JP2016070998A - 表示装置、表示方法及び表示プログラム - Google Patents

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Yuji Uchiyama
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Abstract

【課題】従来と同じ高速動作のカウンタを用いて従来よりも多階調の高画質画像表示を行うか、又は従来に比べて低速動作のカウンタを用いて従来と同じ階調の画像表示を行う。
【解決手段】コンパレータ134-1〜134-xは、データラッチ回路132からのnビット画素データの上位mビットの値とmビットカウンタ133からのカウンタ値とを比較し、両者が一致した時に一致パルスを出力する。ラッチ回路135-1〜135-xは、データラッチ回路132からのnビット画素データの下位kビットのデコード結果に応じて、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から選択した1個の比較ラッチクロックで、対応するコンパレータからの一致パルスをラッチする。選択回路137-1〜137-xは、対応するラッチ回路から一致パルスをラッチした信号が入力された時点の直前のランプ信号レベルをサンプリングして対応する列データ線へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置、表示方法及び表示プログラムに係り、特に画素データと階調数を表すカウンタ出力との比較結果に基づいてアナログランプ波形をサンプリングし、そのサンプリング波形で画素を駆動して画素の階調表示を行う表示装置、表示方法及び表示プログラムに関する。
従来、画素データと階調数を表すカウンタ出力との比較結果に基づいてアナログランプ波形をサンプリングし、そのサンプリング波形で画素を駆動して画素の階調表示を行う液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の液晶表示装置では、1水平ラインの複数の画素の各画素データ毎に、1水平走査期間内で階調値に対応して値が漸次変化するカウンタ値と比較し、両者が一致したタイミングで、カウンタ値と同期してレベルが漸次変化するアナログランプ波形をサンプリングする。サンプリングされたアナログランプ波形の電圧は、画素データの階調値に対応している。このサンプリング電圧は1水平ラインの複数の画素のうち、サンプリングが行われた画素データが表示されるべき対応する画素内の液晶表示素子に供給され、画素データの階調値に応じた画像表示を行わせる。
特開平6-178238号公報
上記の従来の液晶表示装置では、1水平走査期間内で1水平ラインの複数の画素の各画素データと階調値を表すカウンタ値とを画素毎に比較して、アナログランプ波形をサンプリングする必要がある。このため、画素データの階調値が多くなるほど、1水平走査期間内で変化する階調値を表すカウンタ値を多くして、画素データとカウンタ値との比較回数を多くする必要があり、このため1回の比較に要する時間が短くなる。すなわち、1水平走査期間内で1階調あたりのアナログランプ波形をサンプリングする時間が短くなる。
例えば、表示画素数が横方向1920画素、縦方向1080画素、表示フレ-ム周波数120Hz、1水平走査周波数135kHzの表示装置では、1024階調の表示を実現するためには、画素データと比較するためのカウンタ値を出力するカウンタは、1水平走査期間で0〜1023まで変化するカウンタ値を出力するため、138.240MHz(=135kHzx1024)もの高い周波数のクロックをカウントする動作速度の速いカウンタが必要である。このため、1024階調より更に高い表示階調を実現するにはカウンタとして動作速度が極めて高速なものが必要なことから、実現が困難である。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、従来よりも多階調の高画質画像表示を行うことができる表示装置、表示方法及び表示プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の表示装置は、複数本の列データ線(D1〜Dx)と複数本の行走査線(G1〜Gx)とが交差する各交差部のそれぞれに配置された画素(PX11〜PXyx)により、nビット(nは2以上の自然数)の画素データの画像表示を行う表示部(11)と、画素データの水平同期信号に同期した行選択信号を生成して、1水平走査期間単位で複数本の行走査線に対し1本ずつ切り替えて供給し、行選択信号が供給された1本の行走査線に接続された1水平ラインの複数個の画素単位で駆動する垂直方向駆動手段(12)と、表示部の1水平ラインの複数個の画素の各画素データ単位で供給される画素データのアナログ信号電圧を生成し、生成した1水平ラインの複数個の画素それぞれのアナログ信号電圧を、複数本の列データ線に並列に出力して1水平ラインの複数個の画素にそれぞれ供給する水平方向駆動手段(13)とを有する。
ここで、上記水平方向駆動手段は、
供給される画素データを表示部の1水平ラインの複数個の画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持手段(131,132)と、水平同期信号に同期したカウンタクロック信号を1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントするmビット(ただし、m<n)のカウンタ(133)と、1水平ラインの複数個の画素に対応して複数設けられており、画素データ保持手段から並列に出力された1水平ラインの複数個の画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、カウンタから出力されたカウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する複数のコンパレータ(134-1〜134-x)と、複数のコンパレータに対応して複数設けられており、画素データ保持手段から並列に出力された1水平ラインの複数個の画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した比較ラッチクロックで対応するコンパレータから供給される一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力する複数のラッチ回路(135-1〜135-x)と、複数のラッチ回路にそれぞれ対応して複数設けられており、対応するラッチ回路から供給されるスイッチング信号が第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内でnビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた列データ線へ出力し、対応するラッチ回路から供給されるスイッチング信号が第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の階調基準信号のレベルのサンプリング値をアナログ信号電圧として対応して設けられた列データ線へ出力する複数の選択回路(137-1〜137-x)とを備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の表示方法は、複数本の列データ線と複数本の行走査線とが交差する各交差部のそれぞれに配置された全部で複数の画素からなる表示部により、nビット(nは2以上の自然数)の画素データの画像表示を行う表示方法であって、画素データの水平同期信号に同期した行選択信号を生成して、1水平走査期間単位で複数本の行走査線に対し1本ずつ切り替えて供給し、行選択信号が供給された1本の行走査線に接続された1水平ラインの複数個の画素単位で駆動する垂直方向駆動ステップと、供給される画素データを表示部の1水平ラインの複数個の画素の各画素データ単位でDA変換したアナログ信号電圧を生成し、生成した1水平ラインの複数個の画素それぞれのアナログ信号電圧を、複数本の列データ線に並列に出力して1水平ラインの複数個の画素にそれぞれ供給する水平方向駆動ステップとを有する。
