JP6442663B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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本発明は弾球遊技機、特に第1種遊技と第2種遊技との混合機に関する。
従来の弾球遊技機(パチンコ機)として、発射された遊技球が始動口に入球した際に抽出した乱数値に応じて大当り遊技を発生させるか否か当否判定がなされ、図柄を変動せしめ、当否判定の結果を図柄の確定表示で報知し、前記当否判定の結果が大当りであった場合には、大当り遊技を実行する第1種遊技機がある。
また、従来の他の弾球遊技機として、発射された遊技球が始動口に入球した際に抽出した乱数値が大入賞口を短時間開放(小当り)させる値か否か判定され、該判定結果を図柄で報知し、短時間開放された大入賞口内に設けられた特定の領域(V入賞口等)に遊技球が入球すると大当り遊技が発生する第2種遊技機がある。
更に、前記第1種遊技機と前記2種遊技機との混合機も存在する(例えば特許文献1参照)。
この種の混合機は、特許文献1に記載されているように、通常遊技中では前記第1種遊技を行わせ、通常遊技中の第1種遊技で大当りが発生すると所定の確率で開放延長状態に移行可能であり、開放延長状態では前記第2種遊技を行わせ、開放延長状態中の第2種遊技で大当りが発生すると前記所定の確率よりも高い確率で当該大当り遊技終了後に開放延長状態に移行させるようにし、開放延長中の第2種大当りを連続させることで多くの賞球が獲得可能な構成にしている。
特開2013−233375号公報
従来の第1種遊技と第2種遊技との混合機では、開放延長中の第2種遊技にて多くの賞球を獲得可能とするために、第2種遊技で容易に特定の領域に遊技球が入球できるようになし、容易に大当りが発生するようにしている。
ところで、第2種遊技の本来の特徴は、遊技盤を流下する遊技球の動きにより特定の領域に遊技球が入るか否かといった遊技者の期待感や緊張感を高めるものである。しかしながら、従来の混合機のように、容易に特定の領域へ遊技球が入球する構成では、本来の第2種遊技の特徴が充分に活かされていないという不具合がある。
そこで本発明は前記事情に鑑み、第1種遊技及び第2種遊技の特徴を充分に活かすことができ、遊技性の高い弾球遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
請求項1に記載の発明は、
常時入球可能な作動ゲートに遊技球が入球したことに起因して抽出された第1の数値データが当り値と判定され、当りを示す普通図柄が確定表示されると開放する可変入賞装置と、
常時入球可能な第1の始動口に遊技球が入球したことで短時間開放する、特定の領域及び該特定の領域に遊技球を入球させるか否かを振り分ける振り分け装置を備えた第1の大入賞口と、
前記可変入賞装置が開放された場合のみ入球可能となる第2の始動口に遊技球が入球したことに起因して抽出された第2の数値データが当り値と判定され、当りを示す特別図柄が確定表示されると開放する、前記特定の領域及び前記振り分け装置を備えていない第2の大入賞口と、
前記第1の大入賞口が前記短時間開放された際に入球した遊技球が前記特定の領域に入球したこと及び前記第2の数値データが当り値と判定され、当りを示す特別図柄が確定表示されることで大当り遊技を発生させる大当り遊技発生手段と、
前記第1の数値データが当り値と判定される確率が通常状態よりも高く、前記可変入賞装置の開放時間が通常状態よりも長く設定された開放延長状態に移行させる開放延長状態移行手段と、
前記開放延長状態を終了させる開放延長状態終了手段と、
前記特別図柄の変動回数をカウントする変動回数カウント手段と、を備え、
前記大当り遊技終了後に前記開放延長状態に移行可能であり、
前記開放延長終了手段は、前記変動回数カウント手段が所定数に達することに起因して前記開放延長状態を終了させるようにし、
前記通常遊技状態、前記開放延長状態に関わらず、前記第2の数値データが当り値と判定される確率は同じであり、前記通常状態時における前記第1の数値データが当り値と判定される確率は、前記第2の数値データが当り値と判定される確率よりも低く、前記開放延長状態における前記第1の数値データが当り値と判定される確率は、前記第2の数値データが当り値と判定される確率よりも高くし、
前記所定数を、前記第2の数値データが当りと判定される確率を分子が1からなる分数で示した値の分母よりも大きい数値に設定した。
本発明において以下の点を考慮している。従来の第1種遊技と第2種遊技との混合機は、第1種遊技に使用する始動口(大当り遊技を発生させるか否かを判定するための乱数値を抽出するための始動口)に遊技球が入球しても第2種遊技を行わせる始動口(大入賞口を短時間開放させるための始動口)に遊技球が入球しても特別図柄が変動する。また第1種遊技に使用する特別図柄と第2種遊技に使用する特別図柄とは区別される場合が多い。一般に第1種遊技機では遊技状況に応じて特別図柄の当選確率を高確率として遊技性を高めることがなされている。しかし混合機では、第2種遊技を行わせる始動口に入球したときでも乱数値が抽出されて大当りとなる場合があり、特別図柄ごとに大当りとなる当選確率を異ならせると制御が複雑化するほか、遊技者が混同するおそれがあるので、特別図柄の当選確率は一律な構成が好適である。
また混合機は、特別図柄の当選確率を高確率遊技状態に移行可能にすると、遊技者に有利すぎるパチンコ遊技機になってしまうおそれがあるので、特別図柄の当選確率を高確率状態に移行しない構成が好適である。
前記のように特別図柄の当選確率が一律で高確率状態にしない構成の混合機では、開放延長状態中に主に第2種遊技を行わせる構成となる。即ち、第2種遊技を通常状態中に行わせる場合、第2種遊技を行わせる始動口への入球時に大入賞口がほぼ短時間開放させるために小当り確率を高くするが、直接大当りにならないように当選確率は低く設定しなければならない。特別図柄の当選確率を低く設定してしまうと、開放延長中も通常の当選確率と同じ確率になる。つまり、開放延長中に第1種遊技で大当りする確率が低くなる。
よって、従来の混合機は、通常遊技中で第1種遊技を行わせ、開放延長中で第2種遊技を行わせている。しかし、容易に特定の領域へ遊技球が入球する構成であるので本来の第2種遊技機の特徴が充分に活かされていないといった問題が発生してしまう。
本発明は、第2種遊技を行わせる第1の始動口への入球では特別図柄は変動せずに第1の大入賞口が短時間開放される。つまり、特別図柄を1種類とし、第1種遊技にしか使用しないので、高確率状態に移行させなくても、開放延長状態中に特別図柄の当選確率を高くできる。
