JP2016088535A - プラグ一体型容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソケットの接続を容易にしつつ容器本体に接合されたプラグを外部の衝撃から保護するプラグ一体型容器を提供する。
【解決手段】開口部10aの外周面に雄ねじ10cが形成された容器本体10と、ソケット接続用の係止溝20aが形成されたプラグ20と、雄ねじ10cに締結される雌ねじ40aが内周面に形成されたキャップ40とを備え、容器本体10は、開口部10aの軸線X方向の端部に形成される開口端10dを有し、プラグ20は、軸線X方向の端部に形成されるとともに開口端10dと同径の環状部20bを有し、開口端10dと環状部20bとは、これらが突き合わされた状態で溶接によって接合されており、雄ねじ10cと雌ねじ40aとが締結した状態で開口部10aとプラグ20とがキャップ40の内部に収容されるプラグ一体型容器100を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラグ一体型容器に関する。
一般に、半導体製造装置に用いられる薬品や一般化学薬品等の液体は、生産工場にて貯蔵容器に充填され、この貯蔵容器に形成された開口部に蓋を取り付けた状態で出荷される。このような貯蔵容器に貯蔵された液体を取り出すため、配管が固定された特殊キャップを開口部に取り付けることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1によれば、配管を介して貯蔵容器に貯蔵容器に貯蔵された液体を吸い上げ、あるいは貯蔵容器内に圧送用のガスを供給することで貯蔵容器に貯蔵された液体を注出することができる。
特開昭63−232127号公報
特許文献1に開示された貯蔵容器を用いる場合、生産工場で液体が注入された貯蔵容器に蓋を取り付けて輸送し、液体を使用する場所で蓋を取り外して特殊キャップに交換する。この特殊キャップは蓋に配管をそのまま取り付けたものであるため、液体を使用する場所において、特殊キャップに取り付けられる配管と、液体の供給先の配管とを連結する作業が必要であった。この作業は、例えば、特殊キャップに取り付けられる配管にプラグを取り付け、液体の供給先の配管に取り付けられたソケットと連結する作業である。
このように、特許文献1に開示された技術では、液体を注出可能な状態とするまでに、貯蔵容器の蓋を取り外して特殊キャップに交換する作業と、特殊キャップに取り付けられる配管にプラグを取り付ける作業とが必要であった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、液体を注入あるいは注出するためのソケットの接続を容易にしつつ容器本体に接合されたプラグを外部の衝撃から保護することを可能としたプラグ一体型容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明の一態様に係るプラグ一体型容器は、軸線方向に延びる筒状に形成される開口部を有するとともに該開口部の外周面に雄ねじが形成された容器本体と、前記軸線方向に延びる筒状に形成されるとともに前記軸線回りにソケット接続用の溝部が形成されたプラグと、前記開口部に形成された前記雄ねじに締結される雌ねじが内周面に形成されたキャップとを備え、前記容器本体は、前記開口部の前記軸線方向の端部に形成される第1環状部を有し、前記プラグは、前記軸線方向の端部に形成されるとともに前記第1環状部と同径の第2環状部を有し、前記第1環状部と前記第2環状部とは、これらが突き合わされた状態で熱溶着または溶接によって接合されており、前記雄ねじと前記雌ねじとが締結した状態で前記開口部と該開口部に接合された前記プラグとが前記キャップの内部に収容される。
本発明の一態様に係るプラグ一体型容器によれば、軸線方向に延びる容器本体の開口部の軸線方向の端部に形成される第1環状部と、軸線方向に延びる筒状に形成されるプラグの軸線方向の端部に形成される第2環状部とが、これらが突き合わされた状態で熱溶着または溶接によって接合されている。このプラグにはソケット接続用の溝部が形成されているため、液体が収容された容器本体に接合されたプラグに液体を注入あるいは注出するためのソケットを容易に接続することができる。
