JP2016077254A - 釣り竿のグリップ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】長くグリップを持つ場合であっても、滑り難く手の平の痛みや圧迫感を軽減できる釣り竿のグリップ構造を提供する。【解決手段】竿素材1Aの外周面にコア材3を被着し、コア材3の外周面に繊維体4を配置する。竿素材1Aの竿元側端に止め栓8を配置するとともに止め栓8に貫通孔8Cを形成する。貫通孔8Cにおける元側の開口8eから内部に第2止め栓9を配置し、コア材3の外周面から竿元側に延出された繊維体4の元側端部4Aを、第2止め栓9の外周面と止め栓8の内周面とで挟み込み固定する。【選択図】図2

Description

本発明は、コア材の外周面に繊維を組み合わせた繊維体を備えている釣り竿のグリップ構造に関する。
繊維体の竿尻端部は、元竿の竿元側端から内部に折り込まれ、更に、尻栓を装着して、尻栓の鍔部で元竿の竿元側端の端面に押し付け固定されている。
特開2008−17791号公報(段落番号〔0017〕〔0027〕、及び、図2) 特開2010−115160号公報(段落番号〔0016〕〔0031〕、及び、図1、2)
何れの特許文献においても、図1及び図2に示すように、竿素材の竿元側端部に尻栓を取り付けている。このことによって、繊維体で覆った竿素材の竿元側端面、及び、コア材の元側端面に対して更に竿元側から尻栓の鍔部が当接している。
したがって、コア材の元側端面と尻栓の鍔部とが接触する部位においては、コア材の元側端の外径と尻栓の鍔部の外径とが同一径に形成されていても、多少のズレが生ずることになる。
そうすると、グリップを握る手に多少の違和感が生ずる。
また、ズレが生じない場合においても、繊維体の表面は、ゴム入りウレタン塗料を塗布することもあり、柔らかい感触を与えるものであるのに対して、尻栓は樹脂製のものであり、場合によっては、硬質の樹脂で形成されるか、或いは、表面に金属材料を塗布するといった細工が施されることもある。
そうすると、繊維体と尻栓という表面の質感が異なる部位がグリップを持つ手の平に接触することになる。これによって、長くグリップを持つ場合には、コア材の元側端面と尻栓の鍔部との質感の違いより、手の平の接触する部分で滑りを生じることがあり、或いは、痛みを感じたり、圧迫感を受けることとなる為に、改善の余地があった。
本発明の目的は、長くグリップを持つ場合であっても、滑り難く手の平の痛みや圧迫感を軽減できる釣り竿のグリップ構造を提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、竿素材の外周面にコア材を被着し、前記コア材の外周面に繊維体を配置し、前記竿素材の竿元側端に止め栓を配置するとともに前記止め栓に孔部を形成し、前記孔部における元側の開口から内部に、前記コア材の外周面から竿元側に延出された前記繊維体の元側端部を差し込み固定する点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
コア材の表面に繊維体を被せている点は従来と同様である。しかし、その被せた繊維体の元側端部の処理として、尻栓でその元側端部をカバーするのではなく、尻栓の代わりに止め栓を導入した。そして、止め栓を竿素材の竿元側端に取付け、その止め栓で繊維体の元側端部を保持する、端部処理を行っている。
つまり、竿素材の竿元側端とコア材の元側端とを被覆した繊維体の元側端部を、止め栓の外周面を覆った状態で、孔部の元側開口から内部に収納しているので、止め栓自体も繊維体で被覆されている。これによって、コア材の元側端や竿素材の竿元側端のみならず、止め栓自体も繊維体で被覆される。
そうすると、グリップを握った手の平には、直接接触するのは繊維体だけであるので、手の平に作用する痛み、および、圧迫感を無くすことができる。
〔効果〕
グリップの竿元側端部の構造に簡単な変更を加えるだけで、異種材料による手の平に感じられる握りの違和感を回避し、釣り操作を長時間に亘って快適に行える釣り竿のグリップ構造を提供できるに至った。
