JP2016094393A - 毛髪の調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】毛髪調整剤を用いて毛髪の状態を調整する毛髪調整方法であって、前記毛髪調整剤を使用する前にアルカリ還元イオン水により構成された毛髪調整補助剤を毛髪に浸透させる前処理工程、又は/及び、前記毛髪調整剤の少なくとも一部に前記毛髪調整補助剤を混合した混合剤を用いて毛髪を処理する塗布工程を有し、前記アルカリ還元イオン水として、表面張力が60mN/m(25°)以下でかつミネラルの含有率が0.3%以下であるアルカリ還元イオン水を用いることを特徴とする
毛髪調整方法。
【選択図】図1
Description
前記混合剤は、前記毛髪調整剤が2剤式の場合の1剤に前記アルカリ還元イオン水を混合したもの、あるいは、前記毛髪調整剤が1剤式の場合に前記毛髪調整剤に前記アルカリ還元イオン水を混合したものなど、前記毛髪調整剤の少なくとも一部に前記毛髪調整補助剤を混合したものとすることができる。
図1は、毛髪調整補助剤、カラー剤、及びパーマ剤の構成を説明する説明図であり、図2は、毛髪調整補助剤、及びトリートメント剤の構成を説明する説明図である。
図2(A)は、トリートメントに用いる毛髪調整補助剤1、およびトリートメント剤11を示す。図2(B)は、毛髪調整補助剤1とトリートメント剤11を混合した混合剤12を示す。
毛髪調整補助剤1は、蒸留水に添加物を加えて電気分解したアルカリ還元イオン水とすることができ、さらに脱酸素工程等を行った電解還元性イオン水(例えば電解還元性イオン水S−100、電解還元性イオン水S−120、または電解還元性イオン水S−109)とすることが好ましい。添加物は、例えばケイ素、マグネシウム、または硫酸等、若しくはこれらの複数とすることができ、ミネラルになる添加物とすることができる。また、毛髪調整補助剤1は、アルカリ還元イオン水そのもの、若しくは、アルカリ還元イオン水をアルカリイオン水またはミネラル水あるいは精製水にて希釈した液など、アルカリ還元イオン水により構成される液である。希釈する場合、3倍以下の希釈とすることができ、2倍以下の希釈とすることが好ましい。
所定の圧力は、4kg/cm2以上とすることができ、12kg/cm2とすることが好ましい。
所定期間は、2〜3日とすることができる。
このようにして得られたアルカリ還元イオン水は、溶存酸素が4ppm、浸透圧が水1に対して107ミリオスモル、負の電荷のミネラルが0.3%未満含まれた構成となっている。
アルカリ還元イオン水(電解還元性イオン水を含む)は、水の表面張力である72mN/m(25°)より低いことが好ましく、60mN/m(25°)以下が好ましく、56mN/m(25°)程度とすることが好適である。
アルカリ還元イオン水(電解還元性イオン水を含む)の浸透圧は、水1に対して90〜120ミリオスモルとすることが好ましく、100〜110ミリオスモルとすることがより好ましい。
毛髪調整剤は、毛髪の色合いを調整するカラー剤、毛髪のウェーブ度合を調整するパーマ剤、毛髪のキューティクル等を調整するトリートメント剤など、毛髪を調整する種々の剤を指す。
カラー剤は、カラー1剤2に染料とアルアリ剤を含有しカラー2剤3に過酸化水素水を含有する酸化染毛剤、鉄イオンとタンニン等のポリフェノールによって毛髪を染色する非酸化染毛剤、マイナスの電荷を持つ酸性染料が毛髪のケラチンタンパクのプラス部分とイオン結合して毛髪を着色する酸性染毛剤、過酸化水素水を用いてメラニンを分解する脱色剤、メラニンと染毛によって毛髪中に作られた色素を脱色する脱染剤、毛髪のキューティクルにイオン結合によって染料をコーティングする半永久染毛剤等、適宜のカラー剤を用いることができる。1剤については、弱酸性よりもアルカリ性の方が好ましい。
パーマ剤は、ウェーブ形成と縮毛矯正のどちらの用途のものでも用いることができ、還元剤およびアルカリ剤を含有するパーマ1剤7と酸化剤を含有するパーマ2剤8で構成されたパーマ剤等、適宜のパーマ剤を用いることができる。パーマ剤は、強酸系以外のものを用いることが好ましい。1剤については、弱酸性よりもアルカリ性の方が好ましい。