熱溶着または溶接によって接合された接合部分は、外部の衝撃によってプラグに軸線方向に交差する方向の力が加わることによって破損する可能性がある。本発明の一態様に係るプラグ一体型容器によれば、容器本体の開口部の外周面に形成された雄ねじと、キャップの内周面に形成された雌ねじとが締結した状態で、容器本体の開口部とその開口部に接合されたプラグとがキャップの内部に収容される。そのため、外部の衝撃によってプラグに軸線方向に交差する方向の力が加わり、容器本体とプラグとの接合部分が破損する不具合を防止することができる。
本発明の一態様に係るプラグ一体型容器においては、前記キャップの内周面には、前記プラグの外周面と接触して前記軸線回りの全周に渡るシール領域を形成するシール部材が取り付けられており、前記キャップは、前記シール領域が形成された状態で前記容器本体の内部との連通が遮断される位置に配置される貫通穴を有し、前記雄ねじと前記雌ねじとの締結が解除される前に前記シール領域が形成された状態から前記シール領域が形成されない状態へ切り替わり、前記容器本体の内部と前記貫通穴が配置される位置とが連通した状態となる構成にしてもよい。
本構成によれば、容器本体の開口部の外周面に形成された雄ねじとキャップの内周面に形成された雌ねじとの締結が完了した状態では、シール部材によってキャップの内周面とプラグの外周面との間にシール領域が形成される。これにより、締結が完了した状態で容器本体の内部に収容される薬液等の液体から発生するガスが、容器本体から外部へ漏れ出すことが防止される。
また、本構成によれば、雄ねじと雌ねじとの締結が解除される前にシール領域が形成された状態からシール領域が形成されない状態へ切り替わる。これにより、雄ねじと雌ねじとの締結が解除される前にシール領域が形成されない状態となり、容器本体の内部で発生するガスが貫通穴から外部へ流出する。そのため、雄ねじと雌ねじとの締結が解除される時点では、容器本体の内部の圧力と外部の圧力とが略同一の圧力となる。貫通穴を介したガスの流出が雄ねじと雌ねじとの締結が解除される前に行われるため、容器本体の内部で発生するガスが急激に外部へ流出してキャップが飛散し、あるいは容器本体に収容された液体が外部へ漏れ出す不具合が防止される。
本発明の一態様に係るプラグ一体型容器においては、前記雄ねじと前記雌ねじとの締結が完了した状態で、前記プラグの上端面と該上端面に対向する前記キャップの底面との間が所定距離離間した空間が形成されている構成としてもよい。
このようにすることで、容器本体に挿入されるチューブをキャップの内部に収容するための空間を確保することができる。よって、容器本体にチューブを収納した状態で運搬あるいは保管することも、容器本体にチューブを収納しない状態で運搬あるいは保管することもできる。
本構成のプラグ一体型容器においては、前記軸線方向に延びる筒状に形成されるとともに前記プラグおよび前記容器本体に挿入されるチューブを備え、前記チューブは、前記プラグの内径よりも大径のフランジ部と前記プラグの内径よりも小径のチューブ本体を有し、前記フランジ部は、前記雄ねじと前記雌ねじとの締結が完了した状態で、前記プラグの上端面と該上端面に対向する前記キャップの底面との間に挟まれた状態で配置されるようにしてもよい。
このようにすることで、容器本体に挿入されるチューブのフランジ部をプラグの上端面とそれに対向するキャップの底面との間に挟まれた状態で固定した状態で、容器を運搬あるいは保管することができる。
本発明によれば、液体を注入あるいは注出するためのソケットの接続を容易にしつつ容器本体に接合されたプラグを外部の衝撃から保護することを可能としたプラグ一体型容器を提供することができる。
一実施形態に係るプラグ一体型容器の分解組立図である。 一実施形態に係るプラグ一体型容器の縦断面図であってキャップと容器本体の締結完了状態を示す図である。 一実施形態に係るプラグ一体型容器の縦断面図であってキャップと容器本体の締結未完状態を示す図である。 図2に示すキャップのA−A矢視断面図である。 図2に示すキャップを軸線方向からみた平面図である。 図2に示すプラグを軸線方向からみた平面図である。 一実施形態に係るプラグ一体型容器の縦断面図であってキャップと容器本体の締結完了状態を示す図である。 一実施形態に係るソケットの縦断面図である。 プラグ一体型容器に連結されたソケットの縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態のプラグ一体型容器100について図面を参照して説明する。
