JP6225314B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6225314B2 JP6225314B2 JP2013236797A JP2013236797A JP6225314B2 JP 6225314 B2 JP6225314 B2 JP 6225314B2 JP 2013236797 A JP2013236797 A JP 2013236797A JP 2013236797 A JP2013236797 A JP 2013236797A JP 6225314 B2 JP6225314 B2 JP 6225314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- big hit
- special
- accessory
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
そこで大当り判定とラウンド数の抽選(連続作動回数)を別々に実施するものが提案されている(例えば特許文献1参照)。このようにすると、大当り決定時にラウンド数はまだ決まっていないので、どの大当り図柄で当っても常にラウンド数の多い大当り遊技に対する期待が持てる。
そこで、本発明は前記事情に鑑み、大当りの価値を決定するための要素を遊技者の意思によって選択することを可能とし、興趣の豊かな遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
該当否判定手段の判定結果に基づいて図柄を決定し、該図柄を変動表示した後に確定表示せしめて前記判定結果を報知する表示手段と、
前記当否判定手段により大当りの判定がなされ、かつ前記表示手段に大当り図柄が確定表示されることにより作動して大当り遊技の開始条件を成立させる条件装置と、
遊技盤に設けられた複数の特定領域と、各特定領域への遊技球の入球を検出可能な検出手段、および前記複数の特定領域のいずれか1つへ向けて遊技球を振り分ける振分部とを有し、前記条件装置の作動中に前記いずれか1つの特定領域への入球が検出されると大当り遊技の実行条件が成立したとして、大当り遊技を実施し、大入賞口を連続的に開閉作動せしめる役物連続作動装置と、
前記大入賞口を連続して開閉作動させる役物連続作動回数を決定する役物連続作動回数決定手段と、を備え、
該役物連続作動回数決定手段は、前記複数の特定領域に対応する複数の役物連続作動回数テーブルを有し、いずれか1つの役物連続作動回数テーブルから前記役物連続作動回数を決定するようになし、
遊技者が操作可能な操作スイッチと、
該操作スイッチの操作に応じて前記振分部を作動せしめて任意の前記特定領域を選択する選択手段とを設け、
前記条件装置の作動中に前記特定領域への入球が検出されると、検出された前記特定領域に対応する前記役物連続作動回数テーブルから前記役物連続作動回数を決定するように構成する。
尚、操作スイッチは遊技盤の前面に設置された押ボタン等の操作スイッチが好適である。
特に、一方の役物連続作動回数テーブルからは平均的な役物連続作動回数が決定されるように構成するとともに、他の方の役物連続作動回数テーブルからは平均よりも極端に多い役物連続作動回数又は平均よりも極端に少ない役物連続作動回数のいずれかが決定されるように構成し、遊技者にリスクの少ない大当り遊技又はリスクの多い大当り遊技を選択させることにより大当り遊技への過程の面白味を増すことができる。
遊技に関する制御を司る主制御装置と、
演出表示等の制御を司るサブ制御装置と、を備え、
主制御装置は、前記操作スイッチからの操作信号を受信するようになし、前記条件装置の作動中に前記特定領域への入球が検出されると、主制御装置に設けられた前記役物連続作動回数決定手段が前記操作信号に応じて役物連続作動回数を決定する構成とする。
前記操作スイッチは、前記条件装置が作動中に操作が有効な構成とする。
前記選択手段は、電源投入時などの初期状態として予め設定された所定の選択状態に設定されている構成とする。
前記主制御装置は、前記選択手段により選択された選択状態を前記サブ制御装置に送信する選択状態送信手段を有する構成とする。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
更に上皿12の前面中央位置には、遊技者により操作可能で、大当り遊技の内容を遊技者が選択するための操作ボタン(操作スイッチ)70が設置されている。操作ボタン70は押ボタン式のスイッチで構成されている。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
またセンターケース200の中央直下位置には、常時、遊技球の入球が可能で、入球により特別図柄(以下、単に特図という)の当否判定の起因となる第1特図始動口23が設置され、更にその直下位置にチューリップ式の普通電動役物からなり、入球時に特図の当否判定の起因となる第2特図始動口24が設置されている。
該第2特図始動口24は普通電動役物(以下、単に普電役物という)の開放時にのみ入球可能である。
また第1および第2特図始動口23,24の左側には複数の普通入賞口27が設置され、更に遊技領域20の最下部にはアウト球口203が設けられている。
尚、遊技領域20には、図略の多数の遊技釘や風車が植設されている。
また遊技盤2の左横端部には、レール202の内側部に、状態報知装置Dが設置され、これには第1特図表示装置、第2特図表示装置、第1特図保留数表示装置、第2特図保留記憶表示装置、普通図柄表示装置および普図保留数表示装置等が設けられている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板538を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、作動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置29の変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置29に当選結果を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口24への入球が可能(又は容易)となる。
