JP6172112B2 - 車両の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駆動装置、特に、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置に関する。
エンジン(内燃機関)とモータ(電動モータ)とを併用して走行するハイブリッド車両の駆動装置は、エンジンに加えてモータを備えるため、大型化する傾向にあり、これをいかに抑えるかが問題となる。
特許文献1は、エンジン及びモータが車両前部でエンジン出力軸及びモータ出力軸が車幅方向に延びるように横置き配置されるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)式のハイブリッド車両を開示する。この車両においては、相互に軸心が一致するようにエンジンに変速機が直結され、変速機の後方に差動装置が配置される。そのため、差動装置のエンジン側の側方でエンジンの後方にスペースが生じ、このスペースを有効利用してモータが配置される。すなわち、モータはエンジンが配置される車幅方向の範囲に含まれる位置に配置され、これにより駆動装置の大型化が抑えられる。
特開2011−31761号公報(特に、図1)
モータが配置される差動装置のエンジン側の側方でエンジンの後方のスペースは、差動装置から車幅方向に延び、駆動輪(前輪)に連絡され、駆動輪に動力を伝達する駆動軸が通過する。モータはこの駆動軸との干渉を回避し、さらなるコンパクト化を図るため、駆動軸上に配置される。すなわち、モータの出力軸は中空形状とされ、駆動軸の外周に回転可能に外嵌される。言い換えると、駆動軸がモータの出力軸を軸方向に貫通する。
モータの容量を大きくする場合は、モータの径が大きくなるので、モータとエンジンとの干渉を回避するため、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を大きくする必要がある。そのため、ハイブリッド車両とそうでない車両との間で駆動装置の互換性が失われるという不具合が生じる。
本発明は、エンジン及びモータが横置き配置される車両の駆動装置における上記不具合に対処しようとするもので、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を大きくすることなく、モータの容量を大きくすることが可能な車両の駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、エンジン出力軸が車幅方向に延びるように配置されるエンジンと、車幅方向に延びるように配置され、駆動輪に連絡される駆動軸と、上記駆動軸の周囲に、上記エンジンが配置される車幅方向の範囲に含まれる状態で配置される2以上のモータと、上記駆動軸上に設けられ、上記2以上のモータの動力が伝達される単一の統合ギヤと、車幅方向に延び、上記駆動軸に外嵌され、一端部が上記統合ギヤに連絡され、他端部が上記駆動軸に連絡される中空軸とを有し、上記2以上のモータは、それぞれ、上記駆動軸よりも径方向外側において車幅方向に延びるモータ出力軸と、モータ出力軸の一端側に設けられたモータ出力ギヤとを有し、上記統合ギヤは、上記駆動軸の外周に回転可能に外嵌されるとともに、上記2以上のモータにおける各モータ出力ギヤの径方向内側において当該各モータ出力ギヤと噛み合うように配置され、上記2以上のモータは、上記駆動軸とエンジンとの間の車両前後方向の距離が、両者の間にモータを配置する場合に必要な距離よりも小さくなるように、車両側面視でエンジンから離間する側に偏在されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動軸の周囲に複数のモータが配置されるので、モータ出力軸が中空形状とされて駆動軸の外周に回転可能に外嵌されたモータが駆動軸上に1個配置される場合と比べて、エンジンとの干渉を回避するようにモータを配置するモータのレイアウト上の自由度が大きくなる。また、モータの容量が複数のモータに分散されて受け持たれるので、各モータの大型化が抑制され、むしろ小型化を図ることができる。特に、本発明では、駆動軸とエンジンとの間の車両前後方向の距離が、両者の間にモータを配置する場合に必要な距離よりも小さくなるように、2以上のモータが車両側面視でエンジンから離間する側に偏在させられる。そのため、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を大きくすることなく、モータの容量を大きくすることができ、ハイブリッド車両とそうでない車両との間で駆動装置の互換性が保持される。別の観点から言えば、本発明によれば、モータの容量を維持しつつ、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を小さくすることができ、当該駆動装置のコンパクト化が図られる。加えて、本発明によれば、各モータの動力は、統合ギヤで確実に統合され、中空軸を介して確実に駆動軸に伝達される。
