JP2016102055A - 合わせガラス、パターンシート及び合わせガラスの製造方法 - Google Patents
合わせガラス、パターンシート及び合わせガラスの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016102055A JP2016102055A JP2015224879A JP2015224879A JP2016102055A JP 2016102055 A JP2016102055 A JP 2016102055A JP 2015224879 A JP2015224879 A JP 2015224879A JP 2015224879 A JP2015224879 A JP 2015224879A JP 2016102055 A JP2016102055 A JP 2016102055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- pattern
- laminated glass
- layer
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/84—Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
Description
この場合、前記ハニカムパターンにおける隣接する六角形状の開口のピッチが、0.3mm以上7mm以下であってもよい。
この場合、前記格子状のパターンにおける隣接する矩形状の開口のピッチが、0.3mm以上7mm以下であってもよい。
また、本明細書において、「接合」とは、完全に接合を完了する「本接合」だけでなく、「本接合」前に仮止めするための、いわゆる「仮接合」をも含むものとする。
又、図3の形態では、導電性パターン部材40は基材30上に積層されているが、これに対して、基材30を省略し、接合層13と接合層14との間に導電性パターン部材40のみが積層された形態としても良い。斯かる形態の合わせガラスを製造する工程の1例を挙げると以下のとおりである。先ず、ガラス板11(又は12)上に接合層13(又は14)を積層したものを用意する。次いで、基材30と導電性パターン層40とから成るパターンシート20を其の導電性パターン層40側が接合層13(又は14)側と対面する向きで重ね合わせ、適宜加熱及び加圧して接合層13(又は14)と導電性パターン部材40とを接着せしめる。次いで、これら積層体から基材30のみを剥離除去する。次いで、該積層体の導電性パターン部材40上に接合層14(又は13)とガラス板12(又は11)を重ね合わせる。而る後、適宜加熱及び加圧して、ガラス板11、接合層13、導電性パターン部材40、接合層14、ガラス板12が此の順に積層された合わせガラス10を得る。
実施例1の合わせガラス10は、次のようにして作製した。まず、基材30として、厚み100μm、幅98cm、長さ100mの2延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(東洋紡株式会社製 A4300)を準備した。この基材30に、2液混合型ウレタンエステル系接着剤を硬化時の乾燥厚みが7μmとなるようにグラビアコーターにて積層した。そして、基材30上に接着剤を介して、厚み10μm、幅97cm、長さ80mの電解銅箔を導電性金属層45として積層して、この状態を50℃の環境で4日間維持して、電解銅箔を基材30に固定した。
実施例2の合わせガラス10は、次のようにして作製した。まず、基材30として、厚み100μm、幅98cm、長さ100mの2延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(東洋紡株式会社製 A4300)を準備した。この基材30に、接着用プライマを介して、銅を厚みが500nmとなるようにスパッタリングし、さらにメッキにより銅を積層して、スパッタリングによる銅膜及びメッキ銅からなる合計厚み2μmの導電性金属層(銅膜)45を積層した。
実施例3の合わせガラス10は、パターンシート20の製造において、厚み6μmの銅箔を用い、当該銅箔(導電性金属層45)上の感光性レジスト層48には、ピッチを1mm、線幅を6μmとした平面視形状は実施例1と同形状の格子状のパターンを露光した。その他は、実施例1と同様の材料を用いると共に同様の工程を行い、合わせガラス10を得た。この合わせガラス10におけるパターンシート20では、格子状のパターンにおける開口のピッチが1mm、導電細線41の線幅が6μmである。この実施例3の合わせガラス10では、配線部15の間の抵抗は、0.5Ωであり、通電時に好適な発熱が得られていることが確認できた。なお、上述の配線部15の間の抵抗は、12Vの印加電圧を印加した場合の抵抗である。
実施例4の合わせガラス10は、パターンシート20の製造において、厚み10μmの銅箔を用い、当該銅箔(導電性金属層45)上の感光性レジスト層48には、ピッチを1.7mm、線幅を8μmとした平面視形状は実施例1と同形状の格子状のパターンを露光した。その他は、実施例1と同様の材料を用いると共に同様の工程を行い、合わせガラス10を得た。この合わせガラス10におけるパターンシート20では、格子状のパターンにおける開口のピッチが1.7mm、導電細線41の線幅が8μmである。この実施例4の合わせガラス10では、配線部15の間の抵抗は、0.4Ωであり、通電時に好適な発熱が得られていることが確認できた。なお、上述の配線部15の間の抵抗は、12Vの印加電圧を印加した場合の抵抗である。
実施例5の合わせガラス10は、パターンシート20の製造において、厚みが1000nmとなるように銅をスパッタリングし、メッキ層は積層せずに基材30に導電性金属層(銅膜)45を積層した。また、導電性金属層45に、ピッチを0.3mm、線幅を9μmとした平面視形状は実施例1と同形状の格子状のパターンを露光した。その他は、実施例2と同様の材料を用いると共に同様の工程を行い、合わせガラス10を得た。この合わせガラス10におけるパターンシート20では、格子状のパターンにおける開口のピッチが0.3mm、導電細線41の線幅が9μmである。この実施例5の合わせガラス10では、配線部15の間の抵抗は、0.6Ωであり、通電時に好適な発熱が得られていることが確認できた。なお、上述の配線部15の間の抵抗は、12Vの印加電圧を印加した場合の抵抗である。
5 フロントウィンドウ
7 電源
10 合わせガラス
11,12 ガラス板
13,14 接合層
15 配線部
16 接続部
20 パターンシート
30 基材
40 導電性パターン部材
41 導電細線
41a 面
41b 面
41c,41d 側面
42 分岐点
43 開口
44 接続要素
Claims (9)
- 一対のガラス板と、
前記一対のガラス板の間に配置された導電性パターン部材と、を備え、
前記導電性パターン部材は、パターニングされた銅膜から形成されメッシュパターンにて配置された導電細線を含み、
前記導電細線の線幅は、1μm以上20μm以下である、合わせガラス。 - 前記導電細線は、ハニカムパターンで配置されている、請求項1に記載の合わせガラス。
- 前記ハニカムパターンにおける隣接する六角形状の開口のピッチが、0.3mm以上7mm以下である、請求項2に記載の合わせガラス。
- 前記導電細線は、格子状のパターンで配置されている、請求項1に記載の合わせガラス。
- 前記格子状のパターンにおける隣接する矩形状の開口のピッチが、0.3mm以上7mm以下である、請求項4に記載の合わせガラス。
- 前記銅膜は、電解銅箔である、請求項1乃至5のいずれかに記載の合わせガラス。
- 電圧を印加されると発熱する合わせガラスに用いられるパターンシートであって、
基材と、
前記基材上に設けられた導電性パターン部材と、を備え、
前記導電性パターン部材は、パターニングされた銅膜から形成されメッシュパターンにて配置された導電細線を含み、
前記導電細線の線幅は、1μm以上20μm以下である、パターンシート。 - 一対のガラス板と、前記一対のガラス板の間に配置された導電性パターン部材と、を備える合わせガラスの製造方法であって、
基材に、銅膜を積層する工程と、
前記銅膜をパターニングして形成される導電細線を含む前記導電性パターン部材を形成する工程と、
を備え、
前記導電細線は、メッシュパターンで配置され、前記導電細線の線幅が1μm以上20μm以下である、合わせガラスの製造方法。 - 前記銅膜は、電解銅箔である、請求項8に記載の合わせガラスの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014232932 | 2014-11-17 | ||
JP2014232932 | 2014-11-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016102055A true JP2016102055A (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56088964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015224879A Pending JP2016102055A (ja) | 2014-11-17 | 2015-11-17 | 合わせガラス、パターンシート及び合わせガラスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016102055A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101718780B1 (ko) * | 2016-06-24 | 2017-03-24 | 현대안전유리공업(주) | 접합유리 제조방법 |
CN110603236A (zh) * | 2017-05-02 | 2019-12-20 | 皮尔金顿集团有限公司 | 夹层玻璃 |
CN113195428A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-07-30 | Agc株式会社 | 夹层玻璃 |
US11090910B2 (en) | 2017-06-09 | 2021-08-17 | Lg Chem, Ltd. | Metal pattern film and manufacturing method therefor |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001217062A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Shinnetsu Kogyo Kk | 面状発熱体用電極 |
US20080290081A1 (en) * | 2005-11-08 | 2008-11-27 | Nel Technologies Limited | Anti-Fogging Device and Anti-Fogging Viewing Member |
JP2009302035A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-12-24 | Fujifilm Corp | 導電性フイルム及び透明発熱体 |
JP2010118396A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学フィルタ及びその製造方法 |
JP2010205432A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Fujifilm Corp | 透明導電体及び透明発熱体 |
JP2010251230A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Fujifilm Corp | 電熱窓ガラス |
JP2011515809A (ja) * | 2008-03-17 | 2011-05-19 | エルジー・ケム・リミテッド | 発熱体およびその製造方法 |
JP2012014956A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujifilm Corp | 透明導電性フイルム及び発熱ガラスの製造方法 |
US20140083991A1 (en) * | 2012-04-23 | 2014-03-27 | Lg Chem, Ltd. | Heating element and method for manufacturing same |
-
2015
- 2015-11-17 JP JP2015224879A patent/JP2016102055A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001217062A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Shinnetsu Kogyo Kk | 面状発熱体用電極 |
