JP2016084581A - 受圧板 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の剛性の確保および重量を軽減するとともに、環境による経時劣化を防止することができる受圧板を提供する。【解決手段】受圧板は、底板210と、底板210の一面に配置され、外枠を構成する枠体220と、枠体220を補強するように枠体220の内方に配置される補強材240と、枠体220および補強材240により構成される空間に配置される空間に鉄筋コンクリート部材400と、を含むものである。鉄筋コンクリート部材400は、線径が2.0mm以上10.0mm以下の内部に強化するための鉄筋部材を含むものである。【選択図】図2

Description

本発明は、法面の崩壊または地滑りの発生を防止するために法面に設置される受圧板に関する。
法面の崩壊または地滑りの発生を防止する有力な手段として、法面上に受圧板を設置し、受圧板によって法面を押さえ込む手法が広く採用されている。
受圧板としては、受圧面積を大きくするために、接地面の形状を四角形の形状としたものが知られている。このような受圧板としては、特開2003−184094号公報(特許文献1)に記載のものが挙げられる。
他のタイプの受圧板としては、体積または重量軽減のために、接地面の形状を十字形状としたものが知られている。このような受圧板としては、特開2003−313877号公報(特許文献2)に記載のものが挙げられる。
特開2003−184094号公報 特開2003−313877号公報
特開2003−184094号公報(特許文献1)に記載の受圧板は、四角形状の板部材を積層することにより、受圧面積を充分に確保するとともに、中央部への集中荷重による曲げ、圧縮およびせん断への耐性が良好であり、受圧板としての優れた剛性を有する。他方、当該優れた剛性を確保するために総体積および総重量を大きくせざるを得ず、施工面での改善が求められる。
特開2003−313877号公報(特許文献2)に記載の受圧板は、体積および重量の軽減化が図られることにより施工面は良好であるものの、受圧面積が必然的に小さくなる。
このように、これまでの受圧板は、受圧板としての所望の剛性の確保と体積および重量の軽減化とが両立しないものであった。
また、受圧板の耐久性、特に気候または地熱、ガス等、例えば、温泉地においては、耐久性に問題が生じている。
本発明の目的は、所望の剛性の確保および重量を軽減するとともに、環境による経時劣化を防止することができる受圧板を提供することである。
(1)
一局面に従う受圧板は、底面を構成する底板部材と、底板部材の一面に配置され、外枠を構成する外枠部材と、外枠部材を補強するように外枠の内方に配置される補強部材と、外枠部材および補強部材により構成される空間に配置される無機充填複合材と、を含むものである。無機充填複合材は、線径が2.0mm以上10.0mm以下の内部に強化するための線状強化部材を含むものである。
この場合、外枠部材および補強部材により構成される空間内に無機充填複合材を設け、無機充填複合材の内部に線状強化部材を設けているので、線状強化部材が外部に露出することを防止することができ、線状強化部材の腐食を防止することができる。
また、無機充填複合材自身も空間内に設けられるので、酸性雨などによる劣化を防止することができる。
その結果、本発明に係る受圧板は、所望の剛性および重量軽減するとともに、環境による経時劣化を防止することができる。
(2)
第2の発明に係る受圧板は、一局面に従う受圧板において、線状強化部材は、無機充填複合材の層厚の中立点よりも底板部材側に配置されてもよい。
この場合、線状強化部材が、無機充填複合材の層厚の中立点よりも底板部材側に配置されているので、無機充填複合材の亀裂を防止することができる。
すなわち、引っ張り応力が加わる無機充填複合材の層厚の中立点よりも底板部材側に配置させることにより耐引っ張り応力を高めることができる。
(3)
第3の発明に係る受圧板は、一局面または第2の発明に係る受圧板において、外枠部材は、ガラス繊維補強樹脂構成材より構成されてもよい。
