JP2016188673A - ドライブユニット及び当該ドライブユニットを備える鞍乗型電動車両 - Google Patents

ドライブユニット及び当該ドライブユニットを備える鞍乗型電動車両 Download PDF

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Abstract

【課題】鞍乗型電動車両に用いられるドライブユニットにおいて、モータの出力向上を図りつつ、ドライブユニットのサイズの大型化を抑制する。
【解決手段】ドライブユニット(22)は、鞍乗型電動車両(10)に用いられる。ドライブユニットは、モータ(32)と、第1の歯車(34)と、回転軸(36)と、軸受(48A、48B)と、第2の歯車(38)とを備える。モータは、ロータ軸(62)を有する。ロータ軸の軸方向から見ると、モータの外周縁部には、切欠が形成されている。第1の歯車は、ロータ軸に設けられている。回転軸は、ロータ軸と平行に配置されている。軸受は、回転軸を回転可能に支持している。ロータ軸の軸方向から見ると、軸受の少なくとも一部が切欠内に位置している。第2の歯車は、回転軸に設けられ、第1の歯車と噛み合う。
【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗型電動車両に用いられるドライブユニットに関する。
鞍乗型電動車両には、例えば、電動二輪車がある。電動二輪車は、ドライブユニットを備える。ドライブユニットの一例が、例えば、国際公開2011/80790号公報に開示されている。
上記公報には、モータサイクルの推進システムが開示されている。当該推進システムは、モータと、モータのロータ軸に設けられた駆動ギアと、ロータ軸と平行に配置された従動軸と、従動軸に設けられ、駆動ギアと噛み合うことで従動軸を回転させる従動ギアとを備える。
国際公開2011/80790号公報
モータの出力を向上させるために、モータの外径を大きくすることが考えられる。モータの外径を大きくすると、ロータ軸と従動軸との距離が大きくなる。ロータ軸と従動軸との距離が大きくなると、駆動ギヤ及び従動ギアを大きくせざるを得ない。ここで、従動ギアは、所望の減速比を得るために、駆動ギアよりも直径が大きくなっている。そのため、ロータ軸と従動軸との距離が大きくなると、従動ギアがさらに大きくなる。その結果、推進システムのサイズも大きくなってしまう。
本発明の目的は、鞍乗型電動車両に用いられるドライブユニットにおいて、モータの出力向上を図りつつ、ドライブユニットのサイズの大型化を回避することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の実施の形態によるドライブユニットは、鞍乗型電動車両に用いられる。ドライブユニットは、モータと、第1の歯車と、回転軸と、軸受と、第2の歯車とを備える。モータは、ロータ軸を有する。ロータ軸の軸方向から見ると、モータの外周縁部には、切欠が形成されている。第1の歯車は、ロータ軸に設けられている。回転軸は、ロータ軸と平行に配置されている。軸受は、回転軸を回転可能に支持している。ロータ軸の軸方向から見ると、軸受の少なくとも一部が切欠内に位置している。第2の歯車は、回転軸に設けられ、第1の歯車と噛み合う。
上記ドライブユニットにおいては、ロータ軸の軸方向から見て、軸受の少なくとも一部が切欠内に位置しているので、回転軸をロータ軸に近づけて配置することができる。そのため、第2の歯車のさらなる大径化を抑制しつつ、目的とする減速比を維持することができる。また、第2の歯車のさらなる大径化を抑制することができるので、ドライブユニットのサイズが大きくなるのを抑制できる。
好ましくは、回転軸の少なくとも一部が、ロータ軸の軸方向から見て、切欠内に位置する。この場合、回転軸をロータ軸にさらに近づけて配置することができる。そのため、目的とする減速比を維持しつつ、第1及び第2の歯車の大径化を回避しやすくなる。また、第2の歯車の大径化を回避しやすくなるので、ドライブユニットのサイズの大型化を回避しやすくなる。
ドライブユニットは、ハウジングをさらに備える。ハウジングは、第1の空間と、第2の空間とを有する。第1の空間には、モータが収容される。第2の空間には、回転軸の少なくとも一部が配置される。好ましくは、切欠内に壁が配置される。壁は、第1の空間と第2の空間とを仕切る。
この場合、モータと回転軸とを異なる環境で使用することができる。例えば、回転軸を潤滑油で潤滑しながら使用することができる。
本発明の実施の形態による鞍乗型電動車両は、上記ドライブユニットを備える。
