JP2009015103A - 表示制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の表示制御装置は、表示する画素列が増加する高精細モードにおいて消費電力が増加する問題があった。
【解決手段】本発明にかかる表示制御装置は、表示パネル3を駆動するデータ線制御部27と走査線制御部28とに制御パルスを出力する制御パルス生成部24と、基準クロックに同期し、所定期間中において制御パルスが変化するタイミングを設定するタイミング設定値に基づいてクロックの間隔が設定される間欠クロックを生成する間欠クロック生成部23とを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は表示制御装置及びその制御方法に関し、特に表示装置の制御タイミングに基づいた間欠クロックを用いて表示装置を制御する表示制御装置及びその制御方法に関する。
近年、表示装置としてTFT(Thin Film Transistor)等の表示パネル(液晶パネル)が多く用いられている。液晶パネルは薄型、軽量であるため、携帯機器においても多く用いられている。携帯機器に搭載される液晶パネルは、消費電力を低減するために、使用状態に応じて表示する画素数を変更することが行われる。そこで、液晶パネルの表示画素数を制御する表示制御装置の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている従来の表示制御装置102のブロック図を図5に示す。表示制御装置102は、CPU(中央演算装置)101とデータの送受信を行い、このデータに基づき液晶パネル103を制御する。液晶パネル103は、マトリックス状に画素が配置される。表示制御装置102は、データ線制御部127によって、行方向に配置される画素に階調信号を出力する。また、走査線制御部128によって、列方向に配置される画素を選択する。表示制御装置102は、液晶パネル103の画素列を選択し、選択した画素列毎に階調信号を与える。これによって、液晶パネル103は、画素列毎に画像の描画が行われ、全ての列についての描画が行われると液晶パネル103の全体に画像が表示される。ここで、1つの画素列の描画を行う期間を1走査期間と称し、画面全体の描画が行われる周期の逆数を1フレーム周波数と称する。
表示制御装置102は、基準クロック生成部123とタイミング生成部124との設定を変更することで、この1走査期間の長さと1フレーム周波数とを変更することが可能である。基準クロック生成部123は、外部から入力されるか、又は内部で生成する源クロックを分周することで生成される。基準クロック生成部123の分周比は、制御レジスタ122に記憶された値に基づき設定されるものであり、分周比を変更することで基準クロックの周波数を変更することが可能である。また、タイミング生成部124は、制御レジスタ122から1走査期間の基準クロック数、駆動画素列の数を受信し、これを基に1走査期間に同期したフレームパルス(垂直同期信号)Vsync、ラインパルス(水平同期信号)Hsync及び制御パルスを生成する。データ線制御部127と走査線制御部128とは、これらのパルス信号に基づき動作する。なお、制御パルスは、画素の制御可能期間を指定するゲートEN信号、データ線のプリチャージ期間を指定するプリチャージ信号、赤階調の画素の制御可能期間を指定するRED_SW信号、緑階調の画素の制御可能期間を指定するGREEN_SW信号、青階調の画素の制御可能期間を指定するBLUE_SW信号を有している。
ここで、図6に表示制御装置102の動作のタイミングチャートを示し、この図を参照して表示制御装置102の動作について説明する。図6に示すタイミングチャートは、1フレーム周期の最初の1走査期間について示している。図6に示すように、表示制御装置102は、1走査期間の間にデータ線に対して、プリチャージ出力、赤階調信号(RED出力)、緑階調信号(GREEN出力)、青階調信号(BLUE出力)を行う。これらの出力は、プリチャージ信号、RED_SW信号、GREEN_SW信号、BLUE_SW信号がハイレベルの期間で各画素に供給される。また、プリチャージ信号、RED_SW信号、GREEN_SW信号、BLUE_SW信号の立ち下がり時点において、プリチャージ出力、RED出力、GREEN出力、BLUE出力の各電圧レベルは安定した電圧となっている。