第1又は第2特図始動口23,24への入賞があると、これに起因して乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第1又は第2特図の当否判定を行い、第1又は第2特図表示装置28A,28Bおよび演出図柄表示装置21の図柄変動を開始する。判定結果が大当りであれば、大当り図柄を決めて各表示装置28A,28B,21に大当り図柄を確定表示される。この場合、演出図柄表示装置21には第1又は第2特図に対応する擬似演出図柄が表示される。そして大当り図柄が確定表示されることにより大当り遊技の開始条件を成立させる条件装置が作動し、役物連続作動装置30Aの特定領域である通過ゲートに入球(通過)することで大当り遊技の実施条件が満たされたと見做し、これが起因となって大当り遊技(特別遊技)に移行する構成である。尚、本発明のパチンコ機を説明するに当たって、第1特図の大当り遊技と第2特図の大当り遊技とで開閉する大入賞口が相違するものの、大当り遊技の基本構成は同じであり、以下の説明において第1および第2大入賞口を区別することなく単に大入賞口25,26という。
大当り遊技に移行するに当たって、遊技者は大当り遊技の内容(大入賞口25,26の連続作動回数)の異なる遊技を選択可能である。図4に示すように、予め2種類の連続作動回数テーブルが設定されており、「連続作動回数テーブルA」は連続作動回数が「10回」の大当り遊技を行う。「連続作動回数テーブルB」は連続作動回数が「4回」の大当り遊技と「16回」の大当り遊技のいずれかが2分の1の割合で選択され、選択された大当り遊技を行う構成である。
遊技者は特図の判定が大当りとなり条件装置が作動しているときに、操作ボタン70を操作して「連続作動回数テーブルA」又は「連続作動回数テーブルB」を選ぶ。その後、役物連続作動装置30Aの特定領域である通過ゲートに入球することで遊技者により選択された連続作動回数テーブルから大当り遊技が実施される。
「連続作動回数テーブルA」および「連続作動回数テーブルB」はいずれも大入賞口25,26が連続して開閉作動する期待値(平均回数)は「10」である。尚、「連続作動回数テーブルB」において「4回」又は「16回」の選択は、役物連続作動装置30Aに入賞した時に乱数を抽出して該乱数で抽選することが望ましい。また遊技者が操作ボタン70により「連続作動回数テーブルB」を選択した時に乱数を抽出して該乱数で抽選することも考えられる。更にまた大当り図柄等で選択してもよい。
大当り遊技終了後には、遊技状態を大当りの当選確率が高確率となる確率変動(確変)遊技および普図の当選が高確率となり特図の変動時間が短縮される時間短縮(時短)遊技へと移行可能な基本構成を有する。
図5は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
図6に示す「始動入賞確認処理」は前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、先ず第1特図(特1)始動口23への入球を確認し(S200)、入球があれば(S200:yes)、第1特図(特1)保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な第1特図の保留記憶数は各4個である。
保留記憶が満杯でなければ(S204:no)、S205の抽出乱数保留記憶処理において、前記入球に起因して、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等の複数の乱数値を各乱数カウンタから抽出し、これらの乱数を第2特図の保留記憶として記憶する。またこの処理では、第2特図保留数表示装置282の点灯数を1つ増加させるとともに、サブ統合制御装置42へ現在の第2特図の保留記憶数を送信する特図保留数コマンドの送信処理を行う。S205の処理後、リターンする。
第2特図の保留記憶がなければ(S310:no)、S312で第1特図の保留記憶があるか確認し、第1特図の保留記憶があれば(S312:yes)、第1特図の保留記憶数を減算し、第1特図の保留記憶のシフト処理を行う(S313)。これにより第1特図の保留記憶のうち最も古い保留記憶が当否判定の対象となる。
このように第2特図の保留記憶を第1特図の保留記憶よりも先に確認することで、第1特図の当否判定よりも第2特図の当否抽選を優先して実行するようにしている。
第2特図または第1特図の保留記憶がどちらもなければ(S312:no)、「大当り決定処理(大当り決定処理1)」に移行する。
確変中でなければ(S314:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S316)。
大当りであれば(S317:yes)、S318の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
S319の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。尚、前記S317の処理は特許請求の範囲に記載の「当否判定手段」に相当する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により第1又は第2特図表示装置28A,28Bの第1又は第2特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ第1又は第2特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S348)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「大当り決定処理」に移行する。
続く処理で時短フラグが「1」であり(S353:yes)、時短カウンタ(回数)を減算し、カウンタが「0」であれば(S354:yes)、時短フラグを「0」にセットする(S355)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「大当り決定処理」に移行する。
尚、前記S400において条件装置が非作動、S401において役物連続作動装置が作動中であれば、「特別遊技処理」へ移行する。
図12に示すように前記S403のサブルーチンである「選択処理1」は、先ず条件装置が作動中であるか否かを確認し(S500)、作動中であれば(S500:yes)、選択手段の有効化処理を行う(S501)。該処理により遊技者による操作ボタン70の操作が有効とされる。
一方、「連続作動回数テーブルA」が選択されなければ(S503:no)、「Aフラグ」を「0」にリセットする(S506)とともに、「Bフラグ」に「1」をセットする(S507)。
