JPH0638765B2 - コールドパーマネント及び毛染め方法 - Google Patents

コールドパーマネント及び毛染め方法

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JPH0638765B2
JPH0638765B2 JP27415790A JP27415790A JPH0638765B2 JP H0638765 B2 JPH0638765 B2 JP H0638765B2 JP 27415790 A JP27415790 A JP 27415790A JP 27415790 A JP27415790 A JP 27415790A JP H0638765 B2 JPH0638765 B2 JP H0638765B2
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幸雄 倉部
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願は、理美容業及び一般家庭において、利用水及び使
用水は水道水であり、この水質を改良することによって
理美容業の技術処理及び一般家庭において、電解イオン
水生成器を使用し洗髪をすることより頭皮及び頭髪にお
いてて安全性また健康上の問題点を改良することに係る
ものである。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、下記のようなものにな
っている。
一般に主として理美容業では、利用水及び使用水は水道
水を使用して、水または給湯機でもって加熱し、温度約
38℃前後の温水をシャワー状態にして、これと併用して
年ごと高品質な洗剤及び薬剤を使用し、理美容器具を用
いて技術処理を実施しているのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
後述の発明の詳細な説明で詳細に説明するように、水道
水中に含有されている塩素の有毒性、併用されるシャン
プー剤の原料中に含有される洗浄剤の保湿効果の減少な
どの問題を指摘できる。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、下記のこ
とができるものを提供しようとするものである。
本発明の方法は、従来の利用水及び使用水は水道水であ
り、これを改良するため、浄水器(濾過装置)を用い、
水に含まれている塩素及び鉄分ほかを除去し、その後、
電解イオン水生成器を使用し、電離作用及び電気浸透作
用により陽極側に生成したpH6.9〜3.0(溶液中の水素イ
オン濃度)の酸性イオン水、陰極側に生成したpH7.1〜1
2.0(溶液中の水素イオン濃度)のアルカリ性イオン水
に調整されたイオン含有水を水及び霧状または給湯機に
て加熱し、体温よりも高めの温度(37〜40℃)のシャワ
ー状態(水圧2kg/cm2以内)にして洗髪に利用し、これ
と併用して石鹸(動植物性油脂中の苛性カリで鹸化の石
鹸)を頭髪に塗布し良く濯ぎ洗いをすることによって理
美容業の技術処理の改良をし著しい効果を上げたことを
確認している。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のものは下記のよう
になるものである。
すなわち本願のものは、水道水を濾過装置である浄水器
を使用して水に含まれている塩素及び鉄分ほかを除去
し、その後、電解イオン水生成器を使用し、それより生
じる電離作用及び電気浸透作用により陽極側に生成した
溶液中の水素イオン濃度pH6.9〜3.0の酸性イオン水、陰
極側に生成した溶液中の水素イオン濃度pH7.1〜12.0の
アルカリ性イオン水に調整されたイオン含有水を、水及
び霧状または給湯機にて加熱し体温より高めの温度であ
る37〜40℃の条件で水圧2kg/cm2以内の条件のシャワー
状態にして洗髪に利用し、これと併用して動植物性油脂
中の苛性カリで鹸化の石鹸を併用して頭髪に塗布して良
く泡立て濯ぎ洗いをするよう構成されたコールドパーマ
ネント及び毛染め方法である。
[作用] 効果と共に説明する。
[発明の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1.シャンプー剤について 洗髪には一般に水道水を使用し、シャンプー剤も石油か
ら合成された(陰イオン系)合成界面活性剤含有を併用
して、頭皮、頭髪に付着している垢や汚れを水道水を水
及び給湯機で加熱し、温度38℃前後の温水をシャワー状
態で良く濯ぎ洗いをし除去して清潔に保つために用いら
れている。
しかし、水道水中に含有されている塩素は、濃度によっ
