JP2007065135A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各電圧が所定の順番で立ち上がり、各部品が誤動作しにくい、ノイズが発生しにくい、コストが安い液晶表示装置を提供する。
【解決手段】複数の信号線17および複数の走査線18を有する液晶パネル11と、各信号線17を駆動する信号線駆動部15と、各走査線18を駆動する走査線駆動部16と、電源電圧が入力され各電圧を出力する電源部13と、電源電圧がオンした後にハイレベルに変化し、電源電圧がオフする前にロウレベルに変化するディスプレイオフ信号が入力される制御部12とを備え、ディスプレイオフ信号がハイレベルに変化すると、制御部12は電源部13に対し、時間間隔をおいて順番に複数の制御信号を立ち上がらせ、信号線駆動部15および走査線駆動部16に対し前記順番通りに、各電圧を立ち上がらせる。
【選択図】図1
【解決手段】複数の信号線17および複数の走査線18を有する液晶パネル11と、各信号線17を駆動する信号線駆動部15と、各走査線18を駆動する走査線駆動部16と、電源電圧が入力され各電圧を出力する電源部13と、電源電圧がオンした後にハイレベルに変化し、電源電圧がオフする前にロウレベルに変化するディスプレイオフ信号が入力される制御部12とを備え、ディスプレイオフ信号がハイレベルに変化すると、制御部12は電源部13に対し、時間間隔をおいて順番に複数の制御信号を立ち上がらせ、信号線駆動部15および走査線駆動部16に対し前記順番通りに、各電圧を立ち上がらせる。
【選択図】図1
Description
本発明は液晶表示装置に関する。
従来、この種の装置は例えば、特許文献1に示されている。特許文献1の図1によると液晶パネル11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、コントロールIC14と、電源IC15とからなる液晶表示装置が示されている。
電源IC15は、ソースドライバ13に対し、駆動用電圧3.3ボルトおよび第1電圧5ボルトを出力している。電源IC15は、ゲートドライバ12に対し、駆動電圧3.3ボルトおよび第2電圧15ボルトおよび第3電圧−15ボルトを出力している。また、コントロールIC14は、画像データが入力され、ソースドライバ13に対し、表示データ等を出力している。そして、電源IC15には、電源電圧の電圧が供給されている。
特開2004−45748号公報
しかし上記装置では、ソースドライバ13に対し、駆動電圧の入力前に、表示データや第1電圧が入力される事がある。また、ゲートドライバ12に対し、駆動電圧の入力前に第2電圧が入力される事がある。そのため、各部品が誤動作したり、故障する、第1の欠点がる。
本発明者は、この欠点を解消するために、コントローラIC14が出力する垂直クロック信号が入力され、制御信号を出力するアナログICを設けた。なお、この制御信号は、駆動電圧と、表示データと、第1電圧と、第2電圧の出力順序を定めるものである。しかし、デジタル信号を取り扱うコントローラIC14の出力側にアナログICを設けるのでノイズが発生し易い、第2の欠点がある。更に、アナログICを新たに設けるので、コストが高くなる、第3の欠点がある。
そこで、本発明は、この様な従来の欠点を考慮し、各電圧が所定の順番で立ち上がり、各部品が誤動作しにくい、ノイズが発生しにくい、コストが安い液晶表示装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の本発明では、複数の信号線および複数の走査線を有する液晶パネルと、各信号線を駆動する信号線駆動部と、各走査線を駆動する走査線駆動部と、電源電圧が入力され各電圧を出力する電源部と、前記電源電圧がオンした後にハイレベルに変化し、前記電源電圧がオフする前にロウレベルに変化するディスプレイオフ信号が入力される制御部とを備え、前記ディスプレイオフ信号がハイレベルに変化すると、前記制御部は前記電源部に対し、時間間隔をおいて順番に複数の制御信号を立ち上がらせ、前記信号線駆動部および前記走査線駆動部に対し前記順番通りに、各電圧を立ち上がらせる。
