JP5552591B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関するものであり、特に普通図柄の当選に起因して賞球を得る遊技機に関する。
従来の遊技機には、遊技球が普通図柄の始動口へ入球すると普通図柄の当否抽選を行い、該抽選結果が当りであれば、特別図柄の始動口たる普通電動役物を開放し特別図柄の始動口への入球が可能となり、この状態で遊技球が特別図柄の始動口へ入球すると演出図柄表示装置の図柄が変動開始するとともに、特別図柄の当否抽選を行い、該抽選結果を前記演出図柄表示装置に図柄を確定表示して報知し、抽選結果が当りであれば大入賞口を開放して遊技者にとって有利な大当り遊技を実行するものがある(例えば特許文献1参照)。
また、近年、特別図柄の当りを遊技状態の変化の契機として用い、賞球は専ら普通電動役物への入球により得る構成とした遊技機もある。この種の遊技機は、普通図柄の始動口へ入球すると普通図柄の当否抽選を行い、抽選結果が当りであれば、普通電動役物を開放し、普通電動役物に遊技球が入球することにより特別図柄の当否抽選を行なう。なお、普通図柄の始動口としてはゲートも含まれ、この場合の「入球」とは、ゲートを遊技球が通過することを意味する。
特別図柄が当選すると、普通図柄の当選確率が上昇し、以降は、普通図柄始動口への入球→普通図柄の変動→普通図柄が当選→普通電動役物が開放→特別図柄始動口への入球→特別図柄の変動→特別図柄の当選→・・・となり、普通電動役物が繰り返し開放される状態が、旧来よりある遊技機における大当り状態に相当する(従って、以下、前記この種の遊技機においても、大当り状態と呼ぶ)。この種の遊技機は、遊技者からは、1回の普通電動役物の開放が、旧来機の大当りにおける1ラウンドであるかのように見える。そして、旧来機では、大当りは15ラウンドとか8ラウンドといった値に制限されているのに対し、前記この種の遊技機においては、1回の大当りが何ラウンドか分からないといった、独特の遊技興趣を備えたものとなる。
ところで、前記この種の遊技機においては、特別図柄の当選確率を100%又はこれに近い確率とし、一方の普通図柄の当選確率も上昇時には100%又はこれに近い確率とするのが望ましい。こうすることにより、普通図柄が当たれば特別図柄もほぼ当選するので、これにより「大当り状態」が発生し、以降は、特別図柄の当選と、普通図柄の当選が次々と発生する「大当り状態」が進行していく。大当り状態においては、特別図柄・普通図柄ともにほぼ(または丁度)100%の確率で当たるので、普通図柄や特別図柄がハズレたがために「大当り状態」が滞ることはないと期待できる。なお、この大当り状態の終了方法としては、特別図柄が当選後に普通図柄の当選確率を低下させる(100%からかけ離れた値になる)ことや、普通電動役物の開放回数の上限値を定めておくなどの方法が考えられる。
特開2000−084195号公報 特開2007−252630号公報
しかしながら、前記この種の遊技機において「大当り状態」が円滑に進行するためには、普通図柄や特別図柄が当選することもさることながら、普通図柄が頻繁に変動することも重要となる。このために、普通図柄始動口に常に容易に入球する構成とすると、通常状態においても普通図柄が頻繁に変動することになり、遊技機として成立しにくくなる。この対策として、通常時における普通図柄始動口(第1図柄始動口)と、「大当り状態」における普通図柄始動口(第2図柄始動口)の両者を遊技域に設け、第1始動口にのみ賞球を設定し、第2始動口をゲートとして構成することが考えられる。そして第1始動口は遊技域の略中央(遊技域の略中央に液晶表示装置等がある場合にはその下方)に設け、第2始動口は遊技域の右部に配置し、通常状態においては第1始動口を狙って遊技球を発射し、「大当り状態」においては遊技域の右側を狙う(いわゆる右打ちを行なう)構成とする。そして特許文献2に示すように、第1始動口を狙って打った遊技球が遊技域の右側(第2始動口)に到達しないようにし、逆に第2始動口を狙って打った遊技球が第1始動口に入球しないようにする。
しかしこのように構成しても、「大当り状態」を円滑に進行させるためには、第2始動口は容易に入球可能に構成する必要がある。この結果、通常状態においても、賞球がないのを承知の上で第2始動口のみを狙って遊技が行なわれる可能性があり、通常状態における普通図柄の変動回数が想定値を超えてしまう恐れがある。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、通常状態における適正な普通図柄の変動回数と、「大当り状態」における円滑な遊技進行とを両立させることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項1記載の遊技機は、遊技域の略中央に設けられ、普通図柄または該普通図柄の擬似図柄を表示するための普通図柄表示装置と、前記遊技域において前記普通図柄表示装置の下方に設けられ、入球が常に可能な第1普通図柄始動口と、前記遊技域において前記普通図柄表示装置の右方に設けられ、前記第1普通図柄始動口よりも入球が容易な開状態と入球が不可能な閉状態とに変化可能な第2普通図柄始動口と、前記第1普通図柄始動口への入球および前記第2普通図柄始動口への入球に起因して発生された乱数値を記憶可能な保留手段と、前記保留手段に記憶された前記乱数値に基づいて、当否を判定する普通図柄当否判定手段と、該普通図柄当否判定手段による当否判定に基づいて、前記普通図柄表示装置に表示する普通図柄を設定する普通図柄設定手段と、該普通図柄設定手段により設定された普通図柄が当り図柄であった場合に、前記第2普通図柄始動口を前記開状態にする開状態発生手段と、前記遊技域に設けられた入賞口であって、入球により賞球が払い出される特別図柄始動口と、前記第2普通図柄始動口に入球した遊技球のみを前記特別図柄始動口に入球させる誘導部と、前記遊技域に設けられ、特別図柄を表示するための特別図柄表示装置と、前記特別図柄始動口に遊技球が入球したことに起因して発生された乱数に基づいて当否を判定し、該判定結果に基づいて前記特別図柄表示装置に表示する特別図柄を設定する特別図柄設定手段と、前記遊技域に設けられ、前記特別図柄設定手段により設定された特別図柄が当り図柄であった場合に開放される特別電動役物と、前記特別図柄表示装置に表示された特別図柄が当り図柄であったことに起因して、前記普通図柄当否判定手段による前記抽選を通常よりも高い確率で当選させる高確率状態にするか否かを判定する当選確率制御手段と、該当選確率制御手段により前記高確率状態にすると判定された際には、前記特別電動役物の閉鎖後の遊技状態を前記高確率状態にする当選確率上昇手段とを備えたことを特徴とする。
