JP2016083272A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016083272A JP2016083272A JP2014219156A JP2014219156A JP2016083272A JP 2016083272 A JP2016083272 A JP 2016083272A JP 2014219156 A JP2014219156 A JP 2014219156A JP 2014219156 A JP2014219156 A JP 2014219156A JP 2016083272 A JP2016083272 A JP 2016083272A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- special
- small hit
- symbol
- enter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
Description
前者は、第1特別図柄及び第2特別図柄と、これらに対応する2種類の始動口とを備え、かつ第2特別図柄の始動口は普通電動役物により開閉可能で、第2特別図柄のみ小当り判定可能である。通常遊技状態では第1特別図柄の判定で大当りとなることを目指す。そして大当り遊技を経て普通電動役物の開放延長遊技になると第2特別図柄での当否判定が主となり、第2特別図柄で小当りが発生すると特定領域を備えた大入賞口が開放するので、特定領域への入球を狙って大当りを目指す構成である。この場合、小当り遊技で大入賞口への入球があれば特定領域へ入球する確率が高く、高確率で大当りが生起することから、特別図柄の当否判定を主体とする遊技性とされている。
また、特定領域への入球が可能な小当りを第1特別図柄でも判定可能となし、通常遊技状態でも小当りからの大当りの機会を与える構成とすることも考えられるが、特許文献1のような構成では、開放延長が作動しているときは短時間で大当りが生起しやすく、遊技者は出球の増えるスピードを楽しむことできるため特別な演出などを必要としないが、通常遊技状態時だと、図柄による演出の合間に発生する小当り遊技としては、短時間で特定領域に入賞したか否かが決まってしまい、演出する時間も球の動きを楽しむことができず味気ないものとなる。
対して特許文献2のような構成では、通常遊技状態時では遊技球の動きを見て楽しむことができるが、開放延長機能が作動している状態では特許文献1のように短時間で大当りが生起することがなくなり、遊技者を充分に楽しませることができないおそれがあった。
遊技球が常時入球可能な第1の始動口と、
普通図柄の抽選結果に応じて作動する普通電動役物により遊技球の入球が困難状態、又は入球可能な状態若しくは入球容易な状態に切替え可能な第2の始動口と、
前記第1の始動口又は第2の始動口への入球に起因して特別図柄の当否判定を行う当否判定手段と、
少なくとも前記当否判定の結果が小当りであり小当り遊技を実施したときに開閉作動する大入賞口と、
該大入賞口内に設けられた特定領域と、を備え、
前記小当り遊技で前記特定領域へ遊技球が入球することで大当り遊技へ移行可能となし、
大当り遊技の終了後に、前記第2の始動口を入球可能な状態若しくは入球容易な状態とする前記普通電動役物の開放動作が延長される開放延長遊技を実施可能な遊技機において、
前記大入賞口の内部には、遊技球が入球可能な内部入球領域が設けられ、
該内部入球領域には、前記特定領域と、内部入球領域から遊技球を排出して遊技機内に取込むための取込み口とが設けられ、
かつ前記取込み口への入球を困難とする閉鎖手段と、
所定の条件が成立することで前記閉鎖手段を作動せしめて前記取込み口への入球を困難とする取込み制御手段と、を備えたことを特徴とする。
発射された遊技球が流下する遊技領域は、遊技球を第1の発射強度で発射したときに遊技球が流下する第1の遊技領域と、前記第1の発射強度よりも強い第2の発射強度で発射したときに遊技球が流下する第2の遊技領域とに分けられ、
少なくとも前記第2の遊技領域に、前記第2の始動口及び前記特定領域を有する大入賞口が設けられたことを特徴とする。
前記取込み制御手段は、前記閉鎖手段を作動させる所定の条件として、前記開放延長遊技状態の時に閉鎖手段を作動させて前記取込み口への入球を困難とする。
前記当否判定の小当り判定に伴い小当り図柄を複数種類の図柄から決定する図柄決定手段を備え、
前記取込み制御手段は、前記閉鎖手段を作動させる所定の条件として、前記決定された小当り図柄に応じて閉鎖手段を作動させるようになし、かつ小当り図柄の種類に応じて閉鎖手段の動作態様を変更可能とする。
遊技の進行に応じた遊技演出を実施する演出実施手段と、
該演出実施手段の遊技演出を制御せしめる演出制御手段と、を備え、
該演出制御手段は、前記閉鎖手段の動作態様に応じて演出内容を変更可能とする。
前記内部入球領域には、入球した遊技球を受ける受面部を備え、
該受面部に前記特定領域と前記取込み口とを並設する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
また左打ち領域Lには複数の普通入賞口27が配置されている。
図3に示すように、第1大入賞口6Aは開閉扉600の開放時に遊技球が入球可能な構成である。第1大入賞口6Aへ入球した遊技球は先ず第1入球領域60aにおいて振分部材61の振り分けにより右流下路601又は左流下路603のいずれかへ送られる。
その他、振分部材61は、通常遊技、小当り遊技に拘わらず常に一定に開閉作動を繰り返すようにしてもよい。例えば振分部材61を10秒に1回、1秒間、開放するようになし、かつ第2特図の小当り時の変動時間を10秒間とすることにより、右流下路601への入球確率が約10分の1の確率とすることができる。
