JP2016094708A - シャッター装置の気密構造 - Google Patents

シャッター装置の気密構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2016094708A
JP2016094708A JP2014229962A JP2014229962A JP2016094708A JP 2016094708 A JP2016094708 A JP 2016094708A JP 2014229962 A JP2014229962 A JP 2014229962A JP 2014229962 A JP2014229962 A JP 2014229962A JP 2016094708 A JP2016094708 A JP 2016094708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
shutter
opening
pair
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014229962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6431748B2 (ja
Inventor
貴洋 堤
Takahiro Tsutsumi
貴洋 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2014229962A priority Critical patent/JP6431748B2/ja
Publication of JP2016094708A publication Critical patent/JP2016094708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6431748B2 publication Critical patent/JP6431748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

【課題】開口部を閉鎖するシャッターカーテンの気密性を向上させることができるシャッター装置の気密構造を提供する。
【解決手段】挟入空間33を有し断面略コ字状に形成される一対のガイドレール13と、ガイドレール13の延在方向の一端側に配置される巻取部材15に巻装されるなどしてカーテン両端縁39が挟入空間33に配置されることで一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて開口部25を開閉するシャッターカーテン17と、カーテン両端縁39から外側に延出する延出縁部19と、延出縁部19に沿って取付帯部41が固定され、取付帯部41に連続する係合膨出条43が設けられた可撓性を有する気密係合帯21と、一対のガイドレール13の挟入空間33に延在方向に沿って設けられ係合膨出条43と係合する奥拡がり形状の溝45を有し係合膨出条43を抜け止めしながら気密係合帯21の移動を案内するサイドガイド23と、を具備する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シャッター装置の気密構造に関する。
開閉体であるシャッターカーテンを巻取り・繰出すことにより建造物等の開口部を開閉するシャッター装置では、シートカーテンと開口部との間に、高い気密性を付与したい場合がある。一般的にシャッターカーテンは、四角形であり、平行な一対の辺部がカーテン両端縁となって、開口部の左右両側に固定されるガイドレールに案内される。開口部を閉鎖したシャッターカーテンは、シャッターカーテン下端部が床等に着地する。従って、シャッターカーテンは、カーテン両端縁と、シャッターカーテン下端部と、操出方向の基端部との四辺において気密性を確保する必要がある。
また、開閉体であるシャッターカーテンは、シート材を基材としたシートカーテンである場合がある。このようなシートカーテンでは、風圧や気圧差に対する剛性を高めるため、パイプ等の杆状部材を所定間隔で固定して構成されることがある。
例えば、特許文献1に開示されるシートシャッタは、ガイドレールの溝開口縁部に短幅状或いは短冊帯状のシール材(エアタイトシール)を延設させて、シートシャッターカーテンの表面に接触状態とし、気密性を高める構成としている。特許文献2に開示されるシャッター装置は、建物開口の上縁のまぐさ部分に、シートカーテンのカーテン出入口部に沿って帯状の部材を設け、隙間を生じない構成としている。特許文献3に開示される開閉体の気密構造は、収納ケースを通じての気密性を得るために、開閉体に可撓シート部材を設け、この可撓シート部材をカーテン出入口部に密接させることにより気密性を高める構成としている。
特開2013−36254号公報 特開平11−182159号公報 特開2013−87494号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるシートシャッタは、エアタイトシールがシートカーテンに密着状態となって、気密性を得ることはできるが、昇降時にシートカーテンと摺接が常に起こり、摩耗や、摩耗による粉塵の発生、さらには損傷が起きやすい。特許文献2に開示されるシャッター装置は、カーテン出入口部に沿って設けた帯状の部材が常にシートカーテンに接触状態となるため、この場合においても、摩耗、損傷が起きやすい。特許文献3に開示される開閉体の気密構造は、可撓シート部材を弛ませて、この弛みをカーテン出入口部に密接させることで、気密性を高める構成としているが、撓み方が不確定であり、特に、横引きシャッター装置とした場合には、効果が得にくい。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、開口部を閉鎖するシャッターカーテンの気密性を向上させることができるシャッター装置の気密構造を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のシャッター装置11の気密構造は、開口部25を挟んで等間隔で離間して延在し、延在方向に直交する断面形状が相互に向き合う挟入空間33を有して断面略コ字状に形成される一対のガイドレール13と、
