JP2016069877A - 制振床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】制振装置を用いる場合に、施工性を向上することができる制振床構造を提供する。
【解決手段】取付部材(30)の板状部(31)が、床構造部材(10)の上側を向く面に配置され、ボルト部(32)が、床構造部材(10)のボルト孔(32)を挿通する。制振装置(40)の基部(41)は、床構造部材(10)の下側を向く面に配置され、ボルト部(32)の先端側を貫通させる。ナット(51)が、ボルト部(32)に螺合され、取付部材(30)の板状部(31)と制振装置(40)の基部(41)とにより床構造部材(10)を挟み込ませることで、制振装置(40)を床構造部材(10)に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制振機能を有する床構造に関するものである。
制振機能を有する床構造は、特許文献1〜5に記載されたものが知られている。特許文献1〜3には、床材に板ばね式制振装置を固定することが記載されている。特許文献4,5には、2種の建築用板の間に、制振シート又は制振接着剤を介在させることが記載されている。
特開2010−230031号公報 特開2013−237983号公報 特開2014−118771号公報 実用新案登録第2514282号公報 特開平9−203153号公報
板ばね式制振装置などの制振装置を用いる場合には、制振装置の施工性が問題となる。そのため、施工性を向上することが望まれている。
本発明は、制振装置を用いる場合に、施工性を向上することができる制振床構造を提供することを目的とする。
本発明に係る制振床構造は、床材又は床材に固定される部材であり、上側を向く面から下側を向く面に亘ってボルト孔が形成される床構造部材と、前記床構造部材の前記上側を向く面に配置される板状部、及び、前記板状部から下方へ延びるように前記板状部に一体的に設けられ且つ前記床構造部材の前記ボルト孔に挿通されるボルト部を備える取付部材と、前記床構造部材の前記下側を向く面に配置されると共に前記ボルト部の先端側を貫通させる基部、前記基部に設けられる弾性変形部、及び、前記弾性変形部の振動部位に設けられるマス部を備える制振装置と、前記基部を貫通した前記ボルト部に螺合され、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とにより前記床構造部材を挟み込ませることで、前記制振装置を前記床構造部材に固定するナットとを備える。
一般的に、ボルトを座金に挿通して、ナットを螺合する方法においては、ボルトと座金とが摩擦力が弱いため、ボルトと座金が相対回転することにより、作業者は、ボルト及びナットの一方を回転規制しつつ、他方を回転する。これに対して、上記制振床構造における取付部材は、板状部と、板状部に一体的に設けられるボルト部とを備える。板状部とボルト部とは相対的に回転することはない。従って、板状部が床構造部材の上側を向く面に対して大きな回転規制力を発揮する。作業者は、取付部材を回転規制することなく、ナットを回転することにより、制振装置を床構造部材に固定することができる。
また、ナットは、床構造部材の下側に配置される。同様に、制振装置も、床構造部材の下側に配置される。作業者は、床構造部材の下側にて、制振装置を保持しながらナットを螺合する。つまり、作業者は、取付部材を床構造部材に対して一旦配置した後には、床構造部材の下側のみにて作業をすれば足りる。仮に、ボルトの回転規制をしつつ、ナットの回転を行う必要がある場合には、床構造部材の上側と下側とのそれぞれに、作業者が同時に存在する必要がある。しかし、本発明によれば、作業者は、床構造部材の下側のみにて作業可能であるため、作業性が格段に向上する。
第一実施形態の制振床構造の断面図である。 図1の制振床構造の2−2断面図である。 図1の取付部材の拡大正面図である。 図3Aの取付部材の3B−3B断面図である。 図1の制振装置の正面図である。 図4Aの制振装置の底面図である。 図4Aの制振装置の右側面図である。 第二実施形態の制振床構造の断面図である。 第三実施形態の制振床構造の断面図である。 第四実施形態の制振床構造の断面図である。 図7の制振床構造の8−8断面図である。
<第一実施形態>
第一実施形態の制振床構造1について、図1〜図4Cを参照して説明する。制振床構造1は、図1に示すように、床構造部材としての床材10、フローリング材20、取付部材30、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
床材10は、例えば、木質系材料又はALCである。床材10には、図1に示すように、上側に開口する凹所11、及び、2つのボルト孔12,12が形成される。凹所11は、図2に示すように、例えば、矩形状に形成される。ただし、本実施形態においては、凹所11は、種々の形状とすることができる。凹所11の底面は、平面状に形成される。2つのボルト孔12,12は、図1に示すように、床材10の上側を向く面としての凹所11の底面から床材10の下側を向く面に亘って貫通する。当然ではあるが、2つのボルト孔12,12の開口面積は、凹所11の開口面積より小さい。フローリング材20は、床材10の最上面に載置され、床材10に固定される。
