JP2016100910A - 回転式アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ケースと第2ケースとの組み付け性を低下させることなく軸精度を向上させた回転式アクチュエータを提供する。
【解決手段】ステータは、第1仮想円筒面S1に沿うように形成されている円筒状外壁部71と、第1仮想円筒面S1に対して径方向外側に突出する突出部72とを有する。第2ケースは、第2仮想円筒面S2に沿うように形成され、隙間77を隔てて円筒状外壁部71と対向している円筒状内壁部75と、突出部72と一致する周方向位置で第2仮想円筒面S2に対して径方向内側に出るように形成され、ステータとの間隔を減少させている間隔減少部76とを有する。そのため、第2ケースをステータの外側に被せる段階ではステータと第2ケースとの間にクリアランスが存在し、突出部72と間隔減少部76との周方向位置を一致させる段階ではステータと第2ケースとの間のクリアランスが減少させられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転式アクチュエータに関する。
従来、例えば車両のシフトバイワイヤシステムの駆動部などに用いられる回転式アクチュエータが知られている。特許文献1に開示された回転式アクチュエータは、モータと、モータの回転を減速する減速機構と、減速された回転を外部へ出力する出力部材と、モータおよび減速機構を収容しているケースとを備えている。
ケースは、有底筒状の第1ケースおよび第2ケースから構成されている。第1ケースと第2ケースとは、開口端部同士が突き合わされて固定されている。モータ軸は、一端部が第1ケースにより支持され、他端部が出力部材を介して第2ケースにより支持されている。モータのステータは、一端部が第1ケースに圧入され、他端部が第2ケースに挿入されている。
特開2009−177982号公報
ところで、前述のように構成された回転式アクチュエータでは、第1ケースの支持軸心と第2ケースの支持軸心との相互の位置および傾きの精度(軸精度)は、ステータの他端部と第2ケースとの間のクリアランスの大きさでほぼ決まる。つまり、上記クリアランスが小さいほど軸精度が高まる。
しかしながら、上記クリアランスは、モータ、減速機構の一部および出力部材が取り付けられた第1ケースと、減速機構の一部が取り付けられた第2ケースとを組み付けるときにどうしても必要である。そのため、上記クリアランスを小さくして軸精度を高めることによって例えば個体間での出力トルクのばらつきを低減すること等の性能の向上を図るには限界があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1ケースと第2ケースとの組み付け性を低下させることなく軸精度を向上させた回転式アクチュエータを提供することである。
本発明では、ステータの他端部は、ステータの軸心を中心とする仮想的な円筒面である第1仮想円筒面に沿うように形成されている円筒状外壁部と、第1仮想円筒面に対して径方向外側に突出している突出部と、を有する。また、第2ケースは、第1仮想円筒面と同心であり且つ第1仮想円筒面よりも径が大きい第2仮想円筒面に沿うように形成されている円筒状内壁部と、突出部に対して周方向に重なる位置で第2仮想円筒面に対して径方向内側に出るように形成され、ステータとの間隔を減少させている間隔減少部と、を有する。
そのため、モータ、減速機構の一部および出力部材が取り付けられた第1ケースと、減速機構の一部が取り付けられた第2ケースとを組み付けるとき、例えば、ステータの突出部と第2ケースの間隔減少部との周方向位置をずらした状態で第2ケースをステータの外側に被せたのち、突出部と間隔減少部との周方向位置が一致するように第1ケースに対して第2ケースを周方向へ移動させればよい。
このようにすれば、第2ケースをステータの外側に被せる第1段階ではステータと第2ケースとの間にクリアランスが存在し、突出部と間隔減少部との周方向位置を一致させる第2段階ではステータと第2ケースとの間のクリアランスが減少させられる。突出部と間隔減少部との寸法設計次第では、第2段階でステータと第2ケースとの間のクリアランスを無くすことができる。したがって、第1ケースと第2ケースとの組み付け性を低下させることなく軸精度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態による回転式アクチュエータの断面図である。 図1の回転式アクチュエータのII−II線断面図である。 図2のIII部分の拡大図である。 図3のIV部分の拡大図である。 