JP2016083673A - プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置 - Google Patents

プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016083673A
JP2016083673A JP2014216867A JP2014216867A JP2016083673A JP 2016083673 A JP2016083673 A JP 2016083673A JP 2014216867 A JP2014216867 A JP 2014216867A JP 2014216867 A JP2014216867 A JP 2014216867A JP 2016083673 A JP2016083673 A JP 2016083673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
holder
lower mold
mold holder
upper mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014216867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5947861B2 (ja
Inventor
佐藤 正昭
Masaaki Sato
正昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Holdings Co Ltd filed Critical Amada Holdings Co Ltd
Priority to JP2014216867A priority Critical patent/JP5947861B2/ja
Priority to US15/516,957 priority patent/US10556262B2/en
Priority to EP15852179.9A priority patent/EP3210683B1/en
Priority to PCT/JP2015/069235 priority patent/WO2016063579A1/ja
Publication of JP2016083673A publication Critical patent/JP2016083673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5947861B2 publication Critical patent/JP5947861B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0254Tool exchanging
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/04Movable or exchangeable mountings for tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/14Particular arrangements for handling and holding in place complete dies
    • B21D37/145Die storage magazines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/14Particular arrangements for handling and holding in place complete dies
    • B21D37/147Tool exchange carts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1556Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of non-rotary tools
    • B23Q3/15573Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of non-rotary tools the tool being taken from a storage device and transferred to a tool holder by means of transfer devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T483/00Tool changing
    • Y10T483/17Tool changing including machine tool or component
    • Y10T483/1729Reciprocating tool machine tool [e.g., broaching machine, shaping machine, etc.]
    • Y10T483/1731Reciprocating tool machine tool [e.g., broaching machine, shaping machine, etc.] including matrix

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

【課題】金型収納装置から前側に突出することなく、プレスブレーキに対して金型の着脱交換を行う方法及び金型収納装置を提供する。【解決手段】プレスブレーキ3の側方に配置した金型収納装置1内において所望の下型103を備えた下型ホルダ105を、複数の下型ホルダ105を前後方向に並列して支持した下型ホルダ支持部材33L,33Rより持上げて前側又は後側へ移動し、当該下型ホルダ105の左右方向の両端側を、前記下型ホルダ支持部材33L,33Rに形成した凹部117を通過して下降する。そして、下降した下型ホルダ105を前方向へ搬送して、プレスブレーキ3における下部テーブル13における下型装着部11と同一高さに位置決めし、前記下型ホルダ105に備えられている下型103を、金型交換装置19Lによって下部テーブル13の下型装着部11へ移送して下部テーブル13に装着する。【選択図】図1

Description

本発明は、プレスブレーキに対して金型の着脱交換を行う金型着脱交換方法及び金型収納装置に係り、さらに詳細には、プレスブレーキにおける上部テーブル、下部テーブルの位置より後側の位置において下型の着脱交換を行う金型着脱交換方法及びプレスブレーキにおける上下のテーブルから前側に突出することなく配置される金型収納装置に関する。
プレスブレーキにおける上下のテーブルに対して、金型としての上型、下型の着脱交換を行う構成としては、交換すべき複数の金型を収納した金型収納装置をプレスブレーキの側方位置に配置する構成が一般的である。そして、上記金型収納装置内に、上型を備えて左右方向に長い複数の上型ホルダを前後方向に並列して備えると共に、下型を備えて左右方向に長い複数の下型ホルダを前後方向に並列して備えている。また、所望の上型ホルダをプレスブレーキにおける上部テーブルの側方位置に位置決めすると共に、所望の下型ホルダを、プレスブレーキにおける下部テーブルの側方位置に位置決めする構成である(例えば特許文献1,2参照)。
特開2003−71519号公報 特許第4672868号公報
前記特許文献1に記載の構成は、プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置は、複数の金型ホルダを支持した筐体を前後方向に移動して、所望の金型ホルダをプレスブレーキにおける上下のテーブルの側方位置へ位置決めする構成である。したがって前記筐体を前後方向に案内するガイドは、上下のテーブルから前方向に大きく突出する構成である。
特許文献2に記載の構成においては、上型を備えて左右方向に長い複数の上型ホルダを前後方向に並列して支持した格納フレームは前後方向に不動状態に備えられている。しかし、下型を備えた下型ホルダを前後方向に並列して支持したスライド枠は、ガイドレールに前後方向へ移動自在に支持されている。
複数の金型ホルダを前後方向に並列して支持したスライド枠を前後方向に移動する構成においては、スライド枠を前後方向に案内するためのガイドレールを、プレスブレーキにおける上下のテーブルから前方向に大きく突出した構成である。したがって、プレスブレーキの前側に左右方向に長いガイドレールを敷設して、プレスブレーキに対してワークの供給、折曲げ加工した製品を所望位置へ搬出する産業用ロボットを配置する構成においては、当該産業用ロボットが前後方向の前記ガイドレールと干渉することがあり、産業用ロボットの動作範囲が制約を受けて自由度が制限されることがある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、プレスブレーキの金型着脱交換方法であって、
(a)プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置内において所望の下型を備えた下型ホルダを、複数の下型ホルダを前後方向に並列して支持した下型ホルダ支持部材より持上げて前側又は後側へ移動し、当該下型ホルダの左右方向の両端側を、前記下型ホルダ支持部材に形成した凹部を通過して下降する工程、
(b)下降した下型ホルダを前方向へ搬送して、プレスブレーキにおける下部テーブルにおける下型装着部と同一高さに位置決めする工程、
(c)前記下型ホルダに備えられている下型を、金型交換装置によって下部テーブルの下型装着部へ移送して下部テーブルに装着する工程、
