JP2016095756A - 標識情報表示システム及び標識情報表示方法 - Google Patents

標識情報表示システム及び標識情報表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016095756A
JP2016095756A JP2014232552A JP2014232552A JP2016095756A JP 2016095756 A JP2016095756 A JP 2016095756A JP 2014232552 A JP2014232552 A JP 2014232552A JP 2014232552 A JP2014232552 A JP 2014232552A JP 2016095756 A JP2016095756 A JP 2016095756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sign
information display
information
vehicle
sign information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014232552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6093338B2 (ja
Inventor
真之介 齋藤
Shinnosuke Saito
真之介 齋藤
裕次 横地
Yuji Yokochi
裕次 横地
高津戸 泉
Izumi Takatsudo
泉 高津戸
池田 哲夫
Tetsuo Ikeda
哲夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014232552A priority Critical patent/JP6093338B2/ja
Publication of JP2016095756A publication Critical patent/JP2016095756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093338B2 publication Critical patent/JP6093338B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】自車の前後進行方向又はシフト位置に応じて運転者に道路標識の情報を提供することが可能な標識情報表示システム及び標識情報表示方法を提供する。
【解決手段】標識情報表示システム12又は標識情報表示方法では、標識認識装置70が道路標識300を認識した場合、表示制御装置72は、標識情報を標識情報表示装置28に表示させるか否かを、自車10の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、自車の周辺に存在する道路標識の情報を表示する標識情報表示システム及び標識情報表示方法に関する。
特許文献1では、カーナビゲーション装置を搭載していない車両であっても、交差点手前での一時停止を運転者に的確に報知することができ、高い汎用性を得ることのできる運転支援装置を提供することを目的としている([0007]、要約)。当該目的を達成するため、特許文献1の車両制御部12は、車両に搭載したカメラユニット10で撮影した画像データに基づいて、交差点6を検出し、次いで当該交差点6に信号機3が有るか否か、停止標識4が有るか否か、停止線5が有るか否かを調べる。そして、信号機3の信号灯色が赤色或いは黄色であり、或いは停止標識4が検出され、或いは停止線5が検出された場合であって、自車両1が停止線5に到達するまでの距離Lが注意報知距離L1以内で(L≦L1)、且つ車速Vが設定車速V1以上の場合、警報装置14から運転者に注意を促す警報を発生させる(要約)。
特開2011−145892号公報
上記のように、特許文献1では、停止標識4が検出された場合等、所定の条件が成立した場合、運転者に注意を促す警報を発生させる(要約)。特許文献1では、自車が進行中の場合の制御について検討しているが、自車が駐車する場合等、自車の前後進行方向又はシフト位置が変化する場面について検討されていない。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、自車の前後進行方向又はシフト位置に応じて運転者に道路標識の情報を提供することが可能な標識情報表示システム及び標識情報表示方法を提供することを目的とする。
本発明に係る標識情報表示システムは、自車の前方画像を取得するカメラと、前記前方画像から道路標識を認識する標識認識装置と、前記標識認識装置が認識した前記道路標識の情報である標識情報を表示する標識情報表示装置と、前記標識情報表示装置を制御する表示制御装置とを備えるものであって、前記標識認識装置が前記道路標識を認識した場合、前記表示制御装置は、前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させるか否かを、前記自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、道路標識が認識された場合、標識情報を標識情報表示装置に表示させるか否かを、自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替える。これにより、自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて標識情報を表示することが可能となる。従って、自車の前後進行方向の観点から運転者が必要としない可能性が高い標識情報を非表示とすることで、運転者に必要な情報のみを提供することが可能となる。加えて、運転者に不必要な標識情報を表示することによる運転者の混乱を避けることも可能となる。
前記表示制御装置は、前記標識情報を表示している状態で前記自車の前後進行方向又は前記シフト位置が変化しても、前記標識情報の表示を一定時間保持してもよい。これにより、運転者が前後進行方向又はシフト位置の変更を実際に意図しているか否かを判定することが可能となる。従って、運転者が前後進行方向又はシフト位置の変更を意図していない場合、標識情報の表示及び非表示が短時間で切り替わることに伴う運転者の違和感を避けることが可能となる。