ここで「入球」とは、遊技球が入賞口に入ることのみを指すのではなく、前述のようにゲートを遊技球が通過することも指すものとする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記特別図柄始動口が、前記第2普通図柄始動口の下方に配置された入賞口であり、前記誘導部が、前記第2普通図柄始動口を通過した遊技球のみを前記特別図柄始動口に入球させるべく前記遊技域に植設された釘であることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、第1普通図柄始動口、または第2普通図柄始動口に遊技球が入球すると、乱数が発生され、これが保留手段に記憶される。保留手段に記憶された乱数値に基づいて、普通図柄当否判定手段が当否を判定する。この当否判定結果に基づいて、普通図柄設定手段が普通図柄を設定する。なお、普通図柄設定手段が設定した普通図柄または普通図柄の擬似図柄が普通図柄表示装置に表示される。普通図柄表示装置は遊技域の略中央に設けられ、第1普通図柄始動口は普通図柄表示装置の下方、第2普通図柄始動口は普通図柄表示装置の右方にそれぞれ設けられている。普通図柄設定手段が設定した普通図柄が当り図柄である(以下、単に「普通図柄が当る」「普通図柄が当選する」ともいう)と、開状態発生手段が第2普通図柄始動口を開状態にする。この結果、第2普通図柄始動口は第1普通図柄始動口よりも入球が容易な状態となる。
つまり、第2普通図柄始動口は、普通電動役物として構成されており、普通図柄当否判定手段が当りと判定した場合には、第1普通図柄始動口を狙うよりも第2普通図柄始動口を狙った方が遊技者にとって有利となる。なお、普通図柄当否判定手段が当りと判定しないと、第2普通図柄始動口は閉状態となっており、入球が不可能な状態となっている。従って、後述する高確率状態ではない通常状態においては、第2普通図柄始動口への入球に起因する乱数値の発生は困難であるため、遊技者は専ら第1普通図柄始動口への入球を狙い乱数値を発生させる。
第2普通図柄始動口に入球した遊技球は、誘導部により特別図柄始動口に入球される。すると賞球が払い出され、乱数が発生され、特別図柄設定手段が、この乱数に基づいて当否を判定し、この当否判定結果に基づいて、特別図柄表示装置に表示する特別図柄を設定する。この特別図柄が当り図柄である(以下、単に「特別図柄が当る」「特別図柄が当選する」ともいう)と、特別電動役物が開放されると共に、当選確率制御手段が、高確率状態にするか否かを判定する。高確率状態になると、普通図柄当否判定手段による抽選が、通常よりも高い確率で行なわれる。高確率状態に移行すると判定された場合には、当選確率上昇手段が、特別電動役物の閉鎖後の遊技状態を高確率状態にする。
このような遊技機によれば、第1普通図柄始動口に遊技球が入球して、当選すると、第2普通図柄始動口が開状態となり、遊技者が第2普通図柄始動口に遊技球を入球させると、入球した遊技球を誘導部が特別図柄始動口に入球させ、特別図柄の当否判定が行なわれる。特別図柄が当選した場合には、特別電動役物が開放し、高確率状態にするか否かの判定が行なわれる。高確率状態になると判定された場合には、特別電動役物の閉鎖後に、普通図柄が通常よりも高い確率で当選する。従って、高確率状態においては、第2普通図柄始動口が開状態となる確率が高くなり、以降、高確率状態が発生され続けると、第2普通図柄始動口への入球→誘導部による特別図柄始動口への入球→賞球の払出→特別電動役物の開放・閉鎖→高確率状態発生→普通図柄の設定・当選→普通図柄の当選→第2普通図柄始動口への入球→・・・という一連の流れ(前記「大当り状態」に相当)が繰り返される(換言すれば、高確率状態が発生されないと、この一連の流れは終了する)。なお、前記「普通図柄の設定・当選」の「設定」は、保留手段に記憶された乱数値に基づいて行なわれる。第1普通図柄始動口への入球により最初の普通図柄の当選が発生した時点では、保留手段に乱数値が保留されているとは限らないが、前記一連の流れにおいて、遊技球が第2普通図柄始動口へ入球することにより、少なくとも1個の乱数値が保留手段に記憶されていることになり、高確率状態が発生され続ける限り、普通図柄は設定され続けることとなる。
なお、高確率状態で遊技者が離席して、その間に保留手段に記憶された乱数が全て使用されても、遊技者が第1普通図柄始動口に遊技球を1個入球させることにより、普通図柄の設定・表示が再開され、しかも高確率状態であるため、普通図柄が当選して、一連の流れが再開されるので問題がない。
そして、高確率状態ではない状態(通常状態)においては第2普通図柄始動口は開状態になりにくく、右打ちをしても入球するのが第1普通図柄始動口よりも困難である。このため、遊技者が通常状態で右打ちをするのを防止できる。一方、高確率状態においては普通図柄が当選する確率が高いので、第2普通図柄始動口は開状態となりやすく、右打ちをすれば第1普通図柄始動口よりも容易に入球させることができる。このため、普通図柄を頻繁に設定・表示させることが可能となる。つまり、通常状態における適正な普通図柄の設定回数と、「大当り状態」における円滑な遊技進行とを両立させることが可能となる。
請求項4に記載の遊技機によれば、誘導部を釘の配置により実現できるため、誘導部を極めて簡素な構成とすることができる。
本発明を適用した第1の実施例のパチンコ機50の正面図 パチンコ機50の遊技盤10の正面図 パチンコ機50の背面図 パチンコ機50の電気構成図 パチンコ機50の主制御装置80で実行されるメインルーチンの概要を示すフローチャート 主制御装置80で実行される普図始動入賞確認処理の概要を示すフローチャート 主制御装置80で実行される普図当否判定処理の概要を示す第1のフローチャート 前記普図当否判定処理の概要を示す第2のフローチャート 前記普図当否判定処理の概要を示す第3のフローチャート 前記主制御装置で実行される特図当否判定処理の概要を示す第1のフローチャート 前記特図当否判定処理の概要を示す第2のフローチャート 前記特図当否判定処理の概要を示す第3のフローチャート 前記特図当否判定処理の概要を示す第4のフローチャート 主制御装置80で実行される普図遊技処理の概要を示す第1のフローチャート 前記普図遊技処理の概要を示す第2のフローチャート 前記普図遊技処理の概要を示す第3のフローチャート 主制御装置80で実行される特別遊技処理の概要を示す第1のフローチャート 前記特別遊技処理の概要を示す第2のフローチャート 前記特別遊技処理の概要を示す第3のフローチャート 前記特別遊技処理の概要を示す第4のフローチャート パチンコ機50の主な仕様を示す説明図 パチンコ機50の第2の普通図柄始動口21Bおよび特別図柄始動口22の周辺を示す説明図 通常状態からボーナス状態に移行する様子を示すタイムチャート 本発明を適用した第2の実施例のパチンコ機50の遊技盤10の正面図 第2実施例の第2の普通図柄始動口21Bおよび特別図柄始動口22の周辺を示す説明図
以下に本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
[実施例1]
本発明を適用した実施形態の遊技機たるパチンコ機を説明する。図1に示すように、パチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造としてある。外枠51には、左側の上下の位置に設けたヒンジ53を介して、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52および後述の内枠が開閉可能に設けてある。前枠52の板ガラス61の奥には前記内枠に保持された遊技盤10(図2)が設けてある。
