JP2016074468A - 包装用箱体 - Google Patents

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Abstract


【課題】開封、再封が容易な包装用箱体を提供する。
【解決手段】正面板、第一側面板、背面板および第二側面板が順に折線を介して連接され、正面板と背面板の下端には底板が延設され、背面板の上端には上蓋板が延設され、上蓋板には開封板が延設されていて、折線に沿って折り曲げることにより形成された四角筒状体の上下の開口部を、上蓋板および底板によりそれぞれ閉鎖された包装用箱体であって、1)開封板の二つの平行な側端部から一対の破断線が延長されて開封板内に設けられた透孔に接続され、開封板には上蓋板と破断線、透孔に囲まれた差込片と、破断線、透孔と開封板の三片に囲まれた切取片が形成されていること、2)切取片が正面板に固着されていること、3)開封板は破断線と透孔に沿って切断する開封操作により切取片と差込片に分離することができるとともに、開封後の切取片は正面板に固着された状態にあること、4)開封操作により形成された差込片を容器内方に挿し込むことにより開口部の再度の封鎖を可能としたこと、を特徴とする包装用箱体。
【選択図】 図1

Description

本発明はシールエンド方式の包装用箱体に係る技術分野に属するものであり、薬品類や菓子などの食品類などを収納するに適し、開封が容易であるとともに開口部の開閉を繰り返すことが可能な包装用の紙箱体を提供するものである。
従来、トップオープン型、シールエンド型などの小型の紙箱体は菓子、食品、医薬品、化粧品などの包装に幅広く利用されている。これらに使用した紙箱では収納物を一度に使い切ることは少なく、開封して収納物を取り出した後再封して保管することが幾度となく繰り返されるのが通常の使用態様である。開封に便利なように開封部にジッパー部を有するカートンに、さらに差込フラップを設けることによって、再封して内容物を保存することができるように工夫されたものが広く知られている。
再封可能カートンでは、再封のために差込フラップを切り込みに挿入しようとして紙を曲げると、紙が反発するので挿入しづらいという問題点があった。この問題点を補うために、再封可能カートンには、単に差込フラップを設けたものの他に、直線状の折罫を設けたものが知られている。直線状の折罫を設けたことによって、差込フラップを切り込みに挿入して再封する際に起こる差込フラップ部分の紙の反発を抑えることができたが、今度は折ぐせがついてしまって抜けやすくなり、再封性が低下するという別の問題が発生した。そこで、カートンの再封止を容易にするだけではなく、差込フラップを外れにくくして、良好な再封性を保持したカートンを提供するトップオープン型の紙箱として、例えば、再封止可能な外装用カートンのリクローズ性を向上させた再封可能カートンにおいて、差込フラップに対して凹弧状の折罫を設けることにより、ジッパー部を破断して開封した後に差込フラップを切り込みに挿入する際に、差込フラップを凹弧状の折罫に沿って折り曲げることで、差込フラップは平坦からやや湾曲形状になり、挿入の際は剛性が得られ、また再封後は折り曲げ状態からの復元性も得られ、易再封性の向上だけでなく、折ぐせによる再封性の低下を解決することができる技術が提案されている(特許文献1)。
粉末洗剤などの粉体を収容するシールエンド型の紙箱としては、例えば、蓋体先端部の差し込み部分への差し入れが行えるとともに、蓋体先端部を側面板側に掛け止めることができるようにし、蓋体を再封するに際して、差し込みと掛け止めとが使用者側で自由に選択できるようにした紙製容器(特許文献2)が提案されている。また、菓子を包装する紙箱としては、例えば、対向する側板の上縁から内蓋フラップおよび外蓋フラップを、端板の上縁から端フラップをそれぞれ延出し、外蓋フラップに切目線に挟まれた横方向の引裂帯を設け、端フラップを内側へ折り曲げ、引裂帯より先端側で外蓋フラップを内蓋フラップに貼り合わせて封緘する紙箱において、内蓋フラップの先端中央部に差込片を、両側部に押圧片をそれぞれ形成し、前記引裂帯をなす切目線のうち、外蓋 フラップの基端側に位置する切目線の中央部分に凹部を設け、引裂帯を引き裂いて開封した後、差込片を凹部の位置で外蓋フラップの基端側部分の下方に押し込んで再封緘する紙箱(特許文献3)が提案されている。
