JP2016102447A - 電動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低廉化を実現可能な電動圧縮機を提供する。【解決手段】本発明の電動圧縮機の圧縮機構13は、回転軸19によって回転可能に設けられ、複数個のベーン溝が形成されたロータ45と、各ベーン溝に出没可能に設けられたベーン47bと、ロータ45を内包する有底筒状のカップ部材7と、カップ部材7の開口を閉塞するサイドプレート5とによって構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は電動圧縮機に関する。
特許文献1、2に従来の電動圧縮機(以下、単に圧縮機という。)が開示されている。
特許文献1の圧縮機は、回転軸と、回転軸を回転可能なモータ機構と、モータ機構を収容するフロントハウジング部材と、フロントハウジング部材の開口を閉塞するリアハウジング部材と、両ハウジング部材に固定される圧縮機構とを備えている。フロントハウジング部材は内部に吸入圧領域を形成し、リアハウジング部材は内部に吐出圧領域を形成している。
特許文献1の圧縮機構は、ロータと、5枚のベーンと、ロータを内包する筒状のシリンダと、シリンダの両端を閉塞するフロントサイドブロック及びリアサイドブロックによって構成されている。ロータは、回転軸によって回転可能に設けられ、5個のベーン溝が形成されている。各ベーンは、それぞれベーン溝に出没可能に設けられている。シリンダと両サイドブロックによりシリンダ室が形成される。
特許文献2の圧縮機は、回転軸と、回転軸を回転可能なモータ機構と、モータ機構を収容するモータハウジング部材と、モータハウジング部材の開口を閉塞するコンプレッサハウジング部材と、コンプレッサハウジング部材に固定されるフロントハウジング部材と、コンプレッサハウジング部材に内包される圧縮機構を備えている。モータハウジング部材は内部に吐出圧領域を形成し、フロントハウジング部材は内部に吸入圧領域を形成している。
特許文献2の圧縮機構部は、ロータと、複数枚のベーンと、ロータを内包する筒状のシリンダブロックと、コンプレッサハウジング部材に一体形成されてシリンダブロックの一端を閉塞するリヤサイドブロックと、シリンダブロックの他端を閉塞するフロントサイドブロックとによって構成されている。ロータは、回転軸によって回転可能に設けられ、複数個のベーン溝が形成されている。各ベーンは、それぞれベーン溝に出没可能に設けられている。シリンダブロックと両サイドブロックによりシリンダ室が形成される。
特開2006−9688号公報 特開2010−38014号公報
しかし、特許文献1の圧縮機では、シリンダとは別に設けられた隔壁部材が、フロントハウジング部材及びリアハウジング部材に固定されて、フロントハウジング部材の内部に形成された吸入圧領域を区画しており、組付が複雑である。特許文献2では、モータハウジング部材とフロントハウジング部材との間にサイドブロックが挟持されており、組付が複雑である。また、これらの圧縮機では、部品点数が多いことから、各部品の加工コスト、管理コスト及び組付けコストも嵩んでしまう上、シール性を確保するために、シール箇所を増やしたり、耐圧性の高いシールを用いる必要がある。このため、これらの圧縮機では、製造コストの低廉化が困難である。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、製造コストの低廉化を実現可能な電動圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の電動圧縮機は、回転軸と、
前記回転軸を回転可能なモータ機構と、
前記モータ機構を収容するとともに、吸入口を有して内部に吸入圧領域を形成する有底筒状の第1ハウジングと、
前記第1ハウジングの開口側に接合され、吐出口を有して内部に吐出圧領域を形成する第2ハウジングと、
前記第2ハウジングに固定指示されて前記吸入圧領域と前記吐出圧領域とを区画し、前記回転軸によって駆動されるとともに内部に圧縮室を形成する圧縮機構とを備え、
前記圧縮室は、前記吸入圧領域と接続されるとともに前記吐出圧領域と接続され、前記吸入圧領域に吸入された冷媒ガスを前記圧縮室にて圧縮して前記吐出圧領域に吐出し、
前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングにより圧縮機の外郭が形成され、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接合部分で前記第1ハウジング内の前記吸入圧領域と外部とを封止することを特徴とする。
本発明の電動圧縮機では、圧縮機構がユニットとして、第2ハウジングに固定されるため、組付が容易である。つまり、圧縮機構は、第2ハウジングに組付けた後、第1ハウジングを組付ければよい。
