JP2016097853A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができる作業車両を提供すること。【解決手段】トラクタ1は、機体に設置される情報端末20と、情報端末20と通信接続可能な携帯端末27と、機体に搭載されかつ予め設定されて記憶した暗証番号と携帯端末27から入力した解除用暗証番号とが一致すると、機体の走行を禁止するセキュリティ状態を解除して機体の前後進を許容する走行系ECU25とを備える。走行系ECU25は、機体に搭載されたエンジン7の駆動中に暗証番号と解除用暗証番号との一致を検出すると、エンジン7の駆動中に情報端末20と携帯端末27との通信が遮断されてもセキュリティ状態を解除した状態に維持する。【選択図】図2

Description

本発明は、作業車両に関する。
トラクタなどの作業車両では、盗難防止のために、携帯端末から入力した暗証番号と、エンジンコントローラ(ECU)などに記憶された暗証番号とを照合し、これらの暗証番号が一致することで、エンジンが作動することを許容する(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−66424号公報
しかしながら、特許文献1に示された作業車両は、暗証番号が一致しないとエンジンが作動できずに、作業機を作動させることができない。このために、特許文献1に示された作業車両は、暗証番号が一致しない状態であってもエンジンを作動することができるようにして、盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることが求められていた。さらに、特許文献1に示された作業車両は、携帯端末と通信接続する情報端末の消費電力を少なくしながらも、円滑に使用できることが求められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができる作業車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の作業車両(1)は、機体(2)に設置される情報端末(20)と、前記情報端末(20)と通信接続可能な携帯端末(27)と、前記機体(2)に搭載され、かつ予め設定されて記憶した暗証番号と、前記携帯端末(27)から入力した解除用暗証番号とが一致すると、前記機体(2)の走行を禁止するセキュリティ状態を解除して、前記機体(2)の走行を許容するセキュリティ解除手段(25)と、を備え、前記セキュリティ解除手段(25)は、前記セキュリティ状態を解除した状態で、前記機体(2)に搭載されたエンジン(7)の駆動中に前記情報端末(20)と前記携帯端末(27)との通信が遮断されても、前記セキュリティ状態を解除した状態に維持することを特徴とする。
請求項2に記載の作業車両(1)は、機体(2)に設置される情報端末(20)と、前記情報端末(20)と通信接続可能な携帯端末(27)と、前記機体(2)に搭載され、かつ予め設定されて記憶した暗証番号と、前記携帯端末(27)から入力した解除用暗証番号とが一致すると、前記機体(2)の走行を禁止するセキュリティ状態を解除して、前記機体(2)の走行を許容するセキュリティ解除手段(25)と、を備え、前記セキュリティ解除手段(25)は、前記セキュリティ状態を解除した状態で、前記機体(2)に搭載されたエンジン(7)の駆動中に前記情報端末(20)と前記携帯端末(27)との通信が遮断されても、所定時間、前記セキュリティ状態を解除した状態に維持することを特徴とする。
請求項3に記載の作業車両(1)は、前記セキュリティ状態とは、前記エンジン(7)から伝達されてくる動力による車輪(4,5)の前進、後進の切り換え及び前記動力の前記車輪(4,5)への遮断を行うための前後進切換レバー(12)を前記動力を遮断した状態に維持することであり、前記セキュリティ状態を解除した状態とは、前記前後進切換レバー(12)が車輪(4,5)を前進又は後進に切り換えることを許容する状態であることを特徴とする。
請求項4に記載の作業車両(1)は、上記作業車両(1)において、前記情報端末(20)は、前記エンジン(7)の停止時にスリープモードで休止するとともに、振動を検出する振動検出手段(20a)を備え、前記スリープモードで休止中に前記振動検出手段(20a)が振動を検出すると通常稼働モードに移行することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、セキュリティ状態を解除した状態でエンジン(7)の駆動中には、情報端末(20)と携帯端末(27)との通信が遮断されても、セキュリティ状態を解除した状態に維持する。このために、一度、セキュリティ状態を解除すると、携帯端末(27)を保持した作業員が作業車両(1)から離間するなどして、情報端末(20)と携帯端末(27)との通信が遮断されても、作業車両(1)の前後進(走行)、即ち、圃場での作業を行うことができる。したがって、作業車両(1)は、盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができる。