尚、開放延長状態中の特別図柄の当選確率を高くすると、通常遊技中の特別図柄の当選確率も高くなるが、第1種遊技を行わせる第2の始動口は可変入賞装置が開放しないと入球できなく、可変入賞装置を開放させるには当選確率が特別図柄よりも低い普通図柄を当選させる必要があるほか、普通図柄が当選しても可変入賞装置が開放される時間が短く、通常遊技で第2の始動口に遊技球を入球させるのは極めて困難であり、通常遊技中に第2の始動口による第1種遊技が行われず、特別図柄の当選確率が高くても何等問題がない。
従って、本発明によれば、前記特別図柄の当選確率が一律で特別図柄の大当りとなる当選確率を高確率状態に移行しない構成を維持しつつ、通常遊技中で第2種遊技を行わせることができ、容易に大当りを発生させる必要がないので、遊技球の動きを楽しむといった本来の第2種遊技の特徴を充分に活かすことができる。また、開放延長状態中に行わせる第1種遊技も、特別図柄の当選確率の値よりも開放延長状態の回数の方が多いため、開放延長中に第1種遊技で大当りする確率が高く、第1種遊技の特徴である、様々な図柄演出(特別図柄の擬似演出)にて大当りを遊技者に報知することができる。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機において、
前記第1の大入賞口が前記短時間開放された際に入球した遊技球が前記特定の領域に入球したことで発生した前記大当り遊技の終了後よりも前記第2の数値データが当り値と判定され、当りを示す特別図柄が確定表示されたことで発生した前記大当り遊技の終了後のほうが高い確率で前記開放延長状態に移行するように設定した。
これによれば、開放延長状態における第1種遊技を連続させて多くの賞球を獲得可能にすることで、遊技者にとって不利な通常遊技状態と有利な開放延長状態時とのメリハリが出せるようになり、趣向性が増す。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記特別図柄が変動中に前記第1の始動口に遊技球が入球すると変動中の特別図柄を予め決まっていた変動時間に達する前にハズレを示す特別図柄で確定表示させる強制ハズレ手段を備え、
前記変動回数カウント手段は、前記強制ハズレ手段によってハズレを示す特別図柄が確定表示された変動もカウントするように構成した。
これによれば、特別図柄が変動中に第1の始動口に遊技球が入球すると、抽出した第1の数値データが何れであっても変動中の特別図柄は、ハズレ図柄で確定表示され、さらに、開放延長状態の終了条件である変動回数もカウントされるので、開放延長状態時に、第1の始動口に遊技球を入球させないように第2の始動口に遊技球を入球させなければならないといった、今までにない遊技性を実現することができ、趣向性が増す。
請求項4に記載の発明は、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記特別図柄が当りを示す特別図柄で確定表示されている際に前記第1の始動口に遊技球が入球しても前記第1の大入賞口を開放させないようにする開放無効手段を設けた。
これによれば、大入賞口を2つ設けていても、同時に開放されることを回避することができるようになるので、同時に2つの大入賞口が開放して、どちらの大入賞口に遊技球を入れたほうがいいのか遊技者を迷わせずにすむ。
本発明を適用した弾球遊技機の正面図である。 前記弾球遊技機に設けられた遊技盤の正面図である。 前記遊技盤の中央に設けられた第1の大入賞口の縦断面図である。 前記第1の大入賞口の作動を示す概略正面図である。 前記弾球遊技機の背面図である。 前記弾球遊技機の電気ブロック図である。 前記弾球遊技機の遊技仕様の説明図である。 前記弾球遊技機に用いられる時短図柄、特別図柄に関する説明図である。 前記弾球遊技機の主制御装置で実行されるメインルーチンの制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される第1始動口入球確認処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される有効期間終了処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特定領域入球確認処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される第2始動口入球確認処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特別図柄の特図当否判定処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第4のフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特別遊技処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第4のフローチャートである。
本発明を適用した第1の実施形態の弾球遊技機たるパチンコ機を説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠10にて構成の各部を保持する構造である。外枠10には、左側の上下の位置に設けたヒンジ101を介して、板ガラス110が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)11及び図略の内枠が開閉可能に設けてある。なお、これら前枠11及び前記内枠はシリンダ錠18により外枠10に閉鎖ロックされ、シリンダ錠18に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠11を開放する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
前枠11の上部の左右両側位置にはそれぞれスピーカ112が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向を向上させる。また前枠11には遊技状態に応じて発光する複数の枠側装飾ランプ113のほか、遊技の異常を報知する複数のLED類が設けてある。
前枠11の下半部には上皿12と下皿13とが一体に形成してある。下皿13の右側には発射ハンドル14が設けてあり、該発射ハンドル14を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿12から供給された遊技球が遊技盤2に向けて発射される。また上皿12には賞球が払い出される。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
本パチンコ機1は所謂CR機であって、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)CRが隣接してある。パチンコ機1には上皿12の右側に貸出ボタン171、精算ボタン172及び残高表示器173が設けてある。また上皿12の中央位置には遊技者が操作可能な遊技ボタン15と、その外周を囲むようにジョグダイヤル16が設置されている。