カーテン両端縁39が前記挟入空間33に配置されることで前記一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて、前記一対のガイドレール13の延在方向の一端側に対して前記開口部25を開閉するシャッターカーテン17と、
前記カーテン両端縁39から外側に延出する延出縁部19と、
前記延出縁部19に沿って連続する取付帯部41が固定され、該取付帯部41に前記延出縁部19に沿って連続する係合膨出条43が設けられた可撓性を有する気密係合帯21と、
前記一対のガイドレール13のそれぞれの前記挟入空間33に前記ガイドレール13の延在方向に沿って設けられ、前記係合膨出条43と係合する奥拡がり形状の溝45を有し前記係合膨出条43を抜け止めしながら前記気密係合帯21の移動を案内するサイドガイド23と、
を具備することを特徴とする。
このシャッター装置11の気密構造では、シャッターカーテン17は、カーテン両端縁39がガイドレール13の挟入空間33に配置され、ガイドレール13に開閉移動が案内されつつ、ガイドレール13からの抜けが規制される。挟入空間33内のカーテン両端縁39からは延出縁部19が延出する。延出縁部19には、気密係合帯21の取付帯部41が固定される。気密係合帯21は、係合膨出条43を有する。この気密係合帯21の係合膨出条43は、ガイドレール13の挟入空間33に設けられたサイドガイド23に抜け止めされつつ、シャッターカーテン17の開閉移動に伴う移動が案内される。つまり、シャッターカーテン17は、カーテン両端縁39が、ガイドレール13に案内され、且つ気密係合帯21が係合膨出条43を介してサイドガイド23に抜け止めされつつ、案内される。そして、シャッターカーテン17の閉鎖状態では、カーテン両端縁39から延出状態の気密係合帯21がサイドガイド23に係合しており、これによりガイドレール13部分での隙間が生じず気密性を得ることができる。
本発明の請求項2記載のシャッター装置11の気密構造は、請求項1記載のシャッター装置11の気密構造であって、
前記シャッターカーテンは、シート材35に複数の杆状部材37が所定間隔で平行に固定され前記杆状部材37の杆材両端が前記シート材35のシート両端縁39とともに前記挟入空間33に配置されることで前記一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて前記開口部25を開閉するシートカーテン17であることを特徴とする。
このシャッター装置11の気密構造では、シャッターカーテンが、シート材35に所定間隔で杆状部材37を固定したシートカーテン17となる。シートカーテン17は、その両端縁が杆状部材37の杆材両端とともに、シート両端縁39が挟入空間33に配置される。これにより、シートカーテン17は、ガイドレール13からの抜けが規制されつつ、移動が案内される。この際、シート両端縁39は、杆状部材37の固定部分においては、杆状部材37の剛性によってガイドレール13からの抜けが規制される。シート両端縁39には、気密係合帯21が設けられている。気密係合帯21は、延出先端側の係合膨出条43が、サイドガイド23に係合している。すなわち、シート両端縁39は、杆状部材37同士の間においても、サイドガイド23によって抜けが規制される。これにより、シート材35に所定間隔で杆状部材37を固定したシートカーテン17においても、杆状部材37同士の間のシート両端縁39における気密性を高めることができる。
本発明の請求項3記載のシャッター装置11の気密構造は、請求項1または2記載のシャッター装置11の気密構造であって、
前記シャッターカーテン17の操出方向の基端部に固定され、前記カーテン両端縁39から外側に突出する係合突出杆49と、
前記一対のガイドレール13の延在方向の一端側の該一対のガイドレール13間に位置し、前記シャッターカーテン17を出し入れするスリット状のカーテン出入口部31と、
前記カーテン出入口部31における前記開口部25と反対側に設けられ、前記カーテン出入口部31の縁部に沿い、前記シャッターカーテン17を厚み方向に挟んだ位置に設けられる一対の当接縁部51と、
前記一対のガイドレール13の延在方向の一端側に設けられ、前記係合突出杆49に当接する傾斜面55を備えて、前記シャッターカーテン17が前記カーテン出入口部31から繰り出される際に前記傾斜面55に前記係合突出杆49を当接させることで前記シャッターカーテン17を前記一対の当接縁部51のいずれか一方に密着させる方向に前記シャッターカーテン17の開閉軌道63を片寄らせるキャッチ部材53と、
を具備することを特徴とする。
このシャッター装置11の気密構造では、開口部25の閉鎖時、シャッターカーテン17がカーテン出入口部31から繰り出されると、シャッターカーテン17は、開口部25を閉鎖する方向に移動し、最終的にシャッターカーテン17下端部が床面等に着地する。この時、シャッターカーテン17の操出方向の基端部に設けられた係合突出杆49は、キャッチ部材53に到達していない。さらに操出方向に移動すると、徐々に係合突出杆49がキャッチ部材53の傾斜面55に誘導され、係合突出杆49が下り傾斜方向の一方の当接縁部51、例えばまぐさ等に相当する部分に当接する。これにより、シャッターカーテン17は、操出方向の基端部における一辺部が係合突出杆49によって当接縁部51に密着される。つまり、シャッターカーテン17表裏面の何れか一方とカーテン出入口部31とに生じている隙間が塞がれ、すなわち、開口部25におけるカーテン出入口部31での気密性を向上させる。