請求項2記載の発明によれば、セキュリティ状態を解除した状態でエンジン(7)の駆動中には、情報端末(20)と携帯端末(27)との通信が遮断されても、所定時間、セキュリティ状態を解除した状態に維持する。このために、一度、セキュリティ状態を解除すると、携帯端末(27)を保持した作業員が作業車両(1)から離間するなどして、情報端末(20)と携帯端末(27)との通信が遮断されても、作業車両(1)の前後進(走行)、即ち、圃場での作業を行うことができる。したがって、作業車両(1)は、盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができる。
また、情報端末(20)と携帯端末(27)との通信が遮断されて、所定時間経過後に、セキュリティ状態とすることができるので、携帯端末(27)を保持した作業員が長期に亘って作業車両(1)から離間して、情報端末(20)と携帯端末(27)との通信が遮断されると、作業車両(1)が前後進(走行)することを禁止する。したがって、作業車両(1)の確実な盗難防止を図ることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2の効果に加え、セキュリティ状態とは前後進切換レバー(12)を車輪(4,5)への動力を遮断した状態に維持することであるので、セキュリティ状態では作業車両(1)の走行を確実に禁止でき、盗難防止を確実に図ることができる。また、セキュリティ状態であっても、エンジン(7)を駆動することができるので、作業車両(1)を停止したままであっても作業機を駆動させることができ、圃場の作業を行うことができる。
また、請求項4記載の発明によれば、請求項1から請求項3のうちいずれか一項の効果に加え、情報端末(20)がエンジン(7)の停止中にスリープモードとなるので、省電力化を図ることができる。また、エンジン(7)が駆動すると、振動検出手段(20a)がエンジン(7)を駆動する際の振動を検出して、情報端末(20)が通常稼働モードに移行するので、エンジン(7)を駆動すると情報端末(20)が携帯端末(27)と速やかに通信可能となり、円滑に使用することができる。
図1は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタを表す側面図である。 図2は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタのブロック図である。 図3は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタのセキュリティ状態を解除する際のフローチャートの一例である。 図4は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタのセキュリティ状態に移行する際のフローチャートの一例である。 図5は、実施形態の変形例1に係る作業車両としてのトラクタのブロック図である。 図6は、実施形態の変形例2に係る作業車両としてのトラクタのセキュリティ状態に移行する際のフローチャートの一例である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、適宜組み合わせることができる。
[実施形態]
本発明の実施形態に係る作業車両としてのトラクタ1を図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタを表す側面図である。図2は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタのブロック図である。図3は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタのセキュリティ状態を解除する際のフローチャートの一例である。図4は、実施形態に係る作業車両としてのトラクタのセキュリティ状態に移行する際のフローチャートの一例である。
