JP2016073061A - 電気自動車の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車輪のスリップ等を招くことなく、車両進行方向の反対方向への車両移動を迅速に抑制することができる電気自動車の制御装置を提供する。
【解決手段】 この電気自動車の制御装置は、アクセル操作部16およびブレーキ操作部17の操作に応じて生成されるトルク指令に従って、モータ6をトルク制御する通常制御部33と、車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制する移動抑制制御部34とを有する。移動抑制制御部34は、ブレーキ操作部17のオフを検出した後、アクセル操作部16のオンを検出する間に、シフト操作レバーSLが定められた位置であると検出し、且つ、回転角度センサ36から定められた信号の変化があると、モータロータ6aの回転角度を位置制御して車両移動を抑制する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、電気自動車の制御装置に関し、例えば、車両の登坂路での一時停止時に車両の後退を抑制できる技術に関する。
電気自動車の登坂路での停止時においては、車両が後退してしまうおそれがある。したがって、車両が後退しないで停止した状態を保つためには、ブレーキペダルを踏み続ける必要がある。しかし、ブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換える間に、車両が後退してしまう可能性があり、例えば、後続車へ接近することも考えられる。
図8は、従来例の電気自動車の登坂時、ロールバック状態を説明する図である。
上り勾配の登坂路でシフト操作レバーが、例えば、通常走行位置である「D」レンジでブレーキ操作部をオンにして車両が停止中、ブレーキ操作部をオフにした場合、車両の質量をM、重力をg、水平方向に対する登坂路の傾きをΘ、前記「D」レンジでのクリープ力をFとすると、F<MgsinΘを満たすとき、車両のロールバックが発生する。
従来技術1.
登坂路の逆進阻止のため、回転数検出手段の検出信号に基づき、電動モータが逆回転しているか否かを検出し、電動モータの駆動電流を増加調整する技術が提案されている(特許文献1)。
従来技術2.
エンジンつまり内燃機関で主駆動輪である前輪を駆動し、電動モータで後輪を補助駆動するようなスタンバイ型の4輪駆動車両において、車速信号を用い、ロールバックを検知する。前記ロールバックを検知した場合、ロールバックを検知していないときよりも、車両進行方向の駆動力を増加させる車両駆動技術が開示されている(特許文献2)。
特開平7−75216号公報 特開2006−311644号公報
上記の二つの従来技術は、いずれも、モータの回転数信号や車速信号を用い、ロールバックを検出する。ロールバックを検出した場合、電流制御またはトルク制御のON−OFF信号にて、電動モータへの駆動力を増加させる。
上記の二つの従来技術については、回転数信号や車速信号を検出するのは、遅れ時間が生じるため、迅速に車両の後退を抑制できない問題がある。さらに、電流制御またはトルク制御のON−OFF制御だけでは、車輪のスリップ等を招きやすいことが懸念される。
この発明の目的は、車輪のスリップ等を招くことなく、車両進行方向の反対方向への車両移動を迅速に抑制することができる電気自動車の制御装置を提供することである。
この発明の電気自動車の制御装置は、モータ6により車輪2を駆動する電気自動車を制御する制御装置であり、アクセル操作部16およびブレーキ操作部17の操作に応じて生成されるトルク指令に従って、前記モータ6をトルク制御する通常制御部33を備えた電気自動車の制御装置において、
前記ブレーキ操作部17をオフにした後前記アクセル操作部16をオンにする間に、シフト操作レバーSLで決定される車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制する移動抑制制御部34と、
前記モータ6のロータ6aの回転角度を検出する回転角度センサ36と、
前記シフト操作レバーSLの位置を検出するシフト操作レバー位置検出手段Scと、
前記ブレーキ操作部17のオンオフを検出するブレーキセンサ17bと、
前記アクセル操作部16のオンオフを検出するアクセルセンサ16bと、
を設け、