本発明においては、上記モータの動力を減速しつつ伝達するモータ動力減速機が上記統合ギヤと中空軸との間に設けられることが好ましい。
この構成によれば、モータの動力が増大されて駆動軸に伝達されるので、モータの容量が少なくて済み、さらなるモータの小型化が図られ、モータのレイアウト自由度がより一層大きくなる。
本発明においては、上記駆動軸を挟んでエンジンとは反対側に、上記2以上のモータの1つが配置され、当該モータの径が他のモータの径よりも小さく設定されることが好ましい。
本発明においては、上記エンジンの車幅方向の一方の側方に配置される変速機と、上記変速機の後方に配置される差動装置とが設けられ、上記駆動軸は、上記差動装置から車幅方向に延び、上記モータは、上記エンジンの後方で上記差動装置の車幅方向の他方の側方に配置され、上記中空軸は、上記他端部が上記差動装置のデフケースに連結されることが好ましい。
この構成によれば、エンジンと変速機とが車幅方向に並設され、この列の後方に、差動装置と中空軸と統合ギヤとモータとが車幅方向に並設される車両の駆動装置において、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を大きくすることなく、モータの容量を大きくすることができ、あるいは、モータの容量を維持しつつ、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を小さくすることができる。
本発明によれば、エンジン及びモータが横置き配置される車両の駆動装置において、エンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を大きくすることなくモータの容量を大きくすることや、モータの容量を維持しつつエンジンと駆動軸との間の前後方向の距離を小さくすることができる。
本発明の実施形態に係る車両の駆動装置の骨子図である。 上記駆動装置の要部展開図である。 上記駆動装置とその周辺の車両右側方からのレイアウト図である。 同じく車両上方からのレイアウト図である。 (a)〜(d)はそれぞれ上記実施形態の変形例の説明図である。 車両の駆動装置の従来例の図3対応図である。 同じく図4対応図である。
以下、図面に基き本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る車両の駆動装置1の骨子図、図2は、上記駆動装置1の差動装置50、モータ60、及びモータ動力減速機70とその周辺の展開図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)式のハイブリッド車両である。すなわち、直列4気筒レシプロエンジン10及びモータ60は、それぞれ、エンジン出力軸11及びモータ出力軸61が車両前部のエンジンルーム内で車幅方向(左右方向)に延びるように横置きに配置される。
なお、本実施形態では、後に詳しく説明するように、モータ60は3つ設けられ(図3の第1モータM1、第2モータM2、及び第3モータM3参照)、それぞれ、エンジン10が配置される車幅方向の範囲に含まれる位置で、右駆動軸91bを構成する右ジョイントシャフト92bの周囲に配置される。
駆動装置1は、エンジン10及びモータ60の他に、トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、差動装置50、及びモータ動力減速機70を備える。これらのうち、エンジン10、トルクコンバータ20、及び変速機30が、相互に軸心が一致するように車幅方向に並設され、この列の後方に、差動装置50、モータ60、及びモータ動力減速機70が、相互に軸心が一致するように車幅方向に並設される。
エンジン10の動力は、エンジン出力軸11、トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、及び差動装置50を介して左右の駆動輪(前輪)94a,94bに伝達される。モータ60の動力は、モータ出力軸61、モータ出力軸61に設けられるモータ出力ギヤ65と噛み合う統合ギヤ81(後述)、モータ動力減速機70、及び差動装置50を介して左右の駆動輪94a,94bに伝達される。エンジン10の動力及びモータ60の動力は、いずれも差動装置50のデフケース53に入力され、デフケース53で統合され、左右の駆動輪94a,94bに分配される。