実施形態に係る作業車両としてのトラクタ1は、圃場等で作業を行う作業車両であり、図1に示すように、操舵用の車輪として設けられる前輪4と、駆動用の車輪として設けられる後輪5とを有した機体2と、走行系ECU25(図2に示す)などを備えている。後輪5には、機体2前部のボンネット6内に搭載されるエンジン7で発生した動力を、図示しない主変速装置及び副変速装置で適宜減速して伝達可能になっており、後輪5は、このエンジン7から伝達されてくる動力によって駆動される。
また、トラクタ1は、エンジン7で発生しかつ主変速装置及び副変速装置で減速した動力を、図示しない前輪増速切換機構を介して、前輪4にも伝達可能になっている。トラクタ1は、前輪増速切換機構が動力を伝達すると、エンジン7から伝達されてくる動力によって前輪4と後輪5との四輪が駆動され、前輪増速切換機構が動力の伝達を遮断すると、エンジン7から伝達されてくる動力によって後輪5のみの二輪が駆動される。即ち、トラクタ1は、二輪駆動と四輪駆動との切り換えが可能になっている。また、トラクタ1の機体2後部には、ロータリ(図示省略)等の作業機を装着可能なPTO(Power Take−Off)連結装置8が配設されているとともに、PTO連結装置8に装着される作業機を昇降させる図示しない3点リンク機構が配設されている。
また、トラクタ1の機体2の中央部には、図1に示すように、作業員がトラクタ1を操縦する際に座る操縦席9が設けられ、操縦席9の前方には、図1に示すように、前輪4の操舵に用いるステアリングハンドル10、作業員に各種の情報を提供する図示しない表示パネルや、作業員が各種の操作を行う図示しない操作パネルが設けられている。ステアリングハンドル10は、当該ステアリングハンドル10を回転可能に指示するハンドルポスト11の上端側に配設されている。また、ハンドルポスト11の下方側、即ち、操縦席9に作業員が座った場合における作業員の足元付近には、クラッチペダル、後輪5をペダル操作に応じて制動するためのブレーキペダル、アクセルペダルが設置されている。
また、ハンドルポスト11には、トラクタ1の走行時における進行方向を前進と後進と停止とで切り換える前後進切換レバー12(図2に示す)が配設されている。即ち、前後進切換レバー12は、エンジン7から伝達されてくる動力による前後輪4,5の前進、後進の切り換え、及び動力の前後輪4,5への遮断を行うためのものである。
前後進切換レバー12は、トラクタ1を前進させる場合には前側に倒し、トラクタ1を後進させる場合は後ろ側に倒すことにより、エンジン7からの動力による機体2の前進、後進を切り換えるためのものである。また、前後進切換レバー12は、前進位置と後進位置との間に中立位置を有しており、この中立位置は、エンジン7から伝達されてくる動力の前後輪4,5への遮断を行い、トラクタ1が前方にも後方にも進まないようにすることができる位置である。
また、前後進切換レバー12には、中立位置にロックし、前進位置と後進位置との双方に移動することを禁止する前後進切換レバーロック機構13(図2に示す)が取り付けられている。前後進切換レバー12は、走行系ECU25により制御される。
また、操縦席9の右側には、主変速装置の変速である主変速の操作を行って、トラクタ1の走行時における変速に関する操作を行う主変速レバー(図示せず)が配設され、操縦席9の左側には、副変速装置を操作して、走行速度を、超低速、低速、中速、高速及び中立に切り換える副変速レバー(図示せず)が配設されている。
また、トラクタ1は、図2に示すように、トラクタ1の機体2に設置される情報端末20と、エンジン制御ECU21と、作業機制御ECU22と、メータパネルECU23と、操作パネルECU24と、走行系ECU25(セキュリティ解除手段に相当)と、3P系ECU26と、情報端末20と無線通信接続(双方向通信)可能でかつ作業者等が保持して持ち運び可能な携帯端末27などを備えている。トラクタ1は、情報端末20が取得した作業時のデータ(走行経路や作業条件)などを情報端末20から携帯端末27に送信可能であるとともに、携帯端末27が取得した気象条件などの情報を情報端末20に送信可能で、情報端末20と携帯端末27との間で双方向に送受信可能なものである。なお、情報端末20から携帯端末27に送信された作業時のデータは、携帯端末27からコンピュータ30に入力されて、コンピュータ30に蓄積される。また、携帯端末27から情報端末20に送信される情報は、コンピュータ30から携帯端末27に入力される。
情報端末20は、携帯端末27と双方向に無線通信可能な図示しない通信手段と、各種の情報を表示可能な表示手段と、各種の情報を記憶する記憶手段と、各種の情報を入力する入力手段と、通信手段と表示手段と記憶手段などを制御したり情報を一旦記憶するCPU及びメモリなどを備えた電子機器で構成される。また、情報端末20は、振動を検出する振動検出手段20aを備えている。