また、簡単な構造で容易に開封および再封することができるシールエンドカートン型の包装用箱としては、背面板に一方の端縁の両端から連続する一対の破断線と前記端縁の折罫線とで囲まれた開封部が設けられているとともに、背面板の開封部を形成する破断線の先端部間に開封用の透孔が形成され、透孔と対面する背面板の部分には、外側から押圧されると凹む押圧吸収部が形成され透孔から破断線を破断して開封部を開封した後、開封部を前記背面板の内側に差し込むことによって再封可能とした包装用箱が提案されている(特許文献4)。この包装用箱は、その展開図から見ると包装用箱は連接した5枚の板により四角筒状体が形成され、二枚の板(開封部を設けた正面板、押圧吸収部を設けた背面板)が重なり合っている構造を有している。
特開2003−112724号公報 特開2004−91014号公報 特開2005-297993号公報 特開2013−227036号公報
トップオープン型、シールエンド型などの小型の紙箱体は、使用前の蓋部は閉鎖性を十分に維持するとともに開封が容易に行うことができ、開封後の再封時には安定した閉蓋状態を保持できる構造であることが求められる。さらに、消費者に特別の能力を求めることなく操作できるとともに優れた蓋部形状とすること、および製函工程において特殊な設備改変を必要としない紙箱が求められる。また、薬や化粧品類の収納箱では、比較的重量のあるビン類などの収納物を何度も出し入れすることになるため箱自体あるいは開閉部分の耐久性が問題になってくることが多い。
従来、例えば、上記したごとき包装容器が開発されてきたが、開封後の再封に際しては、差し込み片を側面の中央部に形成された差し込み用のスリットに差し込むので、側面の中に形成されたスリットに差し込み片を挿入する操作が難しく、容易に差し込みできるとはいえないものであったり、また、差し込み動作や、引き掛け片の係止も通常の再封動作と異なり面倒なものであり、しかも、粉体を収容する紙箱に特有の再封手段であるため汎用性のないものであることもあった。
さらに、引裂帯を切断して開封した後、差込片を切目線の凹部の位置で外蓋フラップの下方に押し込む方式では、内蓋フラップを丸めるようにたわませたり、差込片を狭いスリットに差し込んだりする必要がないなど多少の改善が見られるが、差し込み片を挿入することを気付き難く満足し得るものではないことが多かった。
本発明は、収納と開封、再封性に優れた機能を発揮する、薬や食品類に適用される小型の紙製包装用箱体を提供することを目的とする。
本発明の目的は、開封操作が容易であり、特別の能力を要することなく開封および再封を行うことができるシールエンドカートン型の包装用箱を提供することを目的とする。
また、本発明の目的は、簡単な構造で、作製および組み立てが簡便な包装用箱体を提供することを目的とする。
さらに、本発明の目的は、収納物の頻繁な出し入れに対して耐久性のある開封部を有するシールエンドカートン型の紙製包装用箱を提供することにある。
本発明は次の技術的事項から構成される。
(1)正面板、第一側面板、背面板および第二側面板が順に折線を介して連接され、正面板と背面板の下端には底板が延設され、背面板の上端には上蓋板が延設され、上蓋板には開封板が延設されていて、折線に沿って折り曲げることにより形成された四角筒状体の上下の開口部を、上蓋板および底板によりそれぞれ閉鎖された包装用箱体であって、
