JPH0995942A - グラウンドアンカー受圧板およびそれを使用した斜面の緑化方法 - Google Patents

グラウンドアンカー受圧板およびそれを使用した斜面の緑化方法

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JPH0995942A
JPH0995942A JP25352395A JP25352395A JPH0995942A JP H0995942 A JPH0995942 A JP H0995942A JP 25352395 A JP25352395 A JP 25352395A JP 25352395 A JP25352395 A JP 25352395A JP H0995942 A JPH0995942 A JP H0995942A
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JP
Japan
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pressure receiving
slope
anchor
ground
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JP25352395A
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Inventor
Ryoichi Taniguchi
良一 谷口
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】斜面に対して広い範囲にわたってアンカー材の
緊張力を伝達し得るとともに、自然景観が損なわれるこ
とを回避し得る。 【解決手段】斜面23に当接するように配置されるガラ
ス長繊維補強熱硬化性樹脂発泡体製の受圧板本体11上
に、ガラス長繊維補強熱硬化性樹脂発泡体製の板体12
および13と、台座14とが順次積層されており、それ
らの軸心部に貫通孔15が設けられている。良質地盤2
1に先端部が固定されたアンカー材25は、その貫通孔
15を挿通しており、端部に設けられた係止部材27に
よって、アンカー材25の緊張力が台座14に加わると
ともに、各板体13および12を介して受圧板本体11
に伝達される。受圧板本体11には、斜面に配置された
際にその斜面から突出するように枠体16が一体的に設
けられており、枠体16内に土が充填されて植生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、崩壊や地滑りのお
それのある斜面を補強するために実施されるアンカー工
法において、アンカー材の緊張力を斜面に分散させて伝
達するために使用されるグラウンドアンカー受圧板、お
よびそのグラウンドアンカー受圧板を利用した斜面の緑
化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】良質地盤上の斜面は、崩壊や地滑りのお
それがあるために、アンカー工法によって補強されてい
る。このアンカー工法は、通常、次のように実施され
る。まず、斜面内に良質地盤に通じる掘削孔を、斜面に
対してほぼ垂直に形成して、その掘削孔内にPC鋼線等
のアンカー材を挿入し、挿入されたアンカー材の先端部
を、セメント等のグラウト材によって良質地盤内に固定
する。このとき、アンカー材の他方の端部は斜面から突
出させた状態にされている。斜面から突出されたアンカ
ー材の端部は、斜面に当接するように配置されたグラウ
ンドアンカー受圧板の中央部に挿通されて、その端部に
係止部材が取り付けられる。係止部材は、アンカー材の
緊張力が伝達されるように、グラウンドアンカー受圧板
に押し付けられた状態とされる。これにより、良質地盤
とグラウンドアンカー受圧板との間でアンカー材は緊張
状態になり、アンカー材の緊張力が、係止部材を介して
グラウンドアンカー受圧板に伝達されて、グラウンドア
ンカー受圧板から斜面内に分散されている。
【0003】地滑り等のおそれのある斜面は、アンカー
材の緊張力がグラウンドアンカー受圧板を介して伝達さ
れることにより、地盤支持力が増強し、斜面の崩壊や地
滑りが防止されることになる。
【0004】アンカー工法に使用されるグラウンドアン
カー受圧板は、鉄筋コンクリート、プレストレスコンク
リート等のコンクリート、あるいは特開平6−1084
65号公報に開示されているように繊維補強プラスチッ
ク等によって構成されている。また、上記公報には、図
3(a)および(b)に示すように、複数の異なる大き
