JP2016094034A - 座席回転装置 - Google Patents

座席回転装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016094034A
JP2016094034A JP2014229675A JP2014229675A JP2016094034A JP 2016094034 A JP2016094034 A JP 2016094034A JP 2014229675 A JP2014229675 A JP 2014229675A JP 2014229675 A JP2014229675 A JP 2014229675A JP 2016094034 A JP2016094034 A JP 2016094034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
seat
middle plate
lower plate
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014229675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5918833B1 (ja
Inventor
文夫 木村
Fumio Kimura
文夫 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WHITE HOUSE KK
Original Assignee
WHITE HOUSE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WHITE HOUSE KK filed Critical WHITE HOUSE KK
Priority to JP2014229675A priority Critical patent/JP5918833B1/ja
Priority to KR1020150052192A priority patent/KR101666998B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP5918833B1 publication Critical patent/JP5918833B1/ja
Publication of JP2016094034A publication Critical patent/JP2016094034A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 車両に設置された座席を回転させることの可能な座席回転装置1を提供する。
【解決手段】 車両2に取り付け可能なロアプレート10の上にミドルプレート20は設けられる。そのミドルプレート20に対して平行に回転可能に設けられたアッパープレート30に、座席3を取り付け可能である。可動手段40は、ロアプレート10に対しミドルプレート20を遠ざけるとき、ミドルプレート20を上方向、且つ、車幅方向内側へ移動することが可能である。また、可動手段40は、ロアプレート10に対しミドルプレート20を近づけるとき、ミドルプレート20を下方向、且つ、車幅方向外側へ移動することが可能である。これにより、座席回転装置1は、座席3を車室内の障害物に干渉させることなく、回転させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の座席を回転可能とする座席回転装置に関する。
従来より、車両の座席を進行方向前向きの位置から後向きの位置へ約180°回転可能とした座席回転装置が知られている。
特許文献1に記載の装置は、車両のフロアに設けられたガイドレールに対しベース板が車両前後方向に往復移動可能に設けられ、そのベース板に対し連結板が回転可能に設けられている。その連結板の上にフレームを介して座席が取り付けられている。これにより、特許文献1に記載の装置は、座席を車両前後方向へ移動可能とすると共に、座席を水平に回転可能としている。
特開平11−20525号公報
しかしながら、ワンボックス車、乗用車、トラックまたはバス等の車両では、運転席と助手席との間にエンジン取り付け用の突起部、プロペラシャフト用の突起部、またはコンソールボックス等がフロアパネルの座席設置面から車室内に突出しているものがある。また、一般にそれらの車両では、運転席と助手席の車幅方向外側に、ドア及びドアピラーが設けられている。
そのため、それらの車両に特許文献1の装置を設置して運転席または助手席を回転する場合、フロアパネルの座席設置面から車室内に突出する種々の突起部と座席とが干渉し、さらに、ドア及びドアピラーと座席とが干渉することになる。したがって、特許文献1の装置では、運転席または助手席を回転させることができない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、車両に設置された座席を回転させることの可能な座席回転装置を提供することを目的とする。