この場合、外枠部材は、ガラス繊維補強樹脂構成材により構成されているため、耐腐食性、耐劣化性を高めることができる。
また、受圧板の全部でなく一部をガラス繊維強化樹脂構成材とするため、受圧板全体のコストを低減することができる。
(4)
第4の発明に係る受圧板は、一局面、第2または第3の発明に係る受圧板において、補強部材は、ガラス繊維補強樹脂構成材より構成されてもよい。
この場合、補強部材は、ガラス繊維補強樹脂構成材により構成されているため、耐腐食性、耐劣化性を高めることができる。
また、受圧板の全部でなく一部がガラス繊維強化樹脂構成材からなるため、受圧板全体のコストを低減することができる。
(5)
第5の発明に係る受圧板は、一局面、第2から第4の発明に係る受圧板において、無機充填複合材は、主成分がモルタルまたはコンクリートで構成されてもよい。
この場合、無機充填複合材は、モルタルまたはコンクリートで構成されているため、耐応力を高く維持することができる。
また、モルタルまたはコンクリートを主成分とする無機充填複合材は、線状強化部材を含むため、引っ張り応力をさらに高めることができる。
(6)
第6の発明に係る受圧板は、一局面から第5の発明に係る受圧板において、線状強化部材は、格子状に形成されてもよい。
この場合、線状強化部材が、格子状に形成されるので、より引っ張り応力を高めることができる。
(7)
第7の発明に係る受圧板は、一局面から第6の発明に係る受圧板において、線状強化部材は、隣接する線状強化部材との間隔が外枠部材の長さの20%以下となるように配置されてもよい。
この場合、線状強化部材の間隔が、外枠部材の長さの20%以下となるよう設置されるため、引っ張り応力を充分に高めることができる。
(8)
第8の発明に係る受圧板は、一局面から第7の発明に係る受圧板において、無機充填複合材を設けた空間を閉塞する天板部材と、天板部材の表面側に設けられる受圧ヘッド部と、受圧ヘッド部、天板部材、底板部材、および補強部材に形成されたアンカ挿通孔とをさらに含み、受圧ヘッド部の少なくとも一部は、ガラス繊維補強樹脂構成材からなり、ガラス繊維方向がアンカ挿通孔の軸方向であってもよい。
この場合、受圧ヘッド部の一部において、ガラス繊維方向がアンカ挿通孔の軸方向であることにより、受圧応力を確実に受けることができる。
(9)
第9の発明に係る受圧板は、第8の発明に係る受圧板において、受圧ヘッド部は、天板部材に対して平面視略十字形状に形成されてもよい。
この場合、受圧ヘッド部は、天板部材に対して平面視略十字形状に形成されているので、重量を低減させるともに、効率よく天板部材を支持することができる。
(10)
第10の発明に係る受圧板は、一局面から第9の発明に係る受圧板において、線状強化部材は、一部に節、リブまたは返しを有してもよい。
この場合、線状強化部材は、一部に節、リブまたは返しを有するため、無機充填複合材と線状強化部材との付着性を高めることができる。
本実施の形態にかかる受圧板の一例を示す模式的外観斜視図である。 受圧板の模式構造図である。 受圧板の模式構造図である。 受圧板の模式構造図である。 鉄筋コンクリート部材の構造を説明するための模式的構造図である。 受圧板を法面に配置した状態を示す模式的断面図である。 鉄筋コンクリート部材の実施例および比較例の試験結果を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の要素には同一の符号を付しており、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施形態]
図1は、本実施の形態にかかる受圧板100の一例を示す模式的外観斜視図である。図2から図4は、受圧板100の模式的構造図である。
図1に示すように、受圧板100は、主に第1受圧部材200、第2受圧部材300および鉄筋コンクリート部材400を含む。
第1受圧部材200は、底板210、枠体220、天板230および補強材240を含む。
第2受圧部材300は、第1積層板310、第2積層板320、受圧ヘッド330、および支圧板340(図6参照)を含む。