前記移動抑制制御部34は、
前記ブレーキセンサ17bにより前記ブレーキ操作部17のオフを検出した後、前記アクセルセンサ16bにより前記アクセル操作部16のオンを検出する間に、前記シフト操作レバー位置検出手段Scにより前記シフト操作レバーSLが定められた位置であると検出し、且つ、前記回転角度センサ36から定められた信号の変化があると、前記モータ6のロータ6aの回転角度を位置制御して車両移動を抑制することを特徴とする。
前記定められた位置は、車両の操作者により、複数の走行モード位置の中から1つの位置(例えば、通常走行位置である「D」レンジ)が選択される。
前記定められた信号の変化は、例えば、試験やシミュレーション等の結果により定められる。
この構成によると、通常制御部33は、アクセル操作部16およびブレーキ操作部17の操作に応じて生成されるトルク指令に従って、モータ6をトルク制御する。移動抑制制御部34は、ブレーキ操作部17をオフにした後アクセル操作部16をオンにする間に、車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制する。前記車両進行方向はシフト操作レバーSLで決定される。電気自動車が、例えば、登坂路にてブレーキ操作部17により一時停止した状態で、ブレーキ操作部17からアクセル操作部16に踏み換えて車両を再出発させるとき、移動抑制制御部34は次のような制御を行う。
移動抑制制御部34は、ブレーキ操作部17のオフを検出した後アクセル操作部16のオンを検出する間に、シフト操作レバーSLが定められた位置(例えば、Dレンジ)であると検出し、且つ、回転角度センサ36から定められた信号の変化があると、モータ6のロータ6aの回転角度を位置制御して車両移動を抑制する。このように回転角度センサ36からの信号の変化を検出して、モータロータ6aの回転角度を位置制御するため、車輪2がスリップすることを防止することができる。また、モータロータ6aの回転角度を直接制御することで、車速信号等を検出する前述の従来技術よりも、迅速に、車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制することができる。
前記移動抑制制御部34により制御を実行中、前記アクセルセンサ16bにより前記アクセル操作部16のオンを検出したとき、前記移動抑制制御部34から前記通常制御部33によるトルク制御に切り換えるものとしても良い。この場合、移動抑制制御部34から通常制御部33への切り換えを簡単化でき、制御装置の処理負荷を軽減し得るうえ、移動抑制制御部34から通常制御部33への切り換えを遅滞なくスムーズに行うことができる。
前記通常制御部33は、トルク指令と前記モータ6の電流指令との関係を定めたトルク指令マップに従って、前記モータ6をトルク制御するものであり、
前記モータ6に印加する電流を検出する電流センサSbを設け、
前記移動抑制制御部34により制御を実行中、前記アクセルセンサ16bからのアクセル信号により前記トルク指令マップから取り出した電流値が、前記電流センサSbで検出される電流より上回ったとき、前記移動抑制制御部34から前記通常制御部33によるトルク制御に切り換えるものとしても良い。
この場合、モータ6に必要十分な電流が流れていることを確認したうえで、移動抑制制御部34から通常制御部33へ切り換えているため、この切り換え時に、車両進行方向の反対方向へ車両が不所望に移動することをより確実に防止することができる。
前記移動抑制制御部34は、前記回転角度センサ36から最初に取り込んだ回転角度を目標角度とし、前記回転角度センサ36から次に取り込んだ回転角度との差を零にする位置制御を行うものとしても良い。この場合、モータ6へ流れ込む駆動電流を自動調整し得ることで、モータロータ6aの回転角度を精度良く位置制御することが可能となる。
前記トルク指令を生成し出力するECU21と、
直流電力を交流電力に変換するインバータ31を含むパワー回路部28、および、前記ECU21から与えられるトルク指令に従って前記パワー回路部28を介し前記モータ6をトルク制御するモータコントロール部29を有するインバータ装置22と、
を備え、
前記モータコントロール部29に、通常制御部33と移動抑制制御部34とを設けても良い。
このように、モータコントロール部29に、通常制御部33と移動抑制制御部34とを設けたため、移動抑制制御部34と通常制御部33との間の切り換えを迅速に行うことができる。