前記道路標識は、一時停止標識及び進入禁止標識の少なくとも一方からなる第1標識を含み、前記標識認識装置が前記第1標識を認識した場合、前記表示制御装置は、前記自車が後方に進むとき、前記第1標識の前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させない。これにより、自車の前方に一時停止標識又は進入禁止標識が存在する場合であっても、これらの標識を運転者に対して通知する必要性が低い場面では、これらの標識に関する標識情報を非表示とすることが可能となる。
前記道路標識は、駐車禁止標識及び停車禁止標識の少なくとも一方からなる第2標識を含み、前記標識認識装置が前記第2標識を認識した場合、前記表示制御装置は、前記自車が後方に進むとき、前記第2標識の前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させてもよい。これにより、自車の前後進行方向又はシフト位置に応じて表示及び非表示を切り替える道路標識を適切に選択することが可能となる。
前記標識情報表示システムは、前記自車の現在位置を検出する現在位置検出装置と、地図情報を蓄積した地図データベースとを備え、前記地図情報に基づいて前記自車の現在位置が駐車場内にあると判定され且つ前記標識認識装置により前記道路標識が認識された場合、前記表示制御装置は、前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させるか否かを、前記自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替えてもよい。これにより、駐車場内において自車の前後進行方向が変化している際、道路標識を運転者に対して通知する必要性が低い場面では、当該道路標識に関する標識情報を非表示とすることが可能となる。
本発明に係る標識情報表示方法は、カメラにより自車の前方画像を取得する画像取得ステップと、標識認識装置により前記前方画像から道路標識を認識する標識認識ステップと、前記道路標識の情報である標識情報を標識情報表示装置に表示する標識情報表示ステップとを備えるものであって、前記標識情報表示ステップでは、前記標識認識装置が前記道路標識を認識した場合、前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させるか否かを、前記自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替えることを特徴とする。
前記標識情報を表示している状態で前記自車の前後進行方向又は前記シフト位置が変化しても、前記標識情報の表示を一定時間保持してもよい。また、前記道路標識は、一時停止標識及び進入禁止標識の少なくとも一方からなる第1標識を含んでもよい。この場合、前記標識認識装置が前記第1標識を認識し且つ前記自車の進行方向が前方から後方に変化した場合、前記第1標識の前記標識情報の表示を一定時間保持した後、非表示としてもよい。
本発明によれば、自車の前後進行方向又はシフト位置に応じて運転者に道路標識の情報を提供することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る標識情報表示システムを備える車両の構成を示すブロック図である。 第1実施形態において、前記車両の内部及び前記車両から見える景色を示す図である。 第1実施形態のマルチ・インフォメーション・ディスプレイ(MID)の表示例を示す図である。 比較例に係る標識情報表示制御を適用する場面の一例を示す図である。 第1実施形態の標識情報表示制御を適用する場面の一例を示す図である。 第1実施形態における標識情報表示制御のフローチャートである。 第1実施形態において、道路標識のうち一時停止標識又は進入禁止標識について情報提供要否判断を行うフローチャート(図6のS2の一部)である。 第1実施形態において、道路標識のうち駐車禁止標識又は停車禁止標識について情報提供要否判断を行うフローチャート(図6のS2の一部)である。 本発明の第2実施形態に係る標識情報表示システムを備える車両の構成を示すブロック図である。 第2実施形態において、道路標識のうち一時停止標識又は進入禁止標識について情報提供要否判断を行うフローチャート(図6のS2の一部)である。
A.第1実施形態
[A1.構成]
(A1−1.全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る標識情報表示システム12(以下「表示システム12」ともいう。)を備える車両10(以下「自車10」ともいう。)の構成を示すブロック図である。図2は、第1実施形態において、車両10の内部及び車両10から見える景色を示す図である。第1実施形態では、車両10が左側通行の場合を前提としている。また、車両10は、右ハンドル車であるが、左ハンドル車であってもよい。
表示システム12は、前方カメラ20(以下「カメラ20」ともいう。)と、シフト位置センサ22と、車速センサ24と、汎用モニタ26と、マルチ・インフォメーション・ディスプレイ28(以下「MID28」という。)と、スピーカ30と、標識情報提供電子制御装置32(以下「ECU32」又は「標識情報提供ECU32」という。)とを含む。
(A1−2.カメラ20)
カメラ20(撮像装置)は、車両10の周囲の画像Imc(以下「周辺画像Imc」ともいう。)を取得する。そして、画像Imcに対応する信号(以下「画像信号Sic」又は「信号Sic」という。)をECU32に出力する。第1実施形態において、周辺画像Imcは、道路標識300(以下「標識300」ともいう。)(図2等)を認識又は検出するために用いられる。なお、第1実施形態における標識300には、道路上に表示されたいわゆる道路標示及び道路信号を含み得る。
図2に示すように、カメラ20は、車両10の車室内の前方部分における車幅方向中心部(例えば、バックミラー40の周辺)に配置されており、フロントウインドシールド42を通して、車両10の周囲を撮像する。或いは、カメラ20は、車両10の前部バンパー部における車幅方向中心部に配置されてもよい。図2の例では、カメラ20が撮像する周辺領域として、標識300、自車10の走行車線302及び反対車線304が含まれる。また、図2に示す標識300は、制限速度(図2の例では時速40km/h)を示すもの(以下「制限速度標識300a」ともいう。)である。
第1実施形態では、1つのカメラ20を用いるが、2つのカメラ20を左右対称に配置させてステレオカメラを構成してもよい。カメラ20は、1秒間に15フレーム以上(例えば30フレーム)で画像Imcを取得する。カメラ20は、第1実施形態のカラーカメラであるが、用途によっては、モノクロカメラ又は赤外線カメラであってもよい。
(A1−3.シフト位置センサ22及び車速センサ24)