変速機30は、トルクコンバータ20を介してエンジン10の左側方に配置される。エンジン動力減速機40は、変速機30の出力部に一体的に設けられる。差動装置50は、変速機30の後方に配置される。モータ動力減速機70は、エンジン10の後方で差動装置50の右側方に配置される。モータ60は、エンジン10の後方でモータ動力減速機70の右側方に配置される。モータ60及びモータ動力減速機70は、エンジン10の後方で差動装置50の右側方に生じるスペースを有効利用してエンジン10が配置される車幅方向の範囲に含まれる位置に配置される。
トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、及び差動装置50は、トランスアクスルケース100に収容され、モータ60は、モータハウジング64に収容され、モータ動力減速機70は、減速機ハウジング74に収容される。なお、トランスアクスルケース100は、少なくとも、主として変速機30を収容する主部100aと、主として差動装置50を収容する副部100bとを備える。
トランスアクスルケース100の前側右端部にエンジン10の左端部が結合され、トランスアクスルケース100の後側右端部に減速機ハウジング74の左端部が結合され、減速機ハウジング74の右端部にモータハウジング64の左端部が結合される。
変速機30は、エンジン動力伝達用クラッチであるロークラッチ31と、カウンタドライブギヤである出力ギヤ32とを有する。ロークラッチ31は、締結されることにより、トルクコンバータ20を介して伝達されるエンジン10の動力を変速機30内部に入力し、変速機30内部に動力伝達経路を形成する。また、ロークラッチ31は、解放されることにより、変速機30内部の動力伝達経路を遮断し、変速機30をニュートラルにする。変速機30は、複数(図例では3つ)の遊星歯車機構を用いてエンジン10の動力を変速する。
エンジン動力減速機40は、変速機30の出力ギヤ32と噛み合う比較的大径のカウンタドリブンギヤ41と、ファイナルドリブンギヤである差動装置50のデフリングギヤ56と噛み合う比較的小径のファイナルドライブギヤ42とを有する。変速機30で変速され、エンジン動力減速機40で減速された(トルクが増大された)エンジン10の動力は、デフリングギヤ56を介して差動装置50に入力される。
差動装置50は、デフリングギヤ56が設けられるデフケース53を有する。デフケース53は、比較的左側の外周面にデフリングギヤ56が固設され、左右の側部がベアリングを介してトランスアクスルケース100、より詳しくは、トランスアクスルケース100の副部100bに回転可能に支持される。
デフケース53は、デフリングギヤ56、エンジン動力減速機40、及び変速機30を介して、エンジン10に連動して回転する(ロークラッチ31の締結を前提とする)。すなわち、デフケース53はエンジン10に連絡され、エンジン10の動力がデフケース53に入力される。
図2に示すように、デフケース53は、その内部に、デフケース53を貫通するピニオンシャフト57と、ピニオンシャフト57に回転可能に支持される一対のピニオンギヤ58と、一対のピニオンギヤ58に跨って噛み合う左右のサイドギヤ59a,59bとを有する。
左サイドギヤ59aに車幅方向に延びる左ジョイントシャフト92aの右端部がスプライン係合され、図1に示すように、左ジョイントシャフト92aの左端部に自在継手を介して左車軸93aの右端部が連結され、左車軸93aの左端部に左駆動輪94aが取り付けられる。左ジョイントシャフト92a及び左車軸93aは全体で差動装置50の左駆動軸91aを構成する。図2に示すように、デフケース53の左側部に左シャフト挿通部53aが設けられ、左ジョイントシャフト92aの右端部はこの左シャフト挿通部53aに挿通される。
同様に、図2に示すように、右サイドギヤ59bに車幅方向に延びる右ジョイントシャフト92bの左端部がスプライン係合され、図1に示すように、右ジョイントシャフト92bの右端部に自在継手を介して右車軸93bの左端部が連結され、右車軸93bの右端部に右駆動輪94bが取り付けられる。右ジョイントシャフト92b及び右車軸93bは全体で差動装置50の右駆動軸91bを構成する。図2に示すように、デフケース53の右側部に右シャフト挿通部53bが設けられ、右ジョイントシャフト92bの左端部はこの右シャフト挿通部53bに挿通される。