ここで、上記水平方向駆動ステップは、
供給される画素データを表示部の1水平ラインの複数個の画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持ステップと、水平同期信号に同期したカウンタクロック信号をmビット(ただし、m<n)のカウンタにより1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントする計数ステップと、1水平ラインの複数個の画素に対応して複数設けられたコンパレータのそれぞれにおいて、画素データ保持ステップで並列に出力された1水平ラインの複数個の画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、計数ステップで得られたカウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する一致パルス出力ステップと、画素データ保持ステップで並列に出力された1水平ラインの複数個の画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した比較ラッチクロックで対応するコンパレータから供給される一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力するラッチステップと、供給されるスイッチング信号が第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内でnビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた列データ線へ出力し、供給されるスイッチング信号が第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の階調基準信号のレベルのサンプリング値をアナログ信号電圧として対応して設けられた列データ線へ出力する選択ステップとを含むことを特徴とする。
ここで、上記の水平方向駆動ステップは、
供給される画素データを表示部の1水平ラインの複数個の画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持ステップと、水平同期信号に同期したカウンタクロック信号をmビット(ただし、m<n)のカウンタにより1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントする計数ステップと、1水平ラインの複数個の画素に対応して複数設けられたコンパレータのそれぞれにおいて、画素データ保持ステップで並列に出力された1水平ラインの複数個の画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、計数ステップで得られたカウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する一致パルス出力ステップと、画素データ保持ステップで並列に出力された1水平ラインの複数個の画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した比較ラッチクロックで対応するコンパレータから供給される一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力するラッチステップと、供給されるスイッチング信号が第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内でnビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた列データ線へ出力し、供給されるスイッチング信号が第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の階調基準信号のレベルのサンプリング値をアナログ信号電圧として対応して設けられた列データ線へ出力する選択ステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の表示プログラムは、複数本の列データ線と複数本の行走査線とが交差する各交差部のそれぞれに配置された全部で複数の画素からなる表示部により、nビット(nは2以上の自然数)の画素データの画像表示をコンピュータに実行させる表示プログラムであって、
コンピュータに、
画素データの水平同期信号に同期した行選択信号を生成して、1水平走査期間単位で複数本の行走査線に対し1本ずつ切り替えて供給し、行選択信号が供給された1本の行走査線に接続された1水平ラインの複数個の画素単位で駆動する垂直方向駆動機能と、供給される画素データを表示部の1水平ラインの複数個の画素の各画素データ単位でDA変換したアナログ信号電圧を生成し、生成した1水平ラインの複数個の画素それぞれのアナログ信号電圧を、複数本の列データ線に並列に出力して1水平ラインの複数個の画素にそれぞれ供給する水平方向駆動機能とを実現させることを特徴とする。
ここで、上記水平方向駆動機能は、
供給される画素データを表示部の1水平ラインの複数個の画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持機能と、水平同期信号に同期したカウンタクロック信号をmビット(ただし、m<n)のカウンタにより1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントする計数機能と、1水平ラインの複数個の画素に対応して複数設けられたコンパレータのそれぞれにおいて、画素データ保持機能により並列に出力された1水平ラインの複数個の画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、計数ステップで得られたカウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する一致パルス出力機能と、画素データ保持機能により並列に出力された1水平ラインの複数個の画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した比較ラッチクロックで対応するコンパレータから供給される一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力するラッチ機能と、供給されるスイッチング信号が第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内でnビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた列データ線へ出力し、供給されるスイッチング信号が第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の階調基準信号のレベルのサンプリング値をアナログ信号電圧として対応して設けられた列データ線へ出力する選択機能とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも多階調の高画質画像表示を行うことができる。
