JP2016087921A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】周辺の物体を検出するためのセンサを備える画像形成装置において、センサによる人(ユーザ)の検出結果に基づく電力モードの制御をより適切に実行するための技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置の前に存在する物体を検出するための人感センサを備え、物体と画像形成装置との距離の測定値Dを取得し、測定値Dと所定の閾値とを比較することで、検出された物体をユーザとして検出する(ユーザ検出状態ST3)。画像形成装置の電力モードは、ユーザが検出されている場合にはスタンバイモードに、検出されていない場合にはスリープモードに設定される。画像形成装置は、ユーザが検出されている状態が所定時間、継続すると、人感センサによって検出されている物体がユーザとして検出されなくなるよう、検出状態の判定のための閾値を変更することによって人感センサの感度を変更する。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置に接近するユーザを検出するためのセンサを備える画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
画像形成装置では、画像形成装置に接近する人(ユーザ)を検出するための人感センサを備えたものが知られている。特許文献1には、そのような人感センサを備える画像形成装置が、画像形成装置に接近する人を人感センサによって検出した際に、省電力状態から復帰する技術が記載されている。
特開2012−203132号公報
特許文献1に記載の画像形成装置は、人感センサによって人を検出した場合に、画像形成装置の電力状態を省電力状態からスタンバイ状態に変更する。このため、画像形成装置の前に人が立ち止まっている場合、物が置かれている場合等、画像形成装置の前に何らかの物体が存在し続ける場合、画像形成装置は、当該装置の前に人が存在すると判定して、画像形成装置をスタンバイ状態にする。その結果、実際には画像形成装置を使用する意思のある人(ユーザ)が画像形成装置の前に存在しない場合であっても、画像形成装置がスタンバイ状態のまま維持されてしまう。
また、ユーザが、画像形成装置を省電力状態に移行させるための節電ボタンを押下することによって、画像形成装置を省電力状態に移行させた場合に、そのユーザが画像形成装置の前から離れず留まることもあり得る。この場合、画像形成装置は、そのユーザを人感センサによって検出することによって、再び省電力状態からスタンバイ状態に復帰してしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、周辺の物体を検出するためのセンサを備える画像形成装置において、センサによる人(ユーザ)の検出結果に基づく電力モードの制御をより適切に実行するための技術を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。本発明の一態様に係る画像形成装置は、前記画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサと、前記センサからの出力に基づいて、前記物体を前記画像形成装置のユーザとして検出する検出手段と、前記検出手段によって前記ユーザが検出されている場合には、前記画像形成装置の電力モードを第1のモードに設定し、前記検出手段によって前記ユーザが検出されていない場合には、前記電力モードを、前記第1のモードよりも消費電力が少ない第2の電力モードに設定する電力制御手段と、前記検出手段によって前記ユーザが検出されている状態が予め定められた時間、継続すると、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の一態様に係る画像形成装置は、前記画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサと、前記センサからの出力に基づいて、前記物体を前記画像形成装置のユーザとして検出する検出手段と、前記検出手段によって前記ユーザが検出されている場合には、前記画像形成装置の電力モードを第1のモードに設定し、前記検出手段によって前記ユーザが検出されていない場合には、前記電力モードを、前記第1のモードよりも消費電力が少ない第2の電力モードに設定する電力制御手段と、前記検出手段によって前記ユーザが検出されている間に、前記電力モードを前記第1のモードから前記第2のモードに変更するための操作がユーザによって行われると、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、周辺の物体を検出するためのセンサを備える画像形成装置において、センサによる人(ユーザ)の検出結果に基づく電力モードの制御をより適切に実行することが可能になる。例えば、画像形成装置を使用する意思のない人または物体が画像形成装置の周辺に存在し続けた場合にも、画像形成装置を自動的にスリープモード(省電力状態)に移行できるようになる。また、スリープモードへの移行を指示するためのボタンを押下したユーザが画像形成装置の周辺に留まっている場合にも、スリープモードへ移行した画像形成装置がスリープモードから復帰することを防止できる。
画像形成装置10の外観を示す側面図及び上面図。 画像形成装置10のハードウェア構成例を示すブロック図。 人感センサ16による検出状態の遷移の一例を示す状態遷移図 人感センサ16による検出状態についての判定処理の手順を示すフローチャート。 物体検出判定処理(S402)の手順を示すフローチャート。 ユーザ検出判定処理(S406)の手順を示すフローチャート。 物体非検出判定処理(S403)の手順を示すフローチャート。 ユーザ非検出判定処理(S406)の手順を示すフローチャート。 人感センサ16による検出状態と画像形成装置の電力モードとの関係の第1の例を示す図。 人感センサ16による検出状態と画像形成装置の電力モードとの関係の第2の例を示す図。 人感センサ16による検出状態と画像形成装置の電力モードとの関係の第3の例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置の構成>