さの正方形の平板状をした板体31を、同心状に積層し
てピラミッド状に構成したグラウンドアンカー受圧板3
0が開示されている。各板体31の軸心部には、アンカ
ー材が挿通する貫通孔32が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなアンカー工
法では、広範囲にわたる斜面に対して、複数のアンカー
材を適当なピッチで配置することにより、斜面全体の地
盤支持力を増強させる必要がある。斜面自体の地盤支持
力が比較的強い場合には、図4に示すように、アンカー
材の緊張力を受けるグラウンドアンカー受圧板30は、
アンカー材の緊張力が斜面に対して狭い範囲にしか分散
しないように、アンカー材の配置ピッチに対して斜面に
対する当接面積が小さくてもよいが、斜面自体の地盤支
持力が比較的弱い場合には、図5に示すように、アンカ
ー材の緊張力が斜面に対して広い範囲に分散するよう
に、グラウンドアンカー受圧板30は、斜面に対する当
接面積を大きくする必要がある。
【0006】図4に示すように、グランドアンカー受圧
板30の斜面に対する当接面積が、アンカー材の配置ピ
ッチに対して比較的小さい場合には、各グランドアンカ
ー受圧板30の間から露出する斜面の面積が大きく、そ
のために、各グランドアンカー受圧板30の間から露出
した斜面に植生することができる。このように斜面に植
生すると、各グランドアンカー受圧板30が成育した植
物によって覆われた状態になるために、各グランドアン
カー受圧板30によって自然景観が損なわれることを回
避することができるが、図5に示すように、グランドア
ンカー受圧板30の斜面に対する当接面積が、アンカー
材の配置ピッチに対して比較的大きい場合には、各グラ
ンドアンカー受圧板30の間から露出する斜面の面積が
小さく、各グランドアンカー受圧板30の間から露出す
る斜面に植生することができないという問題がある。こ
のような場合には、各グランドアンカー受圧板30が斜
面に露出した状態になり、自然景観が著しく損なわれ
る。
【0007】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、アンカー材の緊張力を広範囲にわ
たって斜面に伝達することができ、しかも、自然景観を
損なうおそれのないグラウンドアンカー受圧板およびそ
のグラウンドアンカー受圧板を使用した斜面の緑化方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のグラウンドアン
カー受圧板は、良質地盤に先端部が固定されて良質地盤
上の斜面を緊張状態で挿通するアンカー材の緊張力を斜
面に伝達するグラウンドアンカー受圧板であって、斜面
に当接するように配置されて、アンカー材が中心部を挿
通する受圧板本体と、斜面上に配置された受圧板本体の
周囲を覆った状態で斜面から突出するようにその受圧板
本体と一体に配置された枠体と、を具備することを特徴
とする。
【0009】前記枠体には、受圧板本体が斜面に当接す
るように配置された際に、枠体内を垂直方向に分割する
ように仕切板が水平方向に架設されている。
【0010】前記受圧板本体は、ガラス長繊維補強熱硬
化性樹脂発泡体によって構成されている。
【0011】本発明の斜面の緑化方法は、前記グラウン
ドアンカー受圧板の受圧板本体と枠体との間に形成され
たスペースに土砂を保持して緑化することを特徴とす
る。
【0012】本発明のグラウンドアンカー受圧板および
斜面の緑化方法では、枠体内に土が充填されて植生され
ることにより、植生された植物によって受圧板本体が覆
われた状態になり、受圧板本体によって自然景観が損な
われることが回避される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1(a)は、本発明のグラウンドアンカ
ー受圧板の実施の形態の一例を示す平面図、図1(b)
はその断面図、図2はその使用状態を示す断面図であ
る。図2に示すように、グラウンドアンカー受圧板10
は、地滑りや崩壊のおそれのある斜面23に対して、斜
面23が積層された良質地盤21に先端が固定されたア
ンカー材25の緊張力を伝達するために使用されるもの
であり、斜面23に当接される正方形の平板状をした受
圧板本体11と、この受圧板本体11上に順次積層され
た正方形の平板状の一対の板体12および13と、アン
カー材25の緊張力が加わるように上側の板体13上に
積層された正方形の平板状をした台座14とを有してい
る。
【0015】図1に示すように、斜面に当接される受圧
