JPH0584520A - 板材加工装置 - Google Patents

板材加工装置

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JPH0584520A
JPH0584520A JP6056492A JP6056492A JPH0584520A JP H0584520 A JPH0584520 A JP H0584520A JP 6056492 A JP6056492 A JP 6056492A JP 6056492 A JP6056492 A JP 6056492A JP H0584520 A JPH0584520 A JP H0584520A
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mold assembly
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steel plate
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Tadashi Hirata
正 平田
Masayoshi Yanagisawa
正芳 柳沢
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0254Tool exchanging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型交換機能と板材の前後方向の位置決め機
能とを備えてなるバックゲージ装置41を具備する板材
加工装置を提供することを目的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、左右のサイドフ
レーム3L,3Rに支持された上部テーブル5及び下部
テーブル7を備え、この上部テーブル5あるいは下部テ
ーブル7の一方を上下動可能なラムとして成り、上記上
部テーブル5と下部テーブル7との間の加工領域に板材
Wの加工を行なう金型17,19を備え、かつ上記金型
17,19によって加工される板材Wの前後方向の位置
決めを行なうバックゲージ装置41を前後方向へ移動位
置決め可能に備えてなる板材加工装置において、前記上
部テーブル5の後側の領域に金型収納部37を備え、こ
の金型収納部37と前記加工領域との間において金型1
7,19の交換を行なうべく、前記バックゲージ装置4
1の1部を上下動可能かつ金型17,19を支持可能に
構成してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば板材の折曲げ
加工を行なうプレスブレーキや、剪断加工を行なうシャ
ーリングマシン等のごとき板材加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板材加工装置として、例えばプレスブレ
ーキは、左右のサイドフレームに支持された上部テーブ
ルと下部テーブルとを上下に対向して備え、この上部テ
ーブル或いは下部テーブルの一方を上下動可能なラムと
してなるものである。そして、一般的には、上部テーブ
ルの下部に上型を着脱交換可能に備え、かつ下部テーブ
ルの上部に下型を着脱交換可能に備えている。
【0003】上記上型および下型は、板材の折曲げ加工
の態様に応じて着脱交換さるものである。
【0004】従来、上記上型、下型の着脱交換は手作業
的に行なわれていたが、上型、下型は一般的には長尺で
ある(短く分割した分割型もある)ので、上下のテーブ
ルに対する上型、下型の着脱交換は極めて厄介な作業で
あった。
【0005】そこで、上型、下型の着脱交換を自動的に
行なう技術が開発されており、関連あると思われる先行
例としては、例えば特公昭55−45288号公報、特
公昭57−37408号公報、実公昭63−21932
号公報などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プレスブレーキにおけ
る上下のテーブルに対して上型、下型を自動的に着脱交
換する技術は種々の形式のものが開発されているが、上
型、下型を収納した収納装置をプレスブレーキの側方位
置に配置する構成においては大スペースを要する。ま
た、プレスブレーキにおけるフレームに上型、下型等の
収納部を備えた構成においては、上下の型の交換時にバ
ックゲージ装置と上下の型等との干渉を回避する構成で
あり、上記バックゲージ装置を上下の型の交換に利用し
ようとする技術ではなかった。
【0007】そこで、本発明は、板材の前後方向の位置
決めを行なうためのバックゲージ装置を使用して上下の