図1の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、第1ケースと第2ケースとを組み付ける前の状態を示す図である。 図1の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、第1ケースに取り付けた出力部材と第2ケースに取り付けた軸受とが嵌合させられた状態を示す図である。 図1の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、リングギヤとプラネタリギヤとが噛み合わせられつつ、第2ケースがステータの外側に被せられた状態を示す図である。 図1の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、ステータの突出部と第2ケースの間隔減少部との周方向位置がずれた状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による回転式アクチュエータの断面図であって、第1実施形態における図4に相当する図である。 図9の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、ステータの突出部と第2ケースの間隔減少部との周方向位置がずれた状態を示す図である。 本発明の第3実施形態による回転式アクチュエータの断面図であって、第1実施形態における図4に相当する図である。 図11の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、ステータの突出部と第2ケースの間隔減少部との周方向位置がずれた状態を示す図である。 本発明の第4実施形態による回転式アクチュエータの断面図であって、ステータコアのヨークの他端部とそれに被せられた第2ケースの嵌合部とを拡大して示す図である。 図13の回転式アクチュエータの構成部材同士を組み付ける途中であって、ステータの外側に第2ケースの嵌合部が被せられる前の状態を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による回転式アクチュエータを図1に示す。回転式アクチュエータ10は、例えば車両のシフトバイワイヤシステムの駆動部として用いられる。
(全体構成)
先ず、回転式アクチュエータ10の全体構成について図1、図2を参照して説明する。
回転式アクチュエータ10は、ケース20と、モータ30と、減速機構50と、出力部材60とを備えている。
ケース20は、カップ状の第1ケース21および第2ケース22から構成されている。第1ケース21と第2ケース22とは、開口端部同士が突き合わされてボルト24により固定されている。第1ケース21にはカップ状の金属プレート23が埋め込まれている。
モータ30は、スイッチトリラクタンスモータであり、ステータ31、ロータ41およびモータ軸44を備えている。
ステータ31は、ステータコア32および複数のコイル37を有している。ステータコア32は、筒状のヨーク33と、ヨーク33から径方向内側に突き出し、コイル37が巻回されている複数のティース34とを形成している。ヨーク33は、一端部35が金属プレート23の内側に圧入されており、他端部36が第2ケース22に嵌合している。ティース34は周方向で等間隔に例えば12個設けられている。本実施形態では、ステータコア32は、複数の金属板が軸方向へ積層されることによって作られている。
ロータ41は、ステータ31の内側で回転可能に設けられており、筒状のボス42と、ボス42から放射状に突き出す複数の突極43とを有している。突極43は周方向で等間隔に例えば8個設けられている。本実施形態では、ロータ41は、複数の金属板が軸方向へ積層されることによって作られている。
モータ軸44は、ロータ41の内側に圧入されており、ロータ41と一体に回転可能である。モータ軸44の一端部45は、軸受48を介して第1ケース21により回転可能に支持されており、また、モータ軸44の他端部46は、軸受49を介して出力部材60により回転可能に支持されている。モータ軸44は、一端部45と他端部46との間に、それら一端部45および他端部46に対して偏心する偏心部47を形成している。
減速機構50は、遊星歯車装置の一種であり、リングギヤ51およびプラネタリギヤ52を有している。リングギヤ51は、一端部45および他端部46の軸心AX1と同軸上に設けられ、第2ケース22に固定されている。プラネタリギヤ52は、偏心部47の軸心である偏心軸心AX2と同軸上に設けられ、リングギヤ51に内接するように噛み合っており、軸受54を介して偏心部47により遊星運動可能に支持されている。遊星運動とは、偏心軸心AX2まわりに自転しつつ軸心AX1まわりに公転する運動のことである。遊星運動時のプラネタリギヤ52の自転速度は、モータ軸44の回転速度に対して変速させられる。プラネタリギヤ52は、軸方向へ突き出す回転伝達用の突起53を形成している。