前記モータ6はインホイールモータ駆動装置8を構成するモータであって、このモータ6は、左右の前輪および左右の後輪のいずれか一方または両方に対して設けられたものであっても良い。
この発明の電気自動車の制御装置は、モータにより車輪を駆動する電気自動車を制御する制御装置であり、アクセル操作部およびブレーキ操作部の操作に応じて生成されるトルク指令に従って、前記モータをトルク制御する通常制御部を備えた電気自動車の制御装置において、前記ブレーキ操作部をオフにした後前記アクセル操作部をオンにする間に、シフト操作レバーで決定される車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制する移動抑制制御部と、前記モータのロータの回転角度を検出する回転角度センサと、前記シフト操作レバーの位置を検出するシフト操作レバー位置検出手段と、前記ブレーキ操作部のオンオフを検出するブレーキセンサと、前記アクセル操作部のオンオフを検出するアクセルセンサとを設ける。前記移動抑制制御部は、前記ブレーキセンサにより前記ブレーキ操作部のオフを検出した後、前記アクセルセンサにより前記アクセル操作部のオンを検出する間に、前記シフト操作レバー位置検出手段により前記シフト操作レバーが定められた位置であると検出し、且つ、前記回転角度センサから定められた信号の変化があると、前記モータのロータの回転角度を位置制御して車両移動を抑制する。このため、車輪のスリップ等を招くことなく、車両進行方向の反対方向への車両移動を迅速に抑制することができる。
この発明の実施形態に係る電気自動車を平面図で示す概念構成のブロック図である。 同電気自動車のインホイールモータ駆動装置の断面図である。 同電気自動車のインバータ装置等の概念構成のブロック図である。 同電気自動車のIPMモータの概念構成図である。 同電気自動車を制御する制御装置のモータコントロール部の主要構成等を示すブロック図である。 同電気自動車の前進、停止、後退時におけるモータ回転センサ信号の変化を示す図である。 同制御装置のバック抑制制御を示すフローチャートである。 従来例の電気自動車の登坂時、ロールバック状態を説明する図である。
この発明の実施形態に係る電気自動車の制御装置を図1ないし図7と共に説明する。図1は、この電気自動車を平面図で示す概念構成のブロック図である。この電気自動車は、車体1の左右の後輪となる車輪2が駆動輪とされ、左右の前輪となる車輪3が従動輪の操舵輪とされた4輪の自動車である。駆動輪および従動輪となる車輪2,3は、いずれもタイヤを有し、それぞれ車輪用軸受4,5を介して車体1に回転支持されている。
車輪用軸受4,5は、図1にてハブベアリングの略称「H/B」を付してある。駆動輪となる左右の車輪2,2は、それぞれ独立の走行用のモータ6,6により駆動される。各モータ6の回転は、減速機7および車輪用軸受4を介して車輪2に伝達される。これらモータ6、減速機7、および車輪用軸受4は、互いに一つの組立部品であるインホイールモータ駆動装置8を構成している。各車輪2,3には、電動式または液圧式のブレーキ9,10が設けられている。また左右の前輪となる操舵輪である車輪3,3は、転舵機構11を介して転舵可能であり、ハンドル等の操舵手段12により操舵される。
図2は、インホイールモータ駆動装置の断面図である。各インホイールモータ駆動装置8は、それぞれ、モータ6、減速機7、および車輪用軸受4を有し、これらの一部または全体が車輪内に配置される。モータ6の回転は、減速機7および車輪用軸受4を介して駆動輪2に伝達される。車輪用軸受4のハブ輪4bのフランジ部にはブレーキ9を構成するブレーキロータBRが固定され、同ブレーキロータBRは駆動輪2と一体に回転する。
モータ6は、例えば、ロータ6aのコア部に永久磁石が内蔵された埋込磁石型同期モータである。このモータ6は、ハウジングHSに固定したステータ6bと、回転出力軸KSに取り付けたロータ6aとの間にラジアルギャップを設けたモータである。なお、図2ではラジアルギャップのモータを示したが、アキシャルギャップのモータを使用してもよい。
図3は、この電気自動車のインバータ装置等の概念構成のブロック図である。