図6に示す例に対して、1フレーム周波数は変更せずに、画素列の数を増やした場合のタイミングチャートを図7に示す。この場合、1走査期間の長さは短くなる。これに伴い、タイミング生成部124は、パルス信号が変化するタイミングと基準クロックのタイミングの関係を変更したパルス信号を生成する。このパルス信号は、ハイレベルである期間が図6に示す例よりも短くなる。しかし、各パルス信号のハイレベル期間が短くなるために、プリチャージ出力、RED出力、GREEN出力、BLUE出力の各電圧レベルが安定した電圧となる前に、プリチャージ信号、RED_SW信号、GREEN_SW信号、BLUE_SW信号が立ち下がってしまう。そのため、各画素に的確な階調信号が供給できない問題が発生する。
そこで、このような場合、表示制御回路102は、基準クロックの周波数を高くし、タイミング生成部124が生成するパルス信号の制御タイミングの分解能を向上させる。この場合のタイミングチャートを図8に示す。図8に示すように、基準クロックの周波数を高くすることでパルス信号の制御タイミングの分解能が向上し、プリチャージ出力、RED出力、GREEN出力、BLUE出力の各電圧レベルは安定した電圧となった後に、プリチャージ信号、RED_SW信号、GREEN_SW信号、BLUE_SW信号が立ち下がるタイミングとすることができる。
上記説明より、表示制御回路102は、1フレーム周期の間に制御する画素列の数に応じて基準クロックの周波数又は基準クロックとパルス信号が変化するタイミングとの関係を変更する。これによって、表示制御回路102は、液晶パネル103の表示状態に応じて最適な制御パルスを生成することが可能である。
特開2005−43914号公報
しかしながら、近年では携帯機器に搭載される液晶パネルにおいても、高精細な画像を表示するために液晶パネルの画素数が増加している。これによって、1走査期間の長さは短くなっている。このような液晶パネルを従来の表示制御装置102で制御する場合、基準クロックの周波数を高めなければならない。つまり、表示制御装置102は、制御する液晶パネルが高精細であるほど基準クロックの周波数が高くなり、タイミング生成部124の消費電力が増大する問題がある。
本発明にかかる表示制御装置は、表示パネルを駆動するデータ線制御部と走査線制御部とに制御パルスを出力する制御パルス生成部と、基準クロックに同期し、所定期間中において前記制御パルスが変化するタイミングを設定するタイミング設定値に基づいてクロックの間隔が設定される間欠クロックを生成する間欠クロック生成部とを有するものである。
本発明にかかる表示制御装置によれば、制御パルスが変化するタイミングを設定するタイミング設定値に基づいてクロックの間隔が設定される間欠クロックに基づき制御パルスが生成される。そのため、制御パルスを生成する制御パルス生成部の動作周波数は、基準クロックよりも周波数が低い間欠クロックの周波数となる。低い動作周波数で制御パルスを生成することができるため、本発明にかかる表示制御装置は、従来の表示制御装置よりも消費電力を削減することができる。また、制御パルス生成部を間欠クロックの周波数に基づき動作させることで、表示する画素列が増加した場合であっても、動作周波数の上昇に伴う消費電力の上昇を抑制することが可能である。
一方、本発明にかかる表示制御装置の制御方法は、表示パネルを駆動するデータ線制御部と走査線駆動部とを制御パルスを用いて制御する表示制御装置の制御方法であって、基準クロックに同期し、前記制御パルスが変化するタイミングを設定するタイミング設定値に基づいた間隔を有する間欠クロックを生成し、前記間欠クロックに基づき前記制御パルスを生成するものである。
本発明にかかる表示制御装置の制御方法によれば、制御パルスを基準クロックよりも周波数が低い間欠クロックに基づき生成することができる。これによって、本発明にかかる表示制御装置は、従来の表示制御装置よりも少ない消費電力で制御パルスを生成することが可能である。また、制御パルスを間欠クロックに基づき生成することで、表示する画素列が増加した場合であっても、動作周波数の上昇に伴う消費電力の上昇を抑制することが可能である。