本発明の実施の形態による電動二輪車を示す左側面図である。 図1に示す電動二輪車が備えるドライブユニットを示す断面図である。 モータの外周縁部に形成された切欠と、壁と、軸受と、軸受が支持する軸との関係を示す説明図であって、車両の右側から見た図面である。 モータを示す説明図であって、車両の右側から見た図面である。 図3の一部を拡大して示す図面である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態による鞍乗型電動車両について説明する。本実施形態では、鞍乗型電動車両として、電動二輪車を例に説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその部材についての説明は繰り返さない。
[電動二輪車の全体構成]
図1は、本発明の実施の形態による電動二輪車10の左側面図である。なお、以下の説明において、前後左右とは、電動二輪車10のシートに着座した乗員から見た前後左右を意味する。図1において、矢印Fは電動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは電動二輪車10の上方向を示す。
図1に示すように、電動二輪車10は、前輪12Fと、後輪12Rと、車体フレーム14と、ハンドル16と、フロントフォーク18と、バッテリ20と、ドライブユニット22と、リアアーム24と、チェーン26とを備える。
フロントフォーク18は、前輪12Fを回転可能に支持する。ハンドル16を操作することにより、前輪12Fの向きが変わる。
車体フレーム14は、リアアーム24を揺動可能に支持する。リアアーム24は、後輪12Rを回転可能に支持する。
車体フレーム14は、ハウジング15を含む。バッテリ20及びドライブユニット22は、ハウジング15内に配置されている。ドライブユニット22は、バッテリ20の下方に位置している。
バッテリ20が蓄える電力は、図示しないコントローラにより、ドライブユニット22に供給される。これにより、ドライブユニット22が駆動する。
ドライブユニット22の動力は、チェーン26を介して、後輪12Rに伝達される。これにより、後輪12Rが回転する。
[ドライブユニット]
図2を参照しながら、ドライブユニット22について説明する。図2は、ドライブユニット22の断面図である。
ドライブユニット22は、後輪12Rを回転させるための動力を出力する。ドライブユニット22は、ハウジング30と、モータ32と、歯車34と、軸36と、歯車38と、クラッチ40と、トランスミッション42と、軸44と、軸受46A及び46Bと、軸受48A及び48Bと、軸受50A及び50Bとを備える。
[ハウジング]
ハウジング30は、第1ハウジング30Aと、第2ハウジング30Bと、第3ハウジング30Cとを含む。第1ハウジング30A、第2ハウジング30B、及び、第3ハウジング30Cは、この順番で、左右方向に並んで配置されている。
第1ハウジング30Aは、第2ハウジング30Bに組み付けられている。第1ハウジング30Aと、第2ハウジング30Bとの間には、2つの空間52、54が形成されている。
2つの空間52、54は、壁301によって仕切られている。壁301は、第1ハウジング30Aに形成されている。
ここで、一方の空間54には潤滑油が収容されているが、他方の空間52には潤滑油は収容されていない。空間52にはモータ32が収容されており、空間54にはトランスミッション42が収容されている。
第3ハウジング30Cは、第2ハウジング30Bに組み付けられている。つまり、第3ハウジング30Cは、第2ハウジング30Bに対して、第1ハウジング30Aとは反対側に配置されている。第2ハウジング30Bと、第3ハウジング30Cとの間には、空間56が形成されている。空間56には、クラッチ40が収容されている。
[モータ]
モータ32は、三相誘導モータである。モータ32は、ロータ32Aと、ステータ32Bとを含む。
ロータ32Aは、ロータ軸62を含む。ロータ軸62は、左右方向に延びている。ロータ軸62は、軸受46A及び46Bにより、回転可能に支持されている。ここで、軸受46Aは、第1ハウジング30Aに配置されている。軸受46Bは、第2ハウジング30Bに配置されている。
ステータ32Bは、ロータ32Aの周囲に配置されている。図3及び図4を参照しながら、ステータ32Bの詳細について説明する。
図3及び図4に示すように、ステータ32Bは、本体63と、複数(本実施形態では、9個)のコア64とを含む。以下、本体63及び複数のコア64について説明する。