本発明に係る請求項1記載のシャッター装置の気密構造によれば、開口部を閉鎖するシャッターカーテンの閉鎖状態において、カーテン両端縁から延設される気密係合帯がガイドレール内にてサイドガイドに係合しており、これによりガイドレール部分での隙間が生じず気密性を向上させることができる。
また、気密性が得られる構造である気密係合帯とサイドガイドとがガイドレールの内側で構成されることから、外観を損ねることがないという効果がある。
本発明に係る請求項2記載のシャッター装置の気密構造によれば、耐風強度を付与する杆状部材がシート材に設けられるシートカーテンであっても、摩耗・損傷を生じるのが避けられるので、シート両端縁とガイドレールとの間の気密性を向上させることができる。
また、杆状部材間において撓みやすく隙間を生じさせていたシート両端縁を気密係合帯とサイドガイドとで防ぐとこができ、杆状部材による耐風強度と気密性の向上とを兼ね備えたシートカーテンを得ることができる。
本発明に係る請求項3記載のシャッター装置の気密構造によれば、シャッターカーテンの操出方向の基端部における一辺部とカーテン出入口部との間を、シャッターカーテンの表裏面のいずれか一方が当接縁部に密着状態とするので、このカーテン出入口部における気密性を向上させることができる。これにより、カーテン両縁部とカーテン出入口部の3辺において気密性を得ることができ、シャッター装置としての気密性能を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る気密構造を備えたシャッター装置の全体斜視図である。 図1に示したシャッター装置の正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 気密係合帯とサイドガイドの分解斜視図である。 気密係合帯が延出縁部の延出方向に配置されるカーテン両端縁近傍の平断面図である。 気密係合帯が延出縁部の厚み方向に配置されるカーテン両端縁近傍の変形例の平断面図である。 気密係合帯が杆状部材の中心に配置されるカーテン両端縁近傍の変形例の平断面図である。 (a)は係合突出杆がカーテン出入口部に密接するキャッチ前の動作説明図、(b)は係合突出杆が傾斜面に当接した直後の動作説明図、(c)は係合突出杆がキャッチ部材に案内されて当接縁部に密接した状態の動作説明図である。 (a)はキャッチ部材の傾斜面が図9と反対側に傾斜する変形例のキャッチ前の動作説明図、(b)は(a)のキャッチ後の動作説明図である。 (a)は杆状部材の固定構造を表す要部拡大断面図、(b)は(a)の反対側のシート面に杆状部材が固定された変形例の要部拡大断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る気密構造を備えたシャッター装置の全体斜視図、図2は図1に示したシャッター装置の正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は気密係合帯とサイドガイドの分解斜視図である。
本実施形態に係るシャッター装置11の気密構造は、建物開口の上縁に、シャッターカーテン収納部27を備えるシャッター装置11に用いられる。この他、本発明に係るシャッター装置11の気密構造は、横引きシャッター装置にも用いることができる。シャッター装置11の気密構造は、ガイドレール13と、巻取部材15と、シャッターカーテン(シートカーテン)17と、延出縁部19と、気密係合帯21と、サイドガイド23と、を主要な構成として有する。
シャッターカーテン収納部27が取り付けられる建物の開口部25の上縁部分は、所謂まぐさとされる。シャッターカーテン収納部27は、このまぐさを後述する当接縁部515として構成され、建物開口部25の上方においての屋内側、あるいは屋外側に設けられる。シャッターカーテン収納部27には、電動開閉機(図示略)により回転される巻取部材15が、巻取軸29を中心に正逆回転自在に収容される。シャッターカーテン収納部27は、下面にカーテン出入口部31を有する。開口部25には、カーテン出入口部31を挟んで、一対のガイドレール13が固定される。
ガイドレール13は、開口部25を挟んで等間隔で左右方向(図2の左右方向)に離間して、上下方向(図2の上下方向)に延在する。それぞれのガイドレール13は、延在方向に直交する断面形状が相互に向き合う挟入空間33を有して断面略コ字状(図4参照)に形成される。このガイドレール13は、カーテン両端縁39を上下方向に移動可能に保持する。
巻取部材15は、一対のガイドレール13の離間方向に沿って巻取軸29が延在する。巻取軸29は、両端がシャッターカーテン収納部27の内部や建物躯体に固定される。巻取部材15、巻取軸29は、一対のガイドレール13の延在方向の一端側、本実施形態では上端側に配置される。巻取部材15は、円筒状に形成される。巻取部材15は、端部にスプロケット(図示略)が固定され、このスプロケットがチェーン等を介して、電動開閉機によって回転駆動されることで、正逆回転される。なお、巻取部材15は、複数の歯車群を介して電動開閉機によって正逆回転されるものであってもよい。この巻取部材15は、巻取軸29を中心に正逆回転されることで、シャッターカーテン17を操出・巻き取り可能に巻装する。
シャッターカーテン17は、巻取部材15に巻装され、カーテン両端縁39が挟入空間33に配置されることで一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて開口部25を開閉する。本実施形態において、シャッターカーテンは、シートカーテン17となる。