また、開閉扉600の開放タイミング以外でも、大当り図柄によって大当り遊技後の振分部材61又は開閉扉600の開閉動作パターンを選択したり、小当り図柄によって開閉動作のパターンを選択したりすることも考えられる。大当り図柄ならば、どの図柄で大当りするかによって、小当り遊技から大当り遊技になる可能性が変化させることができるし、小当り図柄ならば、毎回どの小当り図柄で当るかによって大当りになる期待度を異ならせることができる。
第2の入球領域60bは円形の浅い皿状の受面部602を備え、該受面部602により右流下路601から送り出された遊技球を受ける。
受面部602には、遊技球が入球可能な特定領域62と、遊技球を遊技機内へ取り込んで第1大入賞口6Aより排出する円形の3つの取込み口63が並設されている。これら特定領域62と取込み口63とは、受面部602の中心から放射状に等間隔をおいて配置されている。勿論、特定領域62へ入球した遊技球も遊技機内へ取り込まれて第1大入賞口6Aより排出される。
このように第2の入球領域60bへ入球した遊技球は、通常、4分の1の確率で特定領域62又は各取込み口63へ入球可能であるが、各取込み口63を閉鎖部材65により塞ぐことで、全て特定領域62へ入球させることが可能である。
尚、本実施形態は振分部材61を超えて右流下路601へ入球してくる遊技球は1球だけになるように構成している。1球を対象にすれば閉鎖状況がそのまま特定領域62への入球率となり、管理がしやすくなるためである。
また、特定領域62にも閉鎖部材65を備える構成も考えられる。取込み口との入球率と共に特定領域62が閉鎖されているか否かでも入球率を変化させることができる。
尚、大入賞口は特定領域62を備えた第1大入賞口6Aひとつの構成でも構わない。その場合、特定領域62を用いない大当り遊技中などは特定領域62を無効にしたり、振分部材61の動作を停止させて入球した遊技球すべてを左流下路603に誘導する構成にすれば、取込み口63に至る時間も短くすることができ、大当りの1ラウンドの遊技を短時間で終了させることができる。
遊技領域20の中央下端部の盤面最下部には遊技球を取込むアウト口203が設けられている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない、しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、第1特図始動口23への入球に起因して第1特図の当否判定が、第2特図始動口24への入球に起因して第2特図の当否判定が実行される。当否判定に応じて第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bと演出図柄表示装置21の図柄変動を開始する。その後、第1又は第2特図表示装置28A,28Bに第1又は第2特図の確定図柄を、演出図柄表示装置21に第1又は第2特図に対応する擬似演出図柄を確定表示して第1又は第2特図の当否判定の結果を報知する。
判定結果が大当り(図柄当り)となると、条件装置が作動することによって役物連続作動装置が作動して第2の大入賞口6Bが賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技(特別遊技)が実行される。
この場合、遊技状況に応じて特定領域62と並設された取込み口63を閉鎖部材65で塞ぐなど取込み口63への入球を制御することで特定領域62への入球率を可変するようになした。
図6は本パチンコ機1の遊技仕様を示し、大当り確率は第1特図及び第2特図ともに199分の1とされ、小当り確率は第1特図が100分の1、第2特図ともに198分の1とされている。
また時短付与率は第1特図が50%、時短付与率は第1特図が72%とされ、時短回数は第1特図、第2特図ともに100回(図柄変動回数)又は次の大当りまでとされている。尚、小当りでは、小当り遊技終了後に、小当りが生起した時点の時短回数から時短遊技が継続される。
前記図柄当りでは第1特図、第2特図ともに第2大入賞口6Aの28秒間の開放が16ラウンド(16回)実施される。また前記役物当りでは第1特図、第2特図ともに第2大入賞口6Aの28秒間の開放が15ラウンド(15回)実施される。
図7は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
図8に示す「始動口入賞処理」は、第1特図始動口23、第2特図始動口24に遊技球が入球したときに抽出される当否乱数等の種々の乱数を、保留記憶として主制御装置40に格納(記憶)する。そして各特図始動口23,24への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置42に送信する処理となる。以後、第1特図始動口23に遊技球が入球したときに格納される第1特図の保留記憶を第1保留記憶、第2特図始動口24に遊技球が入球したときに格納される第2特図の保留記憶を第2保留記憶とする。尚、本実施形態における記憶可能な保留記憶数は第1保留記憶数は4個、第2保留記憶数は1個である。
本来は第2保留記憶機能を備えないのが望ましい。保留記憶すると、遊技状態が変更した場合に持ち越すことがあり、色々な状況での小当り遊技を想定して備える必要が生じるためである。
勿論、持ち越すことにより遊技性を発揮させることも考えられる。例えば、通常遊技になる大当りを発生された場合でも、大当り遊技後に保留記憶に記憶されていた小当りにより大当りを獲得できれば、開放延長遊技を引き戻すことが可能となる遊技性を発揮するようになる。
続くS203の処理で加算した第1保留記憶カウンタの値を示す第1保留数指示コマンドをサブ統合制御装置42に送信する。
閉鎖Fが「1」でなく閉鎖部材65が閉鎖されていなければ(S301:no)、続くS302の処理において閉鎖部材65を閉鎖し、S303の処理にて閉鎖Fに「1」をセットする。
前記S304の処理にて閉鎖Fが「1」でなく閉鎖部材65が閉鎖されていなければ(S304:no)、リターンする。