この電気自動車は、自動車全般の制御を行う電気制御ユニットであるECU21と、このECU21の加減速指令に従って走行用のモータ6の制御を行うインバータ装置22とを有する。ECU21は、コンピュータとこれに実行されるプログラム、並びに各種の電子回路等で構成される。ECU21は、トルク/回転数制御指令部21aと、力行・回生制御指令部21bとを有する。
トルク/回転数制御指令部21aは、基本的には、トルク制御を行う手段であるが、永久磁石が減磁した場合の応急処置用の回転数制御を行うための回転数指令部(図示せず)を有する。トルク/回転数制御指令部21aは、アクセル操作部16の出力する加速指令(駆動)と、ブレーキ操作部17の出力する減速指令(回生)と、操舵手段12の操舵角を検出する操舵角センサSaの出力する旋回指令とから、左右輪の走行用のモータ6,6に与える加減速指令をトルク指令値として生成し、インバータ装置22へ出力する。
トルク/回転数制御指令部21aは、前記の他に、出力する加減速指令を、各車輪2,3(図1)の例えば車輪用軸受4,5(図1)に設けられた回転センサ(図示せず)から得られるタイヤ回転数の情報や、車載の各センサの情報を用いて補正する機能を有していても良い。
力行・回生制御指令部21bは、力行・回生の切換えを行うための指令フラグを、後述するモータコントロール部29の通常制御部33に与える。
アクセル操作部16は、アクセルペダル16aと、このアクセルペダル16aの踏込み量を検出するアクセルセンサ16bとを有する。このアクセルセンサ16bは、アクセル操作部16のオンオフも検出する。ブレーキ操作部17は、ブレーキペダル17aと、このブレーキペダル17aの踏込み量を検出するブレーキセンサ17bとを有する。このブレーキセンサ17bは、ブレーキ操作部17のオンオフも検出する。
インバータ装置22は、各モータ6に対して設けられたパワー回路部28と、このパワー回路部28を制御するモータコントロール部29とを有する。インバータ装置22は、図示しないが、各モータ毎にそれぞれ設けられている。モータコントロール部29は、各パワー回路部28に対して共通して設けられていても、別々に設けられていても良い。モータコントロール部29が各パワー回路部28に対して共通して設けられた場合であっても、左右のモータ6,6のトルクが互いに異なるように独立して制御可能なものとされる。パワー回路部28は、バッテリ19の直流電力をモータ6の力行および回生に用いる3相の交流電力に変換するインバータ31と、このインバータ31を制御するPWMドライバ32とを有する。
モータ6は、3相の同期モータである。このモータ6には、同モータ6のロータの電気角としての回転角度を検出する回転角度センサ36が設けられている。インバータ31は、複数の半導体スイッチング素子で構成され、PWMドライバ32は、入力された電流指令をパルス幅変調し、前記各半導体スイッチング素子にオンオフ指令を与える。
モータコントロール部29は、コンピュータとこれに実行されるプログラム、および電子回路により構成され、その基本となる制御部として通常制御部33と、移動抑制制御部34と、記憶手段35とを有する。通常制御部33は、上位制御手段であるECU21におけるトルク/回転数制御指令部21aから与えられるトルク指令による加減速指令、および、力行・回生制御指令部21bから与えられる力行・回生制御の指令フラグにより、予め設定したトルク指令マップを用いて、モータ6への指令電流を生成する。
通常制御部33は、力行制御手段33aと、回生制御手段33bとを有する。力行・回生制御指令部21bからの指令フラグにより、力行制御手段33aおよび回生制御手段33bのいずれか一方が選択される。前記指令フラグにより、力行制御手段33aが選択された場合において、この力行制御手段33aは、アクセルペダル16aの踏込み量が大きくなる程、力行指令トルクを増加させる。前記指令フラグにより、回生制御手段33bが選択された場合において、回生制御手段33bは、ブレーキペダル17aの踏込み量が大きくなる程、回生指令トルクを増加させる。
前記トルク指令マップは、左右のモータ6毎に、加減速指令となるトルク指令に対して、モータ回転速度範囲毎に電流指令を定めたものである。前記電流指令は、モータ6に流す一次電流Iaと、回転磁界とロータ永久磁石間の電流進角βとを有する。さらにトルク指令マップは、モータ6の力行制御状態と回生制御状態とに分けてそれぞれ設けられている。モータコントロール部29は、左右のモータ6毎で且つ力行制御状態・回生制御状態毎に設定されたトルク指令マップに従って、モータ6をトルク制御する。