1)開封板の二つの平行な側端部から一対の破断線が延長されて開封板内に設けられた透孔に接続され、開封板には上蓋板と破断線、透孔に囲まれた差込片と、破断線、透孔と開封板の三片に囲まれた切取片が形成されていること、
2)切取片が正面板に固着されていること、
3)開封板は破断線と透孔に沿って切断する開封操作により切取片と差込片に分離することができるとともに、開封後の切取片は正面板に固着された状態にあること、
4)開封操作により形成された差込片を容器内方に挿し込むことにより開口部の再度の封鎖を可能としたこと、
を特徴とする包装用箱体。
(2)正面板には、押圧吸収部を透孔に重なるように設けている上記(1)に記載の包装用箱体。
(3)破断線が円弧状をなし、透孔と交わる位置で最も幅広となっている上記(1)または(2)に記載の包装用箱体。
(4)開封前には開封板の切取片を正面板に固着することにより上部開口部が上蓋板により閉鎖され、開封後には切取片が正面板に固着した状態にある上記(1)から(3)のいずれかに記載の包装用箱体。
(5)正面板の上部開口端部には開封後の差込片の開閉を簡便となすための欠損部が設けられている上記(1)から(4)のいずれかに記載の包装用箱体。
本発明のシールエンドカートン型の紙製包装用箱は以下の効果を奏するものである。
1.収納と開封、再封性に優れた機能を発揮することができる。
2.構造が簡単であるため一枚の紙片から展開片を容易に切り出すことができ、さらに、組立も簡単である。
3.簡単な構造で、作製および組み立てが簡便な包装用箱体を提供することができる。
4.開封操作が容易であり、開封と同時に形成された差込片を容器内に挿入または取出すことにより、開封および再封を行うことが容易である。開封操作により形成された差込片が普通の紙箱と同じように上蓋板から延設されているため、消費者に特別の能力を求めることなく再封操作できる。
5.開封、再封が容易であり、開封と同時に差込片が形成されその大きさを自由に設計することが可能であるため再封が簡便となる。
6.開封時に切取片は箱本体に固着したままであるため切片などの処理に手がかからない。
7.収納物の頻繁な出し入れに対して耐久性のある開封部を有する包装用箱体を提供することができる。
8.箱体の上部開口および下部開口部は強固に封鎖されるため、ガラス瓶などの重量のある収納物にも適用が可能である。
9.箱体の大きさには構造的な制限はないため箱体の材料の特性に応じて収納物に応じた容積を持つ箱体とすることが可能である。
本発明の収納物を納めた後の包装用箱体を斜め上方から見た外観の一例を示したものである。 本発明の包装用箱体の収納物を収納する前の外観の一例を示したものである。 本発明の包装用箱体の収納物を取り出した後の外観の一例を示したものである。 本発明の包装用箱体の展開図の一例を示したものである。
本発明の包装箱体の具体例について以下の図1から図4に基づいて説明する。本発明の包装用箱体に収納物を収納した状態は図1に示すように、シールエンドカートン型の外観をなす。包装用箱体を開封後には図3に示すように再封用の差込片61が形成されている。本包装用箱体は図4に示す展開片を組み立てることにより形成される。
[包装用箱体の外観]
本発明の包装用箱体は、正面板1、第一側面板2、背面板3および第二側面板4からなる筒状体の上部開口部を上蓋板5で閉鎖し、下部開口部を底板12、32で閉鎖した形状からなり、通常は、上蓋板5のある上部開口を開放することにより収納物を出し入れする。(なお、正面板、背面板との名称は、箱体の表裏を表示すものではなく両者の区別をつけるための便宜上の表現である。)
斜め上方から見た包装用箱体の外観を図1に示す。正面板1、第一側面板2、上蓋板5および開封板6が見える。上蓋板5は、背面板3から延設され折り曲げられて上部開口を封鎖している。上蓋板5にはさらに開封板6が延設されている。開封板6は切取片62を正面板1に固着することにより箱体の開口部を封鎖するとともに、開封時には切断されてその一部は再封用の差込片61となる。