また、受圧板100の平面視の中央部には、受圧板100を貫通してアンカ挿通孔250が形成されている。
まず、図2に示すように、第1受圧部材200の平板状からなる底板210の上に矩形枠体からなる枠体220が載置される。
そして、矩形枠体からなる枠体220の内部に2個の棒部材からなる補強材240が挿入される。その結果、枠体220と補強材240により4個の空間が形成される。
当該形成された空間に鉄筋コンクリート部材400を配置させる。
続いて、図3に示すように、平板状からなる天板230の上に平面視で十字形状からなる第2受圧部材300を配置させる。第2受圧部材300の詳細については後述する。
最後に図4に示すように、底板210、枠体220、補強材240、および鉄筋コンクリート部材400の上に、天板230および第2受圧部材300を載置する。
その結果、図1に示す受圧板100が形成される。なお、本実施の形態においては、天板230の上に第2受圧部材300を配置させることとしたが、これに限定されず、鉄筋コンクリート部材400を配置した後に、天板230を配置し、その後、第2受圧部材300を配置させてもよい。
(第1受圧部材の材質および大きさ)
本実施の形態において、第1受圧部材200の底板210は、ガラス長繊維強化プラスチック発泡体(Fiber reinforced Foamed Urethane:FFU、以下、単にFFUと呼ぶ。)からなる。繊維方向は、平板状の最大面積の面に並行に配置されることが好ましい。
また、底板210の大きさは、最大面積が0.8平方メートルから20平方メートルまでであることが好ましく、本実施の形態においては、4平方メートルからなり、厚みが3センチメートルである。
次に、第1受圧部材200の枠体220は、FFUからなる。繊維方向は、図2に示す底板210に対して枠体220を配置する方向と並行であることが好ましい。
また、枠体220の大きさは、矩形状の最大長さが、1.8メートルであり、断面は、6センチメートル×6センチメートルである。
次いで、天板230は、底板210と同様に、FFUからなり、繊維方向は、平板状の最大面積の面に並行に配置されることが好ましい。
また、天板230の大きさは、最大面積が0.4平方メートルから20平方メートルまでであることが好ましく、本実施の形態においては、3.2平方メートルからなり、厚みが、3センチメートルである。
続いて、補強材240は、FFUからなり、繊維方向は、平面視十字の方向にそれぞれ沿っていることが好ましい。すなわち、補強材240は、2個の部材を組み合わせて形成されており、長手方向に沿っていることが好ましい。
さらに、補強材240の大きさは、長手方向の長さが168センチメートルである、断面は、20センチメートル×6センチメートルであることが好ましい。
(第2受圧部材の材質および大きさ)
本実施の形態において、第2受圧部材300の第1積層板310は、FFUからなり、幅30センチメートル、厚み6センチメートル、長さ150センチメートルである。
また、繊維方向は、長手方向に並行に配置されることが好ましい。
次に、第2受圧部材300の第2積層板320は、FFUからなり、幅30センチメートル、厚み6センチメートル、長さ110センチメートルである。
また、繊維方向は、長手方向に並行に配置されることが好ましい。
続いて、受圧ヘッド330は、FFUからなり、幅45センチメートル、厚み6センチメートル、長さ45センチメートルである。また、繊維方向は、厚み方向に配置されることが好ましい。
なお、図中のように、幅30センチメートル、長さ30センチメートルであってもよい。
(鉄筋コンクリート部材400の材質および大きさ)
次いで、図5は、鉄筋コンクリート部材400の構造を説明するための模式的構造図である。
図5に示すように、矩形状からなる鉄筋コンクリート部材400は、鉄筋部材425が格子状に配置され、周囲にモルタルまたはコンクリートが充填して形成されている。なお、鉄筋部材425は、リブ等のある異形鉄筋からなる。
鉄筋コンクリート部材400は、厚み(T)6センチメートル、幅74センチメートル、長さ74センチメートルからなる。