ては有毒性が認められ、また、加熱することによって濃
度が高まる。
水道水中に含有する塩素は水または加熱して使用するこ
とによって人体そのものが有機物質のため、頭皮の角質
が乾燥し角片の剥離が起き、頭髪と皮膚の乾燥が早ま
る。
また、角質層が空気に触れると乾燥し、角質本来の持つ
皮膚保護力が低下してゆく、角質(0.01〜0.03mm)が乾
燥し始めるのが現状である。
この時、併用されているシャンプー剤の原料中に含有す
る洗浄剤は、石鹸及び界面活性剤が使用されており、特
に石油から合成された(陰イオン系)合成界面活性剤に
よって、皮膚膜が溶解し角質細胞が乾燥することにより
角質細胞に保湿効果が失われ皮膚の再生が衰えていく。
また、有害物質の侵入を防ぎづらくなり、殺菌力も失わ
れ、角質層より有害化学物質の皮膚吸収が起きる。
このため、水道水を浄水器(濾過装置)を使用し水道水
中に含まれる塩素及び鉄分ほかを除去し、その後、アル
カリ性イオン水を給湯機にて加熱し、温度37〜40℃のア
ルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の温度を保ちシャワ
ー状態(水圧2kg/cm2以下)良く濯ぎ洗いをする。
この時、併用して使用するシャンプー剤は、従来使用さ
れている石油から合成された(陰イオン系)合成界面活
性剤含有のものを使用しないで石鹸(動植物油脂中の苛
性カリで鹸化の石鹸)を用い使用した。
この結果、従来のシャンプー剤の使用量及び石鹸(動植
物油脂中の苛性カリで鹸化の石鹸)の使用量は次の通り
となった。
上記の結果、アルカリ性イオン水pH7.5±0.2を使用し、
これと併用して石鹸(動植物性油脂中の苛性カリで鹸化
の石鹸)を用い使用し洗髪することにより、頭皮、頭髪
に与える化学的な傷害を防ぐことが可能となった。
2.リンス剤について 従来のリンス剤の主成分は、塩化ベンザルコニウムなど
の陽イオン系界面活性剤、他4種類の合成界面活性剤含
有であり、保湿効果、殺菌効果を目的として使用してい
る。
従来は水道水を水または給湯機で加熱し、温度38℃前後
の温水をシャワー状態にし、リンス剤を用いて良く濯ぎ
洗い後、頭髪と角片吸着、残留させ、その作用で頭髪を
柔らかくしていく、角片は殺菌作用を得る。
しかし、この時、頭皮、頭髪、角片にリンス剤は吸着、
残留するため、頭皮に対しては皮膚炎を起こし、頭髪に
対しては溶解させ、角片(表皮)に対しては皮膚炎を起
こす。
また、皮脂腺及び汗腺の排泄機能が損なわれる。
このため、酸性イオン水を給湯機にて加熱し、温度37〜
40℃に設定し、酸性イオン水(PH3.5〜±0.2)をシャワ
ー状態(水圧2kg/cm2以内)で良く濯ぎ洗いをする。
この時、併用して従来のリンス剤(陽イオン系合成界面
活性剤含有)を使用しないで植物性油(ひまわり油、ホ
ホバ油)を1〜3mlを塗布し良く濯ぎ洗いをした。
従来のリンス剤の使用量は5〜7mlであった。
この結果、一般客を対象に洗髪後の調査をした結果次の
通りであった。
この結果、洗髪後、頭皮に皮膚炎が起きなかった。
また、皮脂腺と汗腺の排泄機能を調べるため、水分測定
器を使用して頭皮の毛根部3mmから14mmの範囲の部分に
頭毛の水分保有量を測定した結果、従来の水分保有量は
合成化学成分の保湿剤を使用し平均10〜13%であり、今
回の方法では平均10〜14%の水分保有量を認め確認して
いる。
別表の通りである。
水道水と陰イオン系合成界面活性剤シャンプー及び陽イ
オン系合成界面活性剤リンスを使用している頭髪の水分
保持量。(来客時にアクアチェッカーで水分を測定し
た。) アルカリ性イオン水及び石鹸を使用し洗髪した後の頭髪
の水分保持量の比較パーセント。(約60〜120℃のハン
ドドライヤーで乾燥させスタイルを作った後の水分保持
量。なお、リンストリートメントによる化学的な水分保
持等は全く使用していない。) 3.毛染めについての従来のものは下記の通りである。
従来の洗髪は水道水を給湯機で加熱し温度38℃前後の温
水をシャワー状態にし、シャンプー剤〈石油から合成さ
れた(陰イオン系)合成界面活性剤を含む〉を併用して
良く濯ぎ洗いをする。
使用水に用いられている水道水には塩素及び鉄分ほかが
含まれていることにより、塩素及び鉄分が酸化物質のた
め、毛染めの発色が暗くなる。
ここで使用されているシャンプー剤についての欠点はシ
ャンプー剤のところで述べている。
シャンプー剤(石油から合成された陰イオン系合成界面
活性剤)の使用量は一度洗いで7〜10ml、シャンプー剤
の代わりに使用した石鹸の使用量は5〜7mlである。
4.毛染めの方法の従来の状態は下記の通りである。
