JP2016072343A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016072343A
JP2016072343A JP2014198208A JP2014198208A JP2016072343A JP 2016072343 A JP2016072343 A JP 2016072343A JP 2014198208 A JP2014198208 A JP 2014198208A JP 2014198208 A JP2014198208 A JP 2014198208A JP 2016072343 A JP2016072343 A JP 2016072343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
relative position
shielding plate
processing apparatus
chemical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014198208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6523643B2 (ja
Inventor
憲太郎 徳利
Kentarou Tokuri
憲太郎 徳利
弘明 ▲高▼橋
弘明 ▲高▼橋
Hiroaki Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2014198208A priority Critical patent/JP6523643B2/ja
Priority to TW104131256A priority patent/TWI594363B/zh
Priority to KR1020150134627A priority patent/KR101796833B1/ko
Priority to US14/868,430 priority patent/US9721815B2/en
Publication of JP2016072343A publication Critical patent/JP2016072343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6523643B2 publication Critical patent/JP6523643B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • H01L21/6704Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing
    • H01L21/67051Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing using mainly spraying means, e.g. nozzles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like

Abstract

【課題】基板上の薬液雰囲気を効率良く除去する。【解決手段】基板処理装置1では、制御部71により遮蔽板移動機構53、薬液供給部、洗浄液供給部および基板回転機構35が制御されることにより、トッププレート51が基板9に対して上下方向の第1相対位置に位置した状態で、基板9の上面91に薬液が供給されて薬液処理が行われる。また、トッププレート51が、基板9に対して第1相対位置よりも近接した第2相対位置に位置した状態で、基板9の上面91に洗浄液が供給されて洗浄処理が行われる。さらに、トッププレート51が、基板9に対して第2相対位置よりも近接した第3相対位置に位置した状態で基板9が回転して基板9の乾燥処理が行われる。これにより、洗浄処理の間に基板9上の薬液雰囲気を効率良く除去することができる。その結果、乾燥処理の際に、基板9上の薬液雰囲気に起因するパーティクルの発生を抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、基板を処理する技術に関する。
従来より、半導体基板(以下、単に「基板」という。)の製造工程では、基板に対して様々な処理が施される。例えば、表面上にレジストのパターンが形成された基板上に薬液を供給することにより、基板の表面に対してエッチング等の薬液処理が行われる。また、薬液処理の終了後、基板上に洗浄液が供給されて洗浄処理が行われ、その後、基板の乾燥処理が行われる。
特許文献1の基板処理装置では、基板に対する薬液処理、洗浄処理および乾燥処理の一連の処理が行われる際に、基板の上面に遮断部材を近接させて遮断部材と基板との間に空間が形成される。そして、当該空間に薬液および洗浄液を順に供給し、その後、基板を高速回転することにより、上記一連の処理が完了する。当該基板処理装置では、遮断部材と基板との間の空間に窒素ガスが供給されるため、上記一連の処理が低酸素雰囲気において行われる。
特許文献2の基板処理装置においても同様に、基板の上面に雰囲気遮断板が近接した状態で、基板に対する薬液処理、洗浄処理および乾燥処理の一連の処理が行われる。当該基板処理装置では、洗浄処理がある程度進行した後に、雰囲気遮断板と基板との間の空間への窒素ガスの供給が開始される。また、窒素ガスの供給と並行して雰囲気遮断板が基板により近接した位置へと移動し、当該位置にて洗浄処理の続き、および、乾燥処理が行われることにより、窒素ガスの供給量を減らすことができる。
特開平11−176795号公報 特開2004−158482号公報
ところで、上述の遮断部材は基板に近接しているため、遮断部材の下面に薬液や洗浄液が付着し、乾燥後の基板上に垂れるおそれがある。また、遮断部材の下面に付着した薬液が乾燥し、パーティクルとして基板に付着するおそれもある。さらに、薬液処理の際には、遮断部材と基板との間の空間に生じる薬液雰囲気(すなわち、薬液のミストやヒューム等を含む雰囲気)が、基板の周囲に配置されたカップ部底部の排気口等から排気されるが、遮断部材と基板との間の距離が小さいため、基板周囲から薬液雰囲気を効率良く吸引することが難しい。
一方、薬液処理の際に、遮断部材と基板とを大きく離間させていると、遮断部材と基板との間の空間に滞留する薬液雰囲気の量が多くなる。当該薬液雰囲気は、上述の排気口から排気されることにより、洗浄処理の間にある程度減少するが、洗浄処理後も残留しているため、乾燥処理の際のパーティクルの原因となる可能性がある。しかしながら、洗浄処理の間に薬液雰囲気を完全に除去しようとすると、洗浄処理に要する時間が長くなり、生産効率が低下する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、基板上の薬液雰囲気を効率良く除去することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置であって、水平状態の基板を保持する基板保持部と、上下方向を向く中心軸を中心として前記基板を前記基板保持部と共に回転する基板回転機構と、前記基板の上面に薬液を供給する薬液供給部と、前記基板の前記上面に洗浄液を供給する洗浄液供給部と、前記基板の前記上面に対向する遮蔽板と、前記遮蔽板を前記基板に対して前記上下方向に相対的に移動する遮蔽板移動機構と、前記遮蔽板移動機構、前記薬液供給部、前記洗浄液供給部および前記基板回転機構を制御することにより、前記遮蔽板が前記基板に対して前記上下方向の第1相対位置に位置した状態で前記基板の前記上面に前記薬液を供給して薬液処理を行い、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第1相対位置よりも近接した第2相対位置に位置した状態で前記基板の前記上面に前記洗浄液を供給して洗浄処理を行い、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第2相対位置よりも近接した第3相対位置に位置した状態で前記基板を回転して乾燥処理を行う制御部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理装置であって、前記基板の周囲を覆うとともに前記基板の上方に位置する上部開口を有し、前記基板からの前記薬液を受けるカップ部と、前記カップ部の内部において前記基板よりも下方に設けられ、周囲のガスを吸引して前記カップ部の外部へと排出する排出ポートとをさらに備え、前記第2相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の基板処理装置であって、前記第1相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞する。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置であって、前記第3相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞する。