図2に示すように、遊技盤2の盤面上には、盤面上を略円形に縁取るようにレール201,202が設けてあり、両レール201,202により囲まれた遊技領域20が形成してある。両レール201,202は図中左側の一部が二重構造の発射口を形成しており、発射ハンドル14の操作で遊技球が両レール201,202に沿って発射され、前記遊技領域20内に入る。
遊技領域20のほぼ中央には第1大入賞口6A(特許請求の範囲に記載の第1の大入賞口に相当)が設けられている。第1大入賞口6Aは、その上部の左右両側にそれぞれ開閉可能に設けられた一対の羽根(役物)60,60の開放により入球可能である。
そして第1大入賞口6Aの左寄りの斜め下方には、第1大入賞口6Aを開放するための役物第1始動口23と役物第2始動口24とが設けられている。役物第1及び第2始動口23,24は特許請求の範囲に記載の第1の始動口に相当する。役物第1始動口23は入球に起因して第1大入賞口6Aを1回開閉させるものであり、役物第2始動口24は入球に起因して第1大入賞口6Aを2回開閉させるものである。
図2乃至図4に示すように、第1大入賞口6Aは、役物第1又は第2始動口23,24への入球により第1大入賞口ソレノイド513が駆動して左右の羽根60,60が開放した時にのみ第1大入賞装置6A内へ遊技球が入球可能である。各羽根60、60により開閉される左右の入口にはそれぞれ、遊技球の入球を検出する第1大入賞口カウントスイッチ507が設置してある。該カウントスイッチ507は従来周知のもで、遊技球を挿通可能な開口部を備え、開口部を遊技球が通過すると電気的に検出信号を発する近接センサを用いる。
羽根60の開放時に第1大入賞口6A内へ遊技球が入球すると、前記カウントスイッチ507がこれを検出し、賞球が払い出される。入球した遊技球は、一旦、上段の棚部で受けられ、該上段の棚部の中央の取込口61より左右両側縁に形成された球通路62を通り、通路下端の通路出口63より装置下端のステージ64へ送られる(図4(A)(B))。
第1大入賞口6A内の上下中間位置には、中央に特定領域であるV入賞口65が設けられ、V入賞口65の左右両側にハズレ口68が設けられている。これらV入賞口65およびハズレ口68に対応して前記ステージ64には、V入賞口65又はハズレ口68へ遊技球を振り分ける振り分け装置である円筒状の回転体66が横設されている。回転体66は電動モーターにより円筒の軸を中心に周方向、かつステージ64から遊技球をV入賞口65又はハズレ口68へ向けて上向きに案内するように回転している。回転体66の外周部には複数の電磁石661が付設されている。回転体66は、ステージ64上の遊技球を電磁石661で吸着するとともに、前記回転により吸着した遊技球をV入賞口65又はハズレ口68へ送る。尚、回転体36は中央の電磁石661に吸着した遊技球を80%〜100%の確率でV入賞口35へ入球させるようにしてある。
ステージ64の遊技球が回転体66の中央の電磁石661に吸着されて上方へ運ばれ、V入賞口65へ入球すると(図4(C)(D))、V入賞口65に設置された特定領域スイッチ509がこれを検出して大当り(「役物当り」)となって大当り遊技へ移行する。
回転体66の左右両側の電磁石661に吸着された遊技球はハズレ口68へ入球する(図4(E))。ハズレ口68にも図略のハズレ穴スイッチが設置されている。このように第1大入賞口6Aは、回転体66で振り分けられた遊技球がV入賞口65へ入球するか否かにより大当りの判定を行う。
またステージ64には、回転体66の電磁石661にうまく吸着されない遊技球を排出する排出口67が設けてある。排出口67には、これを開閉可能な開閉板70が設けてある。開閉板70は開閉板用ソレノイド516の駆動により開閉される。通常、開閉板70は閉じている。そして、第1大入賞口6Aの開放から所定の時間が経過すると開閉板70を開いてステージ64の遊技球を排出する。排出口67には排出口スイッチ512が設置してあり、排出された遊技球を検出する。排出口67から排出された遊技球はハズレ口68への入球と同様にハズレとする。尚、開閉板70の開放とともに、電磁石661への電力が遮断され電磁石661の磁力がなくなるようにしている。
尚、第1大入賞口6Aは、回転体36が電磁石361により遊技球を吸着して運搬する構成であるため、パチンコ機を揺するなどの遊技者の不正行為等による影響を受けやすい。このため第1大入賞口6Aの遊技盤21への取付構造は防振部材69を用いた防振構造としてある。また第1大入賞口6Aには前記上段の棚部の前面に演出図柄表示装置21を備えている。
図2に戻って、遊技領域20の第1大入賞口6Aの左側には複数の一般入賞口26が設けられている。
また遊技領域20の右側には、遊技球が常時通過(入球)可能であり、通過により普通図柄(以下、普図という)の当否抽選を開始する普図作動ゲート22が設けられている。また、普図作動ゲート22の下流側位置には、チューリップ式の普通電動役物(普電役物)(特許請求の範囲に記載の可変入賞装置に相当)により開閉可能に設けられた特図始動口25(特許請求の範囲に記載の第2の始動口に相当)が設けられている。
前記のように普図作動ゲート22は遊技球の通過により普図の当否抽選が実行される起因となるもので、通過により普図の当り決定用乱数(特許請求の範囲に記載の第1の数値データに相当)、普図の当り図柄決定乱数、普図のリーチ判定用乱数、普図の変動パターン決定用乱数などの複数種類の乱数が抽出され、保留記憶される。保留記憶は4つまで記憶される。
普図が当選すると前記普電役物が作動して所定の時間、第2特図始動口25が開放される。第2特図始動口25は、入球により特別図柄(以下、特図という)の当否判定が実行される起因となる入球口である。特図始動口25への入球により特図の大当り決定用乱数(特許請求の範囲に記載の第2の数値データに相当)、特図の大当り図柄決定乱数、特図の変動パターン決定用乱数などの複数種類の乱数が抽出され、保留記憶される。保留記憶は4つまで記憶される。これら保留記憶に基づいて特図の当否判定が実行され、結果は大当り(「図柄当り」)、ハズレのいずれかの判定がなされる。
第2特図始動口24の下流側位置には、「役物当り」又は「図柄当り」からなる大当り遊技において開閉される第2大入賞口6B(特許請求の範囲に記載の第2の大入賞口に相当)が設けられている。第2大入賞口6Bは、開閉扉で閉鎖された長方形横長状の開口部を有し、大当り遊技において開閉扉が所定の態様で開閉される。尚、第2大入賞口6Bは、V入賞口や振り分け装置を備えていない。
遊技領域20の中央下端部の盤面最下部には遊技球を取込むアウト口203が設けられている。また、遊技領域20には図示しない多数の遊技釘や風車が植設されている。
遊技盤2の右下端部には、内レール202沿いに表示部が設けられ、該表示部には、特図の当否判定結果を示唆する特図表示装置27、特図の保留記憶数を示す特図保留数表示装置271、普図の抽選結果を示唆する普図表示装置28、普図の保留記憶数を示す普図保留数表示装置281及び後述する時短図柄を表示する時短図柄表示装置29が設けられている。
