (14)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、
    現像剤を収容するための収容室を備え、前記現像剤担持体を支持する現像ユニットと、
    現像剤が前記収容室の外部に出ないように、前記収容室の開口部を封止する封止部材と、
    前記封止部材を前記開口部から除去する開封部材と、
    前記開封部材を駆動するための駆動力を受ける第1の駆動力受け部と、
    を有し、
    前記第1の駆動力受け部は、前記第1の駆動力受け部の軸線が前記現像剤担持体の軸線に対して傾斜する傾斜姿勢と、前記傾斜姿勢よりも前記第1の駆動力受け部の軸線と前記現像剤担持体の軸線のなす角を小さくする駆動姿勢と、を取り得るものであって、
    前記第1の駆動力受け部は、前記傾斜姿勢を取る状態で前記開封部材に向けて駆動力を伝達可能であることを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記第1の駆動力受け部は、前記駆動姿勢を取る状態で前記現像剤担持体に向けて駆動力を伝達可能であることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記第1駆動力受け部は、前記装置本体に設けられた第1の本体駆動部と係合することで前記第1の本体駆動部から駆動力を受けるものであり、前記駆動姿勢を取るときおよび前記傾斜姿勢を取るときのいずれにおいても前記第1の本体駆動部と係合可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカートリッジ。
  4. 前記カートリッジは、
    像担持体と、
    前記像担持体を支持し、前記現像ユニットと結合する像担持体ユニットと、
    を有し、
    前記現像ユニットは前記像担持体ユニットに対して移動することで、前記像担持体に形成された潜像を前記現像剤担持体によって現像可能な現像位置と、前記現像位置をとるときよりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離す離間位置と、を取り得ることを特徴とする請求項1又は2に記載のカートリッジ。
  5. 前記第1駆動力受け部は、前記装置本体に設けられた第1の本体駆動部と係合することで前記第1の本体駆動部から駆動力を受けるものであり、
    前記現像ユニットが前記装置本体内で前記離間位置をとるとき、前記第1の駆動力受け部は前記第1の本体駆動部と係合しつつ前記傾斜姿勢をとり、
    前記現像ユニットが前記装置本体内で現像位置をとるとき前記第1の駆動力受け部は前記第1の本体駆動部と係合しつつ前記駆動姿勢を取ることを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
  6. 前記カートリッジは、
    前記現像ユニットを前記離間位置に保持する作用位置と、前記現像ユニットが前記現像位置に移動するのを許容する非作用位置と、に移動可能な離間部材を有することを特徴とする請求項4または5に記載のカートリッジ。
  7. 前記カートリッジは、
    前記像担持体を駆動するための駆動力を受ける第2の駆動力受け部を有し、
    前記離間部材は、前記第2の駆動力受け部が駆動力を受けることで前記作用位置から非作用位置へ移動することを特徴とする請求項6項に記載のカートリッジ。
  8. 前記第2の駆動力受け部は、前記第2の駆動力受け部の軸線が前記像担持体の軸線に対して傾斜する着脱姿勢と、前記着脱姿勢よりも前記第2の駆動力受け部の軸線が前記像担持体の軸線と成す角が小さくなる駆動姿勢と、を取り得ることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 前記カートリッジは、
    前記像担持体を駆動するための駆動力を受ける第2の駆動力受け部を有し、
    前記第2の駆動力受け部は、前記第2の駆動力受け部の軸線が前記像担持体の軸線に対して傾斜する着脱姿勢と、前記着脱姿勢よりも前記第2の駆動力受け部の軸線が前記像担持体の軸線と成す角が小さくなる駆動姿勢と、を取り得ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  10. 前記開封部材は前記収容室の内部に設けられており、回転することで前記封止部材を巻き取ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  11. 前記開封部材は、現像剤を搬送する搬送部材を兼ね、回転することで前記収容室に収容された現像剤を前記現像剤担持体に向けて搬送することを特徴とする請求項10に記載のカートリッジ。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のカートリッジと、
    前記第1の駆動力受け部が前記傾斜姿勢および前記駆動姿勢のいずれの姿勢であっても前記第1の駆動力受け部と係合可能な第1の本体駆動部を有する装置本体と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記6乃至8のいずれか1項に記載のカートリッジと、
    前記第1の駆動力受け部が前記傾斜姿勢および前記駆動姿勢のいずれの姿勢であっても前記第1の駆動力受け部と係合可能な第1の本体駆動部を備える装置本体と、
    を有し、
    前記封止部材が前記開口部から除去し終わるタイミングよりも、前記離間部材が前記作用位置から前記非作用位置へ移動し終わるタイミングの方が先であることを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記カートリッジを装着した状態で前記装置本体に対して移動することで、前記装置本体の内部にあって前記カートリッジを画像形成可能な位置に配置させる内部位置と、前記装置本体の外部にあって前記カートリッジを着脱させる外部位置と、を取り得るカートリッジ支持部材を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
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