本発明の表示装置の一実施形態のブロック図である。 図1中の画素の一例の回路図である。 図1中のラッチ回路135-bの一例の構成図である。 図1中の選択回路137-bの一例の構成図である。 図1中のランプ信号発生回路142の一例のブロック図である。 図1に示す本実施形態の表示装置の要部の概略動作説明用タイミングチャートである。 図1に示す本実施形態の表示装置の詳細動作説明用タイミングチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明になる表示装置の一実施形態のブロック図を示す。本実施形態の表示装置は液晶表示装置10であって、表示部11、垂直走査回路12、及び水平走査回路13を備えている。表示部11は、x本(ただし、xは2以上の自然数)の列データ線D〜Dとy本(ただし、yは2以上の自然数)の行走査線G〜Gとが交差する各交差部にそれぞれ配置され、全体としてy行x列の二次元マトリクス状に配列された複数の画素PX11〜PXyxから構成される。これらの複数(すなわちx×y個)の画素PX11〜PXyxはすべて同一の構成であり、それぞれ一例として図2の回路図にPXで示す公知の構成とされている。
図2において、1個の画素PXは、1本の列データ線D(図1の列データ線D〜Dの任意の1本)と、1本の行走査線G(図1の行走査線G〜Gの任意の1本)とが交差する交差部において、画素選択トランジスタ111、信号保持容量112、及び液晶素子113から構成されている。画素選択トランジスタ111は、例えば薄膜トランジスタで構成される。液晶素子113は、互いに離間対向して配置された画素電極PEと共通電極CEとの間に液晶層LCMが挟持封入された公知の構造である。共通電極CEは表示部11を構成する複数の画素PX11〜PXyxにすべて共通で、共通電極電圧Vcomが印加される。一方、画素電極PEは画素別に独立して設けられている。
画素選択トランジスタ111は、ゲートが行走査線Gに接続され、ドレインが列データ線Dに接続され、ソースが信号保持容量112の非接地側端子と液晶素子113の画素電極PEとに接続されている。この画素PXでは、行走査線Gを介して入力される行選択信号(ゲート信号)により画素選択トランジスタ111がオンとされて選択される期間内に、列データ線Dを介して供給される後述するサンプリングされた信号電圧を、画素選択トランジスタ111を通して信号保持容量112に保持するとともに、液晶素子113の画素電極PEに印加し、液晶素子113を駆動する構成である。
液晶素子113は、画素電極PEに印加される信号電圧により駆動され、画素電極PEの信号電圧と共通電極CEの所定の共通電極電圧Vcomとの差電圧(絶対値)に応じて液晶層LCMの光透過率を制御し、画像として表示する。ここで、後述するように、画素電極PEに印加される信号電圧は、行選択信号により選択された画素PXの画素データの階調に応じたアナログランプ波形の階調基準信号電圧(以下、ランプ信号レベルともいう)であり、これは後述する選択回路137-1〜137-x内のアナログスイッチ25がオフ直前のときのランプ信号レベルをサンプリングして得たDA変換電圧である。よって、行選択信号により選択された画素PXの液晶素子113は、画素PXの画素データの階調に応じた画像表示を行う。
図1に戻って説明する。垂直走査回路12は、垂直方向駆動手段を構成しており、タイミング発生回路141から水平走査同期信号HD_D及び垂直走査同期信号VD_Dが駆動信号として入力され、y本の行走査線G〜Gに対し、駆動信号に同期した行選択信号を生成して1水平走査期間単位で例えば上から下方向に1本ずつ切り替えて供給し、1フレーム期間ではy本の行走査線G〜Gのすべてに供給する。これにより、1水平走査期間単位で1本の行走査線G(ただし、a=1〜yのいずれか、以下同じ)に接続された1水平ラインのx個の画素PXa1〜PXaxが選択駆動され、1フレーム期間では表示部11を構成するすべての画素PX11〜PXyxが選択駆動される。すなわち、各画素PX11〜PXyxの液晶素子113は1フレーム周期の行選択信号により、1フレーム期間毎にその画素電極PEに切り替えて印加されるランプ信号電圧に応じた階調の画像表示を行う。
水平走査回路13は、水平方向駆動手段を構成しており、入力される画素データを1水平ラインのx個の画素PXa1〜PXaxの各画素単位でDA変換してアナログ信号電圧を生成し、1水平ラインの画素数xに等しいx本の列データ線D〜Dに並列に出力し、表示部11に供給する。生成するアナログ信号電圧は、後述するアナログランプ波形の階調基準信号の、入力画素データの階調を示すレベルをサンプリングして得たDA変換電圧である。
水平走査回路13は、シフトレジスタ回路131、データラッチ回路132、カウンタ133、コンパレータ134-1〜134-x、ラッチ回路135-1〜135-x、レベルシフタ回路136、及び選択回路137-1〜137-xから構成される。
シフトレジスタ回路131はx段シフトレジスタで、図示しない外部信号源からシフトクロック信号SCLKと水平同期信号HD及び垂直同期信号VDに同期したnビットの画素データDLとを入力信号として受け、シフトクロック信号SCLKに基づいて、同じ1水平ラインのx個の画素PXa1〜PXaxでそれぞれ表示されるべきx個の画素データDL1〜DLxを順次水平方向にシフトする。これにより、シフトレジスタ回路131は、同じ1水平ラインのx個の画素データDL1〜DLxを保持して並列出力する。
従って、例えば表示部11が、フルハイビジョンに対応した1水平ラインの画素数xが1920画素の場合には、シフトレジスタ回路131は、1水平走査期間に同じ1水平ラインの1920個分の画素データDL1〜DL1920が入力され、これをシフトして展開する。ここで、画素データDL1〜DLxはそれぞれnビット(ただし、nは2以上の自然数)で構成される。
データラッチ回路132は、シフトレジスタ回路131から1水平走査期間の画素データのブランキング期間に並列に供給される同じ1水平ラインのx個のnビット画素データDL1〜DLxを、1水平ブランキング期間内に発生するデータラッチ信号SLに基づいて取り込む。データラッチ回路132は、取り込んだx個のnビットの画素データDL1〜DLxを次の1水平走査期間保持する。データラッチ回路132は、シフトレジスタ回路131と共に本発明における画素データ保持手段を構成している。
カウンタ133は、m(<n)ビットのアップカウンタで構成されており、液晶表示装置10の外部のタイミング発生回路141で生成するカウンタクロック信号CCLKとカウンタクリア信号HD_Cに基づいて、mビットのカウント値QDを出力する。カウンタクロック信号CCLKは、1水平走査期間でカウンタ133が「2m−1」以上カウントされる周波数に設定されている。これにより、カウンタ133は、カウント値が「0」〜「2m−1」で一巡するカウンタクロック信号CCLKのカウントを繰り返すが、1水平走査期間内では少なくとも2のカウント値QD(「0」〜「2−1」)を出力する。
すなわち、カウンタ133は、1水平走査期間内で、mビットの画素データの最小階調を示す10進数の値「0」から最大階調を示す10進数の値「2m−1」までカウンタクロック信号CCLKの周期単位で「1」ずつ増加する値を示すmビットのカウント値QDを少なくとも出力する。カウンタ133は、カウント値QDをコンパレータ134-1〜134-xへ供給する。なお、カウンタ133のリセットはデータラッチ信号SLによってシフトレジスタ回路131のデータがデータラッチ回路132に保持された直後に行われる。