図1は、一実施形態に係る画像形成装置10の外観を示す側面図及び上面図である。画像形成装置10は、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能等の複数の機能を有している。画像形成装置10は、画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサとして、人感センサ16を備える。人感センサ16は、画像形成装置10に接近する人(ユーザ)を検出するために使用される。人感センサ16から出力される信号は、操作部13(図2)のCPU131に入力されて処理される。人感センサ16は、図1(B)において点線で示すように、画像形成装置10の前方に、扇型の検出エリア161を有している。
本実施形態の人感センサ16は、非可聴域の40KHzのパルス波を出力し、物体で反射した当該パルス波の反射波を受信する超音波センサである。なお、人感センサ16は、物体(人を含む。)を検出可能なセンサであれば、超音波センサ以外の他のセンサであってもよい。例えば、超音波センサと同様に一定時間ごとの装置と物体との距離の変化を確認可能な赤外線送受信モジュール、人から放射される赤外線を受光する赤外線受光センサが使用されてもよい。あるいは、センサと物体との間の静電容量に基づいてセンサと物体との距離を計測する静電容量センサが用いられてもよい。更に、赤外線受光部がライン状またはマトリクス状に配置された赤外線アレイセンサまたはカメラを用いてもよい。なお、これらのセンサは、机の上に置かれたパソコン等の障害物の影響を受けずに人を検出するために、センサを上方に向けて配置してもよい。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。画像形成装置10は、画像形成装置10の動作を制御するコントローラ11、操作部13、スキャナ部14、プリンタ部15、及び人感センサ16を備えている。
コントローラ11は、操作部13、スキャナ部14、及びプリンタ部15と通信可能である。コントローラ11は、CPU111、RAM112、ROM113、電源制御部114、入出力インタフェース(I/F)115、及びLANコントローラ116を備え、それらはシステムバス117に接続されている。また、コントローラ11は、HDD(ハードディスクドライブ)118、画像処理部119、スキャナI/F120、及びプリンタI/F121を備え、それらは画像バス122に接続されている。
CPU111は、ROM113に格納された制御プログラム等のプログラムを読み出して実行することで、画像形成装置10内の各デバイスの動作を制御するとともに、コントローラ11において実行される処理を制御する。RAM112は、CPU111が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時的に保存するためにも用いられる。ROM113には、画像形成装置10のブートプログラム等のデータが格納されている。
電源制御部114は、CPU111からの指示、及びユーザによる操作部13に対するユーザによる操作(例えば、節電ボタンの操作)により、画像形成装置10の電源を制御する。電源制御部114は、電源スイッチに対する電源オフの操作を検出可能であり、その検出結果を、電源オフ要求としてCPU111に通知する。CPU111は、電源制御部114から電源オフ要求を受信すると、画像形成装置10を、電源の停止が可能な状態に移行させ、電源制御部114に対して電源停止の指示を行う。
LANコントローラ116は、ネットワーク30を介して接続される外部装置20と通信する。HDD118には、システムソフトウェア、画像データ等の種々のデータが格納される。画像処理部119は、RAM112に格納された画像データを読み出して、JPEG、JBIG等の拡大または縮小及び色調整等の画像処理を行う。スキャナI/F120は、スキャナ部14のスキャナ制御部141と画像バス122とを接続するインタフェースである。プリンタI/F121は、プリンタ部15のプリンタ制御部151と画像バス122とを接続するインタフェースである。画像バス122は、画像データを伝送するための伝送路であり、PCIバス、IEEE1394等のバスで構成されている。
操作部13は、入出力I/F115を介してシステムバス117と接続されたCPU131と、LCD、タッチパネル、ハードウェアキー、LED等の、ユーザのための入力I/F及び出力(表示)I/F(図示せず)とを備える。CPU131は、人感センサ16とも接続されている。操作部13は、NFCリーダライタ、Bluetooth(登録商標)モジュール等の、ユーザが保持する携帯端末と通信するための通信I/Fを備えていてもよい。
スキャナ部14は、スキャナ制御部141及びスキャナ駆動部142を有し、原稿から画像を光学的に読み取って画像データを生成する。スキャナ駆動部142は、原稿から画像を読み取る読取ヘッドを移動させるための駆動部、原稿を読取位置まで搬送するための駆動部等を含む。スキャナ制御部141は、スキャナI/F120を介してCPU111と通信を行い、スキャナ駆動部142の動作を制御する。スキャナ駆動部142は、原稿の読み取り(スキャン)を行う際に、ユーザによって設定された設定情報をCPU111から受信し、当該設定情報に基づいてスキャナ駆動部142の動作を制御する。
プリンタ部15は、プリンタ制御部151及びプリンタ駆動部152を有し、電子写真方式で記録媒体(用紙)に画像を形成する。プリンタ駆動部152は、感光ドラムを回転させるためのモータ、定着器を加圧するための機構部、ヒータ等を含む。プリンタ制御部151は、プリンタI/F121を介してCPU111と通信を行い、プリンタ駆動部152の動作を制御する。プリンタ制御部151は、記録媒体への画像の形成(プリント)を行う際に、ユーザによって設定された設定情報をCPU111から受信し、当該設定情報に基づいてプリンタ駆動部152の動作を制御する。
(画像形成装置10の電力制御)
