JP2016082335A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の特性を揃えなくてもサージ電圧を低減できる、半導体装置を提供すること。
【解決手段】ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成され、互いに並列に接続される第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とを備え、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子は、それぞれ、制御電極と、第1の主電極と、第2の主電極と、前記第1の主電極と前記第2の主電極との間の電圧が増加するにつれて出力容量が減少する出力容量特性とを有し、前記出力容量特性、又はスイッチング素子のオンオフを切り替えるための閾値電圧は、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とで異なる、半導体装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング素子を備える半導体装置に関する。
従来、炭化珪素を用いて形成されたスイッチング素子を複数並列に接続し、各スイッチング素子の制御電極に接続されるワイヤにより各制御電極への信号伝達をずらすことによって、サージ電圧を低減する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−21395号公報
上述の従来技術を用いてサージ電圧を低減するには、各制御電極への信号伝達のタイミングがずれるように各ワイヤのインダクタンスを適切な値に設定する必要がある。そのため、各スイッチング素子の特性が揃っていなければ、サージ電圧を容易に低減することはできない。しかしながら、炭化珪素等のワイドバンドギャップ半導体を用いて形成されるスイッチング素子の特性はばらつきやすいので、各スイッチング素子の特性を揃えることは難しい。
そこで、スイッチング素子の特性を揃えなくてもサージ電圧を低減できる、半導体装置の提供を目的とする。
一つの案では、
ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成され、互いに並列に接続される第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とを備え、
前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子は、それぞれ、制御電極と、第1の主電極と、第2の主電極と、前記第1の主電極と前記第2の主電極との間の電圧が増加するにつれて出力容量が減少する出力容量特性とを有し、
前記出力容量特性、又はスイッチング素子のオンオフを切り替えるための閾値電圧は、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とで異なる、半導体装置が提供される。
一態様によれば、出力容量特性又は閾値電圧の異なるスイッチング素子が互いに並列に接続されることにより、片方のスイッチング素子の特性をサージ電圧の低減に利用できるので、スイッチング素子の特性を揃えなくてもサージ電圧を低減することができる。
半導体装置の一例を示す構成図である。 半導体装置の動作波形の一例を示すタイミングチャートである。 出力容量特性の一例を示す図である。 出力容量特性の一例を示す図である。 スイッチング素子の並列回路の一例を示す回路図である。 ゲート電荷量とゲート電圧との関係を表す特性カーブの一例を示す図である。 図6に示される遷移状態の時間的変化の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、一実施形態に係る半導体装置の一例を示す構成図である。本実施形態に係る半導体装置は、スイッチング素子をオンオフ駆動することによって、誘導性の負荷70(例えば、インダクタ、モータなど)を駆動する手段を備える半導体回路の一例である。
半導体装置が単数又は複数使用される装置として、例えば、スイッチング素子のオンオフ駆動によって電力を入出力間で変換する電力変換装置が挙げられる。電力変換装置の具体例として、直流電力を昇圧又は降圧するコンバータ、直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータなどが挙げられる。
図1は、半導体装置をハイサイドとローサイドに備える電力変換装置101の一例を示す。電力変換装置101は、中間ノード65に対してハイサイドに設けられる半導体装置3Hと、中間ノード65に対してローサイドに設けられる半導体装置3Lとを直列に備えるアーム回路66を有する。電力変換装置101は、例えば3相式のモータを駆動するインバータとして使用される場合、3相式のモータの相数と同数の3個のアーム回路66を並列に有する。負荷70は、中間ノード65に接続される。
