JP6904144B2 - アクチュエータ装置 - Google Patents
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即ち、モータの回転出力を伝達するギヤ部材は、そのモータの近傍に配置される。従って、上記構成によれば、より効果的に、サイズの小型化を図ることができる。
上記構成によれば、より大きく、そのギヤ部材をモータに重複して配置することができる。そして、これにより、そのサイズの小型化を図ることができる。
上記課題を解決するアクチュエータ装置において、前記ロータは、永久磁石を備えたマグネットロータであることが好ましい。
図1〜図4に示すように、本実施形態のアクチュエータ装置1は、扁平略箱状のケース2内に、駆動源となるモータ3と、このモータ3の回転出力を減速して伝達する減速機構4と、を収容することにより形成されている。そして、これにより、例えば、車両のドア(スライドドアや跳ね上げ式のバックドア等)やサンルーフの駆動装置等に用いられるものとなっている。
尚、以下に説明する図7及び図9のグラフにおいて、実線に示す波形w1は、本実施形態のモータ3について、そのトルク特性を示している(一部切欠き)。また、各図中、破線に示す波形w2は、ステータの全周に亘り、その各ティースにモータコイルが巻回された通常形状のモータ(図示略)について、そのトルク特性を示している。そして、各図中、二点鎖線に示す波形w3は、そのティースに対してモータコイルが巻回されないステータの周方向範囲を設定するとともに、当該周方向範囲において、そのステータを完全に切り欠いた比較例のモータ(完全切欠き、第1〜第3のティース14a〜14cが無い形状)について、そのトルク特性を示している。
(1)アクチュエータ装置1は、駆動源となるモータ3と、このモータ3の回転出力を減速して伝達する減速機構4と、これらのモータ3及び減速機構4を内側に収容するケース2と、を備える。モータ3は、回転自在に支承されたロータ13と、このロータ13の径方向外側において周方向に並んで配置された複数のティース14を有するステータ15と、を備えてなる。また、減速機構4は、第1及び第2のギヤ部材31,32を備える。更に、ステータ15には、そのティース14に対してモータコイル24が巻回されない周方向範囲θが設定される。そして、アクチュエータ装置1は、このティース14に対してモータコイル24が巻回されないステータ15の周方向範囲θを重複領域αとして、第1及び第2のギヤ部材31,32が、そのモータ3の径方向及び軸方向に重複して配置される構成になっている。
即ち、ステータ15の内側で回転するロータ13がマグネットロータ20である場合、そのロータ13に設けられた永久磁石18の磁気吸引力に基づいたコギングトルクが問題となる。しかしながら、ティース14に対してモータコイル24が巻回されないステータ15の周方向範囲θにおいても、そのモータコイル24が巻回されないティース14(14a〜14c)を残すことで、ステータ15の全周に亘り、ロータ13の永久磁石18が発生する磁気吸引力のバランスを好適に維持することができる。そして、これにより、コギングトルクを小さく抑えて低振動化を図るとともに、高い静粛性を確保することができる。従って、このようなマグネットロータ20を有するモータ3に対して上記(1)〜(5)の構成を適用することにより、優れたモータ特性を確保しつつ、その小型化を図ることができる。
・上記実施形態では、減速機構4を構成する第1及び第2のギヤ部材31,32をケース内収容部品70として、そのモータ3に設定された重複領域αに配置することとした。しかし、これに限らず、ティース14に対してモータコイル24が巻回されないステータ15の周方向範囲θを重複領域αとして、そのモータ3の径方向及び軸方向に重複して配置されるものであれば、そのケース内収容部品70は、必ずしも、このようなモータ3の回転出力を伝達するギヤ部材(31,32)でなくともよい。
(イ)前記ステータは、該ステータの全周に亘って前記各ティース間を接続する外環部を備えること、を特徴とするアクチュエータ装置。
Claims (7)
- 駆動源となるモータと、
前記モータを内側に収容するケースと、を備え、
前記モータは、
回転自在に支承されたロータと、
前記ロータの径方向外側において周方向に並んで配置された複数のティースを有するステータと、を備えてなり、
前記ステータには、前記ティースに対してモータコイルが巻回されない周方向範囲が設定されるとともに、
前記ティースに対して前記モータコイルが巻回されない前記ステータの周方向範囲を重複領域として、前記モータとともに前記ケースの内側に収容されるケース内収容部品が、前記モータの径方向及び軸方向に重複して配置されたアクチュエータ装置。 - 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
前記ステータは、前記ティースに対して前記モータコイルが巻回されない周方向範囲を軸方向に一部切り欠いた切欠き部を備えるとともに、該切欠き部の内側に前記ケース内収容部品が配置されること、を特徴とするアクチュエータ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ装置において、
前記ケース内収容部品は、前記モータの回転出力を伝達するギヤ部材であること、
を特徴とするアクチュエータ装置。 - 請求項3に記載のアクチュエータ装置において、
前記ギヤ部材の回転軸が、前記モータコイルが巻回されない前記ティースを軸方向に貫通して設けられること、を特徴とするアクチュエータ装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のアクチュエータ装置において、
前記ケース内収容部品の重複領域となる前記ステータの周方向範囲には、前記モータコイルが巻回されない複数の前記ティースが含まれること、
を特徴とするアクチュエータ装置。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のアクチュエータ装置において、
前記ロータは、永久磁石を備えたマグネットロータであること、
を特徴とするアクチュエータ装置。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のアクチュエータ装置において、
前記ステータには、前記ティースに対して前記モータコイルが巻回されない周方向範囲が前記ロータの回転軸を中心として点対称に複数設定されていること、
を特徴とするアクチュエータ装置。
Priority Applications (1)
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JP2017148489A JP6904144B2 (ja) | 2017-07-31 | 2017-07-31 | アクチュエータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017148489A JP6904144B2 (ja) | 2017-07-31 | 2017-07-31 | アクチュエータ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019030145A JP2019030145A (ja) | 2019-02-21 |
JP6904144B2 true JP6904144B2 (ja) | 2021-07-14 |
Family
ID=65478901
Family Applications (1)
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JP2017148489A Active JP6904144B2 (ja) | 2017-07-31 | 2017-07-31 | アクチュエータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2017-07-31 JP JP2017148489A patent/JP6904144B2/ja active Active
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