白髪染めの場合 a.白髪染めの場合、白髪の多い部分から毛染め剤をた
っぷり塗布する。
b.全体に塗布した後、キャップをする。
c.加温する場合は、遠赤外線、赤外線、スチーマ等の
機器を使用して30℃で5〜10分間加温する。自然放置の
場合、室温25〜27℃で10〜20分放置する。
d.希望の色が出たら全体を櫛でとかす。
e.少量のぬるま湯(水道水)で髪と頭皮を軽くマッサ
ージし、頭皮についている薬液を濯ぎ洗いする。
f.シャンプー剤〈石油から合成された(陰イオン系)
合成界面活性剤含有〉を用いて充分に洗髪する。
白髪染め(始めて染める)の場合 a.白髪全体にたっぷりと塗布する。
b.全体に塗布した後、キャップをする。
c.加温する場合は遠赤外線、赤外線、スチーマ等の機
器を使用して30℃で15分間放置する。
自然放置の場合は30分間放置する。
d.毛先に液が行き渡るように全体を櫛でとかし5分間
放置する。
e.希望の色が出たら暗くなりすぎないように注意す
る。
そして、少量のぬるま湯(水道水)で頭髪と頭皮を軽く
マッサージし、頭皮についた薬液を濯ぎ洗いする。
f.シャンプー剤〈石油から合成された(陰イオン系)
合成界面活性剤含有〉を用いて充分に洗髪する。
従来の毛染めや白髪染めでの問題点 頭皮の状態においては、アレルギーを引き起こす。
現在の技術に中では加温の温度が50〜80℃の範囲で使用
しているため、化学的に促進が進みすぎ、頭髪の損傷が
起きている。
少量のぬるま湯は、水道水を使用しているため、染め上
がりの色よりも幾分暗くなってしまうこともある。
水道水の塩素、鉄分の作用とシャンプー剤〈石油から合
成された(陰イオン系)合成界面活性剤〉の働きによ
り、頭髪の表皮の油分の溶解と頭皮の乾燥があり、雲
脂、かゆみが出て頭皮の炎症が起きる。
毛染めについての本発明の場合は下記の通り構成されて
いる。
洗髪はアルカリ性イオン水を給湯機で加熱し温度37〜40
℃に設定しアルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)をシャ
ワー状態にして石鹸(動植物性油脂中の苛性カリの鹸化
の石鹸)を併用して良く泡立てて濯ぎ洗い流す。
このことにより、従来のシャンプー剤〈石油から合成さ
れた(陰イオン系)合成界面活性剤含む)を使用せず、
アルカリ性イオン水を給湯機にて加熱し温度37〜40℃の
アルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の温度を保ちシャ
ワー状態(水圧2kg/cm2以内)で石鹸(動植物性油脂中
の苛性カリで鹸化の石鹸)をつけ泡立て良く濯ぎ洗い
後、毛染め剤を塗布することにより、1剤、2剤の毛染
め剤の使用量を削減することができた。
また、発色確認後、アルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.
2)を霧状にし頭髪に吹き付け全体に均一に伸ばすこと
により、むら染めを防止することもできた。
従来のシャンプー剤を用いた時の発色の度合による混合
比は、基準は1剤に対し2剤を倍使用すること。
発色の度合は使用水の水質(鉄分他)により2剤の混合
比が変わる。
アルカリ性イオン水を用いた後の使用量1剤〈主成分ア
ンモニア、約30ml 30ml 酸化染料(染色剤)〉 2剤(主成分過酸化水素)約30ml 60mlで充分毛染めが
でき効果を上げたことを確認している。
5.毛染めについて 毛染め後の洗髪について 従来、発色後全体に水道水を給湯機で加熱し、温度38℃
前後の温水をシャワー状態にしシャンプー剤〈石油から
合成された(陰イオン系)合成界面活性剤を含む〉を使
用して頭皮、頭髪に付着する染毛剤を良く泡立ててから
濯ぎ洗い流して取り除く。
次に、リンス剤(陽イオン系合成界面活性剤を含む)を
塗布し、水道水を給湯機で加熱し温度38℃前後の温水を
シャワー状態にし、余分なリンス剤を洗い流してタオル
で水分を取り除く。
しかし、水道水に含まれる塩素が酸化作用を起こし、鉄
分が酸化物質として吸着し、石油から合成された(陰イ
オン系)合成界面活性剤により頭皮の油分(皮脂膜)を
溶解し、頭髪の表皮の油分も溶解することにより頭皮及
び頭髪が乾燥する。
このことにより、シャンプー剤〈石油から合成された
(陰イオン系)合成界面活性剤〉の使用により毛表皮の
油分がとられたために、トリートメント剤、ブロー剤、
ヘアークリーム、リンス剤によって、皮脂膜の油分と水
分の代わりとして鉱物、動物、植物系の油分のいずれか
を含む陽イオン系合成界面活性剤)の乳化力を利用して
油分を頭髪に吸着し定着させるため使用している。