本実施形態の画像形成装置10は、電力モードとして、スタンバイ(Standby)モード及びスリープ(Sleep)モードを有する。CPU111は、電源制御部114を介して画像形成装置10の電力モードを設定することによって、画像形成装置10の電力制御を行う。スタンバイモード(第1のモード)は、スキャナ部14によるスキャン動作、及びプリンタ部15によるプリント動作を実行可能な状態で動作するモードである。スリープモード(第2のモード)は、スタンバイモードよりも消費電力が少ない省電力状態で動作するモードである。スリープモードで動作中の画像形成装置10では、スリープモードからスタンバイモードに復帰するために必要なデバイスである、LANコントローラ116、電源制御部114、人感センサ16、及びCPU131に、電源から電力が供給される。
CPU111は、画像形成装置10が使用されていない状態が所定時間、継続すると、画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードからスリープモードに移行させる。例えば、CPU111は、操作部13がユーザによって操作されず、かつ、外部装置20からジョブを受信しない状態で所定時間が経過すると、画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードからスリープモードに移行させる。
<人感センサによる検出状態>
本実施形態で、操作部13のCPU131は、人感センサ16からの出力に基づいて、画像形成装置10と、当該装置の前方(周辺)に存在する物体との距離を測定する。具体的には、CPU131は、人感センサ16にパルス波を出力させる。これにより、当該パルス波の反射波の受信結果を示す信号が、人感センサ16からCPU131に出力される。CPU131は、人感センサ16がパルス波を出力してから当該パルス波の反射波を受信するまでの時間に基づいて、人感センサ16(画像形成装置10)と、検出エリア161内に存在する物体(人を含む。)との距離を測定する。
CPU131は、画像形成装置10と、検出エリア161内に存在する物体との距離の測定値と基準値(後述する閾値Thdet,Thdet_s等)とを比較することによって、その物体についての人感センサ16による検出状態を判定する。具体的には、CPU131は、人感センサ16からの出力に基づいて、検出エリア161に物体が存在しているか否かを判定するとともに、物体が存在していると判定した場合に、その物体が、画像形成装置10のユーザであるか否かを判定する。本実施形態では、人感センサ16による検出状態として、以下で説明する3つの状態、非検出状態ST1、物体検出状態ST2、及びユーザ検出状態ST3が定義されている。
図3は、CPU131によって判定される、人感センサ16による検出状態の遷移の一例を示す状態遷移図である。図3に示すように、人感センサ16による検出状態は、画像形成装置10と検出エリア161内に存在する物体との距離に応じて、非検出状態ST1と物体検出状態ST2とユーザ検出状態ST3との間で遷移する。
非検出状態ST1は、人感センサ16の検出エリア161において何らの物体も存在しない(検出されていない)状態に相当する。CPU131は、人感センサ16を用いて測定された、画像形成装置10と検出エリア161内に存在する物体との距離が、一定時間、所定の閾値(Thund,Thund_s)以上であると判定した場合、人感センサ16による検出状態を非検出状態ST1に設定する。これにより、CPU131は、検出状態を他の状態(物体検出状態ST2またはユーザ検出状態ST3)から非検出状態ST1に遷移させる(図7及び図8)。
物体検出状態ST2は、人感センサ16の検出エリア161において物体(人を含む。)が存在している(検出されている)状態に相当する。CPU131は、非検出状態ST1において、人感センサ16を用いて測定された距離が、一定時間、所定の閾値(Thdet)未満であると判定した場合、人感センサ16による検出状態を物体検出状態ST2に設定する。これにより、CPU131は、検出状態を非検出状態ST1から物体検出状態ST2に遷移させる(図5)。
ユーザ検出状態ST3は、人感センサ16の検出エリア161において物体が存在し(検出され)、かつ、当該物体が、画像形成装置10を使用する意思のあるユーザである状態に相当する。即ち、ユーザ検出状態ST3では、検出エリア161に存在する物体(画像形成装置10の周辺に存在する物体)が、画像形成装置10のユーザとして検出されている。CPU131は、物体検出状態ST2において、人感センサ16を用いて測定された距離が、一定時間、所定の閾値(Thdet_s)未満であると判定した場合、人感センサ16による検出状態をユーザ検出状態ST3に設定する。これにより、CPU131は、検出状態を物体検出状態ST2からユーザ検出状態ST3に遷移させる(図6)。更に、CPU131は、ユーザ検出信号を有効化することによって、人感センサ16によってユーザが検出されていることを電源制御部114に通知する。
なお、CPU131は、人感センサ16による検出状態に基づいて操作部13内のLEDの点灯または点滅させることで、ユーザに対して、人感センサ16によってユーザが検出されていることを通知してもよい。また、CPU131は、人感センサ16による検出状態に基づいて、操作部13内のLCD、タッチパネル、ハードウェアキー、NFCリーダライタに対する電力の供給状態を変更してもよい。
<検出状態の判定処理>
図4は、操作部13のCPU131によって実行される、検出エリア161内に存在する物体の、人感センサ16による検出状態についての判定処理の手順を示すフローチャートである。なお、図4に示す各ステップの処理は、CPU131が、ROM113に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、画像形成装置10上で実現される。CPU131は、図4に示す処理を、予め定められた時間間隔で(所定の時間フレーム単位で)実行する。これにより、CPU131は、人感センサ16を用いて得られる、画像形成装置10と当該装置の前方に存在する物体との距離の測定値と、人感センサ16による検出状態とを、画像形成装置10が電源オフ状態でない限り、確認し続けることができる。