コンパレータ134-1〜134-xは、x本の列データ線D1〜Dxに対応してx個設けられており、それぞれ同一構成である。そのうち任意のb列目の列データ線Dbに対応して設けられたコンパレータ134-b(ただし、b=1〜xのいずれか、以下同じ)は、データラッチ回路132のb番目の出力端子から出力されたnビットの画素データDLの上位mビット(m<n)の値と、カウンタ133から出力されたmビットのカウント値QDとを、対応するビット同士で比較する。
そして、コンパレータ134-bは、比較する画素データ及びカウント値QDのmビットの対応するビット同士の値がすべて一致した時にのみ(すなわち画素データの上位mビットの10進数の階調値とカウント値QDの10進数の値とが一致した時にのみ)、一致パルスCOUTを出力し、x個のラッチ回路135-1〜135-xのうち対応して設けられたラッチ回路135-bに供給する。
図3は、ラッチ回路135-bの一例の構成図を示す。図3に示すラッチ回路135-bは、それぞれ同一構成であるラッチ回路135-1〜135-xのうちのb番目のラッチ回路を示している。図3において、ラッチ回路135-bは、スイッチ21、デコーダ回路22、エッジトリガタイプのD型フリップフロップ(以下、DFFと記す)23、及びインバータ(反転バッファ)24とから構成されている。
スイッチ21は、液晶表示装置10の外部の図1に示すタイミング発生回路14から、互いに周波数が同一で位相の異なる2k(ただし、k=n−m)個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)が並列に供給される。デコーダ回路22は、データラッチ回路132のx個の出力端子のうち対応するb番目の出力端子から出力されたnビットの画素データDLのうち、上位mビットを除く下位kビットの画素データをデコードし、デコードした値に応じて比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)の中から一の比較ラッチクロックを選択するようスイッチ21を制御する。
例えば、デコーダ回路22は、kビット画素データの値が10進数で「2」のときは、2個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)のうち3番目の比較ラッチクロックCOMPCLK(3)をスイッチ21により選択させる。
DFF23は、クリア端子CLRに印加されるクリア信号HD_SがHレベルのときクリアされてQ出力端子からLレベルの信号を出力し、それ以外では比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)のうちスイッチ21で選択された一の比較ラッチクロックでコンパレータ134-bからの一致パルスCOUTをラッチして出力し、この出力を更にインバータ24で極性反転してスイッチング信号APとして出力する。従って、スイッチング信号APは、比較ラッチクロックでラッチされた一致パルスCOUTの極性反転パルスである。なお、クリア信号HD_Sは、後述するようにカウンタクリア信号HD_Cでカウンタ133がクリアされる直前のタイミングでDFF23をクリアする信号である。
図1に戻って説明する。レベルシフタ回路136は電圧昇圧回路で、ラッチ回路135-1〜135-xからそれぞれ出力された、例えば上限が3.3V程度の電圧レベルであるスイッチング信号AP1〜APxが供給され、これを例えば上限が15V程度の電圧レベル信号にレベルシフト(すなわち昇圧)したスイッチング信号SW1〜SWxを生成し、対応して設けられた選択回路137-1〜137-xへ出力する。
選択回路137-1〜137-xは、その出力端子がそれぞれ対応する列データ線D〜Dに接続されており、それぞれ同一構成である。そのうち任意のb列目の列データ線Dに接続された選択回路137-bは、レベルシフタ回路136から並列に出力されたスイッチング信号SW1〜SWxのうちのb番目の信号SWと、ランプ信号発生回路142から出力されたアナログ信号であるランプ信号VREFとが入力される。
図4は、選択回路137-bの一例の構成図を示す。図4に示すように選択回路137-bは、一つのアナログスイッチ25により構成されている。アナログスイッチ25はスイッチング信号SWがHレベルのときのみオンとなり、スイッチング信号SWがLレベルのときオフとされる。スイッチング信号SWは、一致パルスCOUTを比較ラッチクロックでラッチした時点でLレベルとなる。
ここで、スイッチング信号SWは比較ラッチクロックで一致パルスCOUTをラッチして得た信号を極性反転したスイッチング信号APの昇圧信号であるから、位相的には一致パルスCOUTをラッチした比較ラッチクロックの位相と同じである。従って、アナログスイッチ25は、各水平走査期間の最初にオンとされてランプ信号VREFを出力し、その後一致パルスCOUTをラッチした比較ラッチクロックの位相のタイミングでオフとされ、そのオフの直前の時点でランプ信号VREFをサンプリングした信号VIDを出力する。アナログスイッチ25は、信号VIDを画素駆動電圧として対応する1本の列データ線Dへ供給する。
再び図1に戻って説明する。液晶表示装置10の外部には基準信号発生部14が設けられている。基準信号発生部14は、タイミング発生回路141及びランプ信号発生回路142より構成されて各種のアナログ基準信号を発生する。タイミング発生回路141は、図示しない外部信号源から画素データDLに同期した水平同期信号HD、垂直同期信号VD及び階調制御用クロックCLKが供給され、これらの入力信号に同期した水平走査同期信号HD_D、垂直走査同期信号VD_D、カウンタクロック信号CCLK、カウンタクリア信号HD_C、ラッチ回路内部のDFFクリア信号HD_S、2個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)、ランプ信号発生回路用クロックCLK_A及びランプ信号発生回路用水平同期信号HD_Aをそれぞれ発生する。
個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)は、ラッチ回路135-1〜135-xのラッチ用基準信号として互いにカウンタクロック信号CCLKと同一周波数で、かつ、位相が互いに360°/2k異なるクロックである。タイミング発生回路141は、カウンタクロック信号CCLK及びカウンタクリア信号HD_Cをカウンタ133に供給し、2k個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)をラッチ回路135-1〜135-xに並列に供給する。また、タイミング発生回路141は、水平走査同期信号HD_C及び垂直走査同期信号VD_Cを垂直走査回路12に供給する。
図5は、ランプ信号発生回路142の一例のブロック図を示す。同図において、ランプ信号発生回路142は、nビットカウンタ31とnビットDA変換器32とから構成される。nビットカウンタ31は、水平同期信号HDに同期したランプ信号発生回路用水平同期信号HD_Aがリセット端子に供給され、クロックCLKと同期したランプ信号発生回路用クロックCLK_Aがクロック端子に印加されてカウントする。nビットDA変換器32は、nビットカウンタ31でクロックCLK_Aをアップカウントして得られたカウント値をデジタル-アナログ変換(DA変換)して、アナログ信号であるランプ信号VREFを発生する。ランプ信号VREFは水平同期信号HD_Aによるカウンタリセットを起点として1水平走査期間内で少なくともnビット画素データの最小階調値(10進数で「0」)から最大階調値(10進数で「2n−1」)までレベルが単調的に1階調値ずつ増加する傾斜を持つ1水平走査期間周期のアナログランプ波形信号であり、本実施形態では階調基準信号として用いられる。