〔構成〕
請求項2に係る発明の特徴構成は、前記止め栓に、竿素材に装着される装着部と、前記コア材の元側端面に接触する鍔部と前記孔部とを形成し、前記孔部として、前記装着部と前記鍔部とを貫通する貫通孔を設け、前記繊維体の元側端部を、前記貫通孔の元側開口から差し入れ、前記貫通孔を介して竿先側に貫通させて、前記コア材と前記鍔部との境界部分、及び、前記鍔部の外周面を前記繊維体で覆っている点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
繊維体の元側端部の処理を行うのに、止め栓の構造として、竿素材への装着部と鍔部とを設け、その上に装着部と鍔部とを貫通する貫通孔を設けた。これによって、繊維体の元側端部を、貫通孔の元側開口から差し入れ、貫通孔を介して先側に貫通させることができる。止め栓がコア材より元側に突出位置する場合であっても、繊維体で止め栓とコア材との接触部のみならず止め栓自体の外周面を覆うことができる。
そうすると、従来のように、竿素材と尻栓との境界部位が表出せず、グリップを握った手の平には、繊維体のみが接触するので、手の平に作用する痛み、および、圧迫感を従来に比べて少なくすることができる。
〔構成〕
請求項3に係る発明の特徴構成は、前記コア材の元側端より更に元側に竿素材の延出部を延出し、前記竿素材の延出部に外嵌装着される装入部と、前記コア材の元側端面に元側から接触する先端面部とを備えた椀状の止め栓を形成し、前記止め栓における前記孔部に元側開口を形成するとともに前記孔部を前記元側開口から前記装入部を介して前記先端面部に至る貫通孔に形成し、前記繊維体の元側端部を、前記元側開口から差し入れ、前記貫通孔を介して竿先側に貫通させて、前記コア材と止め栓との境界部分のみならず、前記止め栓外周面を前記繊維体で覆っている点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
止め栓の竿素材への取付構造として、コア材の元側端より更に元側に竿素材の延出部を延出してその延出部に止め栓を取り付けたので、止め栓の形状として椀状のものにできる。
請求項2の鍔状のものに比べてより丸みの帯びた形状にでき、止め栓の外周面を覆う繊維体を無理に変形させることはなく、その外周面に沿わせることができる。
繊維体の元側端部の処理を行うのに、止め栓に貫通孔を設けた。これによって、止め栓の外周面を覆う繊維体の元側端部を、貫通孔の元側開口から差し入れ、貫通孔を介して竿先側に貫通させることができる。止め栓がコア材より竿元側に位置する場合であっても、繊維体で止め栓とコア材との接触部のみならず止め栓の外周面を覆うことができる。
そうすると、竿素材と尻栓との境界部位が表出する従来構造とは異なり、グリップを握った手の平には、繊維体のみが接触するので、手の平に作用する痛み、および、圧迫感を従来に比べて少なくすことができる。
〔構成〕
請求項4に係る発明の特徴構成は、前記止め栓の孔部に第2止め栓を設け、前記繊維体の元側端部を、前記止め栓の内周面と前記第2止め栓の外周面とで挟み込み止め付けるべく構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
第2止め栓を設けることによって、止め栓の孔部を通して繊維体の元側端部を止め栓の内部で取付けるについて、接着剤を使用することなく、前記止め栓の孔部の内周面と前記第2止め栓の外周面とで挟み込み固定することができる。
これによって、繊維体をコア材に被覆する状態も皺の発生やズレ等が起こりにくく、手に馴染みやすい円滑さを確保できる。
しかも、第2止め栓が前記止め栓の孔部内に設けてあるので、グリップを握る手の平に接触することはない。
〔構成〕
請求項5に係る発明の特徴構成は、前記止め栓の元側開口に尻栓を装着している点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