板本体11は、最も大きな正方形状をしており、その受
圧板本体11に積層された板体12は、受圧板本体11
よりも小さな面積で、受圧板本体11上に同心状態で積
層されている。板体12に積層された板体13は、板体
12よりもさらに小さな面積で、板体12上に同心状態
で積層されている。受圧板11と、各板体12および1
3は、それぞれ等しい厚さになっている。
【0016】上側の板体13上に積層された台座14
は、受圧板11、各板体12および13のそれぞれの厚
さよりも若干大きな厚さを有しており、上側の板体13
よりも小さな面積で、この板体13上に同心状態で積層
されている。
【0017】同心状態でピラミッド状に積層された受圧
板11、各板体12および13、台座14の軸心部に
は、貫通孔15が設けられている。この貫通孔15内に
は、図2に示すように、斜面23から良質地盤21に達
するように設けられた掘削孔内に挿入されるPC鋼線等
のアンカー材25の端部が挿通される。貫通孔15内に
挿通されるアンカー材25は、貫通孔15から突出した
状態になり、その突出した端部に、係止部材27が取り
付けられる。そして、アンカー材25が緊張状態とされ
ることにより、係止部材27が台座部14に押圧され
て、アンカー材25の緊張力が台座14に加わる。
【0018】受圧板本体11は、ガラス長繊維補強熱硬
化性樹脂発泡体によって構成されており、それぞれのガ
ラス長繊維は、受圧板本体11の厚さ方向に直交する平
面内にて直交する2方向に沿って配置されている。各板
体12および13も、それぞれ、ガラス長繊維補強熱硬
化性樹脂発泡体によって構成されており、それぞれのガ
ラス長繊維は、それぞれの厚さ方向に直交する平面内に
て直交する2方向に沿って配置されている。
【0019】台座14も、ガラス長繊維補強熱硬化性樹
脂発泡体によって構成されており、そのガラス長繊維
は、台座14の厚さ方向に沿って配置されている。
【0020】最下側の受圧板本体11は、枠体16内に
嵌合されており、受圧板本体11の周囲が枠体16によ
って取り囲まれた状態になっている。枠体16は、ガラ
ス繊維補強熱硬化性樹脂発泡体によって構成された板材
を、相互に直交するように接続して形成されており、そ
の内側面は、受圧板本体11の正方形と同様の正方形の
空間を形成している。従って、受圧板本体11の外側面
は、枠体16の内側面に密着している。枠体16の各コ
ーナー部には、隣接する板体同士を連結するために使用
される当て木17が設けられている。
【0021】受圧板本体11は、枠体16の一方の端部
内に同心状に配置されて、枠体16の一方の端面と面一
状態で、ネジ釘等によって枠体16に一体的に取り付け
られている。枠体16の他方の端面は、台座14の上面
と面一になっている。
【0022】枠体16内には、台座14を挟むように配
置された一対の仕切板18が設けられている。各仕切板
18は、台座14の厚さに等しい幅方向寸法を有してお
り、幅方向を上下方向として、台座14の相互に隣接し
ない一対の側面に当接するように、また、上側の板体1
3の上面にそれぞれ当接するように、枠体16の相互に
対向する内面間に架設されている。各仕切板18が突き
当てられた枠体16の内面のコーナー部には、当て木1
9がそれぞれ設けられており、この当て木を使用して、
各仕切板18が、ネジ釘により、あるいは、ボルトおよ
びナットにより、枠体16に取り付けられている。各仕
切板18の中央部と台座14の各側面も、ネジ釘によ
り、あるいは、ボルトおよびナットにより、一体的に取
り付けられている。
【0023】このような構成のグラウンドアンカー受圧
板10は、図2に示すように、崩壊や地滑りのおそれの
ない良質地盤21に対して、滑り線22によって崩壊や
地滑りのおそれのある斜面23に、崩壊防止や地滑り抑
制のために実施されるアンカー工法に使用される。アン
カー工法は、まず、良質地盤21に達する掘削孔24
を、斜面23に対してほぼ直交状態になるように直線状
に形成する。そして、形成された掘削孔24内にPC線
等のアンカー材25を挿入し、アンカー材25の先端部
が挿入された良質地盤21の掘削孔24内に、セメント
等のグラウト材26を注入する。グラウト材26が固化
すると、アンカー材25の先端部は良質地盤21内に固
定される。
【0024】アンカー材25の他方の端部は、斜面23
から延出した状態とされており、その斜面23から延出
した端部が、本考案のグラウンドアンカー受圧板10に
おける貫通孔15内に挿通されて、受圧板本体11が斜
面23に当接される。このとき、枠体16内に設けられ