まずS400で、CPU131は、人感センサ16を制御してパルス波を出力させることで、人感センサ16から出力される信号に基づいて、画像形成装置10と、当該装置の前方に存在する物体との距離の測定値Dを取得する。なお、CPU131は、取得した測定値に含まれるランダムノイズを低減するために、取得した現在の測定値を、過去に取得した測定値と平均化してもよい。
次にS401で、CPU131は、検出エリア161内に存在する物体の、人感センサ16による現在の検出状態を判定する。CPU131は、現在の検出状態が非検出状態ST1であると判定した場合には、次にS402で、図5に示す手順で物体検出判定処理を実行する。S402における処理が完了すると、CPU131は、処理を終了する。
また、CPU131は、S401において、現在の検出状態が物体検出状態ST2であると判定した場合には、次にS403で、図7に示す手順で物体非検出判定処理を実行する。S403における処理が完了すると、CPU131は、次にS404で、S403における処理の結果、物体(人)が検出エリア161から離脱したことによって現在の検出状態が非検出状態ST1に設定されたか否かを判定する。CPU131は、現在の検出状態が非検出状態ST1に設定されている場合には(S404で「YES」)、処理を終了する。一方、CPU131は、物体(人)が検出エリア161から離脱しておらず、現在の検出状態が物体検出状態ST2のままである場合には(S404で「NO」)、処理をS405に進める。S405で、CPU131は、図6に示す手順でユーザ検出判定処理を実行する。S405における処理が完了すると、CPU131は、処理を終了する。
また、CPU131は、S401において、現在の検出状態がユーザ検出状態ST3であると判定した場合には、次にS406で、図8に示す手順でユーザ非検出処理を実行する。S406における処理が完了すると、CPU131は、処理を終了する。
<物体検出判定処理(S402)>
図5は、物体検出判定処理(S402)の手順を示すフローチャートである。
物体検出判定処理では、まずS410で、CPU131は、人感センサ16を用いて得られた距離の測定値Dが所定の閾値(Thdet)未満であるか否かを判定する。測定値Dが所定の閾値(Thdet)以上である場合(S410で「NO」)、CPU131は、S415で検出カウンタをクリアして、処理を終了する。一方、測定値Dが所定の閾値(Thdet)未満である場合(S410で「YES」)、CPU131は、S411で検出カウンタをインクリメントして、処理をS412に進める。
S412で、CPU131は、検出カウンタのカウント値が所定の閾値(Thdcnt)よりも大きいか否か判定する。カウント値が所定の閾値(Thdcnt)以下である場合(S412で「NO」)、CPU131は、処理を終了する。一方、カウント値が所定の閾値(Thdcnt)よりも大きい場合(S412で「YES」)、CPU131は、処理をS413に進める。CPU131は、S413で検出カウンタをクリアした後、S414で、(次の時間フレームで用いる)人感センサ16による検出状態を、物体検出状態に設定(変更)する。その後、CPU131は、物体検出判定処理を終了する。
<ユーザ検出判定処理(S406)>
図6は、ユーザ検出判定処理(S406)の手順を示すフローチャートである。ユーザ検出判定処理は、図5に示す物体検出判定処理と同様のアルゴリズムによって実現される。ただし、S414に対応するS424では、検出状態が物体検出状態ではなくユーザ検出状態に設定され、S410に対応するS420では、Thdetよりも小さいThdet_sが所定の閾値として用いられる。
ユーザ検出判定処理では、まずS420で、CPU131は、人感センサ16を用いて得られた距離の測定値Dが所定の閾値(Thdet_s)未満であるか否かを判定する。測定値Dが所定の閾値(Thdet_s)以上である場合(S420で「NO」)、CPU131は、S425で検出カウンタをクリアして、処理を終了する。一方、測定値Dが所定の閾値(Thdet)未満である(即ち、閾値を下回っている)場合(S420で「YES」)、CPU131は、S421で検出カウンタをインクリメントして、処理をS422に進める。
S422で、CPU131は、検出カウンタのカウント値が所定の閾値(Thdcnt)よりも大きいか否か判定する。カウント値が所定の閾値(Thdcnt)以下である場合(S422で「NO」)、CPU131は、処理を終了する。一方、カウント値が所定の閾値(Thdcnt)よりも大きい場合(S422で「YES」)、CPU131は、処理をS423に進める。CPU131は、S423で検出カウンタをクリアした後、S424で、(次の時間フレームで用いる)人感センサ16による検出状態を、ユーザ検出状態に設定(変更)する。その後、CPU131は、ユーザ検出判定処理を終了する。
<物体非検出判定処理(S403)>
図7は、物体非検出判定処理(S403)の手順を示すフローチャートである。
物体非検出判定処理では、まずS430で、人感センサ16を用いて得られた距離の測定値Dが所定の閾値(Thund)以上であるか否かを判定する。測定値Dが所定の閾値(Thund)未満である場合(S430で「NO」)、CPU131は、S435で非検出カウンタをクリアして、処理を終了する。一方、測定値Dが所定の閾値(Thund)以上である場合(S430で「YES」)、CPU131は、S431で非検出カウンタをインクリメントして、処理をS432に進める。
S432で、CPU131は、非検出カウンタのカウント値が所定の閾値(Thucnt)よりも大きいか否か判定する。カウント値が所定の閾値(Thucnt)以下である場合(S432で「NO」)、CPU131は、処理を終了する。一方、カウント値が所定の閾値(Thucnt)よりも大きい場合(S432で「YES」)、CPU131は、処理をS433に進める。CPU131は、S433で非検出カウンタをクリアした後、S434で、(次の時間フレームで用いる)人感センサ16による検出状態を、非検出状態に設定(変更)する。その後、CPU131は、物体非検出判定処理を終了する。