シフト位置センサ22は、シフトレバー34の位置Ps(以下「シフト位置Ps」ともいう。)を検出する。検出したシフト位置Psは、図示しない動力電子制御装置(動力ECU)に出力されて車両10の動力の制御(例えば、図示しないエンジン及びトランスミッションの制御)に用いられると共に、標識情報提供ECU32に出力されて後述する方法で用いられる。
シフト位置Psに関し、車両10がオートマチック車両である場合、例えば、パーキング(P)、ニュートラル(N)、ドライブ(D)、リバース(R)及びブレーキ(B)が含まれる。或いは、車両10がマニュアル車である場合、シフト位置Psには、例えば、N、1〜5速及びRが含まれる。なお、図2では、シフトレバー34の図示を省略している。
車速センサ24は、車両10の車速V[km/h]を検出してECU32等に出力する。
(A1−4.汎用モニタ26)
汎用モニタ26は、図示しないオーディオ機器等、車両10内の機器の表示装置として用いることができる。
(A1−5.MID28)
MID28は、車両10の運転の際の付随情報を可視化して表示する簡易表示装置(アイコン表示装置)である。第1実施形態のMID28は、標識300の情報(以下「標識情報Is」という。)を表示する。MID28は、汎用モニタ26(特に、その表示用パネル)よりも構成が簡便で、且つ安価な表示モジュールである。例えば、汎用モニタ26よりも解像度の低い表示用パネル(例えば、ノンインタレース方式で動作するもの)をMID28として用いることができる。
図2に示すように、MID28は、計器盤46の上側近傍のダッシュボード44(又は計器盤46内)に設けられる。MID28は、運転者がステアリング48の上側の隙間を介してMID28を視認可能となるような位置に配置されている。これにより、運転者は、車両10の前方へ顔を向けた状態のまま、MID28を見ることが可能となる。なお、MID28の位置は、上記の場所に限らない。また、MID28の代わりに、汎用モニタ26に標識情報Isを表示させてもよい。
図3は、第1実施形態のMID28の表示例を示す。図3に示すように、MID28には、横方向に長尺な矩形状の表示領域50が設けられている。表示領域50の右側には、標識300(ここでは制限速度標識300a)のマークを模した標識アイコン52が表示されている。表示領域50のその他の部分にも標識アイコン52(例えば、後述する一時停止標識300b(図5)に対応する標識アイコン52)を表示することができる。なお、MID28には、少なくとも1種類の標識アイコン52(制限速度標識300aに対応するものに限らない。)に加え、燃費、現在時刻、計器盤46に関する情報等を表示可能である。
(A1−6.標識情報提供ECU32)
ECU32は、表示システム12の全体を制御するものであり、図1に示すように、入出力部60、演算部62及び記憶部64を有する。
カメラ20からの画像信号Sicは、入出力部60を介してECU32に供給される。入出力部60は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する図示しないA/D変換回路を備える。
演算部62は、カメラ20からの信号Sic等に基づく演算を行い、演算結果に基づき、MID28に対する信号を生成する。
図1に示すように、演算部62は、標識認識部70(以下「認識部70」ともいう。)と、表示制御部72(以下「制御部72」ともいう。)とを有する。認識部70及び制御部72は、記憶部64に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。前記プログラムは、図示しない無線通信装置(携帯電話機、スマートフォン等を含み得る。)を介して外部から供給されてもよい。前記プログラムの一部をハードウェア(回路部品)で構成することもできる。
標識認識部70は、カメラ20からの画像信号Sicに基づいて標識300を認識する。表示制御部72は、標識認識部70の認識結果に基づいてMID28における標識アイコン52の表示を制御する(詳細は、図5、図6等を参照して後述する。)。
[A2.第1実施形態の標識情報表示制御]
(A2−1.第1実施形態の標識情報表示制御の基本的な考え方)
図4は、比較例に係る標識情報表示制御を適用する場面の一例を示す図である。図5は、第1実施形態の標識情報表示制御を適用する場面の一例を示す図である。図4及び図5のいずれにおいても、車両10が駐車場310に駐車する際の様子が示されている。すなわち、車両10は、地点P1から地点P2に前進した後、シフト位置Psを「D」から「R」に切り替えて地点P3まで後退して駐車場310に駐車する。地点P1における車両10の走行車線302の脇には、道路標識300が配置されている。ここでの道路標識300は、日本国における一時停止標識300bである。また、図4及び図5それぞれにおける3ヶ所の吹き出しは、MID28の表示を示す。このため、各吹き出しには、MID28を示す参照符号28を付している。
比較例に係る標識情報表示制御では、自車10の前後進行方向及びシフト位置Psにかかわらず、特定の標識300が認識されなくなってから又は標識アイコン52を表示してからの自車10の走行距離が距離閾値以上となるか又は標識アイコン52を表示してから所定時間が経過するまで標識アイコン52を表示し続ける。前記距離閾値は、例えば、200〜1000mのいずれかの固定値又は可変値とすることができる。また、前記所定時間は、例えば、30秒〜5分のいずれかの固定値又は可変値とすることができる。
このため、図4に示すように、比較例に係る標識情報表示制御では、地点P1、P2、P3のいずれにおいても、標識300に対応する標識アイコン52がMID28に表示され続ける。このため、車両10の運転者は、車両10が後退している際にも前方の標識300を示す標識アイコン52を見ることとなるため、違和感を憶える可能性がある。
第1実施形態の標識情報表示制御についても、比較例と同様の処理を行うものの、これに加え、自車10のシフト位置Psに応じて標識アイコン52の表示(標識情報Isの提供)を切り替える(詳細は図6を参照して後述する。)。このため、図5に示すように、第1実施形態の標識情報表示制御では、地点P1においては標識アイコン52をMID28に表示するが、車両10が地点P2、P3にあるとき、MID28において、標識300に対応する標識アイコン52を非表示とする。従って、車両10が後退している際、標識アイコン52が表示されないため、比較例のような違和感を車両10の運転者に与えることを防止することが可能となる。
(A2−2.第1実施形態の標識情報表示制御の全体的な流れ)