トリートメント剤は、高分子羽毛(φ型)ケラチン又はα型ケラチン又はγ型ケラチン等のケラチン類、低分子〜高分子PPT、中分子コラーゲン又はシリル化コラーゲン等のコラーゲン類、各種アミノ酸、NMF、ポリグルタミン酸等のグルタミン酸類など、毛髪内部にトリートメント成分を補給する適宜の物質で構成することができる。トリートメント剤は、クリーム系よりも液体系が好ましく、PPT(Polypeptide)関連が最も強く効果を発揮するためにより好ましい。また、トリートメント剤は、酸系のものよりも中性からアルカリ性のものが好ましい。また、トリートメント剤は、毛髪に対する栄養素が含有されているものが好ましい。
毛髪調整補助剤1を用いて毛髪を染毛する工程(カラー工程)は、次のとおりである。
前処理工程では、毛髪調整補助剤1を毛髪に塗布し、所定時間放置した後に、水分を取り除く。このときに塗布する毛髪調整補助剤は、100%そのままのアルカリ還元イオン水、あるいは所定濃度に希釈したアルカリ還元イオン水とすることができる。この前処理工程により、毛髪の状態がカラー剤の浸透しやすい状態に変化する。すなわち、毛髪調整補助剤1は、表面張力が低いため、カラー剤の毛髪への浸透速度を短縮することができる。なお、この前処理工程を行うことが好ましいが、前処理工程を省略することも可能である。また、前処理工程の前後で毛髪をシャンプー等で洗浄しないことが好ましい。シャンプーで洗浄すると界面活性剤が毛髪に付着してカラー剤の浸透を妨げるが、シャンプーしないことでこのようなことを防止できる。
カラー剤塗布工程では、塗布前の準備として、カラー1剤2と毛髪調整補助剤1を所定割合で混合し、さらにこの混合剤4にカラー2剤3を所定割合で混合する。カラー1剤2と毛髪調整補助剤1とカラー2剤3の混合割合は、全てを混合した混合剤5中の毛髪調整補助剤1の割合を10%〜50%とすることができ、15%〜35%とすることが好ましく、20%〜25%とすることがより好ましい。カラー1剤2とカラー2剤3の割合は、カラー剤のメーカーがカラー剤に応じて設定した推奨の割合とすることができ、例えば1:1の割合とするなど、適宜の割合とすることができる。
放置工程は、15分以下とすることができ、8分以下とすることが好ましく、5分程度とすることがより好ましい。
後処理工程では、酸化促進剤の塗布と毛髪調整補助剤1の塗布を行う。酸化促進剤は、例えばヘマチンとすることができ、塗布してもみ込みを行うことが好ましい。毛髪調整補助剤1は、霧吹きによって毛髪全体に万遍なく塗布し、毛髪に浸透させる。なお、酸化促進剤を塗布せずに毛髪調整補助剤1のみを塗布しても良い。酸化促進剤が無くとも毛髪調整補助剤1により十分な効果を得ることができる。
放置工程では、塗布したヘマチンおよび毛髪調整補助剤1に対して所定時間の放置を行う。この所定時間は、例えば1分とすることができる。
流し工程では、毛髪を水洗いする。
シャンプー工程では、シャンプーにより毛髪を洗浄する。
仕上げ工程では、ドライヤーで乾燥させヘアセットを行う。
毛髪調整補助剤1を用いて毛髪にパーマを行う工程(パーマ工程)は、次のとおりである。
前処理工程では、毛髪調整補助剤1をもみ込み、3分間の放置を行った後、水分を取り除く。この前処理工程の前にシャンプーをしないことで、毛髪調整補助剤1が毛髪に良好に浸透する。また、この前処理工程で毛髪調整補助剤1を毛髪に十分浸透させておくことで、後のパーマ剤(パーマ1剤7およびパーマ2剤8)による毛髪のダメージを抑制すると共に、パーマ剤の毛髪への浸透を促進してSS結合の切断時間を短縮する。
ワイディングでは、顧客の要望に合わせた適宜のサイズのロッドに毛髪を巻き付ける。
1剤塗布工程では、パーマ1剤7に毛髪調整補助剤1を所定割合で混合し、この混合剤9を毛髪に塗布する。パーマ1剤7と毛髪調整補助剤1の割合は、混合剤9中の毛髪調整補助剤1の割合を10%以上とすることができ、20%以上とすることが好ましく、40%以上とすることがより好ましい。毛髪調整補助剤1がpH12程度の場合、パーマ1剤7と毛髪調整補助剤1の割合は、混合剤9中の毛髪調整補助剤1の割合を10%〜90%とすることができ、20%〜80%とすることが好ましく、40%〜80%とすることがより好ましく、50%〜80%とすることがさらに好ましい。毛髪調整補助剤1がpH10程度の場合、パーマ1剤7と毛髪調整補助剤1の割合は、混合剤9中の毛髪調整補助剤1の割合を10%〜70%とすることができ、20%〜60%とすることが好ましく、30%〜50%とすることがより好ましく、40%程度とすることがさらに好ましい。