前枠52の上部の左右両側位置および外枠51の下部の左右両側位置にはそれぞれスピーカ66が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また前枠52には遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。前枠52の下半部には上皿55と下皿63とが一体に形成してある。下皿63の右側には発射ハンドル64が設けてあり、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤10に向けて発射される。
下皿63は上皿55から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。下皿63の左側には演出ボタン67が設けてある。
本パチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には下皿63の左側に貸出ボタン57、精算ボタン58および精算表示装置59が設けてある。なお、図1の39は、前枠52および前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、シリンダ錠39に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠52を開放する。
図2に示すように、遊技盤10には外レール11と内レール12とによって囲まれた略円形の遊技領域13が形成されている。遊技領域13には、その中央部にセンターケース14が装着され、センターケース14のほぼ中央下方および右方位置にはそれぞれ第1および第2の普通図柄の始動口21A,21Bが設置されている。始動口21Bは遊技球が通過可能なゲートで構成してある。普通図柄(以下、普図ともいう)の始動口21A,21Bは普図の当否抽選を実行する始動口であり、始動口21A,21Bのいずれかに遊技球が入球すると普図の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数は普図の保留記憶として記憶される。なお、第2普図始動口21Bは、普図の当否抽選が当選となったときに開放される普通電動役物として構成されており、第2普図始動口21Bの上方には、遊技球が第2普図始動口21Bに入球するのを防止する規制部26が設けられている。この構成により、普通電動役物が開放しない限り、遊技球は第2普図始動口21Bに入球することができない。
第2普図始動口21Bの下方位置には、特別図柄の始動口22が配設されている。始動口22は特別図柄(以下、特図ともいう。また始動口22を特図始動口22ともいう)の当否抽選用の始動口であり、特図始動口22に遊技球が入球すると複数種類の乱数が抽出され、これらの乱数に基づいて特図の当否抽選が行われる。なお、始動口22に入球させるには、第2普図始動口21Bが図22に示すように開放されている際に、遊技球Bをセンターケース14の上方を通過させて遊技領域の右側に発射(いわゆる右打ち)する。すると、第2普図始動口21Bに入った遊技球Bが第2普図始動口21Bを通過して、誘導釘4に誘導されて特別図柄の始動口22に入球する。
図2に戻る。センターケース14の直下に位置する第1普図始動口21Aの右横位置には、特図の当否抽選が当選したときに開放される特別電動役物からなる大入賞口25が配設されている。大入賞口25は、特図の当選時に、0.5秒開放される。
また第1普図始動口21Aの左横位置には、複数の普通入賞口24が配設してある。更に内レール12沿いには、特図表示装置16や普図表示装置18、左打ち遊技か右打ち遊技のいずれかを推奨する左右の打ち位置ランプ41,42等が配設された遊技状態報知ランプ部30が設けてある。
センターケース14は中央に演出図柄表示装置15(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、演出図柄表示装置15には前記普図に対応する擬似図柄などの演出を表示する。センターケース14の下縁には普図保留数表示装置19が配設してある。またセンターケース14には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。なお、遊技盤10の盤面最下部にはアウト口28が設けられている。
図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、前記遊技盤10を脱着可能に取付ける内枠70が収納されている。内枠70は、前枠52と同様に、一方の側縁(図3の右側)の上下位置が前記外枠51にヒンジ結合され開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71、タンクレール72、払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤10の入賞口に遊技球が入賞すれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球(賞球)が払出ユニット73により払出球流下通路を通り上皿55に払い出される。また、本実施形態では前記賞球を払い出す払出ユニット73により貸出ボタンの操作で払い出される貸球も払い出す構成としてある。また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当する。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤10に設けられ、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85は内枠70に設けられている。図3では発射制御装置84が描かれていないが、払出制御装置81の下に設けてある。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けてあり、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号がホールコンピュータ(図4参照)へ送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用(枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いていたが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板78を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
図4は本パチンコ機50の電気的構成を示すもので、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83および発射制御装置84においては、詳細の図示は省略するが、これらの制御装置はいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御装置80には各種の乱数を抽出する乱数カウンタ等も備わっている。