図6は、第1実施形態における標識情報表示制御のフローチャートである。標識情報表示制御は、ECU32の演算部62(認識部70及び制御部72)が実行する。図6の各ステップのうちステップS1は、標識認識部70が実行し、ステップS2〜S5は、表示制御部72が実行する。ECU32は、図6に示す処理を所定の演算周期(例えば、数μsec〜数百msecのいずれかの周期)で繰り返す。
ステップS1において、ECU32は、カメラ20の画像信号Sic(周辺画像Imc)に基づいて標識300を認識又は検出する標識認識処理を実行する。ステップS2において、ECU32は、認識した標識300毎に情報提供の要否を判断する。ステップS2の具体例については、図7及び図8を参照して後述する。
ステップS3において、ECU32は、ステップS2の判断結果に基づいて各標識300について情報提供を要するか否かを判定する。情報提供を要する標識300の場合(S3:YES)、ステップS4において、ECU32は、当該標識300に対応する標識アイコン52(標識情報Is)をMID28に表示させて標識情報Isを運転者に提供する。なお、標識300の種類に応じて、ECU32は、スピーカ30から警告音(ブザー音又は標識300bが示す内容を通知する音声)を出力させてもよい。情報提供を要さない標識300の場合(S3:NO)、ステップS5において、ECU32は、当該標識300に対応する標識アイコン52(標識情報Is)を非表示とする。なお、ここにいう「非表示」とは、運転者の注意を引かない程度に輝度を低下させて標識アイコン52を表示させる場合を含む。
(A2−3.標識認識処理(図6のS1))
標識認識処理について補足する。上記のように、標識認識部70は、カメラ20からの画像信号Sicに基づいて標識300を認識又は検出する。例えば、認識部70は、標識300を示すパターン(標識パターン)を事前に記憶部64に登録しておき、当該標識パターンに合致する画像が、周辺画像Imcに含まれているか否かを行う(パターンマッチング)。ここでの標識パターンは、標識300の種類に応じて複数設けることができる。そして、標識パターンのいずれかに合致する画像が見つかった場合、標識認識部70は、当該標識パターンが示す標識300が存在すると認識する。
(A2−4.情報提供要否判断(図6のS2))
(A2−4−1.一時停止標識300b又は進入禁止標識)
図7は、第1実施形態において、道路標識300のうち一時停止標識300b(図5)又は進入禁止標識(図示せず)について情報提供要否判断を行うフローチャート(図6のS2の一部)である。ステップS11において、ECU32は、シフト位置PsがR(リバース)であるか否かを判定する。シフト位置PsがRである場合(S11:YES)、ステップS12において、ECU32は、カウント値CNTに1を加算する。
続くステップS13において、ECU32は、シフト位置PsがRになってから所定時間THcnt以上継続しているか否かを判定する。所定時間THcntは、例えば、運転者が当該シフト位置Psへの変更を意図しているか否かを判定するための閾値であり、例えば、1〜3秒のいずれかの値に設定される。シフト位置PsがRになってから所定時間THcnt以上継続している場合(S13:YES)、ステップS14において、ECU32は、一時停止標識300b又は進入禁止標識について情報提供が不要であると判定する。
ステップS11に戻り、シフト位置PsがRでない場合(S11:NO)、ステップS15において、ECU32は、カウント値CNTをリセットしてゼロとする。ステップS13において所定時間THcnt以上継続していない場合(S13:NO)又はステップS15の後、ステップS16において、ECU32は、一時停止標識300b又は進入禁止標識について情報提供を要すると判定する。
(A2−4−2.駐車禁止標識又は停車禁止標識)
図8は、第1実施形態において、道路標識300のうち駐車禁止標識又は停車禁止標識(いずれも図示せず)について情報提供要否判断を行うフローチャート(図6のS2の一部)である。ステップS21において、ECU32は、自車10の車速Vが車速閾値THv(以下「閾値THv」ともいう。)以上であるか否かを判定する。なお、停車禁止標識は、駐停車禁止標識を含む。
閾値THvは、運転者に対して駐車禁止標識又は停車禁止標識を通知する必要がないほど車両10が高速に走行しているか否かを判定する閾値である。閾値THvは、例えば、60〜100km/hのいずれかの値に設定される。
自車10の車速Vが閾値THv以上である場合(S21:YES)、ステップS22において、ECU32は、駐車禁止標識又は停車禁止標識について情報提供が不要であると判定する。自車10の車速Vが閾値THv以上でない場合(S21:NO)、ステップS23において、ECU32は、駐車禁止標識又は停車禁止標識について情報提供を要すると判定する。
なお、例えば、図7の処理に着目した場合、図8のステップS21、S22を省略し、ステップS23のみとしてもよい。
[A3.第1実施形態の効果]
以上のように、第1実施形態によれば、道路標識300が認識された場合(図6のS1)、標識アイコン52(標識情報Is)をMID28(標識情報表示装置)に表示させるか否かを、自車10のシフト位置Ps(又は前後進行方向)に基づいて切り替える(図7のS11、S14、S16)。これにより、自車10のシフト位置Ps(又は前後進行方向)に基づいて標識情報Isを表示することが可能となる。従って、自車10の前後進行方向の観点から運転者が必要としない可能性が高い標識情報Isを非表示とすることで、運転者に必要な情報のみを提供することが可能となる。加えて、運転者に不必要な標識情報Isを表示することによる運転者の混乱を避けることも可能となる。
第1実施形態において、表示制御部72(表示制御装置)は、標識アイコン52(標識情報Is)を表示している状態で自車10のシフト位置Ps(又は前後進行方向)が変化しても、標識情報Isの表示を一定時間保持する(図7のS12、S13)。これにより、運転者が前後進行方向又はシフト位置Psの変更を実際に意図しているか否かを判定することが可能となる。従って、運転者が前後進行方向又はシフト位置Psの変更を意図していない場合、標識情報Isの表示及び非表示が短時間で切り替わることに伴う運転者の違和感を避けることが可能となる。
第1実施形態において、図7のフローチャートは、一時停止標識300b又は進入禁止標識に関するものである(図7)。また、標識認識部70(標識認識装置)が一時停止標識300b又は進入禁止標識を認識した場合、表示制御部72(表示制御装置)は、自車10のシフト位置Psが「R」であるとき(換言すると、自車10が後方に進むとき)、一時停止標識300b又は進入禁止標識の標識情報IsをMID28(標識情報表示装置)に表示させない(図7)。これにより、自車10の前方に一時停止標識300b又は進入禁止標識が存在する場合であっても、これらの標識を運転者に対して通知する必要性が低い場面では、これらの標識に関する標識情報Isを非表示とすることが可能となる。