シートカーテン17は、布製のスクリーン、あるいは塩化ビニールやウレタン等の軟性樹脂シート、さらには布スクリーンを樹脂やゴムまたはゴム状物質で被覆して形成されたシート等を用いることができる。また、防火や防煙等の防災目的に使用する場合には、例えば、シリカクロスまたはガラスクロス、あるいはこれらに難燃,耐火被覆材としての耐火塗料や防水被覆材を吹き付け若しくは塗布しまたは含浸させたもの等を好適に用いることができる。さらに、シート状部材は、ワイヤーメッシュ等の補強用の金属あるいは樹脂線材等と組み合わされたものであってもよい。また、シートカーテン17は、一般的には不透明なものが多く用いられるが、採光性や透視性を備えさせるために、透光性を有する窓を適宜設けたり、透光性を有する材質で形成したりするものでもよい。
本実施形態において、シートカーテン17は、シート材35に複数の杆状部材37が所定間隔で平行に固定される。杆状部材37は、剛性を有するパイプ状部材、例えば金属製の管材(パイプ)からなる。杆状部材37の杆材両端は、シート材35のシート両端縁39とともに挟入空間33に配置されることで、一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて開口部25を開閉する。すなわち、ガイドレール13は、挟入空間33の溝幅が杆状部材37の外径とシート材35の厚みとの合計寸法に略一致し、シート材35に固定された状態の杆状部材37の挿入を可能としている。
延出縁部19は、カーテン両端縁としてのシート両端縁39から外側に延出する。すなわち、延出縁部19は、シート両端縁39に沿って、連続した帯状となる。延出縁部19は、シート材35をシート両端縁39から延出させることで形成できる。この他、帯状の別部材をシート両端縁39に貼着し延設してもよい。
気密係合帯21は、延出縁部19に沿って連続する取付帯部41を有する。気密係合帯21は、この取付帯部41がシート両端縁39に固定される。取付帯部41には延出縁部19に沿って連続する係合膨出条43が設けられる。本実施形態において、係合膨出条43は、延出方向の先端に、平断面視で円形状の膨出部を有する所謂ビード形状とされる。これら、取付帯部41と、係合膨出条43とによって構成される気密係合帯21は、例えば樹脂材からなり、可撓性を有している。気密係合帯21は、可撓性を有することで、シートカーテン17とともに巻取部材15への巻き取りが可能となっている。すなわち、シートカーテン17は、この追加した部分である延出縁部19と気密係合帯21とが、エアタイト構造を構成する部分となる。
なお、係合膨出条43は、図例の円形状の膨出部に限定されない。係合膨出条43は、円形状の膨出部以外に、長軸を厚み方向とした楕円形状や、三角形状、四角形状等の多角形状、表裏面にそれぞれ畦状に形成するもの、さらには、取付帯部41とは別素材を組み合わせた構成、例えば、ファスナーの務歯列を用いることができる。この務歯列としては、複数の係合子群、あるいは螺旋形状の線状係合体によって構成することができる。務歯列を採用することにより、厚みの薄いシートカーテン17のシート両端縁39に、高強度の抜止部となる係合膨出部43を、容易且つ安価に連続形成できる。
サイドガイド23は、一対のガイドレール13のそれぞれの挟入空間33にガイドレール13の延在方向に沿って設けられる。本実施形態では、図4に示すように、ガイドレール13の内部における内隅部分に沿ってサイドガイド23が配置される。サイドガイド23は、係合膨出条43と係合することで係合膨出条43を抜け止めしながら気密係合帯21の移動を案内する。サイドガイド23は、奥拡がり形状に形成され気密係合帯21の取付帯部41を厚み方向で挟む溝としてのサイドガイドスリット45を有する。気密係合帯21は、取付帯部41がサイドガイドスリット45に挿入されて移動される。サイドガイド23は、ガイドレール13の内部に位置し突出しないので、見栄えが悪くならない。すなわち、シャッター装置11の気密構造では、ガイドレール13の内部にエアタイトが配置される構造となっている。
次に、気密係合帯21の取付位置についてのバリエーションを説明する。
図6は気密係合帯が延出縁部の延出方向に配置されるカーテン両端縁近傍の平断面図、図7は気密係合帯が延出縁部の厚み方向に配置されるカーテン両端縁近傍の変形例の平断面図、図8は気密係合帯が杆状部材の中心に配置されるカーテン両端縁近傍の変形例の平断面図である。
本実施形態において、気密係合帯21は、図6に示すように、延出縁部19の延出方向に配置される。すなわち、延出縁部19と取付帯部41とが平行に重ね合わされて接合される。延出縁部19と取付帯部41との接合は、溶着、接着、縫着等とすることができる。また、この気密係合帯21の取付位置においては、サイドガイド23の配設位置を、図4に示すようなガイドレール13内の内隅に沿う位置や、図6に示すような内隅よりやや離れたガイドレール底面(最奥面)に沿う位置等とされる。
また、気密係合帯21は、図7に示すように、係合膨出条43を、シート材35の厚さ方向に突出させてもよい。この構成によれば、杆状部材37の端から係合膨出条43までの距離を小さくすることができる。その結果、ガイドレール13の奥行き方向の寸法Wを小さく抑えることができる。
さらに、気密係合帯21は、図8に示すように、杆状部材37の端をつぶして変形させ、杆状部材37の中心に係合膨出条43を近接させて配置するようにしてもよい。この構成によれば、杆状部材37と係合膨出条43とがほぼ同軸上に位置するので、昇降移動時における係合膨出条43の摺動抵抗によってモーメント(図8の杆状部材37の中心軸47を回転中心とするモーメント)の生じることを抑制できる。その結果、ガイドレール13の挟入空間33において偏ることなくシートカーテン17の昇降をスムースにすることができる。