<ユーザ非検出判定処理(S406)>
図8は、ユーザ非検出判定処理(S406)の手順を示すフローチャートである。ユーザ非検出判定処理は、図7に示す物体非検出処理と同様のアルゴリズムによって実現される。なお、S430に対応するS434では、Thundと同一の値のThund_sが所定の閾値として用いられる。
ユーザ非検出判定処理では、まずS440で、人感センサ16を用いて得られた距離の測定値Dが所定の閾値(Thund_s)以上であるか否かを判定する。測定値Dが所定の閾値(Thund_s)未満である場合(S440で「NO」)、CPU131は、S445で非検出カウンタをクリアして、処理を終了する。一方、測定値Dが所定の閾値(Thund_s)以上である場合(S440で「YES」)、CPU131は、S441で非検出カウンタをインクリメントして、処理をS442に進める。
S442で、CPU131は、非検出カウンタのカウント値が所定の閾値(Thucnt)よりも大きいか否か判定する。カウント値が所定の閾値(Thucnt)以下である場合(S442で「NO」)、CPU131は、処理を終了する。一方、カウント値が所定の閾値(Thucnt)よりも大きい場合(S442で「YES」)、CPU131は、処理をS443に進める。CPU131は、S443で非検出カウンタをクリアした後、S444で、(次の時間フレームで用いる)人感センサ16による検出状態を、非検出状態に設定(変更)する。その後、CPU131は、物体非検出判定処理を終了する。
<人感センサ16による検出状態に基づく電力モード制御>
本実施形態では、CPU111は、CPU131によって判定される、人感センサ16による検出状態に応じて、画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードとスリープモードとの間で切り替えることで、画像形成装置10の電力制御を行う。具体的には、CPU111は、人感センサ16の検出エリア161内でユーザが検出されている(検出状態がユーザ検出状態ST3である)場合には、画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードに設定する。一方、CPU111は、人感センサ16の検出エリア161内でユーザが検出されていない(検出状態が非検出状態ST1または物体検出状態ST2である)場合には、画像形成装置10の電力モードをスリープモードに設定する。
また、本実施形態では、画像形成装置10を使用する意思のない人または物体が画像形成装置10の周辺に存在し続けた場合にも、画像形成装置10を自動的にスリープモード(省電力状態)に移行できるよう、以下の処理が行われる。具体的には、CPU131は、スタンバイモードにおいて、検出エリア161内でユーザが検出されている状態が所定時間、継続すると、人感センサ16によって検出されている物体がユーザとして検出されなくなるよう、人感センサ16の感度を変更する。即ち、検出エリア161内に物体が存在し続けたとしても、その物体をユーザとして検出しないようにすることで、画像形成装置10を自動的にスリープモードに移行できるようにする。なお、このような処理の具体例については、図10を用いて後述する。
また、本実施形態では、節電ボタンを押下したユーザが画像形成装置10の周辺に留まっている場合にも、スリープモードへ移行した画像形成装置10がスリープモードから復帰することを防止するために、以下の処理が行われる。具体的には、CPU131は、検出エリア161内でユーザが検出されている間に、節電ボタンの押下がユーザによって行われると、人感センサ16によって検出されている物体がユーザとして検出されなくなるよう、人感センサ16の感度を変更する。ここで、節電ボタンの押下は、スタンバイモードからスリープモードに電力モードを変更するための操作に相当する。このように、検出エリア161内に人が留まっている場合にも、その人をユーザとして検出しないようにすることで、画像形成装置10がスタンバイモードから復帰することを防止する。なお、このような処理の具体例については、図11を用いて後述する。
以下では、図9〜図11を参照して、人感センサ16による検出状態と画像形成装置の電力モードとの関係についての3つの例を説明する。なお、以下の例では、上述の人感センサ16の感度の変更を、人感センサ16による検出状態の判定に用いる基準値(閾値)を変更することによって行う。
(第1の例)
図9は、検出エリア161内に存在する物体の、人感センサ16による検出状態と、画像形成装置の電力モードとの関係の第1の例を示す図である。図9では、特に、人(ユーザ)が画像形成装置10の検出エリア161内に接近し、検出エリア161内で画像形成装置10を操作した後、検出エリア161から離脱する例について示している。また、本例では、Thdet=Thund=Thund_s=1000[mm]、Thdet_s=700[mm]、Thdcnt=Thucnt=1として予め定められている。
図9では、時刻T0〜T3において、人が画像形成装置10に接近していく様子を示している。時刻T0では、人が検出エリア161内に存在しない状態であり、人感センサ16によって距離の測定値D=1200が取得され、D>Thdetである。このため、CPU131は、検出エリア161内に存在する物体の、人感センサ16による検出状態が「非検出状態ST1」であると判定する。
時刻T1では、人が検出エリア161内に入った状態であり、人感センサ16によって距離の測定値D=900が取得され、D<Thdetである。このため、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「物体検出状態ST2」であると判定する。この判定結果は、次のフレーム(時刻T2)における検出状態に反映される。
時刻T2では、検出エリア161内で人が更に画像形成装置10に近づいた状態であり、人感センサ16によって距離の測定値D=500が取得され、D<Thdet_sである。このため、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「ユーザ検出状態ST3」であると判定し、即ち、検出エリア161内に存在する物体が、画像形成装置10を使用する意思のあるユーザであると判定する。この判定結果は、次のフレーム(時刻T3)における検出状態に反映される。