(d)前記(c)工程、(b)工程、(a)工程の逆動作を行って、前記下部テーブルに装着した下型を前記金型収納装置に戻す工程、
の各工程を備えていることを特徴とするものである。
また、プレスブレーキの金型着脱交換方法であって、
(a)プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置内において所望の下型を備えた前後の下型ホルダを近接してグループ化したところの複数の前記グループを前後方向に並列して支持した下型ホルダ支持部材から、前記グループの前側又は後側の下型ホルダを持上げて前側の下型ホルダは前側に、後側の下型ホルダは後側へ移動し、当該下型ホルダの左右方向の両端側を、前記下型ホルダ支持部材に形成した凹部を通過して下降する工程、
(b)下降した下型ホルダを前方向へ搬送して、プレスブレーキにおける下部テーブルにおける下型装着部と同一高さに位置決めする工程、
(c)前記下型ホルダに備えられている下型を、金型交換装置によって下部テーブルの下型装着部へ移送して下部テーブルに装着する工程、
(d)前記(c)工程、(b)工程、(a)工程の逆動作を行って、前記下部テーブルに装着した下型を前記金型収納装置に戻す工程、
の各工程を備えていることを特徴とするものである。
また、プレスブレーキに対して着脱交換する金型を収納した金型収納装置であって、
プレスブレーキにおける上部テーブルに備えた上型装着部へ装着する上型を着脱交換可能に備えた左右方向に長い複数の上型ホルダを前後方向に並列して支持する上型ホルダ支持部材と、
所望の上型ホルダを前記上型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記上部テーブルに備えた前記上型装着部の側方位置へ前記上型ホルダを位置決め自在な上型ホルダ搬送手段と、
プレスブレーキにおける下部テーブルに備えた下型装着部へ装着する下型を着脱交換可能に備えて左右方向に長い複数の下型ホルダを前後方向に並列して支持する下型ホルダ支持部材と、
所望の下型ホルダを前記下型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記下部テーブルにおける前記下型装着部の側方位置へ前記下型ホルダを位置決め自在な下型ホルダ搬送手段と、
を備えており、前記下型ホルダ支持部材において前記下型ホルダにおける左右方向の両端側を支持した支持部の前側又は後側に、両端側が上下に通過自在な凹部を備えていることを特徴とするものである。
また、プレスブレーキに対して着脱交換する金型を収納した金型収納装置であって、
プレスブレーキにおける上部テーブルに備えた上型装着部へ装着する上型を着脱交換可能に備えた左右方向に長い複数の上型ホルダを前後方向に並列して支持する上型ホルダ支持部材と、
所望の上型ホルダを前記上型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記上部テーブルに備えた前記上型装着部の側方位置へ前記上型ホルダを位置決め自在な上型ホルダ搬送手段と、
プレスブレーキにおける下部テーブルに備えた下型装着部へ装着する下型を着脱交換可能に備えて左右方向に長い前後の下型ホルダを近接してグループ化したところの複数のグループを前後方向に並列して支持する下型ホルダ支持部材と、
所望の下型ホルダを前記下型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記下部テーブルにおける前記下型装着部の側方位置へ前記下型ホルダを位置決め自在な下型ホルダ搬送手段と、
を備えており、前記下型ホルダ支持部材においてグループをなす前記下型ホルダにおける左右方向の両端側を支持した支持部の前側及び後側に、下型ホルダの左右両端側が上下に通過自在な凹部を備えていることを特徴とするものである。
また、前記金型収納装置において、前記上型ホルダ支持部材の後側に、上型ホルダに対して上型の着脱交換を行うための上型着脱ステーションを備え、前記下型ホルダ支持部材の後側に、下型ホルダに対して下型の着脱交換を行うための下型着脱ステーションを備えていることを特徴とするものである。
また、前記金型収納装置において、前記上型ホルダ搬送手段は、上型ホルダを保持する上型ホルダ保持部を備え、当該上型ホルダ保持部に、前記上型ホルダに備えた前後指示具を検出する前後検出手段を備えると共に、前記上型ホルダの前後を反転するために前記上型ホルダ保持部を水平に旋回可能に備えていることを特徴とするものである。
また、前記金型収納装置において、前記上型ホルダ搬送手段における上型ホルダ保持部の左右両端側に、前記上型ホルダの左右両端側に立設した位置決めピンに係合離脱可能なセンタリング機構を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、プレスブレーキにおける側方に配置した金型収納装置を、プレスブレーキにおける上下のテーブルよりも前側に突出することなく、すなわち、上下のテーブルの後側において金型の着脱交換を行うことができる。したがって、プレスブレーキの前側に左右方向へ移動自在な産業用ロボットを配置する場合、産業用ロボットの自由度を大きくすることができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
本発明の実施形態に係る金型収納装置をプレスブレーキの側部に配置した構成を示す斜視説明図である。 金型収納装置の側断面説明図である。 上型ホルダ搬送手段と上型ホルダとの関係を示す動作説明図である。 上型ホルダ搬送手段と上型ホルダとの関係を示す動作説明図である。 上型ホルダ搬送手段と上型ホルダとの関係を示す動作説明図である。 上型を保持した上型ホルダの斜視説明図である。 上型を保持した上型ホルダの正面説明図である。 上型ホルダ保持部材の構成を示す底面説明図である。 上型ホルダ保持部材の構成を示す底面説明図である。 上型ホルダにおける左側のセンタリング機構の斜視説明図である。 上型ホルダにおける右側のセンタリング機構の説明図である。 ガイドレール延伸部において上型ホルダの左右両端側を支持する構成の斜視説明図である。 下型ホルダ支持部材の構成を示す斜視説明図である。 下型搬送手段によって下型ホルダを搬送する動作を示す正面説明図である。 下型搬送手段によって下型ホルダを搬送する動作を示す正面説明図である。 下型ホルダ支持部材から下型ホルダを持上げた状態を示す斜視説明図である。 下型ホルダをガイドレール延伸部の前側へ搬送した状態を示す斜視説明図である。 下型ホルダ支持部材の第2の実施形態を示す斜視説明図である。 下型ホルダ支持部材の第2の実施形態を示す斜視説明図である。 下型ホルダをグループ化して支持した状態を示す側面説明図である。
図1,2を参照するに、本発明の実施形態に係る金型収納装置1は、プレスブレーキ3の左右方向(X軸方向)の側方に配置してある。前記プレスブレーキ3は、前記特許文献2に記載のプレスブレーキと同様の構成である。しかし、前記金型収納装置1によって金型の着脱交換を行う構成の理解を容易にするために、プレスブレーキ3の主要な構成について概略的に説明する。
プレスブレーキ3は、一般的なプレスブレーキと同様に、C形状の左右のサイドフレーム5L,5Rを備えており、このサイドフレーム5L,5Rの前側は、剛性の大きなタイロッドに相当する左右の主柱7L,7Rに配置してある。この主柱7L,7Rは、サイドフレーム5L,5Rにおける撓みの影響の少ない部分に連結してある。そして、主柱7L,7Rの上部には左右方向に長い上部ビーム部材9Uの左右両端部が一体的に連結してあり、前記主柱7L,7Rの下部には、左右方向に長い下部ビーム部材9Lの左右両端部が一体的に連結してある。すなわち、左右の主柱7L,7Rと上下のビーム部材9U,9Lは四角形状の枠体に組合せてある。
前記サイドフレーム5L,5Rの前側下部には、下型を着脱交換自在な下型装着部11を上部に備えた下部テーブル13が一体的に備えられている。そして、前記サイドフレーム5L,5Rの前側上部には、前記下部テーブル13と上下に対向した上部テーブル15が上下動可能に備えられている。この上部テーブル15には、前記下型と協働してワークの折曲げ加工を行う上型を着脱交換自在な上型装着部17が備えられている。
前記上部テーブル15及び下部テーブル13には、前記上型装着部17、下型装着部11に対して上型、下型の着脱交換を行うための上下の金型交換装置19U,19L(図2参照)が左右方向へ移動位置決め自在に備えられている。すなわち、前記金型交換装置19U,19Lは、前記特許文献2に記載の金型交換装置と同様の構成であって、上下のテーブル15,13に備えた左右方向のガイドレールに沿って移動自在なものである。そして、上下の前記金型交換装置19U,19Lが前記金型収納装置1の前側へ移動可能なように、上下の前記ガイドレールには、前記金型収納装置1の前側に延伸したガイドレール延伸部21U,21Lが備えられている。
したがって、上下の金型交換装置19U,19Lは、上下のテーブル15,13の後側の位置から前記金型収納装置1の前側の位置に亘って左右方向に移動自在である。なお、上下の金型交換装置19U,19Lは、前記特許文献2に記載されているように、既に公知であるから、上下の金型交換装置19U,19Lの詳細についての説明は省略する。
前記金型収納装置1は、ベースフレーム23に立設した複数の支柱25の上部に、左右一対の前後方向のガイド部材27L,27Rを備えた構造であって、全体的構成を枠体29に構成してある。前記枠体29内における前記ガイド部材27L,27Rの下方位置には前後方向に長い左右一対の上型ホルダ支持部材31L,31R(図2,3参照)が前記枠体29に一体的にかつ水平に備えられている。そして、上記上型ホルダ支持部材31L,31Rの下方位置には、前後方向に長い左右一対の下型ホルダ支持部材33L,33Rが水平にかつ一体的に備えられている。