主制御装置80は、裏配線中継端子板および外部接続端子板78を介して遊技施設のホールコンピュータと電気的に接続される。主制御装置80には、裏配線中継端子板や遊技盤中継端子板を介して、前枠(ガラス枠)52および内枠70が開放しているか否か検出するガラス枠開放SW(スイッチ)、内枠開放SW、特図の始動口22への入球を検出する特図始動口SW、第1および第2普図始動口21A,21Bへの入球を検出する第1、第2普図作動SW、大入賞口25への入球を検出するカウントSW、普通入賞口24への入賞球を検出する左、右入賞口SW等の検出信号が入力される。
また主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81や、サブ制御装置たるサブ統合制御装置83および演出図柄制御装置82にコマンドを出力し、図柄表示装置中継端子板を介して特図表示装置16、普図表示装置18および普図保留数表示装置19の表示制御を行なう。主制御装置80は、大入賞口ソレノイドを制御して大入賞口を開放作動せしめる。また特図の始動口22を開閉する普電役物ソレノイドの作動を制御する。
払出制御装置81には、球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW等の検出信号が入力される。払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータを稼働させて遊技球を払い出させる。また、CRユニット56と電気的に接続され、精算表示装置59を介して球貸および精算SW57,58による貸出要求、精算要求の操作信号を受け付け、CRユニット56とデータを送受し、貸出要求信号に応じて払出モータを稼働させて貸球を払い出させ、CRユニット56に挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
発射制御装置84は、発射停止SW、発射ハンドル64に遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチSW等の検出信号が入力される。払出制御装置81を介して主制御装置80から送られてくるコマンド(タッチSWの信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドル64の回動信号および発射停止SWの信号に基づいて発射モータを制御して遊技球を発射および停止させ、タッチランプの点灯を制御する。
サブ統合制御装置83は、音量調節SWや演出ボタン67などの検出信号が入力される。主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて、スピーカを駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプの点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置82へキャラクタなどを表示する擬似演出や普図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
演出図柄制御装置82は、LCDパネルユニットや付属ユニットと共に演出図柄表示装置15を構成している。演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から送られてくるコマンドに応じてLCDパネルの表示を制御する。
次にパチンコ機50の作動を説明する。パチンコ機50は、第1または第2の普図始動口21A,21Bに遊技球が入球すると、普図の当否抽選を実行する。なお、初期状態においては、普図始動口21Bに遊技球が入ることは非常に困難であるため、普通図柄の当否抽選は、専ら普図始動口21Aへの入球に伴って行なわれる。このとき普通図柄表示装置18および演出図柄表示装置15の図柄変動を開始し、その後、普通図柄表示装置18に普図を、演出図柄表示装置15に普図に対応する擬似図柄を確定表示して前記抽選結果を報知する。抽選結果が当りであれば普図の当り遊技として普通電動役物(普図始動口21B)を開放する。
この状態で右打ちが行なわれ、第2の普図始動口21Bに遊技球が入ると、特図の始動口22に遊技球が入球する。これを契機として特図の当否抽選が実行され、該抽選結果が当りであれば特図の当り遊技として大入賞口25を開放する。なお特図の抽選結果は特別図柄表示装置16に特図を確定表示して報知する。
そして特図の当り遊技終了には遊技状態が通常の遊技状態とは異なる特別の遊技状態へ移行される。特別な遊技状態として、普図の当選確率を高確率とする普図確率変動機能、普通電動役物の開放延長機能および特図の当選確率を高確率とする特図確率変動機能が作動する特別遊技状態へ移行する。
このように特図の当り遊技の終了後には、普図の当り遊技が生起しやすい状態となって、特図の当否抽選が行なわれ易くなる。なお、このように普図の当り遊技が生起しやすい状態となると、普通電動役物が開放され易くなるので、以降の普通図柄の当否抽選は、専ら普図始動口21Bへの入球に伴って行なわれる。
以下、主制御装置80(厳密には、そのCPU)が実行するプログラム処理に基づいて作動の詳細を説明する。
先ず図5を参照して前記プログラム処理の「メインルーチン」の概要を説明する。「メインルーチン」は本処理(S100〜S111,S115)と残余処理(S112)とで構成され、2ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
正常割り込みなら(S100:yes)、初期乱数更新処理(S101)、特図の大当り決定用乱数の更新処理(S102)、大当り図柄決定用乱数の更新処理(S103)、普図の当り決定用乱数の更新処理(S104)、当り図柄決定用乱数の更新処理(S105)、普図のリーチに関するリーチ判定用乱数の更新処理(S106)、普図の変動パターンに関する変動パターン決定用乱数の更新処理(S107)、入賞確認処理(S108)、当否判定処理(S109)、各出力処理(S110)、不正監視処理(S111)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S112)をループ処理する。
次に主制御装置80が実行するプログラム処理で、本発明に関わりの深い当否判定処理(S109)を中心に、入賞確認処理(S108)や各出力処理(S110)の一部のサブルーチンについて説明する。
図6に示す「普図始動入賞確認処理」は入賞確認処理(S108)のサブルーチンで、第1または第2の普図始動口21A,21Bへの入球があるか確認し(S200)、入球があれば(S200:yes)、普図の保留記憶が満杯でないか確認する(S201)。保留記憶が満杯でなければ(S201:no)、S202の処理で、普図の当り決定用乱数、当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数などの各種乱数を抽出し、抽出された各種乱数が保留記憶として主制御装置80のメモリに記憶される(最大4つ)。なお、パチンコ機50において普通図柄のハズレ図柄は1種類のみであるため、ハズレ図柄を決定するための乱数は備えていない。そして、普図保留数表示装置19の表示制御、および演出図柄制御装置82やサブ統合制御装置83へ普図保留数のコマンドを送信する(S203)。