放置工程では、所定時間自然に放置する。この所定時間は、使用するパーマ剤でメーカーに推奨される通常の放置時間(通常放置時間)よりも短い時間とし、通常放置時間の半分以下の時間とすることができ、通常放置時間の1/4以下とすることが好ましく、通常放置時間の1/5程度とすることがより好ましい。毛髪調整補助剤1により、SS結合の分離を短時間に完了させることができるため、それに合わせて放置時間を短縮することで毛髪のダメージを抑制することができる。
中間水洗工程では、毛髪からパーマ1剤7および毛髪調整補助剤1を水洗いにて流し、水分を取る。
2剤塗布工程では、毛髪にパーマ2剤8を垂らすようにして塗布する。
放置工程では、所定時間の放置を行う。この所定時間は、使用するパーマ剤でメーカーに推奨される通常の放置時間(通常放置時間)よりも短い時間とすることができ、通常放置時間の半分以下の時間とすることが好ましく、通常放置時間の1/3程度とすることがより好ましい。この放置工程は、例えば1分とすることができる。
毛髪調整補助剤塗布工程では、毛髪調整補助剤1を霧吹き等によって毛髪に塗布して浸透させる。
放置工程では、所定時間の放置を行う。この放置工程は、上記(7)放置工程と同じ程度の時間とすることができ、例えば1分とすることができる。
ロッドアウトでは、ロッドに巻き付けられた毛髪をほどいてロッドを取り外す。
水流し工程では、毛髪に水を流して水洗いする。
プレリンス工程では、毛髪に対してリンスを行う。
仕上げ工程では、ドライヤーで乾燥させヘアセットを行う。
毛髪調整補助剤1を用いて毛髪にトリートメントを行う工程(トリートメント工程)は、次のとおりである。
トリートメント剤塗布工程では、毛髪調整補助剤1とトリートメント剤11を所定割合で混合し、この混合剤12を毛髪に塗布する。毛髪調整補助剤1とトリートメント剤11の割合は、混合剤12中の毛髪調整補助剤1の割合を20%以上とすることができ、40%〜90%とすることが好ましく、50%〜80%とすることがより好ましい。
仕上げ工程では、ドライヤーで乾燥させヘアセットを行う。
さらに、トリートメント剤11が毛髪内部へしっかりと浸透することにより、トリートメント効果の持続期間を長期間化することができる。
また、毛髪調整補助剤1としてpH11.0を超えるアルカリ還元イオン水(具体的にはpH12±0.5の範囲)を用いることで、防腐剤フリーで用いることができる。
<染毛方法>
まず、染毛方法の実施例について説明する。
カラー剤として、中野製薬株式会社のものを用い、カラー1剤2にキャラデコパヴェ(NB5p)を用い、カラー2剤3にキャラデコキサイドN06を用いた。
毛髪調整補助剤1は、アルカリ還元イオン水の一種である株式会社エー・アイ・システムプロダクトの電解還元性イオン水S−100を希釈せずに用いた。この電解還元性イオン水S−100は、pH12で負の電荷を持つミネラルが0.3%含まれており表面張力が56mN/m(25°)である。
◎:毛髪の内側までカラーが浸透しムラなく良好に染色された状態
○:ムラは無いが内側まで浸透しておらず毛髪の表面が良好に染色された状態
△:ムラは無いが内側まで浸透しておらず毛髪の表面が染色された状態
×:色が薄く染色が不十分な状態
◎:シャンプーを4回しても殆ど色落ちがない状態。
○:シャンプーを4回して若干の色落ちがある状態。
△:シャンプーを4回して大きく色落ちしている状態。
×:シャンプーを4回して大きく色落ちして随分色が薄くなっている状態。
◎:指で触ってざらつきがなく潤っており毛束がまとまっている状態。
○:指で触ってざらつきが少なく潤っており毛束がある程度まとまっている状態。
△:指で触ると少しざらつきがあり毛束が少し広がっている状態。
×:指で触るとざらつきがあり毛束がばらけて広がっている状態。
図3(B)に示すように、実施例1により染毛した毛髪は良好に染まっている。
図3(C)に示すように、実施例2により染毛した毛髪は良好に染まっている。
図3(D)に示すように、比較例1により染毛した毛髪は表面上は良好に染まっている。
図3(E)に示すように、比較例2により染毛した毛髪は表面上はある程度良好に染まっている。
図3(F)に示すように、比較例3により染毛した毛髪はあきらかに色が薄く染毛が不十分である。
図5(A)は実施例3によるカラーを施した毛髪の写真であり、図5(B)〜図5(D)は実施例3によるカラーを施してシャンプーを行った毛髪である。図5(B)はシャンプー2回後、図5(C)はシャンプー4回後、図5(D)はシャンプー6回後である。図に示すように、6回シャンプーを行っても殆ど色落ちしておらず、良好な染毛状態を維持している。
次に、パーマ方法の実施例について説明する。