た各仕切板18は、水平方向に沿った状態になるよう
に、グラウンドアンカー受圧材10が斜面23上に配置
される。グラウンドアンカー受圧板10の貫通孔15内
に挿通されたアンカー材25の端部は、グラウンドアン
カー受圧板10の台座14から上方に突出した状態にな
り、その端部に、係止部材27が取り付けられる。係止
部材27は、アンカー材25を緊張した状態になるよう
に、グラウンドアンカー受圧板10の台座14に押し付
けられた状態で固定される。これにより、アンカー材2
5は緊張した状態に保持されて、その緊張力が台座14
に加えられる。
【0025】このようにして斜面23に配置されたグラ
ウンドアンカー受圧板10は、良質地盤21に先端部が
固定されて係止部材27によって緊張されたアンカー材
25による緊張力が台座14に加わり、その緊張力が台
座14から、面積が順次広くなった各板体13および1
2を介して、受圧板本体11に伝達され、最も広い面積
を有する受圧板本体11によって斜面23内に分散され
る。その結果、斜面23には、広い面積の受圧板本体1
1により広い面積にわたって、アンカー材25の緊張力
が分散された状態になり、斜面23の地盤支持力が増強
されて、崩壊、地滑り等が防止される。
【0026】アンカー材25による緊張力が直接加わる
台座14は、ガラス長繊維補強熱硬化性樹脂発泡体によ
って構成されており、しかも、アンカー材25の緊張力
が加わる方向に沿ってガラス長繊維が配置されているた
めに、アンカー材25の緊張力によって軸方向に剪断す
るおそれがなく、また、その緊張力を各板体13および
12に確実に伝達する。さらに、台座14を介してアン
カー材25の緊張力が伝達される受圧板本体11と各板
体12および13は、ガラス長繊維補強熱硬化性樹脂発
泡体によって構成されており、しかも、各ガラス長繊維
は、その緊張力に対して直交する平面内にて直交する2
方向に沿って配置されているために、受圧板本体11と
各板体12および13は、アンカー材25の緊張力が加
わっても破損することなく、しかも、その緊張力を、全
体にわたって確実に分散することができる。
【0027】斜面23に沿って設けられたグラウンドア
ンカー受圧板10の枠体16内には、土が充填されて植
生される。この場合、枠体16は、内部に配置された一
対の仕切板18が水平方向に沿うように配置されている
ために、枠体16の内部は垂直方向に仕切られた状態に
なり、斜面23に沿って傾斜した状態になった枠体16
内に充填された土は、枠体16と台座14、各板体13
および12の間の各仕切板18によって仕切られた空間
内に滞留する。その結果、枠体16内に充填された土
は、斜面23に沿って流下するおそれがない。従って、
台座14と枠体16との間の大きな空間内に土が充填さ
れることになり、枠体16内に確実に植生することがで
きる。
【0028】枠体16内に充填された土に対する植生
は、直接、土に種子等を蒔いてもよいが、種子と肥料を
混合して袋詰めした市販の植生袋を、金串等によって枠
体16内の土に固定するようにしてもよい。
【0029】なお、受圧板11と各板体12および13
と台座14とは、工場にて予め一体化してもよいが、そ
れぞれを分離した状態で現場に搬入して、現場にて、ア
ンカー材25に嵌合させて積層するようにしてもよい。
また、受圧板11と枠体14も、工場にて予め一体化し
ておいてもよいが、現場にて一体化するようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】本発明のグラウンドアンカー受圧板は、
このように、受圧板本体が枠体に囲まれた状態になって
いるために、受圧板本体の面積が大きくなっても、枠体
内に土を充填して植生することができる。その結果、本
発明の斜面の緑化方法では、植生された植物によって受
圧板本体を覆い隠すことができ、受圧板本体によって自
然景観が損なわれることを回避することができる。
【0031】枠体内に仕切板を設けることにより、枠体
内に充填される土が、確実に枠体内に滞留することにな
り、枠体内への植生がより一層確実にできる。
【0032】受圧板本体をガラス長繊維補強熱硬化性樹
脂発泡体によって構成することにより、軽量であって取
扱が容易になり、木のように腐るおそれもない。
【0033】受圧板本体上に、面積の小さなガラス長繊
維補強熱硬化性樹脂発泡体製の板体を順次積層して、ア
ンカー材の緊張力が加わる部分にガラス長繊維補強熱硬
化性樹脂発泡体製の台座を配置することにより、全体の
体積が小さいにもかかわらず、アンカー材の緊張力が確