半導体装置3Hは、中間ノード65と電源ノード63との間に接続されるスイッチング素子M1,M2を備え、半導体装置3Lは、中間ノード65とグランドノード64との間に接続されるスイッチング素子M3,M4を備える。電源ノード63には、例えば、二次電池等の直流電源の正極側が接続され、グランドノード64には、例えば、二次電池等の直流電源の負極側が接続される。
スイッチング素子M1は、ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成される第1のスイッチング素子の一例であり、スイッチング素子M2は、ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成される第2のスイッチング素子の一例である。同様に、スイッチング素子M3は、ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成される第1のスイッチング素子の一例であり、スイッチング素子M4は、ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成される第2のスイッチング素子の一例である。
ワイドバンドギャップ半導体は、シリコン(Si)のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有する。ワイドバンドギャップ半導体の具体例として、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、酸化ガリウム(Ga)などが挙げられる。
スイッチング素子M1,M2,M3,M4は、例えば、制御電極と、第1の主電極と、第2の主電極とを有するユニポーラ型の半導体スイッチである。ユニポーラ型の半導体スイッチは、例えば、制御電極の一例であるゲート電極Gと、第1の主電極の一例であるドレイン電極Dと、第2の主電極の一例であるソース電極Sとを有するユニポーラトランジスタである。ユニポーラトランジスタの具体例として、ゲート電極Gとドレイン電極Dとソース電極Sとを有するMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が挙げられる。スイッチング素子M1,M2,M3,M4は、例えば、Nチャネル型のMOSFET(NMOSトランジスタ)である。
スイッチング素子M1,M2は、互いに並列に接続される。つまり、スイッチング素子M1のドレイン電極Dとスイッチング素子M2のドレイン電極Dとが接続され、スイッチング素子M1のソース電極Sとスイッチング素子M2のソース電極Sとが接続される。スイッチング素子M3,M4についても同様である。
スイッチング素子M1,M2のドレイン電極Dは、電源ノード63に共通に接続され、スイッチング素子M1,M2のソース電極Sは、中間ノード65に共通に接続される。スイッチング素子M3,M4のドレイン電極Dは、中間ノード65に共通に接続され、スイッチング素子M3,M4のソース電極Sは、グランドノード64に共通に接続される。
スイッチング素子M1のソース電極Sとドレイン電極Dとの間には、ダイオードD1が接続される。ダイオードD1のアノードはソース電極Sに接続され、ダイオードD1のカソードはドレイン電極Dに接続される。他のスイッチング素子M2,M3,M4にも、それぞれ、ダイオードD2,D3,D4が同様に接続される。
半導体装置3Hは、中間ノード65に対してハイサイドのスイッチング素子M1,M2のゲート電極Gに共通に接続されるゲート駆動端子51を備える。ゲート駆動端子51は、スイッチング素子M1,M2をオンオフさせるゲート駆動信号Vgshが入力される制御端子の一例である。ゲート駆動信号Vgshは、ゲート駆動基準端子52をグランド基準とする電圧信号である。ゲート駆動基準端子52は、中間ノード65及びスイッチング素子M1,M2のソース電極Sに接続されるノードである。
スイッチング素子M1,M2のゲート電極Gがゲート駆動端子51に共通に接続されることにより、ゲート駆動信号Vgshが入力されるゲート駆動端子の個数を低減可能である。また、スイッチング素子M1,M2のゲート電極Gがゲート駆動端子51に共通に接続されることにより、ゲート電極Gとソース電極Sとの間に印加される電圧Vgsがスイッチング素子M1とスイッチング素子M2とでずれることを抑制することができる。
半導体装置3Lは、中間ノード65に対してローサイドのスイッチング素子M3,M4のゲート電極Gに共通に接続されるゲート駆動端子53を備える。ゲート駆動端子53は、スイッチング素子M3,M4をオンオフさせるゲート駆動信号Vgslが入力される制御端子の一例である。ゲート駆動信号Vgslは、ゲート駆動基準端子54をグランド基準とする電圧信号である。ゲート駆動基準端子54は、グランドノード64及びスイッチング素子M3,M4のソース電極Sに接続されるノードである。
スイッチング素子M3,M4のゲート電極Gがゲート駆動端子53に共通に接続されることにより、ゲート駆動信号Vgslが入力されるゲート駆動端子の個数を低減可能である。また、スイッチング素子M3,M4のゲート電極Gがゲート駆動端子53に共通に接続されることにより、ゲート電極Gとソース電極Sとの間に印加される電圧Vgsがスイッチング素子M3とスイッチング素子M4とでずれることを抑制することができる。
図示の場合、ゲート駆動端子51とスイッチング素子M1のゲート電極Gと間には、ゲート抵抗Rg1が直列に挿入され、ゲート駆動端子51とスイッチング素子M2のゲート電極Gと間には、ゲート抵抗Rg2が直列に挿入される。ゲート抵抗Rg1の抵抗値とゲート抵抗Rg2の抵抗値は、等しい。同様に、図示の場合、ゲート駆動端子53とスイッチング素子M3のゲート電極Gと間には、ゲート抵抗Rg3が直列に挿入され、ゲート駆動端子53とスイッチング素子M4のゲート電極Gと間には、ゲート抵抗Rg4が直列に挿入される。ゲート抵抗Rg3の抵抗値とゲート抵抗Rg4の抵抗値は、等しい。
図2は、半導体装置の動作波形の一例を示すタイミングチャートである。ゲート駆動信号Vgslがハイレベルのとき、スイッチング素子M3,M4はオン(導通)する。ゲート駆動信号Vgshは、ゲート駆動信号Vgslに対して逆相の信号であるので、スイッチング素子M1,M2は、スイッチング素子M3,M4がオンのとき、オフし、スイッチング素子M3,M4がオフのとき、オンする。
ゲート駆動信号Vgslがローレベルからハイレベルに切り替わると、電圧VHが負荷70に印加されるので、負荷70に流れる負荷電流Iは、VH/Lの傾きで増加し始める。電圧VHは、電源ノード63とグランドノード64との間の電圧値であり、Lは、負荷70のインダクタンスである。ゲート駆動信号Vgslがハイレベルからローレベルに切り替わると、ダイオードD1又はダイオードD2の順方向電圧VFが負荷70に印加されるので、負荷電流Iは、−VF/Lの傾きで減少し始める。このように、ゲート駆動信号Vgslがハイレベルからローレベルに切り替わるとき、スイッチング素子M3,M4はオンからオフに切り替わるので、負荷電流Iの変化が生じる。したがって、負荷70からスイッチング素子M3,M4に負荷電流Iが流れているときにスイッチング素子M3,M4がオンからオフに切り替わる際、寄生インダクタンスL3,L4と負荷電流Iの変化率との積に応じたサージ電圧が発生する(図2参照)。寄生インダクタンスL3は、スイッチング素子M3のドレイン電極Dと中間ノード65とを結ぶ配線によるインダクタンスであり、寄生インダクタンスL4は、スイッチング素子M4のドレイン電極Dと中間ノード65とを結ぶ配線によるインダクタンスである。
スイッチング素子M3とスイッチング素子M4とは、互いに異なる出力容量特性を有する。出力容量特性とは、第1の主電極と第2の主電極との間の電圧に対する出力容量の特性である。例えばスイッチング素子がユニポーラ型の半導体スイッチである場合、第1の主電極と第2の主電極との間の電圧は、スイッチング素子のドレイン電極Dとソース電極Sとの間の電圧Vdsである。また、出力容量は、スイッチング素子の第1の主電極と第2の主電極との間の寄生容量と、スイッチング素子の制御電極と第1の主電極との間の寄生容量との和である。例えばスイッチング素子がユニポーラ型の半導体スイッチである場合、スイッチング素子の出力容量Cossは、ドレイン電極Dとソース電極Sとの間の寄生容量Cdsと、ゲート電極Gとドレイン電極Dとの間の寄生容量Cgdとの和である(Coss=Cds+Cgd)。スイッチング素子の出力容量は、第1の主電極と第2の主電極との間の電圧が増加するにつれて減少する特性を有する。
なお、図1において、Cds1,Cds2,Cds3,Cds4は、それぞれ、スイッチング素子M1,M2,M3,M4の寄生容量Cdsを表す。Cgd1,Cgd2,Cgd3,Cgd4は、それぞれ、スイッチング素子M1,M2,M3,M4の寄生容量Cgdを表す。Cgs1,Cgs2,Cgs3,Cgs4は、それぞれ、スイッチング素子M1,M2,M3,M4のゲート電極とソース電極との間の寄生容量Cgsを表す。
出力容量特性の異なるスイッチング素子M3,M4が互いに並列に接続されることより、スイッチング素子M3,M4のうちの片方のスイッチング素子の出力容量をサージ電圧の低減に利用することができる。
例えば、スイッチング素子M3,M4がターンオフすると、寄生インダクタンスL3,L4に蓄積されたエネルギーにより発生する電流が、スイッチング素子M3,M4の出力容量Cossに流れる。スイッチング素子M3,M4の出力容量Cossは、スイッチング素子M3,M4に外付けされるキャパシタのように機能するので、スイッチング素子M3,M4の出力容量Cossに流れる電流によって、スイッチング素子M3,M4の電圧Vdsは上昇する。