型の交換を行なうことのできること、換言すれば、バッ
クゲージ装置が、上下の型の交換と板材の位置決めとの
両方に兼用することのできる機能を備えた板材加工装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、左右のサイドフレームに支持された上部
テーブル及び下部テーブルを備え、この上部テーブルあ
るいは下部テーブルの一方を上下動可能なラムとして成
り、上記上部テーブルと下部テーブルとの間の加工領域
に板材の加工を行なう金型を備え、かつ上記金型によっ
て加工される板材の前後方向の位置決めを行なうバック
ゲージ装置を前後方向へ移動位置決め可能に備えてなる
板材加工装置において、前記上部テーブルの後側の領域
に金型収納部を備え、この金型収納部と前記加工領域と
の間において金型の交換を行なうべく、前記バックゲー
ジ装置の1部を上下動可能かつ金型を支持可能に構成し
てなるものである。
【0009】
【作用】上記構成により、上部テーブルの後側の領域の
金型収納部に収納されている金型に対応する位置へバッ
クゲージ装置を移動し、かつバックゲージ装置の1部を
上下動することにより、金型収納部に収納されている金
型を支持することができる。したがって、バックゲージ
装置の1部に金型を支持した状態においてバックゲージ
装置を前後動することにより、上部テーブルと下部テー
ブルとの間の加工領域へ金型を搬送することができる。
【0010】すなわち、金型収納部と加工領域の間で金
型の交換を行なうことができることとなる。
【0011】
【実施例】板材加工装置として、本実施例においては、
板材の折曲げ加工を行なうプレスブレーキを例示するけ
れども、シャーリングマシンの場合にも容易に実施し得
るものである。
【0012】さて、図1、図2において、板材加工装置
としてのプレスブレーキ1は、左右のサイドフレーム3
L,3Rを備えており、この左右のサイドフレーム3
L,3Rの上部には上部テーブル5が適宜に支持されて
おり、下部には下部テーブル7が適宜に支持されてい
る。
【0013】より詳細には、左右のサイドフレーム3
L,3Rの前側上部は連結板9によって一体的に連結し
てあり、この連結板9の複数箇所に備えた上下方向のガ
イド部11に前記上部テーブル5が上下動自在に支承さ
れている。そして、上記上部テーブル5を上下動するた
めに、例えば油圧シリンダのごとき上下駆動装置13が
左右のサイドフレーム3L,3Rに取付けてある。
【0014】前記下部テーブル7は左右のサイドフレー
ム3L,3Rの前側下部に一体的に固定してあり、この
下部テーブル7の上部にはベッド15が一体に備えられ
ている。
【0015】すなわち、この実施例においては、上部テ
ーブル5を上下動するラムとしてなるものであるが、以
後の詳細な説明より理解されるように、本実施例は、下
部テーブル7が上下動する形式の場合であっても容易に
実施し得るものである。
【0016】前記ベッド15上には、板材Wの折曲げ加
工を行なう上型17及び下型19を備えてなる金型組立
体21が着脱交換可能に装着されている。
【0017】上記金型組立体21は左右方向に長いベー
スプレート23を備えており、このベースプレート23
上にボルト等を介して前記下型19が取付けてある。ま
た、上記ベースプレート23の左右両端部付近にはガイ
ドポスト25が立設してあり、各ガイドポスト25に
は、スライドスリーブ27を介して左右方向に長い上型
ホルダ29が上下動可能に支持されている。そして、上
記上型ホルダ29に、適宜の固定具31によって前記上
型17が着脱可能に取付けてある。さらに、前記各ガイ
ドポスト25の部分には、上型ホルダ29を常に上方向
へ付勢するリフタースプリング33が弾装してある。
【0018】前記ベッド15上に前記金型組立体21を
固定するために、前記下部テーブル7の複数箇所には固
定装置35が備えられている。この固定装置35は、本
実施例においては固定用のスプリングを内装した小型の
油圧シリンダよりなるものであって、この油圧シリンダ
に上下動可能に備えたピストンロッド35Rの上端部は
ベッド15の上面から上方向に突出しており、上端部に
はクランプヘッド35Cを一体に備えている。
【0019】上記クランプヘッド35Cと係合すべく前
記下型19の複数箇所には凹部19Cが形成してあり、
またベースプレート23の複数箇所には、ピストンロッ
ド35Rと係合するスリット23Sが形成してある。
【0020】上記構成より理解されるように、固定装置
35に圧油を供給して、固定装置35におけるクランプ
ヘッド35Cによる固定を解除した状態においては、金
型組立体21をベッド15上から後方向(図1において