図3に示すように、本体63は、ロータ軸62周りの周方向に連続して延びている。図3及び4に示すように、本体63は、周方向一方の端面63Aと、周方向他方の端面63Bとを有する。端面63Aと端面63Bとの間には、空間633が形成されている。つまり、本体63は、周方向の全周に亘って形成されていない。別の表現をすれば、本体63は、周方向で分断されている。さらに別の表現をすれば、本体63が本来有する内周面631及び外周面632、つまり、本体63が全周に亘って形成されていると仮定した場合の内周面631及び外周面632は、周方向で分断されている。
なお、図3及び図4では、本体63が周方向で分断されていなければ、本体63が有していた内周面631及び外周面632(本体63が本来有する内周面631及び外周面632)と、当該内周面631から突出する3つのコア64とを、二点鎖線で示している。つまり、ステータ32Bは、本来は、12個のコア64を有するものであるが、図3及び図4に示すように、周方向で分断されていることで、9個のコア64を有するものになっている。本体63が本来有する外周面632は、ロータ軸62の軸方向から見て、本体63の外縁、つまり、モータ32の外縁を規定している。
本実施の形態では、端面63Aと、端面63Aの最も近くに配置されたコア64Aと、端面63Bと、端面63Bの最も近くに配置されたコア64Bと、ロータ32Aの外周面のうち、端面63Aと端面63Bとの間に形成された空間633と径方向(ロータ32Aの軸方向に垂直な方向)で向き合う部分321とにより、図3に示すように、モータ32の外周縁部に切欠が形成されたようになっている。つまり、端面63Aと、コア64Aと、端面63Bと、コア64Bと、ロータ32Aの外周面の一部(上記部分321)とが、上記切欠を規定している。別の表現をすれば、空間633は、上記切欠内の空間に含まれる。さらに別の表現をすれば、端面63Aと、コア64Aと、端面63Bと、コア64Bと、ロータ32Aの外周面の一部(上記部分321)とにより、図3に示すように、モータ32の外周縁部に対して、ロータ軸62の軸方向に垂直な方向(径方向)でモータ32の外縁から内方に向かって凹む凹部が形成されたようになっている。つまり、端面63Aと、コア64Aと、端面63Bと、コア64Bと、ロータ32Aの外周面の一部(上記部分321)とが、上記凹部を規定している。別の表現をすれば、空間633は、上記凹部内の空間に含まれる。
なお、本実施の形態では、上記のように、モータ32の外周縁部に形成された切欠は、ステータ32Bの本体63の外周面632及び内周面631を周方向で分断しているが、外周面632のみを周方向で分断するものであってもよい。つまり、モータ32の外周縁部に形成された切欠は、少なくとも外周面632を周方向で分断していればよい。
端面63Aと端面63Bとの間には、壁301が位置している。壁301は、本体63が本来有する内周面631及び外周面632よりもロータ32Aの近くに位置している。
複数のコア64の各々は、本体63からロータ軸62に向かって突出している。複数のコア64は、ロータ軸62周りの周方向に並んで配置されている。各コア64には、コイルボビン66が組み付けられている。コイルボビン66には、コイル68が巻き回されている。
再び、図2を参照しながら、説明する。歯車34は、ロータ軸32Aに固定されている。歯車34は、ロータ軸32Aと一体となって、回転する。歯車34は、ロータ軸32Aの軸方向で、軸受46Bよりも、ステータ32Bから離れている。つまり、歯車34は、空間56内に配置されている。
軸36は、空間54及び空間56に配置されている。つまり、軸36は、空間54と空間56とを仕切る第2ハウジング30Bを貫通して配置されている。
軸36は、軸受48A及び48Bにより、回転可能に支持されている。ここで、軸受48Aは、第1ハウジング30Aに配置されている。軸受48Bは、第2ハウジング30Bに配置されている。
図5を参照しながら、軸36又は軸受48A、48Bと、モータ32との位置関係について説明する。図5は、図3の一部を拡大して示す図面である。
図5に示すように、軸36の軸方向から見て、軸36の一部は、本体63が本来有する外周面632よりもロータ軸62の近くに位置している。上記軸方向から見て、軸36の一部は、本体63が本来有する内周面631よりもロータ軸62の近くに位置している。上記軸方向から見て、軸受48A及び48Bの一部は、本体63が本来有する外周面632よりもロータ軸62の近くに位置している。上記軸方向から見て、軸受48A及び48Bの一部は、本体63が本来有する内周面631よりもロータ軸62の近くに位置している。