請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の基板処理装置であって、前記遮蔽板が、前記基板の前記上面を覆う本体部下面を有する遮蔽板本体部と、前記本体部下面の外周縁から下方に広がる内周面を有する遮蔽板外周部とを備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の基板処理装置であって、前記遮蔽板外周部の外周面が、前記中心軸を中心として前記上下方向に広がる円筒面であり、前記カップ部の前記上部開口の直径が、前記遮蔽板外周部の前記外周面の直径よりも大きく、前記遮蔽板が、前記第1相対位置、前記第2相対位置および前記第3相対位置のいずれに位置した状態であっても、前記遮蔽板外周部の前記外周面が、前記カップ部の前記上部開口の内周縁と近接して対向することにより、前記カップ部の前記上部開口を閉塞する。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理装置であって、前記基板よりも下方に設けられて周囲のガスを吸引する排出ポートをさらに備え、前記遮蔽板が、前記基板の前記上面を覆う本体部下面を有する遮蔽板本体部と、前記本体部下面の外周縁から下方に広がる内周面を有する遮蔽板外周部とを備える。
請求項8に記載の発明は、基板を処理する基板処理方法であって、a)水平状態の基板の上面に対向する遮蔽板が、前記基板に対して上下方向の第1相対位置に位置した状態で、前記基板の前記上面に薬液を供給して薬液処理を行う工程と、b)前記a)工程よりも後に、前記遮蔽板を前記基板に対して前記上下方向に相対的に移動し、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第1相対位置よりも近接した第2相対位置に位置した状態で、前記基板の前記上面に洗浄液を供給して洗浄処理を行う工程と、c)前記b)工程よりも後に、前記遮蔽板を前記基板に対して前記上下方向に相対的に移動し、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第2相対位置よりも近接した第3相対位置に位置した状態で、前記基板を回転して乾燥処理を行う工程とを備える。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の基板処理方法であって、前記基板の周囲を覆うとともに前記基板の上方に位置する上部開口を有するカップ部が、前記基板からの前記薬液を受け、前記カップ部の内部において前記基板よりも下方に設けられる排出ポートが、周囲のガスを吸引して前記カップ部の外部へと排出し、前記b)工程において、前記第2相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞する。
本発明では、基板上の薬液雰囲気を効率良く除去することができる。
第1の実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す図である。 気液供給部および気液排出部を示すブロック図である。 基板の処理の流れを示す図である。 基板処理装置を示す図である。 基板処理装置を示す図である。 第2の実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す図である。 第3の実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す図である。 基板処理装置を示す図である。 基板処理装置を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置1の構成を示す図である。基板処理装置1は、半導体基板9(以下、単に「基板9」という。)を1枚ずつ処理する枚葉式の装置である。図1では、基板処理装置1の構成の一部を断面にて示す。
基板処理装置1は、基板保持部31と、基板回転機構35と、カップ部41と、カップ部移動機構43と、トッププレート51と、遮蔽板移動機構53と、遮蔽板回転機構55と、ハウジング11と、制御部71とを備える。なお、後述する図4ないし図9では、制御部71の図示を省略する。ハウジング11は、基板保持部31、カップ部41およびトッププレート51等を収容する。図1では、ハウジング11を破線にて示す。ハウジング11の上部には、ハウジング11の内部空間に窒素(N)ガス等の不活性ガスを供給するガス供給部(図示省略)が設けられる。これにより、ハウジング11の内部空間に、下方に向かう不活性ガスのダウンフローが形成される。
基板保持部31は、上下方向を向く中心軸J1を中心とする略円板状の部材である。基板保持部31は、基板9の下方に配置され、水平状態の基板9の外縁部を保持する。基板回転機構35は、基板保持部31の下方に配置される。基板回転機構35は、中心軸J1を中心として基板9を基板保持部31と共に回転する。
カップ部41は、中心軸J1を中心とする環状の部材であり、基板9および基板保持部31の径方向外側に配置される。カップ部41は、基板9および基板保持部31の周囲を全周に亘って覆い、基板9から周囲に向かって飛散する薬液等を受ける。カップ部41は、中心軸J1を中心とする略円形の上部開口411を有する。図1に示す状態では、カップ部41の上部開口411は、基板9の上方に位置する。上部開口411の直径は、基板9の直径および基板保持部31の直径よりも大きい。カップ部移動機構43は、カップ部41の径方向外側に配置される。カップ部移動機構43は、カップ部41を上下方向に移動する。
カップ部41の底部には、排出ポート191が設けられる。排出ポート191は、カップ部41の内部において基板9よりも下方に設けられる。排出ポート191により、カップ部41にて受けられた薬液等がカップ部41およびハウジング11の外部へと排出される。また、排出ポート191により、カップ部41内において周囲のガスが吸引され、カップ部41およびハウジング11の外部へと排出される。
トッププレート51は、中心軸J1を中心とする略円板状の部材である。トッププレート51は、基板9の上面91に対向し、基板9の上方を遮蔽する遮蔽板である。トッププレート51の直径は、カップ部41の上部開口411の直径よりも僅かに小さい。トッププレート51の直径は、基板9の直径よりも大きく、トッププレート51の外周縁は、基板9の外周縁よりも全周に亘って径方向外側に位置する。トッププレート51の中央部には、基板9の上面91の中央部に向かって薬液等を供給する上部中央ノズル181が設けられる。
遮蔽板移動機構53は、ハウジング11の上側に設けられ、トッププレート51を上下方向に移動する。遮蔽板回転機構55は、ハウジング11の上側に設けられ、トッププレート51を中心軸J1を中心として回転する。遮蔽板回転機構55の回転軸551内には、上述の上部中央ノズル181が配置される。
図2は、基板処理装置1が備える気液供給部18および気液排出部19を示すブロック図である。気液供給部18は、処理液供給部811と、ガス供給部812とを備える。処理液供給部811は、上部中央ノズル181と、薬液供給部813と、洗浄液供給部814とを備える。薬液供給部813および洗浄液供給部814は、それぞれバルブを介して上部中央ノズル181に接続される。ガス供給部812は、上部中央ノズル181と、不活性ガス供給部816とを備える。不活性ガス供給部816は、バルブを介して上部中央ノズル181に接続される。
上部中央ノズル181の下端の中央部には、基板9の上面91に向けて処理液を供給する処理液吐出口183が設けられる。薬液供給部813から送出された薬液は、処理液吐出口183から基板9の上面91に供給される。洗浄液供給部814から送出された洗浄液も、処理液吐出口183から基板9の上面91に供給される。また、上部中央ノズル181の下端において、処理液吐出口183の周囲には、略環状のガス噴出口185が設けられる。不活性ガス供給部816から送出された不活性ガスは、ガス噴出口185からトッププレート51の下方の空間(すなわち、トッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の空間)に向けて供給される。上部中央ノズル181の下端は、上下方向において、トッププレート51の下面513とおよそ同じ位置に配置される。