前記左右の上型ホルダ支持部材31L,31R上には、複数の位置決めピン35(図3参照)が前後方向(図3において紙面に垂直な方向)に所定間隔を保持して立設してある。そして、前記各位置決めピン35には、上型ホルダ37の左右両端側が係合支持されている。
上記上型ホルダ37は、例えば分割上型などの上型39を着脱交換可能に支持するもので、当該上型ホルダ37には、上型39を上下方向及び左右方向(X軸方向)に着脱可能なように、下側に開口しかつ左右方向に長い金型装着溝41が備えられている。なお、前記上型39は、前記金型交換装置19Uに備えた金型保持部(図示省略)を挿通自在の挿通孔39Hを備えた構成であって、前記特許文献2に記載の分割金型と同一構成である。また、前記上型ホルダ37において上型39を着脱交換自在に支持する前記金型装着溝41の構成は、前記特許文献2に記載の交換上型支持部材の構成と同一である。したがって、上型ホルダ37に対して上型39を着脱する構成及び上型39についての詳細な説明は省略する。
前記上型ホルダ37の左右両端側の上面には、前記位置決めピン35が上下に挿通可能な位置決め孔43H(図6参照)を備えた位置決め部材43が一体的に固定してある。前記位置決め部材43において、図6,7において右側の位置決め部材43に形成した位置決め孔43Hは左右方向に長い長孔に形成してある。そして、左側の位置決め部材43に形成した位置決め孔43Hは、前記位置決めピン35の径よりも僅かに大径の丸穴(位置決め穴)に形成してある。
したがって、上型ホルダ37における左右の位置決め部材43に備えた位置決め孔43Hと前記位置決めピン35とを係合すると、左右の上型ホルダ支持部材31L,31Rに対して、上型ホルダ37は前後方向及び左右方向の移動を規制されて、正確な位置に位置決めされた状態に支持されるものである。
前記左右の位置決め部材43上には、左右の位置決めブロック45L,45Rがそれぞれ一体的に固定してある。そして、この位置決めブロック45L,45Rの前後両面にはローラ47が備えられている。また、前記位置決めブロック45L,45Rの上面で前後方向の中央位置には、左右の位置決めピン49L,49Rが立設してある。左右の位置決めピン49L,49Rは、高さ寸法が異なっており、後述する前後指示具を兼ねると共に、後述する上型ホルダ搬送手段によって上型ホルダ37を搬送する際に、上記上型ホルダ搬送手段の前後方向の中心位置と上型ホルダ37の前後方向の中心位置とを一致させるためのセンタリング機能とを兼ねているものである。
左右の前記上型ホルダ支持部材31L,31Rに左右両端側を支持された所望の上型ホルダ37を持上げて、前記上部テーブル15に備えた前記ガイドレール延伸部21Uの位置へ搬送するために、前記枠体29の上部には、上型ホルダ搬送手段51(図3参照)が前後方向へ移動自在に備えられている。
より詳細には、前記ガイド部材27L,27Rの上面には前後方向のガイドレール53L,53Rが備えられており、このガイドレール53L,53Rには、左右のスライダ55L,55Rが移動自在に支持されている。そして、左右のスライダ55L,55Rには左右方向に長いビーム部材57の両端側が一体的に固定してある。前記一方のスライダ55Rには、前記上型ホルダ搬送手段51を前後方向へ移動位置決めするためのサーボモータ59が装着してあり、このサーボモータ59によって回転されるピニオン(図示省略)は、前記ガイド部材27Rに備えた前後方向のラック61に噛合してある。
したがって、制御装置(図示省略)の制御の下に前記サーボモータ59の回転を制御することにより、前記上型ホルダ搬送手段51を前後方向に移動位置決めすることができるものである。
前記ビーム部材57の左右方向の中央部には、前記上型ホルダ37を保持自在な上型ホルダ保持部材61が上下動自在に備えられている。すなわち、前記ビーム部材57の中央部には、モータブラケット63が備えられており、このモータブラケット63には、ボールネジ機構(図示省略)におけるボールナット(図示省略)を回転するためのサーボモータ65が装着してある。そして、前記モータブラケット63に回転自在に備えられた前記ボールナットには、ボールネジ67が上下動自在に螺合貫通してある。
そして、前記ボールネジ67の下端部は、前記上型ホルダ保持部材61の左右方向の中央部に一体的に連結してある。前記ボールネジ67の回転を規制するために、ボールネジ67には上下方向のキー溝67Kが形成してある。そして、前記ボールネジ67は、前記モータブラケット63の下部に回転自在に備えたプーリ69(図8参照)を上下動自在に貫通してあり、前記プーリ69の内周面に突出して備えたキー(図示省略)が前記キー溝67Kに相対的に上下動自在に係合してある。前記プーリ69は、前記モータブラケット63に装着したサーボモータ71と連動連結してある。
上記構成により、サーボモータ71を停止してボールネジ67の回転を規制した状態にあるときに、前記サーボモータ65を駆動してボールナットを回転することにより、前記上型ホルダ保持部材61は上下動されることになる。また、前記サーボモータ71を駆動することにより前記ボールネジ67を軸心回りに水平に回動することができ、前記上型ホルダ保持部材61の前後を反転することができるものである。すなわち、サーボモータ65,71の回転を適宜に制御することにより、上型ホルダ保持部材61を上下動することができると共に、上型ホルダ保持部材61を水平に旋回して前後の反転を行うことができるものである。
前記上型ホルダ保持部材61でもって前記上型ホルダ37を保持するために、前記上型ホルダ保持部材61は次のように構成してある。すなわち、図8,9に底面図で示すように、前記上型ホルダ保持部材61に備えた左右方向に長い天板73の前後両側には、左右方向に長い側板75A,75Bが垂直に一体的に取付けてある。そして、一方の側板75Bの内側面には、例えば流体圧シリンダなどのごとき往復動アクチュエータ77が左右方向へ移動可能に備えられている。
前記往復動アクチュエータ77に往復動自在に備えたピストンロッドなどのごとき往復作動杆79には、前記天板73の下面の一端側に長手方向(図8,9において左右方向)へ移動自在に支持されたスライド板81Aが一体的に連結してある。そして、前記往復動アクチュエータ77には、前記天板73の下面の他端側に長手方向へ移動自在に備えられたスライド板81Bが一体的に備えられている。上記スライド板81A,81Bの先端側には、前記上型ホルダ37の両端側に備えた前記ローラ47の下側へ入り込み自在な一対のローラ係合ブラケット83(図10,11参照)が備えられている。また、前記スライド板81A,81Bの先端には、前記上型ホルダ37の両端側に備えた前記位置決めピン49L,49Rと係合自在なV形状の係合凹部85Cを備えたセンタリングブロック85が一体的に備えられている。そして、センタリングブロック85に立設したガイドピン86を、前記天板73に備えた長手方向のガイド孔73Hに移動自在に挿通することにより、センタリングブロック85は左右方向に案内されている。
また、前記側板75Aの両端部には、センサブラケット87A,87Bが取付けてあり、このセンサブラケット87A,87Bには、前記上型ホルダ37の両端側に備えた前記位置決めピン49L,49Rを検出する近接センサなどのごときセンサ89A,89Bが備えられている。前記位置決めピン49L,49Rは、高さ寸法を異にしてあることによって、前後指示具を兼ねるものである。そして、前記センサ89A,89Bは、前記位置決めピン(前後指示具)49L,49Rを検出する前後検出手段を兼ねるものである。
すなわち、位置決めピン49L,49Rの突出高さ寸法が異なることにより、例えば一方のセンサ89Aが高い位置決めピン49Lを検出すると、他方のセンサ89Bには低い位置決めピン49Rが対応することとなり、位置決めピン49Rを検出できないこととなるものである。
したがって、上昇位置から上型ホルダ保持部61を下降して上型ホルダ37を保持するとき、例えば一方のセンサ89Aが位置決めピン49Lを検出したときには、前記上型ホルダ37は前向きであるとして検出することができる。ところが、前記上型ホルダ保持部材61が上型ホルダ37を保持するとき、他方のセンサ89Bが位置決めピン49Lを検出したときには、前記上型ホルダ37は後向きであるとして検出することができるものである。
前記上型ホルダ支持部材31L,31Rに支持された所望の上型ホルダ37を上型ホルダ保持部材61によって保持するには、前記ビーム部材57を前後方向に移動し、所望の上型ホルダ37の上方位置に上型ホルダ保持部材61を位置決めする(図3参照)。その後、上型ホルダ保持部材61を下降すると、上型ホルダ37上に上型ホルダ保持部材61が重なり、スライド板81A,81Bが上型ホルダ37上に乗る形態となる(図4参照)。
所望の上型ホルダ37上に上型ホルダ保持部材61のスライド板81A,81Bが乗った状態にあるときに、往復動アクチュエータ77から往復作動杆79を突出するように作動すると、例えば一方のスライド板81Aが移動され、当該スライド板81Aに備えたローラ係合ブラケット83が位置決めブロック45Lに備えたローラ47の下側に入り込むと共に、センタリングブロック85に形成した係合凹部85Cが上型ホルダ37に備えた一方の位置決めピン49Lに係合して、センタリングを行うことになる(図10参照)。この際、上型ホルダ係合部61の一端側に備えたセンサ89Aは一方の位置決めピン49Lに対向して、一方の位置決めピン49Lを検出することになる。
