JP2016078216A - バイト切削装置 - Google Patents

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雅之 川瀬
Masayuki Kawase
雅之 川瀬
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Abstract

【課題】 サイズの大きい矩形基板又はサイズの小さい矩形基板を選択的に吸引保持可能なチャックテーブルを備えたバイト切削装置を提供することである。【解決手段】 矩形基板の表面又は裏面をバイト工具で切削するバイト切削装置であって、矩形基板を矩形の保持面で吸引保持するチャックテーブルを備え、該チャックテーブルルは、第1の吸引口と第2の吸引口とを有するベースと、該ベースの該第1の吸引口に対応した位置に配設された第1のチャックテーブルと、該ベースの該第2の吸引口に対応し該第1のチャックテーブルと隣接した位置に配設された第2のチャックテーブルと、を含み、該第1のチャックテーブルの保持面と該第2のチャックテーブルの保持面とで構成する1つの領域に対応した大きさの第1の矩形基板、又は該第1又は該第2のチャックテーブルの保持面に対応した大きさの第2の矩形基板とを、選択的に吸引保持可能なことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はバイト切削装置に関し、特に、サイズの異なる矩形基板を選択的に旋回切削可能なバイト切削装置に関する。
バイト工具の装着されたバイトホイールをスピンドルの先端に固定し、WL−CSP(Wafer−Level Chip Size Package)の表面のバンプを旋回切削して高さを揃えたり、ICチップ等を複数搭載し樹脂でモールド封止された樹脂や金属からなるパッケージ基板の表面を旋回切削して、モールド樹脂を平坦に加工するバイト切削装置が知られている。
バイト切削装置で加工するパッケージ基板は、骨材となる金属プレート(リードフレーム)に複数の樹脂モールド部分を形成し、そこから各パッケージ基板へと切り出し、更に個々のチップサイズパッケージ(CSP)に分割する生産方法が考案されている。
樹脂モールドの厚さを揃える工程は、従来はパッケージ基板別に実施されていたが、パッケージ基板へと切り出される前のまだサイズの大きい段階で、一度に複数のパッケージ基板をバイト切削装置で旋回切削するという方法も提案されている。
バイト切削装置では、基板の大きさに合わせたサイズのチャックテーブルで基板を保持して基板を旋回切削するが、基板の大きさは製品によって変更される可能性があり、従来はその都度基板のサイズに合わせたチャックテーブルを製作するようにしていた。
特開2005−153090号公報
しかし、基板のサイズに合わせてチャックテーブルを製作すると、大きい基板用のチャックテーブルはそのサイズが大きくなるために、製作コストが非常に高くなってしまうという問題がある。
複数の基板の大きさに対応できるようにユニバーサルタイプのチャックテーブルも提案されているが、このチャックテーブルは製作された段階で、どの大きさの基板をどれだけ保持できるかが予め決定されており、自由度が低いという課題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サイズの大きい矩形基板又はサイズの小さい矩形基板を選択的に吸引保持可能なチャックテーブルを備えたバイト切削装置を提供することである。
本発明によると、矩形基板の表面又は裏面をバイト工具で切削するバイト切削装置であって、矩形基板を矩形の保持面で吸引保持するチャックテーブルと、スピンドルの先端に装着されたバイト工具を含むバイトホイールで該チャックテーブルに保持された矩形基板を旋回切削する切削手段と、該チャックテーブルの該保持面に対して該切削手段を垂直方向に切り込み送りする切り込み送り手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを該保持面に対して平行方向に相対的に移動させる加工送り手段と、を備え、該チャックテーブルは、第1の吸引口と第2の吸引口とを有するベースと、該ベースの該第1の吸引口に対応した位置に配設された第1のチャックテーブルと、該ベースの該第2の吸引口に対応し該第1のチャックテーブルと隣接した位置に配設された第2のチャックテーブルと、を含み、該第1のチャックテーブルの保持面と該第2のチャックテーブルの保持面とデバイス構成する1つの領域に対応した大きさの第1の矩形基板、又は該第1又は該第2のチャックテーブルの保持面に対応した大きさの第2の矩形基板とを選択的に吸引保持可能なことを特徴とするバイト切削装置が提供される。