本発明の表示制御装置及びその制御方法によれば、少ない消費電力でデータ線制御部と走査線制御部とを制御する制御パルスを生成することが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる表示システムを図1に示す。表示システムは、CPU(中央演算装置)1、表示制御装置2、表示パネル(液晶パネル)3を有している。CPU1は、例えば液晶パネル3に表示する画像の処理と画像データの生成を行う。表示制御装置2は、本発明にかかる表示制御装置であって、CPUから送信される画像データに基づき液晶パネル3を制御する。液晶パネル3は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等の液晶パネルであって、格子状に配列された画素を有している。
この画素は、例えば1つの画素に赤色成分の表示を行う赤画素、緑色成分の表示を行う緑画素、青色成分の表示を行う青画素を有している。液晶パネル3は、赤・緑・青の各画素を画像データによって設定される階調に応じて発光させることで1つの画素を表示する。また、この画素は、列毎に同一の走査線が接続されており、列毎に導通状態が制御される。また、行毎に同一のデータ線が接続されており、行毎に画像データに応じた階調信号が与えられる。なお、以下の説明では、1つの画素列の描画を行う所定期間を1走査期間と称し、画面全体の描画が行われる周期の逆数を1フレーム周波数と称する。
表示制御装置2について詳細に説明する。表示制御装置2は、システムインタフェース20、制御レジスタ21a、第1の設定レジスタ(例えば、クロック間隔設定レジスタ)21b、第2の設定レジスタ(例えば、制御パルスタイミング設定レジスタ)21c、基準クロック生成部22、間欠クロック生成部23、制御パルス生成部24、アドレスデコーダ25、表示メモリ26、データ線制御部27、走査線制御部28、駆動電圧生成部29を有している。
システムインタフェース20は、CPU1に搭載されるシステムインタフェース12と接続されており、CPU1と表示制御装置2との間のデータの送受信を行う。制御レジスタ21aは、基準クロック生成部22におけるクロックの分周比を記憶する。クロック間隔設定レジスタ21bは、間欠クロック生成部23が生成する間欠クロックのクロック間隔を設定するタイミング設定値と1走査期間中に間欠クロック生成部23に入力される基準クロックの数(1走査期間クロック数)とを記憶する。制御パルスタイミング設定レジスタ21cは、制御パルス生成部24が生成する制御パルスが変化するタイミングと制御パルス生成部24に入力される間欠クロックとの関係を記憶する。
基準クロック生成部22は、外部から入力される、あるいは内部で生成される源クロックから表示制御装置2の内部で使用される基準クロックを生成する。基準クロックは、例えば源クロックを分周したクロックである。この分周比は制御レジスタ21aに記憶される。間欠クロック生成部23は、基準クロックに同期し、クロック間隔設定レジスタ21bに記憶されたタイミング設定値によって設定されるクロック間隔を有する間欠クロックを生成する。間欠クロック生成部23の詳細については後述する。
制御パルス生成部24は、間欠クロックに基づき制御パルスを生成する。制御パルスは、データ線制御部27と走査線制御部28とに供給される。データ線制御部27と走査線制御部は、制御パルスに基づいたタイミングで液晶パネル3を制御する。制御パルスの詳細については後述する。
また、制御パルス生成部24は、表示メモリの書込みアドレス及び読出しアドレスを生成し、アドレスデコーダ25に出力する。アドレスデコーダ25は、書込みアドレスをデコードして、表示メモリ26において外部から入力される表示データが記憶させるアドレスを指定する。また、アドレスデコーダ25は、読出しアドレスをデコードして表示メモリ26に記憶された表示データのうちデータ線制御部27に出力する表示データを指定する。表示メモリ26は、液晶パネル3に表示する表示データを記憶するメモリである。
データ線制御部27は、表示メモリから入力される表示データに基づき、液晶パネル3のデータ線を駆動する階調信号(例えば、階調電圧)を出力する。階調電圧は、例えば赤・緑・青の色要素ごとに生成され、液晶パネル3の1つの画素列を駆動する所定期間(以降、この時間を1走査時間と称す)の間に色要素に対応した画素にそれぞれ与えられる。各画素に階調信号を供給するタイミングは、制御パルスに基づき行われる。なお、データ線制御部27は、駆動電圧生成部29で生成される電圧に基づき動作する。