請求項2の本発明では、前記ディスプレイオフ信号がロウレベルに変化すると、前記制御部は前記電源部に対し、時間間隔をおいて、前記順番と逆順に各制御信号を立ち下がらせ、前記信号線駆動部および前記走査線駆動部に対し、前記逆順の通りに、各電圧を立ち下がらせる。
請求項3の本発明では、前記制御部に設けられた信号生成部に対し、前記ディスプレイオフ信号およびドットクロック信号が入力され、前記信号生成部は前記ドットクロック信号をカウントする事により前記複数の制御信号を生成する。
請求項4の本発明では、前記電源部は駆動電圧を出力するための駆動電圧変換部と、各電圧を出力するための各電圧変換部と、各電圧変換部の出力側に接続された各スイッチ部とを有し、各スイッチ部の制御端子は各制御信号が入力され、最初に、前記駆動電圧が立ち上がり、その後に、各制御信号が前記順番通りに立ち上がる事により、各電圧が前記順番通りに立ち上がる。
請求項5の本発明では、前記電源電圧がオンすると、前記電源部は前記信号線駆動部および前記走査線駆動部および前記制御部に対し、駆動電圧を出力し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し低電圧を出力し、その後に、前記信号線駆動部の出力部に対し所定の電圧を出力し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し高電圧を出力する。
請求項6の本発明では、前記電源電圧がオフする前に、前記電源部は前記信号線駆動部および前記走査線駆動部および前記制御部に対し、前記駆動電圧を出力し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し、前記高電圧の出力を停止し、その後に、前記信号線駆動部の出力部に対し、前記所定の電圧の出力を停止し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し、前記低電圧の出力を停止する。
請求項1の構成により、ディスプレイオフ信号がハイレベルに変化すると、時間間隔をおいて、順番に複数の制御信号を立ち上げるので、各電圧を所定の順番通りに、確実に立ち上げることができる。その結果、各部品が誤動作しにくい。
請求項2の構成により、ディスプレイオフ信号がロウレベルに変化すると、時間間隔をおいて、逆順に複数の制御信号を立ち下げるので、各電圧を所定の順番通りに、確実に立ち下げることができる。
請求項3の構成の様に、制御部内に設けられた信号生成部により、複数の制御信号を生成するので、従来に比べ、信号生成部を設けるだけである。その結果、製品のコストが従来より安くなる。また、制御部内では、デジタル処理しているので、従来の様なノイズが発生しにくい。
請求項4の構成により、駆動電圧が立ち上がった後に、各電圧を順番通りに立ち上げるので従来の様に、駆動電圧の入力前に各電圧が印加し、各部品が故障したり、誤動作する事を防止できる。
請求項5の構成の様に、走査線駆動部の出力部に対し低電圧を出力し、その後に、信号線駆動部の出力部に対し所定の電圧を出力し、その後に、走査線駆動部の出力部に対し、高電圧を出力する。この様な順番で各電圧を印加するので、走査線駆動部や信号線駆動部
や制御部は、損傷する事が防止される。
や制御部は、損傷する事が防止される。
請求項6の構成の様に、駆動電圧を出力し、その後に、走査線駆動部の出力部に対し、高電圧の出力を停止し、その後に、信号線駆動部の出力部に対し、所定の電圧の出力を停止し、その後に、走査線駆動部の出力部に対し、低電圧の出力を停止する。この様な順番で各電圧の印加を停止するので、走査線駆動部や信号線駆動部や制御部は、損傷する事が防止される。
以下に、図面と実施例により、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
以下、図1ないし図4に従い、実施例に係る液晶表示装置10を説明する。図1は液晶表示装置10を示すブロック図、図2は液晶表示装置10に用いられる制御部12のブロック図、図3は液晶表示装置10に用いられる電源部13のブロック図、図4はタイミングチャートである。