取付部材30は、図1に示すように、制振装置40を床材10に固定するために用いられる。取付部材30は、図3A及び図3Bに示すように、1つの板状部31と、2つのボルト部32,32とを備える。本実施形態においては、1つの板状部31と2つのボルト部32,32とは、別体に形成された後に、一体的に結合される。ただし、板状部31と2つのボルト部32,32とは、一体成形されるようにしてもよい。
板状部31は、図3A及び図3Bに示すように、金属製の板材により形成され、2つの円形の貫通孔31a,31aが形成される。板状部31の外形は、凹所11に収容可能な形状であればどのような形状でもよい。本実施形態においては、板状部31の外形は、凹所11に対応する矩形状とする。
ボルト部32は、頭部32a、嵌合部32b及び雄ねじ部32cを備える。頭部32aは、板状部31の上面から上方に突出する部位である。頭部32aは、板状部31の貫通孔31aより大きな外形を有する。嵌合部32bは、頭部32aの下面に一体に成形され、板状部31の貫通孔31aに嵌合される。雄ねじ部32cは、嵌合部32bの下面から下方に延びるように一体に成形される。雄ねじ部32cは、外周面に雄ねじを有する。従って、2つのボルト部32,32の雄ねじ部32c,32cが板状部31から下方へ延びるように、2つのボルト部32,32は板状部31に一体的に設けられる。
図1に示すように、板状部31は、床材10の凹所11に収容される。板状部31は、凹所11の底面(上側を向く面)に配置される。つまり、板状部31の下面は、凹所11の底面に接している。2つのボルト部32,32は、床材10の2つのボルト孔12,12に挿通される。2つのボルト部32,32の先端側は、床材10の下面から突出する。
制振装置40は、図1に示すように、床材10に固定されることで、床材10の振動を低減する。制振装置40は、板ばね式制振装置を適用する。制振装置40は、図4A〜図4Cに示すように、基部41、弾性変形部42、マス部43及び粘弾性体44を備える。
基部41は、平板状に形成され、2つの貫通孔41a,41aが形成される。基部41は、床材10の下側の面に接して配置される。また、基部41の2つの貫通孔41a,41aは、2つのボルト部32,32の雄ねじ部32c,32cの先端側を貫通させる。
弾性変形部42は、基部41に設けられ、基部41側に対して上下方向への振動部位を有する。本実施形態においては、弾性変形部42は、基部41に一体的に設けられる。また、弾性変形部42は、板ばねにより形成される。弾性変形部42は、基部41と合わせて、平板状の鋼板に対して打ち抜き加工及びプレス加工を施すことにより形成される。
弾性変形部42は、板ばね部42a、一対のリブ部42b,42b、一対のフランジ部42c,42cを備える。板ばね部42aは、基部41に連続的に且つ一体的に設けられる。ただし、板ばね部42aの先端側は、床材10から離れた位置に位置する。板ばね部42aの先端側が、振動部位に相当する。一対のリブ部42b,42bは、板ばね部42aの幅方向の両縁に設けられる。一対のフランジ部42c,42cは、一対のリブ部42b,42bのそれぞれから外側に広がるように設けられる。
マス部43は、弾性変形部42の振動部位のうち、床材10とは反対側に固定される。詳細には、マス部43は、一対のフランジ部42c,42cのうち、板ばね部42aの振動部位側に固定される。
粘弾性体44は、弾性変形部42の振動部位のうち、床材10側に固定される。詳細には、粘弾性体44は、板ばね部42aの振動部位に固定される。粘弾性体44は、マス部43が振動する際に、床材10に常時接触する状態を保つようにしてもよいし、接触状態と離間状態とを交互に繰り返すようにしてもよい。
2つのナット51,51は、基部41を貫通した2つのボルト部32,32の雄ねじ部32c,32cに螺合される。つまり、2つのナット51,51は、取付部材30の板状部31と制振装置40の基部41とにより床材10を挟み込ませることで、制振装置40を床材10に固定する。
制振床構造1の組付方法を説明する。作業者は、床材10に取付部材30を取り付ける。詳細には、作業者は、2つのボルト孔12,12に、2つのボルト部32,32を挿通する。このとき、取付部材30の板状部31が、凹所11に収容される。ここまでの作業は、床材10の上側にて行う。つまり、当該作業は、作業者一人にて行うことができる。
続いて、作業者は、制振装置40を床材10の下側の面に配置する。詳細には、作業者は、制振装置40の基部41の2つの貫通孔41a,41aに2つのボルト部32,32を挿通する。続いて、作業者は、制振装置40を保持しながら、2つのナット51,51を2つのボルト部32,32に螺合する。この作業は、床材10の下側にて行う。当該作業は、作業者一人にて行うことができる。