即ち、本実施形態では、時短遊技状態では閉鎖部材65が作動して3つの取込み口63への入球が阻止され、時短遊技状態でなければ閉鎖部材65が非作動となって3つの取込み口63への入球が可能となる。尚、前記S302,S305の処理は特許請求の範囲に記載の「取込み制御手段」に相当する。
図10に示すように、「当否判定処理」は、先ず、S400の処理において条件装置の未作動を確認して大当り遊技中か否かを確認する。条件装置が作動中(S400:no)であればリターンする。
条件装置が未作動で大当り遊技中でなければ(S400:yes)、S401の処理において特図の変動が停止中か否かを確認する。変動停止中であれば(S401:yes)、S402の処理において特図の確定図柄が未表示であるか否かを確認する(S402)。
尚、第1大入賞口6A内に遊技球がない状態であるときにこの「当否判定処理」を実行するように、特図の変動時間、小当り遊技の開始インターバル、終了インターバルなどを、大入賞口への入賞から排出までに要する時間以上の時間となるように設定している。
第1特図又は第2特図の保留記憶があれば(S403:yes)、S404の処理にて保留記憶のシフト処理を行う。該シフト処理により保留記憶のうち最も古い保留記憶が当否判定の対象となる。この場合、第1特図の保留記憶よりも第2特図の保留記憶を優先的に当否判定することが望ましい。
第1特図又は第2特図の保留記憶がいずれもなければ(S403:no)、リターンする。
その後、S409の処理において前記当否判定結果を示すデータ(大当り、小当り、ハズレの種類、リーチの有り無し、変動時間など)を含んだ特図変動開始コマンドをサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43に出力するとともに、第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bにおいて第1特図又は第2特図を変動表示させる処理を行う。該S409の処理後、又は前記S403が否定判定ならば(S403:no)、リターンする。
次に、S413の小当り内容設定処理において、前記大当り図柄決定用乱数の値に基づいて小当り遊技の内容(第1大入賞口6Aの開放パターン、オープニング演出時間、エンディング演出時間等)及び小当り遊技終了後の遊技状態等の設定を行なう。更に遊技状態、例えば特定領域への入球率に合わせた小当り遊技時間を設定する。その後、前記S409へ移行してこの処理を行なう。
一方、変動時間が経過したことを確認すると(S420:yes)、S421の処理においてサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43に図柄停止コマンドを送信する。
続くS422の処理において図柄が大当り図柄であることが確認できれば(S422:yes)、S423の処理において第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bに大当り図柄を確定表示させる処理を行う。
その後、S426の処理において時短F(フラグ)が「1」(時短中)であることが確認できれば(S426:yes)、S427の処理において時短Fを「0」にリセットする。そしてS428の処理において大当りF(フラグ)に「1」をセットする。その後、リターンする。
その後、S431の処理において時短F(フラグ)が「1」(時短中)であることが確認できれば(S431:yes)、S432の処理において時短Fを「0」にリセットする。更にS433の処理において時短遊技の付与回数を制限する時短カウンタのカウント値を記憶する。これにより小当り遊技終了後に時短、小当り発生時の時短回数から継続させる。そしてS434の処理において小当りF(フラグ)に「1」をセットする。その後、リターンする。
一方、規定数に達していなければ(S521:yes)、S523の処理において第1大入賞口6Aの開放時間が終了したか否かを確認する。
続くS533の処理において第1大入賞口6Aが開放中であることが確認されれば(S533:yes)、S534の処理において第1大入賞口6Aを閉鎖し、更にS535の処理において特定領域62を無効化する。
その後、S536の処理において役物大当り開始演出の設定を行ない、これによりサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ役物大当り開始コマンドを送信する。そしてS537の処理において小当りFを「0」にリセットするとともに、S538の処理において大当りFに「1」をセットする。これにより小当りから役物大当りへ移行する。その後、リターンする。
大当りのインターバル中であれば(S551:yes)、S552の処理においてインターバル終了時間であるか否かを確認し、インターバル終了時間であれば(S552:yes)、S553の処理において第2大入賞口6Bを開放する。その後、リターンする。
大当り開始演出中であれば(S555:yes)、S556の処理において大当り開始演出時間が経過したか否かを確認し、演出時間の経過を確認できれば(S556:yes)、S557の処理において第2大入賞口6Bを開放する。その後、リターンする。
一方、規定数に達していなければ(S560:no)、S561の処理において第2大入賞口6Bの開放時間が終了したか否かを確認する。開放時間の終了を確認すれば(S561:yes)、第2大入賞口6Bを閉鎖する(S562)。
一方、最終ラウンドの終了であれば(S563:yes)、S565の処理において大当り終了演出処理を行ない、これにより大当り終了コマンドをサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する。その後、リターンする。