本発明のバイト切削装置によると、複数のチャックテーブルが着脱可能に構成されているため、複数のチャックテーブルで1枚の大きな矩形基板を保持したり、それぞれのチャックテーブルで小さい矩形基板を保持することもでき、被加工物の大きさに柔軟に対応できるという効果を奏する。
また、複数のチャックテーブルでサイズの小さい複数の矩形基板を同時に保持することもできるため、効率的な加工を実現することも容易である。
本発明実施形態に係るバイト切削装置の斜視図である。 複数のチャックテーブルでサイズの大きな矩形基板を保持して旋回切削している様子を示す一部断面側面図である。 複数のチャックテーブルの平面図である。 図4(A)は複数のチャックテーブルでサイズの大きな矩形基板を保持した状態の平面図、図4(B)は各チャックテーブルでサイズの小さな矩形基板を保持した状態の平面図である。 図5(A)は1つのチャックテーブルでサイズの小さな矩形基板を保持した状態の平面図、図5(B)は使用しないチャックテーブルをベースから取り外した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るバイト切削装置2の斜視図が示されている。4はバイト切削装置2のベースであり、ベース4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿って切削ユニット(切削手段)10が上下方向に移動可能に装着されている。切削ユニット10は、スピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12を支持する支持部14を有しており、支持部14が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台16に取り付けられている。
切削ユニット10は、スピンドルハウジング12中に回転可能に収容されたスピンドル18と、スピンドル18を回転駆動するモータ20と、スピンドル18の先端に固定されたホイールマウント22と、ホイールマウント22に着脱可能に装着されたバイトホイール24とを含んでいる。
バイトホイール24は、図2に最も良く示されるように、ホイール基台26の下端に先端に切り刃28aを有するバイト工具28が着脱可能に取り付けられて構成されている。切り刃28aは、ダイヤモンドチップから構成されている。
バイト切削装置2は、切削ユニット10を一対の案内レール8に沿って上下方向に移動するボールねじ30とパルスモータ32とから構成される切削ユニット送り機構34を備えている。パルスモータ32を駆動すると、ボールねじ30が回転し、切削ユニット10が上下方向に移動される。
ベース4の上面には凹部4aが形成されており、この凹部4aにチャックテーブル機構36が配設されている。チャックテーブル機構36は、ベース38と、ベール38上に搭載された4個のチャックテーブル40a,40b,40c,40dを有しており、これらのチャックテーブル40a〜40dは図示しない移動機構(加工送り機構)によりY軸方向に移動される。
チャックテーブル機構36の図示しない移動機構は、チャックテーブルベース38とバイト切削装置2のベース4の固定部との間に配設された蛇腹42により覆われている。ベース4の前端部には、切削条件等を入力する操作パネル44が設けられている。
図2及び図3を参照すると、チャックテーブル機構36は、チャックテーブルベース38と、チャックテーブルベース38上に着脱可能に搭載された4個のチャックテーブル40a,40b,40c,40dを含んでいる。
チャックテーブルベース38は、4個の凸部38aを有しており、各凸部38aには吸引路39が形成されている。チャックテーブルベース38の各凸部38aにチャックテーブル40a〜40dが着脱可能に搭載される。
各チャックテーブル40a〜40dは保持面に多数のピンが突出したピンチャックであり、ピンチャックが配設された凹部にチャックテーブルベース38の吸引路39に連通した吸引口41が開口している。
次に、このように構成されたチャックテーブル機構36を備えたバイト切削装置2の作用について説明する。まず、サイズの大きな矩形基板11を旋回切削したい場合には、図2及び図4(A)に示すように、4個のチャックテーブル4a〜4dで矩形基板11を吸引保持する。