シャッター装置11の気密構造は、シャッターカーテン17の操出方向の基端部には、シート両端縁39から外側に突出する係合突出杆49が固定される。本実施形態では、最上部の杆状部材37が長尺に形成され、気密係合帯21よりもさらに突出して、その両端部にて係合突出杆49を構成している。
一対のガイドレール13の延在方向の一端側である上端側には、シャッターカーテン17を出し入れするスリット状のカーテン出入口部31が配置される。カーテン出入口部31には、開口部25と反対側であるシャッターカーテン収納部27内に位置し、カーテン出入口部31の長手方向縁部に沿ってシャッターカーテン17を厚み方向に挟んだ位置に設けられる一対の当接縁部51が接続される。これら当接縁部51は、所謂まぐさであり、カーテン出入口部31の対向する縁部とされ、開口部25の上縁部を構成する横架材等を兼ねるものである。
また、一対のガイドレール13の延在方向の一端側である上端側には、キャッチ部材53が設けられる。このキャッチ部材53は、例えばシャッターカーテン収納部27の左右側板部の内面近傍に設けられており、ガイドレール13よりも外側に位置している。キャッチ部材53は、例えば板状に形成され、傾斜面55を有する。キャッチ部材53の傾斜面55は、図3に示すように、シートカーテン17の移動軌道を横断するような位置とされ、且つ図2に示すように、係合突出杆49を除くシートカーテン17には干渉しない位置で、係合突出杆49の両端をキャッチする。すなわち、傾斜面55は、係合突出杆49を当接させることで、巻取部材15の接線方向に繰り出されたシートカーテン17を一対の当接縁部51のいずれか一方の当接縁部51に密着させる方向にシートカーテン17の開閉軌道63を片寄らせるよう働く(図9(c)参照)。
次に、上記した構成の作用を説明する。
図9(a)は係合突出杆がカーテン出入口部に密接するキャッチ前の動作説明図、(b)は係合突出杆が傾斜面に当接した直後の動作説明図、(c)は係合突出杆がキャッチ部材に案内されて当接縁部に密接した状態の動作説明図である。
本実施形態に係るシャッター装置11の気密構造では、シートカーテン17は、シート両端縁39がガイドレール13の挟入空間33に配置され、ガイドレール13に開閉移動が案内されつつ、ガイドレール13からの抜けが規制される。
挟入空間33内のカーテン両端縁からは、延出縁部19が延出する。延出縁部19には、気密係合帯21の取付帯部41が固定される。気密係合帯21は、取付帯部41にビードよりなる係合膨出条43を有する。この気密係合帯21の係合膨出条43は、ガイドレール13の挟入空間33に設けられたサイドガイド23に抜け止めされつつ、移動が案内される。つまり、シートカーテン17は、その両端縁が、ガイドレール13に案内され、且つ気密係合帯21が係合膨出条43を介してサイドガイド23に抜け止めされつつ、案内される。すなわち、杆状部材37が風の力を受け、気密係合帯21が隙間を生じさせないように作用する。これにより、特に風圧があっても、杆状部材37間でのガイドレール13とシート両端縁39とに隙間が生じず、ガイドレール13の延在方向にシート両端縁39の気密性が向上する。
気密係合帯21は、サイドガイド23を挟んでカーテン両端縁と反対側となる最外縁部分に、係合膨出条43を有する。係合膨出条43は、サイドガイドスリット45のスリット幅よりも幅広に形成され、サイドガイドスリット45は奥拡がり形状とされる。これにより、気密係合帯21は、係合膨出条43がサイドガイドスリット45に引っ掛かることで、サイドガイド23から開口部側への抜けが規制される。
サイドガイド23は、サイドガイドスリット45の溝幅が、取付帯部41の厚みより僅かに大きく設定される。「僅かに大きく」とは、サイドガイドスリット45に対する取付帯部41の摺動摩擦が過剰に大きくならない程度の大きさである。シートカーテン17が使用上支障がない程度に移動可能に案内されるならば、サイドガイドスリット45の溝に取付帯部41が開閉移動中常にまたは適宜接触することでもよい。これにより、シートカーテン17は、移動可能に案内されながら、カーテン両端縁部分での気密性が確保される。
また、シャッター装置11の気密構造では、シャッターカーテンが、シート材35に所定間隔で杆状部材37を固定したシートカーテン17となる。シートカーテン17は、カーテン両端縁が杆状部材37の杆材両端とともに、シート両端縁39が挟入空間33に配置される。これにより、シートカーテン17は、ガイドレール13からの抜けが規制されつつ、移動が案内される。この際、シート両端縁39は、杆状部材37の固定部分においては、ガイドレール13からの抜けが規制される。
一方、従来構造においては、杆状部材同士の間のシート両端縁39は、杆状部材37によって補強されないため、ガイドレール13の挟入空間33から離脱する可能性がある。そこで、シャッター装置11の気密構造では、シート両端縁39に、気密係合帯21が設けられている。気密係合帯21は、延出先端側の係合膨出条43が、上記したように、サイドガイド23に係合している。すなわち、シート両端縁39は、杆状部材37同士の間においても、サイドガイド23によって抜けが規制される。これにより、シート材35に所定間隔で杆状部材37を固定したシートカーテン17においても、杆状部材37同士の間のシート両端縁39における気密性を高めることができる。
その結果、シートカーテン17を隔てて高い圧力差があったり、外力として強い風をシートカーテン17が受けたりした場合、シートカーテン17が撓むことにより杆状部材37が浮き上がっても、シートカーテン17とガイドレール13に隙間が生じず、気密性能が確保される。