CPU131は、この判定結果に応じてユーザ検出信号を有効化し(Enable)、CPU131内に設けられたユーザ検出タイマのカウントを開始する(ユーザ検出タイマをONにする)。電源制御部114は、ユーザ検出信号が有効化されると、CPU111にユーザ検出信号の状態を通知する。CPU111は、その通知の受信後、電源制御部114を介して画像形成装置10の電力モードをスリープモードからスタンバイモードに変更する。
時刻T4〜T10において、人(ユーザ)が画像形成装置10を使用している。この間、距離の測定値D<Thund_sであるため、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「ユーザ検出状態ST3」であると判定し続ける。
その後、時刻T11〜T13において、人(ユーザ)が画像形成装置10の使用を終え、検出エリア161から離脱する。時刻T12では、人感センサ16によって距離の測定値D=1500が取得され、D≧Thund_sである。このため、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「非検出状態ST1」であると判定する。この判定結果は、次のフレーム(時刻T13)における検出状態に反映される。
CPU131は、この判定結果に応じてユーザ検出信号を無効化し(Disable)、ユーザ検出タイマのカウント値をクリアする(ユーザ検出タイマをOFFにする)。電源制御部114は、ユーザ検出信号が無効化されると、CPU111に、ユーザ検出信号の状態を通知する。CPU111は、その通知の受信後、CPU111内に設けられたスリープ移行タイマのカウントを開始する(スリープ移行タイマをONにする)。スリープ移行タイマのカウント値が所定の閾値(Thslp)を超えると、CPU111は、画像形成装置10の電力モードを、スタンバイモードからスリープモードに変更するよう、電源制御部114に指示する。これにより、時刻T15以降において、画像形成装置10の電力モードがスリープモードに設定される。
(第2の例)
図10は、検出エリア161内に存在する物体の、人感センサ16による検出状態と、画像形成装置の電力モードとの関係の第2の例を示す図である。図10では、特に、何らかの物体を保持している人(ユーザ)が画像形成装置10の検出エリア161に接近し、検出エリア161内で画像形成装置10を操作した後、その物体を人感センサ16の前に置いたまま検出エリア161から離脱する例を示している。なお、本例では、第1の例(図9)と同様、Thdet=Thund=Thund_s=1000[mm]、Thdet_s=700[mm]、Thdcnt=Thucnt=1として予め定められている。
図10では、人感センサ16によって取得される距離の測定値Dは、時刻T0〜T11においては図9と同様であるが、時刻T12以降では図9と異なっている。これは、人感センサ16の前に置かれている物体に起因している。即ち、人感センサ16の前に置かれた物体と人感センサ16(画像形成装置10)との距離が、取得される測定値Dに反映されている。人感センサ16の前に置かれた物体の位置が変化しないため、時刻T12以降では、測定値D=500が取得され続ける。その結果、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「ユーザ検出状態ST3」であると判定し続ける。この判定結果に応じて、ユーザ検出信号が有効化された状態が継続し、その間、CPU111は、スリープ移行タイマのカウントを開始しない。
その後、ユーザ検出タイマのカウント値が所定の閾値(Thuser)を超えると(即ち、ユーザが検出されている状態が所定時間、継続すると)、CPU131は、以下の処理を実行する。具体的には、CPU131は、人感センサ16による検出状態の判定のために使用している閾値Thdet_s及びThund_sを、それぞれ、人感センサ16によって取得される最新の測定値D(=500)よりも小さい値に変更する。本例では、CPU131は、Thdet_sを現在の700から400に、Thund_sを現在の1000から450に、それぞれ変更するものとする。
その結果、人感センサ16によって取得される測定値D(=500)と閾値Thund_s(=450)との関係が、D>Thund_sとなる。これにより、時刻T19において、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「非検出状態ST1」であると判定し、この判定結果が次のフレーム(時刻T20)における検出状態に反映される。
CPU131は、この判定結果に応じてユーザ検出信号を無効化し(Disable)、ユーザ検出タイマのカウント値をクリアする(ユーザ検出タイマをOFFにする)。電源制御部114は、ユーザ検出信号が無効化されると、CPU111に、ユーザ検出信号の状態を通知する。CPU111は、その通知の受信後、CPU111内に設けられたスリープ移行タイマのカウントを開始する(スリープ移行タイマをONにする)。本例では、スリープ移行タイマのカウントの開始後に、人感センサ16による検出状態が、検出エリア161内に置かれ続けている物体に起因して再び「ユーザ検出状態ST3」に遷移することはない。これは、人感センサ16によって取得される測定値D(=500)と、変更された閾値Thdet_s(=400)との関係が、D>Thdet_sであるためである。したがって、ユーザ検出信号が有効化されることはなく、CPU111が画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードに移行させることはない。
スリープ移行タイマのカウント値が所定の閾値(Thslp)を超えると、CPU111は、画像形成装置10の電力モードを、スタンバイモードからスリープモードに変更するよう、電源制御部114に指示する。これにより、時刻T22以降において、画像形成装置10の電力モードがスリープモードに設定される。