尻栓を設けるにしても、止め栓の元側開口において繊維体の内側にはめ込み装着するので、尻栓として、止め栓より小さく従来より小型にでき、尻栓の元側端を繊維体で覆われた止め栓の元側開口端より余り突出しないものにできる。
これによって、尻栓がグリップを握った釣り人の手の平に接触することを少なくできる。
〔構成〕
請求項6に係る発明の特徴構成は、前記止め栓に、竿素材内に内嵌される筒状の装着部と前記装着部より大径で前記コア材に当接する鍔部と、前記装着部と前記鍔部を貫通する貫通孔とを設け、前記貫通孔を元側に位置する小径貫通孔と先側に位置する大径貫通孔とで形成し、前記小径貫通孔と前記大径貫通孔との間に位置する段付部を形成し、
前記第2止め栓の外周面に、元側に位置する小径部と、先側に位置する大径部と、前記小径部と前記大径部との間に位置する段差部を形成し、
前記貫通孔内に挿通した前記繊維体の元側端部を、前記貫通孔の内周面と前記第2止め栓の外周面との間に位置させ、前記止め栓の段差部と前記貫通孔の段付部とによって、前記繊維体の元側端部を挟持位置決めしている点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
ここでは、請求項2に記載した鍔部を有する止め栓を使用し、小径部と大径部を有する第2止め栓との組み合わせにより、繊維体の元側端部を止め付け処理する形態について示している。
したがって、繊維体で止め栓とコア材との接触部のみならず止め栓の外周面を覆うことができるので、グリップを握った手の平には、竿素材と尻栓との境界部位が表出する従来構成とは異なり、繊維体のみが接触するので、手の平に作用する痛み、および、圧迫感を無くすことができる効果を維持している。
しかも、止め栓の段差部と貫通孔の段付部との当接によって繊維体の竿元側端部を挟み込み保持するので、接着剤を使用せずに或いは接着剤の使用を少なくして繊維体の装着固定が行える。
〔構成〕
請求項7に係る発明の特徴構成は、前記コア材の元側端より更に元側に竿素材の延出部を延出し、前記竿素材の延出部に外嵌装着される装入部と、前記コア材の元側端面に元側から接触する先端面部とを備えた椀状の止め栓を形成し、
前記止め栓に元側開口から前記装入部を介して前記先端面部に至る貫通孔を設け、前記繊維体の元側端部を、前記元側開口から差し入れ、前記貫通孔を介して竿先側に貫通させて、前記貫通孔内にリング状の第2止め栓を装入して、前記第2止め栓の外周面と前記貫通孔の内周面との間に前記繊維体の元側端部を挟み込んで固定し、
前記第2止め栓のリング部分を前記竿素材の延出部に外嵌して前記止め栓を装着するとともに前記止め栓の先端面部を前記コア材の元側端面に当接させて、前記コア材と止め栓との境界部分のみならず、前記止め栓外周面を前記繊維体で覆っている点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
ここでは、請求項3に記載した装入部と先端面部を有する椀状の止め栓を使用し、リング状を呈する第2止め栓との組み合わせにより、繊維体の竿元側端部を止め付け処理する形態について示している。
したがって、繊維体で止め栓とコア材との接触部位のみならず止め栓の外周面を覆うことができるので、グリップを握った手の平には、竿素材と尻栓との境界部位が表出する従来構成とは異なり、繊維体が接触するので、手の平に作用する痛み、および、圧迫感を無くすことができる効果を維持している。
しかも、止め栓を竿素材の竿元側端部に外嵌することによって、リング状の第2止め栓が竿素材の竿元側端部によって僅かに押し広げられ、繊維体の元側端部に対するリング状の第2止め栓の外周面と貫通孔の内周面との協働挟持力を大きくできる。
〔構成〕
請求項8に係る発明の特徴構成は、前記繊維体の表面に柔軟性塗料を施すとともに、前記柔軟性塗料層の表面を平坦面に形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