本発明の座席回転装置は、ロアプレート、ミドルプレート、アッパープレートおよび可動手段を備える。ロアプレートは車両に取り付け可能であり、そのロアプレートの上にミドルプレートが設けられる。ミドルプレートに対して平行に回転可能に設けられたアッパープレートに、座席を取り付け可能である。可動手段は、ロアプレートに対しミドルプレートを遠ざけるときミドルプレートを上方向に移動すると共に車幅方向内側へ移動することが可能であり、ロアプレートに対しミドルプレートを近づけるときミドルプレートを下方向に移動すると共に車幅方向外側へ移動することが可能である。
これにより、アッパープレートに取り付けた座席を上方向かつ車幅方向内側へ移動するとき、車両のフロアパネルから車室内に突出した突起部と座席が干渉することを回避し、ドア及びドアピラーと座席が干渉することを回避可能である。この状態で、ミドルプレートに対しアッパープレートを回転すれば、座席はアッパープレートと共に車室内で回転する。座席を回転させた後、再び座席を下方向かつ車幅方向外側へ移動することで、使用者は座席に座ることが可能である。したがって、座席回転装置は、車室内の障害物に干渉させることなく、座席を回転させることができる。
本発明の一実施形態による座席回転装置を設置した車両の部分断面図である。 一実施形態による座席回転装置を設置した車両の部分断面図である。 一実施形態による座席回転装置の分解斜視図である。 一実施形態による座席回転装置の正面図である。 図4のV方向の矢視図である。 図5及び図7のVI−VI線の断面図である。 図4及び図6のVII−VII線の断面図である。 ミドルプレートとロアプレートが離れた状態の斜視図である。 アッパープレートとミドルプレートの斜視図である。 アッパープレートとロアプレートの斜視図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。 座席回転装置を取り付けた座席を回転させるときの説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一例を示したものであり、本発明を制限するものではない。
(一実施形態)
本発明の一実施形態を図1から図18に示す。本実施形態の座席回転装置1は、例えばワンボックス車等の車両2の座席3の下に設けられ、運転席または助手席を進行方向前向きの位置から後向きの位置へ約180°回転させるものである。
図1及び図2に示すように、座席回転装置1は、ロアプレート10、ミドルプレート20、アッパープレート30及び可動手段40等を備えている。ロアプレート10は車両2に設けられたスライドレール4等に固定されている。ロアプレート10に可動手段40を介してミドルプレート20が接続されている。ミドルプレート20に対し、アッパープレート30は水平に回転可能である。アッパープレート30には座席3が固定されている。
図1では、ロアプレート10とアッパープレート30とが近づいた状態で固定され、座席回転装置1の使用者が座席3に座ることの可能な状態を示している。座席3の車幅方向内側には、フロアパネル5から車室内に突起部6が突出している。この突起部6の下には、エンジン7が設けられている。また、座席3の車幅方向外側には、ドア及びドアピラー8が設けられている。
図2では、ロアプレート10とアッパープレート30とが可動手段40を介して離れた状態にある。この状態で、ロアプレート10とアッパープレート30とは、可動手段40によって支持されている。
図2の一点鎖線A,Bに示したように、アッパープレート30がロアプレート10から離れる際、アッパープレート30は、フロアパネル5から突出した突起部6を回避して、上方向に移動すると共に車幅方向内側へ円弧状に移動する。また、座席3は、図2の破線Cに示した位置から実線Dに示した位置へ移動することにより、ドア及びドアピラー8から離れた場所に位置する。
図2に示す状態から、ミドルプレート20に対しアッパープレート30を水平に約180°回転することで、ドア及びドアピラー8に座席3を干渉させることなく、座席3を後方へ向けることが可能である。
座席回転装置1の構成について、図3から図10を参照して詳細に説明する。なお、図4では、説明のため、引っ張りばねを省略している。
図3に示すように、ロアプレート10は、板状に形成され、レール取付部11、及び、そのレール取付部11から車両2の床方向に凹む下底部12を一体に有する。
レール取付部11は、ロアプレート10を車両2のスライドレール4等に取り付けるためのボルト孔13を有する。また、レール取付部11には、4個の下側位置決め部材14が固定されている。この4個の下側位置決め部材14は、アッパープレート30に設けられた4個の上側位置決め部材34に対応する位置に設けられる。図4及び図5に示すように、ロアプレート10とアッパープレート30が近づいた状態にあるとき、上側位置決め部材34に設けられた突起341が、下側位置決め部材14に設けられたテーパ状の穴に嵌まり込む。これにより、ロアプレート10とアッパープレート30との位置ずれが防がれる。
さらに、レール取付部11には、第1付勢手段としての圧縮ばね15が取り付けられている。この圧縮ばね15は、ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、ロアプレート10とミドルプレート20とを垂直に引き離す方向に付勢する。