トルク指令マップは、この例では、モータコントロール部29内の記憶手段35に書換え可能に記憶されている。記憶手段35として、例えば、不揮発性メモリ(EEPROM等)が適用される。なお、記憶手段35は、インバータ装置22内の他の箇所に設けても良いし、インバータ装置22外に設けることも可能である。通常制御部33は、モータ6に印加する駆動電流を電流センサSbで得た実際の検出値と、指令電流とを一致させるために、モータ6をPI制御で制御する。
移動抑制制御部34は、車両のシフト操作レバーSLで決定される車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制する制御部である。シフト操作レバーSLは、車両の操作者によって、複数の走行モード位置の中から1つの位置(例えば、通常走行位置である「D」レンジ)が決定される。このシフト操作レバーSLの位置は、シフト操作レバー位置検出手段Scで検出される。移動抑制制御部34は、シフト操作レバーSLが、例えば、通常走行位置である「D」レンジのとき、ブレーキセンサ17bによりブレーキ操作部17のオフを検出した後、アクセルセンサ16bによりアクセル操作部16のオンを検出する間に、回転角度センサ36の信号により、モータ6のロータ6aの回転角度を位置制御する。
移動抑制制御部34は、判定部34aと、位置制御部34bとを有する。判定部34aは、ブレーキセンサ17bによりブレーキ操作部17のオフを検出した後、アクセルセンサ16bによりアクセル操作部16のオンを検出する間に、シフト操作レバー位置検出手段Scによりシフト操作レバーSLが定められた位置であるか否かを検出する。さらに判定部34aは、回転角度センサ36から定められた信号の変化(図6にて後述する)があるか否かを判定する。
ブレーキ操作部17のオフ検出後、アクセル操作部16のオン検出間にシフト操作レバーSLが定められた位置であり、回転角度センサ36から定められた信号の変化があったと判定部34aで判定されると、位置制御部34bは、モータロータ6aの回転角度をベクトル制御で位置制御する。この位置制御部34bは、回転角度センサ36から最初に取り込んだ回転角度を目標角度とし、回転角度センサ36から次に取り込んだ回転角度との差を零にする位置制御を行う。このとき位置制御部34bは、通常制御部33を介して、モータ6のロータ6aの回転角度をベクトル制御する。
移動抑制制御部34により制御を実行中、例えば、アクセルセンサ16bによりアクセル操作部16のオンを判定部34aで検出したとき、移動抑制制御部34から通常制御部33によるトルク制御に切り換える。または、移動抑制制御部34により制御を実行中、アクセルセンサ16bからのアクセル信号によりトルク指令マップから取り出した電流値が、電流センサSbで検出される電流より上回ったと判定部34aで判定されたとき、移動抑制制御部34から通常制御部33によるトルク制御に切り換える。
ここで図4は、この電気自動車のIPMモータの概念構成図である。
図4(a)に示すように、車輪を駆動するモータがIPMモータつまり埋込磁石型同期モータの場合は、磁石軸であるd軸方向よりそれと直交するq軸方向の磁気抵抗が小さくなるため、突極構造となり、d軸インダクタンスLdよりq軸インダクタンスLqが大きくなる。
この突極性により、磁石トルクTm以外にリラクタンストルクTrが併用でき、高トルクおよび高効率とすることもできる。
磁石トルクTm:回転子の永久磁石による磁界と巻線による回転子磁界と吸引反発して発生するトルクである。
リラクタンストルクTr:巻線による回転磁界に回転子の突極部が吸引されて発生するトルクである。
モータが発生する総トルクは下記のようになる。
T=p×{Ke×Iq+(Ld−Lq)×Id×Iq}=Tm+Tr
p:極対数
Ld:モータのd軸インダクタンス
Lq:モータのq軸インダクタンス
Ke:モータ誘起電圧定数実効値
図4(b)に示すように、IPMモータに流す1次電流Iaを、トルク生成電流q軸電流Iqと、磁束生成電流d軸電流Idとに分離し、それぞれ独立に制御できるベクトル制御手法が周知である。
Id=−Ia×sinβ
Iq=Ia×cosβ
β:電流進角
図5は、モータコントロール部29の主要構成等を示すブロック図である。