以上のことから、図1に示すように、デフケース53は、左右の駆動軸91a,91bを介して、左右の駆動輪94a,94bに連動して回転する。すなわち、デフケース53は左右の駆動輪94a,94bに連絡され、車両の減速時の駆動輪94a,94bの回転エネルギ(つまり減速エネルギ)がデフケース53に入力される。
図2に示すように、モータ60は、それぞれ、モータハウジング64に固定されたステータ62と、ステータ62の内側に回転可能に設けられたロータ63と、ロータ63と一体的に回転するようにロータ63の内側に固定されたモータ出力軸61とを有する。ステータ62は、磁性体からなるステータコアにコイルが巻回されて構成される。ロータ63は、磁性体で構成され、ステータ62に電力が供給されるときに生じる磁力により回転する。モータ出力軸61は、ロータ63から突出する左右の側部がベアリングを介してモータハウジング64に回転可能に支持される。モータ出力軸61の左端部にモータ出力ギヤ65が設けられる。
図3に示すように、本実施形態では、右駆動軸91bを構成する右ジョイントシャフト92bの周囲に、より詳しくは、右ジョイントシャフト92bの周囲の空間に、第1モータM1、第2モータM2、及び第3モータM3の3つのモータ60が配置される。このように複数のモータM1〜M3を配置することにより、モータM1〜M3のレイアウト上の自由度が大きくなる。
図4に示すように、各モータ60(図4には第3モータM3のみ図示)は、それぞれ、モータ出力軸61が車幅方向に延びるように横置きに配置され、エンジン10の後方で差動装置50の右側方に生じるスペースを有効利用してエンジン10が配置される車幅方向の範囲に含まれる位置に配置される。
図3に示すように、第1〜第3モータM1〜M3は、横置きに配置されたエンジン10の後方の比較的下方に配置される。そのため、前方をエンジン10のシリンダブロック2で、上方をエンジン10のシリンダヘッド3の後面から後方に延びる排気管4で、後方を車幅方向に延びる操舵装置(図示せず)のステアリングラック5aで、下方を最低地上高を規定するアンダーカバー6で囲まれ、配置スペースに制約がある。
そこで、本実施形態では、第1〜第3モータM1〜M3とこれらの周囲の物材2,4,5a,6との干渉を回避するため、第1モータM1は、その軸心(モータ出力軸61)が右ジョイントシャフト92bの上方で僅かに右ジョイントシャフト92bよりも前方(エンジン10側)に位置するように配置され、第2モータM2は、その軸心が右ジョイントシャフト92bの下方で僅かに右ジョイントシャフト92bよりも前方に位置するように配置され、第3モータM3は、その軸心が右ジョイントシャフト92bと略同じ高さで右ジョイントシャフト92bの後方に位置するように配置される。これにより、第1〜第3モータM1〜M3の占有スペースが前後方向にも上下方向にも縮小して、上記物材2,4,5a,6との干渉が回避される。このように第1〜第3モータM1〜M3を個々別々に配置することができるのは、モータM1〜M3のレイアウト自由度が大きくなったためである。
図3に示すように、第1〜第3モータM1〜M3は、車両側面視で、右ジョイントシャフト92bとの間の車両前後方向のエンジン10側の距離Lが小さくなるように、エンジン10から離間する側(後方)に偏在される。これにより、第1〜第3モータM1〜M3が右ジョイントシャフト92bを超えて前方に大幅に突出することがないから、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を短縮化することができる。言い換えると、右ジョイントシャフト92bをエンジン10に可及的に近づけることができる。
具体的に、本実施形態では、図3に示すように、モータ出力軸61が右ジョイントシャフト92bよりもエンジン10側に位置する第1モータM1及び第2モータM2の最もエンジン10側に位置する部分と、右ジョイントシャフト92bとの間の車両前後方向の距離は、モータ出力軸61が右ジョイントシャフト92bよりもエンジン10から離間する側に位置する第3モータM3の最もエンジン10から離間する側に位置する部分と、右ジョイントシャフト92bとの間の車両前後方向の距離に比べて、小さい値に設定されている。
第1〜第3モータM1〜M3は、当該車両に要求されるモータの容量(目標容量)を協働して達成するようにそれぞれ個々の容量が設定される。そのため、目標容量が3つのモータM1〜M3に分散されて受け持たれるので、各モータM1〜M3の大型化(例えばモータ径の拡大)が抑制され、むしろ小型化(モータ径の縮小)が図られる。このこともまたモータM1〜M3のレイアウト自由度の増大に寄与する。