本実施形態のプラグ一体型容器100は、生産工場で注入される薬品等の液体を貯蔵する容器である。図1に示すように、本実施形態のプラグ一体型容器100は、容器本体10と、プラグ20と、ディップチューブ30と、キャップ40とを備える。
容器本体10は、軸線X方向に延びる筒状に形成される開口部10aと容器部10bとを有する。開口部10aと容器部10bとは、一体成型された単一の部材である。容器本体10は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)やフッ素樹脂(PFA,PTFE等)により形成されている。容器本体10の開口部10aの軸線X回りの外周面には、雄ねじ10cが形成されている。雄ねじ10cは、後述するキャップ40の雌ねじ40aと締結される。
開口部10aの軸線X方向の上端には、軸線X回りに延びる環状の開口端10d(第1環状部)が形成されている。
プラグ20は、軸線X方向に延びる筒状に形成される部材である。プラグ20の外周面には、軸線X回りに延びる無端状の係止溝20aが形成されている。係止溝20aは、後述するソケット200が備える複数のボール66aを係止してソケット200をプラグ20に取り付けるための部材である。プラグ20は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)やフッ素樹脂(PFA,PTFE等)により形成されている。
プラグ20の軸線X方向の下端の外周部分には、容器本体10の開口端10dと同径の環状部20b(第2環状部)が形成されている。
図2に示すように、容器本体10の開口端10dとプラグ20の環状部20bとは、これらが突き合わされた状態で溶接材50を用いて溶接することによって接合されている。溶接材50は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)やフッ素樹脂(PFA等)からなる部材である。溶接材50によって容器本体10の開口端10dとプラグ20の環状部20bとが接合されることにより、プラグ20が容器本体10に接合される。
ここでは、容器本体10の開口端10dとプラグ20の環状部20bとを、溶接材50を用いた溶接により接合するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、容器本体10の開口端10dとプラグ20の環状部20bとを、熱溶着により接合するようにしてもよい。
このように、本実施形態のプラグ一体型容器100は、容器本体10とプラグ20とを接合した一体型の容器である。容器本体10とプラグ20とを単一の部材として一体成型する場合に比べ、各部材の製造を容易にし、金型の製造コストを抑えることができる。
プラグ20は、図2および図6に示すように、軸線Xから等距離かつ軸線X回りに等間隔の4箇所に、容器本体10の内部空間S1とプラグ20の外部空間S2とを連通させる気体流路20cが設けられている。図2および図6に示すように、気体流路20cは、プラグ20の上端面にディップチューブ30のフランジ部30aが設置された状態であっても、フランジ部30aによって閉塞されないように軸線Xに直交する径方向に開口している。
ディップチューブ30は、軸線X方向に延びる筒状に形成されるとともにプラグ20および容器本体10に挿入される部材である。ディップチューブ30は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)やフッ素樹脂(PFA等)により形成されている。
図2に示すように、ディップチューブ30は、プラグ20の内径D1よりも大きい外径D2のフランジ部30aと、プラグ20の内径D1よりも小径の外径D3のチューブ本体30bと、Oリング30cとを有する。ディップチューブ30は、チューブ本体30bがプラグ20に挿入され、フランジ部30aの下面がプラグ20の上端面に接触した状態でプラグ20に保持される。フランジ部30aの下面に設けられる無端状の弾性部材であるOリング30cは、プラグ20の上端面との間に軸線X回りに延びる環状のシール領域を形成する。