また、この電動圧縮機では、部品点数が少ないことから、各部品の加工コスト、管理コスト及び組付けコストの削減が可能である。また、圧縮機構が外部に露出せず、第1ハウジングと第2ハウジングとの接合部分が吸入圧領域であることにより、圧縮機構から外部への漏れに対し、簡素な構成で容易にシールされる。
したがって、本発明の電動圧縮機によれば、製造コストの低廉化を実現することが可能である。
圧縮機構は、回転軸によって回転可能に設けられ、複数個のベーン溝が形成されたロータと、各ベーン溝に出没可能に設けられたベーンと、ロータを内包する有底筒状のカップ部材と、カップ部材の開口を閉塞するサイドプレートとによって構成され得る。そして、ロータ、各ベーン、カップ部材、サイドプレートによって複数の圧縮室が形成され得る。この場合、有底筒状のカップ部材が単一のサイドプレートと固定されることにより内部にシリンダ室を形成する。このため、従来よりも少ない部品を第2ハウジングに固定すれば足りる。このため、比較的容易にシリンダ室が気密を保つようにすることができる。
カップ部材の外周には、内部に吐出圧空間を形成して吐出圧空間内の吐出ガスを吐出圧領域に導くカバー部材が設けられていることが好ましい。この場合、カバー部材がカバー部材内の吐出圧空間を第1ハウジング内に対して隔離して吐出圧領域に連通させることが可能となる。このため、第1ハウジングが径方向に延びる底壁と、底壁と一体をなして軸方向に筒状に延びる筒部とを有する場合、その筒部が真円状でない場合でも、第1ハウジング内のモータ室を吸入圧領域に兼用することが容易になる。
サイドプレートには軸方向に延びる軸孔が形成され得る。そして、回転軸は、第1ハウジングの底壁と軸孔とに軸支されていることが好ましい。この場合、回転軸の両端を軸支し、回転軸が好適に回転可能となる。
本発明の電動圧縮機によれば、製造コストの低廉化を実現することが可能である。
図1は、実施例1の電動圧縮機の軸方向の断面図である。 図2は、実施例1の電動圧縮機の軸直角方向の断面図である。 図3は、実施例1の電動圧縮機に係り、カップ部材及びカバー部材を分解して示す斜視図である。 図4は、実施例2の電動圧縮機の軸方向の断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1の電動圧縮機(以下、単に圧縮機という。)は、図1に示すように、回転軸19と、モータ機構3と、第1ハウジング1と、第2ハウジング9と、圧縮機構13とを備えている。以下、図1において、第1ハウジング1側を前方とし、第2ハウジング9側を後方とする。
第1ハウジング1は、前端側から後端側まで軸方向に延び、前端側が底壁1aによって閉塞されているとともに後端側に開口1bを有する有底筒状をなしている。第1ハウジング1は内部に吸入圧領域を兼ねるモータ室1cを形成している。第1ハウジング1は、図2に示すように、円筒状をなす円筒部1dと、円筒部1dから外側に膨出した膨出部1eとを有している。図1に示すように、第1ハウジング1には外部とモータ室1cとを連通する吸入口1fが形成されている。吸入口1fには配管によって車両用空調装置の蒸発器が接続されている。
モータ機構3は、モータ室1c内において、ステータ15及びモータロータ17を有している。ステータ15は第1ハウジング1の内周面に固定されている。第1ハウジング1の膨出部1eには、モータ室1cを気密に維持可能な気密端子16が軸方向に設けられている。各気密端子16の外端は図示しない給電装置と接続されており、各気密端子16の内端はクラスタブロック2を介してリード線16aによってステータ15に接続されている。モータロータ17は、軸方向に延びる回転軸19を挿通しており、ステータ15内に配置されている。第1ハウジング1の底壁1aには軸支部1gが軸方向に突設されており、軸支部1gには軸受装置21が設けられている。回転軸19の前端部は軸受装置21によって軸支されている。
また、第1ハウジング1の後端に第2ハウジング9が複数本のボルト14によって固定されている。第2ハウジング9は、後端側が底壁9dによって閉塞されているとともに前端側に開口9eを有する有底筒状をなしている。第1ハウジング1の開口1bに第2ハウジング9の開口9eが当接し、第1ハウジング1及び第2ハウジング9が両者間にはOリング4を介して閉塞されている。第2ハウジング9の開口9e側には、軸方向と直交する径方向に延びる平板状のサイドプレート5が嵌合されている。サイドプレート5の外周面と第2ハウジング9の内周面との間にはOリング23が設けられている。サイドプレート5にはブロック35が固定されている。