そして、一方のスライド板81Aに備えたセンタリングブロック85の係合凹部85Cが一方の位置決めピン49Lに係合すると、他方のスライド板81Bが反対方向へ移動され、当該スライド板81Bに備えたローラ係合ブラケット83が位置決めブロック45Rに備えたローラ47の下側に入り込むことになる(図11参照)。また、スライド板81Bに備えたセンタリングブロック85に形成した係合凹部85Cが位置決めピン49Rに係合してセンタリングを行うことになる。そして、他方に備えたセンサ89Bが位置決めピン49Rに対応することになる。この際、位置決めピン49Rは一方の位置決めピン49Lよりも短いので、センサ49Bによって検出されることはないものである。
既に理解されるように、上型ホルダ保持部材61でもって上型ホルダ37を保持するとき、前述したようにセンタリング機構によってセンタリングを行うものであるから、上型ホルダ保持部材61の長手方向と上型ホルダ37の長手方向及び前後方向の中心位置は一致した状態となるものである。そして、前記センサ89A又はセンサ89Bが位置決めピン49Lを検出することにより、上型ホルダ37が前向きであるか、後向きであるかを検出することができるものである。なお、前記上型ホルダ37の前後を検出する構成として、上型ホルダ37の適宜一端側に、例えばマグネットなどのごとき被検知部材を備え、上型ホルダ保持部材61に、前記被検知体を検出するセンサを備えた構成とすることも可能である。
そして、前記上型ホルダ37の前後を反転するときには、前記上型ホルダ支持部材31L,31Rから上型ホルダ37を持上げて、前記ガイドレール延伸部21Uの位置へ搬送するとき(図5参照)、サーボモータ71を駆動して上型ホルダ保持部材61を水平に旋回することにより、上型ホルダ37の前後を反転することができるものである。
前記ガイドレール延伸部21Uの位置へ搬送された上型ホルダ37は、前記ガイドレール延伸部21Uの前側に備えた端部支持部91L,91R(図12参照)に支持されるものである。すなわち、前記ガイドレール延伸部21Uの前側には、前記上型ホルダ37に備えた一方の位置決め部材43を支持する前記端部支持部91L(図12(A)参照)が備えられていると共に、他方の位置決め部材43を支持する前記端部支持部91R(図12(B)参照)が備えられている。
一方の前記端部支持部91Lには、図12(A)に示すように、前記上型ホルダ37の一端側を前後方向から挟持して上下方向に案内するガイドローラ93が備えられている。また、前記端部支持部91Lには、前記上型ホルダ37の一端側に備えた一方の位置決め部材43を下側から支持する複数の支持ピン(支持部材)95が備えられている。他方の前記端部支持部91Rには、図12(B)に示すように、前記上型ホルダ37の他端側を前後方向から挟持して上下方向に案内するガイドローラ97が備えられている。また、他方の前記端部支持部91Rには、前記上型ホルダ37の他端側に備えた他方の位置決め部材43を支持する複数の支持ピン(支持部材)99が備えられている。
前記上型ホルダ37の両端側を前記端部支持部91L,91Rによって支持すると、上型ホルダ37は、プレスブレーキ3における上部テーブル15に備えた上型装着部17と左右方向に直線的に整列されるものである。したがって、左右方向へ移動自在に備えた前記金型交換装置19Uによって、上型ホルダ37と前記上型装着部17との間においての上型39の着脱交換を容易に行い得るものである。
前述のごとく、上型ホルダ37の左右両端側を、ガイドレール延伸部21Uの前側に備えた左右の端部支持部91L,91Rに支持させた後、前記上型ホルダ保持部61に備えた往復動アクチュエータ77に往復作動杆79を引き込む動作を行うと、前記スライド板81A,81Bは互に接近する方向に移動することとなり、スライド板81A,81Bに備えたローラ係合ブラケット83は、前記上型ホルダ37の両端側に備えたローラ47から離脱することになる。したがって、上型ホルダ保持部材61を持上げて初期の位置に戻すことができるものである。
すなわち、前記上型ホルダ支持部材31L,31Rに支持された別個の上型ホルダ37を上型ホルダ保持部材61によって新たに保持できることになる。したがって、この別個の上型ホルダ37を、前記上型ホルダ支持部材31L,31Rの後側に備えた上型着脱ステーション101U(図2参照)へ搬送し支持することができるものである。よって、前記上型着脱ステーション101Uに搬送され支持された別個の上型ホルダ37に対して、手作業によって後側から上型39の着脱交換を行うことができるものである。
すなわち、プレスブレーキ3においてワークの折曲げ加工の最中においても、上型ホルダ37に対して上型39の着脱交換を容易に行い得るものである。したがって、プレスブレーキに対して金型の着脱交換時、プレスブレーキによるワークの折曲げ加工最中に、上型ホルダ37に対して上型39の着脱交換を行うことにより、金型の段取り作業の能率向上を図ることができるものである。
図2に示すように、前記金型収納装置1内において前記上型ホルダ支持部材31L,31Rの下方位置に備えた前記下型ホルダ支持部材33L,33Rには、前記上型39と協働して板状のワークの折曲げ加工を行う下型103を着脱可能に支持した複数の下型ホルダ105(図13参照)が前後方向に並列して支持されている。なお、前記下型103の構成は、前述した特許文献2に記載の下型の構成と同一であり、また、下型ホルダ105が下型103を支持する構成は、前記特許文献2に記載の構成と同一であって、既知の構成である。したがって、下型103及び下型ホルダ105が下型103を支持する構成についての詳細な説明は省略する。
前記左右の下型ホルダ支持部材33L,33Rは、図13,14に示すように、前後方向に長い支持プレート107L,107R上に前後方向に長いピンホルダバー109L,109Rを一体的に備えた構成である。そして、上記支持プレート107L,107Rとホルダバー109L,109Rとの間には、下型ホルダ105の左右両端側を支持する段差部が形成してある。
より詳細には、左右の支持プレート107L,107Rの対向した内側部分は、図14に示すように、前記下型ホルダ105の左右両端側を上面で支持すべく、前記ホルダバー109L,109Rの内面よりも内側へ突出してある。そして、前記左右のホルダバー109L,109Rには、下型ホルダ105の前後方向への移動を規制するために、前後一対の規制ピン111が内方向へ水平に突出して備えられている。上記一対の規制ピン111は、所定間隔でもって前後方向に複数備えられている。したがって、前記支持プレート107L,107Rに支持された下型ホルダ105の左右両端側は、前後一対の規制ピン111の間に位置するものである。
したがって、前記一対のピン111の間の領域は、下型ホルダ105の端部側を保持する端部保持領域を構成するものである。複数の前記端部保持領域は前後方向に適宜間隔に備えられているものであって、各端部保持領域の間には、下型ホルダ105の左右両端側が上下方向に通過自在な通過領域に構成してある。すなわち、前記端部保持領域と通過領域は前後方向に交互に備えられているものである。
前記支持プレート107L,107Rが下型ホルダ105の左右両端側を支持する部分は、前記一対のピン111の間の端部保持領域に対応して内方向へ突出してある。そして、右側の支持プレート107Rにおける内方向への突出部(支持部)113(図16参照)には、下型ホルダ105の右側端部に下方向へ突出して備えた位置決めピン115が係合自在の位置決め孔113Hが備えられている。
したがって、下型ホルダ105の右端側は、位置決めピン115を位置決め孔113Hに係合して位置決めされると共に、一対のピン111によって前後動を規制されているものである。
なお、左側の支持プレート107Lによって下型ホルダ105の左端側を支持する構成は、下型ホルダ105の左端側の位置決め機能があれば、右端側を支持する前記構成と同一構成であっても、所望の構成であってもよいものであるから、下型ホルダ105の左端側を支持する構成についての詳細な説明は省略する。
前記左右の支持プレート107L,107Rが下型ホルダ105の左右両端側を支持する部分は、前記一対のピン111の間の端部保持領域に対応して突出部113が備えられている。そして、前記通過領域に対応した位置には、下型ホルダ105が上下に通過自在であるように凹部117(図16参照)が形成してある。すなわち、前記左右の支持プレート107L,107Rの対向面(内側面)は、突出部113と凹部117とを前後方向に交互に備えた櫛歯状に形成してある。
したがって、左右の支持プレート107L,107Rに左右両端側を支持された下型ホルダ105は、前記一対のピン111よりも高く持上げた後、前方向又は後方向へ移動して、前記通過領域に対応した位置に位置決めすることにより、下型ホルダ105を、前記支持プレート107L,107Rよりも下側へ下降することができるものである。
前記下型ホルダ支持部材33L,33Rに支持されている所望の下型ホルダ105を、前記ガイドレール延伸部21Lの位置へ搬送するために、下型ホルダ搬送手段119(図14参照)が前後方向へ移動自在に備えられている。すなわち、前記ベースフレーム23の左右方向の中央部には、図14に示すように、前後方向(図14において紙面に垂直な方向)に長いガイドレール121が備えられている。そして、このガイドレール121には、スライドベース123が前後動自在に支持されている。前記スライドベース123を前後方向に移動位置決めするために、前記スライドベース123にはサーボモータ125が装着してある。そして、このサーボモータ125によって回転駆動されるピニオン(図示省略)は、前記ガイドレール121と平行な前後方向のラック127に噛合してある。