第1実施形態において、道路標識300には、駐車禁止標識又は停車禁止標識が含まれる(図8)。また、標識認識部70が駐車禁止標識又は停車禁止標識を認識した場合、表示制御部72は、自車10のシフト位置Psが「R」であるときであっても(換言すると、自車10が後方に進むときであっても)、駐車禁止標識又は停車禁止標識の標識情報IsをMID28に表示させる(図8参照)。これにより、自車10のシフト位置Ps(又は前後進行方向)に応じて表示及び非表示を切り替える道路標識300を適切に選択することが可能となる。
B.第2実施形態
[B1.構成]
(B1−1.全体構成)
図9は、本発明の第2実施形態に係る標識情報表示システム12a(以下「表示システム12a」ともいう。)を備える車両10A(以下「自車10A」ともいう。)の構成を示すブロック図である。第2実施形態の構成要素のうち第1実施形態と同様のものについては、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
第1実施形態の表示システム12と比較して、第2実施形態の表示システム12aでは、標識情報Isとしての標識アイコン52を表示するか否かをさらに細かく設定することが可能となる。図9に示すように、第2実施形態の車両10Aは、ナビゲーション装置80を有する。標識情報提供電子制御装置32a(以下「ECU32a」という。)の演算部62aの表示制御部72a(以下「制御部72a」ともいう。)は、標識アイコン52を表示するか否かを判定するための判断基準として、ナビゲーション装置80の出力を用いる(詳細は、図10を参照して後述する。)。
(B1−2.ナビゲーション装置80)
ナビゲーション装置80は、乗員に走行予定経路を案内するものであり、現在位置検出部90と、地図データベース92(以下「地図DB92」という。)とを備える。現在位置検出部90は、GPS(Global Positioning System)等を用いて車両10Aの現在位置Pcを検出する。地図DB92は、乗員への経路案内に用いる地図情報Imを蓄積している。
ナビゲーション装置80は、自車10Aの現在位置Pcから最寄りの駐車場310までの距離Dを、ECU32aからの問合せQdに応じてECU32aに通知する。或いは、ナビゲーション装置80は、ECU32aからの問合せQdなしに所定のタイミングで距離DをECU32aに通知してもよい。当該所定のタイミングとしては、例えば、ナビゲーション装置80を起動した時点、車両10Aの走行に応じて現在位置Pcが所定距離移動した時点及び特定の時間(固定時間)(例えば、数秒〜数十秒のいずれか)が経過した時点の少なくとも1つを用いることができる。
[B2.第2実施形態の標識情報表示制御]
(B2−1.第2実施形態の標識情報表示制御の全体的な流れ)
第2実施形態における標識情報表示制御の全体的な流れは、第1実施形態の標識情報表示制御(図6)と同様である。
(B2−2.一時停止標識300b又は進入禁止標識に関する情報提供要否判断(図6のS2))
図10は、第2実施形態において、道路標識300のうち一時停止標識300b又は進入禁止標識について情報提供要否判断を行うフローチャート(図6のS2の一部)である。
ステップS31において、ECU32aは、自車10Aが駐車場310(図5)内又は駐車場310の近傍に位置しているか否かを判定する。当該判定は、例えば、次のように行う。すなわち、ECU32aは、ナビゲーション装置80に対し、現在位置Pcから最寄りの駐車場310までの距離Dについて問合せQdを行う。ECU32aからの問合せQdを受けたナビゲーション装置80は、地図DB92内の地図情報Imを検索して、現在位置Pcから最寄りの駐車場310までの距離Dを判定する。そして、ナビゲーション装置80は、判定した距離DをECU32aに送信する。なお、ECU32aは、ナビゲーション装置80から現在位置Pc及び地図情報Imを取得して、自ら距離Dを算出してもよい。
ナビゲーション装置80から距離Dを受信したECU32aは、距離Dに基づいて自車10Aが駐車場310内又は駐車場310の近傍に位置しているか否かを判定する。当該判定は、例えば、距離Dが所定の距離閾値THd以下であるか否かにより行う。なお、図5では駐車場310が車両1台分のスペースであるため、ステップS31において、自車10Aが駐車場310内に位置しているか否かに加え、自車10Aが駐車場310の近傍に位置しているか否かを判定している。しかしながら、例えば、車両数十台〜数百台分のスペースがある駐車場310についてであれば、ステップS31において、自車10Aが駐車場310内に位置しているか否かのみを判定することも可能である。
自車10が駐車場310内及び駐車場310の近傍に位置していない場合(S31:NO)、ステップS37に進み、ECU32aは、情報提供を要すると判定する。自車10Aが駐車場310内又は駐車場310の近傍に位置している場合(S31:YES)、ステップS32に進む。ステップS32〜S37は、図7のステップS11〜S16と同様である。
[B3.第2実施形態の効果]
第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え又はこれに代えて、次の効果を奏することができる。
第2実施形態において、表示システム12aは、自車10Aの現在位置Pcを検出する現在位置検出部90(現在位置検出装置)と、地図情報Imを蓄積した地図DB92とを備える(図9)。地図情報Imに基づいて自車10Aの現在位置Pcが駐車場310内又は駐車場310の近傍にあると判定され(図10のS31:YES)且つ標識認識部70(標識認識装置)により道路標識300が認識された場合(図6のS1)、表示制御部72a(表示制御装置)は、標識情報IsをMID28(標識情報表示装置)に表示させるか否かを、自車10Aのシフト位置Ps(又は前後進行方向)に基づいて切り替える(図10のS32、S35、S37)。これにより、駐車場310内又は駐車場310の近傍において自車10Aの前後進行方向が変化している際、道路標識300を運転者に対して通知する必要性が低い場面では、当該道路標識300に関する標識情報Isを非表示とすることが可能となる。
C.変形例
なお、本発明は、上記各実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