左方向)へ取外すことができる。また、金型組立体21
におけるベースプレート23のスリット23Sを、固定
装置35のピストンロッド35Rに係合せしめ、かつク
ランプヘッド35Cを下型19の凹部19C内に係合し
た後に、固定装置35から圧油を排出することにより、
図示を省略したスプリングの作用によってベースプレー
ト23がベッド15に固定されるものである。
【0021】前述のごとくベッド15上に金型組立体2
1が固定された状態にあるときに、前記下型19上に板
材Wを位置せしめた後、上下駆動装置13の作動により
上部テーブル5を下降せしめ、この上部テーブル5によ
って金型組立体21の上型ホルダ29を下降せしめるこ
とにより、上型17と下型19とによって板材Wの折曲
げ加工が行なわれる。
【0022】複数の金型組立体21,21Sを収納する
ために、前記上部テーブル5の後方に金型収納部37が
設けられている。
【0023】より詳細には、上記金型収納部37は、各
金型組立体21,21Sの左右両端部を支持すべく、左
右のサイドフレーム3L,3Rの内側面に複数のL字形
状の支持ブラケット39を適宜間隔に取付けてなるもの
である。
【0024】ところで、金型組立体21Sは、金型組立
体21をよりコンパクト化してC型のギャップを無くし
たもので、その構成は図3に示すごときである。この金
型組立体21Sの構成は上記C型のギャップがないだけ
で、その他の構成は金型組立体21とほぼ同一であるか
ら、同一機能を奏する構成部材には同一符号を付するこ
ととして、金型組立体21Sの詳細についての説明は省
略する。
【0025】前述のごとく上型17、下型19によって
板材Wの折曲げ加工を行なうときに、上記板材Wの前後
方向の位置決めを行なうために、また前記金型収納部3
7と前記上部テーブル5と下部テーブル7との間の加工
領域、換言すれば前記ベッド15の上面との間において
金型組立体21の交換を行なうために、バックゲージ装
置41が備えられている。
【0026】より詳細に説明すると、前記下部テーブル
7の後面の左右両側部付近には前後方向に延伸したチャ
ンネル状のガイドビーム43が水平に取付けてあり、こ
のガイドビーム43には前後方向のガイドレール45が
設けてあると共にボールネジ47が回転自在に支承され
ている。
【0027】上記ガイドレール45に摺動可能に支持さ
れたスライドブロック49およびボールネジ47に移動
可能に螺合したボールナット51を一体的に備えたブラ
ケット53が設けられており、このブラケット53に前
後動ビーム55の左右両端部付近が一体的に支持されて
いる。
【0028】上記ボールネジ47を回転駆動するため
に、左右のガイドビーム43の一方にサーボモータ57
が装着してあり、このサーボモータ57と左右のボール
ネジ47は、チェンあるいはタイミングベルト58A,
58Bを介して連動連結してある。
【0029】したがって、サーボモータ57を適宜に回
転駆動することにより、左右のボールネジ47が回転さ
れ、ボールナット51を介して前後動ビーム55が前後
方向へ移動されることとなる。
【0030】上記前後動ビーム55の上方位置には、左
右方向に長いL字形状のストレッチ部材59が上下動可
能に設けられている。このストレッチ部材59を上下動
するために、ストレッチ部材59の左右両側部付近には
螺子杆61が垂設してあり、各螺子杆61は、前記前後
動ビーム55に回転可能に備えられたナット部材63に
螺合してある。
【0031】そして、各ナット部材63は、前後動ビー
ム55に装着した上下動用のサーボモータ65とチェン
あるいはタイミングベルト67を介して連動連結してあ
る。また、前記ストレッチ部材59の左右両側部付近に
は、前後動ビーム55に上下に案内される上下ガイドピ
ン69が垂設してある。
【0032】上記構成により、サーボモータ65を適宜
に回転駆動することによって、ナット部材63が回転さ
れ、ストレッチ部材59が上下動されることとなる。な
お、ストレッチ部材59を上下動する構成としては、上
述したごとき螺子機構に限ることなく、多段式のシリン
ダを用いた構成とすることも可能である。
【0033】前記ストレッチ部材59には前方向(図1
においては右方向)へ突出した複数のストッパ71が左
右方向へ位置調節可能に取付けてある。このストッパ7
1は、前記板材Wの後端部を前端面71Fに当接せしめ
て板材Wの前後方向の位置決めを行なうもので、このス
トッパ71の前端部付近には、前記金型組立体21のベ
ースプレート23に備えた係止孔23Hに係脱自在の係
止ピン73が立設してある。
【0034】また、前記ストレッチ部材59の左右両端
部付近には、枢軸75を介して支持シリンダ77が回動
