JP2018074669A - スイッチング素子の駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の駆動回路につき、駆動信号として方形波信号を用い、高周波スイッチングノイズや誤動作を生じさせず、高速で安定したスイッチング動作を実現する。
【解決手段】電流通路の一方の端子T1に接続されたノーマリオン型の第1のスイッチング素子Q1と、他方の端子T2に接続されたノーマリオフ型の第2のスイッチング素子Q2とが直列に接続されてスイッチ部51を構成する。第1のスイッチング素子のゲート端子と第2のスイッチング素子のソース端子との間に誘導素子(インダクタ)L1と一方向通電素子(ダイオード)D1の並列回路52が接続される。一方向通電素子の陽極端子が第1のスイッチング素子のゲートに接続され、陰極端子が第2のスイッチング素子のソース端子に接続される。第2のスイッチング素子は、そのゲート端子が駆動信号入力端子T3に導通接続される。誘導素子はその両端間に容量成分を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流通路の一方の端子と前記電流通路の他方の端子と駆動信号入力端子との3つの端子を有し、前記電流通路の一方の端子にハイサイド端子が接続されたノーマリオン型の第1のスイッチング素子と、前記電流通路の他方の端子にローサイド端子が接続されたノーマリオフ型の第2のスイッチング素子とが、前記第1のスイッチング素子のローサイド端子と前記第2のスイッチング素子のハイサイド端子が接続されることにより直列に接続されたスイッチ部を含み、前記スイッチ部を駆動するスイッチング素子の駆動回路に関する。
近時、GaN(窒化ガリウム)を用いた電界効果トランジスタ(FET)が着目されている。GaNはバンドギャップが広いことからワイドギャップ半導体とも呼ばれる。GaNを用いたトランジスタは良好な高周波特性と低オン抵抗特性とを有し、将来的に有力なパワーデバイスと見なされている。GaNの一般的な性質はノーマリオン動作を伴うことである。ノーマリオン型は駆動制御端子(ゲート)に電圧を印加していない状態でもハイサイド・ローサイドの両端子間(ドレイン・ソース間)に電流が流れる。これに対して、一般的なノーマリオフ型は機器の安全性を確保する上で優れた特性をもつ。GaNトランジスタは高周波特性と低オン抵抗特性に優れているものの、ノーマリオフ型は作りにくいという性質を有しており、機器の安全性の面で工夫を必要としている。
すなわち、良好な高周波特性と低オン抵抗特性を活かしつつ、実質的なノーマリオフ動作による安全性を確保する目的で、ハイサイドの第1のスイッチング素子にノーマリオン型を用い、ローサイドの第2のスイッチング素子に一般的なノーマリオフ型を用い、第1のスイッチング素子のローサイド端子と第2のスイッチング素子のハイサイド端子とを直列に接続し、第1のスイッチング素子の駆動制御端子と第2のスイッチング素子のローサイド端子とをカスコード接続したスイッチング素子の駆動回路が提案されている。これにより、等価的にノーマリオフ動作するスイッチ部が構成される。
図3はこのようなカスコード接続にかかわる従来例1を示す(例えば特許文献1参照)。すなわち、ノーマリオン型のスイッチング素子110とノーマリオフ型で電力MOS(金属酸化物半導体)型のスイッチング素子112とがカスコード接続されている。良好な高周波特性と低オン抵抗特性についてはハイサイドのノーマリオン型のスイッチング素子110が担い、安全性確保についてはローサイドのノーマリオフ型のスイッチング素子112が担っている。
図4は別の従来例2(例えば特許文献2参照)において開示されたノーマリオン型のGaNトランジスタの駆動電圧・ドレイン電流特性の例である。A1,B1はリセス構造(凹構造)を持たないタイプ、A2,B2はリセス構造を有するタイプである。例えばタイプA1では順ゲートバイアス1[V]の場合のドレイン電流は駆動電圧0[V]の場合の約1.25倍に増大でき、タイプB1では順ゲートバイアス2[V]の場合のドレイン電流は駆動電圧0[V]の場合の約1.9倍に増大できることが分かる。タイプA1,B1の場合、駆動電圧が0[V]でGaNトランジスタはオン状態となり、駆動電圧が−2〜−4[V]でオフ状態となる。すなわち、ノーマリオン型のスイッチング素子は、これをターンオフするのに負バイアスの印加が必要となる。