図7に示す「普図当否判定処理」は、当否判定処理(S109)のサブルーチンで、S300の処理で第2普通図柄始動口21Bを開放させるための普通電動役物が作動中か確認し、作動していなければ(S300:no)、普図が変動中か確認し(S301)、変動中でなければ(S301:no)、普図の確定図柄が表示されているか確認する(S302)。なお、普通電動役物が作動中(S300:yes)であれば「普図遊技処理」に移行する。
S302の処理で確定図柄が表示中でなければ(S302:no)、普図の保留記憶があるか確認(S303)し、普図の保留記憶があれば(S303:yes)、普図の保留記憶数を減算し、保留記憶のシフト処理を行う(S304)。該シフト処理により普図の保留記憶のうち最も古い保留記憶が当否判定の対象となる。普図の保留記憶がなければ(S303:no)、「普図遊技処理」に移行する。
次にS305の処理で、時短フラグを確認して現在の遊技状態が時短中であるか確認する(時短フラグが1であれば時短中)。時短中であれば(S305:yes)、高確率の当否判定用テーブルで当否判定を行うようにセットする(S306)。時短中でなければ(S305:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルで当否判定を行うようにセットする(S307)。そしてS308の処理では、S307またはS308の処理でセットした当否判定用テーブルと当り判定用乱数とを対比して当りか否か当否判定を行う。普図の当り確率は、図21に示すように、通常は200分の1に設定されており、時短時には1分の1に設定される。
当りであれば(S308:yes)、S309の処理において、前記対象となる保留記憶の当り図柄決定用乱数に基づいて当り図柄を決定し、前記対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて当りの変動パターンを決定する(S310)。一方、普図が当りでなければ(S308:no)、ハズレの変動パターンを決定する(S311)。こうしてS310またはS311の処理にて変動パターンが決定されると、S312の処理で、普図表示装置18の変動開始、および演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ普図変動開始コマンドを送信し、「普図遊技処理」に移行する。
S301の処理で普図の図柄変動中のときは(S301:yes)、図8の処理に移行し、図柄の変動時間が経過したか否かを判定する(S320)。図柄の変動時間が経過したことを確認すると(S320:yes)、確定図柄表示設定処理(S321)により普図表示装置18の確定図柄表示、演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ普図に対応する擬似図柄を確定表示させるようにコマンドを送信する。続いて確定表示させた普図が当りになる組合せであるか否か確認し(S322)、当りになる組合せであったときは(S322:yes)、普通電動役物作動開始処理(S323)により普電が作動している旨を示すフラグを立て、普図当り開始演出処理(S324)により演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「普図遊技処理」に移行する。なお、時短作動中においては、普図当り開始演出処理(S324)は、開始演出を行なわない。
図7のS302の処理で確定図柄表示中のときは(S302:yes)、図9の処理に移行し、確定図柄の表示時間が経過したか否かを判定する(S330)。確定図柄の表示時間が経過したことを確認すると(S330:yes)、確定図柄表示終了処理(S331)において普図表示装置18の確定図柄表示の終了、演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ擬似図柄の表示を終了させるようにコマンドを送信し、「普図遊技処理」へ移行する。
図10に示す「特図当否判定処理」は、当否判定処理(S109)のサブルーチンであり、大入賞口25を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し(S400)、作動していなければ(S400:no)、特図が変動中か確認し(S401)、変動中でなければ(S401:no)、特図の確定図柄が表示されているか確認する(S402)。なお、特別電動役物が作動中(S400:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する(図13参照)。
S402の処理で確定図柄が表示中でなければ(S402:no)、普通電動役物が作動中か確認する(S403)。これは、ピアノ線などの器具により不正に普通電動役物が開放され、大当りを得られるのを防ぐための処理である。普通電動役物が作動中であれば(S403:yes)、次に特別図柄の始動口22への入球があったか否かを判定する(S404)。入球があった場合(S404:yes)は、図13に示すように、現在の遊技状態が、特図の当り確率が高確率となる確変中(確変フラグが1)であるか確認する(S450)。確変中であれば(S450:yes)、高確率の当否判定用テーブルで当否判定を行うようにセットする(S451)。確変中でなければ(S450:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルで当否判定を行うようにセットする(S452)。そしてS453の処理では、S451またはS452の処理でセットした当否判定用テーブルと大当り判定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。特図の当り確率は、図21に示すように、通常時、確変時ともほぼ1分の1に設定されている。
大当りと判定された場合(S453:yes)には、大当り図柄決定用乱数に基づいて特図の大当り図柄を決定し(S454)、大当りの変動パターンを決定する(S455)。続いてS456の処理において、大当り設定処理を行う。大当り設定処理では、次回の遊技状態や大当たり態様などの設定を行なう。一方、ハズレと判定された場合(S453:no)には、ハズレの変動パターンを決定し(S457)、S458において、ハズレ設定処理を行う。ハズレ設定処理では、遊技状態が確変状態の場合に確変カウンタおよび時短カウンタを減算する処理が行なわれる。なお本実施例のパチンコ機50では、ハズレ図柄は1種類しかないため、ハズレ図柄を設定する処理は存在しない。
こうして大当りまたはハズレの設定がなされると、特図変動開始コマンド送信処理(S459)にて特図表示装置16の特図の変動開始、演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ特図の変動開始に対応するコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