図1において、液晶表示装置10は、液晶パネル11と、制御部12と、電源部13とガンマ補正部14と、複数個の信号線駆動部15と、複数個の走査線駆動部16等からなる。
液晶パネル11は例えば、下ガラス基板上に、複数個設けられた信号線17と、複数個の走査線18と、それらの交点近傍に設けられたTFTと、TFTに接続された画素電極などを有する。液晶パネル11は、上ガラス基板に設けられた共通電極と、下ガラス基板および上ガラス基板との間に設けられた液晶(共に図示せず)等を有する。
信号線駆動部15は各信号線17を駆動するドライバである。走査線駆動部16は各走査線18を駆動するドライバである。
図1において、制御部12は、図示しない入力インタフェースを介し、コンピュータ、テレビジョン装置、ビデオ再生装置、DVD再生装置、ナビゲーション本体等から送られたデータイネーブル信号DE、例えばRGB各6ビットのデジタル画像データIRD,IGD,IBD、ドットクロック信号DOTCLK、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC等を取り込む。
そして、制御部12は、上記信号をデジタル的に信号処理し、デジタルRGB表示データDR,DG,DB、水平クロック信号X_CLK、ストローブ信号STRB、極性反転信号POL、およびスタートパルス信号EISを、それぞれ信号線駆動部15へ供給する。
制御部12は、走査線駆動部16に対し、スタートパルスFLM、垂直クロック信号CPV、ゲートイネーブル信号OEを供給する。
制御部12の一具体例を、図2に従い、説明する。制御部12は、ディスプレイオフ信号DISPOFFの入力端子31と、データイネーブル信号DE入力端子34と、RGB各6ビットのデジタル画像データIRD,IGD,IBDの入力端子35と、クロック信号DOTCLK入力端子36と、垂直同期信号VSYNC入力端子32と、水平同期信号HSYNC入力端子33等を有している。
そして、制御部12は、デジタルRGB表示データDR,DG,DBの出力端子43と、水平クロック信号X_CLK出力端子44と、ストローブ信号STRB出力端子40と、極性反転信号POL出力端子41と、スタートパルス信号EIS出力端子42と、制御信号N1,N2,N3の出力端子56等を有している。
制御部12の内部には、大きく分けて前処理部45と、データイネーブル信号DEカウンタ46と、水平同期信号HSYNCカウンタ47と、クロック信号DOTCLKカウンタ48を備えている。前処理部45からの出力信号と、DEカウンタ46の出力信号と、HSYNCカウンタ47の出力信号と、DOTCLKカウンタ48の出力信号とにより、スタートパルス出力手段(FLM生成回路49)において、スタートパルスFLM信号が生成され、DOTCLKカウンタ48の出力信号により、CPV生成回路50において、垂直クロック信号CPVが生成される。
また、DOTCLKカウンタ48の出力信号により、OE生成回路51によりゲートイネーブル信号OEが、ストローブ生成回路52によりストローブ信号STRBが生成される。POL生成回路53により極性反転信号POLが生成され、EIS生成回路54によりスタートパルス信号EISが生成される。更に、デジタル画像データIRD,IGD,IBDは、データシフト回路55において処理されて、デジタルRGB表示データDR,DG,DBとして出力される。
また、制御部12に設けられた信号生成部57に対し、ディスプレイオフ信号DISPOFF(後述)およびドットクロック信号DOTCLKが入力される。信号生成部57は
ドットクロック信号DOTCLKをカウントする事により、複数の制御信号、即ち、第1制御信号N1,第2制御信号N2,第3制御信号N3を生成する。
ドットクロック信号DOTCLKをカウントする事により、複数の制御信号、即ち、第1制御信号N1,第2制御信号N2,第3制御信号N3を生成する。
これらの前処理部45と、DEカウンタ46と、HSYNCカウンタ47と、DOTCLKカウンタ48と、OE生成回路51と、ストローブ生成回路52と、POL生成回路53と、EIS生成回路54と、データシフト回路55等の構成は、従来の制御部における構成と実質的に相違はなく、動作原理も同様であるので、詳細な説明は省略する。