気液排出部19は、排出ポート191と、気液分離部193と、排気部194と、薬液回収部195と、排液部196とを備える。排出ポート191は、気液分離部193に接続される。気液分離部193は、排気部194、薬液回収部195および排液部196にそれぞれバルブを介して接続される。気液供給部18および気液排出部19の各構成は、制御部71により制御される。基板回転機構35、カップ部移動機構43、遮蔽板移動機構53および遮蔽板回転機構55(図1参照)等の機構も制御部71により制御される。
薬液供給部813から上部中央ノズル181を介して基板9上に供給される薬液は、例えば、ポリマー除去液、あるいは、フッ酸や水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液等のエッチング液である。洗浄液供給部814から上部中央ノズル181を介して基板9上に供給される洗浄液は、例えば、純水(DIW:deionized water)である。処理液供給部811は、上記薬液および洗浄液以外の処理液を供給する他の供給部を備えていてもよい。不活性ガス供給部816から供給されるガスは、例えば、窒素ガスである。ガス供給部812は、窒素ガス以外の不活性ガス、または、不活性ガス以外のガスを供給する他の供給部を備えていてもよい。
図3は、基板処理装置1における基板9の処理の流れを示す図である。基板処理装置1では、まず、カップ部移動機構43によりカップ部41が下降し、カップ部41の上部開口411が基板保持部31よりも下方に位置する。また、遮蔽板移動機構53によりトッププレート51が上昇し、基板保持部31から大きく離間する。そして、基板9がハウジング11内に搬入され、基板保持部31により保持される。
基板9が保持されると、制御部71によりカップ部移動機構43が制御されることによりカップ部41が上昇し、図1に示す位置に位置する。また、制御部71により遮蔽板移動機構53が制御されることによりトッププレート51が下降し、図1に示す位置に位置する。以下の説明では、図1に示す基板処理装置1の状態を「第1処理状態」という。また、図1に示すトッププレート51およびカップ部41の基板9に対する上下方向の相対位置をそれぞれ「第1相対位置」という。第1相対位置に位置するトッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の上下方向の距離は、例えば、10mm以上20mm以下である。図1に示す例では、当該距離は約10mmである。
第1相対位置に位置するトッププレート51と、第1相対位置に位置するカップ部41の上部開口411とは、上下方向においておよそ同じ位置に位置する。トッププレート51の外周縁とカップ部41の上部開口411の内周縁とは、僅かな間隙を介して近接し、径方向に対向する。これにより、第1処理状態の基板処理装置1では、第1相対位置に位置するトッププレート51により、カップ部41の上部開口411が閉塞される。トッププレート51によるカップ部41の上部開口411の閉塞は、上部開口411を完全に密閉するものではなく、僅かな間隙の存在を許容する閉塞である。トッププレート123によりカップ部41の上部開口411が閉塞された状態では、トッププレート51の外周縁とカップ部41の上部開口411の内周縁との間の径方向の距離は、2mm以下である。これにより、カップ部41の外部のガスが上部開口411からカップ部41の内部に流入することが、実質的に防止される。
第1処理状態の基板処理装置1では、上部中央ノズル181を介して、基板9とトッププレート51との間の空間に対する不活性ガスの供給が開始される。上部中央ノズル181からの不活性ガスの供給は、基板9に対する一連の処理(すなわち、後述する薬液処理、洗浄処理および乾燥処理)が終了するまで継続される。これにより、基板9の上方の空間が低酸素雰囲気となる。また、排出ポート191を介したカップ部41内のガスの排出も、基板9に対する一連の処理が終了するまで継続される。
続いて、制御部71により基板回転機構35が制御されることにより、基板9の回転が開始される。そして、制御部71により薬液供給部813が制御されることにより、上部中央ノズル181を介して、回転中の基板9の上面91に薬液が供給される。回転する基板9の中央部に供給された薬液は、遠心力により上面91上を径方向外方へと移動し、基板9の外縁からカップ部41へと飛散する。カップ部41により受けられた薬液は、カップ部41の底部に設けられた排出ポート191を介してカップ部41およびハウジング11の外部へと排出され、薬液回収部195(図2参照)により回収される。
基板処理装置1では、基板9の上面91に所定の時間だけ薬液が供給されることにより、基板9の上面91に対する薬液処理が行われる(ステップS11)。ステップS11の薬液処理は、トッププレート51およびカップ部41が第1相対位置に位置した状態(すなわち、第1処理状態)で行われる。上述のように、第1相対位置に位置するトッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の上下方向の距離は10mm以上20mm以下である。このため、基板9に対する薬液処理の際に、トッププレート51の下面513に薬液が付着することを防止することができるとともに、基板9の上方の空間を低酸素雰囲気に維持することができる。基板9に対する薬液処理が終了すると、薬液供給部813からの薬液の供給が停止される。
次に、制御部71によりカップ部移動機構43が制御されることによりカップ部41が下降し、図4に示す位置に位置する。また、制御部71により遮蔽板移動機構53が制御されることによりトッププレート51が下降し、図4に示す位置に位置する。換言すれば、トッププレート51およびカップ部41が基板9に対して上下方向に相対的に移動する(ステップS12)。以下の説明では、図4に示す基板処理装置1の状態を「第2処理状態」という。また、図4に示すトッププレート51およびカップ部41の基板9に対する上下方向の相対位置をそれぞれ「第2相対位置」という。
第2相対位置に位置するトッププレート51は、第1相対位置よりも基板9に対して近接する。第2相対位置に位置するトッププレート51は、第1相対位置に位置する場合と同様に、基板9の上面91に対向し、基板9の上方を遮蔽する。第2相対位置に位置するカップ部41は、第1相対位置に位置する場合と同様に、基板9および基板保持部31の周囲を全周に亘って覆う。
トッププレート51が第1相対位置から第2相対位置へと移動することにより、トッププレート51と基板9との間の空間に存在する薬液雰囲気(すなわち、薬液のミストやヒューム等を含む雰囲気)が、基板9の周囲へと押し出され、排出ポート191を介してカップ部41の外部へと排出される。第2相対位置に位置するトッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の上下方向の距離は、例えば、3mm以上10mm以下である。図4に示す例では、当該距離は約5mmである。
第2相対位置に位置するトッププレート51と、第2相対位置に位置するカップ部41の上部開口411とは、上下方向においておよそ同じ位置に位置する。トッププレート51の外周縁とカップ部41の上部開口411の内周縁とは、僅かな間隙を介して近接し、径方向に対向する。これにより、第2処理状態の基板処理装置1では、第2相対位置に位置するトッププレート51により、カップ部41の上部開口411が閉塞される。
トッププレート51が第2相対位置に位置すると、制御部71により洗浄液供給部814(図2参照)が制御されることにより、上部中央ノズル181を介して、回転中の基板9の上面91に洗浄液が供給される。回転する基板9の中央部に供給された洗浄液は、遠心力により上面91上を径方向外方へと移動し、基板9の外縁からカップ部41へと飛散する。カップ部41により受けられた洗浄液は、カップ部41の底部に設けられた排出ポート191を介してカップ部41およびハウジング11の外部へと排出され、排液部196(図2参照)により廃棄される。
基板処理装置1では、基板9の上面91に所定の時間だけ洗浄液が供給されることにより、基板9の上面91に対する洗浄処理が行われる(ステップS13)。ステップS13の洗浄処理は、トッププレート51およびカップ部41が第2相対位置に位置した状態(すなわち、第2処理状態)で行われる。洗浄処理が行われる間、基板9と第2相対位置に位置するトッププレート51との間の空間に存在する薬液雰囲気は、排出ポート191を介して吸引されることにより基板9の周囲へと移動し、排出ポート191を介してカップ部41の外部へと排出される。