実に受圧板本体に伝達される。台座は、アンカー材の緊
張力が加わる方向に沿ってガラス長繊維を配置すること
により、アンカーの緊張力が直接加わるにもかかわらず
に破損等を防止することができ、また、受圧板本体およ
び板体は、アンカー材の緊張力が加わる方向に対して直
交した平面内にて直交する2方向に沿ってガラス長繊維
を配置することにより、アンカー材の緊張力による破損
が防止されるとともに、全体にわたってその緊張力を伝
達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のグラウンドアンカー受圧板の
実施の形態の一例を示す平面図、(b)はその断面図で
ある。
【図2】そのグラウンドアンカー受圧板の使用状態を示
す断面図である。
【図3】(a)は従来のグラウンドアンカー受圧板の一
例を示す平面図、(b)はその断面図である。
【図4】そのグラウンドアンカー受圧板の配置状態の一
例を示す概略図である。
【図5】そのグラウンドアンカー受圧板の配置状態の他
の例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 グラウンドアンカー受圧板 11 受圧板本体 12 板体 13 板体 14 台座 15 貫通孔 16 枠体 18 仕切板 21 良質地盤 22 すべり線 23 斜面 24 掘削孔 25 アンカー材 26 グラウト材 27 係止部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良質地盤に先端部が固定されて良質地盤
    上の斜面を緊張状態で挿通するアンカー材の緊張力を斜
    面に伝達するグラウンドアンカー受圧板であって、 斜面に当接するように配置されて、アンカー材が中心部
    を挿通する受圧板本体と、 斜面上に配置された受圧板本体の周囲を覆った状態で斜
    面から突出するようにその受圧板本体と一体に配置され
    た枠体と、 を具備することを特徴とするグラウンドアンカー受圧
    板。
  2. 【請求項2】 前記枠体には、受圧板本体が斜面に当接
    するように配置された際に、枠体内を垂直方向に分割す
    るように仕切板が水平方向に架設されている請求項1に
    記載のグラウンドアンカー受圧板。
  3. 【請求項3】 前記受圧板本体は、ガラス長繊維補強熱
    硬化性樹脂発泡体によって構成されている請求項1に記
    載のグラウンドアンカー受圧板。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のグラウンドアンカー受
    圧板の受圧板本体と枠体との間に形成されたスペースに
    土砂を保持して緑化することを特徴とする斜面の緑化方
    法。
JP25352395A 1995-09-29 1995-09-29 グラウンドアンカー受圧板およびそれを使用した斜面の緑化方法 Pending JPH0995942A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255615A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Ohbayashi Corp アンカーの頭部定着構造、アンカーの頭部定着方法、及びグラウト材の注入方法
JP2016084581A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 積水化学工業株式会社 受圧板
JP2016148141A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 積水化学工業株式会社 受圧板

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JP2008255615A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Ohbayashi Corp アンカーの頭部定着構造、アンカーの頭部定着方法、及びグラウト材の注入方法
JP2016084581A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 積水化学工業株式会社 受圧板
JP2016148141A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 積水化学工業株式会社 受圧板

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