図5に示すように、パチンコ機1の裏側は、前記遊技盤2を脱着可能に取付ける内枠30が収納されている。内枠30は、前記前枠11と同様に、一方の側縁(図3の右側)の上下位置が前記外枠10にヒンジ結合され開閉可能に設置されている。内枠30には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク31、タンクレール32、払出ユニット33が設けられ、払出ユニット33の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤20の入賞口に遊技球が入賞すれば球タンク31からタンクレール32を介して所定個数の遊技球(賞球)が払出ユニット33により払出球流下通路を通り前記上皿12に払い出される。また、本実施形態では前記賞球を払い出す払出ユニット33により前記貸出ボタン171の操作で払い出される貸球も払い出す構成としてある。
パチンコ機1の裏側には、主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、電源基板45が設けられている。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図4では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
また、球タンク31の右側には、外部接続端子板38が設けてあり、外部接続端子板38により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。尚、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠側(外枠10、前枠11、内枠30)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板38を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
図6は本パチンコ機の電気的構成を示すもので、遊技の制御を司る主制御装置40を中心に、サブ制御装置として払出制御装置41、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43を具備する構成である。主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43においては、何れもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え、これら制御装置は何れもCPUにより、2ms周期又は4ms周期の割り込み信号に起因してROMに搭載しているメインルーチン及びサブルーチンからなるプログラムが開始され、各種の制御が実行される。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない、しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40は、裏配線中継端子板530及び外部接続端子板38を介して遊技施設のホールコンピュータ500と電気的に接続される。また主制御装置40には、裏配線中継端子板530や遊技盤中継端子板531を介して、前枠(ガラス枠)及び内枠が開放しているか否か検出するガラス枠開放SW(スイッチ)501、内枠開放SW502、役物第1始動口23への入球を検出する始動口1ASW503、役物第2始動口24への入球を検出する始動口1BSW504、特図始動口25への入球を検出する始動口2SW505、作動ゲート22への入球を検出する普通図柄作動SW506、第1大入賞口6Aへの入球を検出する第1大入賞口カウントSW(大入賞口1カウントSW)507、第2大入賞口6Bへの入球を検出する第2カウントSW(大入賞口2カウントSW)508、V入賞口65への入球を検出する特定領域SW509、ハズレ口68への入球を検出するハズレ穴SW510、一般入賞口26への入球を検出する一般入賞口SW511、及び排出口67への入球を検出する排出口SW512等の検出信号が入力される。
また主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置41や、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ向けてのコマンドの出力を行なうとともに、図柄表示装置中継端子板533を介して前記の特図表示装置27、特図保留数表示装置271、普図表示装置28及び普図保留数表示装置281、時短図柄表示装置29等の表示制御を行なう。
更に主制御装置40は、遊技盤中継端子板531を介して、第1大入賞口(大入賞口1)ソレノイド513、第2大入賞口(大入賞口2)ソレノイド514、普通電役ソレノイド515、開閉版用ソレノイド516、及び振分回転体モータ517が接続されている。そして第1大入賞口ソレノイド513又は第2大入賞口ソレノイド514を制御して第1大入賞口6A又は第2大入賞口6Bを開放作動せしめる。また普電役物ソレノイド515を制御して特図始動口25の普電役物の開閉作動せしめる。更に開閉板用ソレノイド516を制御して排出口67を開閉作動せしめる。更にまた振分回転体モータ517を制御して回転体66を回転作動せしめる。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。また主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。更に、CRユニット端子板535を介してCRユニット60と電気的に接続され、精算表示装置173を介して球貸及び精算SW171,172による貸出要求、精算要求の操作信号を受け付け、CRユニット60とデータを送受し、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させ、CRユニット60に挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
発射制御装置44は、発射停止SW525、発射ハンドル14に遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチSW526等の検出信号が入力される。払出制御装置41を介して主制御装置40から送られてくるコマンド(タッチSW526の信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドル14(524)の回動信号及び発射停止SW525の信号に基づいて発射モータ527を制御して遊技球を発射及び停止させる。
サブ統合制御装置42には、音量調節SW、遊技ボタンやジョグダイヤルの操作を検出する演出ボタン15などの操作信号が入力される。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