図10に戻る。特図が変動中であれば(S401:yes)、図11の処理に移行し、図柄の変動時間が経過したか否かを判定する(S420)。経過したことを確認すると(S420:yes)、確定図柄表示設定処理(S421)により特図表示装置16の確定図柄表示、演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ特図確定図柄に対応するコマンドを送信する。
続いて確定表示させた特図が大当りになる組合せであるか否か確認し(S422)、大当りになる組合せであったときは(S422:yes)、確変フラグが1(確変中)であれば(S423:yes)、確変フラグを0にセットし(S424)、時短フラグが1(時短中)であれば(S425:yes)、時短フラグを0にセットする(S426)。
続いて条件装置の作動を開始させ(S427)、役物連続作動装置の作動を開始させる(S428)。条件装置は大当り遊技で役物連続作動装置の作動に必要な装置であり、役物連続作動装置は特別電動役物を連続して作動させる装置である。そして大当り開始演出処理(S429)により演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
S422の処理で、大当りになる組合せでなければ(S422:no)、確変フラグが1か確認し(S430)、確変フラグが1であり(S430:yes)、確変回数が0であれば(S431:yes)、確変フラグを0にセットして(S432)、S433に移行する。確変フラグが1でない(S430:no)か又は、確変回数が0でなければ(S431:no)、S433に直行する。S433では時短フラグが1か確認し、時短フラグが1であり(S433:yes)、時短回数が0であれば(S434:yes)、時短フラグを0にセットして(S435)、「特別遊技処理」に移行する。時短フラグが1でない(S433:no)か又は、時短回数が0でなければ(S435:no)、そのまま「特別遊技処理」に移行する。
図10のS402で、確定図柄表示中と判定されたときは(S402:yes)、図12の処理に移行し、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判定する(S440)。終了したことを確認すると(S440:yes)、確定図柄表示終了処理(S441)において特図表示装置16の確定図柄表示の終了、演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ確定図柄表示の終了に関するコマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。終了していない場合(S440:no)は、そのまま「特別遊技処理」へ移行する。なお、S403で普通電動役物が作動していない(S403:no)と判定された場合、またはS404で特別図柄の始動口22に入賞がなかったと判定された場合も、「特別遊技処理」へ移行する。
図7に示した「普図遊技処理」の概要を図14に示す。先ず、普通電動役物が作動中か確認する(S500)。普通電動役物が作動中でなければ(S500:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。普通電動役物が作動中であれば(S500:yes)、普通電動役物が開放中か確認する(S501)。普通電動役物が開放中でなければ(S501:no)、普図当り終了演出中か確認し(S502)、普図当り終了演出中でなければ(S502:no)、普図当り開始演出時間が経過したか確認し(S503)、普図当り開始演出時間が経過していれば(S503:yes),S504の普通電動役物の開放処理で普通電動役物を開放してリターンする。普図当り開始演出時間が経過していない場合(S503:no)は、そのままリターンする。
S501の処理で普通電動役物が開放中と判定された場合(S501:yes)は、図15に示すように、普通電動役物に10個(規定数)の入賞があったか否か(S510)、または普通電動役物の開放時間が終了したか否か(S511)を確認して、いずれかを確認できれば(S510:yesまたはS511:yes)、普通電動役物を閉鎖し(S512)、普図当り演出終了処理を実行して(S513)リターンする。いずれも確認できなければ(S510:noかつS511:no)、そのまま普図遊技処理を終了(リターン)する。
図14のS502の処理で普図当り終了演出中と判定された場合(S502:yes)は、図16に示すように、前記普図当り終了演出時間が経過したか否かを判定する(S520)。経過していれば(S520:yes)、普通電動役物作動停止処理(S521)により、普電の作動を停止させ、普図当り終了コマンド送信の処理(S522)を実行する。この処理で演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83に普図当り終了コマンドを送信し、普図遊技を終了する。一方、普通図柄当り終了演出時間が経過していなければ、(S520:no)、そのまま普図遊技処理を終了する。
図13にあった「特別遊技処理」の概要を図17に示す。先ず、役物連続作動装置が作動中か確認し(S600)、作動中であれば(S600:yes)、S601の処理で大入賞口25が開放中か確認する。役物連続作動装置が作動中でなければ(S600:no)リターンする。S601の処理で大入賞口25が開放中でなければ(S601:no)、インターバル中か確認し(S602)、インターバル中でなければ(S602:no)、大当り終了演出中か確認し(S603)、大当り終了演出中でなければ(S603:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S604)、大当り開始演出時間が経過していれば(S604:yes)、S605で大入賞口25を開放してリターンする。
S601の処理で大入賞口開放中と判定された場合(S601:yes)は、図18に示すように、大入賞口25に入賞があったか否か(S610)、または大入賞口の開放時間が終了したか否か(S611)を確認する。いずれかを確認できれば(S610:yesまたはS611:yes)、大入賞口25を閉鎖し(S612)、大当りインターバル処理を実行して(S613)特別遊技処理を終了する。いずれも確認できなければ(S610:noかつS611:no)そのまま特別遊技処理を終了する。
図17のS602の処理でインターバル中と判定された場合(S602:yes)は、図19に示すように、大当りインターバル時間が経過したか否か確認し(S620)、経過していれば(S620:yes)、最終ラウンド(2ラウンド目)かどうか確認する(S621)。最終ラウンドであれば、(S621:yes)、大当り終了演出の処理(S622)を実行し、この処理で演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了して特別遊技処理を終了する。一方、最終ラウンドでなければ、(S621:no)、大入賞口の開放設定処理(S623)を実行して特別遊技処理を終了する。なお、大当りインターバル時間が経過していない場合(S620:no)は、そのまま特別遊技処理を終了する。