上述のように、第2相対位置に位置するトッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の上下方向の距離は3mm以上10mm以下である。このため、基板9に対する洗浄処理の際に、トッププレート51の下面513に洗浄液が付着することを抑制することができるとともに、基板9の上方の空間を低酸素雰囲気に維持することができる。また、基板9とトッププレート51との間の空間から、薬液雰囲気が効率良く除去される。基板9に対する洗浄処理が終了すると、洗浄液供給部814からの洗浄液の供給が停止される。
続いて、制御部71によりカップ部移動機構43が制御されることによりカップ部41が下降し、図5に示す位置に位置する。また、制御部71により遮蔽板移動機構53が制御されることによりトッププレート51が下降し、図5に示す位置に位置する。換言すれば、トッププレート51およびカップ部41が基板9に対して上下方向に相対的に移動する(ステップS14)。以下の説明では、図5に示す基板処理装置1の状態を「第3処理状態」という。また、図5に示すトッププレート51およびカップ部41の基板9に対する上下方向の相対位置をそれぞれ「第3相対位置」という。
第3相対位置に位置するトッププレート51は、第1相対位置および第2相対位置よりも基板9に対して近接する。第3相対位置に位置するトッププレート51は、第1相対位置に位置する場合と同様に、基板9の上面91に対向し、基板9の上方を遮蔽する。第3相対位置に位置するカップ部41は、第1相対位置に位置する場合と同様に、基板9および基板保持部31の周囲を全周に亘って覆う。第3相対位置に位置するトッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の上下方向の距離は、例えば、1mm以上3mm以下である。図5に示す例では、当該距離は約2.5mmである。
第3相対位置に位置するトッププレート51と、第3相対位置に位置するカップ部41の上部開口411とは、上下方向においておよそ同じ位置に位置する。トッププレート51の外周縁とカップ部41の上部開口411の内周縁とは、僅かな間隙を介して近接し、径方向に対向する。これにより、第3処理状態の基板処理装置1では、第3相対位置に位置するトッププレート51により、カップ部41の上部開口411が閉塞される。
トッププレート51が第3相対位置に位置すると、制御部71により基板回転機構35が制御されることにより、基板9の回転速度が増大する。基板9が比較的高速にて回転することにより、基板9の上面91上の洗浄液が径方向外方へと移動し、基板9の外縁から周囲へと飛散する。その結果、基板9上の洗浄液が除去される(ステップS15)。以下、ステップS15の処理を「乾燥処理」という。基板9から飛散してカップ部41により受けられた洗浄液は、排出ポート191を介してカップ部41およびハウジング11の外部へと排出され、排液部196(図2参照)により廃棄される。
ステップS15の乾燥処理の際には、制御部71により遮蔽板回転機構55が制御されることにより、トッププレート51が、基板9と同じ回転方向に基板9の回転速度とおよそ等しい回転速度にて回転する。基板9の上面91に近接した第3相対位置にトッププレート51が配置されることにより、基板9から飛散した洗浄液等が、カップ部41等にて跳ね返って基板9の上面91に再付着することを抑制(または防止)することができる。また、トッププレート51が回転することにより、トッププレート51に洗浄液等が付着している場合であっても、当該洗浄液等をトッププレート51の周囲へと飛散させ、トッププレート51上から除去することができる。
基板処理装置1では、上述のように、ステップS15の乾燥処理の際にも、上部中央ノズル181のガス噴出口185(図2参照)を介して、トッププレート51の下面513と基板9の上面91との間の空間に不活性ガスが供給される。これにより、基板9とトッププレート51との間の空間から、より一層速やかに洗浄液等を排出することができ、基板9の乾燥を促進することができる。
基板9の乾燥処理が終了すると、基板9およびトッププレート51の回転が停止され、上部中央ノズル181からの不活性ガスの供給も停止される。そして、カップ部移動機構43によりカップ部41が下降し、カップ部41の上部開口411が基板9および基板保持部31よりも下方に位置する。また、遮蔽板移動機構53によりトッププレート51が上昇し、基板9および基板保持部31から大きく離間する。その後、基板9がハウジング11外へと搬出される。基板処理装置1では、複数の基板9に対して順次、上述のステップS11〜S15が行われる。
以上に説明したように、基板処理装置1では、制御部71により遮蔽板移動機構53、薬液供給部813、洗浄液供給部814および基板回転機構35が制御されることにより、まず、トッププレート51が基板9に対して上下方向の第1相対位置に位置した状態で、基板9の上面91に薬液が供給されて薬液処理が行われる。第1相対位置に位置するトッププレート51は基板9と比較的大きく離れているため、基板9上に供給された薬液がトッププレート51の下面513等に付着することを防止することができる。
続いて、トッププレート51が下降し、基板9に対して第1相対位置よりも近接した第2相対位置に位置する。これにより、薬液処理の際にトッププレート51と基板9との間の空間に生じた薬液雰囲気が、基板9の周囲へと押し出され、排出ポート191を介してカップ部41の外部へと排出される。その結果、基板9の上方に存在する薬液雰囲気を減少させることができる。
次に、トッププレート51が基板9に対して第2相対位置に位置した状態で、基板9の上面91に洗浄液が供給されて洗浄処理が行われる。第2相対位置に位置するトッププレート51は基板9と適度に離れているため、トッププレート51と基板9とが非常に近接している状態(例えば、トッププレート51が第3相対位置に位置した状態)に比べて、トッププレート51と基板9との間の空間に存在する薬液雰囲気を、基板9の周囲から効率良く吸引することができ、排出ポート191を介してカップ部41の外部へと排出することができる。その結果、所定の時間だけ行われる洗浄処理の間に、基板9上の薬液雰囲気を効率良く除去することができる。
基板処理装置1では、さらに、トッププレート51が下降し、基板9に対して第2相対位置よりも近接した第3相対位置に位置する。そして、基板9が比較的高速にて回転して基板9の乾燥処理が行われる。上述のように、トッププレート51と基板9との間の空間に生じた薬液雰囲気は、トッププレート51が第3相対位置に位置するよりも前に、当該空間から効率良く除去されるため、乾燥処理の際に、基板9上の薬液雰囲気に起因するパーティクルの発生を抑制(または、防止)することができる。
基板処理装置1では、トッププレート51が、洗浄処理が行われるよりも前に第1相対位置から第2相対位置へと移動し、洗浄処理が終了するまで、トッププレート51の位置が第2相対位置にて維持される。これにより、洗浄処理が行われている間、基板9上の薬液雰囲気を常に効率良く除去することができる。したがって、乾燥処理の際に、基板9上の薬液雰囲気に起因するパーティクルの発生を、より一層抑制(または、防止)することができる。
基板処理装置1では、基板9に対する薬液処理、洗浄処理および乾燥処理の一連の処理が行われる間、上部中央ノズル181からトッププレート51と基板9との間の空間に不活性ガスが継続的に供給される。これにより、当該一連の処理を、低酸素雰囲気にて行うことができる。また、基板9に対する洗浄処理の間、上部中央ノズル181から不活性ガスが供給されることにより、トッププレート51と基板9との間の空間から薬液雰囲気をより一層効率良く除去することができる。さらに、基板9に対する乾燥処理の間、上部中央ノズル181から不活性ガスが供給されることにより、基板9を効率良く乾燥させることができる。
上述のように、基板処理装置1では、基板9に対する洗浄処理の際に、第2相対位置に位置したトッププレート51によりカップ部41の上部開口411が閉塞された状態で、排出ポート191を介したガスの吸引が行われる。これにより、トッププレート51と基板9との間の薬液雰囲気が、カップ部41の上部開口411が開放された状態(例えば、トッププレート51がカップ部41の上部開口411から上下方向に大きく離間し、トッププレート51と上部開口411との間に比較的大きな間隙が存在する状態)に比べて、基板9の周囲から効率良く吸引される。その結果、基板9に対する洗浄処理の際に、基板9上の薬液雰囲気をさらに効率良く除去することができる。