図2に示すように、フランジ部30aは、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が完了した状態で、プラグ20の上端面とそれに対向するキャップ40の底面40fとの間に挟まれた状態で配置される。キャップ40の底面40fとフランジ部30aの上端面が接触し、かつフランジ部30aの下端面がプラグ20の上端面と接触することにより、キャップ40が軸線Xに沿って下方に移動できない状態となる。この状態が、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が完了した状態となる。
ディップチューブ30は、図3に示すように、軸線Xから等距離の位置に、容器本体10の内部空間S1とプラグ20の外部空間S2とを連通させる気体流路30eが設けられている。図3に示すように、気体流路30eは、ディップチューブ30のフランジ部30aの上端面とキャップ40の底面40fとが離間した状態で、容器本体10の内部空間S1とプラグ20の外部空間S2とを連通させる。
キャップ40は、上端面40dが閉塞した筒状に形成される部材である。キャップ40は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)やフッ素樹脂(PFA等)により形成されている。キャップ40は、軸線Xに沿った下端側の内周面に形成された雌ねじ40aと複数の貫通穴40bとOリング40c(シール部材)とを有する。
雌ねじ40aは、容器本体10の開口部10aの外周面に形成された雄ねじ10cに締結される。図2に示すように、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が完了した状態で、容器本体10の開口部10aと開口部10aに接合されたプラグ20とがキャップ40の内部に収容される。
容器本体10の開口端10dとプラグ20の環状部20bとは、溶接材50を用いた溶接により接合されているが、軸線X回りに一定幅で溶接したものであるため、外部からの衝撃に対する耐力が低い。特に、軸線Xに交差する方向に沿ってプラグ20に衝撃が加えられた場合、その衝撃が開口端10dと環状部20bとの接合部分に作用して接合部分が破損する可能性がある。
本実施形態では、容器本体10とキャップ40との締結が完了した状態で、開口部10aと接合部分とがキャップ40の内部に収容される。そのため、プラグ一体型容器100のキャップ40に外部から衝撃が加えられたとしても、その衝撃はキャップ40から容器本体10に直接伝達される。そのため、キャップ40の内部に収容された開口端10dと環状部20bとの接合部分が破損する不具合を防止することができる。
貫通穴40bは、キャップ40の内部と外部とを連通させる穴である。図4に示すように、貫通穴40bは、軸線X回りに90°間隔で4箇所に設けられており、軸線Xに直交する径方向に延びるように形成されている。なお、4箇所以外にも、例えば180°間隔で2箇所に設けたり、60°間隔で6箇所に設けたり、任意の箇所に設けるようにしてもよい。
Oリング40cは、キャップ40の軸線Xに沿った上端側の内周面に形成された溝に取り付けられる無端状の弾性部材である。Oリング40cは、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が完了した状態で、プラグ20の外周面と接触した軸線X回りの全周に渡るシール領域を形成する。一方、図3に示すように、Oリング40cは、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が未完の状態では、プラグ20の外周面と接触した軸線X回りの全周に渡るシール領域を形成しない。
このように、本実施形態のプラグ一体型容器100は、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が解除される前に、Oリング40cによるシール領域が形成された状態からOリング40cによるシール領域が形成されない状態へ切り替わるようになっている。
図2に示すように、キャップ40に形成される貫通穴40bは、Oリング40cによるシール領域が形成された状態で容器部10bの内部空間S1と外部の空間S3との連通が遮断される位置に配置されている。また、図3に示すように、キャップ40に形成される貫通穴40bは、Oリング40cによるシール領域が形成されない状態で容器部10bの内部空間S1と外部の空間S3とが連通する位置に配置されている。
