JP6417169B2 - 制振床構造 - Google Patents
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Description
上述した本発明に係る制振床構造は、さらに以下の態様を備える。
(第一の態様)
前記床構造部材は、第一床材と、前記第一床材の下側に配置される第二床材と、前記第一床材と前記第二床材との間に挟まれる制振材とを備え、前記第一床材及び前記制振材は、第一貫通孔を備え、前記第二床材は、前記第一貫通孔より小さく、前記ボルト孔としての第二貫通孔を備え、前記取付部材の前記板状部は、前記第一貫通孔に収容され、前記取付部材の前記ボルト部は、前記第二貫通孔を挿通し、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とは、前記第二床材を挟み込み、且つ、前記第一床材及び前記制振材を挟み込まない。
(第二の態様)
前記床構造部材は、第一床材と、前記第一床材の下側に配置される第二床材と、前記第一床材と前記第二床材との間に挟まれる制振材とを備え、前記第一床材及び前記制振材は、第一貫通孔を備え、前記第二床材は、前記第一貫通孔より小さく、前記ボルト孔としての第二貫通孔を備え、前記取付部材の前記板状部は、前記第一貫通孔に収容され、前記取付部材の前記ボルト部は、前記第二貫通孔を挿通し、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とは、前記第二床材を挟み込み、且つ、前記第一床材及び前記制振材を挟み込まず、前記板状部は、非真円形に形成され、前記第一貫通孔に対して回転規制される。
(第三の態様)
前記ボルト部は、1つの前記板状部に一体的に設けられる複数のボルト部であり、前記ナットは、前記複数のボルト部のそれぞれに螺合される複数のナットである。
(第四の態様)
前記床構造部材は、上側に開口する凹所を備え、前記ボルト孔は、前記上側を向く面としての前記凹所の底面から前記床構造部材の前記下側を向く面に亘って貫通し、前記取付部材の前記板状部は、前記凹所に収容され、前記板状部は、非真円形に形成され、前記凹所に対して回転規制される。
第一実施形態の制振床構造1について、図1〜図4Cを参照して説明する。制振床構造1は、図1に示すように、床構造部材としての床材10、フローリング材20、取付部材30、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
本実施形態の制振床構造100は、図5を参照して説明する。制振床構造100の構成において、第一実施形態の制振床構造1と同一構成については同一符号を付して説明する。制振床構造100は、床構造部材110、フローリング材20、取付部材30、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
本実施形態の制振床構造200は、図6を参照して説明する。制振床構造200の構成において、第一実施形態の制振床構造1と同一構成については同一符号を付して説明する。制振床構造200は、床材210、流動性材料220、フローリング材20、取付部材30、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
本実施形態の制振床構造300は、図7及び図8を参照して説明する。制振床構造300の構成において、第一実施形態の制振床構造1と同一構成については同一符号を付して説明する。制振床構造300は、床材10、フローリング材20、2つの取付部材330,330、制振装置40及び2つのナット51,51を備える。
第四実施形態の床材10は、第二実施形態の床構造部材110に置換することができる。この場合、板状部331は、第一貫通孔111a,113aに対して回転規制される。
上記実施形態において、制振床構造1,100,200,300は、2つのボルト部32,32及び2つのナット51,51を用いた。この他に、制振床構造は、1つのボルト及び1つのナットを用いるようにしてもよいし、若しくは、3つ以上のボルト部及び3つ以上のナットを用いるようにしてもよい。
Claims (7)
- 床材又は床材に固定される部材であり、上側を向く面から下側を向く面に亘ってボルト孔が形成される床構造部材と、
前記床構造部材の前記上側を向く面に配置される板状部、及び、前記板状部から下方へ延びるように前記板状部に一体的に設けられ且つ前記床構造部材の前記ボルト孔に挿通されるボルト部を備える取付部材と、
前記床構造部材の前記下側を向く面に配置されると共に前記ボルト部の先端側を貫通させる基部、前記基部に設けられる弾性変形部、及び、前記弾性変形部の振動部位に設けられるマス部を備える制振装置と、
前記基部を貫通した前記ボルト部に螺合され、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とにより前記床構造部材を挟み込ませることで、前記制振装置を前記床構造部材に固定するナットと、
を備え、
前記床構造部材は、第一床材と、前記第一床材の下側に配置される第二床材と、前記第一床材と前記第二床材との間に挟まれる制振材とを備え、
前記第一床材及び前記制振材は、第一貫通孔を備え、
前記第二床材は、前記第一貫通孔より小さく、前記ボルト孔としての第二貫通孔を備え、
前記取付部材の前記板状部は、前記第一貫通孔に収容され、
前記取付部材の前記ボルト部は、前記第二貫通孔を挿通し、
前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とは、前記第二床材を挟み込み、且つ、前記第一床材及び前記制振材を挟み込まない、制振床構造。 - 前記板状部は、非真円形に形成され、前記第一貫通孔に対して回転規制される、請求項1に記載の制振床構造。
- 床材又は床材に固定される部材であり、上側を向く面から下側を向く面に亘ってボルト孔が形成される床構造部材と、
前記床構造部材の前記上側を向く面に配置される板状部、及び、前記板状部から下方へ延びるように前記板状部に一体的に設けられ且つ前記床構造部材の前記ボルト孔に挿通されるボルト部を備える取付部材と、
前記床構造部材の前記下側を向く面に配置されると共に前記ボルト部の先端側を貫通させる基部、前記基部に設けられる弾性変形部、及び、前記弾性変形部の振動部位に設けられるマス部を備える制振装置と、
前記基部を貫通した前記ボルト部に螺合され、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とにより前記床構造部材を挟み込ませることで、前記制振装置を前記床構造部材に固定するナットと、
を備え、
前記ボルト部は、1つの前記板状部に一体的に設けられる複数のボルト部であり、
前記ナットは、前記複数のボルト部のそれぞれに螺合される複数のナットである、制振床構造。 - 前記床構造部材は、上側に開口する凹所を備え、
前記ボルト孔は、前記上側を向く面としての前記凹所の底面から前記床構造部材の前記下側を向く面に亘って貫通し、
前記取付部材の前記板状部は、前記凹所に収容される、請求項3に記載の制振床構造。 - 前記制振床構造は、前記床構造部材の前記上側を向く面に配置され、前記取付部材の前記板状部を埋設する流動性材料をさらに備える、請求項3に記載の制振床構造。
- 前記流動性材料は、セメント系材料である、請求項5に記載の制振床構造。
- 床材又は床材に固定される部材であり、上側を向く面から下側を向く面に亘ってボルト孔が形成される床構造部材と、
前記床構造部材の前記上側を向く面に配置される板状部、及び、前記板状部から下方へ延びるように前記板状部に一体的に設けられ且つ前記床構造部材の前記ボルト孔に挿通されるボルト部を備える取付部材と、
前記床構造部材の前記下側を向く面に配置されると共に前記ボルト部の先端側を貫通させる基部、前記基部に設けられる弾性変形部、及び、前記弾性変形部の振動部位に設けられるマス部を備える制振装置と、
前記基部を貫通した前記ボルト部に螺合され、前記取付部材の前記板状部と前記制振装置の前記基部とにより前記床構造部材を挟み込ませることで、前記制振装置を前記床構造部材に固定するナットと、
を備え、
前記床構造部材は、上側に開口する凹所を備え、
前記ボルト孔は、前記上側を向く面としての前記凹所の底面から前記床構造部材の前記下側を向く面に亘って貫通し、
前記取付部材の前記板状部は、前記凹所に収容され、
前記板状部は、非真円形に形成され、前記凹所に対して回転規制される、制振床構造。
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