情報端末20は、カプラ28及びCAN通信ライン1,2,3(図2中にCAN1、CAN2、CAN3と記す)を介してエンジン制御ECU21と、作業機制御ECU22と、メータパネルECU23と、操作パネルECU24と、走行系ECU25と、3P系ECU26と交互に通信可能に接続されている。即ち、エンジン制御ECU21と、作業機制御ECU22と、メータパネルECU23と、操作パネルECU24と、走行系ECU25と、3P系ECU26の情報は、CAN1、CAN2及びCAN3を介して情報端末20に入力する。このために、トラクタ1は、エンジン制御ECU21と、作業機制御ECU22と、メータパネルECU23と、操作パネルECU24と、走行系ECU25と、3P系ECU26のうち一部に変更があっても、情報端末20の変更により対応することができる。また、作業機制御ECU22は、AGポート33及びCAN3を介して3P系ECU26に接続している。
また、情報端末20は、カプラ29を介してGPSアンテナ31が接続しており、GPSアンテナ31が受信するGPS信号に基いて、トラクタ1の位置を算出し、記憶することができる。トラクタ1は、情報端末20にカプラ29を介してGPSアンテナ31が接続しているので、GPSアンテナ31の交換を容易に行うことができ、容易に精度アップを図ることができる。さらに、情報端末20には、カプラ28及びシリアル通信ライン32を介して、トラクタ1のメンテナンス時に用いられるサービスツール50を接続することができる。
情報端末20は、エンジン制御ECU21からの信号に基いて、エンジン7の停止時であるか否かを判定し、エンジン停止時であると判定するとエンジン停止時にスリープモードで休止する。スリープモードとは、スリープ前即ちエンジン停止前に情報端末20が作業していた内容と設定をメモリに保存し、電力を少量使用する所謂待機電源モードのことをいう。スリープモードでは、情報端末20は、メモリ以外の給電を停止する。情報端末20は、スリープモードで休止中に振動検出手段20aが振動を検出すると、通信手段、表示手段、入力手段、記憶手段と、CPU及びメモリなどの全てに給電して動作させる通常稼働モードに移行する。
また、情報端末20は、スリープモードで休止中に振動検出手段20aが振動を検出しなくても、定期的に通常稼働モードに一定時間移行し、振動検出手段20aが振動を検出しないと、スリープモードと通常稼働モードとを一定時間毎に繰り返してもよい。この際、通常稼働モードの時間を100msecなどの極短時間とし、スリープモードで休止する周期を少なくとも1分以内程度の時間とすることが望ましい。この場合、スリープモードから通常稼働モードへの移行を確実に行うことができる。
また、情報端末20は、トラクタ1のエンジン作動スイッチ信号によりスリープモードから通常稼働モードに移行しても良い。さらに、情報端末20は、トラクタ1のエンジン作動スイッチ信号と、エンジン回転数が規定回転数以上になると、スリープモードから通常稼働モードに移行しても良い。さらに、情報端末20は、エンジン制御ECU21と、作業機制御ECU22と、メータパネルECU23と、操作パネルECU24と、走行系ECU25と、3P系ECU26のうちいずれかから信号が入力し、エンジン回転数が規定回転数以上になると、スリープモードから通常稼働モードに移行しても良い。これらの場合、セキュリティ効果を高めることができる。
また、前述した情報端末20は、トラクタ1の機体2に搭載され、かつトラクタ1の走行などに用いられるバッテリ14から電力が供給される。このために、トラクタ1は、情報端末20に容易に常時電力を供給できる。
エンジン制御ECU21、作業機制御ECU22、メータパネルECU23、操作パネルECU24、3P系ECU26及び走行系ECU25は、機体2に搭載される。エンジン制御ECU21は、アクセルペダルなどの操作位置に基いて、エンジン7などを制御する。作業機制御ECU22は、PTO連結装置8に装着された作業機を制御するものであり、メータパネルECU23は、表示パネルを制御するものであり、操作パネルECU24は、操作パネルを制御するものであり、3P系ECU26は、3点リンク機構を制御するものである。走行系ECU25は、エンジン7からの動力を前後輪4,5に伝達する伝達機構や前後進切換レバーロック機構13などを制御するものである。