また、上記した従来構造のエアタイトシールなる部材をシートカーテン17の杆状部材取付面に接触させた場合のように、杆状部材37とエアタイトシールの接触・摺動による粉塵の発生や、エアタイトシールの早期損傷が生じるのを避けることができる。その結果、耐風強度を付与する杆状部材37がシート材35の表面から突出するシートカーテン17であっても、摩耗・損傷を生じるのを避けることができ、カーテン両端縁とガイドレール13との間の気密性を向上させることができる。
また、シャッター装置11の気密構造では、開口部25の閉鎖時、巻取部材15が回転されて、シートカーテン17がカーテン出入口部31から繰り出されると、シャッターカーテン17は、開口部25を閉鎖する方向に移動し、最終的にシートカーテン下端部57が床面等に着地する。この閉鎖移動中、シートカーテン17の操出方向の基端部に設けられた係合突出杆49は、図9(a)に示すように、キャッチ部材53に到達していない。
巻取部材15がさらに操出方向に回転すると、図9(b)に示すように、徐々に係合突出杆49がキャッチ部材53の傾斜面55に当接する。図9(c)に示すように、巻取部材15がさらに操出方向に回転すると、重力によって下降する係合突出杆49が傾斜面55に沿って誘導され、係合突出杆49が下り傾斜方向の一方の当接縁部51、本実施形態ではシャッターカーテン収納部27の内壁面に相当する部分に当接する。これにより、シートカーテン17は、操出方向の基端部における一辺部が係合突出杆49によって当接縁部51に密着される。つまり、シートカーテン17は、垂直な開閉軌道63から当接縁部51側に片寄って、シートカーテンの一方の面とカーテン出入口部31の縁部分とに生じている隙間が塞がれる。
また、巻取部材15が、シートカーテン17を上昇させる方向に回転されると、係合突出杆49が傾斜面55によって当接縁部51から離れ、再びシートカーテン17が開閉軌道63に沿って上昇し巻き取られる。このため、シートカーテン17は、当接縁部51に接触せず、摩耗が発生するのを避けることができる。
その結果、四角形状に形成されるシートカーテン17の操出方向の基端部における一辺部とカーテン出入口部31との間の気密性を向上させることができる。
以上の構成に加え、シャッター装置11の気密構造では、シートカーテン17がスムースに繰り出されるようにするためや、風や、開口部25を挟みシートカーテン17を隔てた内外の気圧差等によってシートカーテン17が煽られないようにするため、シートカーテン下端部57内部に、錘が設けられる。錘には、鉄球や砂等の入った袋状部材が使用される。この構成によれば錘が当たっても柔らかく、衝撃吸収となり、錘形状に自由度もある。このため、床面等との密接性が良好となり、シートカーテン下端部57において、高い気密性を得ることができる。そして、本実施形態では、図9(a)に示す開閉時では、シートカーテン17の吊下状態を維持し、図9(b)に示す状態では、シートカーテン下端部57は、床面等に対し触れているのみの状態であり、係合突出杆49がキャッチ部材53の傾斜面55に乗り上げた際には、図9(c)に示すようにシートカーテン下端部57は、内部の錘によって外表面が歪み床面等に対する密着度が増し、そして、シートカーテン17が操出方向の基端部における一辺部が係合突出杆49によって当接縁部51に密着したときのシートカーテン下端部57は、内部の錘によりさらに外表面が歪み床面等に密接な状態となる。
その結果、シャッター装置11の気密構造では、シートカーテン17の上辺が係合突出杆49による当接縁部51とシート材35、シート両端縁39が気密係合帯21とサイドガイド23、シートカーテン下端部57が袋状部材によって気密がそれぞれ確保され、シートカーテン17の四辺部分で開口部25における気密性を得ることができる。
また、従来のシートカーテンの上縁部分に設けられた可撓シート部材の弛みにのみ依存する密接構造では、その撓み方で必ず隙間部分を遮断するか不確定であったが、上記実施形態の構成によれば、キャッチ部材53の傾斜面55によって、シートカーテン17の操出方向の基端部側を片寄る方向へと移動するよう促し、シートカーテン17を当接縁部51に密接させることが可能となり、カーテン出入口部31部での気密性の向上を図ることができる。
なお、シートカーテン下端部57の幅方向両端縁は、ガイドレール13の挟入空間33に配置されても良く、或いは配置されないこととしてもよい。また、気密係合帯21は、本実施形態においては図2に示されているように、全閉時においてシートカーテン下端部57までは延在しておらず、シートカーテン下端部57の上方近傍付近までに留まる位置とされ設けられているが、これには限定されずに、シートカーテン下端部57の幅方向両端縁にも気密係合帯21を取り付けることとしてもよく、そして、サイドガイド23についても床面等近傍まで設けるように構成してもよい。
次に、キャッチ部材53、杆状部材固定構造の変形例を説明する。
図10(a)はキャッチ部材の傾斜面が図9と反対側に傾斜する変形例のキャッチ前の動作説明図、(b)は(a)のキャッチ後の動作説明図である。
キャッチ部材53は、傾斜面55の傾斜方向が、上記の実施形態と反対方向であってもよい。上記の実施形態では、係合突出杆49が下り傾斜方向の一方の当接縁部51、すなわち、シャッターカーテン収納部27の内壁面に当接したが、本変形例では、係合突出杆49が他方の当接縁部51であるまぐさの内壁面に当接する。すなわち、まぐさ(当接縁部)51の内面とで隙間を塞ぎ、気密性を得ることができる。
図11(a)は杆状部材の固定構造を表す要部拡大断面図、(b)は(a)の反対側のシート面に杆状部材が固定された変形例の要部拡大断面図である。
また、杆状部材37は、上記の実施形態と反対側のシート面に固定されてもよい。杆状部材37は、シート材35の表裏何れか一方に帯材59を固定することで、端部が開口した袋状部61を形成し、この袋状部61の端部から挿入して取り付けることができる。