そして、切削ユニット10のスピンドル18を約2000rpmで回転させつつ切削ユニット送り機構34を駆動して、バイト工具28の切り刃28aを矩形基板11に所定深さ切り込ませ、チャックテーブル40a〜40dを矢印Y1方向に所定の加工送り速度で移動させながら、矩形基板11の表面を旋回切削する。この旋回切削時には、チャックテーブル40a〜40dは回転させずにY軸方向(矢印Y1方向)に加工送りして矩形基板11の旋回切削を実施する。
一方、サイズの小さい矩形基板11Aを複数同時に旋回切削する場合には、図4(B)に示すように、4個のチャックテーブル40a〜40dでそれぞれ矩形基板11Aを吸引保持する。
そして、図2に示したのと同様に、切削ユニット10のスピンドル18を約2000rpmで回転させつつ切削ユニット送り機構34を駆動して、バイト工具28の切り刃28aを矩形基板11Aに所定深さ切り込ませ、チャックテーブル40a〜40dを矢印Y1方向に所定の加工送り速度で移動させて、4個の矩形基板11Aを1回の加工送りにより旋回切削する。従って、サイズの小さい矩形基板11Aを旋回切削する場合には、一度に複数の矩形基板11Aを旋回切削できるため、生産性が向上する。
また、1枚の小型の矩形基板11Aを旋回切削したい場合には、例えば図5(A)に示すように、チャックテーブル40aで矩形基板11Aを吸引保持する。そして、他のチャックテーブル40b,40c,40dは図示しない電磁弁を作動して吸引源との連通を遮断する。このように、チャックテーブル40aのサイズに合った小型の矩形基板11Aを吸引保持して、矩形基板11Aの表面をバイト工具28で旋回切削することができる。
好ましくは、チャックテーブル40b,40c,40dを使用しない場合には、切削屑の付着を防ぐため、これらのチャックテーブル40b〜40dをチャックテーブルベース38の凸部38aから取り外して、吸引口41をキャップ46でシールする。または、チャックテーブル40b〜40dの保持面を矩形基板11Aの仕上げ厚さより薄いシート状部材で覆いシールしても良い。
上述した実施形態によると、複数のチャックテーブル40a〜40dがチャックテテーブルベース38に着脱可能に構成されているため、複数のチャックテーブル40a〜40dで1枚の大きな矩形基板11を吸引保持したり、それぞれのチャックテーブル40a〜40dで小さい矩形基板11Aを保持することもでき、被加工物の大きさに柔軟に対応して被加工物を旋回切削することができる。
図4(B)に示したように、複数のチャックテーブル40a〜40dで複数の矩形基板11Aを同時に吸引保持して、複数の矩形基板11Aの旋回切削を同時に実施できるため、生産効率が向上する。
2 切削装置
10 切削ユニット
11,11A 矩形基板
18 スピンドル
24 バイトホイール
28 バイト工具
28a 切り刃
36 チャックテーブル機構
38 チャックテーブルベース
40a〜40d チャックテーブル
41 吸引口
46 キャップ

Claims (1)

  1. 矩形基板の表面又は裏面をバイト工具で切削するバイト切削装置であって、
    矩形基板を矩形の保持面で吸引保持するチャックテーブルと、
    スピンドルの先端に装着されたバイト工具を含むバイトホイールで該チャックテーブルに保持された矩形基板を旋回切削する切削手段と、
    該チャックテーブルの該保持面に対して該切削手段を垂直方向に切り込み送りする切り込み送り手段と、
    該チャックテーブルと該切削手段とを該保持面に対して平行方向に相対的に移動させる加工送り手段と、を備え、
    該チャックテーブルは、
    第1の吸引口と第2の吸引口とを有するベースと、
    該ベースの該第1の吸引口に対応した位置に配設された第1のチャックテーブルと、
    該ベースの該第2の吸引口に対応し該第1のチャックテーブルと隣接した位置に配設された第2のチャックテーブルと、を含み、
    該第1のチャックテーブルの保持面と該第2のチャックテーブルの保持面とで構成する1つの領域に対応した大きさの第1の矩形基板、又は該第1又は該第2のチャックテーブルの保持面に対応した大きさの第2の矩形基板とを、選択的に吸引保持可能なことを特徴とするバイト切削装置。
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