図17のS603の処理で大当り終了演出中と判定された場合(S603:yes)は、図20に示すように、大当り終了演出時間が経過したか確認し(S630)、該時間が経過していれば(S630:yes)、役物連続作動装置の作動を停止する処理(S631)を実行し、条件装置の作動を停止する処理(S632)を実行する。
続いて、確変に移行するか否かを判定し(S633)、移行する場合(S633:yes)は、確変フラグに1をセットし(S634)、確変カウンタに10をセットし(S635)、時短フラグに1をセットし(S636)、時短カウンタに10をセットする(S637)。そして大当り終了コマンド送信の処理(S638)を実行し、この処理で演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83に大当り終了コマンドを送信し、特別遊技処理を終了する。S633で確変に移行しないと判定された場合(S633:no)は、S638に直行して大当り終了コマンド送信の処理を実行する。
以上説明したパチンコ機50における遊技の流れを図23のタイムチャートを用いて説明する。なお、初期状態は通常状態であって、普通図柄の保留はないものとする。この状態で遊技者が右打ちをしても、第2の普図始動口21Bが開放しないので、遊技球は規制部26に阻まれて第2の普図始動口21Bに入球することができない。第1普図作動SWが遊技球の通過を検出(A)すると、普通図柄が変動Bを開始し、普通図柄表示装置18にて普通図柄の変動が行なわれると共に、演出図柄表示装置15で普通図柄の擬似図柄が変動が行なわれる。
普通図柄およびその擬似図柄の変動が停止され、確定表示された普通図柄が当りの組合せであった場合、普電が作動する(C)。なお、普通図柄の当り確率は通常状態においては1/200(図21参照)であるから、よほど幸運でない限り、普電を作動させるまで普通図柄を何度も変動させることになる。ここでは説明の便宜上、運よく当たったものとしている。普電が作動すると、開始演出が行なわれた後、第2の普図始動口21Bが開放(D。図23では普電開放と記載)する。ここで遊技者が右打ちをすると、遊技球が第2の普図始動口21Bを通過する。この状態では第2の普図始動口21Bが開放しているため、遊技球は容易に第2の普図始動口21Bを通過し、この結果、第2普通図柄作動SWは複数個の遊技球通過を検出する(E)。なお、普電の規定入賞数は図21に示したように10個であるが、図23では図を簡略にするために、4個のみ通過した図となっている。
第2の普図始動口21Bを通過した遊技球は特別図柄の始動口22に入賞するので、特別図柄始動口SWはEと同数の遊技球を検出する(F)。そして、これらの内の最初の検出に対応した特図変動(G)が開始される。なお、パチンコ機50においては特別図柄に保留機能がないので、特別図柄始動口SWによる遊技球の検出Fの内、2個目以降については、賞球の払出がなされるのみで、特別図柄の変動は行なわれない。特図が変動(G)されると、ほぼ当りとなるため(図21参照)、条件装置が作動する(H)。なお、図23には示されていないが、条件装置が作動すると、所定のインターバル期間を織り込みつつ、大入賞口25が開放する。大入賞口25の開放は短時間開放を2回行なうだけであるので、入賞は困難である。条件装置の作動が停止して、時短状態となった場合、普通図柄の当り確率は100%となる(図21参照)。
普電の作動(C)が終了し、その終了演出時間が終了すると、第2普通図柄作動SWによる遊技球の検出Eの内、最も先に検出されたものに対応する普通図柄の変動(I)が行なわれる。普通図柄の当り確率は100%なので普電が作動し(J)、第2の普図始動口21Bが開放(K)する。これにより遊技球は第2の普図始動口21Bを容易に通過して、第2普通図柄作動SWは複数個の遊技球通過を検出する(L)。なお、前述したように時短状態においては当り開始演出は行なわれないため、普電開放(K)は普電作動(J)とほぼ同時に開始される。第2の普図始動口21Bを通過した遊技球は特別図柄の始動口22に入賞するので、特別図柄始動口SWはLと同数の遊技球を検出する(M)。そして、これらの内の最初の検出に対応した特図変動(N)が開始される。特図が変動されると、ほぼ当るため、条件装置が作動する(O)。
以降、条件装置の作動停止→時短状態の発生→普電作動の停止→普通図柄の変動→普電の作動・開放→特図始動口SWによる検知→特別図柄の変動→特別図柄の当り→条件装置の作動→条件装置の作動停止→・・・を繰り返すことにより、普電の開放・閉鎖が繰り返され、開放された普電に入った遊技球が特別図柄の始動口22に入賞することにより賞球が払い出されていく。この状態をボーナス状態と呼ぶことにする。普電の開放により遊技球は第2普図始動口21Bを容易に通過するので、普通図柄の保留が途切れることは無い。この状態は、条件装置の作動が停止したあとに時短が発生しなかった場合に停止する。すなわち、時短が発生しないと、普通図柄は1/200の確率でしか当たらず、ハズレた場合には、普電が作動することも、普電が開放することもなくなる。条件装置の作動が停止したあとに時短が発生する確率は95%(図21参照)であるから、ボーナス状態は、条件装置が作動するごとに5%の確率で終了することになる。なお、ボーナス状態が終了する場合としては、これ以外に、変動された特別図柄が10回連続でハズレるというケースがあるが、この確率は非常に低い(1回ハズレる確率が6万5千分の1以下)ため、考慮しないものとする。
以上のように構成されたパチンコ機50によれば、普通図柄が時短されていない状態では、1/200の確率でしか普電は開放せず、従って右打ちを行なっても遊技球は規制部26に妨害されて、第2の普通図柄始動口21Bに入球することができない。また、誘導釘4により第2の普図始動口21Bから特別図柄始動口22に至る経路がその外部から隔離されているため、右打ち等により直接、特別図柄始動口22に入賞させることもできない。従って遊技者は右打ちをする意味が無い。
一方、遊技球が第1の普通図柄始動口21Aに入賞して当ると、普電が開放して、第2の普通図柄始動口21Bに入球可能となる。この入球の難易度は、第2の普通図柄始動口21Bが普通電動役物として構成されていることにより、通常の入賞口と大差ない構造の第1の普通図柄始動口21Aよりも容易となる。遊技者が右打ちをすることにより、第2の普通図柄始動口21Bを通過した遊技球は、特別図柄始動口22に入球して、賞球が払い出されると共に、特別図柄の変動表示が開始される。特別図柄が変動されると、殆どの場合、特別図柄が当選するため、条件装置が作動する。この作動の停止後に時短が発生すると、普通図柄の当たり確率が1/200から1/1に上昇する。従って「普通図柄の変動」が行なわれると、必ず当選し、再び普電が開放する。なお、この「普通図柄の変動」は普通図柄の保留記憶に基づくものであり、この保留記憶は多くの場合、ボーナス状態の発生前に第1の普通図柄始動口21Bに入球したことによる発生したものである。仮にボーナス状態の発生前に普通図柄の保留記憶がなかったとしても、普電が開放されたことにより、第2の普通図柄始動口21Bに容易に入球するので、普電の開放中に普通図柄の保留記憶が発生し、これに基づく普通図柄の変動ならびに該変動の停止による普通図柄の当りが滞りなく発生する(条件装置の停止後に時短状態となった場合)。