開封板6には透孔64が形成され、透孔64から開封板6の両側端に至る破断線63が設けられている。破断線63は、例えば、透孔64から斜め上方に円弧状に形成され、開封板6を切取片62と差込片61に分断することができる。切取片62は正面板1に固着されている。破断線63に沿って切断すると箱体上部開口部が開放される。このとき、切取片62は正面板1に固着したまま残り、破断線63は差込片61の自由端となる。差込片61を箱体内部に挿入することにより開口部を再度封鎖することができる。正面板1には、押圧吸収部13を透孔64に重なるように設けて、透孔64に指先を入れて破断線63に沿って切断を始める際に、指先の押圧により箱体内部に陥入して指先と破断線63との接触を確実なものとすることができる。
[収納物を収納する前の包装用箱体]
包装用箱体の上部開口を閉鎖する前の外観を図2に示す。収納物を収納後、左右のフラップ21,41は直角に折られ、その上から上蓋板5が折り曲げられて上部開口を閉鎖する。次に、上蓋板5に延設されている開封板6が折り曲げられて切取片62が正面板1に固着されることにより、本箱体が閉鎖される。
[開口後の包装用箱体]
開口した後の包装用箱体の外観の一例を図3に示す。これは開封板6を破断線63に沿って切断して箱体の上部を開口した状態を示すものであり、切取片62は正面板1に固着した状態で残り、差込片61は開封板5に延設された状態で自由端を形成している。好ましくは、押圧吸収部13を透孔64に対応する位置の正面板1に設けることにより、開封時には透孔64から押圧吸収部13を押し下げるようにして箱体内に指を侵入させて破断線63に沿って切断することにより差込片61が形成される。
[背面板、上蓋板、開封板]
背面板3の上端に連接された上蓋板5には、折り線を介して開封板6がさらに延設されている。上蓋板5は折線により折り曲げられて筒状体の上部開口を閉鎖する。
上蓋板5に延設された開封板6には、例えば、半円状の透孔64が設けられ、この透孔64から開封板の相対する二片の端部にまで破断線63が設けられている。開封板6を破断線63から上蓋板5に連接した差込片61と自由端側の切取片62に切断することができる。破断線63に沿って切断して上部開口を開放した状態を図3は示している。破断線63の両端は開封板6の相対する二片の端部にまで延びるか、上蓋板5と開封板6の折り目の最外端にまで延びることが好ましい。
破断線63は円弧状をなし、破断後の差込片61の形状が透孔64の交わる位置で最も幅広となっていることが好ましい。破断線63に沿って切断して本箱体の上部開口を開封する際には差込片61は開封用のつまみとなり、開封後には再封時の箱体内部に差込む差込片61となる。
切断された切取片62は正面板1に固着した状態にとどまっている。
[正面板]
正面板1には、好ましくは正面板1を円弧状に切り込んで形成された押圧吸収部13が設けられている。箱体を開封するにあたり、透孔64に指を差し込み破断線63に従って開封板6を切取片62と差込片61に切断する際に、透孔64に指先が容易に侵入することとなり、切断が簡便になされる。押圧吸収部13は、例えば、半円状、円形状の切込みや四角形の連続した三辺が切断されている切込みとされ、押圧吸収部13の面積は透孔64よりも大きくすることが好ましい。押圧吸収部13は正面板1であって開封板6の透孔64に対応した位置に設けられている。
[包装用箱体の展開図]
本発明の包装用箱体の展開片は、正面板1、第一側面板2、背面板3および第二側面板4が順に折線を介して連接され、折り線で折り曲げることにより四角形の筒状体を形成する。通常は、正面板1と背面板3は同形となし、第一側面と第二側面は同形となすが、これらの形を異ならせることにより変形した箱体を形成することもできる。組み立てたときに開封板6の透孔64に対応する位置には押圧吸収部13が形成されていてもよい。また、正面板1の上端部には差込片61の取り出しを簡便とするために欠損部11を設けてもよい(図4)。