スイッチング素子の駆動回路において高周波スイッチングで問題となるのが、高周波ゆえに抑制が難しい高周波スイッチングノイズに起因する駆動電圧振動である。以下、この点を図5、図6に示す従来例3を用いて説明する。図5のスイッチング素子の駆動回路は、スイッチング素子の駆動電圧入力ラインに存在する誘導成分とスイッチング素子のゲート・ソース間の容量成分による共振の影響を避けて、動作の安定性、駆動の高速化およびスイッチング損失の低減を図ろうとしたものである(例えば特許文献3参照)。
スイッチ7がオンのとき、スイッチング素子1の駆動電圧は0レベルである。スイッチ8がオンのとき、駆動電圧はVGMとなる。スイッチ9がオンのとき、駆動電圧はVG となる。VGMはVG のほぼ2分の1である。図6のタイムチャートに示されるように、スイッチング素子1のターンオン時は、0レベル→VGM→VG の順で駆動電圧が供給される。また、スイッチング素子1のターンオフ時は、VG →VGM→0レベルの順で駆動電圧が供給される。
上記構成のスイッチング素子の駆動回路においては、インダクタ(リアクトル)3とスイッチング素子1のゲート・ソース間容量で共振する。しかし、VGMの電圧レベルをゲート・ソース間電圧VGSの目標値VG より低い電圧(理想的にはVGM=VG /2)に設定することで、ゲート・ソース間容量を急速に充電しながらゲート・ソース間電圧VGSを増加させるに際しオーバーシュートを生じさせることがない。次いで、ゲート駆動回路2の出力電圧をVGMからVG に変化させると、共振なしにゲート・ソース間電圧VGSをVG の状態を保つことができる。ターンオフ時の動作はターンオン時の動作と逆の順序にすることによってアンダーシュートを生じさせることなく、ゲート・ソース間容量を急速に放電させることができる。
以上のように駆動制御することにより、スイッチング素子1を高速に駆動することができ、スイッチング損失を低減することができる。
すなわち、スイッチング素子1のターンオン時には、ゲート・ソース間電圧VGSを0レベル→VGMのステップ昇圧とVGM→VG のステップ昇圧との2段階昇圧制御とし、また、ターンオフ時には、ゲート・ソース間電圧VGSをVG →VGM→のステップ降圧とVGM→0レベルのステップ降圧との2段階降圧制御としている。
このようにゲート駆動回路2の出力電圧の昇降圧制御を2段階としているので、ゲート・ソース間電圧VGSはオーバーシュートを起こすことなく目標値VG に到達し、またアンダーシュートを起こすことなく0レベルに復帰する滑らかな電圧波形を呈することになる。
このようにして、スイッチング素子1のゲート・ソース間容量を急速に充電・放電させることが可能となっている。その結果、高周波スイッチングノイズの低減を図り、動作の安定性を確保しながら、スイッチング素子1の駆動を高速化し、スイッチング損失を低減することができる。
なお、インダクタ3については、これを配線のインダクタンス成分としてもよいし、インダクタ部品としてもよいとしている。
図7はノーマリオン型の第1のスイッチング素子とノーマリオフ型の第2のスイッチング素子とがカスコード接続された比較例にかかるスイッチング素子の駆動回路において、そのローサイドの第2のスイッチング素子のゲートラインに誘導素子としてインダクタを挿入したものである。図7に示すスイッチング素子の駆動回路は、従来例3(図5)にかかるゲート駆動回路において、スイッチング素子に対してインダクタを直列に接続することにより滑らかな電圧波形を実現することができたことに基づき、GaN等のノーマリオン型のスイッチング素子に適用した場合の仮想的な例であり、本発明の比較例に相当する。