なお、上記の実施形態では、シャッターカーテンが、杆状部材37を備えたシートカーテン17である場合を例に説明したが、本発明に係るシャッター装置11の気密構造は、シャッターカーテンがスラットカーテン(図示略)であっても、上記同様の作用、効果を奏するものである。
スラットカーテンは、金属等により長尺な短幅帯状に形成した複数のスラットを、カーテン開閉方向に平行となるように連結して構成される。この場合、スラットカーテンは、カーテン両端縁に、直接、気密係合帯21等の係合膨出条43を形成したり、あるいは別体の気密係合帯21の取付帯部41を接着固定や貼着固定したりすることができる。これにより、スラットカーテンの場合であっても、ガイドレール13の挟入空間33にサイドガイド23を設け、ビード等の係合膨出条43をサイドガイド23に係合して抜け止めすることで、ガイドレール13の内側を通じて空気が流出入することを抑制することができる。
また、上記実施形態では、シャッターカーテン17が、上下方向に昇降し開閉する場合を例に説明したが、本発明に係るシャッター装置11の気密構造は、シャッターカーテン17が横方向で開閉される構成のものであってもよい。このような横引きのシャッターカーテン17であっても、上記したビード等の係合膨出条43によって上下に位置するガイドレールを通じての空気の流出入を抑えて気密性を得ることができ、また、係合突出杆49とキャッチ部材53とを設けることで、シャッターカーテン17の操出方向の基端部とカーテン出入口部とにおける気密性を確保することができる。
さらに、上述した実施形態のように、シャッター装置11は巻取軸29が延在し、この巻取軸29にシャッターカーテン17が巻き取り、繰り出されたりするものでもよく、巻取軸29が存在せずに、シャッターカーテンが例えば折り畳まれることでシャッターカーテン収納部27に収納され、またここから展張して建物開口部25を閉鎖するようなものでもよい。シャッター装置の上方まで気密を要求される場合には上記した巻取軸29もある方が好ましいが、シャッターカーテンとガイドレールとの関係での気密を特に要求される場合には巻取軸は省略することも可能である。
従って、本実施形態に係るシャッター装置11の気密構造によれば、開口部25を閉鎖するシャッターカーテン17の気密性を向上させることができる。
11…シャッター装置
13…ガイドレール
17…シャッターカーテン(シートカーテン)
19…延出縁部
21…気密係合帯
23…サイドガイド
25…開口部
31…カーテン出入口部
33…挟入空間
35…シート材
37…杆状部材
39…カーテン両端縁(シート両端縁)
41…取付帯部
43…係合膨出条
49…係合突出杆
51…当接縁部
53…キャッチ部材
55…傾斜面
63…開閉軌道

Claims (3)

  1. 開口部を挟んで等間隔で離間して延在し、延在方向に直交する断面形状が相互に向き合う挟入空間を有して断面略コ字状に形成される一対のガイドレールと、
    カーテン両端縁が前記挟入空間に配置されることで前記一対のガイドレールに開閉移動が案内されて、前記一対のガイドレールの延在方向の一端側に対して前記開口部を開閉するシャッターカーテンと、
    前記カーテン両端縁から外側に延出する延出縁部と、
    前記延出縁部に沿って連続する取付帯部が固定され、該取付帯部に前記延出縁部に沿って連続する係合膨出条が設けられた可撓性を有する気密係合帯と、
    前記一対のガイドレールのそれぞれの前記挟入空間に前記ガイドレールの延在方向に沿って設けられ、前記係合膨出条と係合する奥拡がり形状の溝を有し前記係合膨出条を抜け止めしながら前記気密係合帯の移動を案内するサイドガイドと、
    を具備することを特徴とするシャッター装置の気密構造。
  2. 請求項1記載のシャッター装置の気密構造であって、
    前記シャッターカーテンは、シート材に複数の杆状部材が所定間隔で平行に固定され前記杆状部材の杆材両端が前記シート材のシート両端縁とともに前記挟入空間に配置されることで前記一対のガイドレールに開閉移動が案内されて前記開口部を開閉するシートカーテンであることを特徴とするシャッター装置の気密構造。
  3. 請求項1または2記載のシャッター装置の気密構造であって、
    前記シャッターカーテンの操出方向の基端部に固定され、前記カーテン両端縁から外側に突出する係合突出杆と、
    前記一対のガイドレールの延在方向の一端側の該一対のガイドレール間に位置し、前記シャッターカーテンを出し入れするスリット状のカーテン出入口部と、
    前記カーテン出入口部における前記開口部と反対側に設けられ、前記カーテン出入口部の縁部に沿い、前記シャッターカーテンを厚み方向に挟んだ位置に設けられる一対の当接縁部と、
    前記一対のガイドレールの延在方向の一端側に設けられ、前記係合突出杆に当接する傾斜面を備えて、前記シャッターカーテンが前記カーテン出入口部から繰り出される際に前記傾斜面に前記係合突出杆を当接させることで前記シャッターカーテンを前記一対の当接縁部のいずれか一方に密着させる方向に前記シャッターカーテンの開閉軌道を片寄らせるキャッチ部材と、
    を具備することを特徴とするシャッター装置の気密構造。
JP2014229962A 2014-11-12 2014-11-12 シャッター装置の気密構造 Active JP6431748B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229962A JP6431748B2 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 シャッター装置の気密構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229962A JP6431748B2 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 シャッター装置の気密構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016094708A true JP2016094708A (ja) 2016-05-26