走査線制御部28は、制御パルスに基づいたタイミングで、液晶パネルの画素列を制御する。このとき、走査線制御部28は、例えば画素のスイッチの導通状態を制御する。なお、走査線制御部28は、駆動電圧生成部29で生成される電圧に基づき動作する。データ線制御部27及び走査線制御部28と制御パルスとの関係についての詳細は後述する。
駆動電圧生成部29は、例えば外部から入力される電源電圧を昇圧して、データ線制御部27及び走査線制御部28が液晶パネル3を駆動するのに十分な電圧を生成する。駆動電圧生成部29は、例えばチャージポンプ回路などの昇圧回路であって、複数の電圧を生成することができる。
ここで、間欠クロック生成部23について詳細に説明する。間欠クロック生成部23の回路図を図2に示す。図2に示すように間欠クロック生成部23は、カウンタ回路40、比較回路A1〜An、OR回路41、間欠クロック生成回路42を有している。また、間欠クロック生成部23には、タイミング設定値として、例えば1走査期間クロック数、タイミング設定TS1〜TSnが入力されている。
カウンタ回路40は、基準クロックのクロック数をカウントして、そのカウント値を出力する。また、カウンタ回路40は、基準クロックのカウント値が1走査期間クロック数に達した場合、カウント値をリセットする。比較回路A1〜Anには、それぞれタイミング設定TS1〜TSnが入力されている。比較回路A1〜Anは、カウンタ回路40から出力されるカウント値とタイミング設定とを比較し、カウント値とタイミング設定とが同じ値になった場合に「1」を出力する。ここで、比較回路An及びタイミング設定TSnのnは、例えば1走査期間の間に制御パルスの信号レベルが変化する回数と同じ値である。タイミング設定TS1〜TSnは、それぞれ制御パルスが変化するタイミングに対応づけられた値が設定されている。例えば、1走査期間の間に入力される基準クロックのクロック数がm個であった場合、このm個の基準クロックのうち何番目のクロックで間欠クロックを出力するかが設定される。
OR回路41は、論理和回路であって、比較回路A1〜Anの出力の論理和を出力する。この出力はALL信号として間欠クロック生成回路42に送信される。間欠クロック生成回路42は、基準クロックの立ち上がりに応じてALL信号の信号レベルを保持して、出力する。この間欠クロック生成回路42の出力が間欠クロックとなる。なお、間欠クロック生成回路42は、例えばD型フリップフロップで構成される。
間欠クロック生成回路42の動作について説明する。間欠クロック生成回路42の動作のタイミングチャートを図3に示す。図3のタイミングチャートは、1走査期間における間欠クロック生成部23の動作について示したものである。この例においては、1走査期間の間に72個の基準クロックが入力されており、タイミング設定値TS1は1、タイミング設定値TS2は5、タイミング設定値TSn−1は67、タイミング設定値TSnは69である。ここでタイミング設定値TS3〜TSn−2が入力される比較回路A3〜An−2の出力については省略している。
まず、タイミングT10で1走査期間における1番目の基準クロックが入力されると、カウンタ回路40がカウント値「1」を出力する。このカウント値「1」が出力されると若干の遅延を持ってタイミング設定値TS1=1となる比較回路A1の出力がハイレベルとなる。また、比較回路A1の出力変化に応じてOR回路41の出力もハイレベルとなる。このOR回路41の出力は、タイミングT11で入力される2番目の基準クロックで間欠クロック生成回路42に取り込まれる。これによって、間欠クロックはハイレベルとなる。
また、タイミングT11で2番目の基準クロックが入力されるとカウンタ回路40の出力は「2」となるため、比較回路A1〜An−1の出力は全てロウレベルとなる。これによってOR回路41の出力はロウレベルとなり、3番目の基準クロックが入力されると間欠クロックはロウレベルとなる。