また、鉄筋部材425は、鉄筋コンクリート部材400全体の層厚Tの表面からの厚みT1(T1>T/2)の位置または表面からの厚みT2(T2>T/2)の位置に設けられる。
すなわち、鉄筋コンクリート部材400全体の層厚Tの場合、表面側から層厚Tの半分(T/2)よりも大きな距離(厚み)の位置に鉄筋部材425が配設される。したがって、鉄筋コンクリート部材400の層厚Tの中央(T/2)よりも底面側に鉄筋部材425が配置される。
また、鉄筋部材425の線径R1は、2.0mm以上10.0mm以下であることが好ましい。本実施の形態において、線径R1は3.2mmである。
さらに、鉄筋部材425は、間隔L2で設けられる。間隔L2は、枠体220の一辺の長さL1(図4参照)の20%以下で配置される。
(受圧板の配置状態)
図6は、受圧板100を法面に配置した状態を示す模式的断面図である。また、図6は、図1のA−A線による受圧板100の断面を示す。
図6に示すように、受圧板100は、傾斜地の法面900に設置される。法面900の内部の岩盤(図示省略)に達する穴を形成し、アンカ600が法面900に垂直になるように配置される。アンカ600の一端側は、穴を通して岩盤または穴に充填されたセメント等のグラウト材によって固定される。
そして、アンカ600の他端は、法面900から突出された状態となる。
次いで、法面900に配置されたアンカ600の他端側から受圧板100のアンカ挿通孔250を通して受圧板100を設置する。
そして、受圧板100の受圧ヘッド330に支圧板340を配置し、アンカ600にアンカーボルトBを取り付けて固定する。
その結果、法面900に対して受圧板100が押し付けられ固定される。
[実施例]
本実施の形態における鉄筋コンクリート部材400について曲げ強度等の試験を実施した。試験条件は、JIS規格JIS A 1106に従い実施した。
<実施例1>
実施例1においては、鉄筋コンクリート部材400の鉄筋部材425を底板210側の下面から10mmの位置に配設した。また、鉄筋部材425は、直径(φ)3.2mmを用いた。
<実施例2>
実施例2においては、鉄筋コンクリート部材400の鉄筋部材425を層厚の中央に配設した。また、鉄筋部材425は、直径(φ)3.2mmを用いた。
<比較例1>
比較例1においては、鉄筋コンクリート部材400を用いず、コンクリートのみからなる実施例1、2と同外形の部材を用いた。
図7は、鉄筋コンクリート部材400の実施例および比較例の試験結果を示す図である。
図7に示すように、比較例1における曲げ最大荷重は、5544Nであり、曲げ強度は、4.6MPaであった。
また、実施例1における曲げ最大荷重は、11975Nであり、曲げ強度は、10.0MPaであった。
また、実施例2における曲げ最大荷重は、5855Nであり、曲げ強度は、5.0MPaであった。
図7に示すように、最大荷重負荷後の破壊状況は、実施例1においては、上面は、曲げ圧縮破壊が生じ、下面は、1本または2本の亀裂が生じたが、破断はなかった。
同様に、実施例2においては、中央部に亀裂が生じたが、破断はなかった。
一方、比較例1においては、中央部から破断が生じた。
実施例と比較例から、実施例2は、比較例1と比較して破断を防止できることがわかった。さらに、実施例2に対して、実施例1は、2倍程度の強度を保つことがわかった。すなわち、比較例1に対して実施例1は、2倍の強度および耐破断性が高いことがわかった。
以上のように、本実施の形態に係る受圧板100は、枠体220および補強材240
により構成された空間内に鉄筋コンクリート部材400を設け鉄筋コンクリート部材400の内部に鉄筋部材425を設けているので、鉄筋部材425が外部に露出することを防止することができ、鉄筋部材425の腐食を防止することができる。
また、鉄筋部材425が鉄筋コンクリート部材400の層厚Tの中立点よりも底板210側に配置されているので、鉄筋コンクリート部材400の亀裂を防止することができる。
また、鉄筋コンクリート部材400自身も空間内に設けられるので、酸性雨などによる劣化を防止することができる。