つまり、柔軟な塗料の表面を平坦面に形成してあるので、手の平に当接する面が均等に当接することとなり、局部的に当接力が高まることを抑制できるとともに、柔軟性のある塗料であるので、弾性力による手の平への圧迫感を緩和するとともに握り保持力を高めることができる。
〔構成〕
請求項9に係る発明の特徴構成は、前記繊維体が繊維を編み組みした袋である点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
繊維体を袋に形成するので、繊維の線材を直接コア材に巻回して繊維体を構成する場合に比べて、コア材に繊維体を組つけることが容易になり、かつ、繊維体自体も単独の部品として構成されるので、繊維体が解れたりすることが少ない。
〔構成〕
請求項10に係る発明の特徴構成は、前記繊維を、前記竿素材の軸線に対して傾斜する状態に配置して編み組みする点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
このように、線材を軸線に対して傾斜する状態に配置してあるので、竿を操作する際に、その線材が、釣り竿が軸線を中心にして周方向に回転する状態に対する抵抗となり、手からすり抜ける釣り竿の軸線方向への移動に対しても抵抗となり、握る状態が安定する。
図1はグリップ構造を示し、(a)は全体側面図、(b)は繊維体の繊維の配置状態、及び、繊維の編み込み状態を示す拡大図である。 図2はグリップの詳細構造を示し、(a)は全体縦断側面図、(b)は止め栓を示す縦断側面図である。 図3はコア材を元竿に取り付ける前の状態を示す縦断側面図である。 図4は繊維体の被覆状態を示し、(a)は繊維体を止め栓に取り付けた状態を示す縦断側面図、(b)は第2止め栓を取り付ける前の状態を示す縦断側面図、(c)は、繊維体を取り付けた止め栓を、元竿に装着する前の状態を示す縦断側面図、(d)は、繊維体を裏返すことによって、コア材を被覆する状態を示す縦断側面図、(e)は、繊維体の繊維群が、止め栓の元側開口より螺旋状に引き出されて、コア材を被覆している状態示す後面図である。 図5は第2実施形態に係る繊維体の被覆作業を示し、(a)はコア材を元竿に取り付けた状態を示す縦断側面図、(b)は椀状を呈する止め栓を示す縦断側面図、(c)は繊維体を止め栓に取り付けた状態を示す縦断側面図、(d)は第2止め栓を取り付けた状態を示す縦断側面図、(e)は繊維体を裏返すことによって、コア材を被覆する状態を示す縦断側面図である。
〔第1実施形態〕
ヘラ竿等の釣り竿のグリップ構造について説明する。図1及び図2に示すように、元竿1の竿元側端部にグリップ2を設けてある。グリップ2は、元竿1の竿素材1Aの外周面に接着剤を介して固着されているコア材3と、コア材3の外側に装着されている繊維4a、4bを袋状に編み込んだ繊維体4とで構成してある。
コア材3の構成について説明する。図1〜図3に示すように、コア材3は発泡ウレタン又はウレタンゴムを材料として成形されたもので、紡錘型の外形を呈している。軸線位置には貫通孔3Aが形成され、元竿1の竿素材1Aにその貫通孔3A部分を外嵌させることによって、取付固定される。
繊維体4の構成について説明する。図1〜図3に示すように、使用する繊維としては、ナイロン、ポリエステル、ビニロン等の合成樹脂繊維、或いは、綿糸、絹糸等も使用できる。これらの繊維4a,4bを適当な間隔をあけて複数本引き揃え、4本を一組として螺旋状に竿先側から竿元側に掛けて巻き掛けてある。
図1(b)に示す黒塗りで表示した第1繊維4aを組とした第1繊維群と、図1(b)に示す白抜きで表示した、第1繊維4bとは異なる色の第2繊維4bによる第2繊維群を編み込んで、繊維体4を構成している。
図4(e)に示すように、第1繊維群と第2繊維群とは、止め栓8の元側開口8eにおいて円周方向に交互に配置されて、その元側開口8eから貫通孔内に収納されている。
そして、これら第1繊維群と第2繊維群とは交差する際に、図1(b)で示すように、互いに上下になるように、編み込まれており、袋形状に形成されている。
次に、このグリップ構造についての製造工程を説明する。