したがって、制御装置の制御の下に前記サーボモータ125を回転駆動することにより、前記スライドベース123を前後方向に移動位置決めすることができるものである。
前記スライドベース123上には、モータフレーム129が備えられており、このモータフレーム129の上部に備えた水平な天板129Pには、サーボモータ131によって回転されるボールナット(図示省略)が回転自在に備えられている。そして、このボールナットにはボールネジ133が上下動自在に螺入(貫通)してある。また、前記天板129Pには複数のガイドブッシュ135が備えられており、このガイドブッシュ135には、ガイドバー137が上下動自在に案内支持されている。前記ボールネジ133及び各ガイドバー137の下端部は連結部材139によって一体的に連結してある。
前記ボールネジ133及び各ガイドバー137の上端部には、前記下型ホルダ105を下側から持上げ自在な下型ホルダ保持部材141が一体的に備えられている。前記下型ホルダ保持部材141は、図14に示すように、左右方向に長く構成してあり、この下型ホルダ保持部材141の左右両端側には、前記下型ホルダ105の下部に下方向へ突出して備えた係合ピン143が嵌入(挿入)自在な挿入孔145が形成してある。さらに、前記下型ホルダ保持部材141の左右両端側には、前記下型ホルダ105の前後両面に形成した係合凹部147に係合自在な前後の係合爪部材149が備えられている。
前記構成により、制御装置の制御の下に前記サーボモータ125を回転駆動し、スライドベース123を前後方向に移動位置決めすることにより、下型搬送手段119における下型ホルダ保持部材141を、下型ホルダ支持部材33L,33Rに支持された所望の下型ホルダ105の下方位置に位置決めすることができる。上述のように、下型搬送手段119を前後方向へ移動し位置決めした後、サーボモータ131を回転駆動することにより、下型ホルダ保持部材141を上昇することができる(図15参照)。
下型ホルダ保持部材141が上昇すると、下型ホルダ保持部材141でもって下型ホルダ105を下側から支持することになる。そして、当該下型ホルダ保持部材141に備えた前後の保持爪部材149が下型ホルダ105の前後両面に備えた係合凹部147に係合する。また、前記下型ホルダ保持部材141に備えた挿入孔145に、前記下型ホルダ105の下面に備えた係合ピン143が挿入される。その後、前記下型ホルダ保持部材141がさらに上昇すると、図15,16に示すように、下型ホルダ105の左右両端側が前記下型ホルダ支持部材33L,33Rから持上げられることになる。
そして、図16に示すように、下型ホルダ105に備えた位置決めピン115が、下型ホルダ支持部材33L,33Rにおけるホルダバー109L,109Rよりも高く持上げられた後、前側又は後側における凹部117へ移動する。その後、下型ホルダ保持部材141を下降することにより、下型ホルダ105を、左右の下型ホルダ支持部材33L,33Rから下側へ取り出すことができるものである。上述のように、下型ホルダ支持部材33L,33Rから下型ホルダ105を下側へ取り出した後、スライドベース123を前側へ移動することにより、下型ホルダ105を、前記ガイドレール延伸部21Lの前側へ移動位置決めすることができるものである(図17参照)。
前記ガイドレール延伸部21Lの前側の一端側には、前記下型ホルダ105の一端側に備えた前記位置決めピン115を係合自在な位置決め孔151Hを備えた位置決め部材151が備えられている。また、前記ガイドレール延伸部21Lの前側には、前記下型ホルダ105の他端側を支持する端部支持部材153が備えられている。前記位置決め部材151及び端部支持部材153は、前記下型ホルダ105の一端側及び他端側を着脱可能に支持する機能を有すればよいものであるから、前記位置決め部材151、端部支持部材153のより詳細な構成については説明を省略する。
前述のごとく、下型ホルダ105をガイドレール延伸部21Lの前側に位置決めした後、前記下型ホルダ105を前記位置決め部材151、端部支持部材153よりも高く持上げる。そして、前記下型ホルダ105の両端側を、前記位置決め部材151、端部支持部材153の上方に位置決めすべく、前記下型ホルダ105を僅かに後側へ移動する。その後、前記下型ホルダ105を下降することにより、下型ホルダ105の両端側は前記位置決め部材151、端部支持部材153に支持される。そして、下型ホルダ保持部材141は、下型ホルダ105を開放して下降することになる。
上述のように、下型ホルダ105の両端側をガイドレール延伸部21Lに備えた位置決め部材151、端部支持部材153に支持すると、下型ホルダ105は、プレスブレーキ3における下部テーブル13の下型装着部11に左右方向に直線的に整列されるものである。したがって、左右方向へ移動自在な前記金型交換装置19Lによって、下型ホルダ105と前記下型装着部11との間においての下型103の着脱交換を行うことができるものである。
前述のごとく、下型ホルダ105の両端側を位置決め部材151、端部支持部材153によって支持した後に下降した下型ホルダ保持部材141は、後方向へ移動位置決めすることにより、下型ホルダ支持部材33L,33Rに両端部を支持された別個の所望の下型ホルダ105の下側へ位置決めすることができるものである。そして、前述したごとき動作に準じて、別個の下型ホルダ105を下型ホルダ支持部材33L,33Rから新たに取り外して、下型ホルダ支持部材33L,33Rの後側に備えた下型着脱ステーション101L(図2参照)へ搬送し支持することができるものである。
したがって、下型着脱ステーション101Lに搬送されて支持された別個の下型ホルダ105に対して、手作業によって下型103の着脱交換を行うことができるものである。すなわち、プレスブレーキ3においてワークの折曲げ加工の最中であっても、下型ホルダ105に対して下型103の着脱交換を行い得るものである。よって、金型の段取り作業を能率よく行うことができるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、金型収納装置1は、プレスブレーキ3に備えた上下のガイドレール延伸部21U,21Lの後側に配置してある。したがって、金型収納装置1からプレスブレーキ3の前側に亘って左右方向に移動自在の産業用ロボットを配置した場合であっても、金型収納装置1と前記産業用ロボットとの干渉を回避することができるものである。すなわち、前記産業用ロボットの動作範囲を大きくすることができると共に自由度を大きくすることができるものである。
また、本実施形態においては、プレスブレーキ3の側方に配置した金型収納装置1内において所望の下型103を備えた下型ホルダ105を、複数の下型ホルダ105を前後方向に並列して支持した下型ホルダ支持部材33L,33Rより持上げて前側又は後側へ移動し、当該下型ホルダ105の左右方向の両端側を、前記下型ホルダ支持部材33L,33Rに形成した凹部117を通過して下降するものである。
そして、下降した下型ホルダ105を前方向へ搬送して、プレスブレーキ3における下部テーブル13における下型装着部11と同一高さに位置決めし、前記下型ホルダ105に備えられている下型103を、金型交換装置19Lによって下部テーブル13の下型装着部11へ移送して下部テーブル13に装着するものである。
したがって、上型ホルダ支持部材31L,31Rに支持されている上型39と、下型ホルダ支持部材33L,33Rに支持されている下型103とを、金型収納装置1内において上下に近接することができる。よって、上下の金型39,103の収納部のコンパクト化を図ることができるものである。
また、プレスブレーキ3における上部テーブル15に備えた上型装着部17へ装着する上型39を着脱交換可能に備えた左右方向に長い複数の上型ホルダ37を前後方向に並列して支持する上型ホルダ支持部材31L,31Rと、所望の上型ホルダ37を前記上型ホルダ支持部材31L,31Rから持上げて前方向へ搬送して、前記上部テーブル37に備えた前記上型装着部17の側方位置へ前記上型ホルダ37を位置決め自在な上型ホルダ搬送手段51と、プレスブレーキ3における下部テーブル13に備えた下型装着部11へ装着する下型103を着脱交換可能に備えて左右方向に長い複数の下型ホルダ105を前後方向に並列して支持する下型ホルダ支持部材33L,33Rと、所望の下型ホルダ105を前記下型ホルダ支持部材33L,33Rから持上げて前方向へ搬送して、前記下部テーブル13における前記下型装着部11の側方位置へ前記下型ホルダ105を位置決め自在な下型ホルダ搬送手段119とを備え、前記下型ホルダ支持部材33L,33Rにおいて前記下型ホルダ105における左右方向の両端側を支持した支持部113の前側又は後側に、両端側が上下に通過自在な凹部117を備えている。
そして、前記上型ホルダ支持部材31L,31Rの後側には、上型ホルダ37に対して上型39の着脱交換を行うための上型着脱ステーション101Uを備え、前記下型ホルダ支持部材33L,33Rの後側には、下型ホルダ105に対して下型103の着脱交換を行うための下型着脱ステーション101Lを備えている。
したがって、金型収納装置1から前側に突出することなく、プレスブレーキ3に対して上下の金型39,103の着脱交換を行うことができるものである。また、プレスブレーキ3においてワークの折曲げ加工を行っている最中であっても、上型ホルダ37、下型ホルダ105に対して上下の金型39,103の着脱交換を行うことができる。よって、金型の段取り作業を能率よく行うことができるものである。