なお、図3に示すように、エンジン10は、車両側面視で、上部が後方に所定角度だけ傾斜(スラント)している。図4は、このスラントしたエンジン10のシリンダボア軸線の延びる方向の上側から見たものである(図3の矢印X参照)。図3及び図4において、符号5bはステアリングラック5aと噛合するステアリングピニオン、符号5cはステアリングピニオン5bを下端部に有するステアリングシャフト、符号7はシリンダブロック2の下部に設けられるオイルパンを示す。
図1〜図4に示すように、モータ出力軸61に設けられるモータ出力ギヤ65と噛み合って第1〜第3モータM1〜M3の動力を統合する統合ギヤ81が右ジョイントシャフト92b上に設けられる。統合ギヤ81は、第1〜第3モータM1〜M3の左方に配置され、右ジョイントシャフト92bの外周に回転可能に外嵌される。
図3に示すように、例えば車両の前進時、右ジョイントシャフト92bが図面上時計回りに回転する場合、第1〜第3モータM1〜M3のモータ出力ギヤ65は図面上反時計回りに回転し、これにより統合ギヤ81が図面上時計回りに回転する。
図1、図2、及び図4に示すように、統合ギヤ81は、左方(差動装置50側)に延びる延設部82を有する。延設部82は、円筒状で、右ジョイントシャフト92bの外周に回転可能に外嵌される。延設部82は、右ジョイントシャフト92b上で差動装置50と第1〜第3モータM1〜M3との間に配置されるモータ動力減速機70に至る。
図2に示すように、モータ動力減速機70は、右ジョイントシャフト92b上に設けられた遊星歯車機構71を有する。遊星歯車機構71のリングギヤは、減速機ハウジング74に回転不能に固定され、遊星歯車機構71の固定要素として機能する。遊星歯車機構71のサンギヤは、統合ギヤ81の延設部82に形成され、遊星歯車機構71の入力要素として機能する。遊星歯車機構71のリングギヤ及びサンギヤと噛み合うプラネタリギヤを支持するプラネタリキャリアは、モータ動力減速機70の出力軸である車幅方向に延びる中空軸部(本発明の「中空軸」に相当する)73の右端部に結合され、遊星歯車機構71の出力要素として機能する。
図2に示すように、中空軸部73は、右ジョイントシャフト92bの外周に回転可能に外嵌され、その左端部はデフケース53の右端部53cにスプライン係合され、デフケース53と中空軸部73とが一体に回転する。すなわち、中空軸部73は、右端部が遊星歯車機構71を介して統合ギヤ81に連絡され、左端部が差動装置50を介して左右のジョイントシャフト92a,92b(左右の駆動軸91a,91b)に連絡される。
統合ギヤ81により第1〜第3モータM1〜M3の統合された動力は、モータ動力減速機70の遊星歯車機構71により回転が十分に減速され、トルクが十分に増大されて、差動装置50、より詳しくは、デフケース53に入力される。そのため、第1〜第3モータM1〜M3の小型化を図ることができ、当該駆動装置1のコンパクト化に寄与する。
図2に示すように、減速機ハウジング74及びモータハウジング64は、トランスアクスルケース100に結合された状態で、ブラケット(図示せず)を介してエンジン10に固定される。減速機ハウジング74は、相対的に右側に位置して遊星歯車機構71を収容する大径の主部74aと、相対的に左側に位置して中空軸部73を収容する小径の副部74bとを備え、これらが相互に結合されたものである。図2において、符号8は、モータ出力軸61の回転角を検知するレゾルバを示す。
以上のことから、図1に示すように、デフケース53は、モータ動力減速機70を介して、第1〜第3モータM1〜M3に連動して回転する。すなわち、デフケース53は第1〜第3モータM1〜M3に連絡され、第1〜第3モータM1〜M3の動力がデフケース53に入力される。
デフケース53は、駆動輪94a,94bにも連動して回転し、第1〜第3モータM1〜M3にも連動して回転する。言い換えると、第1〜第3モータM1〜M3は、デフケース53を介して常時駆動輪94a,94bに連絡される。そのため、第1〜第3モータM1〜M3は、車両の減速時はデフケース53を介して必ず逆駆動され、それぞれ、発電機(ジェネレータ)として働くことが可能である。
次に、上記駆動装置1の作動状態を車両の走行シーン毎に簡単に説明する。
車両がエンジン10のみで走行するとき(エンジン走行時)は、変速機30のロークラッチ31が締結される。エンジン10の動力は、トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、及び差動装置50を介して左右の駆動輪94a,94bに分配される。このエンジン走行時は、モータ出力軸61が統合ギヤ81を介してデフケース53に連動して回転するので、第1〜第3モータM1〜M3での発電が可能である。