但し、ディスプレイオフ信号DISPOFFおよびドットクロック信号DOTCLKが信号生成部57に入力されている点が、従来の制御部との相違点である。
電源電圧VINは電源部13に入力されている(図1参照)。上記電圧VINがオンする(立ち上がる)と、それと同時に、あるいは、少し遅れて、ディスプレイオフ信号DISPOFFはハイレベルに変化する。
また、電源電圧VINが立ち下がる(オフ)する、少し前に、ディスプレイオフ信号DISPOFFはロウレベルに変化する(図4参照)。
この様に、ディスプレイオフ信号DISPOFFも、図示しない入力インタフェースを介して、コンピュータ、テレビジョン装置、ナビゲーション本体から送信される信号である。この様に、電源電圧VINがオフする前に、ハイからロウに変化するディスプレイオフ信号DISPOFFおよび画像データIRD,IGD,IBDは、制御部12に入力される。以上の部品により、制御部12は構成されている(図2参照)。
次に、電源部13は、供給された電源電圧VIN(例えば12ボルト)を基に、液晶表示装置10内で使用される各種の電圧を生成する。例えば、制御部12のロジック部と、信号線駆動部15のロジック部と、走査線駆動部16のロジック部に対して、駆動用電圧VDDを生成する。
また、電源部13は、ガンマ補正部14に対して、基準電圧VCOM1およびVCOM2と、共通電圧VCOMを生成する。
更に、電源部13は、信号線駆動部15の非ロジック部(例えば出力部)に対して、所定の電圧VGENを生成する。電源部13は、走査線駆動部16の非ロジック部(例えば出力部)に対して、高電圧VGHおよび低電圧VGLを生成する。電源部13は、液晶パネル11の共通電極に印加するための共通電圧VCOMを生成する。
ガンマ補正部14は、電源部13から供給された基準電圧VCOM1およびVCOM2を抵抗分圧することにより、階調基準電圧VGM1〜VGM10を生成し、信号線駆動部15へ供給する。
信号線駆動部15は、18ビットラッチ、シフトレジスタ、サンプリングメモリ、ホールドメモリ、レベルシフタ、分圧回路、DA変換器、出力部(いずれも図示せず)を備えている。
制御部12から信号線駆動部15へ入力された表示データを構成する各6ビットのデータDR,DG,DBは、信号線駆動部15内のラッチにおいて時分割で、内部にラッチされる。
そして、信号線駆動部15内のサンプリングメモリ、ホールドメモリ、レベルシフタを経て、水平同期信号HSYNCに同期して発生されるスタートパルスEISに基づいて、分圧回路からの基準電圧を基に、DA変換器により、DA変換が行われる。
このことにより、ガンマ補正されたアナログ電圧(階調電圧)が発生され、出力バッファ(出力部)を経て、液晶パネル11のY1〜Yn(図示せず)からなるn本の信号線17に供給される。
また、制御部12から走査線駆動部16へ供給された垂直同期信号VSYNCに同期し発生されるクロック信号CPVと、スタートパルスFLMは、走査線駆動部16により処理される。そして走査信号は、液晶パネル11のX1〜Xm(図示せず)からなるm本の走査線18に供給される。
次に、図3に従い、電源部13を説明する。図3において、電源部13は電源電圧検知回路60と、スイッチングレギュレータ61と、電源IC62とを有している。更に電源部13は、スイッチングレギュレータ63と、スイッチ部64と、変換回路65と、スイッチ部66と、スイッチングレギュレータ67と、スイッチ部68を有している。
電源電圧検知回路60は、電源電圧VINが所定値(例えば、直流12ボルト)以上になると、電圧VCC(例えば、直流14ボルト)を出力する。そして、電源電圧検知回路60は、電源電圧VINが所定値未満になると、電圧VCCの出力を停止する。
スイッチングレギュレータ61は電源電圧検知回路60に接続され、電圧VCCが入力される。スイッチングレギュレータ61は電源IC62に接続され、PWM制御信号P1が入力される。スイッチングレギュレータ61は上記信号P1により、駆動電圧VDD(3.3ボルト)を出力する。
これらの電源電圧検知回路60と、電源IC62と、スイッチングレギュレータ61とにより、駆動電圧変換部69が構成されている。駆動電圧変換部69は、駆動電圧VDDを出力するものである。