このように、本実施形態のプラグ一体型容器100は、キャップ40の容器本体10に対する締結が完了した状態から締結が解除されるまでの途中において、容器部10bの内部空間S1と貫通穴40bとが連通した状態となる。そのため、容器部10bの内部空間S1が液体から発生するガスによって大気圧以上に加圧された状態となる場合であっても、キャップ40を容器本体10から取り外す前に空間S1のガスが貫通穴40bから外部の空間S3へ流出し、容器部10bの内部空間S1の圧力が大気圧と一致した状態となる。
これにより、キャップ40を容器本体10から取り外す際にキャップ40が飛散することや、容器本体10から貯蔵した液体が外部へ流出する不具合を抑制することができる。
図5に示すように、キャップ40の上端面40dには、軸線Xから等距離かつ軸線X回りに等間隔の4箇所に、治具用受け穴が形成されている。治具用受け穴40eは、キャップ40を軸線X回りに回転させてキャップ40を容器本体10に締結し、あるいは容器本体10から取り外す治具を取り付けるための穴である。
以上の説明において、プラグ一体型容器100は、ディップチューブ30を有する図2に示す構成としたが、ディップチューブ30を有しない図7に示す構成としてもよい。図7に示す構成の場合、ディップチューブ30を有しない状態でプラグ一体型容器100を輸送あるいは保管する。そして、容器本体10の内部に貯蔵された液体を抽出する際には、キャップ40と容器本体10との締結を解除してキャップ40を取り外し、プラグ20と容器本体10にディップチューブ30を挿入し、プラグ20に後述するソケット200を取り付ける。
図7に示すプラグ一体型容器100では、容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結が完了した状態で、プラグ20の上端面とその上端面に対向するキャップ40の底面40fとの間が距離L(所定距離)だけ離間した外部空間S2が形成されている。この距離Lは、図1〜3に示すディップチューブ30のフランジ部30aの軸線Xに沿った長さと略一致している。ここで、図7に示すように容器本体10の雄ねじ10cとキャップ40の雌ねじ40aとの締結は、キャップ40の段差部40gがプラグ20の肩部20gに接触することにより完了するようになっている。
図7に示すプラグ一体型容器100によれば、ディップチューブ30を有しない状態で輸送や保管がされるため、液体にディップチューブ30が接触した状態で輸送や保管がされることを回避することができる。このようにすることで、ディップチューブ30が液体に接触して液体に異物等が混入することを確実に防止することができる。
また、プラグ一体型容器100の内部にディップチューブ30のフランジ部30aを収納可能な外部空間S2が確保される。そのため、本実施形態のプラグ一体型容器100は、内部にディップチューブ30を収納した状態で輸送あるいは保管することも、内部にディップチューブ30を収納しない状態で輸送あるいは保管することもできる。
次に、図8および図9を参照して、プラグ一体型容器100に取り付けられるソケット200と、ソケット200による液体の抽出について説明する。
ソケット200は、プラグ一体型容器100のプラグ20に取り付けられるとともに、ディップチューブ30を介して容器本体10に貯蔵された液体を抽出する装置である。
ソケット200は、ソケット本体61と、アウタースリーブ62と、インナースリーブ63と、排出ポート部材64と、バルブ機構65と、ロック機構66と、ロック部材67とを備える。
ソケット本体61は、軸線Xに沿って延びる略円筒状に形成される部材であり、軸線X方向に沿った下端側の外周面にアウタースリーブ62が取り付けられ、軸線X方向に沿った中央部分の内周面にインナースリーブ63が取り付けられ、軸線X方向に沿った上端側の内周面に排出ポート部材64が取り付けられている。
ソケット本体61の下端側の内周面には、Oリング61aが取り付けられている。図9に示すように、Oリング61aは、ソケット200がプラグ20に取り付けられた状態で、プラグ20の外周面との間に軸線X回りに延びる無端状のシール領域を形成する。