スイッチング素子M3,M4の出力容量特性は互いに異なるので、同一の電圧Vdsに対する出力容量Cossは、スイッチング素子M3とスイッチング素子M4とで異なる。そのため、スイッチング素子M3,M4の電圧Vdsが上昇する過程で、スイッチング素子M3,M4のうち、一方のスイッチング素子の出力容量Cossは、他方のスイッチング素子の出力容量Cossよりも先に小さくなる。
例えば、一方のスイッチング素子Aの出力容量特性と他方のスイッチング素子Bの出力容量特性が図3のように異なる場合、電圧Vdsが上昇する過程で、スイッチング素子Bの出力容量Cossがスイッチング素子Aの出力容量Cossよりも先に小さくなる。図3は、出力容量特性の一例を示すグラフであり、出力容量特性を表す特性カーブの変曲点がスイッチング素子Aとスイッチング素子Bとで異なる場合を示す。
出力容量Cossが小さくなるにつれて、キャパシタの原理により、電圧Vdsの上昇率(上昇スピード)が増加する。特に図3の場合、出力容量Cossが電圧Vdsの上昇により変曲点に近づくと、出力容量Cossは急速に低下するため、電圧Vdsの上昇率は急増する。したがって、スイッチング素子Bの出力容量Cossがスイッチング素子Aの出力容量Cossよりも先に小さくなることにより、スイッチング素子Bの電圧Vdsの上昇率がスイッチング素子Aの電圧Vdsの上昇率よりも先に急増する。そのため、スイッチング素子Aの電圧Vdsが、スイッチング素子Bの電圧Vdsよりも小さくなるタイミングが発生する。
スイッチング素子Aの電圧Vdsがスイッチング素子Bの電圧Vdsよりも小さくなるタイミングでスイッチング素子Bからスイッチング素子Aを見ると、キャパシタがスイッチング素子Aに外付けされている状態と等価な状態が生じているように見える。外付けのキャパシタがある場合のサージ電圧が、外付けのキャパシタが無い場合に比べて低下するのは回路理論上自明である。したがって、スイッチング素子A,Bのターンオフ時に発生するサージ電圧を、スイッチング素子Aの出力容量Cossを利用して低減することができる。
なお、サージ電圧を低減する上で、スイッチング素子A,Bの出力容量特性は互いに異なっていればよく、スイッチング素子A,Bの出力容量特性を表す特性カーブは、図3のような変曲点を有さなくてもよい。例えば図4に示されるように、スイッチング素子A,Bの出力容量特性を表す特性カーブは、同一の電圧Vdsで比較すると、一方のスイッチング素子Aの出力容量Cossが他方のスイッチング素子Bの出力容量Cossよりも高い関係を有するものでもよい。
このように、並列接続されたスイッチング素子のターンオフ時に発生するサージ電圧を、出力容量が遅れて低下する方のスイッチング素子の出力容量を利用して低減することができる。例えば、スイッチング素子M3とスイッチング素子M4の出力容量特性が互いに異なれば、スイッチング素子M3,M4のターンオフ時に発生するサージ電圧を低減することができる。同様に、スイッチング素子M1とスイッチング素子M2の出力容量特性が互いに異なれば、スイッチング素子M1,M2のターンオフ時に発生するサージ電圧を低減することができる。
ところで、ゲート抵抗Rgの抵抗値が不適切な大きさであると、スイッチング素子A,Bのうち一方のスイッチング素子の電圧Vds又は電圧Vgsが変動すると、ドレイン電流Idが増減する発振現象が発生するおそれがある。この発振現象を図5を用いて説明する。
図5は、スイッチング素子A,Bの並列回路の一例を示す回路図である。rd、gm、Cr、Cgの4つの素子が、スイッチング素子のチップの等価回路を表す。rdはドレイン抵抗、gmは相互コンダクタンス、Crは帰還容量、Cgはゲート容量を表す。Rgはゲート抵抗、Lgはゲート抵抗配線の寄生インダクタンス、LTBはドレイン配線の寄生インダクタンス、LBUSBは、並列接続のための配線の寄生インダクタンスを表す。
並列接続された2つのスイッチング素子のうち、片方のスイッチング素子Aの電圧Vds又はゲート電圧Vgが変動すると、スイッチング素子Aに流れるドレイン電流Idが変動する。このドレイン電流Idの変動が「増加」である場合、残りの一方のスイッチング素子Bのドレイン電流Idは減少する。なぜならば、負荷70に流れる負荷電流がスイッチング素子Aとスイッチング素子Bとに分流するため、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bに流れるドレイン電流Idの合計値は一定になるからである。
スイッチング素子Bに流れるドレイン電流Idが減少することにより、スイッチング素子Bの電圧Vdsも減少する。スイッチング素子Bの電圧Vdsが減少すると、スイッチング素子Bの帰還容量Crによって、スイッチング素子Bのゲート電圧Vgも減少する。寄生インダクタンスLgとゲート容量の存在により、ある遅延時間経過後に、最初にドレイン電流Idが増加したスイッチング素子Aのゲート電圧Vgが低下するため、スイッチング素子Aのドレイン電流Idが減少する。