基板処理装置1では、基板9に対する薬液処理が、第1相対位置に位置したトッププレート51によりカップ部41の上部開口411が閉塞された状態で行われる。これにより、トッププレート51と基板9との間の薬液雰囲気が、カップ部41の上部開口411が開放された状態に比べて、基板9の周囲から効率良く吸引される。その結果、薬液処理終了時における基板9上の薬液雰囲気の濃度を低減することができ、基板9に対する洗浄処理の際に、基板9上の薬液雰囲気をより一層効率良く除去することができる。また、カップ部41の上部開口411が閉塞されることにより、基板9の上方に生じた薬液雰囲気が、上部開口411を介してカップ部41の外部へと拡散することを抑制(または、防止)することができる。その結果、カップ部41の外部におけるパーティクルの発生を抑制(または、防止)することができる。
基板処理装置1では、基板9に対する乾燥処理が、第3相対位置に位置したトッププレート51によりカップ部41の上部開口411が閉塞された状態で行われる。これにより、トッププレート51と基板9との間のガスを基板9の周囲から吸引する際の吸引効率が、カップ部41の上部開口411が開放された状態に比べて向上する。その結果、基板9を効率良く乾燥することができる。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る基板処理装置1aの構成を示す図である。図6に示すように、基板処理装置1aは、図1に示すトッププレート51に代えて、トッププレート51とは構造が異なるトッププレート51aを備える点を除き、図1に示す基板処理装置1とおよそ同様の構造を有する。以下の説明では、基板処理装置1の各構成と対応する基板処理装置1aの構成に同符号を付す。
図6に示すように、トッププレート51aは、遮蔽板本体部であるプレート本体部511と、遮蔽板外周部であるプレート外周部512とを備える。プレート本体部511とプレート外周部512とは一繋がりの部材である。プレート本体部511は、中心軸J1に略垂直な略円板状の部材であり、基板9の上方にて基板9に対向する。プレート本体部511の形状および大きさは、図1に示すトッププレート51とおよそ同じである。プレート本体部511は、基板9の上面91を覆う本体部下面516を有する。プレート本体部511の本体部下面516の直径は、基板9の直径よりも大きく、プレート本体部511の本体部下面516の外周縁は、基板9の外周縁よりも全周に亘って径方向外側に位置する。
プレート外周部512は、プレート本体部511の外周部から下方に向かって広がる環状の部材である。図6に示す例では、プレート外周部512は、プレート本体部511の外周部から、径方向外方かつ下方に向かって広がる板状の傾斜部である。プレート外周部512は、内周面514と、外周面515とを有する。プレート外周部512の内周面514は、プレート本体部511の本体部下面516の外周縁から径方向外方かつ下方に広がる。カップ部41の上部開口411の直径は、プレート外周部512の下端縁の直径よりも僅かに大きい。
基板処理装置1aにおける基板9の処理の流れは、図1に示す基板処理装置1における基板9の処理の流れ(図3参照)と同様である。基板処理装置1aでは、基板処理装置1と同様に、洗浄処理の間に基板9上の薬液雰囲気を効率良く除去することができる。ステップS12では、上記と同様に、トッププレート51aが、遮蔽板移動機構53により第1相対位置から図6に示す第2相対位置へと下降して基板9に近づく。これにより、ステップS11の薬液処理の際にトッププレート51aと基板9との間の空間に生じた薬液雰囲気が、基板9の周囲へと押し出され、排出ポート191を介してカップ部41の外部へと排出される。その結果、基板9の上方に存在する薬液雰囲気を減少させることができる。
上述のように、トッププレート51aでは、プレート本体部511の周囲にプレート外周部512が設けられ、プレート外周部512の内周面514が、プレート本体部511の本体部下面516の外周縁から下方に広がる。これにより、ステップS12においてトッププレート51aが下降する際に、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気が、プレート外周部512の内周面514に沿って下方へと導かれる。換言すれば、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気が、プレート外周部512の内周面514により、カップ部41の底部に配置された排出ポート191へと案内される。これにより、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気を、さらに効率良くカップ部41の外部へと排出することができる。その結果、基板9の上方に存在する薬液雰囲気をより一層減少させることができる。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る基板処理装置1bの構成を示す図である。図7に示すように、基板処理装置1bは、図1に示すトッププレート51に代えて、トッププレート51とは構造が異なるトッププレート51bを備える点、および、カップ部移動機構43が省略される点を除き、図1に示す基板処理装置1とおよそ同様の構造を有する。以下の説明では、基板処理装置1の各構成と対応する基板処理装置1bの構成に同符号を付す。
図7に示すように、トッププレート51bは、遮蔽板本体部であるプレート本体部511bと、遮蔽板外周部であるプレート外周部512bとを備える。プレート本体部511bとプレート外周部512bとは一繋がりの部材である。プレート本体部511bは、中心軸J1に略垂直な略円板状の部材であり、基板9の上方にて基板9に対向する。プレート本体部511bの直径は、上述のトッププレート51およびプレート本体部511の直径よりも大きい。
プレート外周部512bは、プレート本体部511bの外周部から下方に向かって広がる環状の部材である。図7に示す例では、プレート外周部512bは、プレート本体部511bの外周縁から下方に広がる略円筒状の部材である。プレート外周部512bは、内周面514と、外周面515とを有する。プレート外周部512bの内周面514および外周面515は、中心軸J1を中心として上下方向に広がる略円筒面である。プレート外周部512bの内周面514は、プレート本体部511bの本体部下面516の外周縁から下方に広がる。プレート外周部512bの内周面514の直径は、基板9の直径よりも大きく、プレート外周部512bの内周面514の下端縁は、基板9の外周縁よりも全周に亘って径方向外側に位置する。カップ部41の上部開口411の直径は、プレート外周部512bの外周面515の直径よりも僅かに大きい。
基板処理装置1bにおける基板9の処理の流れは、図1に示す基板処理装置1における基板9の処理の流れとおよそ同様である。基板処理装置1bでは、基板処理装置1と同様に、トッププレート51bが図7に示す第1相対位置に位置した状態で、基板9の上面91に薬液が供給されて薬液処理が行われる(図3:ステップS11)。トッププレート51bが第1相対位置に位置した状態では、プレート外周部512bの外周面515の下端部が、カップ部41の上部開口411の内周縁と僅かな間隙を介して近接し、径方向に対向する。これにより、カップ部41の上部開口411がトッププレート51bにより閉塞される。
薬液処理が終了すると、遮蔽板移動機構53によりトッププレート51bが下降し、図8に示すように、第1相対位置よりも基板9に近接した第2相対位置に位置する(ステップS12)。このとき、カップ部41は上下方向に移動しない。そして、トッププレート51bが第2相対位置に位置した状態で、基板9の上面91に洗浄液が供給されて洗浄処理が行われる(ステップS13)。トッププレート51bが第2相対位置に位置した状態では、プレート外周部512bの外周面515の上下方向における中央部が、カップ部41の上部開口411の内周縁と僅かな間隙を介して近接し、径方向に対向する。これにより、カップ部41の上部開口411がトッププレート51bにより閉塞される。
洗浄処理が終了すると、トッププレート51bが下降し、図9に示すように、第2相対位置よりも基板9に近接した第3相対位置に位置する(ステップS14)。このとき、カップ部41は上下方向に移動しない。そして、トッププレート51bが第3相対位置に位置した状態で、基板9が比較的高速にて回転されて乾燥処理が行われる(ステップS15)。トッププレート51bが第3相対位置に位置した状態では、プレート外周部512bの外周面515の上端部が、カップ部41の上部開口411の内周縁と僅かな間隙を介して近接し、径方向に対向する。これにより、カップ部41の上部開口411がトッププレート51bにより閉塞される。