このように、本例によれば、画像形成装置10を使用する意思のない人または物体が画像形成装置10の周辺に存在し続けた場合にも、画像形成装置10を自動的にスリープモード(省電力状態)に移行できるようになる。また、本例によれば、人感センサ16の前に物体が置かれている場合だけでなく、例えば検出エリア161内で人が作業または立ち話をしているような場合にも、画像形成装置10の電力モードをスリープモードへ移行させることが可能である。
なお、本例のようにThdet_s及びThund_sを小さい値に変更することは、人感センサ16の感度を低くすることと等価であり、検出エリア161内の物体(ユーザ)を検出しにくくなる(即ち、検出エリア161が狭くなる)。このような状態が継続し続けることを避けるために、CPU131は、変更前の閾値Thdet_s及びThund_sをRAM112に保存しておき、一定時間の経過後に、Thdet_s及びThund_sを変更前の値に戻してもよい。即ち、CPU131は、人感センサ16の感度を、変更前の感度に戻してもよい。これにより、例えば、図10に示すように人感センサ16の前に置かれた物体が取り除かれた場合に、人感センサ16による検出状態に応じた画像形成装置10の電力制御を、変更前の感度に基づいて再開することが可能になる。
また、本例では、ユーザ検出タイマのカウント値が所定の閾値(Thuser)を超えた場合に、Thdet_s及びThund_sを変更しているが、他の閾値も同時に変更してもよい。
(第3の例)
図11は、検出エリア161内に存在する物体の、人感センサ16による検出状態と、画像形成装置の電力モードとの関係の第3の例を示す図である。図11では、特に、人(ユーザ)が検出エリア161内で画像形成装置10を操作した後、操作部13に設けられた節電ボタンを押下するとともに、かつ、検出エリア161内に留まっている例を示している。節電ボタンは、画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードからスリープモードに移行させるために用いられる。なお、本例では、第1の例(図9)と同様、Thdet=Thund=Thund_s=1000[mm]、Thdet_s=700[mm]、Thdcnt=Thucnt=1として予め定められている。
時刻T0〜T10については、第1の例(図9)と同様である。ただし、本例では、時刻T10と時刻T11との間で、ユーザが、画像形成装置10の電力モードをスリープモードに移行させるために、操作部13に設けられた節電ボタンを押下する。CPU111は、操作部13からの通知によって節電ボタンの押下を検出すると、画像形成装置10の電力モードを、スタンバイモードからスリープモードに変更するよう、電源制御部114に指示する。
CPU111からの指示を受信すると、電源制御部114は、画像形成装置10内の各デバイスへの電力供給を遮断する。これにより、CPU111から操作部13への、LCDに表示するための画像データの送信も停止する。CPU131は、CPU111から操作部13内のLCDコントローラに画像データが送信されているか否かを監視しており、画像データの送信停止によって、節電ボタンの押下(スリープモードへの移行指示)を検出する。なお、CPU131と節電ボタンとが電気的に接続されている場合、CPU131は、節電ボタンの押下(スリープモードへの移行指示)を直接検出してもよい。
節電ボタンが押下されると、CPU131は、人感センサ16による検出状態の判定のために使用している閾値Thdet_s及びThund_sを、それぞれ、人感センサ16によって取得される最新の測定値D(=500)よりも小さい値に変更する。本例では、第2の例(図10)と同様、CPU131は、Thdet_sを現在の700から400に、Thund_sを現在の1000から450に、それぞれ変更するものとする。なお、閾値の変更タイミングは、節電ボタンが押下されたタイミングと同じタイミングではなく、例えば、節電ボタンが押下されたタイミングから一定時間が経過したタイミングであってもよい。即ち、節電ボタンの押下に応じたタイミングに閾値が変更されうる。
その結果、人感センサ16によって取得される測定値D(=500)と閾値Thund_s(=450)との関係が、D>Thund_sとなる。これにより、時刻T11において、CPU131は、人感センサ16による検出状態が「非検出状態ST1」であると判定し、この判定結果が次のフレーム(時刻T12)における検出状態に反映される。
CPU131は、この判定結果に応じてユーザ検出信号を無効化し(Disable)、ユーザ検出タイマのカウント値をクリアする(ユーザ検出タイマをOFFにする)。電源制御部114は、ユーザ検出信号が無効化されると、CPU111に、ユーザ検出信号の状態を通知する。本例では、時刻T13以降に、人(ユーザ)が検出エリア161内に留まっていたとしても、人感センサ16による検出状態が再び「ユーザ検出状態ST3」に遷移することはない。これは、人感センサ16によって取得される測定値D(=550)と、変更された閾値Thdet_s(=400)との関係が、D>Thdet_sであるためである。したがって、ユーザ検出信号が有効化されることはなく、CPU111が、画像形成装置10の電力モードをスタンバイモードに移行させることはない。
このように、本例によれば、節電ボタンを押下したユーザが画像形成装置10の周辺に留まっている場合にも、スリープモードへ移行した画像形成装置10がスリープモードから復帰することを防止できる。
また、第1乃至第3の例において、スリープ移行タイマのカウント開始のタイミングは、必ずしも上述したタイミングでなくてもよい。例えば、ユーザが操作部13に対して最後に操作を行ったタイミングであってもよく、画像形成装置10が操作されない状態で所定時間が経過した際に、画像形成装置10の電力モードをスリープモードに移行させてもよい。また、第2及び第3の例に示した処理の一方だけでなく両方を、画像形成装置10に実装してもよい。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10:画像形成装置、11:コントローラ、13:操作部、14:スキャナ部、15:プリンタ部、16:人感センサ