(1)元竿1のグリップ装着部位以外の部位においては、先行して塗装し、ラベル等をスクリーン印刷等によって施して、その後に、竿素材1Aの竿尻側端部にグリップ2を施工する。
(2)コア材3となる発泡ウレタン又はウレタンゴム成形品は先行して製造する。図3に示すように、貫通孔3Aの内周面と竿素材1Aの外周面に、貫通孔3A部位を外嵌する前に接着剤を施して、元竿1の竿素材1Aの竿元側端部に前記した貫通孔3Aを外嵌して、コア材3を接着固定する。コア材3を取り付けた状態が図2(a)に示されている。
(3)次に、繊維体4を取付る方法について説明する。
まず、止め栓8の構成について説明する。図2(b)に示すように、止め栓8は、竿素材1A内に内嵌される筒状の装着部8Aと装着部8Aより大径でコア材3の元側端面に当接する面8bを有する鍔部8Bと、装着部8Aと鍔部8Bを貫通する貫通孔8Cとを設ける。貫通孔8Cを元側に位置する小径貫通孔8cと先側に位置する大径貫通孔8dとで形成し、小径貫通孔8cと大径貫通孔8dとの間に位置する段付部8aを形成してある。
図4(b)に示すように、第2止め栓9は、その外周面に、元側に位置する小径部9Aと、先側に位置する大径部9Bと、小径部9Aと大径部9Bとの間に位置する段差部9Cを形成して構成してある。
ここでは、止め栓8と第2止め栓9を使用した繊維体4の元側端部4Aをコア材3に組付ける形態について説明する。
図4(a)に示すように、止め栓8の貫通孔8C内に先側端部4Bから袋状の繊維体4を装入し、中間部4Cが引き出され、繊維体4の元側端部4Aが装着部8Aの先側端より僅かに覗く状態まで、袋状の繊維体4を鍔部8Bの元側に引き出す。その状態が図4(b)に示す状態である。
次に、装着部8Aの先端側開口より第2止め栓9を、小径部9Aから装着部8Aの大径貫通孔8d内に差し込んでいく。この場合に、大径貫通孔8d内には繊維体4の元側端部4Aが装入されている。そこで、第2止め栓9は、繊維体4の元側端部4Aの袋内に位置するように差し込まれる。
従って、図4(c)に示すように、第2止め栓9の外周面で繊維体4の元側端部4Aを装着部8Aの内周面に押し付け挟み込んでいる。第2止め栓9の小径部9Aは、大径貫通孔8dから小径貫通孔8a内に入り込んでおり、第2止め栓9の段差部9Cは止め栓8の段付部8aと近接位置し、段差部9Cと段付部8aとで挟み込み、繊維体4の元側端部4Aを止め栓8内で固定している。この状態では、止め栓8から突出している袋状部分を摘まんで止め栓8より繊維体4の元側端部4Aを引き出そうとしても、簡単には取れない状態で取付固定してある。
このように、繊維体4を取り付けた止め栓8を、図4(c)(d)に示すように、コア材3を取り付けた竿素材1に対して、竿元側開口より装着部8Aを装入して、止め栓8を取り付ける。
取り付けた後には、図4(d)に示すように、止め栓8の鍔部8Bより元側に出ている袋状の繊維体4を裏返しながら、竿素材1の竿先側に向かって引き伸ばし、かつ、止め栓8の鍔部8Bを覆い、更に、コア材3を覆って、コア材3の先側端より更に先側まで、袋状部分の先端を被せていく。
図示していないが、元竿1に被せた繊維体4の先側端部4Bを組み付け紐で仮止めし、その端部を適当な長さに裁断する。
その後、繊維体4の表面に研磨処理を施した後に、繊維体4の全面に亘って黒色塗料を塗布して黒色塗装層(図示せず)を構成する。この塗料はウレタン系またはエポキシ系の樹脂塗料で繊維体4とコア材3との密着性を高め、毛羽立ちを抑制するためのものである。
次に、繊維体4の先側端部4Bの処理を行う。ここでは、図示していないが、繊維体4の先側端部4Bを、コア材3の先端面から元竿1の表面に沿って延出する。その延出部分を組み付け糸によって、組付け、その上から、ウレタン系又はエポキシ系の樹脂塗料を厚塗りする。
厚塗り塗料層の上から更にクリアー塗料を薄く塗り込み更にクリアー塗料層の上から黒色のウレタン塗料を塗布して飾り塗り層7を形成する。
次に、グリップ2の仕上工程に入る。繊維体4の表面に、クリアー塗料を塗布して、繊維体4を固定する。この場合に、前記した飾り塗り層7にはマスキング処理を施しておく。