ここで、一般的に、ボルトを座金に挿通して、ナットを螺合する方法においては、ボルトと座金とが摩擦力が弱いため、ボルトと座金が相対回転することにより、作業者は、ボルト及びナットの一方を回転規制しつつ、他方を回転する。これに対して、本実施形態の制振床構造1における取付部材30は、板状部31と、板状部31に一体的に設けられるボルト部32とを備える。板状部31とボルト部32とは相対的に回転することはない。従って、板状部31が床材10の上側を向く面に対して大きな回転規制力を発揮する。作業者は、取付部材30を回転規制することなく、ナット51を回転することにより、制振装置40を床材10に固定することができる。
また、ナット51は、床材10の下側に配置される。同様に、制振装置40も、床材10の下側に配置される。作業者は、床材10の下側にて、制振装置40を保持しながらナット51を螺合する。つまり、作業者は、取付部材30を床材10に対して一旦配置した後には、床材10の下側のみにて作業をすれば足りる。仮に、ボルト部32の回転規制をしつつ、ナット51の回転を行う必要がある場合には、床材10の上側と下側とのそれぞれに、作業者が同時に存在する必要がある。しかし、本実施形態の制振床構造1によれば、作業者は、床材10の下側のみにて作業可能であるため、作業性が格段に向上する。
また、2つのボルト部32,32が1つの板状部31に一体的に設けられる。2つのボルト部32,32が2つのボルト孔12,12に挿通された状態において、取付部材30は床材10に対して回転規制される。作業者が床材10の下側にて作業する際に、取付部材30を回転規制することなく、取付部材30は床材10に対して自動的に回転規制される。従って、作業者は、床材10の下側からのみにて作業をすることができる。
また、取付部材30の板状部31は、床材10の凹所11に収容されるため、取付部材30が床材10の最上面から突出することはない。従って、床材10の最上面にフローリング材20などの他部材の施工が容易となる。
<第二実施形態>
本実施形態の制振床構造100は、図5を参照して説明する。制振床構造100の構成において、第一実施形態の制振床構造1と同一構成については同一符号を付して説明する。制振床構造100は、床構造部材110、フローリング材20、取付部材30、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
床構造部材110は、第一床材111と、第一床材111の下側に配置される第二床材112と、第一床材111と第二床材112との間に挟まれる制振材113とを備える。制振材113は、ゴムなどの制振シート、又は、制振効果を有する接着剤を適用される。第一床材111及び制振材113は、第一貫通孔111a,113aを備える。第一貫通孔111a,113aは、第一実施形態の床材10の凹所11に相当する。第二床材112は、第一貫通孔111a,113aより小さく、第一実施形態の2つのボルト孔12,12に相当する2つの第二貫通孔112a,112aを備える。
取付部材30の板状部31は、第一貫通孔111a,113aに収容される。取付部材30の2つのボルト部32,32は、2つの第二貫通孔112a,112aを挿通する。取付部材30の板状部31と制振装置40の基部41とは、第二床材112を挟み込み、且つ、第一床材111及び制振材113を挟み込まない。
本実施形態の制振床構造100は、制振装置40による重量床衝撃音に対する抑制効果を有することに加えて、制振材113による軽量床衝撃音に対する抑制効果を有する。
<第三実施形態>
本実施形態の制振床構造200は、図6を参照して説明する。制振床構造200の構成において、第一実施形態の制振床構造1と同一構成については同一符号を付して説明する。制振床構造200は、床材210、流動性材料220、フローリング材20、取付部材30、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
床材210は、第一実施形態の床材10の凹所11を有さず、2つのボルト孔12,12のみを有する。2つのボルト孔12,12は、床材210の最上面から最下面に亘って貫通する。
取付部材30の板状部31は、床材210の最上面に接して配置され、2つのボルト部32,32は、2つのボルト孔12,12に挿通される。板状部31は、床材210の最上面から上方に突出する。
流動性材料220は、本実施形態においては、セメント系材料を適用する。詳細には、流動性材料220は、モルタル、コンクリートなどを適用する。流動性材料220は、流動性を有する状態にて床材210の最上面に施工され、取付部材30の板状部31を埋設する。フローリング材20は、硬化した流動性材料の上面に配置される。床材210が凹所11を有しないとしても、流動性材料220が取付部材30の板状部31を埋設するため、フローリング材20などの他部材の施工が容易となる。
<第四実施形態>
本実施形態の制振床構造300は、図7及び図8を参照して説明する。制振床構造300の構成において、第一実施形態の制振床構造1と同一構成については同一符号を付して説明する。制振床構造300は、床材10、フローリング材20、2つの取付部材330,330、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