スイッチングレギュレータ63は電源電圧検知回路60に接続され、電圧VCCが入力される。スイッチングレギュレータ63は電源IC62に接続され、PWM制御信号P2が入力される。スイッチングレギュレータ63は上記信号P2により、5ボルトを出力する。
これらの電源電圧検知回路60と、電源IC62と、スイッチングレギュレータ63とにより、電圧(例えば5ボルト)を出力するための電圧変換部70が構成されている。
スイッチ部64は例えばMOSFET等からなる。スイッチ部64は、電圧変換部70の出力側に接続されている。スイッチ部64の制御端子は、第2制御信号N2が入力される。
第2制御信号N2がロウレベルの時、スイッチ部64は開成し、電圧変換部70は電圧を出力しない。第2制御信号N2がハイレベルの時、スイッチ部64は閉成し、電圧変換部70は、所定の電圧VGEN(5ボルト)を出力する。
変換回路65は例えば、チャージポンプと安定化回路等からなり、スイッチングレギュレータ63に接続されている。
上記電源電圧検知回路60と、電源IC62と、スイッチングレギュレータ63と、変換回路65とにより、電圧(例えば15ボルト)を出力するための電圧変換部71が構成されている。
スイッチ部66は例えばMOSFET等からなる。スイッチ部66は、電圧変換部71の出力側に接続されている。スイッチ部66の制御端子は、第3制御信号N3が入力される。
第3制御信号N3がロウレベルの時、スイッチ部66は開成し、電圧変換部71は電圧を出力しない。第3制御信号N3がハイレベルの時、スイッチ部66は閉成し、電圧変換部71は、高電圧VGH(15ボルト)を出力する。
スイッチングレギュレータ67は電源電圧検知回路60に接続され、電圧VCCが入力される。スイッチングレギュレータ67は電源IC62に接続され、PWM制御信号P3が入力される。スイッチングレギュレータ67は上記信号P3により、−15ボルトを出力する。
上記電源電圧検知回路60と、電源IC62と、スイッチングレギュレータ67とにより、電圧(例えば−15ボルト)を出力するための電圧変換部72が構成されている。
スイッチ部68は例えばMOSFET等からなる。スイッチ部68は、電圧変換部72の出力側に接続されている。スイッチ部68の制御端子は、第1制御信号N1が入力される。
第1制御信号N1がロウレベルの時、スイッチ部68は開成し、電圧変換部72は電圧を出力しない。第1制御信号N1がハイレベルの時、スイッチ部68は閉成し、電圧変換部72は、低電圧VGL(−15ボルト)を出力する。以上の部品により、電源部13は構成されている。
次に、再び図1ないし図4に従い、液晶表示装置1の動作を説明する。最初に、使用者(ユーザ)は、例えば、ナビゲーション本体に設けられたスタートボタン(図示せず)を押したものとする。
スタートボタンが設けられた入力部は、電源回路(共に図示せず)に接続されている。電源回路は所定の電源を直流12ボルトに変換するものである。その結果、電源部13に対して、電源電圧VIN(直流12ボルト)はオンする(入力が始まる)。
電源部13において、電圧VCC(14ボルト)が生成され、駆動電圧変換部69により、駆動電圧VDDが立ち上がり、ハイレベルとなる(図3と図4(a)を参照)。
この時、電源部13は、信号線駆動部15と、走査線駆動部16と、制御部12に対し、駆動電圧VDDを出力する。
駆動電圧VDDが立ち上がった後に、制御部12に対し、ドットクロック信号DOTCLKと、データイネーブル信号DEと、画像データIRD,IGD,IBDと、垂直同期信号VSYNCと、水平同期信号HSYNCが入力される(図4(b)参照)。
その後、ディスプレイオフ信号DISPOFFは、ロウレベルからハイレベルに変化する(図4(c)参照)。この時、制御部12内に設けられた信号生成部57は、ドットクロック信号DOTCLKの数をカウントし始める。
制御部12は、ディスプレイオフ信号DISPOFFがハイレベルに変化すると、所定の時間間隔をおいて、第1制御信号N1を立ち上がらせ、電源部13へ出力する(図4(d)参照)。
電源部12は、第1制御信号N1の立ち上がり(ハイレベルになる)に応じて、スイッチ部68を閉成し、走査線駆動部16に対して、低電圧VGL(−15ボルト)を出力する(図3と図4(g)を参照)。