図7に示すように、電流通路における一対の端子T1,T2間に、ハイサイドのノーマリオン型の第1のスイッチング素子Q1とローサイドのノーマリオフ型の第2のスイッチング素子Q2との直列回路が接続されて、スイッチ部51が構成されている。すなわち、第1のスイッチング素子Q1のローサイド端子と第2のスイッチング素子Q2のハイサイド端子とが直列接続され、第1のスイッチング素子Q1のハイサイド端子が出力端子T1に接続され、第2のスイッチング素子Q2のローサイド端子が出力端子T2に接続されている。また、第2のスイッチング素子Q2の駆動制御端子が駆動信号入力端子T3に接続されている。さらに、第1のスイッチング素子Q1の駆動制御端子が第2のスイッチング素子Q2のローサイド端子に接続されている。3つの端子T1,T1,T3を通る二点鎖線で表した外形線を伴うパッケージ50内に、2つのスイッチング素子Q1,Q2が収容される。
パッケージ50外において、駆動制御回路60の駆動信号出力端子T4と駆動信号入力端子T3との間に抵抗素子R1とインダクタL2とが直列に接続され、抵抗素子R1とインダクタL2との接続部とローサイドの出力端子T2との間に抵抗素子R2が接続されている。また、電流通路の他方の端子T2にグラウンドGNDが接続されている。
第1のスイッチング素子Q1にはGaN(窒化ガリウム)半導体素子が用いられ、第2のスイッチング素子Q2にはMOS型のFETが用いられる。第1のスイッチング素子Q1も第2のスイッチング素子Q2もNチャネル型となっている。
特開2006−352839号公報 特開2009−76845号公報 特開2007−282326号公報
しかし、駆動信号入力端子から駆動信号を図6のような階段波信号でなく図8の上段に示す通常の方形波信号Viとすると、ローサイドのスイッチング素子Q2の駆動制御端子に現れる駆動電圧Vg2は図8の下段に示すような立ち上がり時のオーバーシュート、立ち下がり時のアンダーシュートを伴う電圧波形となり、スイッチング波形のハンチングを充分に抑制することが難しいものとなる。もっとも、それでも、インダクタL2がない場合に比べると、ハンチングは抑制されている。
以上のことから、図7の回路構成では、立ち上がり時のオーバーシュートがかなりのレベルで発生しているため、規定のしきい値電圧を大幅に下回ったときに誤オフ動作を引き起こす。また、立ち下がり時のアンダーシュートがかなりのレベルで発生しているため、規定のしきい値電圧を大幅に上回ったときに誤オン動作を引き起こす。すなわち、ハイサイドのノーマリオン型のスイッチング素子Q1とローサイドのノーマリオフ型のスイッチング素子Q2とのカスコード接続は高入力インピーダンスであることから、ローサイドのスイッチング素子Q2の駆動制御端子にインダクタL2を接続する構成では、ハンチングの抑制が不充分なものとなり、駆動信号の不要な振動が発生するという問題が生じる。
一方、駆動信号として図6に示すような階段波信号を用いると、ハンチングは抑制されるものの、スイッチングの高速性が毀損されるおそれがある。
また、高周波スイッチングノイズや誤動作を抑制するためにスナバ回路(スイッチング素子の遮断時に生じる過渡的な高電圧を吸収する保護回路)を設けることも考えられるが、その構成はコストアップを招く上に効率を低下させるという別の問題を生じてしまう。
本発明はこのような事情に鑑みて創作したものであり、スイッチング素子の駆動回路に関して、駆動信号に通常の方形波信号を用いることを前提として、またスナバ回路を用いることなく、ハンチングや高周波スイッチングノイズや誤動作を防止しつつ、高速動作を確保できるようにすることを目的としている。
本発明は、次の手段を講じることにより上記の課題を解決する。
本発明によるスイッチング素子の駆動回路は、
電流通路の一方の端子と前記電流通路の他方の端子と駆動信号入力端子との3つの端子を有し、前記電流通路の一方の端子にハイサイド端子が接続されたノーマリオン型の第1のスイッチング素子と、前記電流通路の他方の端子にローサイド端子が接続されたノーマリオフ型の第2のスイッチング素子とが、前記第1のスイッチング素子のローサイド端子と前記第2のスイッチング素子のハイサイド端子が接続されることにより直列に接続されたスイッチ部を含み、前記スイッチ部を駆動するスイッチング素子の駆動回路であって、
前記第1のスイッチング素子の駆動制御端子と前記第2のスイッチング素子のローサイド端子との間に容量成分とともに誘導素子と一方向通電素子の並列回路が接続され、
前記一方向通電素子はその陽極端子が前記第1のスイッチング素子の駆動制御端子に接続され、その陰極端子が前記第2のスイッチング素子のローサイド端子に接続され、