下底部12は、座席3の底の形状に合わせて形成されている。図3、図6及び図7に示すように、下底部12は、ほぼ矩形状の穴16を有する。この穴16は、後述する可動手段40が有する支持部材43に対応する箇所に、支持部材43よりも大きく設けられる。これにより、支持部材43とロアプレート10が接触することが防がれる。また、座席3に設けられた図示していない各種センサから延びる配線を、この穴16からフロアパネル5の下側へ通すことが可能である。
図3、図8及び図9に示すように、ミドルプレート20は、板状に形成され、ロアプレート10の上に設けられる。ミドルプレート20は、ほぼ矩形状のミドルプレート本体21、及び、そのミドルプレート本体21から車幅方向内側に半円状に突出する案内板22を一体に有する。ミドルプレート本体21の車両前後方向の長さは、案内板22の直径よりも長い。そのため、ミドルプレート本体21と案内板22との接続箇所に当接部23,24が設けられる。この当接部23,24は、アッパープレート30に設けられた回転ストッパ39の回転角度範囲を規制する。
図3から図5に示すように、アッパープレート30は、板状に形成され、座席取付部31、及び、その座席取付部31から車両2の床方向に凹む上底部32を一体に有する。アッパープレート30は、ロアプレート10とほぼ平行に形成される。
座席取付部31は、座席3を取り付けるためのボルト孔33を有する。また、座席取付部31には、上述した4個の上側位置決め部材34が設けられる。ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいたとき、座席取付部31の下面に圧縮ばね15が当接する。
図3、図6及び図7に示すように、アッパープレート30の下側には、第1摩擦プレート35、ミドルプレート20及び第2摩擦プレート36を挟んで、フランジ部材37が固定される。なお、第1摩擦プレート35と第2摩擦プレート36は図3のみに記載しており、図3を除く各図ではそれらの図示を省略している。
フランジ部材37は、筒部371、及びその筒部371の下端に固定された円盤部372を有する。フランジ部材37の筒部371の上端は、上底部32の有する円孔38に溶接などにより固定される。アッパープレート30とミドルプレート20との間には、摩擦力を低減するために第1摩擦プレート35が設けられる。ミドルプレート20と円盤部372との間には、摩擦力を低減するために第2摩擦プレート36が設けられる。第1摩擦プレート35と第2摩擦プレート36は、例えばフッ素樹脂などから形成される。
図9に示すように、フランジ部材37がミドルプレート20の下からアッパープレート30に固定されることにより、アッパープレート30は、円孔38の中心を回転中心Oとして、ミドルプレート20に対して平行に回転可能である。したがって、アッパープレート30の円孔38の中心が座席3の回転中心Oとなる。
上底部32には、案内板22の径外側の位置に凸状の回転ストッパ39が設けられている。図9の矢印Kに示すように、アッパープレート30がミドルプレート20に対して回転する際、回転ストッパ39は案内板22の外縁に沿って移動する。回転ストッパ39は、座席3が車両進行方向前向きに位置するとき、図9のE点において、ミドルプレート20の当接部23に当接する。また、回転ストッパ39は、座席3が車両進行方向後向きに位置するとき、図9のF点において、ミドルプレート20の当接部24に当接する。これにより、アッパープレート30の回転角度範囲が設定される。
図3、図4及び図6から図8に示すように、可動手段40は、第1可動手段41と第2可動手段42とから構成され、ロアプレート10とミドルプレート20との間に設けられる。
第1可動手段41と第2可動手段42はいずれも、支持部材43、下側軸部材44、及び、上側軸部材45を有する。
支持部材43は、板状に形成された平板部431、及びその平板部431の車両前後方向にそれぞれ設けられた補強部432を有する。
ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、平板部431は、ロアプレート10及びミドルプレート20に対しほぼ平行に配置される。
補強部432は、平板部431に対しほぼ垂直に設けられる。ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、補強部432は、ロアプレート10とミドルプレート20との間で車幅方向に延びる。
図3、図4、図6及び図8に示すように、下側軸部材44は、支持部材43の一端に設けられた穴と、ロアプレート10に設けられた軸受部17の穴とに挿通し、支持部材43の一端とロアプレート10とを回転可能に接続する。
上側軸部材45は、下側軸部材44よりも車幅方向外側に設けられる。上側軸部材45は、支持部材43の他端に設けられた穴と、ミドルプレート20に設けられた軸受部18の穴とに挿通し、支持部材43の他端とミドルプレート20とを回転可能に接続する。
これにより、ロアプレート10に対しミドルプレート20を遠ざけるとき、支持部材43は、下側軸部材44を回転軸として、ミドルプレート20側の端部が車幅方向内側に円弧状に移動する。したがって、可動手段40は、ロアプレート10に対しミドルプレート20を上方向に移動すると共に、車幅方向内側へ移動することが可能である。