なお、nビットDA変換器32は、出力端子にオペアンプなどを用いたバッファ回路を接続し、nビットDA変換器32と選択回路137-1〜137-x及び列データ線D1〜Dとの間をバッファするようにしてもよい。また、DA変換器32はnビットのDA変換信号を出力できればよいから、DA変換器自体はnビットより多いビット数の構成であってもよい。また、nビットカウンタ31とnビットDA変換器32との間にルック・アップ・テーブル(LUT)を備えてランプ信号VREFを生成するようにしてもよい。また、ランプ信号発生回路142は、ランプ信号VREFなどの1水平走査期間周期の任意の波形の階調基準信号を発生できる構成であれば、図5に示す構成に限ることはない。
また、ランプ信号VREFは1水平走査期間内で少なくともnビット画素データの最大階調値(10進数で(2n−1))から最小階調値(10進数で「0」)までレベルが単調的に1階調値ずつ減少する傾斜を持つ1水平走査期間周期の傾斜波信号であってもよい。ただし、この場合は、カウンタ133及びnビットカウンタ31はダウンカウンタで構成される。
なお、図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置10は基準信号発生部14を搭載せず、外部に設けられた基準信号発生部14からランプ信号VREFを供給するので、液晶表示装置10の構成を小型化することができる。また、ランプ信号VREFなどの階調基準信号として任意の波形のアナログ信号を容易に生成して、液晶表示装置10に供給することができる。勿論、基準信号発生部14全体あるいはランプ信号発生回路142を液晶表示装置10の内部に設けても構わない。
次に、図6のタイミングチャートを併せ参照して、シフトレジスタ回路131及びデータラッチ回路132の動作の概要を説明する。
シフトレジスタ回路131は、図6(A)に示す水平同期信号HDに同期した、同図(B)に示すnビットの画素デ−タDLが時系列に供給され、同図(C)に示すシフトクロック信号SCLKに基づいて画素デ−タDLを水平方向にシフトして1水平ライン分の画素データずつ格納する。データラッチ回路132は、シフトレジスタ回路131で1水平ライン分の画素データDL1〜DLxの格納が終了した後、次の1水平ラインの画素データDL1〜DLxが入力されるまでのブランキング期間中にHレベルとなる図6(D)に示すラッチ信号SLにより、シフトレジスタ回路131に格納されている各々nビットの画素データDL1〜DLxをラッチして1水平走査期間の間保持した後、コンパレータ134-1〜134-xの第1の入力端子に個別に供給する。
なお、次の1水平ラインの画素データDL1〜DLxが入力されるタイミングではラッチ信号SLはLレベルとなっており、データラッチ回路132へのラッチは停止している。図6(E)及び図6(F)は、1水平走査期間の間データラッチ回路132に保持されるx本の列データ線に接続された画素PXa1〜PXaxに対応した各画素データのうち、第1画素目と第x画素目の画素データを模式的に示したものである。
次に、本実施形態の液晶表示装置10の動作について、更に詳細に図7のタイミングチャートを併せ参照して説明する。
図7に示すタイミングチャートは、画素データのビット数n=12、画素データの上位ビット数m=10、画素データの下位ビット数k=2の例である。画素データDLは12ビットであるから、1(=20)階調から4096(=212)階調までの4096段階の階調表示が可能となる。なお、図7のタイミングチャートでは、同図(A)にDL[11:0]で示すように、12(=n)ビットの画素データを表示する或る一画素が、一例として表示階調「7」であるものとして説明する。
また、図7(A)に示す12ビット画素データの上位10(=m)ビットが、同図(B)にDL_m[11:2]で示され、下位2(=k)ビットが同図(C)にDL_k[1:0]で示されている。ここで、階調「7」の12ビット画素データは、最上位の第1ビットから第9ビットまでの各ビット値がオール“0”であり、第10ビットから最下位の第12ビットまでの各ビット値がオール“1”であるので、第1ビットから第10ビットまでの上位10(=m)ビットの画素データの階調値は、図7(B)に示すように「1」である。また、第11ビット及び第12ビットの下位2(=k)ビットは“11”であるから、図7(C)に示すように下位2ビットの画素データの階調値は「3」である。
タイミング発生回路141は、前述したように、画素データDLに同期した水平同期信号HD、垂直同期信号VD及び階調制御用クロックCLKが供給され、図7(D)に示すクロックCLKを1/2k分周(ここでは1/4分周)した図7(H)に示すカウンタクロック信号CCLKを発生し、カウンタ133に供給する。なお、図7(F)、(G)はそれぞれクロックCLKを1/2分周、1/4分周したクロック信号CLK/2、CLK/4を示す。ここで、カウンタクロック信号CCLKとクロック信号CLK/4とは、いずれもクロックCLKを1/4分周した信号であるが、カウンタクロック信号CCLKはその立ち上がりエッジがクロックCLKのそれと一致している点でクロック信号CLK/4と異なる。
また、タイミング発生回路141は、互いにカウンタクロック信号CCLKと同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(2k)を出力する。ここでは、k=2であるので、タイミング発生回路141は、互いにカウンタクロック信号CCLKと同一周波数で、かつ、互いに位相が90°異なる、図7(K)〜(N)に示す4個の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(4)を発生し、ラッチ回路135-1〜135-xのすべてにそれぞれ供給する。
図7(K)〜(N)に示すように、比較ラッチクロックはCOMPCLK(1)、COMPCLK(2)、COMPCLK(3)、COMPCLK(4)の順で90°ずつ位相が遅れている。ここでは、下位2ビットの値が「0」、「1」、「2」、「3」の順にCOMPCLK(1)、COMPCLK(2)、COMPCLK(3)、COMPCLK(4)が選択されることとする。また、比較ラッチクロックCOMPCLK(1)の位相は、カウンタクロック信号CCLKと同一位相である。
また、カウンタクロック信号CCLKの周波数は、1水平走査期間(1H)内で図7(I)に模式的に示すようにカウンタ133が、少なくとも10ビットの画素データの最小階調を示す10進数の値「0」から最大階調を示す10進数の値「1023」までカウンタクロック信号CCLKの周期単位で「1」ずつ増加する値を示す10ビットのカウント値QDを出力する周波数に設定されている。
一方、ランプ信号発生回路142は、図7(P)に示すランプ信号発生回路用水平同期信号HD_Aがリセット端子に供給され、同図(D)に示すクロックCLKと同じランプ信号発生回路用クロックCLK_Aがクロック端子に印加されるnビットカウンタ31のカウント値を、nビットDA変換器32でDA変換して、図7(R)に示すランプ信号VREFを発生する。