前記第2のスイッチング素子の駆動制御端子が前記駆動信号入力端子に導通接続されていることを特徴とする。
上記構成の本発明のスイッチング素子の駆動回路においては、スイッチ部がオン状態にあるとき、すなわち方形波の駆動電圧がアクティブでローサイドの第2のスイッチング素子がオン状態、かつ、一方向通電素子の陽極端子側の電圧が0近傍レベルでハイサイドの第1のスイッチング素子もオン状態となっているときに、方形波の駆動電圧がインアクティブになると、第2のスイッチング素子がターンオフし、それに伴って誘導素子に逆起電力が発生し、第1のスイッチング素子の駆動制御端子側から第2のスイッチング素子のローサイド端子側へ向かう方向で誘導素子に電流が流れ、第1のスイッチング素子の駆動制御端子と第2のスイッチング素子のローサイド端子との間の容量成分において電荷の移動が行われる。すなわち、一方向通電素子の陽極端子側にマイナス電荷が蓄積して第1のスイッチング素子の駆動制御端子に負バイアスが印加され、第1のスイッチング素子もターンオフする。つまり、スイッチ部がターンオフする。このとき、誘導素子と容量成分による共振で若干のアンダーシュートが起こり、その反動で駆動電圧が上昇に転じるが、一方向通電素子のバイパス作用により、昇圧は規定の負バイアス電位止まりとなる。すなわち、ターンオフ時の第1のスイッチング素子の駆動電圧は規定の負バイアス電位へ急速に収束する。
一方、スイッチ部がオフ状態にあるとき、すなわち駆動電圧がインアクティブで第2のスイッチング素子がオフ状態、かつ、一方向通電素子の陽極端子側がマイナス電荷の帯電状態で第1のスイッチング素子もオフ状態となっているときに、駆動電圧がアクティブになると、第2のスイッチング素子がターンオンし、これとともに、第2のスイッチング素子のローサイド端子側から第1のスイッチング素子の駆動制御端子側へ向かう方向で誘導素子に電流が流れ、さらに前記容量成分に流れ込む。すると、それまでマイナス電荷が帯電していた一方向通電素子の陽極端子側にプラス電荷が流入して電位が次第に上昇する。その電位は、一方向通電素子の陰極端子側の電位に対して、一方向通電素子の順方向電圧だけ高い一定電圧に規制され、それ以上の上昇は抑えられ、したがってオーバーシュートは起こらない。この結果として、第1のスイッチング素子の駆動制御端子に0近傍レベルのバイアスが印加され、第1のスイッチング素子もターンオンする。つまり、スイッチ部がターンオンする。
なお、上記の容量成分としては、一方向通電素子に対して並列接続した容量素子であってもよいし、部品点数削減の観点から一方向通電素子の寄生容量であってもよい。
以上のように、本発明によれば、カスコード接続された一対のスイッチング素子のうち、ローサイドのノーマリオフ型の第2のスイッチング素子を直接に(前段側で)駆動するスイッチング素子とし、ハイサイドのノーマリオン型の第1のスイッチング素子の駆動制御端子と第2のスイッチング素子のローサイド端子との間
に容量成分とともに誘導素子と一方向通電素子の並列回路を挿入した構成により、ターンオン時およびターンオフ時のスイッチング素子の駆動制御端子に対する駆動信号に不要な振動を発生させることなく、ハンチング抑制を向上すること(スイッチング波形を効果的になまらせること)が可能となる。
そして、この場合に、駆動信号として階段波信号ではなく通常の方形波信号を用いることができ、スイッチングの高速性を確保することが可能である。
また、高周波スイッチングノイズや誤動作を抑制するために、コストアップを招いたり効率を低下させたりするスナバ回路を用いる必要性もない。
上記構成の本発明のスイッチング素子の駆動回路には、次のようないくつかの好ましい態様ないし変化・変形の態様がある。
〔1〕前記誘導素子がインダクタであり、前記一方向通電素子がダイオードである、という態様がある。
〔2〕また、電流通路の一方の端子と前記電流通路の他方の端子と駆動信号入力端子との3つの端子を1つのパッケージに備え、そのパッケージ内に前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子の2素子が収容されてなる、という態様がある。
