JP2016094708A - シャッター装置の気密構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】挟入空間33を有し断面略コ字状に形成される一対のガイドレール13と、ガイドレール13の延在方向の一端側に配置される巻取部材15に巻装されるなどしてカーテン両端縁39が挟入空間33に配置されることで一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて開口部25を開閉するシャッターカーテン17と、カーテン両端縁39から外側に延出する延出縁部19と、延出縁部19に沿って取付帯部41が固定され、取付帯部41に連続する係合膨出条43が設けられた可撓性を有する気密係合帯21と、一対のガイドレール13の挟入空間33に延在方向に沿って設けられ係合膨出条43と係合する奥拡がり形状の溝45を有し係合膨出条43を抜け止めしながら気密係合帯21の移動を案内するサイドガイド23と、を具備する。
【選択図】 図4
Description
本発明の請求項1記載のシャッター装置11の気密構造は、開口部25を挟んで等間隔で離間して延在し、延在方向に直交する断面形状が相互に向き合う挟入空間33を有して断面略コ字状に形成される一対のガイドレール13と、
カーテン両端縁39が前記挟入空間33に配置されることで前記一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて、前記一対のガイドレール13の延在方向の一端側に対して前記開口部25を開閉するシャッターカーテン17と、
前記カーテン両端縁39から外側に延出する延出縁部19と、
前記延出縁部19に沿って連続する取付帯部41が固定され、該取付帯部41に前記延出縁部19に沿って連続する係合膨出条43が設けられた可撓性を有する気密係合帯21と、
前記一対のガイドレール13のそれぞれの前記挟入空間33に前記ガイドレール13の延在方向に沿って設けられ、前記係合膨出条43と係合する奥拡がり形状の溝45を有し前記係合膨出条43を抜け止めしながら前記気密係合帯21の移動を案内するサイドガイド23と、
を具備することを特徴とする。
前記シャッターカーテンは、シート材35に複数の杆状部材37が所定間隔で平行に固定され前記杆状部材37の杆材両端が前記シート材35のシート両端縁39とともに前記挟入空間33に配置されることで前記一対のガイドレール13に開閉移動が案内されて前記開口部25を開閉するシートカーテン17であることを特徴とする。
前記シャッターカーテン17の操出方向の基端部に固定され、前記カーテン両端縁39から外側に突出する係合突出杆49と、
前記一対のガイドレール13の延在方向の一端側の該一対のガイドレール13間に位置し、前記シャッターカーテン17を出し入れするスリット状のカーテン出入口部31と、
前記カーテン出入口部31における前記開口部25と反対側に設けられ、前記カーテン出入口部31の縁部に沿い、前記シャッターカーテン17を厚み方向に挟んだ位置に設けられる一対の当接縁部51と、
前記一対のガイドレール13の延在方向の一端側に設けられ、前記係合突出杆49に当接する傾斜面55を備えて、前記シャッターカーテン17が前記カーテン出入口部31から繰り出される際に前記傾斜面55に前記係合突出杆49を当接させることで前記シャッターカーテン17を前記一対の当接縁部51のいずれか一方に密着させる方向に前記シャッターカーテン17の開閉軌道63を片寄らせるキャッチ部材53と、
を具備することを特徴とする。
また、気密性が得られる構造である気密係合帯とサイドガイドとがガイドレールの内側で構成されることから、外観を損ねることがないという効果がある。
また、杆状部材間において撓みやすく隙間を生じさせていたシート両端縁を気密係合帯とサイドガイドとで防ぐとこができ、杆状部材による耐風強度と気密性の向上とを兼ね備えたシートカーテンを得ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る気密構造を備えたシャッター装置の全体斜視図、図2は図1に示したシャッター装置の正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は気密係合帯とサイドガイドの分解斜視図である。
本実施形態に係るシャッター装置11の気密構造は、建物開口の上縁に、シャッターカーテン収納部27を備えるシャッター装置11に用いられる。この他、本発明に係るシャッター装置11の気密構造は、横引きシャッター装置にも用いることができる。シャッター装置11の気密構造は、ガイドレール13と、巻取部材15と、シャッターカーテン(シートカーテン)17と、延出縁部19と、気密係合帯21と、サイドガイド23と、を主要な構成として有する。
図6は気密係合帯が延出縁部の延出方向に配置されるカーテン両端縁近傍の平断面図、図7は気密係合帯が延出縁部の厚み方向に配置されるカーテン両端縁近傍の変形例の平断面図、図8は気密係合帯が杆状部材の中心に配置されるカーテン両端縁近傍の変形例の平断面図である。
本実施形態において、気密係合帯21は、図6に示すように、延出縁部19の延出方向に配置される。すなわち、延出縁部19と取付帯部41とが平行に重ね合わされて接合される。延出縁部19と取付帯部41との接合は、溶着、接着、縫着等とすることができる。また、この気密係合帯21の取付位置においては、サイドガイド23の配設位置を、図4に示すようなガイドレール13内の内隅に沿う位置や、図6に示すような内隅よりやや離れたガイドレール底面(最奥面)に沿う位置等とされる。
一対のガイドレール13の延在方向の一端側である上端側には、シャッターカーテン17を出し入れするスリット状のカーテン出入口部31が配置される。カーテン出入口部31には、開口部25と反対側であるシャッターカーテン収納部27内に位置し、カーテン出入口部31の長手方向縁部に沿ってシャッターカーテン17を厚み方向に挟んだ位置に設けられる一対の当接縁部51が接続される。これら当接縁部51は、所謂まぐさであり、カーテン出入口部31の対向する縁部とされ、開口部25の上縁部を構成する横架材等を兼ねるものである。