取付部材330は、1つの板状部331と、1つのボルト部332とを備える。取付部材330は、第一実施形態の取付部材30を構成する1つの板状部31と1つのボルト部32とにより構成される部分に相当する。板状部331は、非真円形に形成される。詳細には、板状部331は、ボルト部332の中心とした真円形とは異なる形状である。本実施形態においては、板状部331は、矩形状である。さらに、板状部331は、ボルト部332の中心に回転した場合に、凹所11に引っ掛かる形状である。つまり、取付部材330は、凹所11に対して回転規制される。作業者が床材10の下側にて作業する際に、取付部材330を回転規制することなく、取付部材330は床材10に対して自動的に回転規制される。従って、作業者は、床材10の下側からのみにて作業をすることができる。
<第四実施形態の変形態様>
第四実施形態の床材10は、第二実施形態の床構造部材110に置換することができる。この場合、板状部331は、第一貫通孔111a,113aに対して回転規制される。
<その他>
上記実施形態において、制振床構造1,100,200,300は、2つのボルト部32,32及び2つのナット51,51を用いた。この他に、制振床構造は、1つのボルト及び1つのナットを用いるようにしてもよいし、若しくは、3つ以上のボルト部及び3つ以上のナットを用いるようにしてもよい。
上記実施形態においては、板ばね式制振装置は、床構造部材としての床材に固定した。この他に、板ばね式制振装置は、床材に固定される部材(床構造部材)に固定してもよい。例えば、床材に固定される部材は、梁及び根太が含まれる。また、上記実施形態においては、弾性変形部42は、板ばねで形成した。この他に、弾性変形部42は、粘弾性体で形成してもよい。また、基部41と弾性変形部42とは、それぞれ別体で形成してもよい。
1,100,200,300:制振床構造、 10,210:床材(床構造部材)、 11:凹所、 12:ボルト孔、 30,330:取付部材、 31,331:板状部、 32,332:ボルト部、 40:制振装置、 41:基部、 41a:貫通孔、 42:弾性変形部、 43:マス部、 51:ナット、 110:床構造部材、 111:第一床材、 111a,113a:第一貫通孔、 112:第二床材、 112a,112a:第二貫通孔、 113:制振材、 220:流動性材料

Claims (8)

  1. 床材又は床材に固定される部材であり、上側を向く面から下側を向く面に亘ってボルト孔が形成される床構造部材と、
    前記床構造部材の前記上側を向く面に配置される板状部、及び、前記板状部から下方へ延びるように前記板状部に一体的に設けられ且つ前記床構造部材の前記ボルト孔に挿通されるボルト部を備える取付部材と、
    前記床構造部材の前記下側を向く面に配置されると共に前記ボルト部の先端側を貫通させる基部、前記基部に設けられる弾性変形部、及び、前記弾性変形部の振動部位に設けられるマス部を備える制振装置と、
    前記基部を貫通した前記ボルト部に螺合され、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とにより前記床構造部材を挟み込ませることで、前記制振装置を前記床構造部材に固定するナットと、
    を備える、制振床構造。
  2. 前記床構造部材は、上側に開口する凹所を備え、
    前記ボルト孔は、前記上側を向く面としての前記凹所の底面から前記床構造部材の前記下側を向く面に亘って貫通し、
    前記取付部材の前記板状部は、前記凹所に収容される、請求項1に記載の制振床構造。
  3. 前記床構造部材は、第一床材と、前記第一床材の下側に配置される第二床材と、前記第一床材と前記第二床材との間に挟まれる制振材とを備える、請求項1に記載の制振床構造。
  4. 前記第一床材及び前記制振材は、第一貫通孔を備え、
    前記第二床材は、前記第一貫通孔より小さく、前記ボルト孔としての第二貫通孔を備え、
    前記取付部材の前記板状部は、前記第一貫通孔に収容され、
    前記取付部材の前記ボルト部は、前記第二貫通孔を挿通し、
    前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とは、前記第二床材を挟み込み、且つ、前記第一床材及び前記制振材を挟み込まない、請求項3に記載の制振床構造。
  5. 前記制振床構造は、前記床構造部材の前記上側を向く面に配置され、前記取付部材の前記板状部を埋設する流動性材料をさらに備える、請求項1に記載の制振床構造。
  6. 前記流動性材料は、セメント系材料である、請求項5に記載の制振床構造。
  7. 前記ボルト部は、1つの前記板状部に一体的に設けられる複数のボルト部であり、
    前記ナットは、前記複数のボルト部のそれぞれに螺合される複数のナットである、請求項1〜6の何れか一項に記載の制振床構造。
  8. 前記板状部は、非真円形に形成され、
    前記板状部は、前記凹所又は前記第一貫通孔に対して回転規制される、請求項2又は4に記載の制振床構造。
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