毛染め後の洗髪についての本発明の場合は下記の通り構
成されている。
従来のシャンプー剤の代わりにアルカリ性イオン水を給
湯機にて加熱し、温度37〜40℃のアルカリ性イオン水
(PH7.5〜±0.2)の温度を保ちシャワー状態(水圧2kg/
cm2以下)で石鹸(動植物性油脂中の苛性カリで鹸化の
石鹸)をつけ良く濯ぎ洗いをすることにより保湿を保つ
ことができた。
6.毛染め後のトリートメント剤について 従来のトリートメント剤(油分の補給剤)は、動物植物
油または乳化剤が多く含まれている。
従来のトリートメント剤の代わりに酸性イオン水を使用
する。
本発明の場合は、酸性イオン水を給湯機にて加熱し、温
度37〜40℃の酸性イオン水(PH3.5±0.2)の温度を保ち
シャワー状態(水圧2kg/cm2以下)で充分濯ぎ洗いをし
植物油(ひまわり油及びホホバ油)を1〜3ml塗布し、
その後、酸性イオン水(PH3.5±0.2)の温度(37〜40
℃)の温水をシャワー状態(水圧2kg/cm2以内)で軽く
濯ぎ洗いをする。
また、従来の場合は、ブロー剤(油分の補給目的で乳化
剤を含む)は毛染め、カット、パーマ後の艶出しに使用
される。
本発明の場合、従来のブロー剤の代わりにアルカリ性イ
オン水(PH7.5〜±0.2)をハンドスプレーに入れ霧状に
し頭髪に吹き付け使用し艶出しをする。
従来の場合、ヘアークリーム(動物、植物、鉱物油の乳
化剤を含む)は油分の補給を目的としている。
本発明の場合、従来のヘアークリームの代わりに植物油
(ひまわり油、ホホバ油)を使用した。このことによ
り、頭髪内の水分保持もでき、乾燥を防ぎ艶出しでき
た。
7.毛染め後のリンス剤について 本発明では従来のリンス剤(陽イオン系合成界面活性剤
を含む)の代わりに酸性イオン水を給湯機にて加熱し、
温度37〜40℃の酸性イオン水(PH3.5±0.2)の温度を保
ちシャワー状態(水圧2kg/cm2以下)で濯ぎ洗いをする
ことにより、頭皮の皮脂膜の再生時間が短縮された。
また、水分測定器を用いて頭皮の毛根部3mmから14mmの
範囲の部分の頭髪を測定した結果、従来の合成化学成分
の保湿剤を使用しなくても充分な水分含有量が確認され
ている。
8.毛染めの仕上げについて 従来は頭髪に対し養毛剤及びアルコールトニック、ま
た、ハンドドライヤームース(ドライヤー用ローショ
ン)を塗布しハンドドライヤー(加熱最高温度60〜120
℃)の熱風を頭髪に吹き付け乾燥させている。
また、従来は樹脂系の固定剤(セットスプレー)をかけ
頭髪内に空気中の水分を吸収しないよう遮断することに
よりセットの形の保護をする。
従来の場合、毛染め剤を使用した後の頭髪、頭皮はシャ
ンプー剤〈石油から合成された(陰イオン系)合成界面
活性剤〉及びリンス剤(陽イオン系合成界面活性剤)を
使用するため、石油から合成された陰イオン系合成界面
活性剤及び陽イオン系合成界面活性剤、さらに、酸化染
剤が頭髪、頭皮に残留付着する。
また、従来の場合、ハンドドライヤーの熱風により残留
した毛染め剤、シャンプー剤、リンス剤によって、さら
に頭皮に炎症を起こしやすく急激な乾燥は避けるべきで
ある。アルコールトニック及び養毛剤によっても頭皮へ
の炎症も起きる。
本発明では、毛染め後、酸化染剤が頭髪、頭皮に付着す
るため、酸化後の毛染め剤をアルカリ性イオン水を給湯
機にて加熱し、温度37〜40℃のアルカリ性イオン水(PH
7.5〜±0.2)の温度を保ちシャワー状態(水圧2kg/cm2
以内)で5〜8分間良く濯ぎ洗いをし、その後、石鹸
(動植物油脂中の苛性カリで鹸化の石鹸)で泡立てし、
それを併用して酸性イオン水を給湯機にて加熱し、温度
37〜40℃の酸性イオン水(PH3.5±0.2)の温度を保ちシ
ャワー状態(水圧2kg/cm2以内)で頭皮、頭髪の酸化毛
染め剤を洗い流すことにより、アルカリ成分頭髪の膨潤
が促進されず頭皮の保護にも効果があり、頭皮に付着し
た毛染めの主成分アニリン誘導染剤(発癌性物質含有)
が軽減される。
さらに、効果として頭髪の艶が出て、頭髪の櫛通りが非
常に良くなった。
コールドパーマ 従来の利用水及び使用水は水道水を使用している。
コールドパーマの技術処理方法についても、洗髪にはシ
ャンプー剤〈石油から合成された(陰イオン系)合成界
面活性剤を含む〉を用いている。
シャンプー剤の目的は前述の通りである。
また、従来のシャンプー剤〈石油から合成された(陰イ
オン系)合成界面活性剤を含む〉を使用すると、頭髪の
濯ぎ洗いの悪い時には、衿廻り(シャンプー技術上濯ぎ
にくい部分)、耳の後ろ及び額に残ると、コールド液の
チオグリコール酸アンモニウムの相乗効果(チオグリコ