尚、連続作動回数テーブルの選択は、パチンコ機の電源投入後の初期設定において、「連続作動回数テーブルA」又は「連続作動回数テーブルB」いずれか一方に選択しておく。例えば通常は「連続作動回数テーブルA」を選択することが望ましい。
S503の処理は特許請求の範囲に記載の選択手段に相当する。
一方、前記S404の処理で「Aフラグ」が「1」でなく遊技者により「連続作動回数テーブルA」が選択されなければ(S404:no)、S406の処理において「連続作動回数テーブルB」より大入賞口25,26の連続作動回数が決定される。この場合、「4回」又は「16回」のいずれかである。
尚、S405およびS406の処理は特許請求の範囲に記載の役物連続作動回数決定手段に相当する。
S601の処理で大入賞口25,26が開放中でなければ(S601:no)、インターバル中か確認し(S602)、インターバル中でなければ(S602:no)、大当り終了演出中か確認し(S603)、大当り終了演出中でなければ(S603:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S604)、大当り開始演出時間が経過していれば(S604:yes)、S605の大入賞口開放処理で大入賞口25,26を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S615:no)、大入賞口25,26の開放処理(S617)を実行してリターンする。
次にS626において、大当り遊技終了後に時短遊技に移行されるか確認し、移行される場合(S626:yes)は、時短設定処理(S627)および時短フラグに「1」をセットする処理(S628)を行う。
特に、一方の「役物連続作動回数テーブルA」からは平均的な役物連続作動回数が決定されるように構成するとともに、他の方の「役物連続作動回数テーブルB」からは平均よりも極端に多い役物連続作動回数又は平均よりも極端に少ない役物連続作動回数のいずれかが決定されるように構成し、遊技者にリスクの少ない大当り遊技又はリスクの多い大当り遊技を選択させることにより大当り遊技への過程の面白味を増すことができる。
本実施形態のパチンコ機は、前記第1の実施形態のパチンコ機と同様に、大当りとなり条件装置が作動すると、大当り遊技へ移行するにあたって、遊技者は大当り遊技の内容を選択することができ、役物連続作動装置の特定領域に遊技球が入球することにより遊技者が選択した内容の大当り遊技を実施する構成である。大当り遊技の内容選択に関して、役物連続作動装置には複数の特定領域と各特定領域へ向けて遊技球を振分案内する振分部を備え、遊技者が振分部を操作して希望する特定領域へ入球させる。これにより、入球した特定領域に応じた内容で大当り遊技が実施される。
尚、本実施形態のパチンコ機を説明するにあたって、本パチンコ機の基本構成は前記第1の実施形態のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明する。図において同一部材は同一符号で示し、これらの説明を省略する。
一方、図17(b)に示すように、振分部304が右側に揺動して左向きの傾斜姿勢をなすことで、右側通路を塞ぐとともに左側通を開放して遊技球Bを通過Aゲート302へ案内する。通過Aゲート302への入球に応じて「連続作動回数テーブルA」(図4参照)が選択される。
尚、振分部304は遊技者はパチンコ機前面の操作ボタン70(図1参照)を押し操作する毎に左右交互に揺動して振分け方向を切替える。
球通路301の下端は両ゲート302,303の下流で合流し、球出口305より通過A又は通過Bゲート302,303を通過した遊技球を遊技盤上へ戻す。
該S513の処理では、操作ボタン70が操作される毎に、通過Aゲート302と通過Bゲート303とが交互に選択される構成で、今回の操作により通過Aゲート302が選択されたか否かを確認する。
尚、操作ボタン70が操作される毎に、通過Aゲート302と通過Bゲート303とが交互に選択される構成に限らず、通常は通過Bゲート303選択されており、遊技者が操作ボタン70を操作したときのみ通過Aゲート302を選択するように構成してもよい。
一方、通過Aゲート302が選択されなければ(S513:no)、S515の処理において振分部304を左方向へ揺動して遊技球を通過Bゲート302へ案内する。
前記S514、S515の処理は特許請求の範囲に記載の選択手段に相当する。
入球が検出されなければ(S412:no)、S413の処理において、通過Bゲート(特定領域)303への入球があり、第2連続作動回数SW515が入球を検出したか否かを確認する。
尚、前記S410において条件装置が非作動、S411において役物連続作動装置が作動中であれば、「特別遊技処理」へ移行する。
一方、前記S413の処理で第2連続作動回数SW515がオンとなると(S432:yes)、S415の処理において「連続作動回数テーブルB」より大入賞口25,26の連続作動回数が決定される。この場合、「4回」又は「16回」のいずれかである。
尚、S414およびS415の処理は特許請求の範囲に記載の役物連続作動回数決定手段に相当する。
技の内容が遊技機任せである、運次第であるといった印象を払拭し、遊技者が自らの選択により有利な内容を獲得することができるといった印象を与え、興趣を高めることができる。
特に、一方の「役物連続作動回数テーブルA」からは平均的な役物連続作動回数が決定されるように構成するとともに、他の方の「役物連続作動回数テーブルB」からは平均よりも極端に多い役物連続作動回数又は平均よりも極端に少ない役物連続作動回数のいずれかが決定されるように構成し、遊技者にリスクの少ない大当り遊技又はリスクの多い大当り遊技を選択させることにより大当り遊技への過程の面白味を増すことができる。
また本パチンコ機は振分部304の状態を見れば現在の選択状態が一目で分かるので遊技者にとって都合がよい。
一般的にサブ統合制御装置42や演出図柄制御装置43はメモリのバックアップ機能を備えておらず、サブ統合制御装置42や演出図柄制御装置43がノイズ等により電源遮断、復帰を行うとメモリがクリアされてしまい選択情報も消去されるので選択状態が不明となる不具合が発生するおそれがあるが、特図の毎変動時にこまめに選択状態のコマンドを送信することで前記不具合の発生を防ぐことができる。
図22に示すように、(1)変動パターン指定コマンド、特図1又は特図2保留指定コマンドの送信時、(2)特図指定コマンド、機種情報指定コマンドの送信時、(3)状態指定コマンドの送信時等がある。