モータコントロール部29は、モータ駆動電流を制御する手段であって、トルク指令部37を含む。このトルク指令部37は、モータコントロール部29における通常制御部33(図3)に設けられる。トルク指令部37は、モータ6に印加する駆動電流を電流センサSbで検出した検出値と、ECU21におけるトルク/回転数制御指令部21aから与えられる加減速指令によるトルク指令を、前記トルク指令マップを用い、相応の指令電流を生成する。
指令電流の方向は、ECU21における力行・回生制御指令部21bから与えられる前記指令フラグにより切換えられる。通常制御部33(図3)は、トルク指令値に応じて、インバータ内部に生成された指令電流値の偏差を無くすためのPIフィードバック制御を行う。
通常制御部33(図3)は、モータ6のロータ6a(図2)の回転角を回転角度センサ36から得て、ベクトル制御を行う。ここで車体の左右の後輪2,2(図1)に設けられたモータ6,6は、力行時と回生時とでトルク発生方向が互いに異なる。このモータ6をこの出力軸の方向から見ると、左側の後輪駆動用のモータ6はCW方向のトルクを発生し、右側の後輪駆動用のモータ6はCCW方向のトルクが発生する(左、右側は車両後ろから見る方向で決定される)。左、右側のモータ6,6でそれぞれ発生したトルクは、減速機7および車輪用軸受4を介して、トルク方向を反転し、タイヤに伝達される。また、左、右タイヤのモータ6における回生時のトルク発生方向は、力行時のトルク発生方向と異なっている。
前記トルク指令マップに関しては、アクセル信号とモータ回転数とに応じて、最大トルク制御テーブルから、相応なトルク指令値を算出する。トルク指令部37は、算出された前記トルク指令値に基づき、モータ6の1次電流(Ia)と電流進角(β)を生成する。トルク指令部37は、これら1次電流(Ia)と電流進角(β)の値に基づき、d軸電流(界磁成分)O_Idと、q軸電流(トルク成分)O_Iqの二つの指令電流を生成する。
電流PI制御部38は、トルク指令部37から出力されたd軸電流O_Id、q軸電流O_Iqの値と、モータ電流および回転子角度から3相・2相変換部39で計算された2相電流Id,Iqとから、PI制御による電圧値による制御量Vd,Vqを算出する。3相・2相変換部39では、電流センサSbで検出されたモータ6のu相電流(Iu)とw相電流(Iw)の検出値から、次式Iv=−(Iu+Iw)で求められるv相電流(Iv)を算出し、Iu,Iv,Iwの3相電流からId,Iqの2相電流に変換する。
この変換に使われるモータ6の回転子角度は、回転角度センサ36から取得する。2相・3相変換部40は、入力された2相の制御量Vd,Vqと、回転子角度とから、3相のPWMデューティーVu,Vv,Vwに変換する。電力変換部41は、PWMデューティーVu,Vv,Vwに従ってインバータをPWM制御し、モータ6を駆動する。
図6は、電気自動車の前進、停止、後退時におけるモータ回転センサ信号の変化を示す図である。図3と共に説明する。移動抑制制御部34の判定部34aは、回転角度センサ36から次のような定められた信号の変化があるか否かを判定する。
判定部34aに現在取り込んだ回転角度信号(センサ信号):Θ1
判定部34aに前回取り込んだ回転角度信号(センサ信号):Θ0
車両前進・停止・後退判定条件:
Θ1−Θ0>0のとき車両前進
Θ1−Θ0=0のとき車両停止
Θ1−Θ0<0のとき車両後退
したがって、シフト操作レバーSLが例えば通常走行位置である「D」レンジのとき、現在取り込んだ回転角度信号Θ1から前回取り込んだ回転角度信号Θ0を除した値が、負であると判定部34a(図3)で判定され、且つ、その他の条件を満足するとき、位置制御部34b(図3)は、回転角度センサ36(図3)から前回取り込んだ回転角度信号Θ0を目標角度とし、回転角度センサ36(図3)から次に取り込んだ回転角度Θ1との差を零にする位置制御を行う(前回取り込んだ回転角度信号Θ0を目標角度とし、Θ0は初期の回転角度センサ信号Θ*と見なす。次に取り込んだ回転角度Θ1は、一定のサンプリング間隔で取り込んで、更新される。)。
図7は、この制御装置のバック抑制制御(移動抑制制御)を示すフローチャートである。図3も適宜参照しつつ説明する。車両の登坂時、シフト操作レバーSLが「D」レンジに位置し、ブレーキ操作部17をオフにした後、アクセル操作部16がオンにする間に、判定部34aでモータ回転センサ信号の変化(図6)から後退判定条件であるΘ1−Θ0<0(図6参照)の信号変化を検出した時点で、本制御が実行され、車両が後退することが抑制される。