基板処理装置1bでは、上述のステップS11〜S15が行われることにより、図1に示す基板処理装置1と同様に、洗浄処理の間に基板9上の薬液雰囲気を効率良く除去することができる。また、トッププレート51bにプレート外周部512bが設けられることにより、図6に示す基板処理装置1aと同様に、ステップS12においてトッププレート51bが図8に示す第2相対位置へと下降する際に、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気が、プレート外周部512bの内周面514により、カップ部41の底部に配置された排出ポート191へと案内される。これにより、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気を、さらに効率良くカップ部41の外部へと排出することができる。その結果、基板9の上方に存在する薬液雰囲気をより一層減少させることができる。
上述のように、基板処理装置1bでは、トッププレート51bが、第1相対位置、第2相対位置および第3相対位置のいずれに位置した状態であっても、プレート外周部512bの外周面515が、カップ部41の上部開口411の内周縁と近接して対向する。これにより、カップ部41を上下方向に移動することなく、トッププレート51bによりカップ部41の上部開口411が閉塞される。このように、基板処理装置1bでは、薬液処理、洗浄処理および乾燥処理のいずれの処理状態においても、簡単な構造でカップ部41の上部開口411を閉塞することができる。
上記基板処理装置1,1a,1bでは、様々な変更が可能である。
例えば、基板処理装置1,1a,1bでは、遮蔽板移動機構53は、トッププレート51を基板9および基板保持部31に対して上下方向に相対的に移動する機構であればよい。基板処理装置1,1aでは、カップ部移動機構43は、カップ部41を基板9および基板保持部31に対して上下方向に相対的に移動する機構であればよい。例えば、基板処理装置1,1a,1bでは、トッププレート51,51a,51bおよびカップ部41の上下方向の位置が固定され、基板9を基板保持部31と共に上下方向に移動する基板移動機構が設けられてもよい。当該基板移動機構により基板9が上下方向に移動することにより、トッププレート51,51a,51bの基板9に対する相対位置が、上述の第1相対位置、第2相対位置および第3相対位置とされてもよい。この場合、当該基板移動機構が、トッププレート51,51a,51bを基板9に対して上下方向に相対的に移動する遮蔽板移動機構である。
基板処理装置1,1a,1bでは、第1相対位置、第2相対位置および第3相対位置のいずれかの位置、または、全ての位置において、トッププレート51,51a,51bがカップ部41の上部開口411よりも上方または下方に位置し、上部開口411が閉塞されることなく開放されていてもよい。
基板処理装置1,1a,1bでは、カップ部41が省略されてもよい。この場合、排出ポート191は、ハウジング11内において、基板9よりも下方に設けられる。基板処理装置1a,1bでは、ステップS12においてトッププレート51a,51bが下降する際に、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気が、プレート外周部512,512bの内周面514により基板9の下方に配置された排出ポート191へと案内される。これにより、基板9上から周囲へと押し出された薬液雰囲気を効率良く排出することができ、その結果、基板9の上方に存在する薬液雰囲気を減少させることができる。
基板処理装置1,1a,1bでは、カップ部41は、同心円状に配置された複数のカップを備えていてもよい。この場合、基板9上に供給される処理液の種類が切り替えられる際に(例えば、薬液から洗浄液に切り替えられる際に)、基板9からの処理液を受けるカップも切り替えられることが好ましい。これにより、複数の処理液を容易に分別して回収または廃棄することができる。
基板処理装置1,1a,1bでは、基板保持部31の中央部に下部ノズルが設けられ、基板9の上面91に対する薬液処理と並行して基板9の下面に薬液が供給され、基板9の上面91に対する洗浄処理と並行して基板9の下面に洗浄液が供給されてもよい。
ステップS11の薬液処理は、ポリマー除去やエッチングに限らず、塩酸やフッ酸等の様々な処理液を用いた様々な処理であってよい。基板処理装置1,1a,1bでは、トッププレート51,51a,51bを利用して、低酸素環境下で行うことが望ましい様々な処理を行うことができる。上部中央ノズル181から供給される不活性ガスは、窒素ガスには限定されず、アルゴン等の他の不活性ガスであってもよい。また、上部中央ノズル181から供給されるガスは、基板9上を所望のガス雰囲気とするためのガス、例えば、ガス組成比が管理された混合ガス(すなわち、複数種類のガスが混合されたもの)であってもよい。基板処理装置1,1a,1bでは、上部中央ノズル181からのガスの供給は必ずしも行われなくてもよい。基板処理装置1,1a,1bでは、半導体基板以外の様々な基板に対する処理が行われてもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
1,1a,1b 基板処理装置
9 基板
31 基板保持部
35 基板回転機構
41 カップ部
51,51a,51b トッププレート
53 遮蔽板移動機構
55 遮蔽板回転機構
71 制御部
91 上面
191 排出ポート
411 上部開口
511,511b プレート本体部
512,512b プレート外周部
514 (プレート外周部の)内周面
515 (プレート外周部の)外周面
516 本体部下面
813 薬液供給部
814 洗浄液供給部
J1 中心軸
S11〜S15 ステップ

Claims (9)

  1. 基板を処理する基板処理装置であって、
    水平状態の基板を保持する基板保持部と、
    上下方向を向く中心軸を中心として前記基板を前記基板保持部と共に回転する基板回転機構と、
    前記基板の上面に薬液を供給する薬液供給部と、
    前記基板の前記上面に洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
    前記基板の前記上面に対向する遮蔽板と、
    前記遮蔽板を前記基板に対して前記上下方向に相対的に移動する遮蔽板移動機構と、
    前記遮蔽板移動機構、前記薬液供給部、前記洗浄液供給部および前記基板回転機構を制御することにより、前記遮蔽板が前記基板に対して前記上下方向の第1相対位置に位置した状態で前記基板の前記上面に前記薬液を供給して薬液処理を行い、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第1相対位置よりも近接した第2相対位置に位置した状態で前記基板の前記上面に前記洗浄液を供給して洗浄処理を行い、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第2相対位置よりも近接した第3相対位置に位置した状態で前記基板を回転して乾燥処理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記基板の周囲を覆うとともに前記基板の上方に位置する上部開口を有し、前記基板からの前記薬液を受けるカップ部と、
    前記カップ部の内部において前記基板よりも下方に設けられ、周囲のガスを吸引して前記カップ部の外部へと排出する排出ポートと、
    をさらに備え、
    前記第2相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置であって、
    前記第1相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記第3相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記遮蔽板が、
    前記基板の前記上面を覆う本体部下面を有する遮蔽板本体部と、
    前記本体部下面の外周縁から下方に広がる内周面を有する遮蔽板外周部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項5に記載の基板処理装置であって、
    前記遮蔽板外周部の外周面が、前記中心軸を中心として前記上下方向に広がる円筒面であり、
    前記カップ部の前記上部開口の直径が、前記遮蔽板外周部の前記外周面の直径よりも大きく、
    前記遮蔽板が、前記第1相対位置、前記第2相対位置および前記第3相対位置のいずれに位置した状態であっても、前記遮蔽板外周部の前記外周面が、前記カップ部の前記上部開口の内周縁と近接して対向することにより、前記カップ部の前記上部開口を閉塞することを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記基板よりも下方に設けられて周囲のガスを吸引する排出ポートをさらに備え、