このように、間欠クロック生成部23は、1走査期間の間に入力される基準クロックの数をカウントし、カウント値とタイミング設定値とが一致した場合に生成されるALL信号のハイレベルを基準クロックに基づき保持する。つまり、間欠クロック生成部23は、基準クロックに同期し、タイミング設定値に基づきクロックハイレベル出力タイミング(あるいは、クロック間隔)が設定される間欠クロックを生成する。また、タイミング設定値は、間欠クロックのクロック間隔を設定するものである。このタイミング設定値を変更することによって、生成するクロックの個数と間欠クロック生成部23が出力する間欠クロックのクロックハイレベル出力タイミングを変更することができる。
間欠クロック生成回路42が生成する間欠クロックに基づいた制御パルス生成部24、データ線制御部27、走査線制御部28の動作について説明する。図4に制御パルス生成部24、データ線制御部27、走査線制御部28の動作のタイミングチャートを示す。図4に示すように、制御パルス生成部24は、1走査期間における間欠クロックのクロック数をカウントしており、このカウント値に応じて制御パルスの立ち上げと立ち下げとを行う。本実施の形態では、制御パルス生成部24は、制御パルスとして垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsync、ゲートEN信号、プリチャージ制御信号、RED_SW制御信号、GREEN_SW制御信号、BLUE_SW制御信号を有している。また、データ線制御部27は、画素に与える階調信号であるデータ線出力を行う。
垂直同期信号Vsyncは、液晶パネル3の画素列のうち1列目の画素列の走査を指定する信号である。垂直同期信号Vsyncのハイレベルが入力されると走査線制御部は1列目の画素列を選択する。水平同期信号Hsyncは、走査線制御部28が選択する画素列を変更する信号である。水平同期信号Hsyncがハイレベルとなると、走査線制御部28は、次段の画素列を選択する。なお、垂直同期信号Vsyncと水平同期信号Hsyncとがともに入力される場合、走査線制御部28は、1列目の画素列を選択する。
ゲートEN信号は、画素のスイッチの導通状態が制御可能である期間を指定する信号である。ゲートEN信号がハイレベルの期間であれば、データ線制御部27と走査線制御部28は、画素を制御することが可能である。プリチャージ制御信号は、画素に接続されるデータ線の電位をプリチャージ電圧にリセットする期間を指定する。プリチャージ制御信号がハイレベルの期間は、データ線制御部27は、データ線にプリチャージ電圧を出力する。また、走査線制御部28は、データ線制御部からプリチャージ電圧が供給される配線とデータ線との間にあるスイッチを導通状態とし、データ線にプリチャージ電圧が伝達されるようにする。
RED_SW制御信号は、赤画素に赤の階調信号(RED出力)を供給する期間を指定する。RED_SW制御信号がハイレベルの期間に、データ線制御部27は、データ線に赤の階調信号を出力する。また、走査線制御部28は、赤画素とデータ線との間のスイッチを導通状態とする。GREEN_SW制御信号は、緑画素に緑の階調信号(GREEN出力)を供給する期間を指定する。GREEN_SW制御信号がハイレベルの期間に、データ線制御部27は、データ線に緑の階調信号を出力する。また、走査線制御部28は、緑画素とデータ線との間のスイッチを導通状態とする。BLUE_SW制御信号は、赤画素に青の階調信号(BLUE出力)を供給する期間を指定する。BLUE_SW制御信号がハイレベルの期間に、データ線制御部27は、データ線に青の階調信号を出力する。また、走査線制御部28は、青画素とデータ線との間のスイッチを導通状態とする。
図4に示すように、制御パルスは、間欠クロックのカウント値に基づいて変化する。制御パルスタイミング設定レジスタには、何番目の間欠クロックでどの信号を変化させるかのタイミング情報が記憶されている。制御パルス生成部24は、このタイミング情報に応じて制御パルスのそれぞれを制御する。
図4に示す例では、垂直同期信号Vsyncは、間欠クロックのカウント値が2となった場合に立ち上がり、5となった場合に立ち下がる。水平同期信号Hsyncは、間欠クロックのカウント値が3となった場合に立ち上がり、4となった場合に立ち下がる。ゲートEN信号は、間欠クロックのカウント値が6となった場合に立ち上がり、15となった場合に立ち下がる。プリチャージ制御信号は、間欠クロックのカウント値が7となった場合に立ち上がり、8となった場合に立ち下がる。RED_SW制御信号は、間欠クロックのカウント値が9となった場合に立ち上がり、10となった場合に立ち下がる。GREEN_SW制御信号は、間欠クロックのカウント値が11となった場合に立ち上がり、12となった場合に立ち下がる。BLUE_SW制御信号は、間欠クロックのカウント値が13となった場合に立ち上がり、14となった場合に立ち下がる。