なお、本発明は前述したごとき実施形態のみに限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他の形態でもって実施可能なものである。例えば、下型搬送手段119を、上型ホルダ支持部材31L,31Rと下型ホルダ支持部材33L,33Rとの間の中間高さ位置に前後方向へ移動位置決め自在に配置する。そして、下型ホルダ105を下側から支持する下型ホルダ支持部材141を、前後に並列された下型ホルダ105の間を下降自在に構成し、下降した下型ホルダ支持部材41でもって下型ホルダ105を掬い上げる(引っ掛け上げる)形態とすることも可能である。
図18〜20は、前記ベースフレーム23において前記下型ホルダ105の左右両端側を支持する前記下型ホルダ支持部33L,33Rの第2の実施形態を示すものである。前記実施形態においては、下型ホルダ105の両端側を支持する支持部(端部保持領域)としての内方向への突出部113と、前記下型ホルダ105の両端側が上下に通過自在な凹部117は前後方向に交互に備えた構成である。
上記構成に対して、本実施形態においては、前後の下型ホルダ105を近接してグループ化し、このグループ化した2つの下型ホルダ105の左右両端側を支持する支持部としての突出部113Aを、左右の下型ホルダ支持部材33L,33Rに備え、この突出部113Aと前記凹部117とを前後方向に交互に備えた構成である。上述のように、前記突出部113Aは、グループ化した2つの下型ホルダ105を支持するものであるから、当該突出部113Aの前後方向の幅は、前述した第1の実施形態に係る突出部113の前後方向の幅よりも大きく形成してある。そして、前記突出部113Aには、2つの下型ホルダ105を支持するために2つの位置決め孔113Hが前後方向に離隔して備えられている。
なお、左側の下型ホルダ支持部材33Lにおける突出部は、第1の実施形態における突出部材と同様の構成であって、前後方向の幅寸法は前記突出部113Aの幅寸法と等しく構成してある。
上記説明より理解されるように、前記下型ホルダ支持部材33L,33Rにおける突出部113Aは2つの近接した前後の下型ホルダ105を支持するものである。したがって、前記突出部113Aに支持されている前側の下型ホルダ105を下型搬送手段119における下型ホルダ保持部材141によって持上げた場合には、図20の矢印Aで示すように、前側へ移動し、前側の凹部117を通過して下降する。また、後側の下型ホルダ105を下型ホルダ保持部材141によって持上げた場合には、図20の矢印Bで示すように、後側へ移動し、後側の凹部117を通過して下降するものである。
上記説明より理解されるように、前記構成によれば、下型ホルダ支持部材33L,33Rにおける突出部113Aにはグループ化した前後の2つの下型ホルダ105が支持されているものである。そして、上記グループにおいて前側の下型ホルダ105は前側の凹部117を通過して下降するものであり、後側の下型ホルダ105は後側の凹部117を通過して下降するものである。
したがって、前後に隣接した突出部113Aの前側に支持された下型ホルダ105と後側に支持された下型ホルダ105は共通の凹部117を通過して下降されるものである。すなわち1つの凹部117を共通に使用するものであるから、下型ホルダ支持部材33L,33Rにより多くの下型ホルダ105を支持することができるものである。
1 金型収納装置
3 プレスブレーキ
11 下型装着部
13 下部テーブル
15 上部テーブル
17 上型装着部
19U,19L 金型交換装置
21U,21L ガイドレール延伸部
31L,31R 上型ホルダ支持部材
33L,33R 下型ホルダ支持部材
37 上型ホルダ
39 上型
41 金型装着溝
49L,49R 位置決めピン(前後指示具)
51 上型ホルダ搬送手段
57 ビーム部材
59 サーボモータ
61 上型ホルダ保持部材
67 ボールネジ
77 往復動アクチュエータ
81A,81B スライド板
85 センタリングブロック
85C 係合凹部
89A,89B センサ(前後検出手段)
101U 上型着脱ステーション
101L 下型着脱ステーション
103 下型
105 下型ホルダ
107 支持プレート
109 ホルダバー
111 規制ピン
113 突出部(支持部)
113H 位置決め孔
115 位置決めピン
117 凹部
119 下型搬送手段
123 スライドベース
129 モータフレーム
129P 天板
141 下型ホルダ保持部材
145 挿入孔
149 保持爪部材
151 位置決め部材
153 端部支持部材

Claims (7)

  1. プレスブレーキの金型着脱交換方法であって、
    (a)プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置内において所望の下型を備えた下型ホルダを、複数の下型ホルダを前後方向に並列して支持した下型ホルダ支持部材より持上げて前側又は後側へ移動し、当該下型ホルダの左右方向の両端側を、前記下型ホルダ支持部材に形成した凹部を通過して下降する工程、
    (b)下降した下型ホルダを前方向へ搬送して、プレスブレーキにおける下部テーブルにおける下型装着部と同一高さに位置決めする工程、
    (c)前記下型ホルダに備えられている下型を、金型交換装置によって下部テーブルの下型装着部へ移送して下部テーブルに装着する工程、
    (d)前記(c)工程、(b)工程、(a)工程の逆動作を行って、前記下部テーブルに装着した下型を前記金型収納装置に戻す工程、
    の各工程を備えていることを特徴とするプレスブレーキの金型着脱交換方法。
  2. プレスブレーキの金型着脱交換方法であって、
    (a)プレスブレーキの側方に配置した金型収納装置内において所望の下型を備えた前後の下型ホルダを近接してグループ化したところの複数の前記グループを前後方向に並列して支持した下型ホルダ支持部材から、前記グループの前側又は後側の下型ホルダを持上げて前側の下型ホルダは前側に、後側の下型ホルダは後側へ移動し、当該下型ホルダの左右方向の両端側を、前記下型ホルダ支持部材に形成した凹部を通過して下降する工程、
    (b)下降した下型ホルダを前方向へ搬送して、プレスブレーキにおける下部テーブルにおける下型装着部と同一高さに位置決めする工程、
    (c)前記下型ホルダに備えられている下型を、金型交換装置によって下部テーブルの下型装着部へ移送して下部テーブルに装着する工程、
    (d)前記(c)工程、(b)工程、(a)工程の逆動作を行って、前記下部テーブルに装着した下型を前記金型収納装置に戻す工程、
    の各工程を備えていることを特徴とするプレスブレーキの金型着脱交換方法。
  3. プレスブレーキに対して着脱交換する金型を収納した金型収納装置であって、
    プレスブレーキにおける上部テーブルに備えた上型装着部へ装着する上型を着脱交換可能に備えた左右方向に長い複数の上型ホルダを前後方向に並列して支持する上型ホルダ支持部材と、
    所望の上型ホルダを前記上型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記上部テーブルに備えた前記上型装着部の側方位置へ前記上型ホルダを位置決め自在な上型ホルダ搬送手段と、
    プレスブレーキにおける下部テーブルに備えた下型装着部へ装着する下型を着脱交換可能に備えて左右方向に長い複数の下型ホルダを前後方向に並列して支持する下型ホルダ支持部材と、
    所望の下型ホルダを前記下型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記下部テーブルにおける前記下型装着部の側方位置へ前記下型ホルダを位置決め自在な下型ホルダ搬送手段と、
    を備えており、前記下型ホルダ支持部材において前記下型ホルダにおける左右方向の両端側を支持した支持部の前側又は後側に、両端側が上下に通過自在な凹部を備えていることを特徴とする金型収納装置。
  4. プレスブレーキに対して着脱交換する金型を収納した金型収納装置であって、
    プレスブレーキにおける上部テーブルに備えた上型装着部へ装着する上型を着脱交換可能に備えた左右方向に長い複数の上型ホルダを前後方向に並列して支持する上型ホルダ支持部材と、
    所望の上型ホルダを前記上型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記上部テーブルに備えた前記上型装着部の側方位置へ前記上型ホルダを位置決め自在な上型ホルダ搬送手段と、
    プレスブレーキにおける下部テーブルに備えた下型装着部へ装着する下型を着脱交換可能に備えて左右方向に長い前後の下型ホルダを近接してグループ化したところの複数のグループを前後方向に並列して支持する下型ホルダ支持部材と、
    所望の下型ホルダを前記下型ホルダ支持部材から持上げて前方向へ搬送して、前記下部テーブルにおける前記下型装着部の側方位置へ前記下型ホルダを位置決め自在な下型ホルダ搬送手段と、
    を備えており、前記下型ホルダ支持部材においてグループをなす前記下型ホルダにおける左右方向の両端側を支持した支持部の前側及び後側に、下型ホルダの左右両端側が上下に通過自在な凹部を備えていることを特徴とする金型収納装置。
  5. 請求項3又は4に記載の金型収納装置において、前記上型ホルダ支持部材の後側に、上型ホルダに対して上型の着脱交換を行うための上型着脱ステーションを備え、前記下型ホルダ支持部材の後側に、下型ホルダに対して下型の着脱交換を行うための下型着脱ステーションを備えていることを特徴とする金型収納装置。
  6. 請求項3,4又は5に記載の金型収納装置において、前記上型ホルダ搬送手段は、上型ホルダを保持する上型ホルダ保持部を備え、当該上型ホルダ保持部に、前記上型ホルダに備えた前後指示具を検出する前後検出手段を備えると共に、前記上型ホルダの前後を反転するために前記上型ホルダ保持部を水平に旋回可能に備えていることを特徴とする金型収納装置。