可能に支持されている。この支持シリンダ77は、図示
を省略した適宜のアクチュエータの作用によって前記枢
軸75を中心として回動され、ほぼ垂直な状態と水平な
状態とを取り得るものである。
【0035】この支持シリンダ77に往復動可能に備え
たピストンロッド77Pの先端部には、前記金型組立体
21のベースプレート23を下側から支持することので
きる支持プレート79が取付けてある。
【0036】以上のごとき構成において、図1に示され
るように、下部テーブル7上のベッド5に金型組立体2
1が装着してあり、この金型組立体21を、金型収納部
37に収納されている別個の金型組立体と交換して、板
材Wの折曲げ加工を行なおうとする場合には、次のごと
く行なうものである。
【0037】先ず、図1に示すように、ストレッチ部材
59を下降せしめて、ストッパ71の高さ位置をベッド
15上の金型組立体21のベースプレート23より低く
する。
【0038】次に、下部テーブル7と支持シリンダ77
との干渉を回避すべく、支持シリンダ77を水平状態に
した後、サーボモータ57を駆動して前後動ビーム55
を下部テーブル7に近接せしめ、ストッパ71を前記金
型組立体21のベースプレート23の下側に位置せしめ
る。
【0039】その後、サーボモータ65を駆動してスト
レッチ部材59を僅かに上昇せしめ、前記ストッパ71
に備えた係止ピン73を金型組立体21におけるベース
プレート23に形成してある係止孔23Hに係合する。
【0040】上述のように、係止ピン73が係止孔23
Hに係合した状態にあるときに、固定装置35による金
型組立体21の固定を解除した後、サーボモータ57を
逆回転駆動して、前後動ビーム55を後退せしめて、前
記金型組立体21を後方向へ引出すと共に、支持シリン
ダ77を垂直な元の状態に回動せしめ、かつ支持シリン
ダ77におけるピストンロッド77を僅かに上昇せしめ
て、金型組立体21におけるベースプレート23を支持
プレート79により下側から支持する。
【0041】その後、金型収納部37における空の支持
ブラケット39の直後の位置に対応せしめて前後動ビー
ム55の前後方向の位置決めを行ない、サーボモータ6
5を駆動してストレッチ部材59を適宜に上昇せしめる
と共に、支持シリンダ77のピストンロッド77Pを上
昇作動して金型組立体21を大きく上昇せしめる。
【0042】そして、上記金型組立体21におけるベー
スプレート23が支持ブラケット39より高く上昇した
後に、サーボモータ57を正転駆動して前後動ビーム5
5を僅かに前進せしめ、上記金型組立体21の左右両端
部を上記支持ブラケット39上に位置せしめる。
【0043】その後、支持シリンダ77のピストンロッ
ド77Pを下降せしめると共に、ストレッチ部材59を
下降せしめることにより、金型組立体21が支持ブラケ
ット39に支持されることとなる。
【0044】すなわち上記作用によって、下部テーブル
7のベッド15上から金型収納部37の支持ブラケット
39の位置へ金型組立体21が搬送されたこととなる。
金型収納部37における支持ブラケット39上から別個
の金型組立体を取出して、下部テーブル7のベッド15
上へ装着する作用は、前述した作用に準じた逆の作用を
行なえば良いものである。したがって、金型収納部37
から上記ベッド15上へ金型組立体を搬送する作用につ
いての説明は省略する。
【0045】下部テーブル7のベッド15上に金型組立
体21を装着して板材Wの折曲げ加工を行なうとき、上
記板材Wの前後方向の位置決めを行なうには、サーボモ
ータ65を適宜に駆動してストレッチ部材59を上下動
し、ストッパ71の前端面71Fを板材Wの後端部に対
応した高さ位置に調節する。そして、サーボモータ57
を適宜に駆動して、前後動ビーム55を前後動し、前記
ストッパ71の前後位置を調節する。
【0046】以上のごとき説明より理解されるように、
この実施例によれば、バックゲージ装置41を金型組立
体21の着脱交換に使用でき、かつ板材Wの前後方向の
位置決めに使用することができる。
【0047】ところで、上記実施例においては、金型組
立体21のベースプレート23に形成した係止孔23H
に対する係止ピン73の係脱は、ストレッチ部材59を
上下動することによって行なう旨説明してある。しか
し、図4に示すように、ストッパ71を支持したストッ
パベース71Bに螺子杆81を回転可能に設け、この螺
子杆81を上記ストッパベース71Bに装着したモータ
83によりウォーム機構等を介して回転駆動する構成と
成し、上記モータ83の駆動によってストッパ71の上
下位置を調節すると共に、金型組立体21におけるベー