一方、ロアプレート10に対しミドルプレート20を近づけるとき、支持部材43は、下側軸部材44を回転軸として、ミドルプレート20側の端部が車幅方向外側に円弧状に移動する。したがって、可動手段40は、ロアプレート10に対しミドルプレート20を下方向に移動すると共に、車幅方向外側へ移動することが可能である。
可動手段40を構成する第1可動手段41と第2可動手段42とは、車幅方向にずらして配設される。本実施形態では、第1可動手段41は、第2可動手段42よりも車幅方向外側に設けられている。第1可動手段41の車幅方向の長さと、第2可動手段42の車幅方向の長さとは同一である。この長さは、車両2の突起部6の高さに応じて調整されている。
図8に示すように、アッパープレート30とロアプレート10とが離れた状態のとき、第1可動手段41と第2可動手段42はそれぞれ、ミドルプレート20を車幅方向に異なる位置で支持する。そのため、アッパープレート30が車幅方向にふらつくことが防がれる。
また、第1可動手段41の車両前後方向の長さは、第2可動手段42の車両前後方向の長さよりも大きい。そのため、図7に示すように、アッパープレート30とロアプレート10とが近づいた状態のとき、第2可動手段42は第1可動手段41の内側に重なるように設けられる。したがって、第2可動手段42の補強部432と第1可動手段41の補強部432とが接触することが防がれる。
図3及び図8に示すように、ロアプレート10とミドルプレート20との間には、第2付勢手段としての引張りばね50が設けられる。この引張りばね50は、一端がロアプレート10に設けられた下係止部51に対しボルト52により接続され、他端がアッパープレート30に設けられた上係止部53に対しボルト54により接続される。
引張りばね50をミドルプレート20に接続する上係止部53は、第1可動手段41が有する上側軸部材45と車幅方向において同じ位置か、又はそれより外側に設けられている。また、引張りばね50をロアプレート10に接続する下係止部51は、第1可動手段41が有する下側軸部材44よりも車幅方向内側に設けられている。これにより、ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、引張りばね50は、第1可動手段41の支持部材43よりも長く伸びた状態となり、ロアプレート10に対しミドルプレート20を車幅方向内側に引き寄せる方向に付勢する。そのため、ロアプレート10とミドルプレート20とが遠ざかるとき、引張りばね50は、全長が縮むことにより、アッパープレート30の上昇移動をアシストする。さらに、ロアプレート10とアッパープレート30とが遠ざかった状態のとき、引張りばね50は、アッパープレート30が下降することを防ぎ、アッパープレート30の位置を保持する。
図3及び図8に示すように、ストッパベルト55は、一端が第1可動手段41のミドルプレート20側の端部に固定され、他端がロアプレート10に固定されている。ストッパベルト55は、ミドルプレート20の車幅方向内側への移動範囲を規制する。ストッパベルト55の長さは、ロアプレート10とアッパープレート30とが遠ざかった状態のとき、車両2の突起部6とアッパープレート30とが接触しないように設定されている。これにより、座席3を上方向、且つ、車幅方向内側へ移動したとき、車両2の突起部6とアッパープレート30との接触が防がれる。
図10に示すように、第1固定手段60は、ロアプレート10に固定されたガイド部材61と、そのガイド部材61に取り付けられたロックレバー62と、アッパープレート30に設けられた第1嵌合部材63及び第2嵌合部材64とから構成されている。
ロックレバー62は、ガイド部材61の内側を軸方向に往復移動可能である。
第1嵌合部材63は、座席3が車両進行方向前向きの位置にあるとき、ロックレバー62の先端部65に嵌合可能な位置に設けられている。一方、図10に示した状態からアッパープレート30が180°回転して座席3が車両進行方向後向きの位置にあるとき、第2嵌合部材64は、ロックレバー62の先端部65に嵌合可能な位置に設けられている。ロックレバー62が第1嵌合部材63または第2嵌合部材64に嵌合すると、ロアプレート10とアッパープレート30とは、上下の移動、車幅方向への移動、及び、水平回転が同時に規制される。
また、図3に示すように、ロアプレート10には、断面がコの字状の第2固定手段66が設けられている。第2固定手段66は、ロックレバー62に対して車両前後方向の反対側に設けられている。第2固定手段66の開口部67の間にロアプレート10とアッパープレート30が嵌まり込むと、ロアプレート10とアッパープレート30とは、上下の移動、車幅方向への移動、及び、水平回転が同時に規制される。
次に、座席回転装置1の使用方法について説明する。
座席回転装置1を使用して運転席を回転する動作を図11から図18に示す。この動作は、車両2を安全な場所に停止させ、パーキングブレーキをかけた状態で行われる。
まず、第2固定手段66(図3参照)とロックレバー62を動作させる。即ち、第2固定手段66を回転させ、ロアプレート10及びアッパープレート30と、第2固定手段66との嵌合を解除する。また、図11に示すように、ロックレバー62を座席3の後方へ引き、ロックレバー62の先端部65を第1嵌合部材63から引き出す。このとき、ロアプレート10に設けられた圧縮ばね15は、アッパープレート30とロアプレート10を切り離すサポートをする。