サイドプレート5の前方には、有底筒状のカップ部材7が複数本のボルト25によって固定されている。カップ部材7は底部27とシリンダ形成部29とを有している。底部27は、モータ室1c側に位置し、径方向に延びている。底部27には、回転軸19を挿通させる軸孔27aが貫設されている。軸孔27aには、回転軸19を好適に摺動させる図示しないめっきが形成されている。
シリンダ形成部29は、底部27と一体をなして軸方向に筒状に延びている。シリンダ形成部29は、各ボルト25によってサイドプレート5と固定されることにより、サイドプレート5とともに内部にシリンダ室31を形成している。シリンダ室31は、図2に示すように、軸方向と直交する断面形状が真円である。シリンダ室31の軸心は軸心Oから偏心している。シリンダ室31の前端側の前面、内周面及び後端側の後面には、ロータ45やベーン47a、47bを好適に摺動させる図示しないめっきが形成されている。
また、図1に示すように、底部27には、軸方向に開口してモータ室1cに連通する吸入通路33が形成されている。吸入通路33は、シリンダ形成部29内に軸方向に延び、図2に示すように、シリンダ室31の外周面から凹設された吸入ポート33aによってシリンダ室31に連通している。
シリンダ形成部29には、図3に示すように、外周側に開口する吐出圧空間37が凹設されている。吐出圧空間37は、図1及び図2に示すように、シリンダ室31の外周面から凹設された吐出ポート37aによってシリンダ室31に連通している。吐出圧空間37内では、吐出ポート37aを開閉する吐出リード弁39と、吐出リード弁39の開度を規制するリテーナ41とがボルト43によってシリンダ形成部29に固定されている。吐出圧空間37は後述する油分離室35aと連通する吐出通路37bを有している。
シリンダ室31内では、ロータ45が回転軸19によって回転可能に設けられている。ロータ45は回転軸19に圧入又はキー連結されている。ロータ45は軸方向と直交する断面形状が真円である。ロータ45の軸心は軸心Oと一致している。ロータ45には、図2に示すように、2個のベーン溝45a、45bが形成されている。ベーン溝45a、45bは、軸心Oを含む仮想の基準面と平行である。各ベーン溝45a、45bには、平板形状のベーン47a、47bが出没可能に設けられている。各ベーン47a、47bの底面と各ベーン溝45a、45bとの間はそれぞれ背圧室49a、49bとされている。シリンダ室31の前面、シリンダ室31の内周面、シリンダ室31の後面及びロータ45の外周面及び各ベーン47a、47bによって2個の圧縮室50a、50bが形成されている。
また、図1に示すように、カップ部材7の底部27の後面には、環状溝27bが軸心O周りに凹設されている。また、サイドプレート5の前面には、環状溝27bと前後で対面する環状溝5aが軸心O周りに凹設されている。
シリンダ形成部29とサイドプレート5の前面との間にはOリング51が設けられている。第2ハウジング9とサイドプレート5との間には吐出室9aが形成されている。吐出室9aが吐出圧領域である。第2ハウジング9には外部と吐出室9aとを連通する吐出口9bが形成されている。吐出口9bには配管によって車両用空調装置の凝縮器が接続されている。
ブロック35には、円柱状をなして軸直角方向に延びる油分離室35aが形成されている。油分離室35aには円筒状の筒部材53が固定されている。筒部材53の上端は吐出室9aに開口しており、油分離室35aの下端は油排出口35bによって吐出室9aに開口している。サイドプレート5及びブロック35には、吐出通路37bを油分離室35aに連通する通路5b、35cが形成されている。これら油分離室35a及び筒部材53によってオイルセパレータが構成されている。
サイドプレート5には、回転軸19を挿通させる軸孔5cが貫設されている。軸孔5cには、回転軸19を好適に摺動させる図示しないめっきが形成されている。回転軸19の後端部は軸孔5cによって軸支されている。こうして、回転軸19は、第1ハウジング1の底壁1aとサイドプレート5の軸孔5cとによって両端が軸支され、好適に回転可能となっている。
サイドプレート5とブロック35との間には、軸孔5cと連通する給油室55が形成されている。また、サイドプレート5の底部には吐出室9aと連通する油溝9cが凹設されている。サイドプレート5には、油溝9cと連通して軸心Oに近づくように上方に延びる第1通路5dが形成されている。また、サイドプレート5には、給油室55と第1通路5dの上端とを連通する第2通路5eと、給油室55と環状溝5aとを連通する第3通路5fとが形成されている。また、第1通路5d内には絞り部材57が嵌合されている。絞り部材57には、第1通路5dより小径をなす絞り流路57aが貫設されている。