アウタースリーブ62は、ソケット本体61の下端の外周面に保持された略円筒状の部材である。アウタースリーブ62の下端の内周面には、内側に向かって突出する突起部62aが形成されている。この突起部62aがソケット本体61の下端の外周面に係合することにより、アウタースリーブ62がソケット本体61に保持される。
インナースリーブ63は、内部に液体流路63aが形成された筒状の部材である。インナースリーブ63の外周面には、軸線Xに沿って延びるスリット63bが軸線X回りの複数箇所に設けられている。外部の圧力供給源(図示略)から供給される調圧用ガスは、ガス接続口70からガス供給ポートP1へ導かれる。スリット63bは、ガス供給ポートP1へ導かれた調圧用ガスを軸線X方向に沿って下方へ導く流路となっている。
スリット63bの下方の空間は、ソケット200がプラグ20に取り付けられた状態でプラグ一体型容器100の内部空間S1と連通する。そのため、ソケット200がプラグ20に取り付けられた状態で、調圧用ガスがガス供給ポートP1からプラグ一体型容器100の内部空間S1へ供給される。
排出ポート部材64は、ソケット本体61に上端部に取り付けられた部材であり、内部に液体を流通させる流路と排出ポートP2とが形成されている。排出ポートP2は、外部の吸引源(図示略)と接続されており、排出ポートP2の圧力をプラグ一体型容器100の内部空間S1よりも十分に低い圧力とすることで、プラグ一体型容器100内部の液体を抽出する。
バルブ機構65は、軸線Xに沿って液体を流通させる流路を有するとともに、その流路の流通状態と遮断状態とを切り替える機構である。
バルブ機構65は、弁体65aと、圧縮コイルバネ65bと、連結座65cと、ベローズ65dとを備える。図8に示すように、ソケット200がプラグ一体型容器100のプラグ20に取り付けられていない状態では、連結座65cが、圧縮コイルバネ65bの付勢力によって軸線Xに沿った下方に付勢されている。そのため、連結座65cが弁体65aに接触した状態となり、弁体65aの軸線X方向の上方と下方が連通しない遮断状態となる。
一方、図9に示すように、ソケット200がプラグ一体型容器100のプラグ20に取り付けられた状態では、連結座65cが、ディップチューブ30の上端面と接触し、軸線Xに沿った上方に押し戻される。そのため、連結座65cが弁体65aに接触しない状態となり、弁体65aの軸線X方向の上方と下方が連通した流通状態となる。
ロック機構66は、ソケット200をプラグ一体型容器100のプラグ20に取り付けて固定するための機構である。ロック機構66は、複数のボール66aと、ボール66aを保持するボールリテーナ66bと、スライドリング66cと、圧縮コイルバネ66dとを有する。
図8に示すように、ソケット200がプラグ一体型容器100のプラグ20に取り付けられていない状態では、圧縮コイルバネ65bの付勢力により円環状のスライドリング66cが軸線X方向の下方に付勢され、アウタースリーブ62の突起部62aと接触したロック状態となる。このロック状態においては、複数のボール66aがそれぞれ突起部62aに接触し、ボール66aの一部がソケット本体61の内周面から内側に突出した状態で保持される。そのため、ロック状態では、ボール66aとプラグ20の外周面とが接触するため、ソケット200をプラグ20に取り付けることができない。
ロック部材67を図8に示す位置から退避させると、アウタースリーブ62が軸線Xに沿って上方へ移動可能となる。作業者が圧縮コイルバネ65bの付勢力に打ち勝つ力を与えてアウタースリーブ62が軸線Xに沿って上方へ引き上げると、突起部62aとスライドリング66cが上方へ移動して突起部62aがボール66aと接触しないロック解除状態となる。
このロック解除状態においては、ボール66aは、ソケット本体61の内周面から内側に突出しない状態となる。そのため、ロック解除状態では、ボール66aとプラグ20の外周面とが接触しないため、ソケット200をプラグ20に取り付けることができる。
ロック解除状態でプラグ20をソケット200に挿入し、作業者がアウタースリーブ62を軸線Xに沿って上方へ引き上げた状態を解除すると、図9に示すロック状態となる。このようなロック状態となるのは、圧縮コイルバネ65bの付勢力により突起部62aとスライドリング66cが下方へ移動して突起部62aがボール66aと接触した状態となるからである。