Claims (12)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサと、
    前記センサからの出力に基づいて、前記物体を前記画像形成装置のユーザとして検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記ユーザが検出されている場合には、前記画像形成装置の電力モードを第1のモードに設定し、前記検出手段によって前記ユーザが検出されていない場合には、前記電力モードを、前記第1のモードよりも消費電力が少ない第2の電力モードに設定する電力制御手段と、
    前記検出手段によって前記ユーザが検出されている状態が予め定められた時間、継続すると、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記変更手段は、更に、前記検出手段によって前記ユーザが検出されている間に、前記電力モードを前記第1のモードから前記第2のモードに変更するための操作がユーザによって行われると、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサと、
    前記センサからの出力に基づいて、前記物体を前記画像形成装置のユーザとして検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記ユーザが検出されている場合には、前記画像形成装置の電力モードを第1のモードに設定し、前記検出手段によって前記ユーザが検出されていない場合には、前記電力モードを、前記第1のモードよりも消費電力が少ない第2の電力モードに設定する電力制御手段と、
    前記検出手段によって前記ユーザが検出されている間に、前記電力モードを前記第1のモードから前記第2のモードに変更するための操作がユーザによって行われると、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記変更手段は、更に、前記検出手段によって前記ユーザが検出されている状態が予め定められた時間、継続すると、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、前記センサからの出力に基づいて前記画像形成装置と前記物体との距離を測定し、得られた測定値と基準値とを比較することによって、前記物体が前記ユーザであるか否かを判定し、
    前記変更手段は、前記センサによって検出されている物体が前記検出手段によって前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記基準値を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記検出手段は、前記測定値が前記基準値を下回っていると、前記物体が前記ユーザであると判定し、
    前記変更手段は、前記基準値を、前記検出手段によって得られた最新の測定値よりも小さい値に変更する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記変更手段は、更に、前記基準値を変更してから予め定められた時間が経過すると、前記基準値を変更前の値に戻す、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記検出手段は、前記センサからの出力に基づく前記測定値が第1の基準値を下回っている場合に、前記画像形成装置の周辺に物体が存在していると判定し、更に、前記測定値が前記第1の基準値よりも小さい第2の基準値を下回っている場合に、前記物体が前記ユーザであると判定し、
    前記変更手段は、前記第2の基準値を変更する、
    ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記電力制御手段は、前記電力モードを前記第1のモードに設定している間に、前記検出手段によって前記ユーザが検出されなくなると、前記電力モードを前記第1のモードから前記第2のモードに変更する、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサからの出力に基づいて、前記物体を前記画像形成装置のユーザとして検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記ユーザが検出されている場合には、前記画像形成装置の電力モードを第1のモードに設定し、前記検出工程で前記ユーザが検出されていない場合には、前記電力モードを、前記第1のモードよりも消費電力が少ない第2の電力モードに設定する電力制御工程と、
    前記検出工程で前記ユーザが検出されている状態が予め定められた時間、継続すると、前記センサによって検出されている物体が前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する変更工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の周辺に存在する物体を検出するためのセンサからの出力に基づいて、前記物体を前記画像形成装置のユーザとして検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記ユーザが検出されている場合には、前記画像形成装置の電力モードを第1のモードに設定し、前記検出工程で前記ユーザが検出されていない場合には、前記電力モードを、前記第1のモードよりも消費電力が少ない第2の電力モードに設定する電力制御工程と、
    前記検出工程で前記ユーザが検出されている間に、前記電力モードを前記第1のモードから前記第2のモードに変更するための操作がユーザによって行われると、前記センサによって検出されている物体が前記ユーザとして検出されなくなるよう、前記センサの感度を変更する変更工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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