[C1.適用対象]
上記各実施形態では、表示システム12、12aを車両10、10Aに適用したが(図1、図9)、これに限らず、別の対象に適用してもよい。例えば、表示システム12、12aを船舶や航空機等の移動物体に用いることもできる。また、表示システム12、12aを車両10、10A(移動物体)自体に搭載するのではなく、車両10、10Aの外部(例えば、ビーコン等の路側装置)に配置してもよい。この場合、車両10、10Aと表示システム12、12aの間で通信を行い、表示システム12、12aの認識結果を車両10、10Aに送信することも可能である。
[C2.表示システム12、12aの構成]
上記各実施形態では、表示システム12、12aの出力(標識アイコン52)を、MID28で用いたが(図3、図5、図6のS4)、それ以外の構成要素で用いることも可能である。例えば、表示システム12、12aの出力(例えば、標識アイコン52)を汎用モニタ26で用いてもよい。また、MID28での表示に着目すれば、汎用モニタ26を省略することも可能である。
第2実施形態で用いる地図情報Imは、ナビゲーション装置80の地図DB92に蓄積されたものであった(図9参照)。しかしながら、例えば、自車10Aが駐車場310内又は駐車場310の近傍に位置するか否かを判定する観点からすれば、地図情報Imはこれに限らない。例えば、乗員に経路案内を行うナビゲーション装置80の代わりに、経路案内を行わないが地図情報Imの提供を行う装置(マップ・ポジショニング・ユニット(MPU))に地図DB92を設け、MPUの地図DB92に蓄積した地図情報Imを用いることも可能である。或いは、図示しない外部通信装置を介して現在位置Pcを図示しないサーバに送信し、現在位置Pcに対応する地図情報Im(又は現在位置Pcから最寄りの駐車場310までの距離D)を前記サーバから取得してナビゲーション装置80又は表示制御部72aで利用してもよい。
[C3.ECU32、32aの制御]
(C3−1.標識情報Isの提供)
上記各実施形態では、周辺画像Imc(前方画像)に基づいて運転者に通知する標識情報Isとして標識アイコン52を用いた(図3、図5参照)。しかしながら、例えば、標識情報Isを運転者に通知する観点からすれば、これに限らない。例えば、ヘッドアップディスプレイ(HUD)において道路標識300を強調する構成(例えば、道路標識300に対応させて強調枠を表示する構成)において、自車10の前後進行方向又はシフト位置Psに応じて道路標識300の強調を行うか否かを切り替えることも可能である。或いは、道路標識300の存在を音声出力する構成において、自車10の前後進行方向又はシフト位置Psに応じて道路標識300に関する音声案内を行うか否かを切り替えてもよい。
上記各実施形態では、シフト位置Psが「R」になってから所定時間THcnt以上継続してから標識300の情報提供が不要と判定した(図7のS13:YES→S14、図10のS34:YES→S35)。しかしながら、例えば、車両10、10Aの前後進行方向又はシフト位置Psに応じて情報提供の要否を判定する観点からすれば、所定時間THcnt以上継続したか否かの判定(S13、S34)を省略することも可能である。
また、例えば、シフトレバー34の操作が比較的頻繁に行われることにより標識アイコン52(標識情報Is)の表示及び非表示の切替えが頻繁に行われることを避ける観点からすれば、非表示状態を一定時間継続することも可能である。例えば、シフト位置Psが「R」から「D」に切り替わっても、「D」の状態で所定時間THcnt以上継続するまでは、標識アイコン52(標識情報Is)を非表示状態に維持してもよい。
情報提供要否判断(図6のS2)に関し、第1実施形態では、一時停止標識300b又は進入禁止標識の場合(図7)と、駐車禁止標識又は停車禁止標識の場合(図8)について説明した。しかしながら、情報提供要否判断(図6のS2)は、その他の標識300についても行うことが可能である。例えば、制限速度標識300a(図2)に関し、シフト位置Psが「R」、「N」又は「P」のいずれかの場合に非表示としてもよい。
第2実施形態では、自車10Aが駐車場310内又は駐車場310の近傍に位置するか否かを判定したが(図10のS31)、駐車場310内に位置するかのみ又は駐車場310の近傍に位置するかのみを判定することも可能である。
(C3−2.自車10、10Aの前後進行方向又はシフト位置Ps)
上記各実施形態では、シフト位置Psが「R」(リバース)であるか否かに応じて、情報提供の要否を判定した(図7のS11、図10のS32)。しかしながら、標識情報IsをMID28(標識情報表示装置)に表示させるか否かを、自車10、10Aの前後進行方向又はシフト位置Psに基づいて切り替える観点からすれば、これに限らない。
例えば、シフト位置Psが「N」又は「P」である場合に情報提供の要否を判定することも可能である。或いは、自車10、10Aの車速V(車輪速を含む。)に基づいて自車10、10Aが後方に進んでいるとき又は自車10、10Aが停止しているときに情報提供の要否を判定してもよい。なお、シフト位置Psが「N」又は「P」である場合、一時停止標識300b又は進入禁止標識についても非表示としてもよい。
(C3−3.道路標識300)
第1実施形態では、標識300として、制限速度標識300a(図2)、一時停止標識300b(図5、図7)、進入禁止標識(図7)、駐車禁止標識(図8)及び停車禁止標識(図8)について言及した。しかしながら、例えば、MID28等の表示装置を用いて運転者に標識情報Isを提供する観点からすれば、これに限らない。例えば、標識300には、次のものを選択的に含めることが可能である。
(a) バス専用車線を示す標識
(b) 電気自動車のみ走行可能な車線を示す標識
(c) ナンバープレートの番号が所定の数(例えば、末尾が奇数)の車両のみ走行可能な車線を示す標識
(d) スクールゾーン(児童が登校するために一時的に車両10の進入を禁止する領域)を示す標識
10、10A…自車
12、12a…標識情報表示システム 20…前方カメラ
28…MID(標識情報表示装置) 52…標識アイコン(標識情報)
70…標識認識部(標識認識装置)
72、72a…表示制御部(表示制御装置)
90…現在位置検出部(現在位置検出装置) 92…地図DB
300…道路標識 300b…一時停止標識
310…駐車場 Im…地図情報
Imc…周辺画像(前方画像) Is…標識情報
Ps…シフト位置

Claims (6)

  1. 自車の前方画像を取得するカメラと、
    前記前方画像から道路標識を認識する標識認識装置と、