演出図柄制御装置43は、サブ統合制御装置42から送られてくるコマンドに応じて演出図柄表示装置21のLCDパネルの表示を制御する。
次にパチンコ機1の作動を説明する。
パチンコ機1は、役物第1始動口23又は役物第2始動口24への入球に起因して第1大入賞口6Aの羽根60が所定の態様で開放する。そして第1大入賞口6Aへ入球した遊技球がV入賞口65へ入球することにより「役物当り」となって、条件装置及び役物連続作動装置が作動して第2の大入賞口6Bが賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技(特別遊技)が実行される。
大当り遊技終了後には、特図及び普図の平均変動時間を短くする(時短機能)とともに、特図始動口25の開放時間を延長する開放延長機能が付与される開放延長遊技への移行が可能である。
普図作動ゲート22へ遊技球が入球すると、普図の抽選を実行する。このとき普図表示装置28の図柄変動を開始し、その後、図柄を確定表示して抽選の結果を報知する。抽選結果が当りであれば普図の当り遊技として普電役物を作動せしめて特図始動口25を所定の態様で開放する。普電役物が開放しなければ特図始動口25へ入球させることができない。
普電役物が開放されて特図始動口25に遊技球が入球すると特図の当否判定を実行する。このとき特図表示装置27及び演出図柄表示装置21の図柄変動を開始し、その後、特図表示装置27に特図を確定表示するとともに、演出図柄表示装置21に特図に対応する擬似演出図柄を確定表示して判定結果を報知する。判定結果が大当り(「図柄当り」)であれば、条件装置及び役物連続作動装置が作動して第2の大入賞口6Bが賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技が実行される。
尚、通常遊技時、普図の変動時間は長く、普電役物の開放時間は短時間に設定しているので、通常遊技時に特図始動口25での抽選は開始されないように構成されている。そのため、通常遊技時は左打ちにて役物第1又は第2始動口23,24を狙って「役物当り」を目指す遊技(第2種遊技)がメインとなる。
図7に基づいて、本パチンコ機1の遊技仕様を説明する。図7(a)に示すように、通常遊技及び開放延長のいずれの遊技状態であっても、役物第1始動口23(始動口1A)への入球により第1大入賞口6Aが1回、0.5秒間開放され、役物第2始動口243(始動口1B)への入球により第1大入賞口6Aが2回、0.5秒間開放される。
普図の平均変動時間は、通常遊技状態が3分、開放延長遊技状態が3秒とされている。
普図の当選確率は、通常遊技状態が300分の1、開放延長遊技状態が2分の1とされている。
特図始動口25(可変入賞装置)の開放時間は、通常遊技状態では0.2秒の開放が1回、開放延長遊技状態では2秒の開放が1回とされている。
特図の平均変動時間は、通常遊技及び開放延長のいずれの遊技状態であっても30秒とされている。
特図の当選確率は、通常遊技及び開放延長のいずれの遊技状態であっても50分の1とされている。
尚、通常遊技状態時における前記普図の当選確率は、前記特図の当選確率よりも低く、開放延長遊技状態における普図の当選確率は、特図の当選確率よりも高く設定されている。
図7(b)に示すように、開放延長への移行の確率は、「役物当り」では2分の1、「図柄当り」では1とされ、「図柄当り」の大当り遊技終了後は必ず開放延長遊技に移行される。開放延長へは「役物当り」よりも「図柄当り」からの移行の方が高くしてある。
また図7(c)に示すように、開放延長遊技の期間は特図の変動が70回行われ、確定表示されるまで継続される。開放延長遊技の期間は、前記特図の当選確率を分子が1からなる分数で示した値の分母よりも大きい数値に設定されている。
本パチンコ機1は、V入賞口65への入球時に時短決定用乱数値が抽出され、該乱数値に応じて時短図柄が決定され、更に時短図柄に応じて、「役物当り」からの大当り遊技の遊技内容(ラウンド数など)及び大当り遊技終了後に開放延長遊技に移行するか否かが決定される。
図8(a)に示すように、時短図柄は、「時短図柄1〜10」の10種類の図柄から1つの図柄が決定される。
「時短図柄1,3,5,7,9」は、大当り遊技が5ラウンドで、大当り遊技終了後に開放延長遊技に移行するものである。
「時短図柄2,4,6,8,10」は、大当り遊技が5ラウンドで、大当り遊技終了後に開放延長遊技に移行しないものである。
尚、いずれの時短図柄においても大当り遊技が5ラウンドであるが、これに限らず図柄に応じてラウンド数を変えてもよい。
図8(b)に示すように、「図柄当り」の大当り図柄は「大当り図柄1〜10」の10種類で、図柄に応じて、大当り遊技の遊技内容(ラウンド数など)が決定される。
「大当り図柄1,6」は大当り遊技が5ラウンドとされ、「大当り図柄2,3,7,8」は10ラウンドとされ、「大当り図柄4,5,9,10」は15ラウンドとされている。
以下、主制御装置40(厳密には、そのCPU)が実行するプログラム処理に基づいて作動の詳細を説明する。
先ず図9を参照して前記プログラム処理の「メインルーチン」の概要を説明する。「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
正常割り込みなら(S100:yes)、初期乱数更新処理(S101)、特図の大当り決定用乱数の更新処理(S102)、大当り図柄決定用乱数の更新処理(S103)、普図の当り決定用乱数の更新処理(S104)、リーチに関するリーチ判定用乱数の更新処理(S105)、変動パターンに関する変動パターン決定用乱数の更新処理(S106)、入賞確認処理(S107)、当否判定処理(S108)、各出力処理(S109)、不正監視処理(S110)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S111)をループ処理する。
次に主制御装置40が実行するプログラム処理で、本発明に関わりの深い入賞確認処理(S107)や当否判定処理(S108)及び各出力処理(S109)の一部のサブルーチンについて説明する。
図10に示す「始動口1入球確認処理」は、役物第1始動口23又は役物第2始動口24への入球があるか否かを確認して、入球が確認できれば第1大入賞口6Aを開放する「役物当り」に関する処理である。
本処理では先ず、S200の処理において始動口1ASW503により役物第1始動口23、又は始動口1BSW504により役物第2始動口24への入球を確認したか否か判定する。入球が無ければ(S200:no)リターンする。入球が有れば(S200:yes)、S201の処理において第1大入賞口6Aが開放中であるか否かを確認する。開放中であれば(S201:yes)リターンする。開放中でなければ(S201:no)、S202の処理においてV入賞口65(特定領域)が有効期間中であるか否かを確認する。