このようにドレイン電流Idの増加と減少が2つのスイッチング素子間で繰り返される発振現象が発生する。2つのスイッチング素子間で電流がやり取りされるので、負荷70に流れる負荷電流はほとんど振動しない。このような発振現象を抑えるためには、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bとが並列に接続される並列回路のループゲインG(s)に関して、位相余裕又はゲイン余裕が所定値以上になるように、ゲート抵抗Rgの抵抗値が設定される。ループゲインG(s)は、次式で与えられる。
Figure 2016082335
例えば、ゲート抵抗Rgの抵抗値が無限大であると、スイッチング素子A,Bのゲート電極同士が接続されていないことと同じになるので、ゲート抵抗Rgの抵抗値は、実際には、2Ω以上400Ω以下であることが好ましい。
ところで、制御電極の閾値電圧Vthが互いに異なるスイッチング素子A,Bが並列に接続されることにより、スイッチング素子A,Bが相互に影響するため、片方のスイッチング素子だけが先にターンオフすることを防止することができる。つまり、一方のスイッチング素子が並列相手の他方のスイッチング素子の影響を受けながらターンオフすることが可能となるため、各スイッチング素子が個々に独立にターンオフする場合よりもサージ電圧を低減することができる。なお、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bとが並列に接続される並列回路のループゲインG(s)の位相余裕又はゲイン余裕が所定値以上になるように、各スイッチング素子のゲート抵抗Rgの抵抗値は、小さく設定される。
図6は、ゲート電荷量Qgとゲート電圧Vgとの関係を表す特性カーブの一例を示す図である。ゲート電荷量Qgは、スイッチング素子の制御電極の一例であるゲート電極に充電された電荷量を表す。図6において、スイッチング素子Aのゲート電極の閾値電圧Vthは、スイッチング素子Bのゲート電極の閾値電圧Vthよりも高い。
閾値電圧Vthは、スイッチング素子のチャネルの形成に必要な電圧であり、ドレイン電流を流すために必要な電圧である。閾値電圧Vthは、スイッチング素子の通電のオンオフを切り替えるためにゲート電極に設定される電圧である。ゲート電圧Vgが閾値電圧Vthよりも高いとき、スイッチング素子はオンするので、ドレイン電流がスイッチング素子に流れる。ゲート電圧Vgが閾値電圧Vthよりも低いとき、スイッチング素子はオフするので、ドレイン電流はスイッチング素子に流れない。
スイッチング素子Aのゲート電極とスイッチング素子Bのゲート電極は、同じ抵抗値の2つのゲート抵抗Rgを介して接続されているので、スイッチング素子Aのゲート電圧Vgとスイッチング素子Bのゲート電圧Vgは、ほぼ同じ電圧値である。このとき、図6に表されるVg−Qg曲線において、ある瞬間の動作点(ゲート電圧Vgが所定の電圧値Vg1まで低下したタイミング)では、スイッチング素子Aのチャネルは消失する寸前であるが、スイッチング素子Bのチャネルは形成中である。q1は、スイッチング素子Aのチャネルが消失する寸前のゲート電荷量であり、q2は、スイッチング素子Bのチャネルが形成中のゲート電荷量である。
この瞬間の後、図6に示される横点線で表されるゲート電圧Vgが時々刻々と低下していくが、スイッチング素子Bのチャネルが消失側に向かうまで時間がかかる。そのため、スイッチング素子Aのゲート電圧Vgは一方的に零ボルトに向かって低下せず、スイッチング素子Aのゲート電圧Vgの低下率は抑制されることになる。
図7は、図6に示される遷移状態のグラフを時間的な変化を示すグラフに書き直した図である。
スイッチング素子Aのチャネルがスイッチング素子Bのチャネルよりも早く消失側に向かうので、ドレイン電流Ic_Aがドレイン電流Ic_Bよりも早く減少し始める。各スイッチング素子に対して負荷70から強制的に負荷電流ILが流し込まれるので、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bのドレイン電流の合計が負荷電流ILと等しくなるように、スイッチング素子Bのドレイン電流Ic_Bは期間(tm−tn)で一時的に増加する。
なお、図6は、ゲート電圧Vgがスイッチング素子Aとスイッチング素子Bとで同じ電圧値で低下するように示しているが、実際は、図7に示されるように、ゲート電圧Vgはスイッチング素子Aとスイッチング素子Bとで若干ずれる。このずれの原因は、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bとのゲート電荷量Qgの差によって生ずる。