つまり、クロック間隔設定レジスタ21bに記憶されているタイミング設定値は、1走査期間において制御パルスが変化するタイミングに相当するタイミングが設定される。また、このタイミング設定値の値を変更することで制御パルスが変化するタイミングは任意に設定することができる。
上記説明より、実施の形態1にかかる表示制御装置2は、間欠クロック生成部23が基準クロックよりもクロック数が少ない間欠クロックを生成する。そして、この間欠クロックに基づき制御パルス生成部24が制御パルスを生成する。つまり、実施の形態1にかかる制御パルス生成部24は、周波数の低い間欠クロックに基づいて制御パルスを生成するため、消費電力を従来のタイミング生成部124よりも低減することができる。消費電力は、一般的に回路を構成する素子数とクロックの振幅とクロックの周波数との積によって求まる。例えば、本実施の形態にかかる制御パルス生成部24と従来のタイミング生成部124とがほぼ同じ素子数であって、同じ振幅のクロック信号を用いていた場合、本実施の形態の制御パルス生成部24に入力される間欠クロックは、基準クロックの15/72(1走査期間中に出力される間欠クロックのクロック数/1走査期間中に入力される基準クロックのクロック数)の周波数であるため、本実施の形態の制御パルス生成部24の消費電力は、従来のタイミング生成部124の5/24に低減される。
また、表示する画素列が1.5倍となり、基準クロックの周波数が2倍の周波数となった場合、従来のタイミング生成部124では単純に消費電力は2倍となる。しかしながら、本実施の形態の制御パルス生成部24は、1走査期間に入力される間欠クロックは変化せずに、1フレーム期間中の1走査期間の数が増加するだけであるため、消費電力は増加した画素列分のみとなる。つまり、この場合の本実施の形態の制御パルス生成部24の消費電力は、画素列が増加しない場合の1.5倍である。
なお、本実施の形態にかかる間欠クロック生成部23は、基準クロックに基づき動作しているため、基準クロックの周波数の増加に伴い消費電力が増加する。しかしながら、基準クロックに基づき動作する回路は、カウンタ回路40と間欠クロック生成回路42のみであるため、回路規模はきわめて小さい。そのため、基準クロックの周波数の増加に伴う間欠クロック生成部23の消費電力の増加量はきわめて小さい。
従って、本実施の形態にかかる表示制御装置2よれば、間欠クロックを使用することによる制御パルス生成部24の低消費電力化に加え、表示する画素列に応じて増加する消費電力を低減することが可能である。
一方、間欠パルスのタイミングを設定するタイミング設定値及び制御パルスのタイミングを設定する設定値は、外部から変更することが可能である。つまり、液晶パネル3の表示状態に応じた設定値を外部から適宜変更することが可能である。これによって、液晶パネル3の表示状態に応じて最適なクロック状態を設定することで消費電力の削減を適切に行うことが可能である。
なお、上記説明では説明しなかったが、間欠クロック生成部23に入力するタイミング設定値は、連続した基準クロックのカウント値に対して設定しないことが好ましい。連続した基準クロックのカウント値に対してタイミング設定値が設定された場合、間欠クロックと間欠クロックとの間のロウレベル期間がなくなる。このような状態が発生すると、制御パルス生成部24は必要なタイミングを生成できないため、表示データを正しく表示できない問題がある。この問題を回避するために、1走査期間に入力される基準クロックのクロック数を、タイミング設定値の個数の2倍以上とし、タイミング設定値を連続した基準クロックのカウント値に対して設定しないようにする。これらの回避策は、例えば、ファームウェアのようなソフトウェアで行っても良いし、CPU等で生成したタイミング設定値にこのような状況が発生した場合にエラー処理を行うようにしてもよい。また、クロック間隔設定レジスタ21bのレジスタのうち偶数番目のレジスタのみにタイミング設定値を記憶することで、連続した基準クロックのカウント値に対してタイミング設定値が設定されることを防ぐことも可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、制御パルス生成部が生成する制御信号は、上記嫉視の形態の信号に限られたものではなく、システムあるいは液晶パネルに応じて変更することが可能である。