(1)変動パターン指定コマンド、特図1又は特図2保留指定コマンドの送信時においては、「連続作動回数テーブルA」又は「連続作動回数テーブルB」のどちらが選択されているかによって演出内容を相違させることが可能となる。
(2)特図指定コマンド、機種情報指定コマンドの送信時においては、特図に応じて抽選内容を相違させる時など選択状態を演出内容に反映させることができる。
(3)状態指定コマンドの送信時においては、選択状態を示すコマンドを確変や時短の状態情報を示す状態コマンドの一つとして扱うことができる。
(4)条件装置の作動時において、条件装置が作動すると役物連続作動装置の特定領域へ遊技球を入球させることを報知する必要がある。このため主制御装置40からサブ統合制御装置42や演出図柄制御装置43へ向けて「入球指示コマンド」などを送信することとなる。よってこれに併せて選択状態を示すコマンドを送信することができる。
勿論、パチンコ機への電源投入による起動時にも選択状態を示すコマンドを送信する。
図23(a)はパチンコ機の起動処理時の初期画面を示し、演出図柄表示装置21の表示画面には、機種を示す機種表示210、本パチンコ機のメインキャラクタの「くまの達吉」211、特図に対応する3桁の数字からなる擬似演出図柄212、および表示画面の下部に選択状態表示213を表示する。
また本実施形態は前記第2の実施形態と併用しても良い。
2、2A 遊技盤
21 演出図柄表示装置(表示手段)
23 第1特図始動口(始動口)
24 第2特図始動口(始動口)
25 第1大入賞口(大入賞口)
26 第2大入賞口(大入賞口)
30A 役物連続作動装置(特定領域)
30B 役物連続作動装置
302 通過Aゲート(特定領域)
303 通過Bゲート(特定領域)
304 振分部(振分部)
40 主制御装置(当否判定手段、条件装置、役物連続作動回数決定手段、選択手段、選択状態送信手段)
42 サブ統合制御装置(サブ制御装置)
43 演出図柄制御装置(サブ制御装置)
510 連続作動回数SW(検出手段)
514 第1連続作動回数SW(検出手段)
515 第2連続作動回数SW(検出手段)
70 操作ボタン(操作スイッチ)
Claims (5)
- 遊技盤に設けられた始動口への入球に起因して大当りとなるか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
該当否判定手段の判定結果に基づいて図柄を決定し、該図柄を変動表示した後に確定表示せしめて前記判定結果を報知する表示手段と、
前記当否判定手段により大当りの判定がなされ、かつ前記表示手段に大当り図柄が確定表示されることにより作動して大当り遊技の開始条件を成立させる条件装置と、
遊技盤に設けられた複数の特定領域と、各特定領域への遊技球の入球を検出可能な検出手段、および前記複数の特定領域のいずれか1つへ向けて遊技球を振り分ける振分部とを有し、前記条件装置の作動中に前記いずれか1つの特定領域への入球が検出されると大当り遊技の実行条件が成立したとして、大当り遊技を実施し、大入賞口を連続的に開閉作動せしめる役物連続作動装置と、
前記大入賞口を連続して開閉作動させる役物連続作動回数を決定する役物連続作動回数決定手段と、を備え、
該役物連続作動回数決定手段は、前記複数の特定領域に対応する複数の役物連続作動回数テーブルを有し、いずれか1つの役物連続作動回数テーブルから前記役物連続作動回数を決定するようになし、
遊技者が操作可能な操作スイッチと、
該操作スイッチの操作に応じて前記振分部を作動せしめて任意の前記特定領域を選択する選択手段と、を設け、
前記条件装置の作動中に前記特定領域への入球が検出されると、検出された前記特定領域に対応する前記役物連続作動回数テーブルから前記役物連続作動回数を決定するように構成したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
遊技に関する制御を司る主制御装置と、
演出表示等の制御を司るサブ制御装置と、を備え、
主制御装置は、前記操作スイッチからの操作信号を受信するようになし、前記条件装置の作動中に前記特定領域への入球が検出されると、主制御装置に設けられた前記役物連続作動回数決定手段が前記操作信号に応じて役物連続作動回数を決定する構成としたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2のいずれかに記載の遊技機において、
前記操作スイッチは、前記条件装置が作動中に操作が有効な構成としたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機において、
前記選択手段は、電源投入時などの初期状態として予め設定された所定の選択状態に設定されていることを特徴とする遊技機。 - 請求項2又は請求項2を引用する請求項3若しくは4のいずれかに記載の遊技機において、
前記主制御装置は、前記選択手段により選択された選択状態を前記サブ制御装置に送信する選択状態送信手段を有することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013236797A JP6225314B2 (ja) | 2012-11-19 | 2013-11-15 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012253088 | 2012-11-19 | ||
JP2012253088 | 2012-11-19 | ||
JP2013236797A JP6225314B2 (ja) | 2012-11-19 | 2013-11-15 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014113477A JP2014113477A (ja) | 2014-06-26 |
JP6225314B2 true JP6225314B2 (ja) | 2017-11-08 |
Family
ID=51170100
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013236797A Active JP6225314B2 (ja) | 2012-11-19 | 2013-11-15 | 遊技機 |