JP6431748B2 JP6431748B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=56071622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229962A Active JP6431748B2 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 シャッター装置の気密構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6431748B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112814550A (zh) * 2021-01-06 2021-05-18 重庆亦缘鸢科技有限公司 一种双轨折叠式防火卷帘门

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4407922A1 (de) * 1994-03-09 1995-09-14 Perfecta Rolladen Gmbh Anordnung zur Führung eines Endstabes oder einer Lamelle eines Rolladenpanzers in seitlichen Führungsschienen
JPH09510760A (ja) * 1994-04-29 1997-10-28 ダイナコ アンテルナショナル 可撓性幕を備えた閉鎖装置
JPH11141249A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Bunka Shutter Co Ltd スクリーン装置
JP2001140559A (ja) * 1999-11-17 2001-05-22 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4407922A1 (de) * 1994-03-09 1995-09-14 Perfecta Rolladen Gmbh Anordnung zur Führung eines Endstabes oder einer Lamelle eines Rolladenpanzers in seitlichen Führungsschienen
JPH09510760A (ja) * 1994-04-29 1997-10-28 ダイナコ アンテルナショナル 可撓性幕を備えた閉鎖装置
JPH11141249A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Bunka Shutter Co Ltd スクリーン装置
JP2001140559A (ja) * 1999-11-17 2001-05-22 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112814550A (zh) * 2021-01-06 2021-05-18 重庆亦缘鸢科技有限公司 一种双轨折叠式防火卷帘门
CN112814550B (zh) * 2021-01-06 2022-11-18 湖北宾辰安全科技有限公司 一种双轨折叠式防火卷帘门

Also Published As

Publication number Publication date
JP6431748B2 (ja) 2018-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5436824B2 (ja) 浸水防止構造
JP6000807B2 (ja) スクリーン装置のスライドガイド枠部
JP6126898B2 (ja) サッシ
JP6431748B2 (ja) シャッター装置の気密構造
JP5676231B2 (ja) シャッターカーテンの下端部構造
JP6803147B2 (ja) ロールスクリーン装置
JP6453624B2 (ja) シャッター用ガイドレールの構造
JP2007113298A (ja) シートシャッタ
JP6385807B2 (ja) シャッターカーテンの構造
JP6009811B2 (ja) シートシャッターの下端構造
JP6538934B2 (ja) サッシ
JP6262465B2 (ja) シャッター装置
JP6254023B2 (ja) 日射遮蔽装置
JP5719195B2 (ja) スクリーン装置
JP6808455B2 (ja) ロール網戸
JP6952324B2 (ja) 車両用防虫ネット
JP6741604B2 (ja) スクリーン装置
JP7011491B2 (ja) ブラインド
JP5572747B1 (ja) 折畳み式テント
JP6694699B2 (ja) 開閉体の構造
JP5281787B2 (ja) 開閉装置
JP6983564B2 (ja) スクリーンの固定構造およびスクリーン装置
JP6465647B2 (ja) シートシャッター
JP2016223245A (ja) バリアフリー型横引きロールスクリーン装置
JP2016029246A (ja) 日射遮蔽装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6431748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250