    前記標識認識装置が認識した前記道路標識の情報である標識情報を表示する標識情報表示装置と、
    前記標識情報表示装置を制御する表示制御装置と
    を備える標識情報表示システムであって、
    前記標識認識装置が前記道路標識を認識した場合、前記表示制御装置は、前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させるか否かを、前記自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替える
    ことを特徴とする標識情報表示システム。
  2. 請求項1に記載の標識情報表示システムにおいて、
    前記表示制御装置は、前記標識情報を表示している状態で前記自車の前後進行方向又は前記シフト位置が変化しても、前記標識情報の表示を一定時間保持する
    ことを特徴とする標識情報表示システム。
  3. 請求項1又は2に記載の標識情報表示システムにおいて、
    前記道路標識は、一時停止標識及び進入禁止標識の少なくとも一方からなる第1標識を含み、
    前記標識認識装置が前記第1標識を認識した場合、前記表示制御装置は、前記自車が後方に進むとき、前記第1標識の前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させない
    ことを特徴とする標識情報表示システム。
  4. 請求項3に記載の標識情報表示システムにおいて、
    前記道路標識は、駐車禁止標識及び停車禁止標識の少なくとも一方からなる第2標識を含み、
    前記標識認識装置が前記第2標識を認識した場合、前記表示制御装置は、前記自車が後方に進むとき、前記第2標識の前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させる
    ことを特徴とする標識情報表示システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の標識情報表示システムにおいて、
    前記標識情報表示システムは、
    前記自車の現在位置を検出する現在位置検出装置と、
    地図情報を蓄積した地図データベースと
    を備え、
    前記地図情報に基づいて前記自車の現在位置が駐車場内にあると判定され且つ前記標識認識装置により前記道路標識が認識された場合、前記表示制御装置は、前記標識情報を前記標識情報表示装置に表示させるか否かを、前記自車の前後進行方向又はシフト位置に基づいて切り替える
    ことを特徴とする標識情報表示システム。
  6. カメラにより自車の前方画像を取得する画像取得ステップと、
    標識認識装置により前記前方画像から道路標識を認識する標識認識ステップと、
    前記道路標識の情報である標識情報を標識情報表示装置に表示する標識情報表示ステップと
    を備える標識情報表示方法であって、
    前記道路標識は、一時停止標識及び進入禁止標識の少なくとも一方からなる第1標識を含み、
    前記標識認識装置が前記第1標識を認識し且つ前記自車の進行方向が前方から後方に変化した場合、前記第1標識の前記標識情報の表示を一定時間保持した後、非表示とする
    ことを特徴とする標識情報表示方法。
JP2014232552A 2014-11-17 2014-11-17 標識情報表示システム及び標識情報表示方法 Active JP6093338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014232552A JP6093338B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 標識情報表示システム及び標識情報表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014232552A JP6093338B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 標識情報表示システム及び標識情報表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016095756A true JP2016095756A (ja) 2016-05-26
JP6093338B2 JP6093338B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=56071753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014232552A Active JP6093338B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 標識情報表示システム及び標識情報表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6093338B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211998A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 トヨタ自動車株式会社 車両の規制速度表示装置
CN109035859A (zh) * 2018-09-07 2018-12-18 北京车联天下信息技术有限公司 一种停车位置定位方法及装置
JP2020187415A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 マツダ株式会社 車両用道路標識情報表示装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308063A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Pioneer Electronic Corp ナビゲーション装置、並びに、表示制御方法及びプログラム
JP2009061871A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 画像表示システム及び画像表示装置
JP2009116461A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Denso Corp 交通違反報知装置
JP2012118804A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Honda Motor Co Ltd 警報装置