図7(R)に示すようにランプ信号VREFは、ランプ信号発生回路用水平同期信号HD_Aによるカウンタリセット直後のクロックCLK_A入力時刻t0を処理開始時刻として時刻t3まで12ビット画素データの最小階調値(10進数で「0」)から最大階調値(10進数で「4095」)までレベルが単調的にクロックCLK_Aの周期毎に1階調値ずつ増加する傾斜を持つ1水平走査期間周期のアナログランプ波形信号であり、本実施形態では階調基準信号として用いられる。また、ランプ信号VREFは、時刻t3直後から時刻t4までは図7(R)に示すように最小階調値である。時刻t0から時刻t4までが1水平走査期間(1H)である。
ここで、図7(A)に示した12ビット画素データの階調「7」を表示する一画素がb列目の列データ線Dbに接続されており、かつ、a行目の行走査線Gaに接続されている画素PXabであるものとする。カウンタ133が図7(E)に示すカウンタクリア信号HD_Cでクリアされる直前で、かつ、クリアされる前の期間にHレベルとなる図7(P)に示すクリア信号HD_Sの立ち上がりエッジでラッチ回路135-1〜135-xの各DFF23が同時にクリアされ、スイッチング信号AP〜APは同時にHレベルとなる。図7(O)はスイッチング信号AP〜APのうちの列データ線Dbに対応した一つのスイッチング信号APを示す。
これにより、すべての選択回路137-1〜137-x内の図4に示したアナログスイッチ25が図7(Q)にHレベルで模式的に示すように同時にオンとされる。また、水平同期信号HD_Aによりランプ信号発生回路142内のnビットカウンタ31がクリアされる。これにより、アナログスイッチ25がオンになった直後の時刻t0からランプ信号が図7(R)に示すように発生されて比較動作が開始される。
そして、カウンタ133から出力される図7(I)に示すカウンタ値QDが10進数の「1」に変化した時刻t1でコンパレータ134-bが画素データDLの上位10ビットの10進数の値「1」と一致したことを示すHレベルの一致パルスCOUTbを図7(J)に示すように出力する。この一致パルスCOUTは図7(J)に示すように、カウンタ値QDが「1」である期間Hレベルに保持される。
一方、ラッチ回路135-bは図3に示したデコーダ回路22において得られる画素データDLbの下位2ビットの10進数の値「3」のデコード結果に基づいてスイッチ21により図7(N)に示す比較ラッチクロックCOMPCLK(4)を選択している。ここで、DFF23は一致パルスCOUTを比較ラッチクロックの立ち上がりエッジのタイミングでラッチするが、そのラッチタイミングは位相の異なる4種類の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(4)のうち下位2ビットの値に応じて選択された1個の比較ラッチクロックの立ち上がりエッジタイミングである。つまり、一致パルスCOUTをラッチする4種類の比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(4)の位相によるラッチタイミングで12ビットに対応する階調ステップであるランプ信号VREFを一致パルス信号APによりサンプリングすることが可能となる。
ここでは、DFF23は上記のように画素データDLbの下位2ビットの10進数の値「3」のデコード結果に基づいてスイッチ21により選択した図7(N)に示す比較ラッチクロックCOMPCLK(4)の立ち上がりエッジの時刻t2で図7(J)に示す一致パルスCOUTをラッチする。この時刻t2におけるランプ信号VREFの信号電圧は図7(R)に示すように階調「7」を示す。
DFF23により時刻t2でラッチされたHレベルの一致パルスCOUTはインバータ24で極性反転されて、図7(O)に示すように時刻t2で立ち下がるLレベルの一致パルス信号としてラッチ回路135-bから出力される。列データ線Dbに接続されている選択回路137-b内の図4に示したアナログスイッチ25は、上記一致パルス信号APがレベルシフタ回路136で昇圧されてスイッチング信号SWとされて印加され、図7(Q)にLレベルで模式的に示すように時刻t2でオフとされる。アナログスイッチ25は図7に示す時刻t4の直前に次の水平同期信号HD_Aがランプ信号発生回路142に入力されるまで図7(Q)にLレベルで模式的に示すようにオフ状態を保持する。
選択回路137-bからは時刻t0から時刻t2までは内部のアナログスイッチ25がオンとされているので図7(R)及び(S)に示すように供給されるランプ信号VREFが信号VIDとして列データ線Dへ出力される。そして、時刻t2以降次の水平同期信号HD_Cが入力されるまでの期間はアナログスイッチ25がオフ状態に保持されるので、アナログスイッチ25のオフ時点の直前でランプ信号VREFをサンプリングした階調「7」を示すレベルの信号VIDが図7(S)に示すように時刻t2から次の水平同期信号HD_Cが入力されるまでの期間列データ線Dへ出力される。更にその信号VIDはb列目の画素PXab内の画素選択トランジスタ111を通して信号保持容量112に保持されるとともに、液晶素子113の画素電極PEに印加されて、液晶素子113を駆動する。
画素PXabには時刻t2以降1フレーム期間後に再び画素選択されるまでサンプリングされたランプ信号電圧が供給されないが、画素PXabは、時刻t2のアナログスイッチ25のオフ時点の直前でランプ信号VREFをサンプリングして得られた信号電圧が信号保持容量112に保持されて画素電極PEに印加されているため、時刻t2以降1フレーム期間後に再び画素選択されるまで時刻t2の直前の時点でサンプリングされたランプ信号VREFのレベルが示す、図7(Q)に示す階調「7」の画像表示を行う。
選択されているa行目の行走査線Gaに接続されている画素PXa1〜PXaxのうち、上記の一画素PXab以外の残りの(x−1)個の画素で表示されるべき各画素データに対しても上記と同様の動作が互いに画素単位で独立して並行して行われる。従って、1水平ラインのx個の画素PXa1〜PXaxの絵柄によって、コンパレータ134-1〜134-xからの一致パルスの出力タイミングが決まり、互いに異なる場合もあるし同じ場合もある。
ランプ信号VREFのレベルは図7(R)に示したように、時刻t3で12ビット画素データの最大階調値「4095」に達するので、すべてのコンパレータ134-1〜134-xは選択されている行走査線Gaに接続されている画素PXa1〜PXaxの各12ビット画素データの上位10ビット画素データとカウント値QDとの比較動作を時刻t3までにそれぞれ終了し、かつ、すべてのラッチ回路135-1〜135−xが下位2ビットの画素データのデコード結果に応じた比較ラッチクロックの選択動作を時刻t3までにそれぞれ終了する。従って、すべての選択回路137-1〜137-xから対応する列データ線D1〜Dxへ時刻t3までにランプ信号VREFを、対応する画素の画素データに値に応じてサンプリングした信号VID1〜VIDxが出力される。
このような1水平走査期間の動作が、y本のそれぞれの行走査線G1〜Gに接続された各水平走査ラインのx個の画素PXa1〜PXax単位で順次行われる。これにより、表示部11のすべての画素PX11〜PXyxが駆動され、1フレ-ムの画像が、それぞれの画素に対応した12ビットの画素データに従って階調表示することが可能となる。
このように、本実施形態の液晶表示装置10によれば、画素データと比較するためのカウント値を出力するカウンタ133として、従来のnビットカウンタではなくmビットカウンタ(ただし、m<n)とし、かつ、従来のカウンタクロックCLKの1/2k倍の周波数のカウンタクロックCCLKをカウントする構成としても、nビット画素データを表示することができる。このため、従来と同様の高速動作が必要なカウンタを用いる場合は、従来に比べて多階調の高画質の画像表示ができる。