次に、図12の矢印Gに示すように、座席3の背もたれを前方へ傾斜させる。これは、座席3の重心を座席回転装置1のアッパープレート30の回転中心Oに近づけるためである。
続いて、図13の矢印Hに示すように、座席3を上方向、且つ、車幅方向内側に移動する。このとき、ロアプレート10とミドルプレート20との間に設けられた引張りばね50の付勢力により、座席3は軽い力で上方向、且つ、車幅方向内側に移動する。
座席3の移動範囲は、ストッパベルト55により制限されているので、車両2の突起部6とアッパープレート30との接触が防がれる。
次に、図14の矢印I、並びに図15及び図16に示すように、座席3を後方へ向けて水平に約180°回転させる。このとき、座席3は、車両2のフロアパネル5から車室内に突出した突起部6、並びに、ドア及びドアピラー8等の車室内の障害物に干渉することなく、ミドルプレート20の上で約180°回転する。座席3の回転角度範囲は、回転ストッパ39が当接部24に当接することにより規制される。
続いて、図17の矢印Jに示すように、座席3を下方向、且つ、車幅方向外側に移動する。このとき、引張りばね50の付勢力により、座席3はゆっくりと下方向、且つ、車幅方向外側に移動する。また、座席3は、圧縮ばね15の上面とアッパープレート30の下面とが当接した位置で停止する。
最後に、図18に示すように、座席3をさらに下へ押圧すると、圧縮ばね15が縮むと共に、ロックレバー62の先端部65が第2嵌合部材64に自動的に嵌合する。その後、第2固定手段66を回転させ、第2固定手段66の開口部67にロアプレート10とアッパープレート30を嵌め込む。これにより、座席3の回転移動が完了する。
これにより、運転者は、進行方向後向きに回転した運転席に座り、後部座席に座る者と対座等を行うことができる。
本実施形態の座席回転装置1は、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、可動手段40は、ロアプレート10に対しミドルプレート20を遠ざけるとき、ミドルプレート20を上方向に移動すると共に車幅方向内側へ移動することが可能である。また、可動手段40は、ロアプレート10に対しミドルプレート20を近づけるとき、ミドルプレート20を下方向に移動すると共に車幅方向外側へ移動することが可能である。
これにより、座席回転装置1は、アッパープレート30に取り付けた座席3を上方かつ車幅方向内側へ移動するとき、車両2のフロアパネル5から車室内に突出した突起部6と座席3が干渉することを回避し、且つ、ドア及びドアピラー8と座席3が干渉することを回避可能である。この状態で、ミドルプレート20に対しアッパープレート30を回転すれば、座席3はアッパープレート30と共に車室内で回転する。座席3を回転させた後、座席3を下方向かつ車幅方向外側へ移動することで、使用者は座席3に座ることが可能である。したがって、座席回転装置1は、車室内の障害物に干渉させることなく、座席3を車室内で回転させることができる。
(2)本実施形態では、可動手段40は、支持部材43、下側軸部材44、及び、上側軸部材45を有する。支持部材43は、ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、ロアプレート10とミドルプレート20との間で車幅方向に延びる。下側軸部材44は、支持部材43の一端とロアプレート10とを回転可能に接続する。上側軸部材45は、下側軸部材44よりも車幅方向外側に設けられ、支持部材43の他端とミドルプレート20とを回転可能に接続する。
これにより、可動手段40は、ロアプレート10とミドルプレート20とを遠ざけるとき、ロアプレート10に対しミドルプレート20を上方向、且つ、車幅方向内側へ円弧状に移動することが可能である。また、可動手段40は、ロアプレート10とミドルプレート20とを近づけるとき、ロアプレート10に対しミドルプレート20を下方向、且つ、車幅方向外側へ円弧状に移動することが可能である。
(3)本実施形態では、可動手段40は、第1可動手段41と第2可動手段42とから構成される。第1可動手段41と第2可動手段42とは、車幅方向にずらして配設される。
これにより、ロアプレート10に対しミドルプレート20を上昇させた際、座席3が車幅方向にふらつくことを防ぐことが可能である。
(4)本実施形態では、第1固定手段60と第2固定手段66は、ロアプレート10とアッパープレート30とを固定可能である。
これにより、第1固定手段60と第2固定手段66は、座席3の上下の移動、車幅方向への移動、及び、水平回転を同時に規制することが可能である。
(5)本実施形態では、ロアプレート10に固定された圧縮ばね15は、ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、ロアプレート10とミドルプレート20とを垂直に引き離す方向に付勢する。なお、圧縮ばね15は、アッパープレート30に固定してもよい。
この圧縮ばね15は、アッパープレート30とロアプレート10を切り離すためのサポートするものである。