    前記遮蔽板が、
    前記基板の前記上面を覆う本体部下面を有する遮蔽板本体部と、
    前記本体部下面の外周縁から下方に広がる内周面を有する遮蔽板外周部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  8. 基板を処理する基板処理方法であって、
    a)水平状態の基板の上面に対向する遮蔽板が、前記基板に対して上下方向の第1相対位置に位置した状態で、前記基板の前記上面に薬液を供給して薬液処理を行う工程と、
    b)前記a)工程よりも後に、前記遮蔽板を前記基板に対して前記上下方向に相対的に移動し、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第1相対位置よりも近接した第2相対位置に位置した状態で、前記基板の前記上面に洗浄液を供給して洗浄処理を行う工程と、
    c)前記b)工程よりも後に、前記遮蔽板を前記基板に対して前記上下方向に相対的に移動し、前記遮蔽板が前記基板に対して前記第2相対位置よりも近接した第3相対位置に位置した状態で、前記基板を回転して乾燥処理を行う工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  9. 請求項8に記載の基板処理方法であって、
    前記基板の周囲を覆うとともに前記基板の上方に位置する上部開口を有するカップ部が、前記基板からの前記薬液を受け、
    前記カップ部の内部において前記基板よりも下方に設けられる排出ポートが、周囲のガスを吸引して前記カップ部の外部へと排出し、
    前記b)工程において、前記第2相対位置に位置した前記遮蔽板が、前記カップ部の前記上部開口を閉塞することを特徴とする基板処理方法。
JP2014198208A 2014-09-29 2014-09-29 基板処理装置および基板処理方法 Active JP6523643B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014198208A JP6523643B2 (ja) 2014-09-29 2014-09-29 基板処理装置および基板処理方法
TW104131256A TWI594363B (zh) 2014-09-29 2015-09-22 基板處理裝置及基板處理方法
KR1020150134627A KR101796833B1 (ko) 2014-09-29 2015-09-23 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
US14/868,430 US9721815B2 (en) 2014-09-29 2015-09-29 Substrate processing apparatus and substrate processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014198208A JP6523643B2 (ja) 2014-09-29 2014-09-29 基板処理装置および基板処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016072343A true JP2016072343A (ja) 2016-05-09
JP6523643B2 JP6523643B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=55585243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014198208A Active JP6523643B2 (ja) 2014-09-29 2014-09-29 基板処理装置および基板処理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9721815B2 (ja)
JP (1) JP6523643B2 (ja)
KR (1) KR101796833B1 (ja)
TW (1) TWI594363B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003097A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置、基板液処理方法および記録媒体
JP2019046892A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置
JP2019533315A (ja) * 2016-10-25 2019-11-14 エーシーエム リサーチ (シャンハイ) インコーポレーテッド 半導体基板に対する湿式工程の装置および方法
WO2020100829A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理装置の洗浄方法
JPWO2020121886A1 (ja) * 2018-12-14 2021-10-21 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法
TWI774756B (zh) * 2018-04-24 2022-08-21 大陸商盛美半導體設備(上海)股份有限公司 對半導體基板進行濕處理的裝置和方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10707099B2 (en) * 2013-08-12 2020-07-07 Veeco Instruments Inc. Collection chamber apparatus to separate multiple fluids during the semiconductor wafer processing cycle
JP6367763B2 (ja) * 2015-06-22 2018-08-01 株式会社荏原製作所 ウェーハ乾燥装置およびウェーハ乾燥方法
TWI797121B (zh) 2017-04-25 2023-04-01 美商維克儀器公司 半導體晶圓製程腔體
JP7045867B2 (ja) * 2018-01-26 2022-04-01 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法
JP7093703B2 (ja) * 2018-09-07 2022-06-30 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および基板処理方法
JP7353079B2 (ja) * 2019-07-04 2023-09-29 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11176795A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法および基板処理装置
JP2004158482A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2004296610A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2005039205A (ja) * 2003-06-27 2005-02-10 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 異物除去装置、基板処理装置および基板処理方法
JP2009218404A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5947136A (en) * 1996-09-10 1999-09-07 Silicon Valley Group Inc. Catch cup cleaning system
JP2002273360A (ja) * 2001-03-22 2002-09-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP4074814B2 (ja) 2002-01-30 2008-04-16 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置および基板処理方法