また、小当り遊技では特定領域62を備えた第1大入賞口6Aを開放し、特定領域62へ入球することにより役物大当りに発展する構成であり、第1大入賞口6Aへ入球した遊技球が振分部材61により、特定領域62を有する第2の入球領域60b又は特定領域62を有しない第3の入球領域60cのいずれに振分けられるかといった遊技球の挙動、及び第2の入球領域60bでは特定領域62へ入球するか取込み口63へ取り込まれるかといった遊技球の挙動を充分に楽しむことができる。
更に時短(開放延長)遊技状態では取込み口63を閉鎖部材65で塞ぐので、第2の入球領域60bに球が入りさえすれば特定領域62への入球がほぼ確実となるなど、閉鎖部材65の動作により特定領域62への入球率を可変させることができ、短い時間で役物大当りを生起させる遊技が可能となる。よって、遊技者はこの短時間で大当りを生起させる遊技性を楽しむことができる。
図20(a)は第1特図又は第2特図の当否判定による図柄大当りの表示態様を示し、演出図柄表示装置21の表示画面には、上部左寄りの位置に大当りの生起を示す大当り表示210が、上部右寄りの位置には本パチンコ機のメインキャラクタの熊の達吉211が表示される。また表示画面の中央には特図の大当り図柄に対応して、3桁の同一数値からなる大当り擬似演出図柄212が表示される。表示画面の左下には第1特図の保留記憶数表示213がなされる。尚、前記始動口入賞処理(図8)等において、第1特図の先読み判定を実施するようになし、保留記憶数表示213に先読み表示をすることが望ましい。
このように、閉鎖部材65の作動態様に応じて演出表示の内容を変更することで遊技状況に合わせた演出を行うことができ、遊技者の関心を高めることができる。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる上、小当り図柄によって特定領域への入球率が異なり、遊技者は多様な入球率で特定領域62への入球を目指すことができる。
以下、第3の実施形態のパチンコ機について説明する。尚、本実施形態のパチンコ機の基本構成は第1の実施形態のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明し、図において同一部材は同一符号で示す。
遊技盤2Aの外レール201と内レール202とによって囲まれた略円形の遊技領域20には、ほぼ中央に第1大入賞口6Cが設けられている。第1大入賞口6Cは、上部の左右両肩に開閉可能な左右一対の羽根600,600が設置されており、第1大入賞口6Cは羽根600,600の開放時にのみ遊技球が入球可能な構成である。また第1大入賞口6Cの下部の床面には、遊技球が入球可能な特定領域62が設けられている。
また、第1大入賞口6Cの上部には演出図柄表示装置21が設けられている。
更に第2特図始動口24の下流側には第2大入賞口6Dが設けられている。
また、第1大入賞口6Cの左右両側にはそれぞれ一般入賞口27,27が設けられている。
遊技盤2には遊技領域20外周の右下部に、第1特図表示装置28A、第2特図表示装置28B、第1特図保留数表示装置281と、普通図柄表示装置29、及び普図保留数表示装置291がそれぞれ設置されている。
下ステージ602bの奥壁面中央には前記中央通過口642からの遊技球を下ステージ602bへ送り出す中央送出口642が設けられている。また下ステージ602bには中央送出口642に対応する位置に、その奥から手前方向に伸びる誘導レール644が2本形成されており、これら誘導レール644を手前に延長した先にVゾーン(特定領域)62が設けられている。
左右通過口645にはそれぞれ、通過口の手前に上ステージ面から上方へ通過口を塞ぐように突出して左右通過口645への入球を阻止する棒状の閉鎖部材65aが設けられている。
更に第1大入賞口6Cには、下ステージ602bの前端でVゾーン62の左右両側にそれぞれ取込み口63,63が設けられている。
上ステージ602上の遊技球が振分回転体212の窓を通過して中央通過口642、中央送出口642を経て下ステージ602bに至ると、2本の誘導レール214に規制・誘導されてVゾーン22に入球する可能性が高い。
尚、必ずしも振分回転体212から中央通過口642を通過した遊技球がVゾーン62に入球するとは限らず、左右通過口645及び左右送出口646を通過した遊技球がVゾーン22に入球することも起こり得る。
勿論、前記第2の実施形態の小当り図柄に応じて作動する閉鎖部材65aの数を変える構成を組合わせてもよい。
20 遊技領域
21 演出図柄表示装置
23 第1特図始動口(第1の始動口)
24 第2特図始動口(第2の始動口)
40 主制御装置(当否判定手段、取込み制御手段、図柄決定手段)
42 サブ統合制御装置(演出実施手段、演出制御手段)
6A,6C 第1大入賞口(大入賞口)
60b 第2の入球領域(内部入球領域)
602 受面部
62 特定領域
63 取込み口
65 閉鎖部材(閉鎖手段)
L 左打ち領域(第1の遊技領域)
R 右打ち領域(第2の遊技領域)
Claims (6)
- 遊技球が常時入球可能な第1の始動口と、
普通図柄の抽選結果に応じて作動する普通電動役物により遊技球の入球が困難状態、又は入球可能な状態若しくは入球容易な状態に切替え可能な第2の始動口と、
前記第1の始動口又は第2の始動口への入球に起因して特別図柄の当否判定を行う当否判定手段と、
少なくとも前記当否判定の結果が小当りであり小当り遊技を実施したときに開閉作動する大入賞口と、
該大入賞口内に設けられた特定領域と、を備え、
前記小当り遊技で前記特定領域へ遊技球が入球することで大当り遊技へ移行可能となし、
大当り遊技の終了後に、前記第2の始動口を入球可能な状態若しくは入球容易な状態とする前記普通電動役物の開放動作が延長される開放延長遊技を実施可能な遊技機において、
前記大入賞口の内部には、遊技球が入球可能な内部入球領域が設けられ、