〔3〕また、前記第1のスイッチング素子がGaNの半導体スイッチであり、前記第2のスイッチング素子がMOS‐FETである、という態様がある。
本発明によれば、スイッチング素子に対する駆動信号として階段波信号ではなく通常の方形波信号を用いながらも、スイッチング動作にハンチングや高周波スイッチングノイズや誤動作を生じさせることなく、高速動作を確保でき、しかもスナバ回路を用いる必要性もない。
本発明の実施例におけるスイッチング素子の駆動回路の構成を示す回路図 本発明の実施例におけるスイッチング素子の駆動回路の動作を説明する波形図 カスコード接続にかかわる従来例1のスイッチング素子の駆動回路の構成を示す回路図 従来例2におけるノーマリオン型のGaNトランジスタの駆動電圧・ドレイン電流特性の例示図 従来例3のスイッチング素子の駆動回路の構成を示す回路図 従来例3におけるスイッチング素子の駆動回路の動作を説明する波形図 ノーマリオン型の第1のスイッチング素子とノーマリオフ型の第2のスイッチング素子とがカスコード接続された比較例にかかるスイッチング素子の駆動回路の構成を示す回路図 比較例のスイッチング素子の駆動回路の動作を説明する波形図
以下、上記構成の本発明のスイッチング素子の駆動回路につき、その実施の形態を具体的な実施例のレベルで詳しく説明する。
図1は本発明の実施例におけるスイッチング素子の駆動回路の構成を示す回路図、図2はそのスイッチング素子の駆動回路の動作を説明する波形図である。
図1において、50はスイッチング素子の駆動回路を搭載しているパッケージ、60は外部の駆動制御回路、T1は電流通路の一方の端子、T2は電流通路の他方の端子、T3は駆動信号入力端子、Q1はハイサイドのノーマリオン型の第1のスイッチング素子、Q2はローサイドのノーマリオフ型の第2のスイッチング素子、L1は誘導素子としてのインダクタ、D1は一方向通電素子としてのダイオード、C1はダイオードD1の両端間の容量成分である。R1は第1の抵抗素子、R2は第2の抵抗素子、T4は駆動制御回路60における駆動信号出力端子であり、これらはパッケージ50の外部の要素である。
パッケージ50には3つの端子である電流通路の一方の端子T1、電流通路の他方の端子T2および駆動制御端子T3が設けられている。ハイサイドのノーマリオン型の第1のスイッチング素子Q1はGaN(窒化ガリウム)を用いたFETで構成されている。ローサイドのノーマリオフ型の第2のスイッチング素子Q2はMOS型のFETで構成されている。第1のスイッチング素子Q1、第2のスイッチング素子Q2ともにNチャネル型である。上記の容量成分C1について、ここではダイオードD1の寄生容量を利用するようにしている。
第1のスイッチング素子Q1のハイサイド端子(ドレイン端子)はパッケージ50における電流通路の一方の端子T1に接続され、第2のスイッチング素子Q2のローサイド端子(ソース端子)はパッケージ50における電流通路の他方の端子T2に接続されている。そして、第1のスイッチング素子Q1のローサイド端子(ソース端子)と第2のスイッチング素子Q2のハイサイド端子(ドレイン端子)とが直列に接続されている。この第1のスイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2との直列接続をもってスイッチ部51が構成されている。このスイッチ部51は電流通路における一方の端子T1と他方の端子T2との間に挿入される。このように、直列接続された第1のスイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2の2つの素子が、3つの端子、すなわちドレイン端子(電流通路の一方の端子)T1、ソース端子(電流通路の他方の端子)T2、ゲート端子(駆動信号入力端子)T3を有する1つのパッケージ50に収容されている。
第1のスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)と第2のスイッチング素子Q2のローサイド端子(ソース端子)とはカスコード接続されるのであるが、そのカスコード接続のラインに、インダクタL1とダイオードD1の並列回路52が挿入されている。ダイオードD1は、そのアノード(陽極端子)が第1のスイッチング素子Q1の駆動制御端子に接続され、そのカソード(陰極端子)が第2のスイッチング素子Q2のローサイド端子(ソース端子)に接続されている。ダイオードD1には、その両端間(アノード・カソード間)に容量C1が付随しているが、この両端間の容量C1としては、上記したようにダイオードD1の寄生容量を利用するほか、ダイオードD1にコンデンサ等の容量素子を並列接続するのでもよい。
第2のスイッチング素子Q2は、そのゲート端子(駆動制御端子)がパッケージ50における駆動信号入力端子T3に接続されている。
パッケージ50における駆動信号入力端子T3と外部の駆動制御回路60の駆動信号出力端子T4との間に抵抗素子R1が接続され、抵抗素子R1と駆動信号入力端子T3との接続部と、電流通路の他方の端子T2との間に抵抗素子R2が接続されている。電流通路の他方の端子T2にはグラウンド(GND)が接続される。この電流通路の他方の端子T2にはグラウンド(GND)のほか任意の回路部の入力端子が接続される。図外の直流電源とパッケージ50の電流通路の一方の端子T1との間には、例えばDC/DCコンバータのコンバータトランス1次巻線が接続される。
パッケージ50の端子数は電流通路の一方の端子T1と電流通路の他方の端子T2と駆動信号入力端子T3の3つであり、その3端子のパッケージ50に第1および第2の2つのスイッチング素子Q1,Q2とインダクタL1、ダイオードD1の並列回路52が収容されている。
本発明実施例では、図7に示す比較例の場合のようなローサイドのスイッチング素子Q2のゲート端子(駆動制御端子)にインダクタを接続することに代えて、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)にインダクタL1を接続し、さらにインダクタL1にダイオードD1を並列接続した回路構成を採用している。
インダクタL1はハンチングの抑制のための構成要素であり、ダイオードD1および寄生容量C1はターンオフ時のアンダーシュートとターンオン時のオーバーシュートを効果的に抑制するための構成要素である。
次に、上記のように構成された本実施例のスイッチング素子の駆動回路の動作を図2の波形図を用いて説明する。
駆動制御回路60の駆動信号出力端子T4からの方形波の駆動信号Sを駆動信号入力端子T3に印加すると、駆動信号Sの電圧が抵抗素子R1と抵抗素子R2とで抵抗分割された駆動電圧Vg2がローサイドのスイッチング素子Q2のゲート端子(駆動制御端子)に印加される。
(1)方形波の駆動信号Sが“L”レベルで駆動電圧Vg2が“L”レベルすなわち0レベルのときは、ローサイドのスイッチング素子Q2はオフ状態であり、これに同期して、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)には“L”レベルすなわち負バイアスが印加され、このスイッチング素子Q1がノーマリオン型であることから、スイッチング素子Q1はオフ状態となっている。つまり、方形波の駆動信号Sが“L”レベルのときには、両スイッチング素子Q1,Q2はともにオフ状態となっている。このとき、ダイオードD1の両端間に存在する寄生容量C1において、ダイオードD1の陽極端子側(アノード側)にマイナスの電荷が蓄積される。
(2)一方、方形波の駆動信号Sが“H”レベルで駆動電圧Vg2が“H”レベルのときは、ローサイドのスイッチング素子Q2はオン状態であり、これに同期して、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)には0近傍レベルの電圧が印加され、ハイサイドのスイッチング素子Q1はオン状態となっている。つまり、方形波の駆動信号Sが“H”レベルのときには、両スイッチング素子Q1,Q2はともにオン状態となっている。このとき、ダイオードD1の両端間に存在する寄生容量C1では電荷が放出される。
(3)次に、上記の(2)の状態から(1)の状態へと遷移するときのターンオフ動作について説明する。方形波の駆動信号Sが“H”レベルから“L”レベルへ立ち下がると、駆動電圧Vg2が同期して立ち下がり、ローサイドのスイッチング素子Q2は瞬時にターンオフする。このローサイドのスイッチング素子Q2のターンオフに伴ってインダクタL1に逆起電力が発生し、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)側からローサイドのスイッチング素子Q2のローサイド端子(ソース端子)側へ向かう方向でインダクタL1に電流が流れ、ダイオードD1の寄生容量C1において電荷の移動が行われる。すなわち、寄生容量C1におけるダイオードD1のカソード(陰極端子)側がパッケージ50の電流通路の他方の端子T2で接地されているため、寄生容量C1におけるダイオードD1のアノード(陽極端子)側にマイナス電荷が蓄積する。すなわち、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)に負バイアスが印加され、ハイサイドのスイッチング素子Q1はローサイドのスイッチング素子Q2に同期してターンオフする。このときの負バイアス電位については、インダクタL1と寄生容量C1による共振で若干のアンダーシュートが起こるが、アンダーシュートの反動でインダクタL1で生じる電流がダイオードD1を介して寄生容量C1をバイパスするため、寄生容量C1におけるダイオードD1のアノード(陽極端子)側の電位すなわちハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)に対する駆動電圧Vg1は規定の負バイアス電位止まりとなる。この負バイアスの電位はダイオードD1における寄生容量C1の大きさに依存する。
(4)次に、上記の(1)の状態から(2)の状態へと遷移するときのターンオン動作について説明する。方形波の駆動信号Sが“L”レベルから“H”レベルへ立ち上がると、駆動電圧Vg2が同期して立ち上がり、ローサイドのスイッチング素子Q2は瞬時にターンオンする。このローサイドのスイッチング素子Q2のターンオンに伴って、ローサイドのスイッチング素子Q2のローサイド端子(ソース端子)側からハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)側へ向かう方向でインダクタL1に電流が流れ、ダイオードD1の寄生容量C1において電荷の移動が行われる。すなわち、それまでマイナス電荷が蓄積していた寄生容量C1におけるダイオードD1のアノード(陽極端子)からマイナス電荷が放出される。すなわち、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)が負バイアスから上昇して0近傍レベルの電圧となり、ハイサイドのスイッチング素子Q1はローサイドのスイッチング素子Q2に同期してターンオンする。
マイナス電荷の放出に少し時間がかかるため、駆動電圧Vg1の上昇も駆動電圧Vg2の瞬時上昇に比べるとやや緩やかになるが、それでも比較的急峻な上昇となる。上昇後の駆動電圧Vg1のレベルは、ダイオードD1の寄生容量C1におけるダイオードD1のカソード(陰極端子)の電位(グラウンドレベル)に対して、ダイオードD1の順方向電圧だけ高い一定電圧に規制され、それ以上の上昇は抑えられ、したがってオーバーシュートは起こらない。この結果として、ハイサイドのスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)に印加される駆動電圧Vg1は0近傍レベルの電圧となる。
以上のように、本発明実施例においては、カスコード接続された一対のスイッチング素子Q1,Q2のうち、ローサイドのノーマリオフ型の第2のスイッチング素子Q2を直接に駆動するスイッチング素子とし、ハイサイドのノーマリオン型の第1のスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)と第2のスイッチング素子Q2のローサイド端子(ソース端子)との間のカスコード接続のラインに誘導素子のインダクタL1と一方向通電素子のダイオードD1との並列回路52を挿入した構成により、ターンオン時およびターンオフ時の第1のスイッチング素子Q1のゲート端子(駆動制御端子)に対する駆動信号Vg1に不要な振動を発生させることなく、ハンチング抑制を向上することができる(スイッチング波形を効果的になまらせることができる)。
特に、ターンオン時において、ハイサイドのノーマリオン型の第1のスイッチング素子Q1に対する駆動電圧を0近傍レベルの電圧に固定化し、それ以上に上昇するハンチングを確実に阻止できるため、安定で信頼性の高いスイッチング動作を実現できる。ターンオフ動作も高速かつ誤動作のないものにすることができる。
加えて、ゲート端子(駆動制御端子)に印加する駆動信号Sとして階段波信号ではなく通常の方形波信号を用いながらハンチング抑制を実現でき、スイッチングの高速性も確保できる。
また,高周波スイッチングノイズや誤動作を抑制するために、コストアップを招いたり効率を低下させたりするスナバ回路を用いる必要性がない。
なお、上記実施形態では、第1のスイッチング素子Q1、第2のスイッチング素子Q2、インダクタL1およびダイオードD1(ダイオードD1の寄生容量C1を含む)をパッケージ50内に収容しているが、これに限定されない。例えば、第1のスイッチング素子Q1、第2のスイッチング素子Q2のみをパッケージ50内に収容し、他を外付け部品として構成したり、第1のスイッチング素子Q1、第2のスイッチング素子Q2およびダイオードD1(ダイオードD1の寄生容量C1を含む)をパッケージ50内に収容し、インダクタL1を外付け部品として構成してもよい。また、容量素子C1を寄生容量以外とする場合は、当該容量素子C1を外付け部品とすることも可能である。
本発明は、スイッチング素子の駆動回路に関して、一方では高価なスナバ回路を用いることなく、かつもう一方ではスイッチング素子に対する駆動信号として階段波信号でなしに通常の方形波信号を用いながら、ハンチングや高周波スイッチングノイズや誤動作を生じさせることなく、高速で安定したスイッチング動作を実現する技術として有用である。
50 パッケージ
51 スイッチ部
52 並列回路
C1 容量素子(寄生容量)
D1 ダイオード(一方向通電素子)
L1 インダクタ(誘導素子)
Q1 ノーマリオン型の第1のスイッチング素子(GaNの半導体スイッチ)
Q2 ノーマリオフ型の第2のスイッチング素子(MOS‐FET)
T1 電流通路の一方の端子
T2 電流通路の他方の端子
T3 駆動信号入力端子

Claims (5)

  1. 電流通路の一方の端子と前記電流通路の他方の端子と駆動信号入力端子との3つの端子を有し、前記電流通路の一方の端子にハイサイド端子が接続されたノーマリオン型の第1のスイッチング素子と、前記電流通路の他方の端子にローサイド端子が接続されたノーマリオフ型の第2のスイッチング素子とが、前記第1のスイッチング素子のローサイド端子と前記第2のスイッチング素子のハイサイド端子が接続されることにより直列に接続されたスイッチ部を含み、前記スイッチ部を駆動するスイッチング素子の駆動回路であって、
    前記第1のスイッチング素子の駆動制御端子と前記第2のスイッチング素子のローサイド端子との間に容量成分とともに誘導素子と一方向通電素子の並列回路が接続され、
    前記一方向通電素子はその陽極端子が前記第1のスイッチング素子の駆動制御端子に接続され、その陰極端子が前記第2のスイッチング素子のローサイド端子に接続され、
    前記第2のスイッチング素子の駆動制御端子が前記駆動信号入力端子に導通接続されていることを特徴とするスイッチング素子の駆動回路。
  2. 前記容量成分は、前記一方向通電素子の寄生容量である請求項1に記載のスイッチング素子の駆動回路。
  3. 前記誘導素子がインダクタであり、前記一方向通電素子がダイオードである請求項1または請求項2に記載のスイッチング素子の駆動回路。
  4. 前記3つの端子を1つのパッケージに備え、そのパッケージ内に前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子の2素子が収容されてなる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
  5. 前記第1のスイッチング素子がGaNの半導体スイッチであり、前記第2のスイッチング素子がMOS‐FETである請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスイッチング素子の駆動回路。
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