ール酸は還元作用、アンモニアは膨潤、軟化作用)によ
り石油から合成された(陰イオン系)合成界面活性剤の
作用(皮脂膜の溶解により蛋白質と界面活性剤が付着し
て結合)のため、皮膚炎を起こす原因となっている。
また、水道水に含まれている鉄分によりパーマ液の主成
分チオグリコール酸(還元作用目的)が、利用水及び使
用水に含まれている金属類(鉄、銅、マンガン等)によ
って酸化することにより、ジチオグリコール酸(金属
類、鉄、銅、マンガン等が分解して硫化水素や硫黄を生
成すること)となり、目的である還元作用を低下しウエ
ーブ形成を困難にしている。
そのため、再度、コールド液を塗布し直すことにより接
触性皮膚炎の原因ともなっている。
さらに、水道水の中に含まれている鉄分とチオグリコー
ル酸と反応し、ジチオグリコール酸となるため、使用し
ているタオルは鉄分の酸化によって赤く変色する。
シャンプー剤を使用しての洗髪の方法は、毛染めの方法
と同じ処理方法である。
この場合、コールドパーマには、ロット巻きの水巻きの
場合と直接巻きの場合がある。
従来の水巻は、薬液1剤〈主成分、還元作用を持つチオ
グリコール酸もしくはその塩類(チオグリコール酸アン
モニウム、チオグリコール酸ナトリウム)〉が頭髪に対
し均一に浸透させるためである。
しかし、水道水に含まれている鉄分等によってむらがで
き、さらに、薬液1剤の還元作用(シスチン結合の切
断)がしずらくなる。
従来の直接巻きの方法は、水道水を給湯機で加熱し、温
度38℃前後の温水をシャワー状態にし頭髪を洗髪し湿り
気がある状態で頭髪にロットを巻付け、薬液1剤を塗布
しキャップをかぶせ5〜15分間放置し還元作用をさせ
る。
頭髪に対して薬液1剤を頭髪に直接塗布する時、ロット
の巻付け時間に約20分間を要するため、頭髪が乾燥す
るため、薬液1剤の均等な塗布ができず、頭髪のウエー
ブの強弱がありまばらになっている。
これに対して本発明のものは、水巻き及び直接巻きに
は、アルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の水溶液(従
来の水道水と同じ温度)をハンドスプレーにて霧状にし
塗布使用することにより、薬液1剤のチオグリコール酸
アンモニウムの浸透を早め、頭髪にむらなく均一に塗布
することができ、頭髪に対しウエーブの強弱がまばらに
なることを防止できた。
また、直接巻きの場合の薬液1剤の使用量については次
の通りとなった。
従来水道水使用後の頭髪に対しての薬液1剤の使用量
は、ショートヘアは80cc、ロングヘアは120cc使用して
いる。
これに反し、本発明では、アルカリ性イオン水の使用
後、頭髪に対しての薬液1剤の使用量は、ショートヘア
は40ccにアルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の水溶液
を40cc以内混合させ使用する。
ロングヘアは60ccにアルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.
2)の水溶液60cc以内混合させ使用する。
この結果、頭皮に与える溶解が軽減できて頭髪の過剰膨
潤を抑制できた。
また、本発明の方法による直接巻きの場合、薬液1剤の
使用量が約50%削減できた。
ただし、技術者によっては薬液1剤の使用量の不足の時
があり、この時には薬液1剤50%に対して10〜20%のア
ルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)を混入し使用するこ
とができる。
テストカールの従来の方法は、ロット巻き終了後、頭髪
にキャップをかぶせ加温器を使用して温度30〜50℃にて
5分から15分間加温する。
その後、キャップを頭髪より取去りテストカール(ウエ
ーブの確認)を行ない、使用水(水道水)を霧状にし、
頭髪全体に塗布し、薬液2剤(主成分は臭素酸カリウム
または臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウムの単品が
混合物である。中性または弱酸性の3〜5%水溶液であ
る)をスポイトまたはハケ塗りで塗布する。
加温することにより、1剤中のアンモニアが温度により
柔化膨潤を促進させ、チオグリコール酸の成分の中のア
ンモニアが過剰に頭髪内部に浸透させているために、頭
髪が過剰膨潤するため根元より1cmから切毛することも
ある。
さらに、頭皮、額、衿足、耳に接触性皮膚炎を誘発させ
るファンデーション(メーク化粧品)を額に使用してい
る時は、薬液1剤と反応し額の部分が赤く炎症し痛みを
感じる。