前記S202の処理で有効期間中であれば(S202:yes)リターンする。有効期間中でなければ(S202:no)、S203の処理において大当り遊技中であるか否かを役物連続作動装置の作動により確認する。役物連続作動装置が作動しており大当り遊技中であれば(S203:yes)リターンする(特許請求の範囲に記載の開放無効手段に相当)。大当り遊技中でなければ(S203:no)、S204の処理において大当り図柄確定表示中であるか否かを確認する。確定表示中であれば(S204:yes)リターンする(前記開放無効手段に相当)。確定表示中でなければ(S204:no)S205の処理において、入球のあった始動口に応じた開放態様にて第1大入賞口6Aを開放せしめる。尚、第1大入賞口6Aは開放時間の経過により閉鎖される。
続くS206の処理において、V入賞口65への入球を有効とする。
またS207の処理において、特図が変動中であるか否かを確認し、変動中でなければ(S207:no)リターンする。変動中であれば(S207:yes)、S208の処理において、特図の変動を強制的にハズレ図柄を確定表示せしめてハズレ判定で終了する(特許請求の範囲に記載の強制ハズレ手段に相当)。これにより役物当りと図柄当りとが重ならない。
前記S206の処理で有効としたV入賞口65は所定時間の経過により無効とされる。図11に示すように、「有効期間終了処理」ではS300の処理において、V入賞口65が有効な期間中であるか否かを確認し、有効期間中であれば(S300:yes)、S301の処理において有効期間の開始から所定の時間が経過したか否かを確認し、時間の経過が確認されれば(S301:yes)、S302の処理において、V入賞口65への入球を無効とする。このとき第1大入賞口6Aの回転体66の電磁石661を非作動とし、かつ開閉板70を作動せしめて排出口67を開くことが望ましい。
続いて図12に示す「特定領域入球確認処理」においてV入賞口65への入球があるか否かを確認して役物当りの判定を行う。先ずS350の処理においてV入賞口65への入球があるか否かを確認する。入球が無ければ(S350:no)「特別遊技処理」へ移行する。入球があれば(S350:yes)、S351の処理においてV入賞口65が有効な期間中であるか否かを確認し、有効期間中であれば(S351:yes)、S352の処理においてV入賞口65を無効とし、続くS353の処理において、前記時短決定用乱数値を抽出し、該乱数値に応じて前記時短図柄を決定するとともに、時短図柄表示装置29に時短図柄を表示せしめる。
S354の処理において、開放延長遊技であることを示す開放延長フラグが「1」であるか否かを確認し、開放延長フラグが「1」であれば(S354:yes)、S355の処理において開放延長フラグを「0」にリセットする。これにより現在の開放延長遊技を終了させる。開放延長遊技中に役物第1又は第2始動口23,24へ遊技球が入球することで第1大入賞口6Aが開放され、更にV入賞口65へ入球した場合に開放延長遊技を終了する。
続くS356の大当り設定処理において前記時短図柄に応じて大当り遊技の遊技内容、大当り遊技終了後に開放延長に移行するか否かが設定される。開放延長に移行する場合は開放延長設定フラグに「1」をセットする。
次にS357の処理において条件装置の作動を開始させ、S358の処理において役物連続作動装置の作動を開始させる。条件装置は大当り遊技で役物連続作動装置の作動に必要な装置であり、役物連続作動装置は特別電動役物を連続して作動させる装置である。
そしてS359の大当り開始演出処理においてサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
次に「図柄当り」に関する処理を説明する。
図13に示す「始動口2入球確認処理」は、特図始動口25に遊技球が入球したときに抽出される当否乱数等の種々の乱数を、特図保留記憶として主制御装置40に格納(記憶)する。そして各特図始動口25への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置42に送信する処理となる。本パチンコ機1における記憶可能な保留記憶数は4個である。
本「始動口2入球確認処理」は、普図の抽選が当選して普図の当り遊技により普電役物が開放して特図始動口25への入球を始動口2SW505により検出したか否か判定する(S250)。入球が無ければ(S250:no)リターンする。入球が有れば(S250:yes)、S251の処理において、主制御装置40に格納されている特図保留記憶の数が上限値(=4個)か否か確認する。上限値でなければ(S251:no)、S252の処理において特図の大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を抽出し、抽出された各種の乱数を特図保留記憶として記憶し、特図保留記憶数を示す特図保留記憶カウンタに1を加算する。そして加算された特図保留記憶カウンタの値を示す特図保留数指示コマンドをサブ統合制御装置42へ送信し、リターンする。
図14乃至図17は特図の「当否判定処理」のフローチャートを示す。図14に示すように「当否判定処理」は、S400の処理において第1大入賞口6A又は第2大入賞口6Bが開放中であるか否かを確認し、開放中でなければ(S400:no)、S401の処理においてV入賞口65の有効期間中であるか否かを確認する。有効期間中でなければ(S401:no)、S402の処理において特図が変動中か確認し、変動中でなければ(S402:no)、S403の処理において特図の確定図柄が表示されているか確認する。尚、大入賞口6A又は6Bが開放中(S400:yes)やV入賞口65の有効期間中(S401:yes)は「特別遊技処理」に移行する。
前記S403の処理で確定図柄が表示中でなければ(S403:no)、図15に示すように、S410の処理において特図の保留記憶があるか確認する。保留記憶が無ければ(S410:no)「特別遊技処理」へ移行する。保留記憶があれば(S410:yes)、S411の処理において記憶数を減算し、保留記憶のシフト処理を行う。該シフト処理により特図の保留記憶のうち最も古い保留記憶が当否判定の対象となる。
次にS412の処理で、特図の当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。
続くS413の処理では、前記S412の処理の当否判定が大当りか否かの確認を行う。
大当りであれば(S413:yes)、S414の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
次にS415の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