JP2013236796A Active JP5802875B2 (ja) | 2012-11-19 | 2013-11-15 | 遊技機 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013236796A Active JP5802875B2 (ja) | 2012-11-19 | 2013-11-15 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP6225314B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6225314B2 (ja) * | 2012-11-19 | 2017-11-08 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP2016022149A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018068371A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-10 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3681416B2 (ja) * | 1994-04-26 | 2005-08-10 | 株式会社エース電研 | 遊技機 |
JP4015596B2 (ja) * | 2003-08-25 | 2007-11-28 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2011152167A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-11 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP5385183B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2014-01-08 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP5894360B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2016-03-30 | 株式会社平和 | 役物構造体及びパチンコ機 |
JP6225314B2 (ja) * | 2012-11-19 | 2017-11-08 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP5960857B2 (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-02 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2013
- 2013-11-15 JP JP2013236797A patent/JP6225314B2/ja active Active
- 2013-11-15 JP JP2013236796A patent/JP5802875B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5802875B2 (ja) | 2015-11-04 |
JP2014113477A (ja) | 2014-06-26 |
JP2014113476A (ja) | 2014-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5386680B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6263695B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6349499B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013240587A (ja) | 遊技機 | |
JP6064126B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6225314B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5838387B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5838389B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5552591B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011000431A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5728640B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7429420B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6690075B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6085750B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6656512B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016137182A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2018050802A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2013144234A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2010124915A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170816 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170828 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6225314 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |