JP2016088607A - 収容ラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収容ラック1は、複数配置された支柱21と、支柱21に接続されて水平方向に延在し、鉛直方向に複数配置されて、外壁パネルP1が載置されるパネル受け材31と、を備える。複数のパネル受け材31のうち、外壁パネルP1の上方に位置するパネル受け材31の下側には、外壁パネルP1の上面に当接して振動を吸収する緩衝材40が取り付けられている。また、外壁パネルP1の下方に位置するパネル受け材31の上側には、直上にある外壁パネルP1の下面に当接して外壁パネルP1と係合する係合部材50が取り付けられている。そして、係合部材50及び外壁パネルP1の一方から鉛直方向に突出する係合突起と他方に形成された係合穴とが係合している。
【選択図】図1
Description
しかしながら、このスペーサを特許文献1に記載されて収容ラックに設けるようにすると、スペーサによってフレーム部分の位置がずれてしまう。そして、固定治具の位置は、支柱ごとに定められていたため、固定治具をフレーム部分に当接させることができない場合があった。このため、支柱を交換する必要が生じ作業効率が低下していた。
一方、パネル受け材に接触させずに、腰壁パネルのフレームを側方から固定治具により支持するようにした場合には、下側の面材が自重によりフレームから剥がれてしまうことがあった。
上記構成によれば、第一緩衝材及び係合部材の少なくとも一方がスペーサとして機能することで、パネル受け材の間隔を変えることなく、厚みの異なる建築パネルを簡単に収容することが可能となる。
上記構成によれば、第一緩衝材の開放側がパネル受け材の一部を覆うように取り付けられていることで、第一緩衝材のパネル受け材に対する位置ズレを制限することができ、建築パネルの保持の安定性を高めることができる。
上記構成によれば、係合部材の保持部の開放側がパネル受け材を挟み込んでいることで、係合部材のパネル受け材への取り付けを簡単に行い、その位置ずれを防止することができ、建築パネルの保持の安定性を高めることができる。
上記構成によれば、係合部材に形成された係合突起に貫通孔を挿通された第二緩衝材が建築パネルの下面に当接する位置に取り付けられていることで、建築パネルの損傷を防止することができ、さらに、係合部材の突起によって第二緩衝材の位置ズレを制限することができ、建築パネルの保持の安定性を高めることができる。
上記構成によれば、パネル受け材に形成された被取付穴に係合部材の取付突起が挿し込まれていることで、係合部材のパネル受け材に対する相対的な移動を確実に制限することができ、建築パネルの保持の安定性を高めることができる。
なお、以下において、収容ラックに平置きされた状態の外壁パネルの長尺方向を長さ方向、短尺方向を幅方向、厚み方向を鉛直方向又は上下方向とも表現して説明する。
収容ラック1は、本実施形態において、長さ方向に延在する一対の架台10と、架台10から鉛直方向に7段積み上げられ、幅方向に平行な平面上に設けられて長さ方向に2列配設された受け材セットSと、所定段の受け材セットSの幅方向側面を連結する一対のツナギ材12と、から主に構成される。
最上段以外のパネル受け材31は、その上に載置された外壁パネルP1を、後述する係合部材50を介して下方から支持する。
そして、最上段にあるパネル受け材31を含め、外壁パネルP1の直上に位置するパネル受け材31は、その外壁パネルP1を、後述する緩衝材40を介して上方から支持する。
このように構成された受け材セットSは、各段ごとに上下に着脱可能に取り付けられているため、外壁パネルP1とともに任意の段ごとに分解することが可能である。
フレーム2bには、厚み方向に形成された複数の穴2cが形成されている。複数の穴2cは、本発明に係る係合穴に相当し、この複数の穴2cのいずれかに次に説明する係合部材50の突起50cが係合することとなる。
取付板50aは、弾性部材から成り、対向する端部50bを有して略断面逆U字状を成している。対向する端部50bは、本発明に係る保持部に相当し、自然状態においてパネル受け材31の幅方向長さよりも短い間隔を空けて形成されている。取付板50aは、端部50bがパネル受け材31の幅方向に広げられて、その弾性力によってパネル受け材31の両側面を挟み込むようにして、パネル受け材31に取り付けられる。
突起50cのうち取付板50aの下方側に突出する部分は、パネル受け材31に形成された被取付穴31aに挿し込まれて、パネル受け材31に取り付けられる。
このように緩衝材60が取り付けられており、外壁パネルP1が、緩衝材60を介して支持されているため、外壁パネルP1の損傷を防止することができる。
さらに、緩衝材60の貫通孔60aに突起50cが通されていることで、緩衝材60の水平方向の位置ずれを防止することができる。
緩衝材40は、図5に示すように、断面U字状に形成されており、最下段以外のパネル受け材31の下面に跨って両側面の一部を鉛直方向に覆うように、両面テープによってパネル受け材31に取り付けられており、1つの受け材セットSにおいて2つ設けられている。このように、緩衝材40が両面テープによって予めパネル受け材31に取り付けられていることで、パネル受け材31に嵌る位置に緩衝材40を位置決めする手間が省かれ、作業効率が向上することとなる。
第1変形例に係る係合部材51を備える収容ラック1について、図6及び図7を参照して説明する。ここで、図6は、第1変形例に係る係合部材51を用いて奥付サッシ付きパネルP3を取り付ける作業を説明する図、図7は、第1変形例に係る係合部材51を示す斜視図である。
なお、以下の説明において、上記実施形態の構成と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略して違いを明確にする。
このように構成されたサッシ3b部分の厚さが外縁部分の厚さよりも厚い奥付サッシ付きパネルP3を、上記の係合部材50を用いて収容ラック1に収容すると、サッシ3b部分がパネル受け材31よりも下方に突出することがある。この場合、その下段に収容された他の建築用パネルに当接して、相互に汚損等してしまうことがある。
係合部材51は、取付板50aと同様の形状である取付板51a上に、四角筒状のスペーサ51dを備える。
スペーサ51dは、係合部材51がパネル受け材31の上部に取り付けられた状態において、鉛直方向の距離を稼ぐためのものであり、軽量化のために筒状に形成されている。スペーサ51dは、突起51cの連続方向に垂直な方向に中心開口が向くように取付板51a上に取り付けられている。
このような構成からなる係合部材51は、奥付サッシ付きパネルP3に限られず、例えば、ベントキャップ等の外装材を有することにより、外縁部分よりも突出した部位を有するパネルの支持に適用することが可能である。
第2変形例に係る係合部材53を備える収容ラック1について、図8を参照して説明する。ここで、図8は、第2変形例に係る係合部材53を示す斜視図である。
しかし、本願発明は、このような形態に限定されず、外壁パネルP1又は奥付サッシ付きパネルP3を、1つ段の受け材セットSに対して、複数枚設けるようにしてもよい。
この場合に、両パネルの水平方向の移動を制限するために、図8に示す係合部材53を、外壁パネルP1及び奥付サッシ付きパネルP3のそれぞれに重なるように、パネル受け材31に取り付けるようにするとよい。
そして、奥付サッシ付きパネルP3を支持するため、係合部材53における係合部材51が形成されている側の延長上にあるパネル受け材31の他端部側には、別個の係合部材51が取り付けられる。
なお、上下方向の移動を制限するものとしては、係合部材53にも同様に緩衝材60を設け、さらに、外壁パネルP1及び奥付サッシ付きパネルP3の上方のパネル受け材31に、緩衝材40を取り付けるようにすればよい。
第3変形例に係る係合部材54を備える収容ラック1について、図9を参照して説明する。ここで、図9は、第3変形例に係る係合部材54を示す斜視図である。
上記実施形態では、外壁パネルP1又は奥付サッシ付きパネルP3の水平方向の移動を防止するために、係合部材50,51,53から上方に突出する突起50c,51cと、外壁パネルP1又は奥付サッシ付きパネルP3の穴2cに接続されるものとして説明した。
貫通孔54aは、本発明に係る係合穴に相当し、奥付サッシ付きパネルP3における不図示の突起(本発明に係る係合突起に相当する。)の径よりも若干大きな径で形成されており、係合部材54のスペーサ51dの上部を上下に貫通するように形成されている。
このようにしても、係合部材54の貫通孔54aと奥付サッシ付きパネルP3の突起と係合により、奥付サッシ付きパネルP3の水平方向の移動を制限することができる。
特に、この腰壁パネルの水平方向の移動を確実に制限する必要がある場合には、腰壁パネルに別個の突起を固定するようにして、この突起を、緩衝材60の貫通孔60aに通して、スペーサ51dの貫通孔54aに係合させればよい。
同様に、緩衝材40は、1段の受け材セットSに4つ設けられているものとして説明したが、外壁パネルP1又は奥付サッシ付きパネルP3の鉛直方向の移動を制限できればよく、少なくとも2つ以上設けられていれば良い。
2a 面材
2b フレーム
2c 穴(係合穴)
3a 面材
3b サッシ
10 架台
12 ツナギ材
21 支柱
21a 挿入部
31 パネル受け材
31a 被取付穴
40 緩衝材(第一緩衝材)
50 係合部材
50a 取付板
50b 端部(保持部)
50c 突起(係合突起,取付突起)
51 係合部材
51a 取付板(保持部)
51c 突起(係合突起)
51d スペーサ
53 係合部材
53a 取付板(保持部)
54 係合部材
54a 貫通孔(係合穴)
60 緩衝材(第二緩衝材)
60a 貫通孔
P1 外壁パネル(建築パネル)
P3 奥付サッシ付きパネル(建築パネル)
S 受け材セット
Claims (6)
- 車両による建築パネルの運搬に用いられ、厚み方向が鉛直方向に沿った状態の前記建築パネルを収容する収容ラックであって、
所定方向に並んで複数配置された支柱と、
該支柱に接続されて水平方向に延在し、鉛直方向に複数配置されて、前記状態の前記建築パネルが載置されるパネル受け材と、を備え、
複数の前記パネル受け材のうち、前記建築パネルの上方に位置する前記パネル受け材の下側には、前記建築パネルの上面に当接して振動を吸収する第一緩衝材が取り付けられ、
前記建築パネルの下方に位置する前記パネル受け材の上側には、直上にある前記建築パネルの下面に当接して前記建築パネルと係合する係合部材が取り付けられており、
該係合部材及び前記建築パネルの一方から鉛直方向に突出する係合突起と他方に形成された係合穴とが係合していることを特徴とする収容ラック。 - 前記第一緩衝材及び前記係合部材の少なくとも一方はスペーサとして機能し、複数設けられた前記第一緩衝材の前記建築パネルに当接する面及び前記パネル受け材の載置面の少なくとも一方の鉛直方向高さを異なる高さとすることを特徴とする請求項1に記載の収容ラック。
- 前記第一緩衝材は、上側が開放側となるように断面U字状に形成されており、前記開放側が前記パネル受け材の側面の一部を覆うように取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容ラック。
- 前記係合部材は、下側が開放側となるように断面逆U字状に形成されて弾性部材から成る保持部を有し、該保持部の前記開放側が前記パネル受け材の両側面を挟み込んで、前記パネル受け材に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の収容ラック。
- 前記係合部材には、前記係合部材に形成された前記係合突起に通される貫通孔を有する第二緩衝材が取り付けられており、
前記係合部材は、前記第二緩衝材を介して直上にある前記建築パネルの下面に当接していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の収容ラック。 - 前記係合部材は、鉛直下方に向けて突出する取付突起を有し、該取付突起が前記パネル受け材に形成された被取付穴に挿し込まれて取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の収容ラック。
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