図3に示すように、カップ部材7の外周側にはカバー部材11が設けられている。カバー部材11には内フランジ11aが形成されており、内フランジ11aには3個の固定片11bが形成されている。カバー部材11は、図1に示すように、各固定片11bに螺合する軸方向に延びる3本のボルト60によってカップ部材7に固定されている。カップ部材7のシリンダ形成部29の外周面とカップ部材7の内周面との間にはOリング59、61が設けられている。Oリング59、61は吐出圧空間37の前後に配置されている。こうして、カバー部材11は、図2に示すように、カップ部材7のシリンダ形成部29を包囲して吐出圧空間37をモ−タ室1cから隔離している。ロータ45、ベーン47a、47b、カップ部材7、サイドプレート5及びカバー部材11が圧縮機構13を構成している。
この圧縮機では、図1に示すステータ15に給電が行われれば、モータ機構3が作動し、回転軸19が軸心O周りで回転する。このため、圧縮機構13が作動し、ロータ45がカップ部材7及びサイドプレート5内で回転する。これにより、各圧縮室50a、50bが容積の拡大と縮小とを繰り返す。このため、各圧縮室50a、50bは、モータ室1cから吸入通路33及び吸入ポート33aを経て低圧の冷媒ガスを吸入する吸入行程を行う。また、吸入行程後、各圧縮室50a、50b内で冷媒ガスを圧縮する圧縮行程を行う。さらに、圧縮行程後、各圧縮室50a、50b内の高圧の冷媒ガスを吐出ポート37a、吐出圧空間37、通路5b、35cを経て吐出室9aに吐出する吐出行程を行う。こうして、車室内の空調が行われる。
この間、通路5b、35cから油分離室35aに吐出された高圧の冷媒ガスから遠心力によって潤滑油を分離する。潤滑油は吐出室9a内に貯留される。そして、潤滑油は、吐出室9a内が高圧であるため、油溝9c、絞り部材57の絞り流路57a、第1通路5d、第2通路5e、給油室55、第3通路5fを経て環状溝5aに供給される。環状溝5aは各背圧室49a、49bに連通しているため、ベーン47a、47bに背圧を付与する。このため、ベーン47a、47bがシリンダ室31の内周面に好適に付勢され、高い圧縮効率で仕事が行われる。
この圧縮機では、圧縮機構13がユニットとして、第1ハウジング1でなく、第2ハウジング9に固定されるため、組付が容易である。つまり、圧縮機構13は、第2ハウジング9に組付けた後、第1ハウジング1を組付ければよい。モータ機構3は、圧縮機構13を第2ハウジング9に組み付ける前に圧縮機構13に組み付けてもよく、第2ハウジング9に組み付けた後にモータ機構3を組み付け、その後、第1ハウジング1を組み付けてもよい。
また、この圧縮機では、部品点数が少ないことから、各部品の加工コスト、管理コスト及び組付けコストの削減が可能である。また、圧縮機構13が外部に露出せず、第1ハウジング1と第2ハウジング9との接合部分が吸入圧領域であることにより、圧縮機構13から外部への漏れに対し、簡素な構成で容易にシールされる。
より具体的には、この圧縮機では、圧縮機構13が有底筒状をなすカップ部材7を有し、このカップ部材7が単一のサイドプレート5と固定されることにより内部にシリンダ室31を形成している。このため、従来よりも少ない部品を第1ハウジング1に固定すれば足りる。このため、比較的容易にシリンダ室31がモータ室1cに対して気密を保つようにすることができる。また、この圧縮機では、部品点数が少ないことから、各部品の加工コスト、管理コスト及び組付けコストを軽減することができる。
また、この圧縮機では、カップ部材7で第1ハウジング1内を区画しているため、第1ハウジング1と第2ハウジング9との接合部を吸入圧雰囲気とすることができる。このため、圧縮機の外部へ冷媒ガスが漏れにくく、耐圧性の高いガスケット等のシールを施す必要が少ない。
したがって、この圧縮機によれば、製造コストの低廉化を実現することが可能である。
さらに、この圧縮機では、カップ部材7の外周にカバー部材11が設けられているため、カバー部材11がシリンダ形成部29の吐出圧空間37を吸入圧領域であるモ−タ室1cから隔離して吐出室9aに連通させることが可能となっている。このため、第1ハウジング1の円筒部1dが真円状でない場合でも、第1ハウジング1内のモータ室1cを吸入圧領域に兼用することが容易になっている。
また、この圧縮機では、カバー部材11が吐出圧空間37を閉塞するため、吐出リード弁39の振動や騒音が外部に伝達されることを遮断することができる。
さらに、この圧縮機は、第1ハウジング1が電動圧縮機に特有な配線の必要性によって真円でない。この場合、一般的な圧縮機では、吐出室とモータ室とを平板状の壁で区画することが困難となったり、壁の周りから冷媒ガスが漏れないようにシールすることが困難となったりするが、この圧縮機では、カップ部材7を採用していることから、これらの困難を容易に解決することができる。