この解決方法としてロット巻き終了後、キャップをかぶ
せ加温器を使用しないで、キャップ表面をタオルで覆い
体温熱を利用し室温25〜27℃前後で5〜15分間放置し
た。
その後、キャップを取る。(取った時にアンモニア等の
異臭がアルカリ性イオン水とパーマ液1剤を併用して使
用しているため、従来より抑えられる。)その後、頭髪
のウエーブの確認をし、アルカリ性イオン水(PH7.5〜
±0.2)の水溶液をハンドスプレーにて霧状にし、頭髪
全体に塗布して薬液2剤をスポイトで塗布する。
次に、額に使用しているファンデーション(メーク化粧
品)は、アルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の水溶液
で拭き取ることによって、額の部分が赤く炎症しないで
痛みもなくすることができた。
また、皮膚の弱い人は酸性イオン水(PH3.5±0.2)の水
溶液をコットン(綿)に含ませ、額、耳、衿足等に塗布
することにより炎症を防止することができた。
薬液2剤の使用について 従来は薬液2剤使用前に水道水をハンドスプレーにて霧
状にし塗布し、その後、薬液2剤(主成分は臭素酸カリ
ウムまたは臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウムの単
品が混合物である中性または弱酸性の3〜5%の水溶
液)をスポイトで塗布し頭髪の波形(ウエーブ)の固定
をする。
ここで、薬液1剤に含有する主成分のチオグリコール酸
とアンモニア、他が加温により頭髪が柔化膨潤し還元作
用が促進している頭髪に対し、薬液2剤の主成分の酸化
物質も過剰に吸着し定着している。
薬液2剤を使用前に水道水を使用しないで、アルカリ性
イオン水(PH7.5〜±0.2)の水溶液をハンドスプレーに
て霧状にし塗布することにより、還元の時に発生する水
素に対し水素酸基を持つアルカリ性イオン水(PH7.5〜
±0.2)を使用することによりシスチンの切断に働いて
いた水素と結合し水(H2O)となり、酸化物質である薬
液2剤の酸素の発生に役立つことにより残留水素を水に
変えることができる。
これによって、頭髪内における薬液1剤の還元を防止し
薬液2剤の酸化を促進させることができた。
ロットアウトについて 従来の時間は、テストカールに要した時間(5〜15分)
に約5分間加算した後、ロットを取り外す。
その後、水道水を使用して給湯機でもって加熱し温度約
38℃前後の温度を保ちシャワー状態にして、これと併用
してシャンプー剤〈石油から合成された(陰イオン系)
合成界面活性剤を含む〉でパーマ液を良く濯ぎ洗い流
す。
その後、リンス剤〈(陽イオン系)合成界面活性剤を含
む〉を塗布し濯ぎ洗いをしタオルドライして終了る。
しかし、従来使用されている水道水に含有されている塩
素により漂白作用が起き、膨潤柔化している頭髪内のメ
ラニン色素を漂白し脱色の状態となり、薬液2剤の作用
も加わり、さらに脱色する。
この結果、コールドパーマを常にかける人は必ず頭髪の
フロント(全面)、サイド(側面)及び全体的に脱色す
る。
従来の水道水を使用しないでアルカリ性イオン水を給湯
機にて加熱し温度37〜40℃のアルカリ性イオン水(PH7.
5〜±0.2)の温度を保ちシャワー状態(水圧2kg/cm2
下)で良く洗い流す。
この時、従来のシャンプー剤を使用しないで石鹸(動植
物油脂中の苛性カリで鹸化の石鹸)を併用して頭髪に付
着しているパーマ液を良く洗い流す。
この結果、塩素の漂白作用を受けず、酸化防止をさせる
ため、薬液2剤による脱色も防止できた。
さらに、従来のリンス剤の代わりに酸性イオン水を給湯
機にて加熱し温度37〜40℃酸性イオン水(PH3.5±0.2)
をシャワー状態(水圧2kg/cm2以内)で頭髪を濯ぎ洗い
することにより頭髪の引き締めもできた。
仕上げ 従来はブロー剤(成分、動物、植物鉱物油、シリコンを
乳化させるために合成界面活性剤を用いている)を使用
ることにより頭髪の乾燥を防いでいる。
この作用は乳化剤(合成界面活性剤の持つ溶解力により
頭髪表面(表皮)の乾燥をさせる。
これを防ぐためにブロー剤の成分中の動物、植物、鉱物
油、シリコンを乳化剤によって吸収、吸着させている
が、頭髪に張り、艶がなくなり、頭髪が細くなる。
また、ハンドドライヤーの熱風によって急激に乾燥させ
るために起きる蛋白質の熱変性毛となる。
このため、従来のブロー剤の代わりに酸性イオン水(PH
3.5±0.2)及びアルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の
水溶液を霧状にして頭髪の乾燥状態によって数回塗布す
ることにより張り、艶及び頭髪の表皮の溶解を防ぐこと