(6)本実施形態では、引張りばね50は、一端がロアプレート10に接続され、他端がミドルプレート20に接続される。この引張りばね50は、ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいたとき支持部材43よりも長く伸びた状態となり、ロアプレート10に対しミドルプレート20を車幅方向内側に引き寄せる方向に付勢する。
これにより、使用者は、軽い力により、座席3を上方向且つ車幅方向内側へ移動させることができる。また、ロアプレート10とアッパープレート30とが離れた状態で、且つ、可動手段40が傾斜した状態であっても、引張りばね50は、アッパープレート30が下降することを防ぐことができる。
(7)本実施形態では、アッパープレート30から下方へ突出する凸状の回転ストッパ39は、ミドルプレート20に設けられた当接部23,24に当接することにより、ミドルプレート20の回転角度範囲を規制する。
これにより、座席3の回転を所定の位置で止めることが可能になる。そのため、その回転が規制された位置にあるアッパープレート30を、第1固定手段60または第2固定手段66を使用して容易に固定することが可能である。
(8)本実施形態では、ストッパベルト55は、ミドルプレート20の車幅方向内側への移動範囲を規制する。
これにより、座席3を上方向、且つ、車幅方向内側へ移動したとき、車両2の突起部6等にアッパープレート30が接触することを防ぐことができる。また、ストッパベルト55と引張りばね50の相互作用により、座席3は所定の位置で保持される。
(9)本実施形態では、ロアプレート10は、支持部材43に対応する箇所に穴16を有する。
これにより、座席回転装置1を軽量化することが可能である。また、座席3が振動した場合でも、支持部材43とロアプレート10とが干渉して音が出ることを防ぐことができる。さらに、ロアプレート10の穴16の内側に支持部材43を格納すれば、座席回転装置1の体高を低くすることが可能である。
(他の実施形態)
(1)上述した実施形態では、ワンボックス車に設置される座席回転装置1について説明した。他の実施形態では、座席回転装置1は、ワンボックス車に限らず、乗用車、トラックまたはバスなど、種々の車両に設置することが可能である。
この場合、座席回転装置1は、車室内に突出するエンジン7の突起部6に限らず、コンソールボックス、ブレーキレバー、シフトレバー又はプロペラシャフト等による種々の突起部を回避して、座席を回転することが可能である。
(2)上述した実施形態では、運転席または助手席の下に設置される座席回転装置1について説明した。他の実施形態では、座席回転装置1は、中間座席または後部座席等に設置することも可能である。
(3)他の実施形態では、座席回転装置1は、座席3をドア側へ約90°程度回転することも可能であるし、或いは、座席3を車室内で360°回転することも可能である。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内で、種々の形態で実施することが可能である。
1 ・・・座席回転装置
10・・・ロアプレート
20・・・ミドルプレート
30・・・アッパープレート
40・・・可動手段
本発明の座席回転装置は、ロアプレート、ミドルプレート、アッパープレート可動手段および付勢手段を備える。ロアプレートは車両に取り付け可能であり、そのロアプレートの上にミドルプレートが設けられる。ミドルプレートに対して平行に回転可能に設けられたアッパープレートに、座席を取り付け可能である。可動手段は、ロアプレートに対しミドルプレートを遠ざけるときミドルプレートを上方向に移動すると共に車幅方向内側へ移動することが可能であり、ロアプレートに対しミドルプレートを近づけるときミドルプレートを下方向に移動すると共に車幅方向外側へ移動することが可能である。可動手段は、ロアプレートとミドルプレートとが近づいた状態のときにロアプレートとミドルプレートとの間で車幅方向に延びるように設けられる支持部材、その支持部材の一端とロアプレートとを回転可能に接続する下側軸部材、および、その下側軸部材よりも車幅方向外側に設けられて支持部材の他端とミドルプレートとを回転可能に接続する上側軸部材を有する。付勢手段は、一端がロアプレートに接続され、他端がミドルプレートに接続され、ロアプレートとミドルプレートとが近づいたとき支持部材よりも長く伸びた状態となり、ロアプレートに対しミドルプレートを車幅方向内側に引き寄せる方向に付勢する。
レール取付部11は、ロアプレート10を車両2のスライドレール4等に取り付けるためのボルト孔13を有する。また、レール取付部11には、4個の下側位置決め部材14が固定されている。この4個の下側位置決め部材14は、アッパープレート30に設けられた4個の上側位置決め部材34に対応する位置に設けられる。図4及び図5に示すように、ロアプレート10とアッパープレート30が近づいた状態にあるとき、上側位置決め部材34に設けられた突起341が、下側位置決め部材14に設けられたテーパ状の穴に嵌まり込む。これにより、ロアプレート10とアッパープレート30との位置ずれが防がれる。
さらに、レール取付部11には、圧縮ばね15が取り付けられている。この圧縮ばね15は、ロアプレート10とミドルプレート20とが近づいた状態のとき、ロアプレート10とミドルプレート20とを垂直に引き離す方向に付勢する。