背面板3の上端には上蓋板5が折り線を介して延設され、上蓋板5にはさらに折り線を介して開封板6が延設されて、透孔64、破断線63により差込片61と切取片62に分かれている。背面板3の下端には底板32が折り線を介して延設されている。正面板1の下端にも同様に底板12が折り線を介して延設されている。
第一側面板および第二側面板の上下端にはフラップ21,22,41,42が設けられ、フラップ21とフラップ41は上蓋板5とともに上部開口を封鎖し、フッラップ22,42は底板12、底板32ともに下部開口部を閉鎖する。
[箱体の組み立て]
図4で示した展開片を組み立てることにより本発明の包装用箱体が形成される。図4に示した展開片通りに紙片をプレス装置などにより切り取る。組立は特別な手法を採用することは必要ではなく、折線にしたがって折り込むことにより筒状体を形成し、糊代7を第二側面4に固着し、次いで底部の開口を閉鎖する。底部開口の閉鎖には、フラップ22,42を内側に折り曲げた後に底板32,12を折り曲げて重ね合わせて接着剤などで固着する。次いで、箱体内に収納物を収納した後に、上蓋板5により上部開口を閉鎖する。このとき、上蓋板5に延設されている開封板6を折り曲げて切取片62のみを正面板1に固着する。
こうして本発明の包装用箱体は組み立てられる。
本発明は、例えば、菓子、瓶入りの錠剤などの薬剤、薬包入りの粉状薬などの薬品、化粧品などを収納して輸送あるいは保存するために適した包装用箱体に関するものであり、特に、一度に使い切ることが少ない商品類の小型包装用箱体として適している。
本発明の包装用箱体は、収納物の保護に適するとともに、開封および再封が容易であり、その繰り返しに対し耐久性を有することから、食品、薬品、化粧品などの比較的小型の商品の全般の包装に適し、広範囲の商品に対して適合性を有することから産業上の利用分野は広く有用な包装箱体をして利用が可能である。
1:正面板
11:欠損部
12:底板
13:押圧吸収部
2:第一側面板
21、22:フラップ
3:背面板
32:底板
4:第二側面板
41、42:フラップ
5:上蓋板
6:開封板
61:差込片
62:切取片
63:破断線
64:透孔
7:糊代
本発明は次の技術的手段から構成される。
(1)正面板、第一側面板、背面板および第二側面板が順に折線を介して連接され、正面板と背面板の下端には底板が延設され、背面板の上端には上蓋板が延設され、上蓋板には開封板が延設されていて、折線に沿って折り曲げることにより形成された四角筒状体の上下の開口部を、上蓋板および底板によりそれぞれ閉鎖された包装用箱体であって、
1)開封板の二つの平行な側端部から一対の破断線が延長されて開封板内に設けられた透孔に接続され、開封板には上蓋板と破断線、透孔に囲まれた差込片と、破断線、透孔と開封板の三片に囲まれた切取片が形成されていること、
2)切取片が正面板に固着されていること、
3)正面板には、正面板を切り込んだ押圧吸収部が形成され、押圧吸収部は開封板の透孔に重なるように設けられているとともに、透孔よりも大きい面積を有していること
4)開封板は破断線と透孔に沿って切断する開封操作により切取片と差込片に分離することができるとともに、破断線は円弧状に切り込んで形成されて透孔と交わる位置で最も幅広であること、
5)破断線が、上蓋板と開封板の折り目の最外端にまで伸びていること
6)開封後の切取片は正面板に固着された状態にあること、
)開封操作により形成された差込片を容器内方に挿し込むことにより開口部の再度の封鎖を可能としたこと、
を特徴とする包装用箱体。