が確認された。
頭髪に高級ブランドの香水を付着させ加臭する技術につ
いて従来にない技術方法 アルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)の水溶液150mlに
対して高級ブランドの香水2〜3mlをハンドスプレーの
容器内で混合し霧状にして頭髪全体に塗布し乾燥仕上げ
として使用できた。
ハンドドライヤーで頭髪をセットする時、セットローシ
ョン(ブローローション)の代わりとして高級ブランド
の香水をアルカリ性イオン水(PH7.5〜±0.2)約150ml
に対し2〜3mlをハンドスプレーの容器内で混合し霧状
にして頭髪全体に塗布する。
コールドーマの技術方法の中ではロット巻きの時の水分
補給の時に霧状にしハンドスプレーにて頭髪に塗布す
る。
このことにより、従来理美容業において、技術処理の中
にないアルカリ性イオン水を使用しての処理方法は全く
なかった。
今回の方法は全く新しい高級ブランドの香水を頭髪に対
し使用ることが可能になり、著しい効果を上げたことを
確認している。
また、頭髪に与える影響(変色及び頭皮のかゆみ)が全
くなかった。
従来理美容業及び一般家庭用で取扱われ使用されてい商
品は主に次の通りとなっている。
1.シャンプー剤(頭皮、頭髪の汚れ落し) 2.リンス剤(頭髪の静電気防止に用いる) 3.ブロー剤(ドライヤーのセットローション) 4.オイルスプレー(艶出しに用いる) 5.ミスト(瞬間スタイリングに用いる) 6.ヘアートリートメント(頭髪の保護用に用いる) 7.スキャルプトリートメント(頭皮の保護用に用い
る) 8.養毛剤 9.ヘアークリーム(油分の補給に用いる) 10.毛質軟化剤 11.スタイリングムース(ドライヤームース、整髪
料) 12.アルコールトニック(マッサージ用アルコール
剤) 本発明方法によって、1〜12までの処理剤は全く使用
せず技術処理ができた。
使用に要するものは、アルカリ性イオン水、酸性イオン
水の持つ特徴を利用したこと、石鹸(動植物油脂中の苛
性カリで鹸化の石鹸)、また、植物油(ひまわり油、ホ
ホバ油)を使用したこと、さらに、コールドパーマネン
トにおいての薬液の削減も可能となり、安全上また健康
上の問題点を改良することができた。
イは水溶液(PH)加熱装置である。
そこで、この水溶液(PH)加熱装置の構成は下記のよう
に構成されている。
1は利用水または使用水の水道水の給水口、2は水圧を
一定にし逆流を防ぐための給湯機用減圧逆止弁、3は給
湯機(ボイラー)で給水口1より給水された水道水を、
加熱し給湯機用温水循環ポンプ20で給湯機と熱交換機
内に配設されたコイル状のステンフレキパイプ10の中
に温水を循環させるものである。
4は自動空気抜き弁で、給湯機内の水温を上げることに
より、空気が発生するため、取付け空気が缶体に滞留す
ることを防ぐ。
5は膨張逃し弁で、給湯機内の水温を上げることによ
り、熱膨張が起きる。そのため、給湯機内の缶体に無理
をかけないため膨張した温水を外し逃がす。
6は安全弁で、給湯機内の缶体に破損が起こらないよ
う、また、膨張逃し弁が支障した時に作動する。
7は浄水器である濾過装置を組入れた電解イオン水生成
器で、給水口1より給水された水道水をこれに通し浄水
及び電気分解し生成されたイオン含有水をそれぞれ熱交
換機16,17内に給水する。
8,9は熱交換機16,17に取付けした電極水位棒
で、満水時にイオン含有水の給水電磁弁にて停止させ、
熱交換機内の水位が不足すると、給水用電磁弁が開き給
水させる。
10はコイル状のステンフレキパイプで、給湯機3より
加熱された温水を給湯機用温水循環ポンプ20で熱交換
機内に組入れてあるステンフレキパイプ10の内部を通
し循環させ電解イオン生成器より生成されたイオン含有
水を熱交換機16,17内で加熱させることになる。
11はアルカリ性イオン水用の給湯加圧装置(加圧ポン
プ)で、熱交換機16内の加熱されたイオン含有水を加
圧しシャワーヘッドに送るためのものである。
12は酸性イオン水用の給湯加圧装置(加圧ポンプ)
で、熱交換機17内の加熱されたイオン含有水を加圧し
シャワーヘッドに送るためのものである。
13,14は溢水管で、熱交換機内のイオン含有水が溢
れた時に排水口に逃がすためのものである。
15は電解イオン生成器専用減圧逆止弁で、水圧を一定
にし逆流を防ぐためのものである。
16はステンレス製の熱交換機で、アルカリ製イオン水
用水槽で内部にコイル状のステンフレキパイプ10が組
込まれている。
17はステンレス製の熱交換機で、酸性イオン水用水槽
で内部にコイル状のステンフレキパイプ10が組込まれ