走行系ECU25は、前後進切換レバーロック機構13により前後進切換レバー12を中立位置でロックして、機体2の走行を禁止するセキュリティ状態を解除可能なものであるとともに、セキュリティ状態を維持可能なものである。このように、セキュリティ状態とは、前後進切換レバー12を中立位置に維持して、前後進切換レバー12を前後輪4,5へのエンジン7からの動力を遮断した状態に維持することである。なお、本実施形態では、セキュリティ状態であっても、エンジン7を駆動することはできる。また、セキュリティ状態を解除した状態とは、前後進切換レバーロック機構13のロックを解除して、前後進切換レバー12が前進位置と後進位置に移動することを許容して、前後進切換レバー12が前後輪4,5を前進又は後進に切り換えることを許容する状態である。
走行系ECU25は、予め設定されたセキュリティ状態を解除するための暗証番号を記憶している。また、走行系ECU25は、暗証番号を情報端末20に送信することはない。走行系ECU25には、携帯端末27から情報端末20及びCAN2を介してセキュリティ状態解除用の解除用暗証番号が入力する。走行系ECU25は、セキュリティ状態において、暗証番号と携帯端末27から入力した解除用暗証番号とが一致すると、セキュリティ状態を解除して、機体2の走行(前後進)を許容する。また、走行系ECU25は、セキュリティ状態を解除した状態において、エンジン7の駆動中に、情報端末20と携帯端末27との通信が遮断されても、少なくとも所定時間、セキュリティ状態を解除した状態に維持する。また、走行系ECU25に記憶された暗証番号は、サービスツール50により確認することができる。
携帯端末27としては、情報端末20と双方向に無線通信可能な携帯電話、タブレット型コンピュータなどの携帯型電子機器を用いることができ、多機能携帯電話(所謂スマートフォーン)などのスマートデバイスであることが望ましい。携帯端末27は、図2に示すように、各種の情報を表示する表示手段27aと、入力手段27bと、通信手段27cと、制御手段27dなどを備える。表示手段27aは、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示パネルなどで構成される。表示手段27aは、制御手段27dから入力される信号に応じて、文字、図形、画像等の情報を表示する。入力手段27bは、作業者の操作を受け付けるためのものであり、表示手段27aの全面に設けられたタッチパネルなどで構成される。入力手段27bは、受け付けた操作に応じた信号を制御手段27dへ入力する。通信手段27cは、情報端末20と双方向に無線通信を行うものである。制御手段27dは、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備える図示しないマイクロプロセッサ、メモリカード等の記録媒体を主体として構成されており、表示手段27a、通信手段27cなどを制御する。
また、携帯端末27は、予め対応するものとして情報端末20に登録される。具体的には、携帯端末27のIDを示す情報が情報端末20に登録される。携帯端末27は、対応するものとして登録された情報端末20を設置したトラクタ1のセキュリティ状態を解除するための解除用暗証番号を記憶している。携帯端末27は、作業者の入力手段27bの操作などによりIDと解除用暗証番号を情報端末20に無線送信する。また、携帯端末27は、情報端末20から走行系ECU25が記憶した暗証番号を受信することがなく、表示手段27aに走行系ECU25が記憶する暗証番号を表示することはない。
次に、前述したトラクタ1のセキュリティ状態を解除する際の動作を図3を参照して説明する。セキュリティ状態では、トラクタ1は、情報端末20がスリープモードであり、エンジン7が停止している。そして、セキュリティ状態において、まず、携帯端末27からのIDと解除用暗証番号を情報端末20が受信し、情報端末20が受信した解除用暗証番号をCAN2を介して、一定時間毎に走行系ECU25に出力する。そして、走行系ECU25は、予め設定された暗証番号と、携帯端末27から入力した解除用暗証番号とを照合し、これらが一致しているか否かを判定する(ステップST1)。なお、この際、情報端末20は、予め対応するものとして登録されたIDの携帯端末27から入力した解除用暗証番号のみを走行系ECU25に送信し、他のIDの携帯端末27から入力した解除用暗証番号を走行系ECU25に送信しない。
走行系ECU25が暗証番号が一致したと判定する(ステップST1:Yes)と、走行系ECU25は、前後進切換レバーロック機構13にセキュリティ状態を解除させ(ステップST2)て、情報端末20がエンジン制御ECU21からの信号に基いてエンジン7が駆動しているか否かを判定する(ステップST3)。情報端末20がエンジン7が駆動していないと判定する(ステップST3:No)とステップST3を繰り返し、エンジン7が駆動していると判定する(ステップST3:Yes)と通常稼働モードに移行する(ステップST4)。