再び、図2を参照しながら、説明する。軸受48Aは、軸36の軸方向に垂直な方向から見て、ロータ軸62のうち、軸受46Aで支持されている部分に重なる。軸受48Bは、上記方向から見て、ロータ軸62のうち、軸受46Bで支持されている部分に重なる。
軸36には、歯車38が設けられている。歯車38は、クラッチ40が繋がった状態では、軸36と一体になって、回転する。歯車38は、クラッチ40が切れた状態では、軸36に対して回転可能である。歯車38は、歯車34と噛み合っている。歯車38は、歯車34よりも大径である。歯車38は、軸36の軸方向で、軸受48Bよりも、軸受48Aから離れている。歯車38は、上記軸方向から見ると、軸受46A及び46Bと、軸受48A及び48Bと、軸44とに重なっている。
軸36には、クラッチ40が配置されている。クラッチ40は、軸36の軸方向において、歯車38よりも、軸受48A及び48Bから離れているほうの端部に設けられている。クラッチ40は、上記軸方向から見て、軸44に重なっている。
クラッチ40は、複数のフリクションプレート40Aと、クラッチボス40Bと、複数のクラッチプレート40Cと、クラッチハウジング40Dと、プレッシャープレート40Eと、クラッチスプリング40Fと、ロッド40Gとを含む。クラッチボス40Bは、軸36に固定され、複数のフリクションプレート40Aを支持する。クラッチハウジング40Dは、歯車38に固定され、複数のクラッチプレート40Cを支持する。ロッド40Gは、筒状の軸36に挿通され、プレッシャープレート40Eに連結されている。ロッド40Gは、図示しないクラッチレリーズ機構により、プレッシャープレート40Eをクラッチスプリング40Fの付勢力に抗して移動させる。プレッシャープレート40Eの位置に応じて、歯車38から軸36への動力の伝達が許容/遮断される。なお、クラッチ40は、公知の構造を有するものであるから、その詳細な説明は省略する。
トランスミッション42は、歯車42A−42Jと、シフトフォーク74A−74Cと、シフトドラム78とを含む。歯車42A−42Eは、メインシャフトとして機能する軸36に設けられている。歯車42F−42Jは、ドライブシャフトとして機能する軸44に設けられている。歯車42Aは、歯車42Fに対して、常時、噛み合っている。歯車42Bは、歯車42Gに対して、常時、噛み合っている。歯車42Cは、歯車42Hに対して、常時、噛み合っている。歯車42Dは、歯車42Iに対して、常時、噛み合っている。歯車42Eは、歯車42Jに対して、常時、噛み合っている。シフトフォーク74A、74Bは、軸72に設けられている。シフトフォーク74Aは、歯車42Gに組み付けられている。シフトフォーク74Bは、歯車42Iに組み付けられている。シフトフォーク74Cは、軸76に設けられている。シフトフォーク74Cは、歯車42Cに組み付けられている。軸72、76及びシフトドラム78は、第1ハウジング30Aと第2ハウジング30Bとによって支持されている。軸80に設けられたシフトペダル(図示せず)が操作されると、軸80が回転する。軸80が回転すると、ワイヤ84を介して、シフトドラム78が回転する。シフトドラム78が回転すると、シフトフォーク74A−74Cが移動する。シフトフォーク74A−74Cが移動すると、歯車42C、42G、42Iが移動する。これにより、メインシャフト(軸36)からドライブシャフト(軸44)への動力伝達経路を形成する歯車42A−42Jの組み合わせが変わる。その結果、変速比が変化する。なお、トランスミッション42は、公知の構造を有するものであるから、その詳細な説明は省略する。
ここで、図5に示すように、メインシャフトとして機能する軸36の一部は、軸36の軸方向から見て、本体63が本来有する外周面632及び内周面631よりもロータ軸62の近くに位置している。そのため、軸36に設けられた複数の歯車42A、42B、42C、42D、42Eの一部も、本体63が本来有する内周面631及び外周面632よりもロータ軸62の近くに位置している。
再び、図2を参照しながら説明する。軸44には、スプロケット82が固定されている。スプロケット82は、軸44と一体になって、回転する。スプロケット82は、ハウジング30の外側に位置している。スプロケット82には、チェーン26が巻き掛けられている。
電動二輪車10においては、モータ32の出力向上を図りつつ、ドライブユニット22のサイズの大型化を抑制することができる。その理由は、以下のとおりである。