車両が第1〜第3モータM1〜M3のみで走行するとき(モータ走行時)は、変速機30のロークラッチ31が解放され、エンジン10が切り離される。第1〜第3モータM1〜M3の統合された動力は、モータ動力減速機70、及び差動装置50を介して左右の駆動輪94a,94bに分配される。
車両がエンジン10と第1〜第3モータM1〜M3とで走行するとき(統合走行時)は、変速機30のロークラッチ31が締結される。差動装置50のデフリングギヤ56を介してデフケース53に入力されるエンジン10の動力と、モータ動力減速機70の中空軸部73を介してデフケース53に入力される第1〜第3モータM1〜M3の統合された動力とが統合され、左右の駆動輪94a,94bに分配される。
前述のように、第1〜第3モータM1〜M3は、デフケース53を介して常時駆動輪94a,94bに連絡される。そのため、車両の減速時に減速エネルギ(駆動輪94a,94bの回転エネルギ)を回生して第1〜第3モータM1〜M3で発電するとき(減速回生時)は、変速機30のロークラッチ31が解放され、エンジン10が切り離される。駆動輪94a,94bの回転エネルギは、エンジン10に流れずに、モータ動力減速機70及び統合ギヤ81を介して第1〜第3モータM1〜M3にのみ流れる。そのため、駆動輪94a,94bの回転エネルギが主として第1〜第3モータM1〜M3を逆駆動させるために消費されて効率のよい発電が行われる。
車両の減速時に強制的にエンジンブレーキを利かせようとするとき(強制エンブレ時)は、変速機30のロークラッチ31が締結される。駆動輪94a,94bの回転エネルギは、モータ動力減速機70及び統合ギヤ81を介して第1〜第3モータM1〜M3に流れると共に、エンジン動力減速機40、変速機30、及びトルクコンバータ20を介してエンジン10にも流れる。そのため、駆動輪94a,94bの回転エネルギがエンジン10を逆駆動させるためにも消費されてエンジンブレーキが得られる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
(1)走行用駆動源としてエンジン10と第1〜第3モータM1〜M3とを備える車両の駆動装置1は、エンジン出力軸11が車幅方向に延びるように配置されるエンジン10と、車幅方向に延びるように配置され、右駆動輪94bに連絡される右駆動軸91bを構成する右ジョイントシャフト92bと、上記右ジョイントシャフト92bの周囲に、上記エンジン10が配置される車幅方向の範囲に含まれる位置で、モータ出力軸61が車幅方向に延びるように配置される第1〜第3モータM1〜M3と、上記右ジョイントシャフト92b上に設けられ、上記モータ出力軸61に設けられるモータ出力ギヤ65と噛み合う統合ギヤ81と、車幅方向に延び、上記右ジョイントシャフト92bに外嵌され、右端部が上記統合ギヤ81に連絡され、左端部が左右のジョイントシャフト92a,92bに連絡される中空軸部73とを有する。
この構成によれば、右ジョイントシャフト92bの周囲に3つのモータM1〜M3が配置されるので、図7に例示するように、モータ出力軸61’が中空形状とされて右ジョイントシャフト92bの外周に回転可能に外嵌されたモータ60’が右ジョイントシャフト92b上に1個配置される場合と比べて、エンジン10との干渉を回避するようにモータM1〜M3を配置するモータのレイアウト上の自由度が大きくなる。また、モータM1〜M3の容量が3つに分散されて受け持たれるので、各モータM1〜M3の大型化が抑制され、むしろ小型化を図ることができる。そのため、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を大きくすることなく、モータM1〜M3の容量を大きくすることができ、ハイブリッド車両とそうでない車両との間で当該駆動装置1の互換性が保持される。
これに対し、図6及び図7に例示するように、従来の車両の駆動装置では、モータ出力軸61’が中空形状とされて右ジョイントシャフト92bの外周に回転可能に外嵌されたモータ60’が右ジョイントシャフト92b上に1個配置されるため、モータ60’の容量を大きくする場合は、モータ60’の径が大きくなるので、そのままでは、モータ60’とエンジン10(特にシリンダブロック2)との干渉が起きる(破線の円内参照)。この干渉を回避するため、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を大きくする必要がある。そのため、ハイブリッド車両とそうでない車両との間で駆動装置の互換性が失われるという不具合が生じるのである。図6及び図7において、符号73’は、1個のモータ60’の動力をデフケース53に入力するモータ動力減速機70の中空軸部を示す。