その後、制御部12は、信号線駆動部15に対して、表示データDR,DG,DBと、水平クロック信号X_CLKと、極性反転信号POLと、ストロ−ブ信号STRBと、スタートパルス信号EISを出力する。
制御部12は、第1制御信号N1の立ち上がり時点から、所定の時間間隔をおいて、第2制御信号N2を立ち上がらせ、電源部13へ出力する(図4(e)参照)。
電源部12は、第2制御信号N2の立ち上がり(ハイレベルになる)に応じて、スイッチ部64を閉成し、信号線駆動部15に対して、所定の電圧VGEN(5ボルト)を出力する(図3と図4(h)を参照)。
その後、制御部12は走査線駆動部16に対し、スタートパルスFLM、垂直クロック信号CPV、ゲートイネーブル信号DEを出力する。
制御部12は、第2制御信号N2の立ち上がり時点から、所定の時間間隔をおいて、第3制御信号N3を立ち上がらせ、電源部13へ出力する(図4(f)参照)。
電源部12は、第3制御信号N3の立ち上がり(ハイレベルになる)に応じて、スイッチ部66を閉成し、走査線駆動部16に対して、高電圧VGH(15ボルト)を出力する(図3と図4(i)を参照)。
その結果、液晶パネル11において、表示データDR,DG,DBによる表示が開始される。
上記内容を以下にまとめる。ディスプレイオフ信号DISPOFFがハイレベルに変化すると、制御部12は電源部13に対し、各々、時間間隔をおいて順番に、複数の制御信号N1,N2,N3を立ち上がらせる。
そして、制御部12は電源部13を介して、走査線駆動部16および信号線駆動部15に対し、前記順番通りに、各電圧VGL,VGEN,VGHを立ち上がらせる。この様に、各制御信号N1,N2,N3が順番に立ち上がせる事により、各電圧VGL,VGEN,VGHが順番に立ち上がる。
また、上記内容を別の表現にて、以下にまとめる。最初に、駆動電圧VDDが立ち上がる。その後に、走査線駆動部16の出力部に対し、低電圧VGLが出力される。その後に信号線駆動部15の出力部に対し、所定の電圧VGENが出力される。その後に、走査線駆動部16の出力部に対し、高電圧VGHが出力される。
次に、液晶表示装置1が表示終了するまでの動作を説明する。最初に、ディスプレイオフ信号DISPOFFは、ハイレベルからロウレベルに変化する(図4(b)参照)。この時、制御部12内に設けられた信号生成部57は、ドットクロック信号DOTCLKの数をカウントし始める。
制御部12は、ディスプレイオフ信号DISPOFFがロウレベルに変化し、所定の時間間隔をおいて、第3制御信号N3を立ち上がらせ、電源部13へ出力する(図4(f)参照)。
電源部13は、第3制御信号N3の立ち下がり(ロウレベルになる)に応じて、スイッチ部66を開成し、走査線駆動部16に対して、高電圧VGH(15ボルト)を立ち下がらせる(図4(i)を参照)。
制御部12は、第3制御信号N3の立ち下がり時点から、所定の時間間隔をおいて、第2制御信号N2を立ち下がらせ、電源部13へ出力する(図4(e)参照)。
電源部13は、第2制御信号N2の立ち下がり(ロウレベルになる)に応じて、スイッチ部64を開成し、信号線駆動部15に対して、所定の電圧VGEN(5ボルト)を立ち下がらせる(図4(h)を参照)。
制御部12は、第2制御信号N2の立ち下がり時点から、所定の時間間隔をおいて、第1制御信号N1を立ち下がらせ、電源部13へ出力する(図4(d)参照)。
電源部13は、第1制御信号N1の立ち下がり(ロウレベルになる)に応じて、スイッチ部68を開成し、走査線駆動部16に対して、低電圧VGL(−15ボルト)を立ち下がらせる(図4(g)を参照)。
その後、ドットクロック信号DCLK等の入力が停止し(図4(b)参照)、表示が終了する。その後、駆動電圧VDDの出力も停止する(図4(a)参照)。
上記内容を以下にまとめる。ディスプレイオフ信号DISPOFFがロウレベルに変化すると、制御部12は電源部13に対し、各々、時間間隔をおいて、前記立ち上がり時の順番とは逆順に、複数の制御信号N3,N2,N1を立ち下がらせる。