  7. 請求項6に記載の金型収納装置において、前記上型ホルダ搬送手段における上型ホルダ保持部の左右両端側に、前記上型ホルダの左右両端側に立設した位置決めピンに係合離脱可能なセンタリング機構を備えていることを特徴とする金型収納装置。
JP2014216867A 2014-10-24 2014-10-24 プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置 Active JP5947861B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014216867A JP5947861B2 (ja) 2014-10-24 2014-10-24 プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置
US15/516,957 US10556262B2 (en) 2014-10-24 2015-07-03 Replacement method for attaching and detaching tool for press brake and tool storage device
EP15852179.9A EP3210683B1 (en) 2014-10-24 2015-07-03 Replacement method for attaching and detaching tool for press brake and tool storage device
PCT/JP2015/069235 WO2016063579A1 (ja) 2014-10-24 2015-07-03 プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014216867A JP5947861B2 (ja) 2014-10-24 2014-10-24 プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016083673A true JP2016083673A (ja) 2016-05-19
JP5947861B2 JP5947861B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=55760630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014216867A Active JP5947861B2 (ja) 2014-10-24 2014-10-24 プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10556262B2 (ja)
EP (1) EP3210683B1 (ja)
JP (1) JP5947861B2 (ja)
WO (1) WO2016063579A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200007934A (ko) * 2017-05-15 2020-01-22 살바그니니 이탈리아 에스.피.에이. 금속 시트를 위한 벤딩 머신
WO2020017541A1 (ja) 2018-07-17 2020-01-23 株式会社アマダホールディングス プレスブレーキにおける上部テーブルに備えた上型ホルダに対する分割上型の装着方法及び金型交換装置並びに金型ストッカ
CN112423908A (zh) * 2018-07-17 2021-02-26 株式会社天田集团 上模储料器
CN112888513A (zh) * 2018-10-11 2021-06-01 萨尔瓦尼尼意大利股份公司 带有工具库的金属板折弯机
JP2022033322A (ja) * 2016-12-21 2022-02-28 トルンプ マシーネン オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 曲げ機械用の工具マガジン
WO2024080174A1 (ja) * 2022-10-14 2024-04-18 株式会社アマダ 金型収納装置及び金型反転装置
JP7472229B1 (ja) 2022-10-14 2024-04-22 株式会社アマダ 金型収納装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT518520B1 (de) 2016-05-25 2017-11-15 Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co Kg Werkzeug-Speichersystem, Fertigungsanlage sowie Verfahren zum Manipulieren mit einem derartigen Werkzeug-Speichersystem
EP3509770A1 (en) 2016-09-09 2019-07-17 Mate Precision Tooling Inc. Press brake tool engagement system
IT201600100914A1 (it) * 2016-10-07 2018-04-07 Andrea Argentin Migliorata pressa piegatrice e metodo
IT201700052516A1 (it) * 2017-05-15 2018-11-15 Andrea Argentin Magazzino caricatore utensili per pressa piegatrice
US10792716B2 (en) * 2017-06-29 2020-10-06 Mate Precision Tooling, Inc. Magnetic press brake and machine tooling engagement systems
US10953453B2 (en) 2017-11-06 2021-03-23 Mate Precision Technologies Inc. Magnetic press brake tooling engagement system
DE102019212341A1 (de) * 2019-08-19 2021-02-25 Bystronic Laser Ag Vorrichtung zum Wechseln von Biegewerkzeugen in einer Biegemaschine zur Biegung von Blechen
JP7182534B2 (ja) 2019-10-03 2022-12-02 株式会社アマダ 耳部付きパンチ金型及びその動作方法
EP4327958A1 (en) 2021-04-21 2024-02-28 Amada Co., Ltd. Bending system, and split mold arrangement method
JP7465906B2 (ja) 2021-04-21 2024-04-11 株式会社アマダ 曲げ加工システム、及び分割金型の配置方法
CN113263087A (zh) * 2021-05-13 2021-08-17 东风柳州汽车有限公司 一种滚边工作站
IT202100024263A1 (it) 2021-09-21 2023-03-21 Argesystems Srl Migliorata pressa piegatrice
CN114683308B (zh) * 2022-04-18 2023-08-01 江苏西顿科技有限公司 机载万用工具仓
JP7462001B2 (ja) 2022-09-12 2024-04-04 株式会社アマダ 金型交換装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52156164A (en) * 1976-06-23 1977-12-26 Komatsu Mfg Co Ltd Device for exchanging metal mold of press brake
DE2844867A1 (de) * 1978-10-14 1980-04-30 Wieger Maschbau Werkzeugwechseleinrichtung einer abkantpresse
CH668035A5 (en) * 1986-09-19 1988-11-30 Beyeler Machines Sa Folding press with die or matrix replacement system - has arms on rear mobile supports having pins which engage with holes in dies and matrices
JPH0683121U (ja) * 1993-04-21 1994-11-29 株式会社北川製作所 曲げ型キャビネット
WO2004112981A1 (ja) * 2003-06-23 2004-12-29 Amada Co., Ltd. 曲げ加工装置及びその方法並びに曲げ金型

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3359771A (en) * 1965-07-01 1967-12-26 Dreis & Krump Mfg Co Bench brake
JPS63119931A (ja) * 1986-06-30 1988-05-24 Maru Kikai Kogyo Kk プレスブレ−キの上型交換装置
US5168745A (en) * 1989-04-10 1992-12-08 Yamazaki Mazak Kabushiki Kaisha Die exchange apparatus for the use of a press brake
DE19643163A1 (de) * 1996-10-18 1998-04-23 Amada Gmbh Werkzeugwechselvorrichtung für eine Umformpresse sowie Umformpressen-Werkzeugwechselvorrichtungs-Anordnung
WO2000041824A1 (fr) 1999-01-13 2000-07-20 Amada Company, Limited Systeme de presse a cintrer
US6564611B2 (en) * 2001-07-30 2003-05-20 Wilson Tool International, Inc. Hydraulic press brake tool holder
JP2003071519A (ja) 2001-09-03 2003-03-11 Amada Co Ltd 金型交換装置
US6701208B2 (en) * 2001-09-04 2004-03-02 Amada Company, Limited. Apparatus and method of proposing bending sequences and bending tools for a metal plate part
WO2006135030A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Amada Co., Ltd 曲げ加工装置並びに金型管理方法、金型配列方法及び金型ストッカ選択方法
AT508923B1 (de) * 2009-11-10 2011-05-15 Trumpf Maschinen Austria Gmbh Fertigungsanlage, insbesondere für das freiformbiegen
AT509708B1 (de) * 2010-09-02 2011-11-15 Trumpf Maschinen Austria Gmbh Werkzeugmagazin für einen manipulator
JP6131095B2 (ja) * 2012-06-19 2017-05-17 株式会社アマダホールディングス 金型位置検出装置、曲げ加工装置、金型、被装着装置に対する装着部材の位置検出方法
JP2014004604A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Amada Co Ltd 金型搭載用ストッカ、金型格納装置、並びに金型・ハンド格納装置及びロボットによる金型交換方法とその制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52156164A (en) * 1976-06-23 1977-12-26 Komatsu Mfg Co Ltd Device for exchanging metal mold of press brake
DE2844867A1 (de) * 1978-10-14 1980-04-30 Wieger Maschbau Werkzeugwechseleinrichtung einer abkantpresse
CH668035A5 (en) * 1986-09-19 1988-11-30 Beyeler Machines Sa Folding press with die or matrix replacement system - has arms on rear mobile supports having pins which engage with holes in dies and matrices
JPH0683121U (ja) * 1993-04-21 1994-11-29 株式会社北川製作所 曲げ型キャビネット
WO2004112981A1 (ja) * 2003-06-23 2004-12-29 Amada Co., Ltd. 曲げ加工装置及びその方法並びに曲げ金型

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022033322A (ja) * 2016-12-21 2022-02-28 トルンプ マシーネン オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 曲げ機械用の工具マガジン
KR20200007934A (ko) * 2017-05-15 2020-01-22 살바그니니 이탈리아 에스.피.에이. 금속 시트를 위한 벤딩 머신
KR102296367B1 (ko) 2017-05-15 2021-09-01 살바그니니 이탈리아 에스.피.에이. 금속 시트를 위한 벤딩 머신
CN112423908A (zh) * 2018-07-17 2021-02-26 株式会社天田集团 上模储料器
WO2020017540A1 (ja) 2018-07-17 2020-01-23 株式会社アマダホールディングス 上型ストッカ
WO2020017541A1 (ja) 2018-07-17 2020-01-23 株式会社アマダホールディングス プレスブレーキにおける上部テーブルに備えた上型ホルダに対する分割上型の装着方法及び金型交換装置並びに金型ストッカ
CN112423908B (zh) * 2018-07-17 2022-12-30 株式会社天田集团 上模储料器
CN112888513A (zh) * 2018-10-11 2021-06-01 萨尔瓦尼尼意大利股份公司 带有工具库的金属板折弯机
KR20210076064A (ko) * 2018-10-11 2021-06-23 살바그니니 이탈리아 에스.피.에이. 툴 매거진을 구비한 금속 시트용 벤딩 머신
JP2022504721A (ja) * 2018-10-11 2022-01-13 サルヴァニーニ イタリア エッセ.ピ.ア. 工具マガジンを有する、薄板金のための曲げ機械
KR102532550B1 (ko) * 2018-10-11 2023-05-15 살바그니니 이탈리아 에스.피.에이. 툴 매거진을 구비한 금속 시트용 벤딩 머신
WO2024080174A1 (ja) * 2022-10-14 2024-04-18 株式会社アマダ 金型収納装置及び金型反転装置
JP7472229B1 (ja) 2022-10-14 2024-04-22 株式会社アマダ 金型収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3210683B1 (en) 2019-02-20
US20170297073A1 (en) 2017-10-19
EP3210683A4 (en) 2018-07-11
EP3210683A1 (en) 2017-08-30
US10556262B2 (en) 2020-02-11
JP5947861B2 (ja) 2016-07-06
WO2016063579A1 (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5947861B2 (ja) プレスブレーキの金型着脱交換方法及び金型収納装置
EP0530375B1 (en) System for working on plate material
JP2005334921A (ja) レーザ加工機におけるノズルチェンジマガジン
CN105313568A (zh) 一种立体雕刻机
JP2012218146A (ja) 工作機械の工具取扱い装置
CN111186141A (zh) 箱体热板焊接机
ES2932609T3 (es) Máquina plegadora para láminas de metal con un almacén de herramientas
CN203292751U (zh) 医用床上护栏矩形管与挂耳焊接用的装夹工装
CN103736908A (zh) 一种用于铆压带上下附件的链条的铆压机
CN102527879A (zh) 移动斜台式钢筋自动弯曲机
CN109013836A (zh) 数控转塔冲床
CN202411284U (zh) 移动斜台式钢筋自动弯曲设备
JP6515368B2 (ja) 曲げ装置
CN203636373U (zh) 三坐标定位平头装置
JP3665026B2 (ja) パンチングプレスにおける金型交換装置
CN209970424U (zh) 一种用于钢材表面抛光加工设备
JP2006224168A (ja) ワーク搬送装置およびプレス機械
JPH0584520A (ja) 板材加工装置
CN108274761B (zh) 一种塑料燃油箱的全自动焊接生产线
JP2818439B2 (ja) 正逆曲げ装置
JP3901283B2 (ja) パンチングプレスにおける金型交換装置
CN217570239U (zh) 一种型材搬料装置和型材拉直生产线
CN218903379U (zh) 一种钢瓶底部压制成型机
CN211360983U (zh) 金属条定点上料装置
CN211220730U (zh) 一种筒体移动夹爪

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5947861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350