図9(a)は係合突出杆がカーテン出入口部に密接するキャッチ前の動作説明図、(b)は係合突出杆が傾斜面に当接した直後の動作説明図、(c)は係合突出杆がキャッチ部材に案内されて当接縁部に密接した状態の動作説明図である。
本実施形態に係るシャッター装置11の気密構造では、シートカーテン17は、シート両端縁39がガイドレール13の挟入空間33に配置され、ガイドレール13に開閉移動が案内されつつ、ガイドレール13からの抜けが規制される。
その結果、四角形状に形成されるシートカーテン17の操出方向の基端部における一辺部とカーテン出入口部31との間の気密性を向上させることができる。
図10(a)はキャッチ部材の傾斜面が図9と反対側に傾斜する変形例のキャッチ前の動作説明図、(b)は(a)のキャッチ後の動作説明図である。
キャッチ部材53は、傾斜面55の傾斜方向が、上記の実施形態と反対方向であってもよい。上記の実施形態では、係合突出杆49が下り傾斜方向の一方の当接縁部51、すなわち、シャッターカーテン収納部27の内壁面に当接したが、本変形例では、係合突出杆49が他方の当接縁部51であるまぐさの内壁面に当接する。すなわち、まぐさ(当接縁部)51の内面とで隙間を塞ぎ、気密性を得ることができる。
また、杆状部材37は、上記の実施形態と反対側のシート面に固定されてもよい。杆状部材37は、シート材35の表裏何れか一方に帯材59を固定することで、端部が開口した袋状部61を形成し、この袋状部61の端部から挿入して取り付けることができる。
13…ガイドレール
17…シャッターカーテン(シートカーテン)
19…延出縁部
21…気密係合帯
23…サイドガイド
25…開口部
31…カーテン出入口部
33…挟入空間
35…シート材
37…杆状部材
39…カーテン両端縁(シート両端縁)
41…取付帯部
43…係合膨出条
49…係合突出杆
51…当接縁部
53…キャッチ部材
55…傾斜面
63…開閉軌道
Claims (3)
- 開口部を挟んで等間隔で離間して延在し、延在方向に直交する断面形状が相互に向き合う挟入空間を有して断面略コ字状に形成される一対のガイドレールと、
カーテン両端縁が前記挟入空間に配置されることで前記一対のガイドレールに開閉移動が案内されて、前記一対のガイドレールの延在方向の一端側に対して前記開口部を開閉するシャッターカーテンと、
前記カーテン両端縁から外側に延出する延出縁部と、
前記延出縁部に沿って連続する取付帯部が固定され、該取付帯部に前記延出縁部に沿って連続する係合膨出条が設けられた可撓性を有する気密係合帯と、
前記一対のガイドレールのそれぞれの前記挟入空間に前記ガイドレールの延在方向に沿って設けられ、前記係合膨出条と係合する奥拡がり形状の溝を有し前記係合膨出条を抜け止めしながら前記気密係合帯の移動を案内するサイドガイドと、
を具備することを特徴とするシャッター装置の気密構造。 - 請求項1記載のシャッター装置の気密構造であって、
前記シャッターカーテンは、シート材に複数の杆状部材が所定間隔で平行に固定され前記杆状部材の杆材両端が前記シート材のシート両端縁とともに前記挟入空間に配置されることで前記一対のガイドレールに開閉移動が案内されて前記開口部を開閉するシートカーテンであることを特徴とするシャッター装置の気密構造。 - 請求項1または2記載のシャッター装置の気密構造であって、
前記シャッターカーテンの操出方向の基端部に固定され、前記カーテン両端縁から外側に突出する係合突出杆と、
前記一対のガイドレールの延在方向の一端側の該一対のガイドレール間に位置し、前記シャッターカーテンを出し入れするスリット状のカーテン出入口部と、
前記カーテン出入口部における前記開口部と反対側に設けられ、前記カーテン出入口部の縁部に沿い、前記シャッターカーテンを厚み方向に挟んだ位置に設けられる一対の当接縁部と、
前記一対のガイドレールの延在方向の一端側に設けられ、前記係合突出杆に当接する傾斜面を備えて、前記シャッターカーテンが前記カーテン出入口部から繰り出される際に前記傾斜面に前記係合突出杆を当接させることで前記シャッターカーテンを前記一対の当接縁部のいずれか一方に密着させる方向に前記シャッターカーテンの開閉軌道を片寄らせるキャッチ部材と、
を具備することを特徴とするシャッター装置の気密構造。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112814550A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-05-18 | 重庆亦缘鸢科技有限公司 | 一种双轨折叠式防火卷帘门 |
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DE4407922A1 (de) * | 1994-03-09 | 1995-09-14 | Perfecta Rolladen Gmbh | Anordnung zur Führung eines Endstabes oder einer Lamelle eines Rolladenpanzers in seitlichen Führungsschienen |
JPH09510760A (ja) * | 1994-04-29 | 1997-10-28 | ダイナコ アンテルナショナル | 可撓性幕を備えた閉鎖装置 |
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-
2014
- 2014-11-12 JP JP2014229962A patent/JP6431748B2/ja active Active
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CN112814550B (zh) * | 2021-01-06 | 2022-11-18 | 湖北宾辰安全科技有限公司 | 一种双轨折叠式防火卷帘门 |
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