例えば、前述した表示画素数が横方向1920画素、縦方向1080画素、表示フレ-ム周波数120Hz、1水平走査周波数135kHzの表示装置において、12ビット画素データの上位10ビットの階調をコンパレータで比較させるための階調を示すカウント値を出力するカウンタとして10ビットのカウンタを使用した場合、そのカウンタクロック信号は従来と同じ138.240MHzという高周波数が必要である。
しかし、この場合は上記の実施形態で説明したように、カウンタクロック信号と同一周波数で、互いに位相が90°異なる4つの比較ラッチクロックCOMPCLK(1)〜COMPCLK(4)のうちの1つの比較ラッチクロックを、12ビット画素データの下位2ビットの階調のデコード結果に応じて選択して、コンパレータからの一致パルスをラッチし、そのラッチパルスでアナログスイッチを制御してランプ信号をサンプリングすることで、4096(=212)階調という従来の1024(=210)階調よりも高画質の画像表示ができる。
一方、従来の表示装置と同じ10ビット画素データの1024階調を実現する場合は、本実施形態によれば、階調を示すカウント値を出力するカウンタとして従来の表示装置における10ビットカウンタよりも低速動作のカウンタを使用できる。すなわち、本実施形態では、上記カウンタは10ビットの画素データの上位8ビットの256(=28)階調の比較のために、34560kHz(=135kHzx256)という従来の1/4倍の低周波数のカウンタクロック信号CCLKをカウントする低速動作の8ビットカウンタを使用することができる。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、液晶表示装置10と同様の機能を実現する表示方法や、液晶表示装置10の少なくとも水平走査回路13と同様の機能をコンピュータ(CPU)でソフトウェア的に実現する表示プログラムも包含するものである。この表示プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよいし、有線又は無線ネットワークを介して、あるいはデータ放送により配信してコンピュータに提供するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、画素が液晶素子を備える液晶表示装置として説明したが、液晶素子以外の表示素子を画素として備える表示装置にも本発明は適用可能である。
10 液晶表示装置
11 表示部
12 垂直走査回路
13 水平走査回路
14 基準信号発生部
21 スイッチ
22 デコーダ回路
23 D型フリップフロップ(DFF)
24 インバータ
25 アナログスイッチ
31 nビットカウンタ
32 nビットDA変換器
111 画素選択トランジスタ
112 信号保持容量
113 液晶素子
131 シフトレジスタ回路
132 データラッチ回路
133 カウンタ
134-1〜134-x コンパレータ
135-1〜135-x ラッチ回路
136 レベルシフタ回路
137-1〜137-x 選択回路
141 タイミング発生回路
142 ランプ信号発生回路
PX11〜PXyx 画素
1〜Gy 行走査線
1〜Dx 列データ線

Claims (5)

  1. 複数本の列データ線と複数本の行走査線とが交差する各交差部のそれぞれに配置された画素により、nビット(nは2以上の自然数)の画素データの画像表示を行う表示部と、
    前記画素データの水平同期信号に同期した行選択信号を生成して、1水平走査期間単位で前記複数本の行走査線に対し1本ずつ切り替えて供給し、前記行選択信号が供給された1本の行走査線に接続された1水平ラインの複数個の前記画素単位で駆動する垂直方向駆動手段と、
    前記表示部の1水平ラインの複数個の前記画素の各画素データ単位で供給される前記画素データのアナログ信号電圧を生成し、生成した前記1水平ラインの複数個の画素それぞれの前記アナログ信号電圧を、前記複数本の列データ線に並列に出力して前記1水平ラインの複数個の前記画素にそれぞれ供給する水平方向駆動手段と
    を有し、
    前記水平方向駆動手段は、
    供給される前記画素データを前記表示部の1水平ラインの複数個の前記画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持手段と、
    前記水平同期信号に同期したカウンタクロック信号を1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントするmビット(ただし、m<n)のカウンタと、
    前記1水平ラインの複数個の前記画素に対応して複数設けられており、前記画素データ保持手段から並列に出力された前記1水平ラインの複数個の前記画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、前記カウンタから出力されたカウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する複数のコンパレータと、
    前記複数のコンパレータに対応して複数設けられており、前記画素データ保持手段から並列に出力された前記1水平ラインの複数個の前記画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、前記カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、前記水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した前記比較ラッチクロックで対応する前記コンパレータから供給される前記一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力する複数のラッチ回路と、
    前記複数のラッチ回路にそれぞれ対応して複数設けられており、対応する前記ラッチ回路から供給される前記スイッチング信号が前記第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内で前記nビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた前記列データ線へ出力し、対応する前記ラッチ回路から供給される前記スイッチング信号が前記第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の前記階調基準信号のレベルのサンプリング値を前記アナログ信号電圧として対応して設けられた前記列データ線へ出力する複数の選択回路と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数のラッチ回路のそれぞれは、
    前記nビットの画素データのうち前記下位kビットの画素データの階調をデコードするデコーダ回路と、
    前記カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の前記比較ラッチクロックの中から、前記デコーダ回路のデコード結果に応じた位相の1個の比較ラッチクロックを選択して出力するスイッチと、
    前記水平同期信号入力直前の時点から前記第1の論理値とされ、前記スイッチにより選択した前記比較ラッチクロックで、対応する前記コンパレータから供給される前記一致パルスをラッチした時点から前記第2の論理値とされる前記スイッチング信号を生成するスイッチング信号発生回路と