実施の形態1にかかる表示制御装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる間欠クロック生成部の回路図である。 実施の形態1にかかる間欠クロック生成部の動作のタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる表示制御装置の動作のタイミングチャートである。 従来の表示制御装置のブロック図である。 従来の表示制御装置動作を示すタイミングチャートである。 従来の表示制御装置動作を示すタイミングチャートである。 従来の表示制御装置動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 表示制御装置
3 液晶パネル
10 MPU
11 メモリ
12、20 システムインタフェース
21a 制御レジスタ
21b クロック間隔設定レジスタ
21c 制御パルスタイミング設定レジスタ
22 基準クロック生成部
23 間欠クロック生成部
24 制御パルス生成部
25 アドレスデコーダ
26 表示メモリ
27 データ線制御部
28 走査線制御部
29 駆動電圧生成部
40 カウンタ回路
41 OR回路
42 間欠クロック生成回路
A1〜An 比較回路

Claims (9)

  1. 表示パネルを駆動するデータ線制御部と走査線制御部とに制御パルスを出力する制御パルス生成部と、
    基準クロックに同期し、所定期間中において前記制御パルスが変化するタイミングを設定するタイミング設定値に基づいてクロックの間隔が設定される間欠クロックを生成する間欠クロック生成部とを有する表示制御装置。
  2. 前記表示制御装置は、さらに、前記タイミング設定値を記憶する第1の設定レジスタと、前記制御パルスが変化するタイミングと所定期間の間に入力される前記間欠クロックのクロック数との関係を記憶する第2の設定レジスタとを有することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記タイミング設定値は、所定期間の間に入力される前記基準クロックのクロック数と、前記所定期間の間において前記制御パルスが変化するタイミングとの関係を規定する値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記基準クロックは、前記間欠クロックの周波数の2倍以上の周波数を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記第1、第2の設定レジスタは、外部から入力されるデータに基づき記憶する値が変更されることを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御パルスは、複数の制御信号を有し、前記複数の制御信号は、それぞれ前記間欠クロックに基づき信号レベルを変化させることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御装置は、さらに外部から入力されるか、あるいは内部で生成される源クロックを分周して前記基準クロックを生成する基準クロック生成部と
    前記基準クロック生成部の分周比の設定を記憶する制御レジスタとを有する請求項1に記載の表示制御装置。
  8. 前記データ線制御部は、表示パネルにおいて行方向に配列される画素を駆動し、前記走査線制御部は、前記表示パネルにおいて列方向に配列される画素を駆動することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  9. 表示パネルを駆動するデータ線制御部と走査線駆動部とを制御パルスを用いて制御する表示制御装置の制御方法であって、
    基準クロックに同期し、前記制御パルスが変化するタイミングを設定するタイミング設定値に基づいた間隔を有する間欠クロックを生成し、
    前記間欠クロックに基づき前記制御パルスを生成する表示制御装置の制御方法。
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