また、走行系ECU25が暗証番号が一致していないと判定する(ステップST1:No)と、情報端末20がエンジン制御ECU21からの信号に基いてエンジン7が駆動しているか否かを判定する(ステップST5)。情報端末20がエンジン7が駆動していないと判定する(ステップST5:No)とステップST1に戻り、エンジン7が駆動していると判定する(ステップST5:Yes)と通常稼働モードに移行する(ステップST6)。その後、走行系ECU25は、予め設定された暗証番号と、携帯端末27から入力した解除用暗証番号とを照合し、これらが一致しているか否かを判定する(ステップST7)。
走行系ECU25は、暗証番号が一致していないと判定する(ステップST7:No)とステップST7を繰り返し、暗証番号が一致したと判定する(ステップST7:Yes)と、前後進切換レバーロック機構13にセキュリティ状態を解除させる(ステップST8)。こうして、トラクタ1は、セキュリティ状態からセキュリティ状態を解除した状態に移行する。
また、情報端末20は、エンジン7が駆動しているか否かを判定する(ステップST3,ST5)には、トラクタ1のエンジン始動スイッチからの操作信号により判定してもよく、エンジン始動スイッチからの操作信号とエンジン回転数が所定回数以上であるか否かにより判定しても良い。この場合、エンジン始動スイッチからエンジンを始動する操作信号が入力したと判定した場合、エンジン回転数が所定回転数以上であると判定した場合に、エンジン7が駆動していると判定する。さらに、情報端末20は、外部に情報を送信したこととエンジン回転数が所定回数以上であるか否かによりエンジン7が駆動しているか否かを判定しても良い。この場合、外部に情報を送信しかつエンジン回転数が所定回転数以上であると判定した場合に、エンジン7が駆動していると判定する。
次に、前述したトラクタ1のセキュリティ状態を解除した状態からセキュリティ状態に移行する際の動作を図4を参照して説明する。セキュリティ状態を解除した状態では、トラクタ1は、携帯端末27が作業者からの操作がなくても解除用暗証番号を情報端末20に一定時間毎に送信し、情報端末20が受信した解除用暗証番号を一定時間毎に走行系ECU25に送信するとともに、少なくとも最新の解除用暗証番号を記憶しておく。そして、走行系ECU25は、予め設定された暗証番号と、携帯端末27から入力した最新の解除用暗証番号とを照合し、これらが一致しているか否かを判定する(ステップST11)。
走行系ECU25が暗証番号が一致したと判定する(ステップST11:Yes)と、情報端末20は、携帯端末27との通信が遮断されたか否かを判定する(ステップST12)。情報端末20が、携帯端末27との通信が遮断されていないと判定する(ステップST12:No)と、ステップST11に戻りセキュリティ状態を解除した状態を維持し、携帯端末27との通信が遮断されたと判定する(ステップST12:Yes)と、通信が遮断されてから所定時間経過したか否かを判定する(ステップST13)。情報端末20が、通信が遮断されてから所定時間経過していないと判定する(ステップST13:No)と、ステップST11に戻りセキュリティ状態を解除した状態を維持する。
情報端末20が、通信が遮断されてから所定時間経過したと判定する(ステップST13:Yes)と、走行系ECU25は、セキュリティ状態に移行する(ステップST14)。また、走行系ECU25が暗証番号が一致していないと判定する(ステップST11:No)と、走行系ECU25は、セキュリティ状態に移行する(ステップST14)。情報端末20は、エンジン7が駆動しているか否かを判定する(ステップST15)。情報端末20は、エンジン7が駆動していると判定する(ステップST15:Yes)と、ステップST15を繰り返して通常稼働モードを維持し、エンジン7が駆動していないと判定する(ステップST15:No)と、スリープモードに移行する(ステップST16)。こうして、トラクタ1は、セキュリティ状態を解除した状態からセキュリティ状態に移行する。