クリアー塗料を施した後に、ゴム入りウレタン塗料を塗布して、ウレタン塗料層を構成する。請求項8に記載した柔軟性塗料に該当するものである。
その後、必要に応じ表面研磨して、繊維体4を飾り塗り層7より露出させてもよい。
図4(e)に示すように、止め栓8の元側開口8eは繊維体4の繊維4a、4bが貫通孔8Cから繰り出されて、繊維体4で覆われている。図2(a)に示すように、この繊維体4で周縁を覆われている元側開口8eに、第2止め栓9より更に小型化された尻栓10がはめ込み装着されている。
この尻栓10は、繊維体4が開口の内周面と尻栓10の外周面との間に介在しているので、繊維体4が摩擦保持材となって、尻栓10が脱落するのを抑制している。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態では、主として、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図5(a)に示すように、元竿1の竿素材1Aの竿尻側端部に貫通孔3Aを介して、コア材3を取り付ける。この場合には、コア材3の元側端より更に元側に竿素材1Aの延出部1aを延出してある。
ここで止め栓11は、第1実施形態のものとは異なっている。図5(b)に示すように、止め栓11は、椀状を呈しており、竿素材1Aの延出部1aに外嵌装着される椀状を呈する装入部11Aと、コア材3の元側端面3aに元側から接触する先端面部11Bとを備えている。元側端には装入部11Aの懐空間に通じる元側開口11aを設けている。
図5(b)に示すように、先端面部11Bにおける内周面は、軸線に平行な円周面11bに形成してある。円周面11bの奥端には壁部が形成されており、その壁部の軸芯位置に元側開口11aが設けてある。一方、第2止め栓12は、図5(c)に示すように、第1実施形態のものと異なり、リング状を呈している。
以上のような部品構成において、図5(c)に示すように、袋状の繊維体4を止め栓11内に挿通し、繊維体4の先側端部4B及び中間部4Cを大きく引出し、元側端部4Aを僅かに引き出した状態に設定する。
次に、図5(d)に示すように、僅かに引き出した元側端部4Aの内部に第2止め栓12を差し入れる状態で、止め栓11の内部空間内に装着する。
第2止め栓12は、先端面部11Bの軸線に平行な円周面11bの内側に入り込み、その円周面11bと第2止め栓自身の外周面との間に、繊維体4の元側端部4Aを挟み込み、繊維体4の元側端部4Aを止め栓12で固定する構成をとっている。
繊維体4の元側端部4Aを固定すると、図5(e)に示すように、繊維体4を裏返してコア材3の外周面を被覆する状態に装着する。以後の処理は第1実施形態と同様である。
〔別実施形態〕
(1)第2止め栓12を使用する必要はなく、止め栓8,11の内部に繊維体4の元側端部4Aを接着固定してもよい。
(2)止め栓8、11の孔部は必ずしも貫通孔でなくてもよく、繊維体4の元側端部4Aを収納できるだけの穴であってもよい。
(3)繊維4Aを編み込む場合に、必ずしも、竿素材1Aの軸線方向に対して傾斜する方向ではなく、軸線方向及び周方向に沿って配置してもよい。互いに交差する際に編み込む必要はない。重ね合わせるものでもよい。
(4)コア材3としては、発泡ウレタン又はウレタンゴム製のものを記載したが、コルクやソルボセイン等の他の部材を使用してもよい。
1 元竿
1A 竿素材
2 グリップ
3 コア材
4 繊維体
4A 繊維体の元側端部
4B 繊維体の先側端部
4C 繊維体の中間部
4a 繊維
4b 色違い繊維
4c 筒状部分
4d 縦壁部分
7 飾り塗り層
8 止め栓
8A 装着部
8B 鍔部
8C 貫通孔
8a 段付部
8b 当接する面
8c 小径貫通孔
8d 大径貫通孔
8e 元側開口
9 第2止め栓
9A 小径部
9B 大径部
9C 段差部
10 尻栓
11 椀状止め栓
11A 止め栓の装入部
11B 止め栓の先端面部
11a 止め栓の元側開口