このように本発明のパチンコ機50によれば、通常状態における第2の普図始動口21Bへの入賞の防止と、ボーナス状態における円滑な遊技進行を両立させることができる。
ここで本実施例の構成・状態と、本発明の構成要件との対応関係を示す。演出図柄表示装置15が本発明の「普通図柄表示装置」に相当し、普図始動口21Aが本発明の「第1普通図柄始動口」に相当し、普図始動口21Bが本発明の「第2普通図柄始動口」に相当し、S202の処理が本発明の「保留手段」に相当し、S309の処理が本発明の「普通図柄設定手段」に相当し、S305〜S308の処理が本発明の「普通図柄当否判定手段」に相当し、S504の処理が本発明の「開状態発生手段」に相当し、特図始動口22が本発明の「特別図柄始動口」に相当し、誘導釘4が本発明の「誘導部」に相当し、特図表示装置16が本発明の「特別図柄表示装置」に相当し、S453およびS454の処理が本発明の「特別図柄設定手段」に相当し、大入賞口25が本発明の「特別電動役物」に相当し、S633の処理が本発明の「当選確率制御手段」に相当し、S636の処理が本発明の「当選確率上昇手段」に相当する。
[実施例2]
第2の実施例について図24〜25を用いて説明する。なお、本実施例は実施例1と共通点が多いため、異なる点のみを重点的に説明する。図24は本発明の第2の実施例のパチンコ機50の遊技盤10を示すものである。本実施例においては、第2の普図始動口21Bが第1実施例のものよりもやや上方に配置されている。こうして広がった第2の普図始動口21Bと特別図柄始動口22の間に誘導釘4を、第1実施例よりも多く植設し、且つ特別図柄始動口22に近い誘導釘4ほど左右方向の間隔が広くされている。このように構成することにより、遊技球Bが第2の普通図柄始動口21Bを通過しても、特別図柄始動口22に入球しない場合が発生する(図25参照)。
そして、通常状態において遊技者が右打ちをしても、第1実施例と同様、第2の普図始動口21Bが開放しないので、遊技球は規制部26に阻まれて第2の普図始動口21Bに入球することができない。また、誘導釘4が第1実施例のものよりも左右方向に広い間隔で配置されているとはいえ、第2の普通図柄始動口21Bを通過させること無く、遊技球を直接、特別図柄始動口22に入賞させることはできない配置となっているため、通常状態における右打ちを防止することができる。また、普通図柄が当たると、普電が開放して、第2の普通図柄始動口21Bに容易に入球可能となるので、普電の作動の停止時には、確実に普通図柄の保留記憶が存在し、該保留記憶に基づく普通図柄の変動が滞りなく発生する。
[他の実施例]
前記実施例では、時短状態における普通図柄の当り確率を1/1としたが、これとは異なる値としてもよい。但し、低くしすぎると、条件装置の作動停止により状態が変化した訳でもないのに、ボーナス状態が普通図柄のハズレにより終了するという事態が発生し、本発明の目的を無意味化しかねないので、特別図柄の当り確率のように1/1に極めて近い確率とするのが望ましい。同様に、特別図柄の当り確率も、図21に示したものとは異なる値にしても構わない。
また誘導部を誘導釘4以外の構成で実現しても良い。例えば、合成樹脂などにより遊技球の筒状の通路を構成し、第2普通図柄始動口21Bを通過した遊技球が特図始動口22に導かれるように構成してもよい。また、第2普通図柄始動口21Bを通過した遊技球が一旦、遊技盤10の奥へ流れ、再び遊技盤10に排出されて、特図始動口22に入球するように構成してもよい。いずれの構成にしても、第2普通図柄始動口21Bを通過していない遊技球が特図始動口22に入球しないように構成する必要がある。
また、前記いずれの実施例においても、第1普通図柄始動口21Aを入賞口として構成したが、ゲートとして構成してもよい。
4: 誘導釘 21A:第1の普通図柄始動口
21B: 第2の普通図柄始動口 22: 特図始動口
25: 大入賞口(特別電動役物) 50: パチンコ機
80: 主制御装置 83: サブ統合制御装置

Claims (2)

  1. 遊技域の略中央に設けられ、普通図柄または該普通図柄の擬似図柄を表示するための普通図柄表示装置と、
    前記遊技域において前記普通図柄表示装置の下方に設けられ、入球が常に可能な第1普通図柄始動口と、
    前記遊技域において前記普通図柄表示装置の右方に設けられ、前記第1普通図柄始動口よりも入球が容易な開状態と入球が不可能な閉状態とに変化可能な第2普通図柄始動口と、
    前記第1普通図柄始動口への入球および前記第2普通図柄始動口への入球に起因して発生された乱数値を記憶可能な保留手段と、
    前記保留手段に記憶された前記乱数値に基づいて、当否を判定する普通図柄当否判定手段と、
    該普通図柄当否判定手段による当否判定に基づいて、前記普通図柄表示装置に表示する普通図柄を設定する普通図柄設定手段と、
    該普通図柄設定手段により設定された普通図柄が当り図柄であった場合に、前記第2普通図柄始動口を前記開状態にする開状態発生手段と、
    前記遊技域に設けられた入賞口であって、入球により賞球が払い出される特別図柄始動口と、
    前記第2普通図柄始動口に入球した遊技球のみを前記特別図柄始動口に入球させる誘導部と、
    前記遊技域に設けられ、特別図柄を表示するための特別図柄表示装置と、
    前記特別図柄始動口に遊技球が入球したことに起因して発生された乱数に基づいて当否を判定し、該判定結果に基づいて前記特別図柄表示装置に表示する特別図柄を設定する特別図柄設定手段と、
    前記遊技域に設けられ、前記特別図柄設定手段により設定された特別図柄が当り図柄であった場合に開放される特別電動役物と、
    前記特別図柄表示装置に表示された特別図柄が当り図柄であったことに起因して、前記普通図柄当否判定手段による前記抽選を通常よりも高い確率で当選させる高確率状態にするか否かを判定する当選確率制御手段と、
    該当選確率制御手段により前記高確率状態にすると判定された際には、前記特別電動役物の閉鎖後の遊技状態を前記高確率状態にする当選確率上昇手段と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記特別図柄始動口が、前記第2普通図柄始動口の下方に配置された入賞口であり、
    前記誘導部が、前記第2普通図柄始動口を通過した遊技球のみを前記特別図柄始動口に入球させるべく前記遊技域に植設された釘である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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