さらに、枠体220および補強材240は、ガラス繊維補強樹脂構成材であるFFUにより構成されているため、耐腐食性、耐劣化性を高めることができる。
また、受圧板100の全部でなく一部をガラス繊維強化樹脂構成材であるFFUとするため、受圧板100全体のコストを低減することができる。
また、鉄筋コンクリート部材400は、主にコンクリートで構成され、鉄筋部材425が格子状に形成され、格子状の間隔が枠体220の一辺の長さの20%以下で配置されるので、耐応力を高く維持し、引っ張り応力をさらに高めることができる。
この場合、受圧ヘッド330は、ガラス繊維方向がアンカ挿通孔250の軸方向と並行であることにより、法面900からの受圧応力を確実に受けることができる。
また、第1積層板310および第2積層板320は、天板230に対して平面視略十字形状に形成されているので、重量を低減させるともに、効率よく天板230を支持することができる。
[実施形態および他の例における各部と請求項の各構成要素との対応関係]
本発明においては、受圧板100が「受圧板」に相当し、底板200が「底板部材」に相当し、枠体220が「外枠部材」に相当し、補強材240が「補強部材」に相当し、鉄筋コンクリート部材400が「無機充填複合材」に相当し、鉄筋部材425が「線状強化部材」に相当し、層厚Tが「層厚」に相当し、天板230が「天板部材」に相当し、第2受圧部材300が「受圧ヘッド部」に相当し、アンカ挿通孔250が「アンカ挿通孔」に相当する。
本発明の好ましい実施形態は上記の通りであるが、本発明はそれらのみに限定されるものではなく、本発明の趣旨と範囲とから逸脱することのない様々な実施形態が他になされる。さらに、本実施形態において述べられる作用および効果は一例であり、本発明を限定するものではない。
100 受圧板
210 底板
220 枠体
230 天板
240 補強材
250 アンカ挿通孔
300 第2受圧部材
400 鉄筋コンクリート部材
425 鉄筋部材
T 層厚

Claims (10)

  1. 底面を構成する底板部材と、
    前記底板部材の一面に配置され、外枠を構成する外枠部材と、
    前記外枠部材を補強するように外枠の内方に配置される補強部材と、
    前記外枠部材および前記補強部材により構成される空間に配置される無機充填複合材と、を含み、
    前記無機充填複合材は、線径が2.0mm以上10.0mm以下の内部に強化するための線状強化部材を含む受圧板。
  2. 前記線状強化部材は、前記無機充填複合材の層厚の中立点よりも前記底板部材側に配置された、請求項1記載の受圧板。
  3. 前記外枠部材は、ガラス繊維補強樹脂構成材より構成される、請求項1または2記載の受圧板。
  4. 前記補強部材は、ガラス繊維補強樹脂構成材より構成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の受圧板。
  5. 前記無機充填複合材は、主成分がモルタルまたはコンクリートで構成される、請求項1から4のいずれか1項に記載の受圧板。
  6. 前記線状強化部材は、格子状に形成された、請求項1から5のいずれか1項に記載の受圧板。
  7. 前記線状強化部材は、隣接する線状強化部材との間隔が前記外枠部材の長さの20%以下となるように配置された、請求項1から6のいずれかに記載の受圧板。
  8. 前記無機充填複合材を設けた空間を閉塞する天板部材と、
    前記天板部材の表面側に設けられる受圧ヘッド部と、
    前記受圧ヘッド部、前記天板部材、前記底板部材、および前記補強部材に形成されたアンカ挿通孔と、をさらに含み、
    前記受圧ヘッド部の少なくとも一部は、ガラス繊維補強樹脂構成材からなり、ガラス繊維方向が前記アンカ挿通孔の軸方向である、請求項1から7のいずれか1項に記載の受圧板。
  9. 前記受圧ヘッド部は、前記天板部材に対して平面視略十字形状に形成された、請求項8に記載の受圧板。
  10. 前記線状強化部材は、一部に節、リブまたは返しを有する、請求項1から9のいずれか1項に記載の受圧板。



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