そして、制御部12は電源部13を介して、走査線駆動部16および信号線駆動部15に対し、前記逆順通りに、各電圧VGH,VGEN,VGLを立ち下がらせる。
また、上記内容を別の表現にて、以下にまとめる。電源電圧VINがオフする前に、電源部13は、信号線駆動部15および走査線駆動部16および制御部12に対し、駆動電圧VDDを出力する。
その後に、電源部13は走査線駆動部16の出力部に対し、高電圧VGHの出力を停止する。その後に、電源部13は信号線駆動部15の出力部に対し、所定の電圧VGENを停止する。その後に、電源部13は、走査線駆動部16の出力部に対し、低電圧VGLの出力を停止する。
11 液晶パネル
12 制御部
13 電源部
15 信号線駆動部
16 走査線駆動部
17 信号線
18 走査線
12 制御部
13 電源部
15 信号線駆動部
16 走査線駆動部
17 信号線
18 走査線
Claims (6)
- 複数の信号線および複数の走査線を有する液晶パネルと、各信号線を駆動する信号線駆動部と、各走査線を駆動する走査線駆動部と、電源電圧が入力され各電圧を出力する電源部と、前記電源電圧がオンした後にハイレベルに変化し、前記電源電圧がオフする前にロウレベルに変化するディスプレイオフ信号が入力される制御部とを備え、前記ディスプレイオフ信号がハイレベルに変化すると、前記制御部は前記電源部に対し、時間間隔をおいて順番に複数の制御信号を立ち上がらせ、前記信号線駆動部および前記走査線駆動部に対し前記順番通りに、各電圧を立ち上がらせる事を特徴とする液晶表示装置。
- 前記ディスプレイオフ信号がロウレベルに変化すると、前記制御部は前記電源部に対し、時間間隔をおいて、前記順番と逆順に各制御信号を立ち下がらせ、前記信号線駆動部および前記走査線駆動部に対し、前記逆順の通りに、各電圧を立ち下がらせる事を特徴とする請求項1の液晶表示装置。
- 前記制御部に設けられた信号生成部に対し、前記ディスプレイオフ信号およびドットクロック信号が入力され、前記信号生成部は前記ドットクロック信号をカウントする事により前記複数の制御信号を生成する事を特徴とする請求項1または請求項2の液晶表示装置。
- 前記電源部は駆動電圧を出力するための駆動電圧変換部と、各電圧を出力するための各電圧変換部と、各電圧変換部の出力側に接続された各スイッチ部とを有し、各スイッチ部の制御端子は各制御信号が入力され、最初に、前記駆動電圧が立ち上がり、その後に、各制御信号が前記順番通りに立ち上がる事により、各電圧が前記順番通りに立ち上がる事を特徴とする請求項1の液晶表示装置。
- 前記電源電圧がオンすると、前記電源部は前記信号線駆動部および前記走査線駆動部および前記制御部に対し、駆動電圧を出力し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し低電圧を出力し、その後に、前記信号線駆動部の出力部に対し所定の電圧を出力し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し高電圧を出力する事を特徴とする請求項1の液晶表示装置。
- 前記電源電圧がオフする前に、前記電源部は前記信号線駆動部および前記走査線駆動部および前記制御部に対し、前記駆動電圧を出力し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し、前記高電圧の出力を停止し、その後に、前記信号線駆動部の出力部に対し、前記所定の電圧の出力を停止し、その後に、前記走査線駆動部の出力部に対し、前記低電圧の出力を停止する事を特徴とする請求項5の液晶表示装置。
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JP2009031661A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Nec Lcd Technologies Ltd | 画像処理方法、画像表示装置及びそのタイミングコントローラ |
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-
2005
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