本実施形態に係るトラクタ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。トラクタ1の走行時には、主変速レバーと副変速レバーとによって主変速装置と副変速装置との変速指示を行い、アクセルペダルでエンジン7の回転数を調節する。また、進行方向を切り換える場合には、前後進切換レバー12を操作することにより、前進と後進とを切り換える。これらの操作は、センサ類で検出して走行系ECU25などに入力され、入力した情報に基づいて走行系ECU25などがソレノイド等を作動させることにより、エンジン7の運転制御や主変速装置、副変速装置の変速制御を行い、任意の走行状態で走行する。
また、進路の調節はステアリングハンドル10を操作することにより行い、減速はブレーキペダルを操作することにより行うが、ブレーキペダルは減速時のみでなく、急旋回時にも使用する。
また、トラクタ1は、圃場で作業を行ったり、路上を走行したりすることが可能になっているが、圃場と路上とでは、走行時における適切な速度領域が異なっている。このため、トラクタ1の走行時には、走行する場所等の走行状態に応じて主変速レバーや副変速レバーを操作することにより、速度領域を切り換える。
以上のように、本実施形態のトラクタ1の構成によれば、エンジン7の駆動中には、予め設定された暗証番号と携帯端末27から入力した最新の解除用暗証番号とが一致すると、情報端末20と携帯端末27との通信が遮断されても、所定時間、セキュリティ状態を解除した状態に維持する。このために、一度、セキュリティ状態を解除すると、携帯端末27を保持した作業員がトラクタ1から離間するなどして、情報端末20と携帯端末27との通信が遮断されても、トラクタ1の前後進、即ち、圃場での作業を行うことができる。したがって、トラクタ1は、盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができる。
また、トラクタ1は、情報端末20と携帯端末27との通信が遮断されて、所定時間経過後に、セキュリティ状態とすることができるので、携帯端末27を保持した作業員が長期に亘ってトラクタ1から離間して、情報端末20と携帯端末27との通信が遮断されると、トラクタ1が前後進することを禁止する。したがって、トラクタ1の確実な盗難防止を図ることができる。
また、トラクタ1は、セキュリティ状態とは前後進切換レバー12を前後輪4,5への動力を遮断した状態に維持することであるので、セキュリティ状態ではトラクタ1の前後進を確実に禁止でき、盗難防止を確実に図ることができる。また、セキュリティ状態であっても、エンジン7を駆動することができるので、トラクタ1を停止したままであっても作業機を駆動させることができ、圃場での作業を行うことができる。
また、トラクタ1は、情報端末20がエンジン7の停止中にスリープモードとなるので、省電力化を図ることができる。また、エンジン7が駆動すると、振動検出手段20aがエンジン7を駆動する際の振動を検出して、情報端末20が通常稼働モードに移行する。したがって、トラクタ1は、エンジン7を駆動すると情報端末20が携帯端末27と速やかに通信可能となるので、円滑に使用することができる。
[変形例1]
本発明の実施形態の変形例1に係る作業車両としてのトラクタ1を図5を参照して説明する。図5は、実施形態の変形例1に係る作業車両としてのトラクタのブロック図である。なお、図5において、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例1に係るトラクタ1は、情報端末20が電話基地局40及びインターネット回線41を介して、サーバー42と双方向通信可能である。また、トラクタ1は、情報端末20を除く機体2側の構成は、実施形態と同一である。
サーバー42は、トラクタ1の作業時のデータを蓄積するとともに、コンピュータ30とインターネット回線41を介して双方向通信可能である。サーバー42は、インターネット回線41を介して気象条件などの情報を取得可能であり、取得した情報を情報端末20及びコンピュータ30に送信可能である。
実施形態の変形例1に係るトラクタ1によれば、実施形態と同様に盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができるとともに、円滑に使用することができる。また、変形例1に係るトラクタ1によれば、情報端末20を除く機体2側の構成が実施形態と同一であるので、低コスト化を図ることができる。
[変形例2]