変動パターンの決定後、S416の処理において特図表示装置27の図柄変動開始制御を行い、サブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43へ図柄の変動開始コマンド、図柄指定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定結果などが含まれる。この処理により演出図柄表示装置21において特図に対応する擬似演出図柄の変動が開始される。
前記S413の処理において、大当りでなくハズレであれば(S413:no)、S417の処理において特図のハズレ用の変動時間などといった変動パターンを決定する。続くS418の処理でハズレ設定を行ない、S419の処理において開放延長遊技の継続期間をカウントする「開放延長カウンタ」の開放延長回数を減算する(特許請求の範囲に記載の変動回数カウント手段に相当)。その後、前記S416の処理が実行される。
前記図14のS402の処理で特図の変動中のときは(S402:yes)、図16に示すように、S420の処理において特図の変動時間が経過したことを確認すると(S420:yes)、S421の確定図柄表示設定処理において、特図表示装置28の特図の変動表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ擬似図柄の変動表示及び演出表示を終了させるように図柄確定コマンドを送信する。
続いてS422の処理において特図の図柄が大当りになる組合せであるか確認し、大当りになる組合せであったときは(S422:yes)、S423の処理において開放延長フラグが「1」であれば(S423:yes)、S424の処理において開放延長フラグを「0」にリセットする。次に、S425で大当り設定処理を行う。この処理では、前記決定された大当り図柄に基づき、大当りの特別遊技の開放パターンの設定を行う。また開放パターンの設定の他にも、例えば演出図柄表示装置21で実行される大当りの特別遊技のオープニング演出の時間の設定、エンディング演出の時間の設定、大当り遊技終了後に開放延長遊技とするように開放延長設定フラグに「1」をセットする等の設定がなされる。
続くS426の処理において条件装置の作動を開始させ、S427の処理において役物連続作動装置の作動を開始させる。
そしてS428の大当り開始演出処理においてサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
前記S422の処理で、大当りになる組合せでなければ(S422:no)、S430の処理において開放延長フラグが「1」であるか確認し、開放延長フラグが「1」であれば(S430:yes)、S431の処理において前記「開放延長回数」の減算結果が「0」あるか否かを確認する。「0」であれば(S431:yes)、S432の処理において開放延長フラグを「0」にリセットする(特許請求の範囲に記載の開放延長状態終了手段に相当)。その後、「特別遊技処理」に移行する。
前記図14のS403の処理で特図の確定図柄を表示中であれば(S403:yes)、図17のS440の処理に移行して、確定図柄表示時間が終了したか確認する。確定図柄表示時間が終了していなければ(S440:no)、「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S440:yes)、S441の確定図柄表示終了の処理により特図表示装置28の特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
「特別遊技処理」は特許請求の範囲に記載の大当り遊技発生手段に相当し、図18に示すように、先ずS500の処理において役物連続作動装置が作動中か否か確認し、作動中であれば(S500:yes)、S501の処理において第2大入賞口6Bが開放中か否か確認する。第2大入賞口6Bが開放中でなければ(S501:no)、S502の処理においてインターバル中か否か確認し、インターバル中でなければ(S502:no)、S503の処理において大当り終了演出中か否か確認する。大当り終了演出中でなければ(S503:no)、S504の処理において大当り開始演出時間が経過したか否か確認し、大当り開始演出時間が経過していれば(S504:yes)、S505の大入賞口開放処理で第2大入賞口6Bを開放してリターンする。
前記S501の処理で第2大入賞口6B開放中であれば(S501:yes)、図19に示すように、第2大入賞口6Bに規定入賞数(例えば10個)の入賞があったか否かの確認(S510)、又は第2大入賞口6Bの開放時間が終了したか否かを確認して(S511)、いずれか確認できれば(S510又はS511:yes)、S512の処理において第2大入賞口6Bを閉鎖し、S513の処理において大当りインターバル処理を実行して、リターンする。大当りインターバル処理では、サブ統合制御装置42へ大当りのインターバル演出を開始させるようにコマンドを送信する。
前記S502の処理でインターバル中であれば(S502:yes)、図20に示すように、S520の処理において大当りインターバル時間が経過したか確認し、経過していれば(S520:yes)、S521の処理において大当り遊技のラウンド数が最終ラウンドであるかどうか確認する。最終ラウンドであれば(S521:yes)、S522の処理において大当り終了演出の処理を実行し、この処理でサブ統合制御装置42に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ(S521:no)、S523の処理において第2大入賞口6Bの開放処理を実行してリターンする。
前記S503の処理で大当り終了演出中であれば(S503:yes)、図21に示すように、S530の処理において大当り終了演出時間の終了時間が経過したか否かを確認し、終了時間が経過していれば(S530:yes)、役物連続作動装置の作動を停止する処理(S531)を実行し、条件装置の作動を停止する処理(S532)を実行する。
続く、S533の処理において、前記S356の処理又は前記S425の処理で設定された開放延長設定フラグを確認して大当り遊技終了後に開放延長遊技に移行するか否かを確認する。開放延長設定フラグが「1」で開放延長遊技へ移行する場合(S533:yes)は、S534の処理において開放延長遊技移行の設定を行うとともに開放延長回数を設定する。続くS535の処理において開放延長フラグに「1」をセットするとともに、開放延長設定フラグを「0」にリセットする。前記S534、S535の処理は特許請求の範囲に記載の開放延長状態移行手段に相当する。
その後、S536の処理においてサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り遊技終了のコマンドを送信するとともに、状態指定コマンドとして前記確変遊技状態、開放延長遊技状態へ移行するか否かの情報を送信し、その後にリターンする。