スプレート23の係止孔23Hに対する係止ピン73の
係脱を行なう構成としても良いものである。
【0048】また、金型収納部37には支持ブラケット
39を適宜間隔に配置した構成を例示したけれども、上
記支持ブラケット39あるいは水平な支持ピンを左右の
サイドフレーム3L,3Rの内面に対して出没する構成
あるいは上下に折り畳むことのできる構成と成して、前
後動を行なうことなしに金型組立体21を支持ブラケッ
ト39に対して上下に着脱できる構成とすることも可能
である。
【0049】この場合には、支持ブラケット39に対し
て金型組立体の前後動が不要であるので、隣接した支持
ブラケット39を接近せしめることができ、金型収納部
37に対して金型組立体21をより多く収納することが
できることとなる。
【0050】図5、図6は第2実施例を示すものであ
る。この第2実施例において、前記実施例と同一機能を
奏する部分には同一符号を付することとして二重の説明
を省略する。
【0051】この第2実施例においては、バックゲージ
装置41を支持する左右のガイドビーム43の上面を、
下部テーブル7におけるベッド15の上面と同一高さに
設けてあり、上記ガイドビーム43に前後動可能に支持
された前後動ビーム55にストッパベース71Bが左右
方向に位置調節可能に支持されている。そして、上記ス
トッパベース71Bにストッパ71が上下調節可能に装
着されている。
【0052】そして、この第2実施例における金型組立
体21におけるベースプレート23の左右両端部には、
前記ガイドビーム43上を転動自在のローラ85が装着
してあり、上記ガイドビーム43の上面及び前記ベッド
15の上面には、前記ローラ85を受け入れて金型組立
体23の位置決めを行なうV字形状の凹部34C,15
Cがそれぞれ形成されている。
【0053】また、前記金型組立体21におけるベース
プレート23及び上型ホルダ29の左右両端部には、フ
ックピン87が水平に突出して設けられている。
【0054】この第2実施例において、金型収納部37
には、前記金型組立体21を上下動するチェン93が設
けられている。
【0055】より詳細には、左右のサイドフレーム3
L,3Rの内面の上下には、ブラケット89を介してス
プロケット91が回転可能に設けられており、上下のス
プロケット91にはエンドレス状の前記チェン93が掛
回してある。このチェン93には、前記金型組立体21
に備えた上下の前記フックピン87を下側から持上げ可
能なV字形状のフック部材95が取付けてある。また、
上記チェン93は、金型組立体21を吊上げたときに撓
みを生じないように、左右のサイドフレーム3L,3R
に取付けた断面L字形状のチェンガイド97に側方から
案内支持されている。
【0056】そして、対をなす左右のチェン93が連動
するように構成してある。すなわち、左右のサイドフレ
ーム3L,3R間には連結ビーム部材99が設けてあ
り、この連結ビーム部材99のほぼ中央部には、互いに
噛合いした左右のギア101L,101Rが回転自在に
支承されている。上記各ギア101L,101Rには同
心にチェンスプロケット103L,103Rを備えてい
る。
【0057】そして、上部側の前記チェンスプロケット
91は二重のチェンスプロケットに構成してあって、一
方のチェンスプロケットと前記チェンスプロケット10
3L,103Rには左右の同期チェン105L,105
Rが掛回してある。
【0058】また、前記チェン93を駆動するために、
下部側の一方のチェンスプロケット91にはウォームギ
ア107が同心に一体的に備えられており、このウォー
ムギア107に噛合したウォーム109の回転軸には偏
平状の係合連結部材111が備えられている。
【0059】一方、上記係合連結部材111を介して前
記ウォーム109を回転するために、前記前後動ビーム
55の下部に昇降用駆動モータ113が装着してある。
この昇降用駆動モータ113の出力軸には、前記係合連
結部材111と水平な前後方向に係合離脱可能な係合凹
部115Cを備えた駆動連結部材115が設けられてい
る。
【0060】以上のごとき構成において、ストッパ71
をガイドビーム43の上面から予め没入せしめておき、
サーボモータ57を駆動して前後動ビーム55を前後動
することにより、この前後動ビーム55に装着した昇降
用駆動モータ113に備えた駆動連結部材115の係合
凹部115Cとウォーム109に備えた偏平状の係合連
結部材111との係合、離脱が行なわれる。
【0061】したがって、金型収納部37における適宜
の金型組立体21を取出すべく、前後動ビーム55を対
応せしめると、前記駆動連結部材115の係合凹部11
5Cと係合連結部材111とが係合した状態となる。