図3及び図8に示すように、ロアプレート10とミドルプレート20との間には、付勢手段としての引張りばね50が設けられる。この引張りばね50は、一端がロアプレート10に設けられた下係止部51に対しボルト52により接続され、他端がアッパープレート30に設けられた上係止部53に対しボルト54により接続される。

Claims (9)

  1. 車両(2)に取り付け可能なロアプレート(10)と、
    前記ロアプレートの上に設けられたミドルプレート(20)と、
    前記ミドルプレートに対して平行に回転可能に設けられ、座席(3)を取り付け可能なアッパープレート(30)と、
    前記ロアプレートに対し前記ミドルプレートを遠ざけるとき前記ミドルプレートを上方向に移動すると共に車幅方向内側へ移動することが可能であり、前記ロアプレートに対し前記ミドルプレートを近づけるとき前記ミドルプレートを下方向に移動すると共に車幅方向外側へ移動することが可能な可動手段(40)と、を備えることを特徴とする座席回転装置(1)。
  2. 前記可動手段は、
    前記ロアプレートと前記ミドルプレートとが近づいた状態のとき、前記ロアプレートと前記ミドルプレートとの間で車幅方向に延びる支持部材(43)と、
    前記支持部材の一端と前記ロアプレートとを回転可能に接続する下側軸部材(44)と、
    前記下側軸部材よりも車幅方向外側に設けられ、前記支持部材の他端と前記ミドルプレートとを回転可能に接続する上側軸部材(45)と、を有することを特徴とする請求項1に記載の座席回転装置。
  3. 前記可動手段は、第1可動手段(41)と第2可動手段(42)とから構成され、
    前記第1可動手段と前記第2可動手段とは、車幅方向にずらして配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の座席回転装置。
  4. 前記ロアプレートと前記アッパープレートとを固定可能な固定手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の座席回転装置。
  5. 前記ロアプレートまたは前記アッパープレートのいずれか一方に固定され、前記ロアプレートと前記ミドルプレートとが近づいた状態のとき、前記ロアプレートと前記ミドルプレートとを垂直に引き離す方向に付勢する第1付勢手段(15)を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の座席回転装置。
  6. 一端が前記ロアプレートに接続され、他端が前記ミドルプレートに接続され、前記ロアプレートと前記ミドルプレートとが近づいたとき前記支持部材よりも長く伸びた状態となり、前記ロアプレートに対し前記ミドルプレートを車幅方向内側に引き寄せる方向に付勢する第2付勢手段(50)を備えることを特徴とする請求項2に記載の座席回転装置。
  7. 前記アッパープレートから下方へ突出し、前記ミドルプレートに設けられた当接部(23,24)に当接することにより、前記ミドルプレートの回転範囲を規制する凸状の回転ストッパ(39)を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の座席回転装置。
  8. 前記ミドルプレートの車幅方向内側への移動範囲を規制するストッパベルト(55)を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の座席回転装置。
  9. 前記ロアプレートは、前記支持部材に対応する箇所に穴(16)を有することを特徴とする請求項2に記載の座席回転装置。
JP2014229675A 2014-11-12 2014-11-12 座席回転装置 Active JP5918833B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229675A JP5918833B1 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 座席回転装置
KR1020150052192A KR101666998B1 (ko) 2014-11-12 2015-04-14 좌석 회전 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229675A JP5918833B1 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 座席回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5918833B1 JP5918833B1 (ja) 2016-05-18
JP2016094034A true JP2016094034A (ja) 2016-05-26

Family

ID=55974024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229675A Active JP5918833B1 (ja) 2014-11-12 2014-11-12 座席回転装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5918833B1 (ja)