12 リング状第2止め栓

Claims (10)

  1. 竿素材の外周面にコア材を被着し、前記コア材の外周面に繊維体を配置し、前記竿素材の竿元側端に止め栓を配置するとともに前記止め栓に孔部を形成し、前記孔部における元側の開口から内部に、前記コア材の外周面から竿元側に延出された前記繊維体の元側端部を差し込み固定する釣り竿の握り部構造。
  2. 前記止め栓に、竿素材に装着される装着部と、前記コア材の元側端面に接触する鍔部と前記孔部とを形成し、前記孔部として、前記装着部と前記鍔部とを貫通する貫通孔を設け、前記繊維体の元側端部を、前記貫通孔の元側開口から差し入れ、前記貫通孔を介して竿先側に貫通させて、前記コア材と前記鍔部との境界部分、及び、前記鍔部の外周面を前記繊維体で覆っている請求項1記載の釣り竿のグリップ構造。
  3. 前記コア材の元側端より更に元側に竿素材の延出部を延出し、前記竿素材の延出部に外嵌装着される装入部と、前記コア材の元側端面に元側から接触する先端面部とを備えた椀状の止め栓を形成し、前記止め栓における前記孔部に元側開口を形成するとともに前記孔部を前記元側開口から前記装入部を介して前記先端面部に至る貫通孔に形成し、前記繊維体の元側端部を、前記元側開口から差し入れ、前記貫通孔を介して竿先側に貫通させて、前記コア材と止め栓との境界部分のみならず、前記止め栓外周面を前記繊維体で覆っている請求項1記載の釣り竿のグリップ構造。
  4. 前記止め栓の孔部に第2止め栓を設け、前記繊維体の元側端部を、前記止め栓の内周面と前記第2止め栓の外周面とで挟み込み止め付けるべく構成してある請求項1から3のうちのいずれか一項記載の釣り竿のグリップ構造。
  5. 前記止め栓の元側開口に尻栓を装着している請求項1から4のうちのいずれか一項記載の釣り竿のグリップ構造。
  6. 前記止め栓に、竿素材内に内嵌される筒状の装着部と前記装着部より大径で前記コア材に当接する鍔部と、前記装着部と前記鍔部を貫通する貫通孔とを設け、前記貫通孔を元側に位置する小径貫通孔と先側に位置する大径貫通孔とで形成し、前記小径貫通孔と前記大径貫通孔との間に位置する段付部を形成し、
    前記第2止め栓の外周面に、元側に位置する小径部と、先側に位置する大径部と、前記小径部と前記大径部との間に位置する段差部を形成し、
    前記貫通孔内に挿通した前記繊維体の元側端部を、前記貫通孔の内周面と前記止め栓の外周面との間に位置させ、前記止め栓の段差部と前記貫通孔の段付部とによって、前記繊維体の元側端部を挟持位置決めしている釣り竿のグリップ構造。
  7. 前記コア材の元側端より更に元側に竿素材の延出部を延出し、前記竿素材の延出部に外嵌装着される装入部と、前記コア材の元側端面に元側から接触する先端面部とを備えた椀状の止め栓を形成し、
    前記止め栓に元側開口から前記装入部を介して前記先端面部に至る貫通孔を設け、前記繊維体の元側端部を、前記元側開口から差し入れ、前記貫通孔を介して竿先側に貫通させて、前記貫通孔内にリング状の第2止め栓を装入して、前記第2止め栓の外周面と前記貫通孔の内周面との間に前記繊維体の元側端部を挟み込んで固定し、
    前記第2止め栓のリング部分を前記竿素材の延出部に外嵌して前記止め栓を装着するとともに前記止め栓の先端面部を前記コア材の元側端面に当接させて、前記コア材と止め栓との境界部分のみならず、前記止め栓外周面を前記繊維体で覆っている釣り竿のグリップ構造。
  8. 前記繊維体の表面に柔軟性塗料を施すとともに、前記柔軟性塗料層の表面を平坦面に形成してある請求項1〜7のうちのいずれか一項記載の釣り竿のグリップ構造。
  9. 前記繊維体が繊維を編み組みした袋である請求項1〜8のうちのいずれか一項記載の釣り竿のグリップ構造。
  10. 前記繊維を、前記竿素材の軸線に対して傾斜する状態に配置して編み組みする請求項1〜9のうちのいずれか一項記載の釣り竿のグリップ構造。
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