【0062】よって、昇降用駆動モータ113を駆動す
ると、ウォーム109、ウォームギヤ107を介して、
図6における右側下のスプロケット91が回転され右側
のチェン93が反時計回り方向に回転される。この右側
のチェン93の回転は、左右の同期チェン105L,1
05R及び左右のギア101L,101R等を介して左
側のチェン93に伝達され、左側のチェン93は右側に
同期して時計回り方向に回転する。
【0063】したがって、左右のチェン93に取付けた
フック部材95が同期して下降し、このフック部材95
に支持されている金型組立体21を下降する。
【0064】金型組立体21が下降されて、当該金型組
立体21に備えたローラ85がガイドビーム43上に乗
ると、左右のチェン93のみが下降されることとなり、
上記金型組立体21の各フックピン87からフック部材
95が離脱し、金型組立体21は前後動可能な状態とな
る。
【0065】よって、ガイドビーム43上に金型組立体
21を載置した後に、モータ83を駆動して、予め下降
せしめてあったストッパ71を僅かに上昇せしめ、当該
ストッパ71に備えた係止ピン73を、金型組立体21
におけるベースプレート23に形成してある係止孔23
Hに係合せしめる。
【0066】その後、サーボモータ57を駆動して前後
動ビーム55を前進せしめることにより、金型組立体2
1が押進される。そして、上記金型組立体21がベース
15上に達して、凹部15C,43Cにローラ85が係
合することにより、金型組立体21の前後方向の位置決
めが行なわれ、その後に、固定装置35によってベッド
15に固定される。
【0067】上述のごとく金型組立体21を固定した
後、ストッパ71に備えた係止ピン73を係止孔23H
から離脱し、かつ前後動ビーム55を僅かに後退せし
め、ストッパ71を板材Wに対応するように適宜に上昇
せしめることにより、ストッパ71の前端面71Fに板
材Wを当接しせめることができ、上記ストッパ71を板
材Wの前後方向の位置決めに使用することができる。
【0068】なお、前述の作用とは逆の作用を行なうこ
とにより、ベッド15上から金型組立体21を後方向へ
引出し、その後にチェン93を駆動して金型組立体21
を上方に吊上げることができる。
【0069】すなわち、この第2実施例においても、バ
ックゲージ装置41におけるストッパ71を、金型組立
体21の交換と、板材Wの前後方向の位置決めに兼用す
ることができる。
【0070】図7は、第3実施例を示すもので、前述の
第1実施例における共通部分には同一符号を付すること
とする。
【0071】この第3実施例においては、上部テーブル
5の下部に対して各種の上型117を着脱交換する構成
としたものである。
【0072】すなわち、上部テーブル5の下部に、エア
ーシリンダ等のアクチュエータ119によって作動され
るクランプジョー121を備えた構成となして、上型1
17の着脱交換を行なう構成である。
【0073】上記上型117の交換を行なうために、バ
ックゲージ装置41には、ストッパ71と一体的に備
え、かつ垂直に立設した上型ホルダ123が備えられて
いる。この上型ホルダ123の上部には、上型117の
一側面に形成した係合孔117Hに係脱自在なフィンガ
125を備えている。
【0074】上記フィンガ125は、例えばコレットよ
りなるものであって、外径を拡大縮小することが可能で
あり、このフィンガ125の外径の拡大縮小は、上型ホ
ルダ123に装着したアクチュエータ127の作動によ
って行なわれる。
【0075】複数の上型117を収納する金型収納部3
7には、左右のサイドフレーム3L,3Rに両端部を支
持された棚フレーム129が設けてあり、この棚フレー
ム129における垂直な複数の支持プレート131に
は、上型117の他側面に形成した複数の係止孔117
Bに係脱自在の複数の係止ピン133が水平に突設して
ある。
【0076】すなわち上型117は、係止孔117Bに
係止ピン133を係合した状態において金型収納部37
の支持プレート131に支持されているものである。
【0077】なお、この第3実施例において、下型13
5は複数の加工溝135Gを備えた態様の多角形状に形
成されており、その両端部は、左右のサイドフレーム3
L,3Rに装着したシリンダ137によって上下動され
るブラケット139に回転可能に支持されている。ま
た、上記下型135の回転割出しを行なうために、前記
ブラケット139には適宜のロータリーアクチュエータ
141が装着してある。
【0078】以上のごとき構成において、シリンダ13
7によりブラケット139を上昇せしめた後、ロータリ
ーアクチュエータ141を作動することにより、下型1