ている。
18は酸性イオン水用シャワーヘッド、19はアルカリ
性イオン水用シャワーヘッド、20は給湯機用温水循環
ポンプで、給湯機3で加熱された温水は熱交換機16,
17の中を循環させる。
21はアルカリ性イオン水用電磁弁で、熱交換機内の電
極水位棒を連動し給水の停止及び補給をする。
22は酸性イオン水用電磁弁で、熱交換機内の電極水位
棒を連動し給水の停止及び補給をする。
そこで、この水溶液(PH)加熱装置の作用効果は下記の
通りである。
給湯機3は、給水された水道水を加熱し給湯機用温水循
環ポンプ20で温水を給湯機と熱交換機16,17中の
ステンフレキパイプ10の中を循環させ、熱交換機1
6,17の中の水溶液を加熱し熱交換させる。
電解イオン水生成器7で、水道水をこれに通し浄水及び
電気分解し生成されたイオン含有水をそれぞれ熱交換器
16,17の中に給水する。
電解イオン水生成器7より生成されたイオン含有水が熱
交換器16,17の中でステンフレキパイプ10により
温湯37〜40℃まで熱交換され加熱される。
給湯加圧装置11、給湯加圧装置12で、熱交換器にて
加熱された湯温をシャワーヘッドに送り出す。
この装置の他に熱交換機16,17を変更し、水槽(ス
テンレス製)に電気ヒーターを取付けると同時に温度サ
ーモを取付け、温度を制御する方法、酸性及びアルカリ
性イオン含有水を瞬間給湯機にて加熱しシャワーヘッド
に接続して使用する方法がある。
[発明の効果] 本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
1.今回の技術処理方法は電解イオン水生成器を用いた
こと。
この結果、下記の効果がある。
従来の利用水及び使用水は、水道水でほとんど中性であ
り、電解イオン水生成器を用いたことにより酸性イオン
水及びアルカリ性イオン水に生成された水溶液をコール
ドパーマネント及び毛染めの方法に利用できた。
2.それにより生成したアルカリ性イオン水及び酸性イ
オン水を加熱して使用したこと。
この結果、下記の効果がある。
頭皮及び頭髪に付着する化学物質を洗浄することが可能
になった。
3.それにより石鹸(動植物性油脂中の苛性カリで鹸化
の石鹸)の使用ができたこと。
この結果、下記の効果がある。
現在、水道水と石鹸を使用した時、洗髪後、石鹸かすに
よるべたつき、きしみ等が必ず出るが、温度37〜40℃の
アルカリ性イオン水及び酸性イオン水で濯ぎ洗いするこ
とにより解消できた。
4.洗髪には石油から合成された陰イオン系合成界面活
性剤及び陽イオン系合成界面活性剤を全く使用しなくて
もよくなったこと。
この結果、下記の効果がある。
頭皮及び頭髪の水分量を保つことができたことにより、
石油から合成された陰イオン系及び陽イオン系合成界面
活性剤の保湿効果を利用しなくてもよい。
5.毛染め剤の使用量を減少させたこと。
この結果、下記の効果がある。
頭皮及び頭髪に与える傷害を片減させることができた。
6.地域によって水道水の水質中のPH(水素イオン濃
度)が違うため、電解イオン水生成器を利用し使用する
ことにより、コールドパーマネント及び毛染めの方法に
必要な水質を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は水溶液(PH)加熱装置の回路図、 第2図は本発明のコールドパーマの工程図、 第3図は従来のコールドパーマの工程図、 第4図は本発明の毛染めの工程図、 第5図は従来の毛染めの工程図である。 イ……水溶液(PH)加熱装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水道水を濾過装置である浄水器を使用して
    水に含まれている塩素及び鉄分ほかを除去し、その後、
    電解イオン水生成器を使用し、それより生じる電離作用
    及び電気浸透作用により陽極側に生成した溶液中の水素
    イオン濃度pH6.9〜3.0の酸性イオン水、陰極側に生成し
    た溶液中の水素イオン濃度pH7.1〜12.0のアルカリ性イ
    オン水に調整されたイオン含有水を、水及び霧状または
    給湯機にて加熱し体温より高めの温度である37〜40℃の
    条件で水圧2kg/cm2以内の条件のシャワー状態にして洗
    髪に利用し、これと併用して動植物性油脂中の苛性カリ
    で鹸化の石鹸を併用して頭髪に塗布して良く泡立て濯ぎ
    洗いをするよう構成されたことを特徴とするコールドパ
    ーマネント及び毛染め方法。
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