JP2016080021A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するため、本発明の特徴は、原動軸の回転駆動力を従動軸に伝達および遮断するクラッチ装置において、原動軸の回転駆動によって回転駆動する環状のフリクションプレートと、フリクションプレートに対向配置されて同フリクションプレートに接触することによって回転駆動する環状のクラッチプレートと、従動軸にナットによって連結される筒状の連結部および同連結部の外側にクラッチプレートの内周部に噛み合う筒状の噛合い部をそれぞれ有したクラッチセンタと、クラッチセンタに対して接近および離隔する方向にそれぞれ変位可能に設けられてフリクションプレートまたはクラッチプレートを押圧するプレッシャプレートと、クラッチセンタにおける噛合い部より内側に同クラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられてプレッシャプレートをフリクションプレートまたはクラッチプレートに押し付けるコイルスプリングとを有し、クラッチセンタは、連結部と噛合い部との間で同連結部および同噛合い部のうちの少なくとも一方に繋がって形成されてクラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられた壁状のリブ体と、前記3つのリブ体間における噛合い部の内側面に設けられてコイルスプリングにおける内側面に対向する外周部を覆う凹状の壁体からなるスプリングガイドとを備え、リブ体およびスプリングガイドは、柱状体からなる2つの引掛け体が互いに離隔した位置に設けられた回り止め工具における前記2つの引掛け体の各側面がそれぞれ宛がわれる引掛け体受け部をリブ体およびスプリングガイドにおけるナットの回転方向の前側の壁面に備えることにある。
また、本発明の他の特徴は、前記クラッチ装置において、リブ体は、噛合い部側が連結部側に対してナットの回転方向の前方側に延びて形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、クラッチ装置は、リブ体における噛合い部側が連結部側に対してナットの回転方向の前方側に延びて形成されているため、リブ体自身で(換言すれば、リブ体の一部として)引掛け体受け部を構成することができ、クラッチセンタ延いてはクラッチ装置の構成を簡単化および軽量化することができる。
引掛け体203a,203bは、クラッチセンタ105の中心部を介した径方向の両端部側に掛けられる部分であり、アーム体201a、201bの各先端部から直交する方向に突出した柱状(板状や円柱状に形成されるが、本実施形態においては板状)に形成されている。また、アーム体201a,201bにおける支点ピン202よりも前側には、アーム体201a,20bの開度を調節するための開度調節機構204が設けられている。また、アーム体201a,201bのうちのアーム体201bは、支点ピン202よりも後方に延びて作業者の持ち手となる把持部205を構成している。
一方、クラッチ装置100は、車両の運転者(図示せず)がクラッチ操作レバー(図示せず)を操作した場合においては、クラッチレリーズ機構(図示せず)がリフタープレート115を押圧するため、プレッシャプレート113がコイルスプリング114の弾性力に抗して対向部105dから離隔する方向に変位する。これにより、クラッチセンタ105は、フリクションプレート102とクラッチプレート107との摩擦連結が解消された状態となるため、回転駆動が減衰または回転駆動が停止する状態となる。すなわち、原動機の回転駆動力がクラッチセンタ105に対して遮断される。この場合、クラッチ装置100は、スプリングガイド111がコイルスプリング114の位置ずれや屈曲変形を防止するとともに、リブ体108が連結部105aおよび噛合い部105cを補強することにより駆動力の遮断が安定的に行われる。
また、上記実施形態においては、リブ体108は、噛合い部105c側が連結部105a側に対してナット106bの回転方向の前方側に延びて形成されている。これにより、クラッチ装置100は、リブ体108自身で(換言すれば、リブ体108の一部として)引掛け体受け部110を構成することができ、クラッチセンタ105延いてはクラッチ装置100の構成を簡単化および軽量化することができる。しかし、引掛け体受け部110は、リブ体108の一部としてではなくリブ体108に付属した部分として形成することもできる。具体的には、引掛け体受け部110は、例えば、図9に示すように、連結部105aから径方向に直線状に延びるリブ体108の側面から凸状に突出したブロック状の形状に形成して構成することもできる。これによれば、リブ体108は、より強固に噛合い部105cを補強することができる。なお、リブ体108は、上記実施形態においては、直線状に形成したが噛合い部105c側が連結部105a側に対してナット106bの回転方向の前方側に向かって曲線状に延びて形成することもできる。

Claims (4)

  1. 原動軸の回転駆動力を従動軸に伝達および遮断するクラッチ装置において、
    前記原動軸の回転駆動によって回転駆動する環状のフリクションプレートと、
    前記フリクションプレートに対向配置されて同フリクションプレートに接触することによって回転駆動する環状のクラッチプレートと、
    前記従動軸にナットによって連結される筒状の連結部および同連結部の外側に前記クラッチプレートの内周部に噛み合う筒状の噛合い部をそれぞれ有したクラッチセンタと、
    前記クラッチセンタに対して接近および離隔する方向にそれぞれ変位可能に設けられて前記フリクションプレートまたは前記クラッチプレートを押圧するプレッシャプレートと、
    前記クラッチセンタにおける前記噛合い部より内側に同クラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられて前記プレッシャプレートを前記フリクションプレートまたは前記クラッチプレートに押し付けるコイルスプリングとを有し、
    前記クラッチセンタは、
    前記連結部と前記噛合い部との間で同連結部および同噛合い部のうちの少なくとも一方に繋がって形成されて前記クラッチセンタの周方向に沿って3つ設けられた壁状のリブ体と、
    前記3つのリブ体間における前記噛合い部の内側面に設けられて前記コイルスプリングにおける前記内側面に対向する外周部を覆う凹状の壁体からなるスプリングガイドとを備え、
    前記リブ体および前記スプリングガイドは、
    柱状体からなる2つの引掛け体が互いに離隔した位置に設けられた回り止め工具における前記2つの引掛け体の各側面がそれぞれ宛がわれる引掛け体受け部を前記リブ体および前記スプリングガイドにおける前記ナットの回転方向の前側の壁面に備えることを特徴とするクラッチ装置。
  2. 請求項1に記載したクラッチ装置において、
    前記リブ体は、
    前記噛合い部側が前記連結部側に対して前記ナットの回転方向の前方側に延びて形成されていることを特徴とするクラッチ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載したクラッチ装置において、
    前記リブ体は、
    前記連結部および前記噛合い部にそれぞれ繋がって形成されていることを特徴とするクラッチ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載したクラッチ装置において、
    前記引掛け体受け部は、
    前記各3つずつのリブ体およびスプリングガイドにそれぞれ設けられていることを特徴とするクラッチ装置。
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