KR (1) KR101666998B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017226345A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 日本発條株式会社 車両用シート装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107891782A (zh) * 2017-11-20 2018-04-10 泰姆勒汽车部件(苏州)有限公司 汽车座椅调节装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428264Y2 (ja) * 1985-01-11 1992-07-08
JPH10132A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Ikeda Bussan Co Ltd 車両用シートの回転調整機構

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2505910B2 (ja) * 1990-05-24 1996-06-12 株式会社東芝 半導体集積回路用セルライブラリ
JPH1120525A (ja) 1997-07-04 1999-01-26 Takashimaya Nippatsu Kogyo Kk 自動車用回転シート
JP2002248980A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Johnson Controls Automotive Systems Corp 車両用シート
TWM357248U (en) 2008-12-16 2009-05-21 Red Heart Entpr Co Ltd Welfare seat equipment and seat moving device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428264Y2 (ja) * 1985-01-11 1992-07-08
JPH10132A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Ikeda Bussan Co Ltd 車両用シートの回転調整機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017226345A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 日本発條株式会社 車両用シート装置
CN107539168A (zh) * 2016-06-23 2018-01-05 日本发条株式会社 车辆座椅装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20160056766A (ko) 2016-05-20
JP5918833B1 (ja) 2016-05-18
KR101666998B1 (ko) 2016-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5237505B2 (ja) 横方向スライド式車両座席
EP2875991A1 (en) Vehicle seat slide device
JP2009090806A (ja) 誤操作防止機構及び車両用格納シート
JP7255374B2 (ja) 手すり構造
JPWO2009084499A1 (ja) 車両用スライドデッキ装置
JP5918833B1 (ja) 座席回転装置
KR101987030B1 (ko) 자동차의 전동식 슬라이딩 콘솔
JP6329581B2 (ja) 自動車のステアリング装置
JP5087387B2 (ja) 車両用トノボード装置
JP2005119506A (ja) 乗り物シートに用いるアームレスト
JP4150393B2 (ja) ベルト端部取付装置
JP2010221844A (ja) アシストグリップ
KR101998655B1 (ko) 자동차용 시트의 헤드레스트 래틀 방지 장치
KR20160050231A (ko) 암레스트를 가지는 자동차용 시트
JP4815836B2 (ja) 自動車の可動フロア装置
JP5347364B2 (ja) 自動車のシート装置
JP2019006157A (ja) 車両前部用スライドドア装置
JP2010099200A (ja) 自動車の車椅子乗降装置
JP5507529B2 (ja) 車両用荷室内構造
JP2002293224A (ja) 自動車におけるブレーキペダル回動制御装置
JP7006502B2 (ja) スライド装置
JP2007203915A (ja) 車両用内装装置
JP5365468B2 (ja) 車両用スライド装置
JP2008307958A (ja) 車両用スライドデッキ装置
JP2023176938A (ja) 乗り物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5918833

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250