図7のバック抑制制御(移動抑制制御)を示すフローチャートに沿って説明する。本処理開始後、判定部34aは、ブレーキセンサ17bによりブレーキ操作部17のオフを検出したか否かを判定する(ステップS1)。否との判定(ステップS1:NO)でステップS1に戻る。ブレーキ操作部17のオフを検出すると(ステップS1:YES)、判定部34aは、アクセルセンサ16bによりアクセル操作部16のオフを検出したか否かを判定する(ステップS2)。否との判定(ステップS2:NO)でステップS1に戻る。
アクセル操作部16のオフを検出すると(ステップS2:YES)、判定部34aは、シスト操作レバー位置検出手段Scによりシフト操作レバーSLが「D」レンジか否か判定する(ステップS3)。否との判定(ステップS3:NO)でステップS1に戻る。「D」レンジであると判定されると(ステップS3:YES)、判定部34aは、回転角度センサ36から初期の回転角度センサ信号(Θ※)を取り込む(ステップS4)。
次に、判定部34aは、回転角度センサ36から2回目以降の回転角度センサ信号(Θ)を取り込む(ステップS5)。判定部34aは、これら回転角度センサ信号から前記後退判定条件に従って、車両が後退しようとしているか否かを判定する(ステップS6)。否との判定でステップS5に戻る。車両が後退しようとしているとの判定で(ステップS6:YES)、位置制御部34bは、回転角度センサ36から最初に取り込んだ回転角度(Θ※)を目標角度とし、回転角度センサ36から次に取り込んだ回転角度との差を零にする位置制御を行う(ステップS7)。その後本処理を終了する。
以上説明した電気自動車の制御装置によれば、移動抑制制御部34は、ブレーキ操作部17のオフを検出した後アクセル操作部16のオンを検出する間に、シフト操作レバーSLが定められた位置(例えば、Dレンジ)であると検出し、且つ、回転角度センサ36から定められた信号の変化があると、モータ6のロータ6aの回転角度を位置制御して車両移動を抑制する。
このように回転角度センサ36からの信号の変化を検出して、モータロータ6aの回転角度を位置制御するため、車輪2,3がスリップすることを防止することができる。また、モータ6のロータ6aの回転角度を直接制御することで、車速信号等を検出する前述の従来技術よりも、迅速に、車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制することができる。
移動抑制制御部34により制御を実行中、アクセルセンサ16bによりアクセル操作部16のオンを検出したとき、移動抑制制御部34から通常制御部33によるトルク制御に切り換える場合、移動抑制制御部34から通常制御部33への切り換えを簡単化でき、制御装置の処理負荷を軽減し得るうえ、移動抑制制御部34から通常制御部33への切り換えを遅滞なくスムーズに行うことができる。
移動抑制制御部34により制御を実行中、アクセルセンサ16bからのアクセル信号により前記トルク指令マップから取り出した電流値が、電流センサSbで検出される電流より上回ったとき、移動抑制制御部34から通常制御部33によるトルク制御に切り換えるものとした場合、モータ6に必要十分な電流が流れていることを確認したうえで、移動抑制制御部34から通常制御部33へ切り換えているため、この切り換え時に、車両進行方向の反対方向へ車両が不所望に移動することをより確実に防止することができる。
他の実施形態について説明する。
シフト操作レバーの定められた位置は、Dレンジに限定されるものではない。例えば、リバース(R)レンジにしても良い。この場合、ブレーキ操作部17をオフにした後、アクセル操作部16がオンにする間に、判定部34aでモータ回転センサ信号の変化(図6)から車両前進判定条件であるΘ1−Θ0>0(図6参照)の信号変化を検出した時点で、本制御(移動抑制制御)が実行され、車両が前進することが抑制される。
車両は、左右のモータがそれぞれ車体に搭載されるオンボード式の車両であっても良い。車体に搭載された左右のモータはそれぞれドライブシャフトを介して車輪用軸受に連結されて、モータの回転を駆動輪に伝達する。ドライブシャフトは車体がバウンド/リバウンドしても等速に回転を駆動輪に伝達できるように、その両端に等速ジョイントを備えている。