本発明の実施形態の変形例2に係る作業車両としてのトラクタ1を図6を参照して説明する。図6は、実施形態の変形例2に係る作業車両としてのトラクタのセキュリティ状態に移行する際のフローチャートの一例である。図6において、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例2に係るトラクタ1は、セキュリティ状態を解除した状態において、情報端末20が携帯端末27との通信が遮断されたと判定する(ステップST12:Yes)と、エンジン7が駆動しているか否かを判定する(ステップST13A)。情報端末20は、エンジン7が駆動していると判定する(ステップST13A:Yes)と、ステップST11に戻りセキュリティ状態を解除した状態を維持し、エンジン7が駆動していないと判定する(ステップST13A:No)と、セキュリティ状態に移行する(ステップST14)。このように、変形例2に係るトラクタ1は、情報端末20が携帯端末27との通信が遮断されても、エンジン7が駆動している間は、セキュリティ状態を解除した状態を維持して、圃場などでの走行を許容する。
実施形態の変形例2に係るトラクタ1によれば、実施形態と同様に盗難防止を図りながらも作業に支障が無いようにすることができるとともに、円滑に使用することができる。また、変形例2に係るトラクタ1によれば、情報端末20が携帯端末27との通信が遮断されても、エンジン7が駆動している間は、セキュリティ状態を解除した状態を維持するので、作業に支障が無いようにすることができる。
前述した実施形態、変形例1及び変形例2では、走行系ECU25が暗証番号を照合してセキュリティ状態を解除しているが、本発明では、暗証番号を照合してセキュリティ状態を解除するのが、情報端末20などの種々のものが行っても良い。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で組み合わせを変更したり、種々変形して実施することができる。
1 トラクタ(作業車両)
2 機体
4 前輪(車輪)
5 後輪(車輪)
7 エンジン
12 前後進切換レバー
20 情報端末
20a 振動検出手段
25 走行系ECU(セキュリティ解除手段)
27 携帯端末

Claims (4)

  1. 機体(2)に設置される情報端末(20)と、
    前記情報端末(20)と通信接続可能な携帯端末(27)と、
    前記機体(2)に搭載され、かつ予め設定されて記憶した暗証番号と、前記携帯端末(27)から入力した解除用暗証番号とが一致すると、前記機体(2)の走行を禁止するセキュリティ状態を解除して、前記機体(2)の走行を許容するセキュリティ解除手段(25)と、を備え、
    前記セキュリティ解除手段(25)は、前記セキュリティ状態を解除した状態で、前記機体(2)に搭載されたエンジン(7)の駆動中に前記情報端末(20)と前記携帯端末(27)との通信が遮断されても、前記セキュリティ状態を解除した状態に維持する
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  2. 機体(2)に設置される情報端末(20)と、
    前記情報端末(20)と通信接続可能な携帯端末(27)と、
    前記機体(2)に搭載され、かつ予め設定されて記憶した暗証番号と、前記携帯端末(27)から入力した解除用暗証番号とが一致すると、前記機体(2)の走行を禁止するセキュリティ状態を解除して、前記機体(2)の走行を許容するセキュリティ解除手段(25)と、を備え、
    前記セキュリティ解除手段(25)は、前記セキュリティ状態を解除した状態で、前記機体(2)に搭載されたエンジン(7)の駆動中に前記情報端末(20)と前記携帯端末(27)との通信が遮断されても、所定時間、前記セキュリティ状態を解除した状態に維持する
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  3. 前記セキュリティ状態とは、前記エンジン(7)から伝達されてくる動力による車輪(4,5)の前進、後進の切り換え及び前記動力の前記車輪(4,5)への遮断を行うための前後進切換レバー(12)を前記動力を遮断した状態に維持することであり、
    前記セキュリティ状態を解除した状態とは、前記前後進切換レバー(12)が車輪(4,5)を前進又は後進に切り換えることを許容する状態である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業車両(1)。
  4. 前記情報端末(20)は、前記エンジン(7)の停止時にスリープモードで休止するとともに、振動を検出する振動検出手段(20a)を備え、前記スリープモードで休止中に前記振動検出手段(20a)が振動を検出すると通常稼働モードに移行する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の作業車両(1)。
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