本発明は、毛髪にウェーブをかけるパーマ、および縮毛をストレートにするパーマのいずれにも用いることができるが、この実施例では毛髪にウェーブをかけるパーマにて説明する。
◎:まとまりよく均等にしっかりとウェーブがかかっている状態。
○:ある程度均等にしっかりとウェーブがかかっている状態。
△:少しウェーブがかかっているが不十分な状態。
◎:8回シャンプーしてもシャンプー前のウェーブをほぼ保っている状態。
△:8回のシャンプーによりウェーブが相当弱まっている状態。
×:8回のシャンプーによりウェーブが殆ど無くなっている状態
◎:指で触ってざらつきがなく潤っており毛束がまとまっている状態。
△:指で触ると少しざらつきがあり毛束はある程度まとまっている状態。
×:指で触るとざらつきがあり毛束がばらけて広がっている状態。
図6(B)に示すように、実施例4によりパーマを施した毛髪はしっかりと良好にウェーブがかかり毛束もまとまっている。
図6(C)に示すように、比較例4によりパーマを施した毛髪はある程度しっかりウェーブがかかっているが毛束がばらけている。
図6(D)に示すように、比較例5によりパーマを施した毛髪は毛束はまとまっているもののウェーブが弱く不十分な状態となっている。
次に、トリートメント方法の実施例について説明する。
本発明は、毛髪に行う様々なトリートメント剤を用いることができるが、この実施例では毛髪に栄養を与えるトリートメント剤にて説明する。
◎:トリートメント剤が内部までしっかり浸透し、指で触ると十分に弾力がありもちもちとした感触が得られる状態。
○:トリートメント剤が内部にある程度浸透し、指で触るとある程度の弾力があり少しもちもちとした感触が得られる状態。
△:トリートメント剤が表面に少し浸透し、指で触るとわずかに弾力があり表面もカサカサしていない状態。
×:トリートメント剤が浸透しておらず、指で触ると弾力が感じられる表面もカサカサしている状態。
◎:トリートメント効果が長期間に渡って得られる状態。
○:トリートメント効果がある程度長い期間に渡って得られる状態。
△:トリートメント効果が得られるが持続期間が短い状態。
×:トリートメント効果が殆ど持続しない状態。
◎:トリートメント剤を塗布する以外の作業を必要としない。
×:トリートメント剤を塗布する以外に多数の作業を必要とする。
しかも、従来の方法に比べてトリートメント剤11が格別に毛髪内部へ浸透するため、より高いトリートメント効果を得ることができる。
例えば、パーマ方法とカラー方法とトリートメント方法のうち2以上を組み合わせて毛髪に適用することもできる。
2…カラー1剤
3…カラー2剤
4,5,12…混合剤
7…パーマ1剤
8…パーマ2剤
9…混合剤
11…トリートメント剤
Claims (7)
- 毛髪調整剤を用いて毛髪の状態を調整する毛髪調整方法であって、
前記毛髪調整剤を使用する前にアルカリ還元イオン水により構成された毛髪調整補助剤を毛髪に浸透させる前処理工程、
又は/及び、
前記毛髪調整剤の少なくとも一部に前記毛髪調整補助剤を混合した混合剤を用いて毛髪を処理する塗布工程を有し、
前記アルカリ還元イオン水として、表面張力が60mN/m(25°)以下でかつミネラルの含有率が0.3%以下であるアルカリ還元イオン水を用いることを特徴とする
毛髪調整方法。 - 前記アルカリ還元イオン水は、浸透圧が水1に対して90〜120ミリオスモルであることを特徴とする
請求項1記載の毛髪調整方法。 - 前記アルカリ還元イオン水に含まれる前記ミネラルが負の電荷を帯びていることを特徴とする
請求項1または2記載の毛髪調整方法。 - 前記毛髪調整剤を用いて毛髪を処理した後に、前記毛髪調整補助剤を塗布し、さらに放置する
請求項1、2、または3記載の毛髪調整方法。 - シャンプーによる洗髪をしないことによって毛髪に界面活性剤を付着させず、前記毛髪調整剤を使用する前に前記毛髪調整補助剤を毛髪に浸透させ、さらにシャンプーによる洗髪をすることなく前記毛髪調整剤による毛髪の調整を行う
請求項1から4のいずれか1つに記載の毛髪調整方法。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の毛髪調整方法に用いられる
毛髪調整補助剤。 - 表面張力が60mN/m(25°)以下で、かつ、負の電荷を帯びたミネラルが含有されているアルカリ還元イオン水を毛髪調整剤に混合した
混合剤。
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