図9に示すようにプラグ20をソケット200に挿入してからロック状態になると、ソケット本体61の内周面から内側に突出したボール66aの一部がプラグ20の係止溝20aに係止された状態となる。そのため、プラグ20とソケット200とが、軸線X方向に沿って相対的に移動しない状態となる。これにより、ソケット200がプラグ一体型容器100に取り付けられた状態となる。
図9では、ロック解除状態とするために退避させたロック部材67を再び元の図8に示す位置に戻している。ロック部材67が図9に示す位置にある場合、作業者が誤ってアウタースリーブ62を上方へ引き上げても、ロック機構66によるロック状態が解除されない。このように、ロック部材67は、ロック機構66のロック状態を保持するための安全機構として機能する。
図9に示す状態においては、ガス供給ポートP1とプラグ一体型容器100の内部空間S1とが連通した状態となっている。また、排出ポートP2とディップチューブ30の内部とが連通した状態となっている。そのため、外部の吸引源(図示略)によって排出ポートP2の圧力をプラグ一体型容器100の内部空間S1よりも十分に低い圧力とすることで、プラグ一体型容器100内部の液体が抽出される。また、液体の抽出によって低下する内部空間S1の圧力を調整するためにガス供給ポートP1から内部空間S1へ調圧ガスが供給される。
以上説明した本実施形態のプラグ一体型容器10が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態のプラグ一体型容器100によれば、軸線X方向に延びる容器本体10の開口部10aの軸線X方向の端部に形成される開口端10dと、軸線X方向に延びる筒状に形成されるプラグ20の軸線X方向の端部に形成される環状部20bとが、これらが突き合わされた状態で熱溶着または溶接によって接合されている。このプラグ20にはソケット200接続用の係止溝20aが形成されているため、液体が収容された容器本体10に接合されたプラグ20に液体を注入あるいは注出するためのソケット200を容易に接続することができる。
熱溶着または溶接によって接合された接合部分は、外部の衝撃によってプラグ20に軸線X方向に交差する方向の力が加わることによって破損する可能性がある。本実施形態のプラグ一体型容器100によれば、容器本体10の開口部10aの外周面に形成された雄ねじ10cと、キャップ40の内周面に形成された雌ねじ40aとが締結した状態で、容器本体10の開口部10aとその開口部10aに接合されたプラグ20とがキャップ40の内部に収容される。そのため、外部の衝撃によってプラグ20に軸線X方向に交差する方向の力が加わり、容器本体10とプラグ20との接合部分が破損する不具合を防止することができる。
本実施形態のプラグ一体型容器100によれば、容器本体10の開口部10aの外周面に形成された雄ねじ10cとキャップ40の内周面に形成された雌ねじ40aとの締結が完了した状態では、Oリング40cによってキャップ40の内周面とプラグ20の外周面との間にシール領域が形成される。これにより、締結が完了した状態で容器本体10の内部に収容される薬液等の液体から発生するガスが、容器本体10から外部へ漏れ出すことが防止される。
また、本実施形態のプラグ一体型容器100によれば、雄ねじ10cと雌ねじ40aとの締結が解除される前にシール領域が形成された状態からシール領域が形成されない状態へ切り替わる。これにより、雄ねじ10cと雌ねじ40aとの締結が解除される前にシール領域が形成されない状態となり、容器本体10の内部で発生するガスが貫通穴40bから外部へ流出する。そのため、雄ねじ10cと雌ねじ40aとの締結が解除される時点では、容器本体10の内部の圧力と外部の圧力とが略同一の圧力となる。貫通穴40bを介したガスの流出が雄ねじ40cと雌ねじ40aとの締結が解除される前に行われるため、容器本体10の内部で発生するガスが急激に外部へ流出してキャップ40が飛散し、あるいは容器本体10に収容された液体が外部へ漏れ出す不具合が防止される。
本実施形態のプラグ一体型容器100は、雄ねじ10cと雌ねじ40aとの締結が完了した状態で、プラグ20の上端面と上端面に対向するキャップ40の底面40fとの間が距離Lだけ離間した外部空間S2が形成されている。