モータ32の出力を向上させるために、例えば、モータ32の外径を大きくすることが考えられる。モータ32の外径を大きくすると、ロータ軸62と軸36との距離が長くなる。ロータ軸62と軸36との距離が長くなると、ロータ軸62に設けられた歯車34の直径と、軸36に設けられた歯車38の直径とを大きくせざるを得ない。ここで、歯車38は、所望の減速比を得るために、歯車34よりも直径が大きくなっている。そのため、ロータ軸62と軸36との距離が長くなると、歯車38がさらに大きくなる。その結果、ドライブユニット22のサイズが大型化するおそれがある。
電動二輪車10においては、軸受48A及び軸受48Bの一部は、軸36の軸方向から見て、本体63が本来有する外周面632よりもロータ軸62の近くに位置している。そのため、ロータ軸62と軸36との距離を短くすることができる。その結果、歯車38がさらに大型化するのを抑制しつつ、目的とする減速比を得ることができる。また、歯車38がさらに大型化するのを抑制できるので、ドライブユニット22のサイズが大きくなるのを抑制できる。
電動二輪車10においては、軸受48A及び軸受48Bの一部は、軸36の軸方向から見て、本体63が本来有する内周面631よりもロータ軸62の近くに位置している。そのため、ロータ軸62と軸36との距離をさらに短くすることができる。
電動二輪車10においては、軸36の一部は、軸36の軸方向から見て、本体63が本来有する外周面632よりもロータ軸62の近くに位置している。そのため、ロータ軸62と軸36との距離をさらに短くすることができる。
電動二輪車10においては、軸36の一部は、軸36の軸方向から見て、本体63が本来有する内周面631よりもロータ軸62の近くに位置している。そのため、ロータ軸62と軸36との距離をさらに短くすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、ドライブユニット22がクラッチ40及びトランスミッション42を備えていたが、本発明の実施の形態によるドライブユニットは、トランスミッションを備えていなくてもよいし、クラッチ及びトランスミッションを備えていなくてもよい。
10 電動二輪車(鞍乗型電動車両)
30 ハウジング
32 モータ
34 歯車(第1の歯車)
36 軸(回転軸)
38 歯車(第2の歯車)
40 クラッチ
42 トランスミッション
48A 軸受
48B 軸受
52 空間(第1の空間)
54 空間(第2の空間)
62 ロータ軸

Claims (6)

  1. 鞍乗型電動車両に用いられるドライブユニットであって、
    ロータ軸を有し、前記ロータ軸の軸方向から見て、外周縁部に切欠が形成されたモータと、
    前記ロータ軸に設けられた第1の歯車と、
    前記ロータ軸と平行に配置された回転軸と、
    前記回転軸を回転可能に支持し、前記軸方向から見て、少なくとも一部が前記切欠内に位置する軸受と、
    前記回転軸に設けられ、前記第1の歯車と噛み合う第2の歯車とを備える、ドライブユニット。
  2. 請求項1に記載のドライブユニットであって、
    前記軸受の少なくとも一部は、前記軸方向に垂直な方向から見て、前記モータに重なる、ドライブユニット。
  3. 請求項2に記載のドライブユニットであって、
    前記軸受の少なくとも一部は、前記軸方向に垂直な方向から見て、前記ロータ軸に重なる、ドライブユニット。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のドライブユニットであって、
    前記回転軸の少なくとも一部は、前記軸方向から見て、前記切欠内に位置する、ドライブユニット。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のドライブユニットであって、さらに、
    前記モータが収容される第1の空間と、前記回転軸の少なくとも一部が配置される第2の空間とを有するハウジングを備え、
    前記切欠内には、前記第1の空間と前記第2の空間とを仕切る壁が配置されている、ドライブユニット。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のドライブユニットを備える鞍乗型電動車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019030145A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 アイシン精機株式会社 アクチュエータ装置

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