別の観点から言えば、上記構成によれば、モータM1〜M3の容量を維持しつつ、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を小さくすることができ、当該駆動装置1のコンパクト化が図られる。
加えて、上記構成によれば、第1〜第3モータM1〜M3の動力は、統合ギヤ81で確実に統合され、中空軸部73を介して確実に左右のジョイントシャフト92a,92bに伝達される。
(2)第1〜第3モータM1〜M3の動力を減速するモータ動力減速機70が上記統合ギヤ81と中空軸部73との間に設けられる。
この構成によれば、第1〜第3モータM1〜M3の動力が増大されて左右の駆動軸91a,92bに伝達されるので、第1〜第3モータM1〜M3の容量が少なくて済み、さらなる第1〜第3モータM1〜M3の小型化が図られ、第1〜第3モータM1〜M3のレイアウト自由度がより一層大きくなる。
(3)第1〜第3モータM1〜M3は、車両側面視で、上記右ジョイントシャフト92bとの間の車両前後方向のエンジン10側(前方)の距離L(図3参照)が小さくなるように、エンジン10から離間する側(後方)に偏在される。
この構成によれば、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を大きくすることなく、第1〜第3モータM1〜M3の容量をさらに大きくすることができる。あるいは、第1〜第3モータM1〜M3の容量を維持しつつ、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離をさらに小さくすることができる。
すなわち、本実施形態では、3つの小型モータM1〜M3を右ジョイントシャフト92bの周囲に分散して配置したから、たとえいずれか1つ又は2以上のモータが右ジョイントシャフト92bとエンジン10との間に配置されても、右ジョイントシャフト92bとエンジン10との間の前後方向の距離が大幅に大きくなることが回避される。その上で、各モータM1〜M3が右ジョイントシャフト92bとの間の車両前後方向のエンジン10側の距離Lが小さくなるように配置されるから、言い換えると、各モータM1〜M3がなるべくエンジン10から離間する側に配置されるから、ますます、右ジョイントシャフト92bとエンジン10との間の前後方向の距離が大幅に大きくなることが回避され、その結果、第1〜第3モータM1〜M3の容量をさらに大きくすることが可能になり、あるいは、右ジョイントシャフト92bとエンジン10との間の前後方向の距離をさらに小さくすることが可能になる。
(4)上記エンジン10の車幅方向の左側方に配置される変速機30と、上記変速機30の後方に配置される差動装置50とが設けられ、上記右ジョイントシャフト92bは、上記差動装置50から車幅方向に延び、上記第1〜第3モータM1〜M3は、上記エンジン10の後方で上記差動装置50の車幅方向の右側方に配置され、上記中空軸部73は、上記左端部が上記差動装置50のデフケース53に連結される。
この構成によれば、エンジン10と変速機30とが車幅方向に並設され、この列の後方に、差動装置50と中空軸部73と統合ギヤ81と第1〜第3モータM1〜M3とが車幅方向に並設される車両の駆動装置1において、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を大きくすることなく、第1〜第3モータM1〜M3の容量を大きくすることができ、あるいは、第1〜第3モータM1〜M3の容量を維持しつつ、エンジン10と右ジョイントシャフト92bとの間の前後方向の距離を小さくすることができる。
(5)本実施形態に係る車両は、差動装置50の右ジョイントシャフト92b上にモータ60をアドオンするタイプ、具体的には、モータ動力減速機70ないし減速機ハウジング74及びモータ60ないしモータハウジング64をトランスアクスルケース100に結合するタイプのハイブリッド車両であり、特に、エンジン10及びモータ60が車両前部で横置きに配置されるFF式のハイブリッド車両(以下「FF車」という)である。
FF車ではデザイン上の要求から駆動軸91a,91bをエンジン10により近づけることが求められる。また、車種によってはモータ60の出力を上げる要求がある。これらに対しては、いずれも図6及び図7に示す1個のモータ60’ではシリンダブロック2に干渉するため対応することが困難である。