ゲート電圧Vgは、帰還容量を介して持ち上げられながら低下するが、帰還容量にはばらつきがあるため、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bとで同じ持ち上げ方にならない。スイッチング素子A,Bの両方に直列に接続される他のスイッチング素子(対向アーム)が転流して、スイッチング素子A,Bのドレイン電極−ソース電極間の電圧Vdsが電圧VH(図1参照)に固定されると、帰還容量を介してのゲート電極への充電が停止するので、ゲート電圧Vg_Aとゲート電圧Vg_Bは一致し始める。期間tmは、スイッチング素子Bのゲート電圧Vg_Bがスイッチング素子Aのゲート電圧Vg_Aよりも高い期間である。ゲート電圧Vg_Aとゲート電圧Vg_Bが一致すると、ゲート電圧Vg_Aとゲート電圧Vg_Bは同じ電圧値をとりながら低下する(期間tf)。
このように、期間tmは、スイッチング素子Aとスイッチング素子Bとのゲート電荷量Qgの差によって生じ、ドレイン電流Ic_Aとドレイン電流Ic_Bとの差は、閾値電圧Vthの差で生じる。
したがって、制御電極の閾値電圧Vthが互いに異なるスイッチング素子A,Bが並列に接続されることにより、期間tmでは、負荷電流ILがスイッチング素子Aとスイッチング素子Bに分流するため、ドレイン電流Ic_A,Ic_Bの電流値が抑えられる。つまり、ドレイン電流が片方のスイッチング素子のみに集中して流れないため、ドレイン電極−ソース電極間に期間tfで発生するサージ電圧のピーク値を抑えることができる。
このように、本実施形態によれば、出力容量特性又は閾値電圧の異なるスイッチング素子が互いに並列に接続されることにより、片方のスイッチング素子の特性をサージ電圧の低減に利用できるので、スイッチング素子の特性を揃えなくてもサージ電圧を低減することができる。
また、ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成されるスイッチング素子の特性はばらつきが大きいため、スイッチング素子の製造時の歩留りは大きくなりやすい。しかし、スイッチング素子の特性を揃える必要がないため、歩留りを向上させることができる。
以上、半導体装置を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、本実施形態に係るスイッチング素子は、バイポーラトランジスタ等のバイポーラ型の半導体スイッチでもよい。バイポーラトランジスタの具体例として、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:IGBT)が挙げられる。IGBTは、制御電極の一例であるゲート電極と、第1の主電極の一例であるコレクタ電極と、第2の主電極の一例であるエミッタ電極とを有する。
また、スイッチング素子の1部品は微小なセルの集合体で構成されることが通例であるため、並列接続とは、セルが複数並列に接続されることを意味してもよいし、スイッチング素子が部品単位で複数並列に接続されることを意味してもよい。
3H,3L 半導体装置
51,53 ゲート駆動端子
52,54 ゲート駆動基準端子
63 電源ノード
64 グランドノード
65 中間ノード
66 アーム回路
101 電力変換装置
L1,L2,L3,L4 寄生インダクタンス
A,B,M1,M2,M3,M4 スイッチング素子

Claims (3)

  1. ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成され、互いに並列に接続される第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とを備え、
    前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子は、それぞれ、制御電極と、第1の主電極と、第2の主電極と、前記第1の主電極と前記第2の主電極との間の電圧が増加するにつれて出力容量が減少する出力容量特性とを有し、
    前記出力容量特性、又はスイッチング素子のオンオフを切り替えるための閾値電圧は、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とで異なる、半導体装置。
  2. 前記出力容量特性を表す特性カーブの変曲点は、前記第1のスイッチングと前記第2のスイッチング素子とで異なる、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1のスイッチング素子の前記制御電極と前記第2のスイッチング素子の前記制御電極とに共通に接続されるゲート駆動端子を備える、請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
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