出力部材60は、軸心AX1と同軸上に設けられ、軸受61を介して第2ケース22により回転可能に支持されており、突起53が挿入されている通孔62を有する。プラネタリギヤ52の自転は、突起53と通孔62の内壁との係合部を介して出力部材60に伝達される。
以上のように構成された回転式アクチュエータ10では、コイル37が各相ごとに順番に通電されると回転磁界が発生し、この回転磁界により生じる磁気的吸引力または反発力を受けてロータ41が回転する。ロータ41と共にモータ軸44が軸心AX1まわりに回転するとプラネタリギヤ52が遊星運動し、モータ軸44の回転に対して減速させられたプラネタリギヤ52の自転が出力部材60から外部へ出力される。
(特徴構成)
次に、回転式アクチュエータ10の特徴構成について図2〜図10を参照して説明する。図3、図4に示す一点鎖線の直線は図示しない軸心AX1から放射状に延びる直線であり、各直線は軸心AX1まわりに15°間隔で記載されている。
図2〜図4に示すように、ヨーク33の外壁は円筒状外壁部71および突出部72を有する。円筒状外壁部71は、ステータ31の軸心すなわち軸心AX1を中心とする仮想的な円筒面である第1仮想円筒面S1に沿うように形成されている。突出部72は、第1仮想円筒面S1に対して径方向外側に突出するように形成されている。
本実施形態では、突出部72は、ティース34と同じ数だけ設けられている。各突出部72は、軸心AX1まわりに30°間隔で設けられている。
また、突出部72は、周方向位置がティース34の中央と一致する箇所に設けられている。周方向位置がティース34の中央と一致する箇所は、ヨーク33のうち周方向で最も剛性が高い箇所である。
また、突出部72のうち径方向で第2ケース22と対向している対向面73は凸曲面である。すなわち、対向面73は、周方向の中央部(頂部)から端部(裾部)にいくにしたがって第2ケース22から離れるように形成されている。
第2ケース22のうちヨーク33の他端部36に嵌合している嵌合部74は、円筒状内壁部75および間隔減少部76を有する。円筒状内壁部75は、第1仮想円筒面S1と同心であり且つ第1仮想円筒面S1よりも径が大きい第2仮想円筒面S2に沿うように形成されている。間隔減少部76は、突出部72と一致する周方向位置で第2仮想円筒面S2に対して径方向内側に出るように形成され、ステータ31との間隔を減少させている。円筒状内壁部75は隙間77を隔てて円筒状外壁部71と対向している。
本実施形態では、間隔減少部76は突起であり、12個設けられている。各間隔減少部76は、軸心AX1まわりに30°間隔で設けられている。
また、間隔減少部76のうち径方向でヨーク33と対向している対向面78は凸曲面である。すなわち、対向面78は、周方向の中央部(頂部)から端部(裾部)にいくにしたがってヨーク33から離れるように形成されている。対向面73と対向面78とは、中央部同士が隙間無く接触している。
このように構成された回転式アクチュエータ10の構成部品同士を組み付けるとき、先ず図5に示すように、モータ30、プラネタリギヤ52および出力部材60が第1ケース21に取り付けられ、また、リングギヤ51が第2ケース22に取り付けられる。
続いて図6〜図8に順番に示すように、開口端部同士が突き合わせられるように第1ケース21と第2ケース22とが組み付けられる。具体的には、最初に図6に示すように出力部材60と軸受61とが嵌合させられる。次いで図7に示すようにリングギヤ51とプラネタリギヤ52とが噛み合わせられつつ、図8に示すようにステータ31の突出部72と第2ケース22の間隔減少部76との周方向位置がずれた状態で、図7に示すように第2ケース22がステータ31の外側に被せられる。次いで図3、図4に示すように突出部72と間隔減少部76との周方向位置が一致するように第1ケース21に対して第2ケース22が周方向へ移動させられる。最後に第1ケース21と第2ケース22とがボルト24により固定される。
(効果)
以上説明したように、第1実施形態では、ヨーク33の他端部36は、第1仮想円筒面S1に沿うように形成されている円筒状外壁部71と、第1仮想円筒面S1に対して径方向外側に突出している突出部72とを有する。また、第2ケース22の嵌合部74は、第2仮想円筒面S2に沿うように形成され、隙間77を隔てて円筒状外壁部71と対向している円筒状内壁部75と、突出部72と一致する周方向位置で第2仮想円筒面S2に対して径方向内側に出るように形成され、ステータ31との間隔を減少させている間隔減少部76とを有する。