この問題に対し、本実施形態では、1個のモータ60’を2つ以上の小型モータに分散することにより、シリンダブロック2との干渉を回避することができる。あるいは、駆動軸91a,91bをエンジン10に近づけることができる。さらなるモータ60の出力を上げる要求に対しては、3つ目又は4つ目以上のモータを追加することで対応することができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を詳しく説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では上と下と後の3つのモータM1〜M3を設けたが、モータの目標容量や配置スペースに応じて、図5(a)に例示するように、上と下の第1、第2モータM1,M2だけでもよく、あるいは、図5(b)に例示するように、下と後の第2、第3モータM2,M3だけでもよい。また、モータの容量ないし径も特に限定されず、図5(c)に例示するように、複数のモータのうち、いずれか1つまたは2つ以上あるいはすべてのモータの容量ないし径が相違してもよい。さらには、モータの数も特に限定されず、図5(d)に例示するように、4つ以上でも構わない。さらには、複数のモータを等間隔に配置する必要もない。
上記実施形態ではエンジン動力減速機40やモータ動力減速機70を設けたが、これらを設けなくてもよい。また、モータ動力減速機70は1つの遊星歯車機構71を備えたが、2つ以上でもよい。
上記実施形態はエンジン動力伝達用クラッチが比較的低い変速段(例えば前進1〜4速)で締結されるロークラッチ31の場合であったが、比較的高い変速段(例えば前進4〜6速)で締結されるハイクラッチの場合でも本発明は好ましく適用可能である。
1 車両の駆動装置
10 エンジン
11 エンジン出力軸
30 変速機
50 差動装置
53 デフケース
60 モータ
61 モータ出力軸
65 モータ出力ギヤ
70 モータ動力減速機
73 中空軸部(中空軸)
81 統合ギヤ
91b 右駆動軸
94b 右駆動輪(右前輪)
L モータと駆動軸との間のエンジン側の距離
M1 第1モータ
M2 第2モータ
M3 第3モータ

Claims (4)

  1. 走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、
    エンジン出力軸が車幅方向に延びるように配置されるエンジンと、
    車幅方向に延びるように配置され、駆動輪に連絡される駆動軸と、
    上記駆動軸の周囲に、上記エンジンが配置される車幅方向の範囲に含まれる状態で配置される2以上のモータと、
    上記駆動軸上に設けられ、上記2以上のモータの動力が伝達される単一の統合ギヤと、
    車幅方向に延び、上記駆動軸に外嵌され、一端部が上記統合ギヤに連絡され、他端部が上記駆動軸に連絡される中空軸とを有し、
    上記2以上のモータは、それぞれ、上記駆動軸よりも径方向外側において車幅方向に延びるモータ出力軸と、モータ出力軸の一端側に設けられたモータ出力ギヤとを有し、
    上記統合ギヤは、上記駆動軸の外周に回転可能に外嵌されるとともに、上記2以上のモータにおける各モータ出力ギヤの径方向内側において当該各モータ出力ギヤと噛み合うように配置され、
    上記2以上のモータは、上記駆動軸とエンジンとの間の車両前後方向の距離が、両者の間にモータを配置する場合に必要な距離よりも小さくなるように、車両側面視でエンジンから離間する側に偏在されることを特徴とする車両の駆動装置。
  2. 請求項1に記載の車両の駆動装置において、
    上記モータの動力を減速しつつ伝達するモータ動力減速機が上記統合ギヤと中空軸との間に設けられることを特徴とする車両の駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の駆動装置において、
    上記駆動軸を挟んでエンジンとは反対側に、上記2以上のモータの1つが配置され、当該モータの径が他のモータの径よりも小さく設定されたことを特徴とする車両の駆動装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の駆動装置において、
    上記エンジンの車幅方向の一方の側方に配置される変速機と、
    上記変速機の後方に配置される差動装置とが設けられ、
    上記駆動軸は、上記差動装置から車幅方向に延び、
    上記モータは、上記エンジンの後方で上記差動装置の車幅方向の他方の側方に配置され、
    上記中空軸は、上記他端部が上記差動装置のデフケースに連結されることを特徴とする車両の駆動装置。
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