該内部入球領域には、前記特定領域と、内部入球領域から遊技球を排出して遊技機内に取込むための取込み口とが設けられ、
かつ前記取込み口への入球を困難とする閉鎖手段と、
所定の条件が成立することで前記閉鎖手段を作動せしめて前記取込み口への入球を困難とする取込み制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
発射された遊技球が流下する遊技領域は、遊技球を第1の発射強度で発射したときに遊技球が流下する第1の遊技領域と、前記第1の発射強度よりも強い第2の発射強度で発射したときに遊技球が流下する第2の遊技領域とに分けられ、
少なくとも前記第2の遊技領域に、前記第2の始動口及び前記特定領域を有する大入賞口が設けられたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記取込み制御手段は、前記閉鎖手段を作動させる所定の条件として、前記開放延長遊技状態の時に閉鎖手段を作動させて前記取込み口への入球を困難とすることを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記当否判定の小当り判定に伴い小当り図柄を複数種類の図柄から決定する図柄決定手段を備え、
前記取込み制御手段は、前記閉鎖手段を作動させる所定の条件として、前記決定された小当り図柄に応じて閉鎖手段を作動させるようになし、かつ小当り図柄の種類に応じて閉鎖手段の動作態様を変更可能とすることを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機において、
遊技の進行に応じた遊技演出を実施する演出実施手段と、
該演出実施手段の遊技演出を制御せしめる演出制御手段と、を備え、
該演出制御手段は、前記閉鎖手段の動作態様に応じて演出内容を変更可能とすることを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記内部入球領域には、入球した遊技球を受ける受面部を備え、
該受面部に前記特定領域と前記取込み口とが並設されたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014219156A JP6507383B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014219156A JP6507383B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016083272A true JP2016083272A (ja) | 2016-05-19 |
JP6507383B2 JP6507383B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=55971863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014219156A Active JP6507383B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6507383B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018089292A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2018108249A (ja) * | 2016-12-31 | 2018-07-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019017708A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019136216A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP2022182425A (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-08 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301219A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-15 | Takeya Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP2004267231A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-30 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007202722A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Samii Kk | パチンコ遊技機 |
JP2008245872A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2010269049A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2011206308A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2013118918A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
-
2014
- 2014-10-28 JP JP2014219156A patent/JP6507383B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301219A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-15 | Takeya Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP2004267231A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-30 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007202722A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Samii Kk | パチンコ遊技機 |
JP2008245872A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2010269049A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2011206308A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2013118918A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018089292A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2018108249A (ja) * | 2016-12-31 | 2018-07-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2019017708A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019136216A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP7076771B2 (ja) | 2018-02-08 | 2022-05-30 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP2022182425A (ja) * | 2021-05-28 | 2022-12-08 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP7329872B2 (ja) | 2021-05-28 | 2023-08-21 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6507383B2 (ja) | 2019-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6175608B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5552595B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6064126B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016083272A (ja) | 遊技機 | |
JP7043226B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2003205100A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2016214826A (ja) | 遊技機 | |
JP5861137B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6446389B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6019290B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6643537B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2006102182A (ja) | 遊技機 | |
JP2020005768A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP7445991B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7410582B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7429420B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6966070B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017205447A (ja) | 遊技機 | |
JP6442663B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6675534B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2023067060A (ja) | 遊技機 | |
JP2023067058A (ja) | 遊技機 | |
JP2023067059A (ja) | 遊技機 | |
JP4460012B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4558820B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6507383 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |