JP2016080021A - クラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3つのリブ体をクラッチセンタに形成した場合であっても従来の回り止め工具を引き続き使用することができるクラッチ装置を提供する。【解決手段】クラッチ装置100は、原動軸によって回転駆動するフリクションプレート102に対向配置されるクラッチプレート107を保持するクラッチセンタ105を備える。クラッチセンタ105は、従動軸116にナット106bによって連結される連結部105aの径方向外側に噛合い部105cを備える。連結部105aと噛合い部105cとの間には、噛合い部105c側がナット106bの回転方向の前側に延びてリブ体108が形成されている。クラッチセンタ105の噛合い部105cの内周面には、フランジ部105bから起立してスプリングガイド111が形成されている。リブ体108およびスプリングガイド111には、ナット106bの回転方向の前側側面に引掛け体受け部110,112が形成されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、原動機によって回転駆動する原動軸の回転駆動力を被動体を駆動させる従動軸に伝達および遮断するクラッチ装置に関する。
従来から、二輪自動車や四輪自動車などの車両においては、エンジンなどの原動機と車輪などの被動体との間に配置されて原動機の回転駆動力を被動体に伝達および遮断するためにクラッチ装置が用いられている。一般に、クラッチ装置は、原動機の回転駆動力によって回転するフリクションプレートと被動体側に連結されたクラッチプレートとを互いに対向配置するとともに、これらのフリクションプレートとクラッチプレートとを密着および離隔させることにより回転駆動力の伝達および遮断を任意に行なうことができる。
例えば、下記特許文献1には、被動体を回転駆動する従動軸に連結される筒状の連結部と同連結部の外側に形成されてクラッチプレートの内周部に噛み合う筒状の噛合い部との間に壁状に起立してリブ体が形成されたクラッチセンタを備えるクラッチ装置が開示されている。ここで、リブ体は、クラッチセンタを従動軸に組み付ける際に回り止め工具における二股部の先端部にそれぞれ設けられた2つの引掛け部がそれぞれ嵌合してクラッチセンタの共回りを防止する。
特開平08−145074号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載したクラッチ装置においては、クラッチセンタの周方向に沿って4つのリブ体が均等配置されているが、一般的に多用されている二股型の回り止め工具が使用できることを考慮するとリブ体の数を減らすことが実質的に困難で製造効率および回転効率の各観点から必ずしも好ましいものではない。
すなわち、クラッチ装置は、リブ体をクラッチセンタの周方向に沿って3つ形成して構成することも可能である。しかし、この場合、回り止め工具は、前記3つのリブ体の配置に対応したものを新たに製作しなければならず、リブ体の数に応じて回り止め工具をそれぞれ用意することは極めて非現実的である。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、3つのリブ体をクラッチセンタに形成した場合であっても従来から多用されている回り止め工具を引き続き使用することができるクラッチ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、原動軸の回転駆動力を従動軸に伝達および遮断するクラッチ装置において、原動軸の回転駆動によって回転駆動する環状のフリクションプレートと、フリクションプレートに対向配置されて同フリクションプレートに接触することによって回転駆動する環状のクラッチプレートと、従動軸にロックナットによって連結される筒状の連結部および同連結部の外側にクラッチプレートの内周部に噛み合う筒状の噛合い部をそれぞれ有したクラッチセンタと、クラッチセンタに対して接近および離隔する方向にそれぞれ変位可能に設けられてフリクションプレートまたはクラッチプレートを押圧するプレッシャプレートと、クラッチセンタにおける噛合い部より内側に同クラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられてプレッシャプレートをフリクションプレートまたはクラッチプレートに押し付けるコイルスプリングとを有し、クラッチセンタは、連結部と噛合い部との間で同連結部および同噛合い部のうちの少なくとも一方に繋がって形成されてクラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられた壁状のリブ体と、前記3つのリブ体間における噛合い部の内側面に設けられてコイルスプリングにおける内側面に対向する外周部を覆う凹状の壁体からなるスプリングガイドとを備え、リブ体およびスプリングガイドは、柱状体からなる2つの引掛け体が互いに離隔した位置に設けられた回り止め工具における前記2つの引掛け体の各側面がそれぞれ宛がわれる引掛け体受け部をリブ体およびスプリングガイドにおけるロックナットの回転方向の前側の壁面に備えることにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、クラッチ装置は、回り止め工具の2つの引掛け体がそれぞれ宛がわれる2つの引掛け体受け部がリブ体と3つのリブ体間に設けられるスプリングガイドとにそれぞれ設けられているため、リブ体を3つ設けた場合であっても従来から多用されている回り止め工具を引き続き使用することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記クラッチ装置において、リブ体は、噛合い部側が連結部側に対してロックナットの回転方向の前方側に延びて形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、クラッチ装置は、リブ体における噛合い部側が連結部側に対してロックナットの回転方向の前方側に延びて形成されているため、リブ体自身で(換言すれば、リブ体の一部として)引掛け体受け部を構成することができ、クラッチセンタ延いてはクラッチ装置の構成を簡単化および軽量化することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記クラッチ装置において、リブ体は、連結部および噛合い部にそれぞれ繋がって形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、クラッチ装置は、リブ体が連結部および噛合い部にそれぞれ繋がって形成されているため、連結部および噛合い部をそれぞれ補強して剛性を高めることができる。すなわち、リブ体は、クラッチセンタの組み付け作業時における回り止めに用いられる他に、連結部および噛合い部を補強する機能も有する。
また、本発明の他の特徴は、前記クラッチ装置において、引掛け体受け部は、各3つずつのリブ体およびスプリングガイドにそれぞれ設けられていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、クラッチ装置は、引掛け体受け部が各3つずつのリブ体およびスプリングガイドにそれぞれ設けられているため、クラッチセンタの回転方向の位置に応じて各3つのリブ体およびスプリングガイドうちのいずれかのリブ体およびスプリングガイドに回り止め工具を嵌合させることができるため、クラッチセンタの回転方向の位置に拘らず回り止め工具を嵌合させることができ作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の全体構成の概略を示す断面図である。 図1に示すクラッチ装置内に組み込まれるクラッチセンタの外観構成を概略的に示す平面図である。 図2に示すクラッチセンタの組付け作業に用いる回り止め工具の外観構成を概略的に示す平面図である。 図3に示す回り止め工具の外観構成を概略的に示す正面図である。 図2に示す5−5線から見たクラッチセンタの組付け作業の状態を示す断面図である。 本発明の変形例に係るクラッチ装置の全体構成の概略を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係るクラッチ装置の全体構成の概略を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係るクラッチ装置の全体構成の概略を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係るクラッチセンタの外観構成を概略的に示す平面図である。
以下、本発明に係るクラッチ装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るクラッチ装置100の全体構成の概略を模式的に示す断面図である。また、図2は、クラッチ装置100内に組み込まれるクラッチセンタ105の外観構成を概略的に示す平面図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。このクラッチ装置100は、二輪自動車(オートバイ)における原動機であるエンジン(図示せず)の駆動力を被動体である車輪(図示せず)に伝達および遮断するための機械装置であり、同エンジンと変速機(トランスミッション)(図示せず)との間に配置されるものである。
(クラッチ装置100の構成)
クラッチ装置100は、アルミニウム合金製のクラッチハウジング101を備えている。クラッチハウジング101は、平板環状に形成された固定部101aの外縁部に筒状の保持部101bが形成されて全体として略カップ状に形成されている。保持部101bは、
内側領域に複数枚(本実施形態においては5枚)のフリクションプレート102を保持部101bの軸線方向に沿って変位可能、かつ同保持部101b(すなわち、クラッチハウジング101)と一体回転可能な状態でスプライン嵌合によってそれぞれ保持している。
フリクションプレート102は、後述するクラッチプレート107に押し当てられる平板環状の部品であり、スチール材またはアルミニウム材からなる薄板材を環状に打ち抜いて成形されている。これらのフリクションプレート102における各両側面(表裏面)には、図示しない複数の紙片からなる摩擦材が貼り付けられているとともに各摩擦材間に図示しない油溝が形成されて構成されている。
このクラッチハウジング101における固定部101aには、入力ギア104がトルクダンパ103aを介してリベット103bによって固着されている。入力ギア104は、エンジンの駆動により回転駆動する原動軸(図示せず)に連結された駆動ギア(図示せず)と噛合って回転駆動する機械要素である。この入力ギア104は、中央部に形成された筒状部104aの外周部にクラッチハウジング101の固定部101aが嵌合した状態で、筒状部104aの内周部が後述する従動軸116の外周部にブッシュ104bを介して回転自在に嵌合している。また、クラッチハウジング101の保持部101bの内部領域には、クラッチセンタ105および後述するプレッシャプレート113がそれぞれ設けられている。
クラッチセンタ105は、クラッチプレート107を保持するアルミニウム合金製の部品であり、主として、連結部105a、フランジ部105bおよび噛合い部105cを備えて構成されている。連結部105aは、従動軸116に連結される筒状の部分であり、内周面にクラッチセンタ105の軸線方向に沿って形成された多数のスプライン溝を介して従動軸116にスプライン嵌合している。この場合、連結部105aは、カラー106aを介してナット106bによって従動軸116に締め付け固定されている。
フランジ部105bは、連結部105aと噛合い部105cとを繋ぐ円板状の部分であり、連結部105aの一方(図示右側)の端部から径方向外側に延びて形成されている。このフランジ部105bには、プレッシャプレート113のボス部113aが貫通する貫通孔が形成されている。
噛合い部105cは、フランジ部105bの外縁部から連結部105aの軸線方向に沿って延びた筒状に形成されており、外周面に複数枚(本実施形態においては4枚)のクラッチプレート107を前記フリクションプレート102を挟んだ状態で噛合い部105cの軸線方向に沿って変位可能、かつ同噛合い部105c(すなわち、クラッチセンタ105)と一体回転可能な状態でスプライン嵌合によってそれぞれ保持している。この噛合い部105cの先端部には、径方向外側に屈曲してフランジ状に形成された対向部105dが形成されている。対向部105dは、フリクションプレート102とクラッチプレート107とをプレッシャプレート113と協働して挟む部分である。
クラッチプレート107は、前記フリクションプレート102に押し当てられる平板環状の部品であり、スチール材またはアルミニウム材からなる薄板材を環状に打ち抜いて成形されている。これらのクラッチプレート107における各両側面(表裏面)には、クラッチオイルを保持するための深さ数μm〜数十μmの図示しない油溝が形成されている。また、クラッチプレート107の内周部には、クラッチセンタ105とスプライン勘合させるための内歯状のスプラインが形成されている。
クラッチセンタ105のフランジ部105b上における連結部105aと噛合い部105cとの間には、リブ体108がクラッチセンタ105と一体的に形成されている。リブ体108は、図2に示すように、クラッチセンタ105を従動軸116に取り付ける際に用いられる部分であり、連結部105aおよび噛合い部105cにそれぞれ繋がった状態でフランジ部105b上に壁状に起立して形成されている。この場合、リブ体108は、フランジ部105b上において3つのリブ体108がクラッチセンタ105の周方向に沿って均等配置されてそれぞれ形成されている。
そして、これらの各リブ体108には、ナット106bの締付時の回転方向(図示破線矢印参照)の前側となる側面に引掛け体受け部110がそれぞれ形成されている。引掛け体受け部110は、後述する回り止め工具200における2つの引掛け体203a,203bのうちの一方の引掛け体203aが押し付けられる部分であり、引掛け体203aの側面に面接触する平面状に形成されている。また、引掛け体受け部110は、回り止め工具200における2つの引掛け体203a,203bのうちの他方の引掛け体203bが後述する引掛け体受け部112に押し付けられる位置に形成されている。
具体的には、引掛け体受け部110が形成されるリブ体108は、噛合い部105c側が連結部105a側に対してナット106bの締付時の回転方向(図示破線矢印参照)の前側に向かって直線状に延びて形成されている。また、引掛け体受け部110は、リブ体108が連結部105a側から広がって形成されることによりリブ体108の連結部105a側の側面面積に比べて大きく形成されている。本実施形態においては、リブ体108は、噛合い部105cの軸方向の全域に掛かるように連結部105a側から噛合い部105c側に向かって広がって形成されている(図1参照)。
また、クラッチセンタ105の噛合い部105cの内側面には、同内側面から突出するとともにフランジ部105bから起立した状態でスプリングガイド111が形成されている。スプリングガイド111は、ボス部113aの外周部に設けられるコイルスプリング114の径方向外側への位置ずれや変形を防止して軸方向への安定的な伸縮を促すための部分であり、コイルスプリング114における噛合い部105cの内側面に対向する外周面を覆うように凹状に凹んだ壁状の形状で噛合い部105cの内側面から張り出して形成されている。このスプリングガイド111は、3つのボス部113aに対応する3つのスプリングガイド111がクラッチセンタ105の周方向に沿って3つのボス部113aに対応する位置に形成、すなわち、均等配置されて形成されている。
そして、これらの各スプリングガイド111には、ナット106bの締付時の回転方向(図示破線矢印参照)の前側の側面に引掛け体受け部112がそれぞれ形成されている。引掛け体受け部112は、引掛け体受け部110と同様に、回り止め工具200における2つの引掛け体203a,203bのうちの他方の引掛け体203bが押し付けられる部分であり、引掛け体203bの側面に面接触する平面状に形成されている。また、引掛け体受け部112は、回り止め工具200における2つの引掛け体203a,203bのうちの前記一方の引掛け体203aが引掛け体受け部110に押し付けられる位置に形成されている。
具体的には、引掛け体受け部112が形成されるスプリングガイド111は、ナット106bの締付時の回転方向(図示破線矢印参照)の前側に向かってに延びて形成されている。また、引掛け体受け部112は、スプリングガイド111と同じ長さで形成されている。なお、クラッチセンタ105のフランジ部105b上においては、引掛け体受け部110,112に対してナット106bの締付時の回転方向(図示破線矢印参照)の前側部分に回り止め工具200における2つの引掛け体203a,203bがそれぞれ挿入可能な空間が確保されていることは当然である。
プレッシャプレート113は、フリクションプレート102を押圧することによりこのフリクションプレート102とクラッチプレート107とを密着させるための部品であり、アルミニウム材をクラッチプレート107の外径と略同じ大きさの外径の略リング状に成形して構成されている。このプレッシャプレート113は、外縁部がフリクションプレート102を押圧する部分であり、内周部がクラッチセンタ105の連結部105aの外周部に軸線方向に沿って摺動自在に嵌合している。
また、プレッシャプレート113は、円盤面上に周方向に沿って3つのボス部113aがクラッチセンタ105の軸線方向に突出して形成されている。各ボス部113aは、平板環状のプレッシャプレート113がボルト113bによって固定的に取り付けられる部分であり、クラッチセンタ105のフランジ部105bに形成された貫通孔を貫通した柱状に形成されている。これらの3つのボス部113aの各外周部には、リフタープレート115とクラッチセンタ105のフランジ部105bとの間にコイルスプリング114がそれぞれ設けられている。コイルスプリング114は、フランジ部105bに対してリフタープレート115を押圧することによってプレッシャプレート113をフリクションプレート102に押圧するための弾性体であり、本実施形態においてはばね鋼を螺旋状に巻いて構成されている。
リフタープレート115は、図示しないクラッチレリーズ機構によって押圧されることによりクラッチ装置100の回転駆動力の伝達状態を切断状態とするための部品であり、中央部に貫通孔が形成された平面視で三角平板状に形成されている。ここで、クラッチレリーズ機構とは、クラッチ装置100が搭載される自走式車両の運転者のクラッチ操作レバー(図示しない)の操作によってリフタープレート115を従動軸116側に押圧する機械装置である。
従動軸116は、クラッチ装置100によって伝達される回転駆動力を被動体に伝達する部品であり、鋼材を中空の軸体に形成して構成されている。この従動軸116は、一方(図示右側)の端部にクラッチセンタ105がスプライン嵌合するとともに、他方(図示左側)の端部に自走式車両における図示しない変速機がそれぞれ連結されている。
(クラッチ装置100の製造)
次に、上記のように構成したクラッチ装置100の製造過程について説明する。なお、この製造過程の説明においては、本発明に直接関わる工程、すなわち、クラッチセンタ105を従動軸116に組み付ける工程についてのみ説明する。
クラッチセンタ105を従動軸116に組み付ける説明を行う前に、このクラッチセンタ105の従動軸116への組付け作業に用いる回り止め工具200について簡単に説明しておく。
回り止め工具200(例えば、ユニバーサルホルダ)は、クラッチセンタ105の従動軸116に組み付ける際にクラッチセンタ105がナット106bとともに回転する所謂共回りを防止するための工具である。具体的には、回り止め工具200は、図3および図4にそれぞれ示すように、細長く延びる板状体からなる2つのアーム体201a,201bが支点ピン202を介して開閉自在に連結されるとともに、これらの2つのアーム体201a,201bの各先端部に引掛け体203a,203bがそれぞれ形成されて構成されている。
引掛け体203a,203bは、クラッチセンタ105の中心部を介した径方向の両端部側に掛けられる部分であり、アーム体201a、201bの各先端部から直交する方向に突出した柱状(板状や円柱状に形成されるが、本実施形態においては板状)に形成されている。また、アーム体201a,201bにおける支点ピン202よりも前側には、アーム体201a,202bの開度を調節するための開度調節機構204が設けられている。また、アーム体201a,201bのうちのアーム体201bは、支点ピン202よりも後方に延びて作業者の持ち手となる把持部205を構成している。
クラッチセンタ105を従動軸116に組み付ける作業者は、まず、従動軸116上にクラッチハウジング101、入力ギア104、フリクションプレート102、クラッチプレート107、クラッチセンタ105およびプレッシャプレート113をそれぞれ配置した状態でカラー106aおよびナット106bをそれぞれ用意するとともに回り止め工具200を用意する。
次に、作業者は、従動軸116の先端部にカラー106aを嵌めた後、ナット106bを捩じ込んでいく。このナット106bの捩じ込み過程において、作業者は、回り止め工具200をクラッチセンタ105に取り付けてクラッチセンタ105の共回りを防止する。具体的には、作業者は、図5に示すように、回り止め工具200における引掛け体203a,203bを引掛け体受け部110,112にそれぞれ宛がった状態でナット106bを図示しない工具を用いて締め付ける。この場合、クラッチセンタ105は、ナット106bとともに回転しようとするが、引掛け体受け部110,112が回り止め工具200の引掛け体203a,203bに当たって回転が阻止されるためナット106bとの共回りが防止される。
これにより、作業者は、クラッチセンタ105を共回りを防止しながら従動軸116に組み付けることができる。そして、作業者は、従動軸116上に取り付けられたクラッチセンタ105およびプレッシャプレート113にコイルスプリング114やリフタープレート115を取り付けてクラッチ装置100を完成させていくが、これらの作業については説明を省略する。
(クラッチ装置100の作動)
次に、上記のように構成したクラッチ装置100の作動について説明する。このクラッチ装置100は、前記したように、車両におけるエンジンと変速機との間に配置されるものであり、車両の運転者によるクラッチ操作レバーの操作によってエンジンの駆動力の変速機への伝達および遮断を行なう。
具体的には、クラッチ装置100は、車両の運転者(図示せず)がクラッチ操作レバー(図示せず)を操作しない場合においては、クラッチレリーズ機構(図示せず)がリフタープレート115を押圧しないため、プレッシャプレート113がコイルスプリング114の弾性力によってフリクションプレート102を押圧する。これにより、クラッチセンタ105は、フリクションプレート102とクラッチプレート107とがクラッチセンタ105の対向部105d側に変位して互いに押し当てられて摩擦連結された状態となるため、換言すれば、プレッシャプレート113と対向部105dとがフリクションプレート102およびクラッチプレート107を挟むことにより回転駆動する。すなわち、原動機の回転駆動力がクラッチセンタ105に伝達されて従動軸116が回転駆動する。この場合、クラッチ装置100は、スプリングガイド111がコイルスプリング114の位置ずれを防止するとともに、リブ体108が連結部105aおよび噛合い部105cを補強することにより駆動力の伝達が安定的に行われる。
一方、クラッチ装置100は、車両の運転者(図示せず)がクラッチ操作レバー(図示せず)を操作した場合においては、クラッチレリーズ機構(図示せず)がリフタープレート115を押圧するため、プレッシャプレート107がコイルスプリング114の弾性力に抗して対向部105dから離隔する方向に変位する。これにより、クラッチセンタ105は、フリクションプレート102とクラッチプレート107との摩擦連結が解消された状態となるため、回転駆動が減衰または回転駆動が停止する状態となる。すなわち、原動機の回転駆動力がクラッチセンタ105に対して遮断される。
この場合、クラッチ装置100は、スプリングガイド111がコイルスプリング114の位置ずれや屈曲変形を防止するとともに、リブ体108が連結部105aおよび噛合い部105cを補強することにより駆動力の遮断が安定的に行われる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、クラッチ装置100は、回り止め工具200の2つの引掛け体203a,203bがそれぞれ宛がわれる2つの引掛け体受け部110,112がリブ体108と3つのリブ体108間に設けられるスプリングガイド111とにそれぞれ設けられているため、リブ体108を3つ設けた場合であっても従来から多用されている回り止め工具を引き続き使用することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記に示す各変形例においては、上記実施形態におけるクラッチ装置100と同様の構成部分にはクラッチ装置100に付した符号に同一の符号を付して、その説明は省略する。
例えば、上記実施形態においては、リブ体108は、連結部105aおよび噛合い部105cにそれぞれ繋がる壁状に形成した。これにより、リブ体108は、連結部105aおよび噛合い部105cを繋いで補強するリブとしても機能するとともにフランジ部105bに繋がって形成されることによりフランジ部105bを補強するリブとして機能する。しかし、リブ体108は、連結部105aまたは噛合い部105cに繋がった壁状に形成されていれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。
したがって、リブ体108は、例えば、図6および図7にそれぞれ示すように、連結部105aに繋がって噛合い部105cに繋がっていない構成、連結部105aに繋がらずに噛合い部105cに繋がる構成とすることができる。これらによれば、連結部105aまたは噛合い部105cを補強しながらクラッチセンタ105を軽量化することができる。なお、リブ体108は、連結部105aおよび噛合い部105cにそれぞれ繋がる構成とした場合、フランジ部105bとの間に隙間を設けてフランジ部105bに繋がらない構成とすることもできる。
また、上記実施形態においては、リブ体108を噛合い部105cにおける軸方向の全域に掛かるように連結部105a側から広がって形成した。これにより、リブ体108は、噛合い部105c全体を補強することができる。しかし、リブ体108は、噛合い部105cにおける軸方向の一部に繋がって形成されてもよい。具体的には、リブ体108は、例えば、図8に示すように、軸方向におけるフランジ部105b側の半分にのみ繋がった状態で形成することができる。
また、上記実施形態においては、リブ体108は、噛合い部105c側が連結部105a側に対してロックナット106bの回転方向の前方側に延びて形成されている。これにより、クラッチ装置100は、リブ体108自身で(換言すれば、リブ体108の一部として)引掛け体受け部110を構成することができ、クラッチセンタ105延いてはクラッチ装置100の構成を簡単化および軽量化することができる。しかし、引掛け体受け部110は、リブ体108の一部としてではなくリブ体108に付属した部分として形成することもできる。具体的には、引掛け体受け部110は、例えば、図9に示すように、連結部105aから径方向に直線状に延びるリブ体108の側面から凸状に突出したブロック状の形状に形成して構成することもできる。これによれば、リブ体108は、より強固に噛合い部105cを補強することができる。なお、リブ体108は、上記実施形態においては、直線状に形成したが噛合い部105c側が連結部105a側に対してロックナット106bの回転方向の前方側に向かって曲線状に延びて形成することもできる。
また、上記実施形態においては、引掛け体受け部110,112は、それぞれ3つのリブ体108およびスプリングガイド111にそれぞれ形成した。しかし、引掛け体受け部110,112は、少なくとも1つずつのリブ体108およびスプリングガイド111にそれぞれ形成されていればよい。
100…クラッチ装置、101…クラッチハウジング、101a…固定部、101b…保持部、102…フリクションプレート、103a…トルクダンパ、103b…リベット、104…入力ギア、104a…筒状部、104b・・・ブッシュ、105…クラッチセンタ、105a…連結部、105b…フランジ部、105c…噛合い部、105d…対向部、106a…カラー、106b…ナット、107…クラッチプレート、108…リブ体、110…引掛け体受け部、111…スプリングガイド、112…引掛け体受け部、113…プレッシャプレート、113a…ボス部、113b…ボルト、114…コイルスプリング、115…リフタープレート、116…従動軸、
200…回り止め工具、201a,201b…アーム体、202…支点ピン、203a,203b…引掛け体、204…開度調節機構、205…把持部。

Claims (4)

  1. 原動軸の回転駆動力を従動軸に伝達および遮断するクラッチ装置において、
    前記原動軸の回転駆動によって回転駆動する環状のフリクションプレートと、
    前記フリクションプレートに対向配置されて同フリクションプレートに接触することによって回転駆動する環状のクラッチプレートと、
    前記従動軸にロックナットによって連結される筒状の連結部および同連結部の外側に前記クラッチプレートの内周部に噛み合う筒状の噛合い部をそれぞれ有したクラッチセンタと、
    前記クラッチセンタに対して接近および離隔する方向にそれぞれ変位可能に設けられて前記フリクションプレートまたは前記クラッチプレートを押圧するプレッシャプレートと、
    前記クラッチセンタにおける前記噛合い部より内側に同クラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられて前記プレッシャプレートを前記フリクションプレートまたは前記クラッチプレートに押し付けるコイルスプリングとを有し、
    前記クラッチセンタは、
    前記連結部と前記噛合い部との間で同連結部および同噛合い部のうちの少なくとも一方に繋がって形成されて前記クラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられた壁状のリブ体と、
    前記3つのリブ体間における前記噛合い部の内側面に設けられて前記コイルスプリングにおける前記内側面に対向する外周部を覆う凹状の壁体からなるスプリングガイドとを備え、
    前記リブ体および前記スプリングガイドは、
    柱状体からなる2つの引掛け体が互いに離隔した位置に設けられた回り止め工具における前記2つの引掛け体の各側面がそれぞれ宛がわれる引掛け体受け部を前記リブ体および前記スプリングガイドにおける前記ロックナットの回転方向の前側の壁面に備えることを特徴とするクラッチ装置。
  2. 請求項1に記載したクラッチ装置において、
    前記リブ体は、
    前記噛合い部側が前記連結部側に対して前記ロックナットの回転方向の前方側に延びて形成されていることを特徴とするクラッチ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載したクラッチ装置において、
    前記リブ体は、
    前記連結部および前記噛合い部にそれぞれ繋がって形成されていることを特徴とするクラッチ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載したクラッチ装置において、
    前記引掛け体受け部は、
    前記各3つずつのリブ体およびスプリングガイドにそれぞれ設けられていることを特徴とするクラッチ装置。
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