このようにすることで、容器本体10に挿入されるディップチューブ30をキャップ40の内部に収容するための外部空間S2を確保することができる。よって、容器本体10にディップチューブ30を収納した状態で運搬あるいは保管することも、容器本体10にディップチューブ30を収納しない状態で運搬あるいは保管することもできる。
本実施形態のプラグ一体型容器100は、軸線X方向に延びる筒状に形成されるとともにプラグ20および容器本体10に挿入されるディップチューブ30を備える。ディップチューブ30は、プラグ20の内径D1よりも大きい外径D2のフランジ部30aとプラグ20の内径D1よりも小さい外径D3のチューブ本体30bを有する。フランジ部30aは、雄ねじ10cと雌ねじ40aとの締結が完了した状態で、プラグ20の上端面と上端面に対向するキャップ40の底面40fとの間に挟まれた状態で配置される。
このようにすることで、容器本体10に挿入されるディップチューブ30のフランジ部30aをプラグ20の上端面とそれに対向するキャップ40の底面40fとの間に挟まれた状態で固定した状態で、容器を運搬あるいは保管することができる。
〔他の実施形態〕
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
10 容器本体
10a 開口部
10b 容器部
10c 雄ねじ
10d 開口端(第1環状部)
20 プラグ
20a 係止溝(溝部)
20b 環状部(第2環状部)
20c 気体流路
20g 肩部
30 ディップチューブ
30a フランジ部
30b チューブ本体
30c Oリング
30e 気体流路
40 キャップ
40a 雌ねじ
40b 貫通穴
40c Oリング(シール部材)
40d 上端面
40e 治具用受け穴
40f 底面
40g 段差部
50 溶接材
61 ソケット本体
62 アウタースリーブ
63 インナースリーブ
64 排出ポート部材
65 バルブ機構
66 ロック機構
67 ロック部材
100 プラグ一体型容器
200 ソケット

Claims (4)

  1. 軸線方向に延びる筒状に形成される開口部を有するとともに該開口部の外周面に雄ねじが形成された容器本体と、
    前記軸線方向に延びる筒状に形成されるとともに前記軸線回りにソケット接続用の溝部が形成されたプラグと、
    前記開口部に形成された前記雄ねじに締結される雌ねじが内周面に形成されたキャップとを備え、
    前記容器本体は、前記開口部の前記軸線方向の端部に形成される第1環状部を有し、
    前記プラグは、前記軸線方向の端部に形成されるとともに前記第1環状部と同径の第2環状部を有し、
    前記第1環状部と前記第2環状部とは、これらが突き合わされた状態で熱溶着または溶接によって接合されており、
    前記雄ねじと前記雌ねじとが締結した状態で前記開口部と該開口部に接合された前記プラグとが前記キャップの内部に収容されるプラグ一体型容器。
  2. 前記キャップの内周面には、前記プラグの外周面と接触して前記軸線回りの全周に渡るシール領域を形成するシール部材が取り付けられており、
    前記キャップは、前記シール領域が形成された状態で前記容器本体の内部との連通が遮断される位置に配置される貫通穴を有し、
    前記雄ねじと前記雌ねじとの締結が解除される前に前記シール領域が形成された状態から前記シール領域が形成されない状態へ切り替わり、前記容器本体の内部と前記貫通穴が配置される位置とが連通した状態となる請求項1に記載のプラグ一体型容器。
  3. 前記雄ねじと前記雌ねじとの締結が完了した状態で、前記プラグの上端面と該上端面に対向する前記キャップの底面との間が所定距離離間した空間が形成されている請求項1または請求項2に記載のプラグ一体型容器。
  4. 前記軸線方向に延びる筒状に形成されるとともに前記プラグおよび前記容器本体に挿入されるチューブを備え、
    前記チューブは、前記プラグの内径よりも大径のフランジ部と前記プラグの内径よりも小径のチューブ本体を有し、
    前記フランジ部は、前記雄ねじと前記雌ねじとの締結が完了した状態で、前記プラグの上端面と該上端面に対向する前記キャップの底面との間に挟まれた状態で配置される請求項3に記載のプラグ一体型容器。
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