本パチンコ機1は、第2種遊技(役物当りを狙った遊技)として、役物第1及び第2始動口23,24への入球時には、特図を変動することなく入球に応じて直接的に第1大入賞口6Aを短時間開放せしめる。これにより、特図は図柄当りを狙った特図始動口25への入球に起因する第1種遊技でしか使用しないので、従来のように始動口ごとに特図を準備することなく1種類ですむ。従って通常遊技と開放延長遊技とで当選確率を変える(高確率とする)必要がなく、開放延長遊技に特図の大当りとなる当選確率を高くできる。即ち通常遊技と開放延長遊技に拘わらず一律に特図の当選確率を高くできる。
この場合、通常遊技中の特図の当選確率が高くても、特図始動口25は、普電役物の作動で開放しないと入球できなく、特図始動口25を開放させるには当選確率が特図よりも低い普図を当選させる必要があるほか、普図が当選しても特図始動口25が開放される時間が短く、通常遊技で特図始動口25に遊技球を入球させるのは極めて困難である。このため、通常遊技中に第1種遊技が行われず、特別図柄の当選確率が高くても何等問題がない。
このように、本パチンコ機1によれば、特図の当選確率が一律で特図の大当りとなる当選確率が変化しない構成を維持しつつ、通常遊技中で第2種遊技を行わせることができる。更に第2種遊技では容易に大当りを発生させる必要がないので、遊技球の動きによりV入賞口に遊技球が入るか否かといった本来の第2種遊技の特徴を充分に活かすことができる。また、開放延長遊技中は、特図始動口25への入球が可能で第1種遊技を行わせるが、第1種遊技においても、特図の当選確率の値よりも開放延長遊技の継続回数の方が多いため、開放延長中に第1種遊技で大当りする確率が高く、第1種遊技の特徴である、様々な図柄演出(特別図柄の擬似演出)にて大当りを遊技者に報知することができる。
尚、本発明は前記各実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態のパチンコ機では特定の領域を有する第1大入賞口6Aと、特定の領域を有しない第2大入賞口6Bとの2つの大入賞口を設け、「役物当り」を狙う短時間開放は第1大入賞口6Aで行い、「役物当り」及び「図柄当り」の大当り遊技を第2大入賞口6Bで行なうようにしたが、「役物当り」の大当り遊技を第1大入賞口6Aで行なうようにしてもよい。この場合、役物第1始動口及び役物第2始動口への入球により第1大入賞口6Aの開放時には特定の領域を有効とし、大当り遊技による第1大入賞口6Aの開放時には特定の領域を無効とする。更には大入賞口として、特定の領域を有する大入賞口のみを設けた構成でもよい。
更にまた、本発明は、パチンコ機台内に所定数の遊技球が封入され、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う封入式パチンコ機に適用してもよい。
2 遊技盤
20 遊技領域
21 演出図柄表示装置
23 役物第1始動口(第1の始動口)
24 役物第2始動口(第1の始動口)
25 特図始動口(第2の始動口)
40 主制御装置(大当り遊技発生手段、開放延長状態移行手段、開放延長状態終了手段、変動回数カウント手段、強制ハズレ手段、開放無効手段)
6A 第1大入賞口(第1の大入賞口)
6B 第2大入賞口(第2の大入賞口)
60b 第2の入球領域(内部入球領域)
602 受面部
65 V入賞口(特定の領域)
66 回転体(振り分け装置)


Claims (4)

  1. 常時入球可能な作動ゲートに遊技球が入球したことに起因して抽出された第1の数値データが当り値と判定され、当りを示す普通図柄が確定表示されると開放する可変入賞装置と、
    常時入球可能な第1の始動口に遊技球が入球したことで短時間開放する、特定の領域及び該特定の領域に遊技球を入球させるか否かを振り分ける振り分け装置を備えた第1の大入賞口と、
    前記可変入賞装置が開放された場合のみ入球可能となる第2の始動口に遊技球が入球したことに起因して抽出された第2の数値データが当り値と判定され、当りを示す特別図柄が確定表示されると開放する、前記特定の領域及び前記振り分け装置を備えていない第2の大入賞口と、
    前記第1の大入賞口が前記短時間開放された際に入球した遊技球が前記特定の領域に入球したこと及び前記第2の数値データが当り値と判定され、当りを示す特別図柄が確定表示されることで大当り遊技を発生させる大当り遊技発生手段と、
    前記第1の数値データが当り値と判定される確率が通常状態よりも高く、前記可変入賞装置の開放時間が通常状態よりも長く設定された開放延長状態に移行させる開放延長状態移行手段と、
    前記開放延長状態を終了させる開放延長状態終了手段と、
    前記特別図柄の変動回数をカウントする変動回数カウント手段と、を備え、
    前記大当り遊技終了後に前記開放延長状態に移行可能であり、
    前記開放延長終了手段は、前記変動回数カウント手段が所定数に達することに起因して前記開放延長状態を終了させるようにし、
    前記通常遊技状態、前記開放延長状態に関わらず、前記第2の数値データが当り値と判定される確率は同じであり、前記通常状態時における前記第1の数値データが当り値と判定される確率は、前記第2の数値データが当り値と判定される確率よりも低く、前記開放延長状態における前記第1の数値データが当り値と判定される確率は、前記第2の数値データが当り値と判定される確率よりも高くし、
    前記所定数を、前記第2の数値データが当りと判定される確率を分子が1からなる分数で示した値の分母よりも大きい数値に設定したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記第1の大入賞口が前記短時間開放された際に入球した遊技球が前記特定の領域に入球したことで発生した前記大当り遊技の終了後よりも前記第2の数値データが当り値と判定され、当りを示す特別図柄が確定表示されたことで発生した前記大当り遊技の終了後のほうが高い確率で前記開放延長状態に移行するように設定したことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1又は2に記載の遊技機において、
    前記特別図柄が変動中に前記第1の始動口に遊技球が入球すると変動中の特別図柄を予め決まっていた変動時間に達する前にハズレを示す特別図柄で確定表示させる強制ハズレ手段を備え、
    前記変動回数カウント手段は、前記強制ハズレ手段によってハズレを示す特別図柄が確定表示された変動もカウントするようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
    前記特別図柄が当りを示す特別図柄で確定表示されている際に前記第1の始動口に遊技球が入球しても前記第1の大入賞口を開放させないようにする開放無効手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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