このように構成することで、図8に示すように第2ケース22をステータ31の外側に被せる段階ではステータ31と第2ケース22との間にクリアランスが存在し、図3、図4に示すように突出部72と間隔減少部76との周方向位置を一致させる段階ではステータ31と第2ケース22との間のクリアランスが減少させられる。したがって、第1ケース21と第2ケース22との組み付け性を低下させることなく軸精度を向上させることができる。
また、第1実施形態では、突出部72の対向面73と間隔減少部76の対向面78とは、中央部同士が隙間無く接触している。
そのため、ステータ31と第2ケース22との間のクリアランスを無くすことができ、軸精度を一層向上させることができる。
また、第1実施形態では突出部72および間隔減少部76は3つ以上設けられている。
そのため、突出部72と間隔減少部76との周方向位置を一致させることで第1ケース21と第2ケース22との芯出しが可能となる。
また、第1実施形態では、間隔減少部76の対向面78は凸面である。
これにより、対向面78は、周方向の中央部から端部にいくにしたがってステータ31から離れるように形成される。そのため、組み付け時に突出部72と間隔減少部76との周方向位置を一致させる際、間隔減少部76と突出部72とのひっかかりが抑制され、第1ケース21に対して第2ケース22を周方向へスムーズに移動させることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態では、図9に示すように、間隔減少部81のうち突出部72と対向している対向面82は平面である。このように対向面82が平面であっても、周方向の中央部から端部にいくにしたがってヨーク33から離れるように形成される。そのため、第1実施形態と同様に、組み付け時に図10の状態から突出部72と間隔減少部81との周方向位置を一致させる際、間隔減少部81と突出部72とのひっかかりが抑制され、第1ケース21に対して第2ケース22を周方向へスムーズに移動させることができる。
また、第3実施形態では、第2ケース22を成形する金型のうち対向面82に対応する箇所が平面である。そのため、金型が作りやすくなる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態では、図11に示すように、間隔減少部85は、第2仮想円筒面S2に対して径方向内側に突出している突起であり、突出部72と対向している対向面86が凹曲面である。このように対向面86が凹曲面であっても、突出部72が凸曲面であれば、周方向の中央部から端部にいくにしたがってヨーク33から離れるように形成される。そのため、第1実施形態と同様に、組み付け時に図12の状態から突出部72と間隔減少部85との周方向位置を一致させる際、間隔減少部85と突出部72とのひっかかりが抑制され、第1ケース21に対して第2ケース22を周方向へスムーズに移動させることができる。
また、第3実施形態では、対向面86は、曲率中心線が軸心AX1と一致する円弧状の凹曲面である。そのため、対向面86は、中央部に限らず端部であっても突出部72と隙間無く接触可能である。したがって、組み付け時に突出部72と間隔減少部85との周方向位置を一致させる際、第1ケース21に対して第2ケース22を回転させる角度のばらつきを許容することができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態では、図13に示すように、間隔減少部91のうち突出部72と対向している対向面92は、軸方向において第1ケース21側から第2ケース22側にいくにしたがって突出部72に近づくよう傾斜している傾斜面93を含む。そのため、組み付け時に図14の状態から第2ケース22をステータ31の外側に被せるとき、突出部72と間隔減少部91との周方向位置が一致する状態であっても、突出部72が傾斜面93に案内されることによってステータ31に対して第2ケース22が芯出しされる。そのため、間隔減少部91と突出部72とのひっかかりが抑制され、第1ケース21に対して第2ケース22を軸方向へスムーズに移動させることができる。
[他の実施形態]
第1〜第4実施形態では、間隔減少部は、突出部と丁度隙間無く接触するように形成されていた。これに対して、本発明の他の実施形態では、間隔減少部は、突出部に非接触となるように形成されてもよい。要するに、間隔減少部は、第2仮想円筒面に対して径方向内側に出るように形成されればよい。また、本発明の他の実施形態では、間隔減少部は、組み付け前の段階では突出部よりも径が大きく形成され、組み付け時に突出部との係合により潰されて突出部に密着するように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、突出部および間隔減少部は、12個より少なくてもよいし、12個より多くてもよい。突出部および間隔減少部が3個以上設けられることにより、第1ケースに対して第2ケースを芯出し可能である。
本発明の他の実施形態では、突出部および間隔減少部は、周方向で等間隔に設けられなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、突出部は、周方向位置がティースの中央と一致していなくてもよい。例えば、突出部は、周方向位置がティースと重なる箇所に設けられてもよいし、周方向位置が各ティース間のスロットと重なる箇所に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、間隔減少部の対向面に傾斜面が含まれる場合、突出部の対向面および間隔減少部の対向面は凸曲面でなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、モータは、スイッチトリラクタンスモータに限らず、他の種類のシンクロナスモータ等であってもよい。
本発明の他の実施形態では、減速機構は、他の種類の遊星歯車装置であってもよいし、例えば平歯車減速機構などの他の形式のものであってもよい。
本発明の他の実施形態では、回転式アクチュエータは、車両のシフトバイワイヤシステム以外の装置に用いられてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
21・・・第1ケース 22・・・第2ケース
31・・・ステータ 35・・・ステータの一端部
36・・・ステータの他端部 41・・・ロータ
44・・・モータ軸 45・・・モータ軸の一端部
46・・・モータ軸の他端部 50・・・減速機構
60・・・出力部材 71・・・円筒状外壁部
72・・・突出部 75・・・円筒状内壁部
76、81、85、91・・・間隔減少部 AX1・・軸心
S1・・・第1仮想円筒面 S2・・・第2仮想円筒面

Claims (5)

  1. ステータ(31)と、
    前記ステータの内側で回転可能なロータ(41)と、
    前記ロータと一体に回転可能なモータ軸(44)と、
    前記モータ軸の回転を減速する減速機構(50)と、
    前記モータ軸の一端部(45)を回転可能に支持し、前記ステータの一端部(35)に嵌合している第1ケース(21)と、
    前記モータ軸の他端部(46)を回転可能に支持し、前記減速機構により減速された回転を外部へ出力可能な出力部材(60)と、
    前記出力部材を回転可能に支持し、前記ステータの他端部(36)に嵌合している第2ケース(22)と、
    を備え、
    前記ステータの前記他端部は、前記ステータの軸心(AX1)を中心とする仮想的な円筒面である第1仮想円筒面(S1)に沿うように形成されている円筒状外壁部(71)と、前記第1仮想円筒面に対して径方向外側に突出している突出部(72)と、を有し、
    前記第2ケースは、前記第1仮想円筒面と同心であり且つ前記第1仮想円筒面よりも径が大きい第2仮想円筒面(S2)に沿うように形成されている円筒状内壁部(75)と、前記突出部に対して周方向に重なる位置で前記第2仮想円筒面に対して径方向内側に出るように形成され、前記ステータとの間隔を減少させている間隔減少部(76、81、85、91)と、を有することを特徴とする回転式アクチュエータ。
  2. 前記突出部および前記間隔減少部は3つ以上設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転式アクチュエータ。
  3. 前記間隔減少部(81)のうち前記突出部と対向している対向面(82)は平面であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転式アクチュエータ。
  4. 前記間隔減少部(76)のうち前記突出部と対向している対向面(73)は凸面であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転式アクチュエータ。
  5. 前記間隔減少部(91)のうち前記突出部と対向している対向面(92)は、軸方向において前記第1ケース側から前記第2ケース側にいくにしたがって前記突出部に近づくよう傾斜している傾斜面(93)を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転式アクチュエータ。
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