35における適宜の加工溝135Gを上側に割出すこと
ができる。
【0079】金型収納部37における支持プレート13
1に支持されている上型117の選択は、サーボモータ
57の駆動により前後動ビーム55を前後動し、所望の
上型117に対応せしめて位置決めする。その後、サー
ボモータ65を駆動してストレッチ部材59を上昇せし
め、上型ホルダ123に備えたフィンガ125の高さ位
置を、支持プレート131に支持されている所望の上型
117の係合孔117Hに一致せしめる。
【0080】そして、サーボモータ57を再び駆動して
前後動ビーム55を僅かに前進せしめて、前記フィンガ
125を上型117の係合孔117Hに嵌入した後、ア
クチュエータ127を作動してフィンガ125の外径を
拡大し、フィンガ125と上型117の係合孔117H
との係合を強固にする。
【0081】その後、サーボモータ57を逆駆動して前
後動ビーム55を僅かに後退せしめて、支持プレート1
31に備えた係止ピン133と上型117の係止孔11
7Bとの係合を解除する。そして、サーボモータ65の
逆駆動によりストレッチ部材59を下降せしめた後、サ
ーボモータ57を再駆動して前後動ビーム55を前進せ
しめる。
【0082】そして、上型117を上部テーブル5の下
部に位置せしめ、クランプジョー121によって強固に
固定した後に、フィンガ125の外径を縮小し、上型1
17の係合孔117Hからフィンガ125を離脱するこ
とにより、上部テーブル5に対する上型117の装置が
終了する。
【0083】上部テーブル5から上型117を取り外し
て、金型収納部37における支持プレート131へ装着
する作用は、上述の作動と逆の作動を行なうことによっ
て容易に実施できる。
【0084】既に理解されるように、この第3実施例に
おいても、バックゲージ装置41を上型117の交換に
使用することができ、かつ板材Wの前後方向の位置決め
にも使用することができるものである。
【0085】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明においては、バックゲージ装置を用
いて金型の交換を行なう構成であって、バックゲージ装
置を金型交換と板材の前後方向の位置決めとに兼用する
構成であるから、全体構成の省スペース化及び簡素化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る装置の側断面説明図
である。
【図2】第1実施例に係る装置の正面図で、1部断面す
ると共に破断して示してある。
【図3】金型組立体の実施例を示す側断面図及び1部省
略した正面図である。
【図4】バックゲージ装置の別の態様を示す部分説明図
である。
【図5】第2実施例に係る装置の側断面説明図である。
【図6】図5におけるVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】第3実施例に係る装置の側断面説明図である。
【図8】第3実施例に係る装置の1部分を示した正面図
である。
【符号の説明】
3L,3R サイドフレーム 5 上部テーブル 7 下部テーブル 21 金型組立体 41 バックゲージ装置 37 金型収容部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のサイドフレームに支持された上部
    テーブル及び下部テーブルを備え、この上部テーブルあ
    るいは下部テーブルの一方を上下動可能なラムとして成
    り、上記上部テーブルと下部テーブルとの間の加工領域
    に板材の加工を行なう金型を備え、かつ上記金型によっ
    て加工される板材の前後方向の位置決めを行なうバック
    ゲージ装置を前後方向へ移動位置決め可能に備えてなる
    板材加工装置において、前記上部テーブルの後側の領域
    に金型収納部を備え、この金型収納部と前記加工領域と
    の間において金型の交換を行なうべく、前記バックゲー
    ジ装置の1部を上下動可能かつ金型を支持可能に構成し
    てなることを特徴とする板材加工装置。
  2. 【請求項2】 金型収納部と加工領域との間において交
    換される金型は、上型と下型とを組立体として備えてな
    ることを特徴とする請求項1に記載の板材加工装置。
  3. 【請求項3】 金型収納部と加工領域との間において交
    換される金型は、上部テーブルに対して着脱される上型
    であることを特徴とする請求項1に記載の板材加工装
    置。
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