)開封前には開封板の切取片を正面板に固着することにより上部開口部が上蓋板により閉鎖され、開封後には切取片が正面板に固着した状態にある上記()に記載の包装用箱体。
)正面板の上部開口端部には開封後の差込片の開閉を簡便となすための欠損部が設けられている上記(または(2)に記載の包装用箱体。
本発明は次の技術的手段から構成される。
(1)正面板、第一側面板、背面板および第二側面板が順に折線を介して連接され、正面板と背面板の下端には底板が延設され、背面板の上端には上蓋板が延設され、上蓋板には開封板が延設されていて、折線に沿って折り曲がった四角筒状体の上下の開口部上蓋板および底板によりそれぞれ閉鎖されている包装用箱体であって、
1)開封板の二つの平行な側端部から一対の破断線が延長されて開封板内に設けられた透孔に接続され、開封板には上蓋板と破断線、透孔に囲まれた差込片と、破断線、透孔と開封板の三片に囲まれた切取片が形成されていること、
2)切取片が正面板に固着されていること、
3)正面板には、正面板を切り込んだ押圧吸収部が形成され、押圧吸収部は開封板の透孔に重なるように設けられているとともに、透孔よりも大きい面積を有していること、
4)開封板は破断線と透孔に沿って切断する開封操作により切取片と差込片に分離することができるとともに、破断線は、透孔から斜め上方に円弧状形成され、破断線に沿って切断すると、破断線は差込片の自由端となり、破断後の差込片の形状が透孔の交わる位置で最も幅広となっていること、
5)破断線が、上蓋板と開封板の折り目の最外端にまで伸びていること
6)開封後の切取片は正面板に固着された状態にあること、
7)開封操作により形成された差込片を容器内方に挿し込むことにより開口部の再度の封鎖を可能としたこと、
を特徴とする包装用箱体。
(2)開封前には開封板の切取片が正面板に固着した状態にあることにより開封板が延設されていている上蓋板により上部開口部閉鎖され、開封後には切断された切取片が正面板に固着した状態にある上記(1)に記載の包装用箱体。
(3)正面板の上部開口端部には開封後の差込片の開閉を簡便となすための欠損部が設けられている上記(1)または(2)に記載の包装用箱体。

Claims (5)

  1. 正面板、第一側面板、背面板および第二側面板が順に折線を介して連接され、正面板と背面板の下端には底板が延設され、背面板の上端には上蓋板が延設され、上蓋板には開封板が延設されていて、折線に沿って折り曲げることにより形成された四角筒状体の上下の開口部を、上蓋板および底板によりそれぞれ閉鎖された包装用箱体であって、
    1)開封板の二つの平行な側端部から一対の破断線が延長されて開封板内に設けられた透孔に接続され、開封板には上蓋板と破断線、透孔に囲まれた差込片と、破断線、透孔と開封板の三片に囲まれた切取片が形成されていること、
    2)切取片が正面板に固着されていること、
    3)開封板は破断線と透孔に沿って切断する開封操作により切取片と差込片に分離することができるとともに、開封後の切取片は正面板に固着された状態にあること、
    4)開封操作により形成された差込片を容器内方に挿し込むことにより開口部の再度の封鎖を可能としたこと、
    を特徴とする包装用箱体。
  2. 正面板には、押圧吸収部を透孔に重なるように設けている請求項1に記載の包装用箱体。
  3. 破断線が円弧状をなし、透孔と交わる位置で最も幅広となっている請求項1または2に記載の包装用箱体。
  4. 開封前には開封板の切取片を正面板に固着することにより上部開口部が上蓋板により閉鎖され、開封後には切取片が正面板に固着した状態にある請求項1から3のいずれかに記載の包装用箱体。
  5. 正面板の上部開口端部には開封後の差込片の開閉を簡便となすための欠損部が設けられている請求項1から4のいずれかに記載の包装用箱体。
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