    を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記階調基準信号、前記カウンタクロック信号及び前記2k個の比較ラッチクロックを少なくとも発生する基準信号発生部を更に有しており、
    前記基準信号発生部は、
    前記nビット画素データの水平同期信号及び垂直同期信号とクロックとに基づいて、前記クロックの1/2k倍の周波数の前記カウンタクロック信号及び前記2k個の比較ラッチクロックを発生するタイミング発生回路と、
    前記水平同期信号がリセット端子に供給され、前記クロックがクロック端子に印加されてカウント動作するnビットカウンタと、
    前記nビットカウンタから出力されるカウント値をデジタル-アナログ変換して、アナログ信号であるランプ波形の前記階調基準信号を発生するnビット以上のDA変換器と
    を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 複数本の列データ線と複数本の行走査線とが交差する各交差部のそれぞれに配置された全部で複数の画素からなる表示部により、nビット(nは2以上の自然数)の画素データの画像表示を行う表示方法であって、
    前記画素データの水平同期信号に同期した行選択信号を生成して、1水平走査期間単位で前記複数本の行走査線に対し1本ずつ切り替えて供給し、前記行選択信号が供給された1本の行走査線に接続された1水平ラインの複数個の前記画素単位で駆動する垂直方向駆動ステップと、
    供給される前記画素データを前記表示部の1水平ラインの複数個の前記画素の各画素データ単位でDA変換したアナログ信号電圧を生成し、生成した前記1水平ラインの複数個の画素それぞれの前記アナログ信号電圧を、前記複数本の列データ線に並列に出力して前記1水平ラインの複数個の前記画素にそれぞれ供給する水平方向駆動ステップと
    を有し、
    前記水平方向駆動ステップは、
    供給される前記画素データを前記表示部の1水平ラインの複数個の前記画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持ステップと、
    前記水平同期信号に同期したカウンタクロック信号をmビット(ただし、m<n)のカウンタにより1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントする計数ステップと、
    前記1水平ラインの複数個の前記画素に対応して複数設けられたコンパレータのそれぞれにおいて、前記画素データ保持ステップで並列に出力された前記1水平ラインの複数個の前記画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、前記計数ステップで得られた前記カウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する一致パルス出力ステップと、
    前記画素データ保持ステップで並列に出力された前記1水平ラインの複数個の前記画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、前記カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、前記水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した前記比較ラッチクロックで対応する前記コンパレータから供給される前記一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力するラッチステップと、
    供給される前記スイッチング信号が前記第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内で前記nビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた前記列データ線へ出力し、供給される前記スイッチング信号が前記第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の前記階調基準信号のレベルのサンプリング値を前記アナログ信号電圧として対応して設けられた前記列データ線へ出力する選択ステップと
    を含むことを特徴とする表示方法。
  5. 複数本の列データ線と複数本の行走査線とが交差する各交差部のそれぞれに配置された全部で複数の画素からなる表示部により、nビット(nは2以上の自然数)の画素データの画像表示をコンピュータに実行させる表示プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記画素データの水平同期信号に同期した行選択信号を生成して、1水平走査期間単位で前記複数本の行走査線に対し1本ずつ切り替えて供給し、前記行選択信号が供給された1本の行走査線に接続された1水平ラインの複数個の前記画素単位で駆動する垂直方向駆動機能と、
    供給される前記画素データを前記表示部の1水平ラインの複数個の前記画素の各画素データ単位でDA変換したアナログ信号電圧を生成し、生成した前記1水平ラインの複数個の画素それぞれの前記アナログ信号電圧を、前記複数本の列データ線に並列に出力して前記1水平ラインの複数個の前記画素にそれぞれ供給する水平方向駆動機能と
    を実現させ、
    前記水平方向駆動機能は、
    供給される前記画素データを前記表示部の1水平ラインの複数個の前記画素の画素データ単位で1水平走査期間保持して並列に出力する画素データ保持機能と、
    前記水平同期信号に同期したカウンタクロック信号をmビット(ただし、m<n)のカウンタにより1水平走査期間内で最小値から最大値までカウントする計数機能と、
    前記1水平ラインの複数個の前記画素に対応して複数設けられたコンパレータのそれぞれにおいて、前記画素データ保持機能により並列に出力された前記1水平ラインの複数個の前記画素のうち対応する画素のnビットの画素データの上位mビットの値と、前記計数ステップで得られた前記カウント値とを比較し、両者が一致した期間一致パルスを出力する一致パルス出力機能と、
    前記画素データ保持機能により並列に出力された前記1水平ラインの複数個の前記画素の各画素データの下位kビット(ただし、k=n−m)のデコード結果に応じて、前記カウンタクロック信号と同一周波数で、かつ、互いに位相が360°/2k異なる2k個の比較ラッチクロックの中から1個の比較ラッチクロックを選択し、前記水平同期信号入力直前の時点から第1の論理値とされ、選択した前記比較ラッチクロックで対応する前記コンパレータから供給される前記一致パルスをラッチした時点から第2の論理値とされるスイッチング信号を出力するラッチ機能と、
    供給される前記スイッチング信号が前記第1の論理値のときはオンとされ、1水平走査期間内で前記nビットの画素データの最小階調値及び最大階調値の一方から他方に向かって漸次レベルが単調的に変化する傾斜を有する1水平走査期間周期の階調基準信号を選択して対応して設けられた前記列データ線へ出力し、供給される前記スイッチング信号が前記第2の論理値のときはオフとされて、そのオフ時点の直前の前記階調基準信号のレベルのサンプリング値を前記アナログ信号電圧として対応して設けられた前記列データ線へ出力する選択機能と
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする表示プログラム。
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