US7018555B2 (en) * 2002-07-26 2006-03-28 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate treatment method and substrate treatment apparatus
JP4763563B2 (ja) 2006-09-20 2011-08-31 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理方法
JP4886544B2 (ja) * 2007-02-09 2012-02-29 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理方法および基板処理装置
JP5117365B2 (ja) * 2008-02-15 2013-01-16 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体
JP5642574B2 (ja) * 2011-01-25 2014-12-17 東京エレクトロン株式会社 液処理装置および液処理方法
JP5496966B2 (ja) * 2011-08-05 2014-05-21 東京エレクトロン株式会社 液処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11176795A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法および基板処理装置
JP2004158482A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2004296610A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2005039205A (ja) * 2003-06-27 2005-02-10 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 異物除去装置、基板処理装置および基板処理方法
JP2009218404A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003097A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置、基板液処理方法および記録媒体
JP2019533315A (ja) * 2016-10-25 2019-11-14 エーシーエム リサーチ (シャンハイ) インコーポレーテッド 半導体基板に対する湿式工程の装置および方法
US11626297B2 (en) 2016-10-25 2023-04-11 Acm Research (Shanghai), Inc. Apparatus and method for wet process on semiconductor substrate
JP2019046892A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置
JP7017342B2 (ja) 2017-08-31 2022-02-08 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置
TWI774756B (zh) * 2018-04-24 2022-08-21 大陸商盛美半導體設備(上海)股份有限公司 對半導體基板進行濕處理的裝置和方法
JPWO2020100829A1 (ja) * 2018-11-16 2021-09-27 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理装置の洗浄方法
KR20210088644A (ko) * 2018-11-16 2021-07-14 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 장치 및 기판 처리 장치의 세정 방법
JP7117392B2 (ja) 2018-11-16 2022-08-12 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理装置の洗浄方法
CN112997277A (zh) * 2018-11-16 2021-06-18 东京毅力科创株式会社 基板处理装置和基板处理装置的清洗方法
WO2020100829A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理装置の洗浄方法
KR102627828B1 (ko) 2018-11-16 2024-01-23 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 장치 및 기판 처리 장치의 세정 방법
CN112997277B (zh) * 2018-11-16 2024-04-09 东京毅力科创株式会社 基板处理装置和基板处理装置的清洗方法
JPWO2020121886A1 (ja) * 2018-12-14 2021-10-21 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法
JP7282101B2 (ja) 2018-12-14 2023-05-26 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101796833B1 (ko) 2017-11-10
TWI594363B (zh) 2017-08-01
KR20160037775A (ko) 2016-04-06
US9721815B2 (en) 2017-08-01
JP6523643B2 (ja) 2019-06-05
US20160093503A1 (en) 2016-03-31
TW201624611A (zh) 2016-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6523643B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR101974663B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
WO2015146546A1 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
TWI538044B (zh) 用來清洗基板處理裝置的清洗治具及清洗方法、與基板處理系統
JP6279954B2 (ja) 基板処理装置
JP6688112B2 (ja) 基板処理装置
JP2009135396A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR101831545B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP5752760B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2013172080A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2007287999A (ja) 液処理装置
JP2007287998A (ja) 液処理装置
TW201816479A (zh) 基板處理方法及基板處理裝置
JP6280789B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP6159275B2 (ja) 基板処理装置
JP2015173285A (ja) 基板処理装置
JP2005340248A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2015192049A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2015192050A (ja) 基板処理装置
JP6216660B2 (ja) 基板処理方法
JP2005302746A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP2015230921A (ja) 基板処理装置
JP2015192051A (ja) 基板処理装置
JP2009218377A (ja) 基板処理装置および基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6523643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250