車両として、左右の前輪2輪を独立して駆動する2輪独立駆動車を適用しても良い。また車両として、左右の前輪2輪を独立して駆動し、左右の後輪2輪を独立して駆動する4輪独立駆動車を適用しても良い。
インホイールモータ駆動装置においては、サイクロイド式の減速機、遊星減速機、2軸並行減速機、その他の減速機を適用可能であり、また、減速機を採用しない、所謂ダイレクトモータタイプであってもよい。
2…車輪
6…モータ
8…インホイールモータ駆動装置
16…アクセル操作部
16b…アクセルセンサ
17…ブレーキ操作部
17b…ブレーキセンサ
21…ECU
22…インバータ装置
28…パワー回路部
29…モータコントロール部
31…インバータ
33…通常制御部
34…移動抑制制御部
36…回転角度センサ
Sb…電流センサ
Sc…シフト操作レバー位置検出手段
SL…シフト操作レバー

Claims (6)

  1. モータにより車輪を駆動する電気自動車を制御する制御装置であり、アクセル操作部およびブレーキ操作部の操作に応じて生成されるトルク指令に従って、前記モータをトルク制御する通常制御部を備えた電気自動車の制御装置において、
    前記ブレーキ操作部をオフにした後前記アクセル操作部をオンにする間に、シフト操作レバーで決定される車両進行方向の反対方向への車両移動を抑制する移動抑制制御部と、
    前記モータのロータの回転角度を検出する回転角度センサと、
    前記シフト操作レバーの位置を検出するシフト操作レバー位置検出手段と、
    前記ブレーキ操作部のオンオフを検出するブレーキセンサと、
    前記アクセル操作部のオンオフを検出するアクセルセンサと、
    を設け、
    前記移動抑制制御部は、
    前記ブレーキセンサにより前記ブレーキ操作部のオフを検出した後、前記アクセルセンサにより前記アクセル操作部のオンを検出する間に、前記シフト操作レバー位置検出手段により前記シフト操作レバーが定められた位置であると検出し、且つ、前記回転角度センサから定められた信号の変化があると、前記モータのロータの回転角度を位置制御して車両移動を抑制することを特徴とする電気自動車の制御装置。
  2. 請求項1に記載の電気自動車の制御装置において、前記移動抑制制御部により制御を実行中、前記アクセルセンサにより前記アクセル操作部のオンを検出したとき、前記移動抑制制御部から前記通常制御部によるトルク制御に切り換える電気自動車の制御装置。
  3. 請求項1に記載の電気自動車の制御装置において、前記通常制御部は、トルク指令と前記モータの電流指令との関係を定めたトルク指令マップに従って、前記モータをトルク制御するものであり、
    前記モータに印加する電流を検出する電流センサを設け、
    前記移動抑制制御部により制御を実行中、前記アクセルセンサからのアクセル信号により前記トルク指令マップから取り出した電流値が、前記電流センサで検出される電流より上回ったとき、前記移動抑制制御部から前記通常制御部によるトルク制御に切り換える電気自動車の制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置において、
    前記移動抑制制御部は、前記回転角度センサから最初に取り込んだ回転角度を目標角度とし、前記回転角度センサから次に取り込んだ回転角度との差を零にする位置制御を行う電気自動車の制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置において、前記トルク指令を生成し出力するECUと、
    直流電力を交流電力に変換するインバータを含むパワー回路部、および、前記ECUから与えられるトルク指令に従って前記パワー回路部を介し前記モータをトルク制御するモータコントロール部を有するインバータ装置と、
    を備え、
    前記モータコントロール部に、通常制御部と移動抑制制御部とを設けた電気自動車の制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置において、前記モータはインホイールモータ駆動装置を構成するモータであって、このモータは、左右の前輪および左右の後輪のいずれか一方または両方に対して設けられた電気自動車の制御装置。
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