US20080290081A1 (en) * | 2005-11-08 | 2008-11-27 | Nel Technologies Limited | Anti-Fogging Device and Anti-Fogging Viewing Member |
JP2011515809A (ja) * | 2008-03-17 | 2011-05-19 | エルジー・ケム・リミテッド | 発熱体およびその製造方法 |
JP2009302035A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-12-24 | Fujifilm Corp | 導電性フイルム及び透明発熱体 |
JP2010118396A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学フィルタ及びその製造方法 |
JP2010205432A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Fujifilm Corp | 透明導電体及び透明発熱体 |
JP2010251230A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Fujifilm Corp | 電熱窓ガラス |
JP2012014956A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujifilm Corp | 透明導電性フイルム及び発熱ガラスの製造方法 |
US20140083991A1 (en) * | 2012-04-23 | 2014-03-27 | Lg Chem, Ltd. | Heating element and method for manufacturing same |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101718780B1 (ko) * | 2016-06-24 | 2017-03-24 | 현대안전유리공업(주) | 접합유리 제조방법 |
CN110603236A (zh) * | 2017-05-02 | 2019-12-20 | 皮尔金顿集团有限公司 | 夹层玻璃 |
US11090910B2 (en) | 2017-06-09 | 2021-08-17 | Lg Chem, Ltd. | Metal pattern film and manufacturing method therefor |
CN113195428A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-07-30 | Agc株式会社 | 夹层玻璃 |
CN113195428B (zh) * | 2018-12-21 | 2023-02-10 | Agc株式会社 | 夹层玻璃 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016080406A1 (ja) | 発熱板、導電性パターンシート、乗り物、及び、発熱板の製造方法 | |
JP6481386B2 (ja) | 発熱板及び乗り物 | |
WO2017086381A1 (ja) | 加熱電極装置、通電加熱ガラス、発熱板、乗り物、建築物用窓、導電体付きシート、導電性パターンシート、導電性発熱体、合わせガラスおよび導電性発熱体の製造方法 | |
JP6293722B2 (ja) | 合わせガラス及び合わせガラス用パターンシート | |
JP6295885B2 (ja) | 合わせガラス、乗り物および窓 | |
JP6379771B2 (ja) | 合わせガラス、メッシュシート及び合わせガラス用中間部材 | |
JP6492644B2 (ja) | 発熱板及び乗り物 | |
JP2016102055A (ja) | 合わせガラス、パターンシート及び合わせガラスの製造方法 | |
JP6492655B2 (ja) | 発熱板及び乗り物 | |
JP2016102056A (ja) | 合わせガラス及びその製造方法 | |
JP2016141210A (ja) | 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物 | |
JP2016143538A (ja) | 網目状導電体、網目状導電体を備えた導電体付シートおよび網目状導電体を備えた発熱板 | |
JP2017183063A (ja) | 加熱電極付き合わせガラス板、及び乗り物 | |
JP2016146334A (ja) | 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物 | |
JP6589270B2 (ja) | 発熱板用の中間部材 | |
JP2017212047A (ja) | 導電性発熱体、合わせガラスおよび乗物 | |
JP2019197727A (ja) | 発熱板、導電体付きフィルム及び発熱板の製造方法 | |
JP2016104681A (ja) | 合わせガラスの製造方法及び合わせガラス | |
JP6311493B2 (ja) | 合わせガラス、加熱機構付きガラス及び乗り物 | |
JP6745073B2 (ja) | 導電性パターンシート、発熱板、発熱板を備えた乗り物、及び、発熱板の製造方法 | |
JP6828239B2 (ja) | 発熱板、導電性パターンシートおよび発熱板を備えた乗り物 | |
JP6478150B2 (ja) | 発熱板、発熱板を備えた乗り物、及び、発熱板の製造方法 | |
JP2019117804A (ja) | 発熱板及び乗り物 | |
JP6540037B2 (ja) | 発熱板及び乗り物 | |
JP2018055942A (ja) | 発熱用導電体、導電体付きシート、発熱板、乗り物および建築物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191029 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20191226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200826 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200918 |