WO2013145146A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
JP2014067185A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Mitsubishi Motors Corp 運転支援装置
JP2014145999A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Denso Corp 制御システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308063A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Pioneer Electronic Corp ナビゲーション装置、並びに、表示制御方法及びプログラム
JP2009061871A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 画像表示システム及び画像表示装置
JP2009116461A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Denso Corp 交通違反報知装置
JP2012118804A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Honda Motor Co Ltd 警報装置
WO2013145146A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
JP2014067185A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Mitsubishi Motors Corp 運転支援装置
JP2014145999A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Denso Corp 制御システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211998A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 トヨタ自動車株式会社 車両の規制速度表示装置
CN109035859A (zh) * 2018-09-07 2018-12-18 北京车联天下信息技术有限公司 一种停车位置定位方法及装置
JP2020187415A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 マツダ株式会社 車両用道路標識情報表示装置
JP7358773B2 (ja) 2019-05-10 2023-10-11 マツダ株式会社 車両用道路標識情報表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6093338B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6084598B2 (ja) 標識情報表示システム及び標識情報表示方法
JP5278292B2 (ja) 情報提示装置
US10789490B2 (en) Method for calculating a display of additional information for an advertisement, a display unit, apparatus for carrying out the method, and transportation vehicle and computer program
JP6493551B2 (ja) 駐車支援方法及び駐車支援装置
US11486726B2 (en) Overlaying additional information on a display unit
WO2017068694A1 (ja) 駐車支援方法及び駐車支援装置
CN109564734B (zh) 驾驶辅助装置、驾驶辅助方法、移动体和程序
US11167752B2 (en) Driving assistant apparatus, driving assistant method, moving object, and program
US11021103B2 (en) Method for enriching a field of view of a driver of a transportation vehicle with additional information, device for use in an observer transportation vehicle, device for use in an object, and transportation vehicle
JP2016182906A (ja) 運転支援システム
JP5838547B2 (ja) 運転支援装置
JP2008018798A (ja) 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP6093338B2 (ja) 標識情報表示システム及び標識情報表示方法
WO2014076841A1 (ja) 表示装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
US20210197863A1 (en) Vehicle control device, method, and program
JP2008257323A (ja) 運転支援装置、運転支援装置を搭載した自動車、および運転支援方法
WO2005080140A1 (ja) 車載用表示制御装置
JP5281421B2 (ja) 車載システム
JP5066539B2 (ja) 機器操作制御装置、機器操作制御方法およびプログラム
JP6124745B2 (ja) 車載システム
JP2016181226A (ja) 運転支援装置
JP2018149874A (ja) 表示装置および表示方法
JP2022126240A (ja) 車両用表示装置
JP2015161965A (ja) 車両用表示装置
JP2016074315A (ja) 車両用表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093338

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150