また、仮に、吐出圧空間37を区画するように周方向の一部のみをカバー部材11で覆うとすると、径方向にボルト締めするスペースを要し、径方向に大型化する。この点、この圧縮機では、軸方向に延びるボルト60によってカバー部材11をカップ部材7に締結しているため、モータ機構3のステータ15とカップ部材7との間にあるスペース内にそれらのボルト60の頭部を配置することができる。このため、この圧縮機では、径方向にも、軸方向にも大型化せず、吐出圧領域と吸入圧領域とを区画することができる。
(実施例2)
実施例2の圧縮機は、図4に示すように、第1ハウジング4及び第2ハウジング6を採用している。第1ハウジング4は、実施例1の第1ハウジング1よりも軸長が短い。逆に、第2ハウジング6は、実施例1の第2ハウジング9よりも軸長が長い。第1ハウジング4と第2ハウジング6との間にはOリング10が設けられている。
第2ハウジング9内に圧縮機構12が嵌合されている。圧縮機構12は有底筒状のカップ部材8を採用している。カップ部材8はサイドプレート5の前方に複数本のボルト25によって固定されている。カップ部材8は底部28とシリンダ形成部30とを有している。底部28は、モータ室1c側に位置し、径方向に延びている。底部28と第2ハウジング6の内周面との間にはOリング34が設けられている。底部28には、回転軸19を挿通させる軸孔28aが貫設されている。シリンダ形成部30には、第2ハウジング6内に開口する吐出圧空間37が凹設されている。ロータ45、ベーン47a、47b、カップ部材8及びサイドプレート5が圧縮機構12を構成している。他の構成は実施例1と同様である。
この圧縮機においても、カップ部材8を採用していることから、実施例1のカバー部材11による作用効果を除き、本発明の作用効果を奏することができる。また、この圧縮機では、実施例1のカバー部材11を省略できることから、より製造コストの低廉化を実現することができる。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、カップ部材7、8の底部27、28に形成される軸孔27a、28aは可及的に回転軸19と気密を維持していれば足りる。また、回転軸19と軸孔27a、28a、5cとの間には、めっきの他、滑り軸受や転がり軸受を採用することもできる。
本発明は車両等の空調装置に利用可能である。
19…回転軸
3…モータ機構
1…第1ハウジング
1b…開口
9a…吐出圧領域(吐出室)
9…第2ハウジング
50a、50b…圧縮室
13、12…圧縮機構
45…ロータ
45a、45b…ベーン溝
47a、47b…ベーン
7…カップ部材
5…サイドプレート
37…吐出圧空間
11…カバー部材
5c…軸孔
1a…底壁

Claims (4)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸を回転可能なモータ機構と、
    前記モータ機構を収容するとともに、吸入口を有して内部に吸入圧領域を形成する有底筒状の第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングの開口側に接合され、吐出口を有して内部に吐出圧領域を形成する第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに固定指示されて前記吸入圧領域と前記吐出圧領域とを区画し、前記回転軸によって駆動されるとともに内部に圧縮室を形成する圧縮機構とを備え、
    前記圧縮室は、前記吸入圧領域と接続されるとともに前記吐出圧領域と接続され、前記吸入圧領域に吸入された冷媒ガスを前記圧縮室にて圧縮して前記吐出圧領域に吐出し、
    前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングにより圧縮機の外郭が形成され、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接合部分で前記第1ハウジング内の前記吸入圧領域と外部とを封止することを特徴とする電動圧縮機。
  2. 前記圧縮機構は、前記回転軸によって回転可能に設けられ、複数個のベーン溝が形成されたロータと、前記各ベーン溝に出没可能に設けられたベーンと、前記ロータを内包する有底筒状のカップ部材と、前記カップ部材の開口を閉塞するサイドプレートとによって構成され、
    前記ロータ、各前記ベーン、前記カップ部材、前記サイドプレートによって複数の前記圧縮室が形成される請求項1記載の電動圧縮機。
  3. 前記カップ部材の外周には、内部に吐出圧空間を形成して前記吐出圧空間内の吐出ガスを前記吐出圧領域に導くカバー部材が設けられている請求項2記載の電動圧縮機。
  4. 前記サイドプレートには前記軸方向に延びる軸孔が形成され、
    前記回転軸は、前記第1ハウジングの底壁と前記軸孔とに軸支されている請求項2又は3記載の電動圧縮機。
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